成长记
ChiaJu
2018年04月19日
這棵似乎是志強藍寶石/紫式部,蝴蝶蘭少有藍紫色系,所以比較容易記得。
學名:Phalaenopsis Tzu Chiang Sapphire(Phal. Tzu Chiang Sapphire、Dtps. Tzu Chiang Sapphire)
英名:Tzu Chiang Sapphire Phalaenopsis
學名:Phalaenopsis Tzu Chiang Sapphire(Phal. Tzu Chiang Sapphire、Dtps. Tzu Chiang Sapphire)
英名:Tzu Chiang Sapphire Phalaenopsis
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文章
玲儿
2017年09月25日
スイートバイオレット(ニオイスミレ)の基本情報
学名:Viola odorata 英名:sweet violet
和名:ニオイスミレ
科名 / 属名:スミレ科 / スミレ属
特徴
スイートバイオレットは、冬の花壇に欠かせないパンジーやビオラと同じ、スミレ属の多年草です。冬から早春にかけて2cmほどの香りのよい花をひそやかに咲かせて、花が少ない季節を彩ります。この開放花もタネをつけますが、気温が高くなる5月になると、葉の陰で小さな閉鎖花をつけて自家受粉したタネをつくります。どちらのこぼれダネも発芽してよくふえますが、花後に株元から伸びるランナー(ほふく茎)でも、横に広がります。
日本は国土の狭さのわりに数多くのスミレ属を産することで知られますが、スイートバイオレットはヨーロッパから西アジアが原産です。紀元前320年ごろにはすでにギリシャなどで栽培され、アテネを象徴する花となっていました。イギリスではチューダー朝のころにはさまざまな色の品種が庭園で栽培されるようになり、19世紀以降、愛好家がふえるにつれて育種への取り組みが盛んに行われました。2回の世界大戦により多くの品種が失われましたが、いくつもの栽培品種が現存しています。
花を溶剤抽出した香料は甘いフローラルな香りで、以前はフローラルブーケ調の香水などによく使われていました。安価な合成香料が発明されたため、現在では、香料用にスイートバイオレットを栽培することは少なくなりました。他方、葉を溶剤抽出した香料は青臭い香りで、高級な香水の材料になるため、今もエジプトで少量生産されています。
市販のスミレの花の砂糖がけのようにエディブルフラワーとして利用したり、薬用で内服したりしますが、大量に摂取することは避けましょう。また、タネや根茎には神経毒性のビオリンなどが含まれるといわれ、注意が必要です。
「八重咲きニオイスミレ」という名で流通するパルマスミレは、現在はニオイスミレ(スイートバイオレット)とは別の種とされます。耐寒性が弱いのですが、花の香りが強くて甘い点が好まれます。
種類(原種、園芸品種)
パルマスミレ
Viola suavis
八重咲きニオイスミレの名前でも流通するものもあるが、ニオイスミレとは別種。花の香りが甘くて強い。耐寒性は弱い。
パルマスミレ‘パルム・ド・トゥールーズ’
Viola suavis ‘Parme de Toulouse’
花色(紫系)に濃淡の幅がある。よく流通しているパルマスミレの一つ。芳香が強い。
学名:Viola odorata 英名:sweet violet
和名:ニオイスミレ
科名 / 属名:スミレ科 / スミレ属
特徴
スイートバイオレットは、冬の花壇に欠かせないパンジーやビオラと同じ、スミレ属の多年草です。冬から早春にかけて2cmほどの香りのよい花をひそやかに咲かせて、花が少ない季節を彩ります。この開放花もタネをつけますが、気温が高くなる5月になると、葉の陰で小さな閉鎖花をつけて自家受粉したタネをつくります。どちらのこぼれダネも発芽してよくふえますが、花後に株元から伸びるランナー(ほふく茎)でも、横に広がります。
日本は国土の狭さのわりに数多くのスミレ属を産することで知られますが、スイートバイオレットはヨーロッパから西アジアが原産です。紀元前320年ごろにはすでにギリシャなどで栽培され、アテネを象徴する花となっていました。イギリスではチューダー朝のころにはさまざまな色の品種が庭園で栽培されるようになり、19世紀以降、愛好家がふえるにつれて育種への取り組みが盛んに行われました。2回の世界大戦により多くの品種が失われましたが、いくつもの栽培品種が現存しています。
花を溶剤抽出した香料は甘いフローラルな香りで、以前はフローラルブーケ調の香水などによく使われていました。安価な合成香料が発明されたため、現在では、香料用にスイートバイオレットを栽培することは少なくなりました。他方、葉を溶剤抽出した香料は青臭い香りで、高級な香水の材料になるため、今もエジプトで少量生産されています。
市販のスミレの花の砂糖がけのようにエディブルフラワーとして利用したり、薬用で内服したりしますが、大量に摂取することは避けましょう。また、タネや根茎には神経毒性のビオリンなどが含まれるといわれ、注意が必要です。
「八重咲きニオイスミレ」という名で流通するパルマスミレは、現在はニオイスミレ(スイートバイオレット)とは別の種とされます。耐寒性が弱いのですが、花の香りが強くて甘い点が好まれます。
種類(原種、園芸品種)
パルマスミレ
Viola suavis
八重咲きニオイスミレの名前でも流通するものもあるが、ニオイスミレとは別種。花の香りが甘くて強い。耐寒性は弱い。
パルマスミレ‘パルム・ド・トゥールーズ’
Viola suavis ‘Parme de Toulouse’
花色(紫系)に濃淡の幅がある。よく流通しているパルマスミレの一つ。芳香が強い。
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文章
玲儿
2017年09月21日
ローマンカモミールの基本情報
学名:Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis)
和名:ローマカミツレ 英名:chamomile、Roman chamomile その他の名前:カモミール、カモマイル、ローマンカモマイル、イングリッシュカモミール、ペレニアルカモミール、ローンカモミール
科名 / 属名:キク科 / ローマカミツレ属(カマエメルム属)
特徴
ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り上がることはありません。花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。
「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。
ハーブのなかでも最もよく知られたものの一つで、古くから薬草として用いられた歴史があります。ティーはジャーマンカモミールより幾分苦みがあり、成分にも違いがありますが、イギリスではジャーマンカモミールの代わりに使われます。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は使用を避けましょう。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。
キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。
カモミールと呼ばれるハーブには、ほかにコシカギク属(シカギク属、Matricaria)で一年草のジャーマンカモミール、カミツレモドキ属(Anthemis)の多年草で染色に用いるダイヤーズカモミールなどがあります。ローマンカモミールも、以前はカミツレモドキ属に分類されていました。
ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、外見だけでなく用途もたいへんよく似ているため、歴史的に混同されてきました。ゲルマン民族の人々はジャーマンカモミールを、英語圏の人々はローマンカモミールを、本当のカモミールだと考えてきました。一説では、ローマンカモミールこそが本当のカモミールであるといわれます。それは、最初にこの2つの植物を分類し命名したスウェーデンの植物学者リンネが、「chamomileと一般に呼ばれる植物(ローマンカモミール)によく似ていることから、ジャーマンカモミールに、Matricaria chamomillaという学名をつけた」とも伝えられているからです。
<ローマンカモミールの利用法>
飲食用:花/ハーブティー
香料用:精油/アロマテラピー 花/入浴剤、ポプリ、化粧品、芳香剤 茎や葉/入浴剤
クラフト用:押し花、ポプリ
園芸用:グラウンドカバー、香りのベンチ、コンパニオンプランツ
薬用:精油/吸入剤
種類(原種、園芸品種)
ダブルフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Flore Pleno’
ローマンカモミールの変種で、八重咲き。乾燥した花の姿がかわいらしく、一重の基本種より香りが甘いことからハーブティーに多用される。フランスで好まれている。
ノンフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Treneague’
1932年に、ロンドンのバッキンガム宮殿にある「カモミールの芝生」から生じたといわれる。花を咲かせず草丈が伸びないので、刈り込む手間がかからず、カモミールの芝生に適した栽培品種。草丈は10cm程度で香りが強い。成長は遅い。花を咲かせるのが目的ではないので、日陰での栽培も可能。
学名:Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis)
和名:ローマカミツレ 英名:chamomile、Roman chamomile その他の名前:カモミール、カモマイル、ローマンカモマイル、イングリッシュカモミール、ペレニアルカモミール、ローンカモミール
科名 / 属名:キク科 / ローマカミツレ属(カマエメルム属)
特徴
ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り上がることはありません。花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。
「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。
ハーブのなかでも最もよく知られたものの一つで、古くから薬草として用いられた歴史があります。ティーはジャーマンカモミールより幾分苦みがあり、成分にも違いがありますが、イギリスではジャーマンカモミールの代わりに使われます。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は使用を避けましょう。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。
キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。
カモミールと呼ばれるハーブには、ほかにコシカギク属(シカギク属、Matricaria)で一年草のジャーマンカモミール、カミツレモドキ属(Anthemis)の多年草で染色に用いるダイヤーズカモミールなどがあります。ローマンカモミールも、以前はカミツレモドキ属に分類されていました。
ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、外見だけでなく用途もたいへんよく似ているため、歴史的に混同されてきました。ゲルマン民族の人々はジャーマンカモミールを、英語圏の人々はローマンカモミールを、本当のカモミールだと考えてきました。一説では、ローマンカモミールこそが本当のカモミールであるといわれます。それは、最初にこの2つの植物を分類し命名したスウェーデンの植物学者リンネが、「chamomileと一般に呼ばれる植物(ローマンカモミール)によく似ていることから、ジャーマンカモミールに、Matricaria chamomillaという学名をつけた」とも伝えられているからです。
<ローマンカモミールの利用法>
飲食用:花/ハーブティー
香料用:精油/アロマテラピー 花/入浴剤、ポプリ、化粧品、芳香剤 茎や葉/入浴剤
クラフト用:押し花、ポプリ
園芸用:グラウンドカバー、香りのベンチ、コンパニオンプランツ
薬用:精油/吸入剤
種類(原種、園芸品種)
ダブルフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Flore Pleno’
ローマンカモミールの変種で、八重咲き。乾燥した花の姿がかわいらしく、一重の基本種より香りが甘いことからハーブティーに多用される。フランスで好まれている。
ノンフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Treneague’
1932年に、ロンドンのバッキンガム宮殿にある「カモミールの芝生」から生じたといわれる。花を咲かせず草丈が伸びないので、刈り込む手間がかからず、カモミールの芝生に適した栽培品種。草丈は10cm程度で香りが強い。成長は遅い。花を咲かせるのが目的ではないので、日陰での栽培も可能。
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文章
玲儿
2017年08月10日
チャイブの基本情報
学名:Allium schoenoprasum 英名:chives
その他の名前:チャイブス、セイヨウアサツキ、シブレット
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / ネギ属
特徴
チャイブはネギの仲間(Allium属)で、中空の細長い葉にマイルドなネギの風味があり、和洋中いずれの料理にも利用できる便利なハーブです。特に卵やジャガイモ料理と相性がよいことで知られ、カロテンの豊富な緑黄色野菜として、西洋料理でよく使われています。
例えば、ヴィシソワーズというジャガイモの冷製ポタージュには、刻んだチャイブが欠かせません。また、フランス料理では、フィーヌ・ゼルブ(英語でfines herbs)と呼ばれるハーブのブレンドに、パセリ、フレンチタラゴン、チャービルとともに加えられ、繊細な香りが春夏の料理に洗練された風味を加えます。フィーヌ・ゼルブは、家庭でもオムレツやマヨネーズなどに混ぜて手軽に使えます。花茎の先端に球状に集まって咲くピンク色の小花も、サラダの仕上げに散らすと彩りと香りを添えることができます。
成長が旺盛で、春から秋の生育期間中に茎を4~5cm残して収穫すると、2週間ほどで再生します。繰り返し収穫し続けると開花しないので、葉を収穫する株と花を収穫する株は別にするとよいでしょう。
直径3cmほどのポンポンのようなかわいらしい花は、花壇の縁取りにも向いています。
日本原産で古くから薬味として利用されているアサツキは、チャイブの変種(A. schoenoprasum var. foliosum)とされています。アサツキは夏に休眠しますが、チャイブは冬を除いて夏の間も収穫できます。
<チャイブの利用法>
飲食用:サラダ、卵料理、魚料理の香りづけ、スープの浮き実、ハーブバターなど
クラフト用:ドライフラワー
園芸用:花壇の縁取り
※ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘ポリビット’
Allium schoenoprasum ‘Polyvit’
収穫量に優れた、育ちの速い品種。
アサツキ
Allium schoenoprasum var. foliosum
日本に自生するチャイブの変種の一つ。白花を咲かせる品種もある。
ジャイアントチャイブス
Allium schoenoprasum var. sibricum
シベリアンチャイブスとも呼ばれ、ガーリックに似た強い香りがある。
学名:Allium schoenoprasum 英名:chives
その他の名前:チャイブス、セイヨウアサツキ、シブレット
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / ネギ属
特徴
チャイブはネギの仲間(Allium属)で、中空の細長い葉にマイルドなネギの風味があり、和洋中いずれの料理にも利用できる便利なハーブです。特に卵やジャガイモ料理と相性がよいことで知られ、カロテンの豊富な緑黄色野菜として、西洋料理でよく使われています。
例えば、ヴィシソワーズというジャガイモの冷製ポタージュには、刻んだチャイブが欠かせません。また、フランス料理では、フィーヌ・ゼルブ(英語でfines herbs)と呼ばれるハーブのブレンドに、パセリ、フレンチタラゴン、チャービルとともに加えられ、繊細な香りが春夏の料理に洗練された風味を加えます。フィーヌ・ゼルブは、家庭でもオムレツやマヨネーズなどに混ぜて手軽に使えます。花茎の先端に球状に集まって咲くピンク色の小花も、サラダの仕上げに散らすと彩りと香りを添えることができます。
成長が旺盛で、春から秋の生育期間中に茎を4~5cm残して収穫すると、2週間ほどで再生します。繰り返し収穫し続けると開花しないので、葉を収穫する株と花を収穫する株は別にするとよいでしょう。
直径3cmほどのポンポンのようなかわいらしい花は、花壇の縁取りにも向いています。
日本原産で古くから薬味として利用されているアサツキは、チャイブの変種(A. schoenoprasum var. foliosum)とされています。アサツキは夏に休眠しますが、チャイブは冬を除いて夏の間も収穫できます。
<チャイブの利用法>
飲食用:サラダ、卵料理、魚料理の香りづけ、スープの浮き実、ハーブバターなど
クラフト用:ドライフラワー
園芸用:花壇の縁取り
※ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘ポリビット’
Allium schoenoprasum ‘Polyvit’
収穫量に優れた、育ちの速い品種。
アサツキ
Allium schoenoprasum var. foliosum
日本に自生するチャイブの変種の一つ。白花を咲かせる品種もある。
ジャイアントチャイブス
Allium schoenoprasum var. sibricum
シベリアンチャイブスとも呼ばれ、ガーリックに似た強い香りがある。
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文章
笼岛 みどり
2017年05月23日
10月7日の誕生花
10月7日の誕生花は、「#キンモクセイ(金木犀) 」です。
キンモクセイ(金木犀)について科・属 モクセイ科モクセイ属和名 金木犀(キンモクセイ)英名 Fragrant olive学名 Tricyrtis spp.原産地 中国開花時期 9月~10月キンモクセイ(金木犀)の花名の由来
樹皮の模様がサイ(犀)の皮に似ていること、黄色から「金」で金木犀と名づけられました。
キンモクセイ(金木犀)の花言葉と由来
キンモクセイ(金木犀)の花言葉は、「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」。
その香りの素晴らしさに比べて、花が控えめなことから「謙虚」「謙遜」という花言葉がつきました。
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文章
笼岛 みどり
2017年03月13日
梅(ウメ)の花言葉
梅(ウメ)の花言葉は 「不屈の精神」「高潔」
梅(ウメ)について
科・属
バラ科サクラ属
和名
梅(ウメ)
英名
Japanese apricot, Plum blossom
学名
Prunus mume
原産地
中国
開花時期
1月~3月
花名の由来
花名の「梅(ウメ)」の語源は諸説ありますが、中国語の「梅(メイ)」が転訛したとする説、薬用として燻製にした実が「烏梅(ウメイ)」として転訛したとする説、花の美しさからより「愛目(ウメ)」が転じたという説などがあります。
梅(ウメ)の花言葉と由来
梅(ウメ)の花言葉は、「高潔」「潔白」「忠実」「忍耐」「高潔な心」「澄んだ心」「気品(白梅)」。
花言葉の「忠実」は、争いに敗れ大宰府へ左遷された平安時代の貴族 菅原道真のあとを追って空を飛んだといわれる、ウメの伝説に由来しているようです。白梅の花言葉の「気品」は、華やかな紅梅に対し、凜として上品な白梅のその花姿にちなんでいます。
梅の豆知識
6月~7月中旬の雨を指す「梅雨」。なぜ「梅」という漢字が使われるか気になったことはありませんか?
梅雨の語源には諸説ありますが、「梅の実が熟した頃に降る雨」という意味で、中国の長江流域では「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説があります。また「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味から「黴雨(ばいう)」と呼んでいたものが、カビでは語感が良くないことから同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説もあります。
「梅雨」は江戸時代から日本に伝わり「梅雨(つゆ)」と呼ばれるようになりますが、その由来もいくつかあり「露」から連想されたというものや、梅の実が熟しつぶれる時期なので「潰ゆ」と関連させたという説があります。
梅にまつわることわざ・言い伝え
塩梅
塩梅とは、本来は塩と梅酢のことをいいます。昔は、酸味と塩味で料理の味を引き立てる「梅酢」が調味料として使われてそれが味付けの基本であることから、料理の味を調えること、またその味や塩加減の意味となり、今では、とても具合のよいことを「いい塩梅」といい、幅広く使われるようになっています。
梅干しは三毒を断つ
三毒とは「食の毒」「血の毒」「水の毒」の3つを意味します。「食の毒」は、暴飲暴食や不規則な食事など、食生活により体内のバランスが乱れた状態のことで、梅干しのもつ殺菌作用や解毒作用などにより、それらを断ち切ることが可能です。
「血の毒」とは、血液の代謝が良くないことが原因でできる毒で、梅に含まれるクエン酸の働きなどによって断ち切ることができます。
「水の毒」は体内の水分汚れのことで、梅干しの抗菌作用などで改善することができると言われています。
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