文章
玲儿
2017年09月18日
プリムラ・オブコニカの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が弱いので、鉢植え向きです。通年、半日陰で管理します。春から秋は屋外で管理することもできますが、冬は室内に取り込んで5℃以上を保ちましょう。灰色かび病などが発生しやすくなるので、通年、雨に当てないようにしてください。
水やり
用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。
肥料
10月から4月に、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるためには、たくさんの養分が必要です。12月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、スリップス、ハダニ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
花がかすれたように傷ついたら、スリップスが発生している可能性があります。特に、花に集まるので花芽を切り取って廃棄し、薬剤で防除しましょう。
葉の緑色が薄くなったら、ハダニが発生している可能性があります。薬剤で防除するのが確実ですが、ときどき葉裏に水をかけると、徐々に数が減って被害もなくなります。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1芽ずつに分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
鉢増し:11月から5月に一回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が弱いので、鉢植え向きです。通年、半日陰で管理します。春から秋は屋外で管理することもできますが、冬は室内に取り込んで5℃以上を保ちましょう。灰色かび病などが発生しやすくなるので、通年、雨に当てないようにしてください。
水やり
用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。
肥料
10月から4月に、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるためには、たくさんの養分が必要です。12月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、スリップス、ハダニ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
花がかすれたように傷ついたら、スリップスが発生している可能性があります。特に、花に集まるので花芽を切り取って廃棄し、薬剤で防除しましょう。
葉の緑色が薄くなったら、ハダニが発生している可能性があります。薬剤で防除するのが確実ですが、ときどき葉裏に水をかけると、徐々に数が減って被害もなくなります。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1芽ずつに分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
鉢増し:11月から5月に一回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。
0
0
文章
玲儿
2017年09月18日
プリムラ・シネンシスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、樹木の下や、東向きか北向きで雨を避けられる軒下などの半日陰に植えつけましょう。強く凍らせると株が傷むので、北風を避けたうえで、厳寒期はビニールで覆うなどの防寒をしてもよいですが、過湿になると灰色かび病が発生するので、密閉せず、こまめな換気が必要です。
鉢植えは、東向きか北向きの、雨を避けられる軒下などの半日陰に置きます。強く凍らせると株が傷むので、厳寒期は明るい室内に取り込んで防寒しましょう。
水やり
庭植えでは、特に水やりは必要ありません。
鉢植えは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植えは、10月から11月と3月から4月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。
鉢植えは、10月から11月と2月から5月に、液体肥料(N-P-K=6-10-5)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
10月から7月の間、低温や多湿で灰色かび病が多発します。風通しをよくし、株元の枯れ葉をこまめに取り除くことと、肥料切れさせないように追肥を忘れないことが予防になります。
害虫:アブラムシ
10月から11月と2月から5月にアブラムシが発生します。見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると、発生を軽減できます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など水はけのよい土を好みます。元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
花後は、2年に1回程度、植え替えると生育がよくなります。ただし、古株になると枯死しやすいので、タネまきして新しい株を育てることをおすすめします。
6月から7月にタネをまき、9月ごろ、本葉3~4枚のときに2.5号鉢に鉢上げします。その後、11月ごろに4号程度の鉢に鉢増しして、春に開花させます。植え替えの際は、根を切らないように注意しましょう。
ふやし方
タネまき:6月から7月が適期です。発芽に光が必要な好光性種子のため、覆土は不要です。タネまき後から9月下旬までは必ず半日陰に置きましょう。
主な作業
枯れ葉取り:2月から7月の間、枯れ葉を放置しておくと灰色かび病が多発します。こまめに取り除いて予防しましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、樹木の下や、東向きか北向きで雨を避けられる軒下などの半日陰に植えつけましょう。強く凍らせると株が傷むので、北風を避けたうえで、厳寒期はビニールで覆うなどの防寒をしてもよいですが、過湿になると灰色かび病が発生するので、密閉せず、こまめな換気が必要です。
鉢植えは、東向きか北向きの、雨を避けられる軒下などの半日陰に置きます。強く凍らせると株が傷むので、厳寒期は明るい室内に取り込んで防寒しましょう。
水やり
庭植えでは、特に水やりは必要ありません。
鉢植えは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植えは、10月から11月と3月から4月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。
鉢植えは、10月から11月と2月から5月に、液体肥料(N-P-K=6-10-5)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
10月から7月の間、低温や多湿で灰色かび病が多発します。風通しをよくし、株元の枯れ葉をこまめに取り除くことと、肥料切れさせないように追肥を忘れないことが予防になります。
害虫:アブラムシ
10月から11月と2月から5月にアブラムシが発生します。見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると、発生を軽減できます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など水はけのよい土を好みます。元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
花後は、2年に1回程度、植え替えると生育がよくなります。ただし、古株になると枯死しやすいので、タネまきして新しい株を育てることをおすすめします。
6月から7月にタネをまき、9月ごろ、本葉3~4枚のときに2.5号鉢に鉢上げします。その後、11月ごろに4号程度の鉢に鉢増しして、春に開花させます。植え替えの際は、根を切らないように注意しましょう。
ふやし方
タネまき:6月から7月が適期です。発芽に光が必要な好光性種子のため、覆土は不要です。タネまき後から9月下旬までは必ず半日陰に置きましょう。
主な作業
枯れ葉取り:2月から7月の間、枯れ葉を放置しておくと灰色かび病が多発します。こまめに取り除いて予防しましょう。
0
0
文章
玲儿
2017年09月18日
プリムラ・ポリアンサ、プリムラ・ジュリアンの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。11月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1~3芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。植えつけ後は1~2週間ほど日陰に置き、新葉が伸び始めたら日なたへ移動させます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の9月から10月に、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1~3芽に分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。
鉢増し:11月から5月に2回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。厳寒期に鉢増しした場合は、霜で株が持ち上げられることがあるので、見つけしだい、手で押さえて植え直しておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。11月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1~3芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。植えつけ後は1~2週間ほど日陰に置き、新葉が伸び始めたら日なたへ移動させます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の9月から10月に、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1~3芽に分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。
鉢増し:11月から5月に2回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。厳寒期に鉢増しした場合は、霜で株が持ち上げられることがあるので、見つけしだい、手で押さえて植え直しておきましょう。
0
0
文章
玲儿
2017年09月18日
プリムラ・マラコイデスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸ごろまでは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。大輪品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように防寒します。小輪品種は凍ると葉が白く枯れますが、寒風に当てなければ戸外で冬越しできます。凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理しますが、室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合、小輪品種は戸外で冬越しできるので、秋に南向きの日だまりのような場所に植えつけます。大輪品種は庭植えには向きません。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。1月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の6月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに手で取り除いたり、薬剤で防除したりしておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい、捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年秋に新しく植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月もしくは9月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、1月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
タネとり:4月から5月に行います。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸ごろまでは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。大輪品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように防寒します。小輪品種は凍ると葉が白く枯れますが、寒風に当てなければ戸外で冬越しできます。凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理しますが、室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合、小輪品種は戸外で冬越しできるので、秋に南向きの日だまりのような場所に植えつけます。大輪品種は庭植えには向きません。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。1月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の6月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに手で取り除いたり、薬剤で防除したりしておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい、捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年秋に新しく植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月もしくは9月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、1月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
タネとり:4月から5月に行います。
0
0
文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
プリムラ属は500種以上からなる非常に種類の多い属です。
プリムラ・ジュリアンは、プリムラ・ポリアンサと小型種の原種プリムラ・ジュリエを交配したもので草丈は15センチほどになります。ポリアンサに比べて花が3~4センチと小さく、円形にびっしりと花をつけます。花色は複色、赤、黄、桃、白、青等多彩で花形は通常一重で平面的ですが、つぼみがバラのようになる変わり咲きのタイプがあります。耐寒性はポリアンサよりも高く、小さな鉢や寄せ植えにして楽しめます。また霜が降りることが少ない暖かい地域では戸外で栽培する事もできます。本来は多年草ですが暑さに弱いため一年草として扱われることが多いです。
プリムラ・ジュリアンの花言葉
プリムラ・ジュリアンの花言葉は「青春の喜びと悲しみ」「青春の恋」「若き日の躍動と輝き」
「青春の喜びと悲しみ」や「青春の恋」「若き日の躍動と輝き」という花言葉はプリムラが一年の最初に咲く花という名前の由来にあるように、まだ冬の寒いころに咲きだし、暑さには弱い性質のため夏を待ちながらそれにあわずに死んでしまうことに由来する、といわれます。色別ではプリムラ・ジュリアンの赤花が「美の秘密」、寒さの中でも鮮やかな赤い花を咲かせる姿にちなんで「後援のない功績」、紫花が「信頼」という花言葉があります。
プリムラ・ジュリアンの基本情報科・属サクラソウ科サクラソウ属英名Primrose学名Primula juliae cv原産地中国、ヨーロッパ出回り時期12月~1月育てやすさ★★★☆☆
プリムラ・ジュリアンの種類・品種
近年、プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアンのかけ合わせが繰り返され、プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアンを分けるとすれば花の大きさだけで、非常に区別がつきにくくなっています。一重咲きのほか、八重咲き、フリル咲き、バラ咲き品種があります。 花径3センチほどのジュリアーノシリーズ、花弁が波状になるレインボー’シリーズなどが代表種です。
プリムラ・ジュリアンの育て方用土
プリムラ・ジュリアンは、水はけと水持ちの良い有機物の多い用土を好みます。
花壇植えの場合は植え付け前に堆肥と元肥を混ぜておきましょう。鉢で栽培する場合は赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2の割合で配合し、化成肥料を混ぜ込みましょう。
種まき
種まき用土に重ならないように種をまきます。
発芽には光が必要なので覆土は薄くするか、かけなくても問題ありません。種をまいた後、高温になりすぎないようできるだけ涼しい場所で管理し、ある程度大きくなってきた9月~10月に鉢上げします。
苗の選び方
プリムラ・ジュリアンの苗の選び方は、葉の緑色が濃く、葉の枚数が多いもので全体が間延びしていないものを選びます。つぼみの多いもので草姿のバランスの良いものを選びましょう。
植え付け
鉢植えにして日当たりのよい室内の窓辺に置くか、霜が降りることが少ない暖かい地域では戸外でも栽培できます。室内で栽培する場合は暖房の風があたらないように注意しましょう。
水やり
プリムラ・ジュリアンは開花中の水切れには弱いので、しおれるほど乾かさないように注意しましょう。
鉢の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりをしましょう。戸外で栽培する場合は水やりは晴れた日の午前中に行いましょう。
追肥
花を次々とつけさせるには肥料が必要です。化成肥料を株元に月に1回置き肥し、開花中は液体肥料を薄めて1週間に1回程度施します。夏場は不要です。
病害虫
病気は低温多湿になると灰色かび病が発生します。
花がらをこまめに取り除き、株元の蒸れを防ぐため葉が込み過ぎないように注意しましょう。害虫はヨトウムシやナメクジ、アブラムシが発生します。ヨトウムシやナメクジは夜行性なので被害を確認したら夜間に捕殺しましょう。アブラムシは薬剤で防除します。
灰色かび病
ボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。気温が度前半で雨が続くと発生しやすくなります。日当たりや風通しをよくすることが大切です。
ヨトウムシ
ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。
ハスモンヨトウ、シトシタヨトウなどの種類も含めヨトウムシと呼ばれてます。昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。一度に大量に産卵します。葉裏に大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をしましょう。こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。見つけたら捕殺しましょう。
ナメクジ
ナメクジは植物の葉やつぼみ、花びら、野菜の新芽などを食べます。大量に発生すると茎だけ残して葉を全て食べられてしまったり、葉が一部食べられて穴が開いても生長不良に繋がります。土の中にいることが多いため、植え替え時に点検したり、雨上がりにチェックすると比較的見つけやすいです。
アブラムシ
アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。
新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。
プリムラ・ジュリアンの育て方 まとめ
・開花中はできるだけ日光に当てるのがポイントです。光量が足りないと花色が薄くなったり株が軟弱になってしまいます。
・咲き終わった花がらや枯れた葉はこまめにとりましょう。種をつけると株が衰えてしまいますし、傷んだ花が葉にくっついて病気の元になります。
・水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと!乾かしすぎないように注意しましょう。
・寒さには強く、凍らなければ屋外で楽しめます。
プリムラ・ジュリアンのその他色々プリムラ・ジュリアンの夏越し方法
環境が良ければ夏越しさせることが出来ます。寒さには比較的強いプリムラ・ジュリアンですが、暑さには弱いので夏場は風通しが良い半日陰の場所に移します。
植え替えは夏前に古い用土を3分の1ほど落として古く黒くなった根をとり、新しい土に植え替えておきます。うまく夏越しが出来たら秋の涼しくなったころに再び日当たりのよい場所へ移動させ鉢土の表面が乾かないように水やりをします。
プリムラ・ジュリアンの楽しみ方
花屋さんでは鉢花として出回ることが多いので冬から早春に窓辺を彩る鉢花として楽しむことが出来ます。
できるだけ窓辺の日当たりのよい場所に置き、暖房のきいた部屋ではなく夜間に凍らない程度の低い温度が適当です。暖房の効いた部屋しか置き場所がない場合は、窓際など暖房の影響を受けにくい場所に置いて育てましょう。暖地では戸外で栽培できますので、初冬から春にかけて華やかに花壇を彩ります。
プリムラ・ジュリアンの殖やし方
プリムラ・ジュリアンは種まきだけでなく、夏越しに成功した株は株分けで増やすことが出来ます。鉢から株を抜いて周りの古い土を落とし、株元をしっかりと持って手で分けます。あまり細かく分けずに芽が3~4つほど付いているか確認して行い、新しい土に植え付けます。株分けの適期は9月~10月です。
他の育て方の記事はこちら。LOVEGREEN育て方記事一覧
花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
0
0