文章
玲儿
2017年07月12日
ドラゴンフルーツの基本情報
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
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玲儿
2017年07月09日
シャコバサボテンの基本情報
学名:Schlumbergera(Zygocactus)
和名:シャコバサボテン その他の名前:クリスマスカクタス、デンマークカクタス、カニバサボテン
科名 / 属名:サボテン科 / カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)
特徴
シュルムベルゲラ属の植物は、ブラジル南東部に6種が知られています。サボテンの仲間ですが、いずれも霧の多い森林の樹上に自生しています。日本で一般に出回っているのは、リオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテン(シュルムベルゲラ・トルンカタSchlumbergera truncata)と、カニバサボテン(S・ルッセリアナ S. russeliana)のほか、クリスマスカクタス(シュルムベルゲラ・バックリー S. × buckleyi)など、両種を中心とした交雑種です。
シャコバサボテン、およびシャコバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は11月から12月に開花します。茎節(けいせつ:扁平になった茎。葉の機能をもつ)の突起がとがっているのが特徴です。カニバサボテン、およびカニバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は1月から3月に開花する遅咲きです。茎節の突起が丸くなっています。シャコバサボテンとカニバサボテンの中間的な特徴を備えている交雑種もふえています。
シャコバサボテンの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ダーク・マリー’
Schlumbergera‘Dark Marie’
濃赤花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。中生。
‘ゴールド・チャーム’
Schlumbergera‘Gold Charm’
薄黄花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。晩生。
‘スーパー・ケーニガー’
Schlumbergera‘Super Koniger’
薄オレンジ花の品種。強健な大型品種。大鉢仕立てに向く。晩生。
‘エバ’
Schlumbergera‘Eva’
11月上旬から咲く、ピンク花の品種。分枝が多く、小葉で多花性。小鉢に向く。早生。
‘ピンク・ローズ’
Schlumbergera‘Pink Rose’
珍しいバラ咲きの立ち性品種。晩生。
‘パール・ウエーブ’
Schlumbergera‘Pearl Wave’
白い花弁にフリンジが入る、美しい立ち性品種。晩生。
‘チバ・ルビー’
Schlumbergera‘Chiba Ruby’
S・オプンチオイデス(S.opuntioides)とS・オルシチアナ(S.orssichiana)の交配種。棒のような茎節が特徴。国内での流通はほとんどなく、海外では観葉植物として扱われている。
コンペイトウ
Schlumbergera Konpeitou
葉が丸く巻き込み、蕾がピンク色で赤花のものをコンペイトウと呼ぶ。蕾のうちから赤いもの、白花やピンク花などもある。開花期も早生から晩生までさまざま。
学名:Schlumbergera(Zygocactus)
和名:シャコバサボテン その他の名前:クリスマスカクタス、デンマークカクタス、カニバサボテン
科名 / 属名:サボテン科 / カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)
特徴
シュルムベルゲラ属の植物は、ブラジル南東部に6種が知られています。サボテンの仲間ですが、いずれも霧の多い森林の樹上に自生しています。日本で一般に出回っているのは、リオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテン(シュルムベルゲラ・トルンカタSchlumbergera truncata)と、カニバサボテン(S・ルッセリアナ S. russeliana)のほか、クリスマスカクタス(シュルムベルゲラ・バックリー S. × buckleyi)など、両種を中心とした交雑種です。
シャコバサボテン、およびシャコバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は11月から12月に開花します。茎節(けいせつ:扁平になった茎。葉の機能をもつ)の突起がとがっているのが特徴です。カニバサボテン、およびカニバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は1月から3月に開花する遅咲きです。茎節の突起が丸くなっています。シャコバサボテンとカニバサボテンの中間的な特徴を備えている交雑種もふえています。
シャコバサボテンの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ダーク・マリー’
Schlumbergera‘Dark Marie’
濃赤花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。中生。
‘ゴールド・チャーム’
Schlumbergera‘Gold Charm’
薄黄花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。晩生。
‘スーパー・ケーニガー’
Schlumbergera‘Super Koniger’
薄オレンジ花の品種。強健な大型品種。大鉢仕立てに向く。晩生。
‘エバ’
Schlumbergera‘Eva’
11月上旬から咲く、ピンク花の品種。分枝が多く、小葉で多花性。小鉢に向く。早生。
‘ピンク・ローズ’
Schlumbergera‘Pink Rose’
珍しいバラ咲きの立ち性品種。晩生。
‘パール・ウエーブ’
Schlumbergera‘Pearl Wave’
白い花弁にフリンジが入る、美しい立ち性品種。晩生。
‘チバ・ルビー’
Schlumbergera‘Chiba Ruby’
S・オプンチオイデス(S.opuntioides)とS・オルシチアナ(S.orssichiana)の交配種。棒のような茎節が特徴。国内での流通はほとんどなく、海外では観葉植物として扱われている。
コンペイトウ
Schlumbergera Konpeitou
葉が丸く巻き込み、蕾がピンク色で赤花のものをコンペイトウと呼ぶ。蕾のうちから赤いもの、白花やピンク花などもある。開花期も早生から晩生までさまざま。
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玲儿
2017年07月02日
イースターカクタスの基本情報
学名:Hatiora
科名 / 属名:サボテン科 / ハティオラ属
特徴
イースターカクタスは、かつてはエピフィロプシス属(Epiphyllopsis)とリプサリドプシス属(Rhipsalidpsis)、両属の交雑種の総称でしたが、現在はそれらすべてをハティオラ属(Hatiora)に分類するのが一般的です。
シャコバサボテンによく似たブラジル原産の森林性の着生サボテンで、樹木や岩場に張りついて生育しています。シャコバサボテンに比べるとやや小ぶりです。イースター(復活祭)のころに開花するということから、イースターカクタスと呼ばれるようになりました。
花色は赤、ピンク、オレンジ色とさまざまで、一重咲きのものと、雄しべが花弁に変化した八重咲きのものがあります。
イースターカクタスの種類(原種、品種)
落下の舞
Hatiora rosea
赤紫色の花を咲かせ、わずかに芳香がある。
ゲ氏孔雀
Hatiora gaertneri
落下の舞より一回り大きい赤色の花を咲かせる。
グリーンフィンガーなんておこがましい。
でも、そう呼ばれたいと思い日々精進。
冬を室内で越えて春に咲かすには「短日処理」と温度管理がコツ。少し難易度はシャコバより高いです。
学名:Hatiora
科名 / 属名:サボテン科 / ハティオラ属
特徴
イースターカクタスは、かつてはエピフィロプシス属(Epiphyllopsis)とリプサリドプシス属(Rhipsalidpsis)、両属の交雑種の総称でしたが、現在はそれらすべてをハティオラ属(Hatiora)に分類するのが一般的です。
シャコバサボテンによく似たブラジル原産の森林性の着生サボテンで、樹木や岩場に張りついて生育しています。シャコバサボテンに比べるとやや小ぶりです。イースター(復活祭)のころに開花するということから、イースターカクタスと呼ばれるようになりました。
花色は赤、ピンク、オレンジ色とさまざまで、一重咲きのものと、雄しべが花弁に変化した八重咲きのものがあります。
イースターカクタスの種類(原種、品種)
落下の舞
Hatiora rosea
赤紫色の花を咲かせ、わずかに芳香がある。
ゲ氏孔雀
Hatiora gaertneri
落下の舞より一回り大きい赤色の花を咲かせる。
グリーンフィンガーなんておこがましい。
でも、そう呼ばれたいと思い日々精進。
冬を室内で越えて春に咲かすには「短日処理」と温度管理がコツ。少し難易度はシャコバより高いです。
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文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
関東カクタス専門家連盟主催で、初の即売会がついに東京にて7月24日に開催されます!
加盟店のサボテン園は16店舗以上!
1日でこんなにたくさんのサボテン園を巡ることは不可能に近いと言っても過言ではないです。
さらに、通常は卸のみで個人では購入ができない店舗も参加ということもあり、とにかくスペシャルなイベント!
今回はどなたでも入場無料、購入も可能となってます。ぜひ、みなさんも足を運んでみてくださいね。
きっと、お気に入りの植物に出会えるはず。
サボテンと多肉植物即売会CACTUS & SUCCULENT IN TOC 2016
出店予定の加盟サボテン園
(順不同・敬省略)
・二和園
・金子カクタスガーデン
・カクタス西
・錦玉園
・グランカクタス
・今井カクタス
・カクタスブライト
・ワンダーカクタス重田
・ボタニカルマート
・P.G.C.M
・ISHII PLANTS NURSERY
・Succulent Box Runchia
・堀川カクタスガーデン
・たにっくん工房
・鶴仙園
・・・and more!
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文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
白樺キリンとは?
白樺キリンは、多肉植物のユーフォルビアの一種。まるでサボテンのような外見をしています。比較的育てやすい品種です。乾燥を好み暑さにもある程度耐えます。一方冬の寒さには弱いため、冬越しをする際は霜や凍結に注意します。
基本情報品種名白樺キリン科名トウダイグサ科学名Euphorbia mammillaris原産地南アフリカ育てやすさ★★★★☆
日常の手入れは?選び方
ひょろひょろとしているものより、色つやよくしっかりとしたものを選びましょう。
日当たり・置き場所
直射日光は避け、日当たりと風通りの良い場所に置くと良いでしょう。冬の寒さには弱いため、5℃以下になる場合には室内に移動するなど注意が必要です。
温度
暑さにはある程度強いですが、寒さにはあまり耐性がありません。冬は寒風や霜に注意し、場合によっては室内に移動するなど置き場所を変えましょう。
水やり
春・秋・・・日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。
夏・・・乾かし気味に管理します。水を与える時は夕方など涼しくなってから、土が半日くらいで乾くくらいの水を与えます。高温多湿が苦手なので、下手に水を与えることで蒸れて株が痛んだり、根腐れを起こしやすくなりますので気を付けましょう。
冬・・・乾かし気味に管理します。 水を与える時は気温の高い昼間が良いです。
害虫
ほとんどありませんが、まれにカイガラムシがつく場合があります。見つけたらピンセットやブラシで取り除きます。
用土
水はけのよい用土を使用します。園芸店やホームセンターなどで入手できる、多肉植物用の用土を使用すると良いでしょう。
知っていると便利!植え替え
1~2年に一度、植え替えをすると良いでしょう。植え替え前1、2週間前くらいから水やりを控え土が乾いている状態で行ってください。古い根や傷んだ根は取り除きますが、勢いのある根を傷つけるとそこから根腐れを起こしやすいため、注意しましょう。
増やし方/繁殖の仕方
挿し木で増やすことができます。成長した株をカットします。切り口から白い液が出ますので液をよく洗い流すか拭いて、切り口を乾かしてから新しい土に刺します。子株がついていたら外して増やすことも可能です。
白樺キリンの豆知識
白樺キリンを含むユーフォルビア科の植物は、白い樹液に毒性があります。
皮膚や粘膜に触れると炎症を起こすことがありますので、手入れをした後や触れてしまった場合には、すみやかに石鹸などで洗い流しましょう。
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文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
サボテンと聞いて思いつくイメージは、トゲや砂漠の中で佇んでいたり。どことなくワイルドでかっこいいイメージが多いのではないでしょうか。そんなサボテンの種類の中にもトゲがなく触れ合える種類もあるのです。もちろん、どれもカッコイイですが、なんとなく、かわいい。トゲがないから刺さる心配もなく楽しめますね。いくつかオススメの種類と簡単な育て方をご紹介します。
ランポー玉(鸞鳳玉)詳しい育て方はこちらランポー玉(鸞鳳玉)の育て方|サボテン
属名のAstrophytum(アストロフィツム)とはアストロは「星」、フィツムは「植物」の意を持ち、日本語でも「有星類(ゆうせいるい)」と言われてます。真上から見下ろすとキレイな★!
お花は上にポンっと上に咲きます。これまたかわいいのです。
ランポー玉は五角形のものだけではありません。
三角もあります。
種から成長中の姿。とってもとっても小さいです。ゆっくりゆっくりと大きくなっていきます。お店で見かけるサイズになるのには何年もかかっているのがわかりますね。
兜(かぶと)
兜もランポー玉と一緒のアストロフィツム属のサボテン。まるで、かぼちゃを思い出すような見た目。
小さいものからゆっくり育てることができます。
お花はとってもきれいで見応えあります。
育て方
水やり
頭から水やりは避けて、株にかからないように土に与えましょう。土が乾いてから鉢底穴から水が出るくらいたっぷりと与えます。水の与えすぎや土が湿った状態が続くのは根腐れの原因になりますので気を付けましょう。冬場は室内で管理し、真冬は断水して春になってから水を徐々に与えていきます。寒い時期に与えると根腐れの原因になりますので、冬場はおやすみしましょう。
管理するのに適した場所
日当たりと風通しの良い場所がよいです。屋外、窓辺共に直射日光は避けましょう。風通しが悪いとカイガラムシがつく原因になります。冬場は室内で管理し、真冬は断水して春になってから水を徐々に与えていきます。寒い時期に与えると根腐れの原因になりますので、冬場はおやすみしましょう。
植え替え
適期は春と秋です。根が弱いので梅雨時期、真夏、冬場の植え替えは根が傷む原因になりますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
水はけのよい土を使いましょう。サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテンの土でも可能です。
鳥羽玉
もふもふっとした毛とぷくっとした姿が特徴の鳥羽玉。ロホホラ属のサボテンです。ずっと触っていたくなるぽってりした姿は実際はしっかりとした硬さがあります。
お花はとにかくかわいい!小さくピンクがかったお花です。
まだ小さい頃の姿。かわいい!
育て方
水やり
頭から水やりは避けて、株にかからないように土に与えましょう。土が乾いてから鉢底穴から水が出るくらいたっぷりと与えます。水の与えすぎや土が湿った状態が続くのは根腐れの原因になりますので気を付けましょう。
管理するのに適した場所
日当たりと風通しの良い場所がよいです。屋外、窓辺共に直射日光は避けましょう。乾燥によって赤ダニがつくことがあります。
植え替え
適期は春と秋です。根詰まりしている場合は古い根はカットして整理してから植え付けた方がよいです。その際、太い根はカットしないように気をつけましょう。万が一切ってしまった場合はしっかりと乾かしてから植え付けます。カットの場合はハサミは消毒してから使用し、使用後も消毒をしましょう。 土は水はけのよいものを使います。サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテンの土でも可能です。
-福禄寿-
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文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
ユーフォルビア・ホリダとは?
「ユーフォルビア・ホリダ」は多肉植物のユーフォルビアの一種です。
トゲのようなものが生えており、サボテンと間違えられることもありますが多肉植物です。ホリダの中でもその形状は様々で、株ごとの個性も楽しめることで人気です。乾燥と日光を好み、ユーフォルビアの中では比較的寒さにも強い品種です。株が小さいうちは、激しい寒暖に注意が必要ですが、ある程度大きくなれば年間を通して屋外で育てることも可能です。
基本情報品種名 ユーフォルビア・ホリダ 英名Euphorbia horrida 学名Euphorbia horrida 科名 トウダイグサ科 原産地南アフリカ 育てやすさ★★★★☆
日常の手入れは?選び方
色つやよく、ひょろひょろと徒長していないものが良いでしょう。
日常の手入れ
水やりの他に特別な手入れは必要ありません。まっすぐ形よく育てるためには、日当たりのよい場所に置き、まんべんなく日に当てると良いでしょう。
日当たり・置き場所
日光を好みます。株が小さいうちは直射日光で葉焼けてしまう場合があるため直射日光は避けますが、ある程度大きくなったら日当たりと風通しの良い雨の当たらない場所で管理しましょう。冬場でも0℃以下にならない日当たりのよい場所であれば屋外で生育できます。
温度
暑さ、寒さともに比較的耐性のある品種です。冬場は0℃以下にならなければ屋外でも生育できます。
水やり
水やりは控え目にします。生育期の春から秋でも、土中が完全に乾いてからたっぷりと水やりをします。冬場はさらに控え目にしますが、完全に断水すると根が枯れてしまうため、月に1回ほど土を湿らす程度に水やりをします。
肥料
生育期の夏に、ごく薄めた液体肥料を数回与えます。その他は特に必要ありません。
害虫
カイガラムシが発生することがあります。見つけ次第早めに除去しましょう。
用土
土は水はけのよいものを使います。多肉植物・サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販の多肉植物の土でも可能です。
知っていると便利!植え替え
数年に一度、根詰まり解消のために植え替えをします。一回り大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意しましょう。植え替え前1、2週間前くらいから水やりを控え土が乾いている状態で行ってください。根が比較的弱いため、傷つけないように注意します。
増やし方/繁殖の仕方
株分けで増やすことができます。根元に生える子株を切り取り、切り口の樹液を洗い流してから、新しい土にさして増やします。
枯れさせないポイント
水のやりすぎに注意します。ホリダは株に水分を蓄えることができるため、水は控えめで十分です。寒暖に耐性はありますが、冬場の寒風や霜に当たると痛むため、あまりにも寒い場合には屋内に移動するなど注意します。
ユーフォルビア・ホリダの豆知識
ホリダは、茎がまん丸くボールのような形の「げんごつホリダ」や、肌に粉がふき真っ白い「白ホリダ」、表面に縦に入る稜が美しい「ゼブラホリダ」など、その中でも様々な変種があります。トゲに見えるものは、花が咲き終わった後に残る花柄が残ったものです。
「ユーフォルビア・ホリダ」は多肉植物のユーフォルビアの一種です。
トゲのようなものが生えており、サボテンと間違えられることもありますが多肉植物です。ホリダの中でもその形状は様々で、株ごとの個性も楽しめることで人気です。乾燥と日光を好み、ユーフォルビアの中では比較的寒さにも強い品種です。株が小さいうちは、激しい寒暖に注意が必要ですが、ある程度大きくなれば年間を通して屋外で育てることも可能です。
基本情報品種名 ユーフォルビア・ホリダ 英名Euphorbia horrida 学名Euphorbia horrida 科名 トウダイグサ科 原産地南アフリカ 育てやすさ★★★★☆
日常の手入れは?選び方
色つやよく、ひょろひょろと徒長していないものが良いでしょう。
日常の手入れ
水やりの他に特別な手入れは必要ありません。まっすぐ形よく育てるためには、日当たりのよい場所に置き、まんべんなく日に当てると良いでしょう。
日当たり・置き場所
日光を好みます。株が小さいうちは直射日光で葉焼けてしまう場合があるため直射日光は避けますが、ある程度大きくなったら日当たりと風通しの良い雨の当たらない場所で管理しましょう。冬場でも0℃以下にならない日当たりのよい場所であれば屋外で生育できます。
温度
暑さ、寒さともに比較的耐性のある品種です。冬場は0℃以下にならなければ屋外でも生育できます。
水やり
水やりは控え目にします。生育期の春から秋でも、土中が完全に乾いてからたっぷりと水やりをします。冬場はさらに控え目にしますが、完全に断水すると根が枯れてしまうため、月に1回ほど土を湿らす程度に水やりをします。
肥料
生育期の夏に、ごく薄めた液体肥料を数回与えます。その他は特に必要ありません。
害虫
カイガラムシが発生することがあります。見つけ次第早めに除去しましょう。
用土
土は水はけのよいものを使います。多肉植物・サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販の多肉植物の土でも可能です。
知っていると便利!植え替え
数年に一度、根詰まり解消のために植え替えをします。一回り大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意しましょう。植え替え前1、2週間前くらいから水やりを控え土が乾いている状態で行ってください。根が比較的弱いため、傷つけないように注意します。
増やし方/繁殖の仕方
株分けで増やすことができます。根元に生える子株を切り取り、切り口の樹液を洗い流してから、新しい土にさして増やします。
枯れさせないポイント
水のやりすぎに注意します。ホリダは株に水分を蓄えることができるため、水は控えめで十分です。寒暖に耐性はありますが、冬場の寒風や霜に当たると痛むため、あまりにも寒い場合には屋内に移動するなど注意します。
ユーフォルビア・ホリダの豆知識
ホリダは、茎がまん丸くボールのような形の「げんごつホリダ」や、肌に粉がふき真っ白い「白ホリダ」、表面に縦に入る稜が美しい「ゼブラホリダ」など、その中でも様々な変種があります。トゲに見えるものは、花が咲き終わった後に残る花柄が残ったものです。
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笼岛 みどり
2017年05月24日
目次
・サボテンの基本情報
・サボテンの水やりなどの育て方
・サボテンの植え替え
・サボテンの育て方|まとめ
・サボテンの種類
サボテンの基本情報
サボテンは多肉植物の中のサボテン科の植物。アメリカ、メキシコ、中米が原産。乾燥した砂漠や、雨の少ない土地、高山などの他の植物が育ちにくい過酷な環境でも生育できるよう、葉、茎、根に水と栄養分を蓄えています。サボテンの種類は交配種などをいれても非常に数が多いです。サボテンの特徴はトゲの部分に綿毛のような「刺座(しざ)」があることです。
科・属サボテン科英名cactus学名Cactaceae原産地南米・メキシコ・アメリカなど育てやすさ★★★★
サボテンの選び方
カイガラムシやハダニなどの害虫がついていないか確認しましょう。形に歪みや変色がなく、鉢と株のバランスが取れているものが良いです。グラグラとしたものよりしっかりと根がはり、ずっしりとしていて、色艶が良いものがよいでしょう。ただし、好みで選ぶ方も多い品種ですので、ご自身で良いと思った個体を選ぶと良いでしょう。
サボテンの水やりなどの育て方日当たり・置き場所
日当たりの良いところが良いです。
サボテンの原産地は様々ではありますが、日の当たる乾燥した土地で生育しているものが多いです。たくさん日光に当ててあげましょう。ただし、直射日光は「葉焼け」という、植物の日焼け状態になりよくありませんので注意しましょう。
葉焼けについてはこちら植物が枯れる原因のひとつ。「葉焼け」とは?
風通しのよい場所で管理しましょう
風通しが悪いと、病害虫の原因になります。できるだけ風通しのよい場所で管理しましょう。
関連リンク植物を育てる上で、「風通し」が大切な理由
温度
5度以下なら室内にて管理
0度くらいまでは耐えれますが、ずっと寒い場所で管理するよりは5度以下になる場合は室内に取りこんでの管理がよいでしょう。昼間はできるだけ日の当たる場所で管理して日光を当ててあげましょう。夜の窓辺は外気と同じ気温で気温も低くなりますので移動させましょう。0度を切る場合は水やりを控え完全に断水します。
品種によっては寒さに弱い種類もあります。寒さに弱い品種は5℃以上を保っていれば冬越しは可能です。
【寒さに弱い種類】 メロカクタス・ディスコカクタス・ユーべルマニア
メロカクタス
花座が特徴的。
マタンザヌスなど
ディスコカクタス
ホルステイ・ギガンティア・エステベシーなど
ユーべルマニア
ペクチニフェラ・プセウドペクチニフェラ・グミフェラなど
暖房にも気をつけよう
サボテンの多くが冬場に花芽を分化(花になる芽をつくること)させます。暖房の効いた部屋での管理によってうまく分化せず花つきが悪くなることがありますので気を付けましょう。
水やり
季節ごとに時間を変えましょう
土が乾いたら鉢底穴から流れるくらいジョウロでたっぷりと与えましょう。
春・秋・・・午前中
夏・・・夕方~夜 夏の午前中や昼間の水やりについては、昼間は気温が上がることにより、高温で株が蒸れる原因になります。
冬・・・昼間 気温が高いうちに 冬はほぼ断水しますが、小さい苗は乾燥で枯れてしまう場合もあります。気温が5度以上あり、乾燥している場合は月に1回様子をみてお水を与えてもよいでしょう。その場合は気温が上がっている昼間に与えるほうが良いです。暖かい日が理想です。低温時にあげることで根が傷んだり、根腐れの原因になります。冷たい水を使わずに15℃くらいのぬるめの水を与えるほうが水の冷たさで根が傷つくことを防げます。
肥料
植え替え時に緩効性化成肥料を少量与えてもよいでしょう。休眠期は施しません。
害虫
カイガラムシ・ハダニ・コナカイガラムシ・ナメクジ・ネジラミ
花芽や、新芽など柔らかいところは害を受けやすいので気をつけましょう。
カイガラムシ
多肉植物、サボテンにとって厄介な害虫。動く様子もなさそうな姿ですが、ちゃんとした昆虫です。分類学上はカメムシの親戚でこれまでに国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々。カイガラがあるのと、ないのもいます。様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。植物によって、種類は異なりますが、どれも吸汁加害です。カイガラムシはすす病菌が付着したり、様々な病気の原因にもなります。
ハダニ
気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。
コナカイガラムシ
体長は2mm~3mmくらいのサイズ。綿に包まれたようなフワフワとした見た目をしています。葉と葉の隙間や葉の裏に発生。乾燥した条件を好みます。柔らかい新芽や成長点も要注意です。
ナメクジ
主に夜間に出てきます。上を這われると跡になり株の美観が損なわれる原因に。這った跡があったら、ナメクジがどこかに潜んでいます。ナメクジがいると食害も。見つけ次第捕殺しましょう。
ネジラミ
乾燥している土の根につきやすいです。白い粒状のもので根が覆われています。吸汁性の害虫で生育を阻害します。
関連記事ハダニの駆除方法。予防が運命の分かれ道!?要注意したい天敵!カイガラムシの駆除方法
用土
水はけのよいものがよいです
土は水はけのよいものを使います。サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテンの土でも可能です。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒か細粒):5:軽石:3、くん炭:1、鹿沼土:1など水はけの良い配合が良いです。肥料を入れる場合は緩効性肥料を少し混ぜても良いでしょう。
サボテンの植え替え
適期は春と秋
トゲのあるサボテンは、レザーやラバーのついたグローブを着用して植え替えたほうがやりやすいです。
植え替え前にチェック!土の状態はどんな感じ?
土は乾いてる状態がベスト
土が濡れている場合の植え替えはできるだけ避けましょう。その場合は土が乾くまで数日間置いてから植え替えをしましょう。土が濡れている状態での植え替えは、前の土が崩れにくく、強引に崩すことで根を傷める原因にもなります。
乾燥度のチェック!
【乾燥時の土】 表面が乾いていて白っぽい。持った時に軽い。
【湿っている時の土】 表面が色が濃い。持った時に重みがある。
【根詰まりしている場合】 古い根はカットして整理してから植え付けた方がよいです。その際、太い根はカットしないように気をつけましょう。万が一、切ってしまった場合はしっかりと乾かしてから植え付けます。カットする時、ハサミは消毒してから使用し、使用後も消毒をしてから片づけましょう。梅雨時期、真夏、冬場の植え替えは根が傷む原因になりますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。水やりは1週間から10日後にします。
増やし方/繁殖の仕方
株分けと種まきで増やすことができます
【株分け】
子株がついたら、外して増やすことができます。ピンセットなどで外します。外した部分から雑菌が入らないように、すぐに植えず1、2週間は切り口を乾燥させます。その後、新しい清潔な土に植えつけます。水やりは10日後くらいに与えましょう。
【種まき】
新しい清潔な土を用意します。土は粒子が細かいものがよいです。均一に種をまきます。発芽するまでラップを掛けたりして乾燥を防ぎます。発芽をしたら隙間を作り風通しをよくします。ある程度育って来たら定植しましょう。
サボテンの育て方|まとめ
・水やりは土が乾いてからたっぷりと
・日当りよく、風通しのよいところで管理しましょう
・休眠期の冬は水はほぼ断水し乾燥気味に
サボテンの種類アズテキウム属
ヒントニー・花籠・紅籠 成長が非常に遅い種類です。
ヒントニー
アストロフィツム
ランポー玉、兜
属名のAstrophytum(アストロフィツム)とはアストロは「星」、フィツムは「植物」の意を持ち、日本語でも「有星類(ゆうせいるい)」と言われてます。
兜(兜)
兜の植え替えの適期は春と秋。根が弱いので梅雨時期、真夏、冬場の植え替えは根が傷む原因になりますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう
ランポー玉
アリオカルプス属
ゴジラ・玉牡丹・黒牡丹・花牡丹など
ゴジラ
エキノカクタス属
マットな質感とトゲが特徴的なエキノカクタス。
太平丸・翠平丸・花王丸・尖紅丸・ニコリー・金鯱など
太平丸
雷帝
エキノケレウス属
太陽・紫太陽・大仏殿など
紫太陽
エスポストア属白楽翁・幻楽など
白い毛に覆われているため暑さに弱いです。夏場の管理に気をつけましょう。
エピテランサ属
小人の帽子・月世界など
エピテランサ属のサボテンはメキシコが原産地。高温多湿に弱い種類。直射日光も避けて管理しましょう。風通しのよく乾燥した環境を好みます。春に花を咲かせます。
月世界
エリオカクタス属
南米・ブラジル原産。金晃丸・英冠玉など
金晃丸
金色の細いトゲが特徴。
オブレゴニア属
一属一種です。
帝冠
オプンチア属
大丸盆・白桃扇・ガラパゴス団扇・バシラリスなど
バシラリス
ガラパゴス団扇はどちらもゆっくり成長します。強くて鋭い棘ですが、それはイグアナやカメに食べられないためとの説があります。
オレオケレウス属
ライオン錦・白雲錦など縦に成長します。多湿が苦手。
白雲錦
ギムノカリキウム属
海王丸・バッテリー・ニグラム・フェロシオール・緋牡丹・天平丸・牡丹玉・翠晃冠など
バッテリー
ゲオヒントニア属
アズテキウム・ヒントニーと同じ原産地で発見されたメキシカーナ。一属一種です。アズキテウムに近しく、成長が非常に遅いです。
メキシカーナ
コピアポア属
南米の標高が高い場所で自生しているコピアポア属。高温多湿が苦手です。カラッとした場所での管理が向いています。
ヒポガエア・黒王丸など
ヒポガエア
コリファンタ属
ボコボコとした形にふわふわの毛が特徴的。象牙丸・玉獅子・獅子奮迅・グリーンウッディなど南米。ブラジルが原産地。
象牙丸
ストロンボカクタス属
自生地はメキシコ。粘土質の土に埋もれているように生えています。自生地は乾燥した土地のため、高温多湿は苦手。成長が非常に遅い種類です。
菊水
ツルビニカルプス属
アロンソイ・長城丸など
グラキリ蕪城丸(ぶじょうまる)
テロカクタス属
緋冠竜・眠獅子・紅鷹・天晃など
緋冠竜
テフロカクタス属
アルゼンチン・ボリビア・チリが自生地。ウチワサボテン亜科の連(亜科と属の間のこと)のひとつ、テフロカクツス連の植物。松笠団扇・鵞鳥和尚・習志野(ゲオメトリクス)など。子株が上に積み上がっていくように成長します。
長刺武蔵野
ヒロケレウス属
接ぎ木の台木として使われることが多いです。
三角柱(下の台木)
マミラリア属
マミラリア属はか春に咲かせます。白トゲや白い毛におおわれた種類など様々。高温多湿が苦手なので、夏は涼しい風通しのよい環境で水を控えめに育てるとよいでしょう。
ピコ・希望丸・玉翁・カルメナエ・月影丸・満月など
マミラリア・玉翁
ロホホラ属
頭から水やりは避けて、株にかからないように土に与えましょう。土が乾いてから鉢底穴から水が出るくらいたっぷりと与えます。
鳥羽玉・銀冠玉・翠冠玉など
鳥羽玉
サボテンの関連記事【季節別】多肉植物の育て方と種類サボテン枯らしちゃった・・・そうなる前に見直したいポイントって?サボテン(仙人掌)|花言葉・由来・意味
ぜひ素敵なサボテンを育ててみて下さいね。 ※情報は随時アップデートする可能性があります。
花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
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文章
笼岛 みどり
2017年05月23日
日本原産の多肉植物ってあるんです
多肉植物=サボテンというイメージからなんとなく、アフリカなど暑い国にしかないのではと思いがちですが、実は暑い国限定ではなく、アジア・ヨーロッパにもそれぞれ原産の多肉植物が存在します。
そこで、日本原産でかわいらしい見た目の多肉植物、子持ち蓮華を紹介します。
日本のどこで生息してるの?
子持ち蓮華は主に北海道や青森などの山地・海岸の岩場に生えています。
ランナーでどんどん増えて繁殖力は旺盛です。
小さい蓮華のような葉っぱが沢山増えた姿はとてもかわいらしいです。
育て方は?
日本原産ですので、日本の気候に合いとても育てやすいですが、夏はなるべく風通しの良いところでの管理をお勧めします♪
雪や霜にも強く、冬越しも容易です。
ただ休眠するので見るからに寒そうな姿になったり、姿をくらますことがありますが枯れてはないので安心してください。春にちゃんと芽吹いてきます。
お花も咲きます
葉っぱだけでなく花も鑑賞することが出来ます。
棒状に伸びたヤングコーンのような花が次々咲きます。
花が咲いた株は、枯れてしまいますが、横からどんどん子供が吹いてきますのでいなくなることはありません。
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文章
笼岛 みどり
2017年05月23日
サボテンというと皆さんはどんな形を想像しますか?西部劇に出てきそうな背の高いサボテン?それとも素焼きの鉢には入った小さなもの?やはり王道のサボテンは金鯱ではないのでしょうか?鋭い棘と丸いフォルムが愛らしい・・・今回はそんな金鯱についてお話しします。
1、金鯱って??
高さは最大で1メーターになるそうです。鋭い棘を持ち花は咲くのですが20年たたないと咲かない。寿命は30年ほどだそうです。原種は絶滅危惧種に指定されているそうで、乱獲が懸念されているとのこと。
一般に販売されているものは品種改良により販売されています。原産地はメキシコです。
2、大きな金鯱が見たい!!
小さな金鯱は園芸店で入手が可能ですが10号鉢(30センチの鉢)以上のものはなかなかお目にはかかれません。
ではどこで見ることが出来るのか?関東近郊の植物園をご紹介します。
伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市)
公園は5の温室に分かれ、1500種類の世界中のサボテンや多肉植物が生育されています。
園内はメキシコ館・マダガスカル館・森林性シャボテン館・アフリカ館・南アメリカ館です。金鯱はメキシコ館にありますよ。
つくば実験植物園(茨城県つくば市)
研究室もあり一部は立ち入りが出来ないのですが植物園の方は見ることが出来ます。
植物の保存や研究をしている場所でもあり園内はたくさんの植物があります。
サボテン類はサバンナ温室にあり、サボテンの他にアガベ・パオバフ・アロエなど色々な植物を見学することができますよ。
群馬フラワーパーク(群馬県前橋市)
群馬県の赤城山のふもとにある群馬フラワーパークのメキシコ温室には57種500株のサボテンや多肉植物があります。そして熱帯コーナーには立派なコウモリラン、大きな観葉植物など見応えがありますよ。
3、金鯱の魅力を順位にしました!まず第3位
育てやすい!
金鯱は強健なサボテンですので多少管理を忘れてもへこたれないタフなヤツです。ただ、サボテンですので寒さには強くはありませんので5℃はキープが必要です。冬場は室内で管理をしましょうね。
第2位
丸いフォルムが愛らしい
とにかく丸い!まんまるな姿が愛らしい金鯱。
丸さをキープするには日光をまんべんなく当てて下さいね。サボテンも植物なので日の当たる方に自身を傾けていきます。
いつも同じ方向に置いていると太陽の方に曲がって育ってしまいます。
時々鉢を回して均等に日をあててあげて下さい。特に徒長には要注意です
第1位
いつか花が咲く楽しみがある
寿命が長いサボテンなので20年後花を咲かせることを夢を見ながらお世話するのも良いですね。実はお子さんが生まれた時に金鯱を育て始めその子が二十歳になったときに花が咲いたという実話もあります。
子供の成長と共に金鯱も育っていくのはなんて楽しみでロマンがあるのでしょうね!
4、もちろんお気に入りのサボテンは様々です
金鯱以外にもサボテンはもちろんたくさんあります。
みなさんはどんな形がお好みですか?
無骨なランポー玉フワフワの玉翁
シャープなマグニフィカス メキシコ系柱サボテン
いかがでしたか?あなたの側に王道の金鯱を加えてみてはいかがでしょうか?
珍しい品種のサボテンも素敵ですが無骨なTHEサボテンもなかなか味があっておススメです。ぜひ金鯱にご注目を!!
花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
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文章
笼岛 みどり
2017年05月22日
多肉とサボテンって何が違うの?
最近話題の多肉植物、サボテンと同じ種類なんじゃないの?って思う方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
よく見るとぜんぜん違うのです!
サボテンの特徴
おおまかに違いを説明するとトゲがあるかないかですが、トゲのある多肉植物もいますので詳しく説明していきましょう。
サボテンをよーく見てみると、トゲの生え方に違いが!
一点から放射状に何本もトゲが出ているのがおわかりでしょうか?そしてトゲの根元に綿毛のようなものが見えます。これが特徴で、刺座(しざ)といいます。
トゲのないサボテンもありますが、刺座があるのが確認できます。
多肉植物のトゲの生え方
次にトゲのある多肉植物を見ていきましょう。
トゲと葉っぱが一緒に生えてるのが確認できます。
ご覧の写真はすべてユーフォルビアですが、よくみるとトゲの根元に綿毛がないのがおわかりでしょうか?
サボテンのトゲの正体は…
普通の植物は根っこがあり、茎があり、葉っぱ、花があるのが一般的です。それをサボテンに置き換えると、なんだかよくわかりませんね。
実は、ちゃんと茎も葉っぱもあります。サボテンの葉っぱはトゲなのです。 サボテンの生育地は、ご存知の通り乾燥して、気温の高い地域です。その地で蒸散作用のある葉っぱがあっては、即座に枯れてしまいます。過酷な環境で生き残るために、葉っぱを変化させました。なので、ユーフォルビアのように葉っぱがあってトゲがあるサボテンはありません。
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文章
笼岛 みどり
2017年05月22日
7月19日の誕生花
7月19日の誕生花は、「ゲッカビジン(月下美人)」です。
中南米原産で、幅広い肉厚な葉がうねるように伸びるサボテンで、白く透き通るような花が咲きます。名前通り、月の夜に照らされた美女のような花です。
ゲッカビジン(月下美人)について科・属 サボテン科クジャクサボテン属和名月下美人(ゲッカビジン)英名 Dutchman’s pipe cactus学名 Epiphyllum oxypetalum原産
地 メキシコ熱帯雨林地帯開花時期 6月~11月花名の由来
花名はゲッカビジンが真夜中に月下で咲き始め、翌朝にはしぼんでしまうことに由来しています。
ゲッカビジン(月下美人)の花言葉と由来
ゲッカビジン(月下美人)の花言葉は、「あでやかな美人」「はかない恋」。
「はかない恋」という花言葉は、夜になると美しい花を咲かせ、翌朝には閉じてしまっていることから、また、「あでやかな美人」という花言葉は、ゲッカビジンの花の姿が妖艶な美人のように趣があることに由来していると言われています。
ゲッカビジン(月下美人)の香り
ゲッカビジンの別名は、「月来香(ゲツライコウ)」といいます。
ゲッカビジンの花からはとても強い香りが漂います。花が咲いている姿を見なくても、香りで咲いているのがわかるほどだと言われています。ゲッカビジンの花は夜に咲き、香りが漂ってくるということからこの別名で呼ばれているようです。
ゲッカビジンは、あまり日本ではなじみのない香りだとは思いますが、ヨーロッパでは香水としても利用されているようです。
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ゲッカビジン(月下美人)は1年に1度、満月や新月の夜に咲く?
ゲッカビジンは1年に1度花を咲かす、というような話が知られていますが、実際には株のもっている体力によって年に咲く回数は変わります。うまく育てられれば年に3~4回花をつけることもありますが、1度も咲かないこともあります。
また、満月の夜や新月の夜に咲くからゲッカビジンと呼ばれる、という話もありますが、月の満ち欠けとゲッカビジンの開花に関係はありません。花の名前が「月下美人(ゲッカビジン)」や「月来香(ゲツライコウ)」というように、名前に「月」がつくところからこのように言われるようになったものだと思われます。
ゲッカビジン(月下美人)は食べられる
ゲッカビジンの花が閉じた後は、天ぷらやお浸しなどにして食べることができます。古くから薬用としても利用されていたようで、台湾では薬膳料理として食べられているようです。
花だけでなく熟した実も食べることができ、実はほんのり甘く、サクサクとした食感があるそうです。
ゲッカビジン(月下美人)の種類
月下美人の種類は交配種が10種類ほどあり、月下美人同様に名前も美しい品種が多くあります。主な品種としては、満月美人、姫月下美人、歌麻呂美人、十三夜美人などがあります。
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