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笼岛 みどり
2017年05月27日
春の切花としてすっかり人気の 「ラナンキュラス」。
たっぷりの花びらが重なり、丸くころんとしたお花はなんとも可愛らしいです。
これは長い時間をかけて改良されてきたもの。
原種のラナンキュラスは主に黄色で、意外にもあっさりとした一重だったそうです。
ガーデン用の鉢花で、原種に近いかたちを見ることができるものがあります。
グランドカバーになる、ガーデン系のラナンキュラスたち
切花品種の元になったのは、Ranunculus. asiaticus(ラナンキュラス・アシアティクス)。
和名では「ハナキンポウゲ」と呼ばれるもの。一方、近いけれど別種に、Ranunculus. repens (ラナンキュラス・レペンス)、 「ハイキンポウゲ」という種があります。
ガーデン用の苗ものなどの原種系ラナンキュラスは、こちらを改良したものです。
こちらが ラナンキュラス・レペンス ”ゴールドカップ” 。
切花のふりふりとしたラナンキュラスとは、ちょっと雰囲気が違いますね。風に揺れる姿は繊細で素敵。
八重咲きの ラナンキュラス・レペンス ”ゴールドコイン” 。
こちらは見慣れたラナンキュラスに近い八重咲き。ひとつひとつの花は小さく、まさにゴールドコインです。
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