文章
玲儿
2017年07月23日
エリンジウム(エリンジューム)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく、冷涼で乾燥した気候を好みます。ヨーロッパ原産のものは高温多湿に弱いものが多いのですが、プラナム種は比較的強いほうです。また、アメリカ原産のものは、耐暑性はありますが、ユッキフォリウム種などを除いて半耐寒性です。いずれも直根性で移植を嫌います。水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷり与えます。過湿を防ぐため、梅雨期には雨の当たらない軒下などに置いて、やや乾かし気味にしておきます。
肥料
4月から5月と10月ごろに化成肥料を施します。ただし、夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
ほとんどありません。水はけをよくして、根腐れしないよう注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものを利用し、苦土石灰などを混ぜておきます。
植えつけ、 植え替え
株元の過湿を防ぐため、やや盛り土をして浅く植えつけます。直根性なので、あまり頻繁に植え替えないほうがよく、古株はタネをまいて更新します。
ふやし方
タネまき:タネをまくのは20℃以下の時期がよく、高温下では発芽しません。
そのほか:栄養繁殖系の品種は、組織培養で増殖されるので、市販の苗を利用します。プラナム種など一部のものは根伏せでふやすことも可能です。
主な作業
支柱立て:開花期の6月から7月は雨が多く、倒れやすくなります。
蒸れ防止:風通しをよくしておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく、冷涼で乾燥した気候を好みます。ヨーロッパ原産のものは高温多湿に弱いものが多いのですが、プラナム種は比較的強いほうです。また、アメリカ原産のものは、耐暑性はありますが、ユッキフォリウム種などを除いて半耐寒性です。いずれも直根性で移植を嫌います。水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷり与えます。過湿を防ぐため、梅雨期には雨の当たらない軒下などに置いて、やや乾かし気味にしておきます。
肥料
4月から5月と10月ごろに化成肥料を施します。ただし、夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
ほとんどありません。水はけをよくして、根腐れしないよう注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものを利用し、苦土石灰などを混ぜておきます。
植えつけ、 植え替え
株元の過湿を防ぐため、やや盛り土をして浅く植えつけます。直根性なので、あまり頻繁に植え替えないほうがよく、古株はタネをまいて更新します。
ふやし方
タネまき:タネをまくのは20℃以下の時期がよく、高温下では発芽しません。
そのほか:栄養繁殖系の品種は、組織培養で増殖されるので、市販の苗を利用します。プラナム種など一部のものは根伏せでふやすことも可能です。
主な作業
支柱立て:開花期の6月から7月は雨が多く、倒れやすくなります。
蒸れ防止:風通しをよくしておきます。
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玲儿
2017年07月23日
エリンジウム(エリンジューム)の基本情報
学名:Eryngium
和名:ヒゴタイサイコ その他の名前:マツカサアザミ、エリマキアザミほか
科名 / 属名:セリ科 / ヒゴタイサイコ属(エリンジウム属)
特徴
エリンジウムは、金属質の光沢があるユニークな形状で人目を引きつける花で、球状に小花が集まり、そのまわりを囲むようにとげのある苞が広がります。分枝してにぎやかに咲くものも多く、涼感がありながらも、シャープな印象を受けます。エリンジウム属には230種ほどがあり、大きさや草姿はさまざまですが、最も一般的で多く栽培、利用されているのは、マツカサアザミと呼ばれるプラナム種とその交配種です。花だけでなく、茎や苞も青く色づき、長もちするので、ドライフラワーとしても利用されます。花壇の中央や後方でスペースを確保し、草丈と形状を生かすような配植をするとよいでしょう。背景に常緑樹などがあると、くっきりと浮き上がるように引き立って見えます。冷涼地では株の寿命が長く大株に育ちますが、平地や暖地では一・二年草扱いされることが多く、開花のために低温を必要としない品種も育成されています。
種類(原種、園芸品種)
エリンジウム・プラナム
Eryngium planum
最もポピュラーで性質の強い種類。‘フルエラ’など品種が多く、‘ブルー・グリッター’は3月まきで初夏に開花する。
エリンジウム・アルピナム
Eryngium alpinum
苞がレース状に大きく広がる。濃青紫〜白まで色幅がある。
エリンジウム・ユッキフォリウム
Eryngium yuccifolium
北アメリカ原産の強健種。ユッカのようなシルバーリーフ。
「ジャックポット」シリーズ(栄養系)
Eryngium planum 「Jackpot」
草丈は低く花つきがよい。斑入り葉や花穂が密生するものなどバラエティに富む。
‘セリナ’
Eryngium ‘Serina’
濃青紫。やや大輪でボリュームがある。
エリンジウム・オリベリアナム
Eryngium × oliverianum
アルピナムに似た強健種。
エリンジウム・ギガンチウム
Eryngium giganteum
銀白色の大輪種。苞も大きく美しいが、とげが鋭い。二年草扱い。
学名:Eryngium
和名:ヒゴタイサイコ その他の名前:マツカサアザミ、エリマキアザミほか
科名 / 属名:セリ科 / ヒゴタイサイコ属(エリンジウム属)
特徴
エリンジウムは、金属質の光沢があるユニークな形状で人目を引きつける花で、球状に小花が集まり、そのまわりを囲むようにとげのある苞が広がります。分枝してにぎやかに咲くものも多く、涼感がありながらも、シャープな印象を受けます。エリンジウム属には230種ほどがあり、大きさや草姿はさまざまですが、最も一般的で多く栽培、利用されているのは、マツカサアザミと呼ばれるプラナム種とその交配種です。花だけでなく、茎や苞も青く色づき、長もちするので、ドライフラワーとしても利用されます。花壇の中央や後方でスペースを確保し、草丈と形状を生かすような配植をするとよいでしょう。背景に常緑樹などがあると、くっきりと浮き上がるように引き立って見えます。冷涼地では株の寿命が長く大株に育ちますが、平地や暖地では一・二年草扱いされることが多く、開花のために低温を必要としない品種も育成されています。
種類(原種、園芸品種)
エリンジウム・プラナム
Eryngium planum
最もポピュラーで性質の強い種類。‘フルエラ’など品種が多く、‘ブルー・グリッター’は3月まきで初夏に開花する。
エリンジウム・アルピナム
Eryngium alpinum
苞がレース状に大きく広がる。濃青紫〜白まで色幅がある。
エリンジウム・ユッキフォリウム
Eryngium yuccifolium
北アメリカ原産の強健種。ユッカのようなシルバーリーフ。
「ジャックポット」シリーズ(栄養系)
Eryngium planum 「Jackpot」
草丈は低く花つきがよい。斑入り葉や花穂が密生するものなどバラエティに富む。
‘セリナ’
Eryngium ‘Serina’
濃青紫。やや大輪でボリュームがある。
エリンジウム・オリベリアナム
Eryngium × oliverianum
アルピナムに似た強健種。
エリンジウム・ギガンチウム
Eryngium giganteum
銀白色の大輪種。苞も大きく美しいが、とげが鋭い。二年草扱い。
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