文章
玲儿
2017年07月06日
アロエの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
夏生育型の多肉植物として栽培します。4月から10月の暖かい時期に生育するので、日当たりと風通しのよい戸外で管理します。暑さには強く、通常夏場でも生育が鈍ることはありません。
最低気温が10℃を下回ると生育が鈍くなるので、室内の明るい場所に取り込むか、霜の当たらない軒下などの場所で冬越しさせます。強い霜の降りない暖地で、水はけのよい場所であれば、庭植えで育てることができます。
水やり
11月から3月ごろの低温期には休眠するので断水し、乾燥させて管理します。春に新芽が動き始めたら徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
春から秋にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
用土が古くなり、株の生育が鈍ったら植え替えを行います。適期は生育期の直前か初期ですが、生育期間中はいつでも可能です。株をあまり大きくしたくない場合には小さめの鉢か、少なめの用土に植えましょう。
ふやし方
さし木、株分け、タネまきでふやします。
さし木:茎が伸びてしまった株を剪定し、切った茎でさし木ができます。3月から9月が適期です。
株分け:群生している株は、植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。3月から9月が適期です。
タネまき:原種は、タネをまいてふやすこともできます。3月から5月が適期です。
主な作業
花茎切り:開花しても株が衰弱することはありませんが、見苦しいので咲き終わった花茎は根元から切って整理します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
夏生育型の多肉植物として栽培します。4月から10月の暖かい時期に生育するので、日当たりと風通しのよい戸外で管理します。暑さには強く、通常夏場でも生育が鈍ることはありません。
最低気温が10℃を下回ると生育が鈍くなるので、室内の明るい場所に取り込むか、霜の当たらない軒下などの場所で冬越しさせます。強い霜の降りない暖地で、水はけのよい場所であれば、庭植えで育てることができます。
水やり
11月から3月ごろの低温期には休眠するので断水し、乾燥させて管理します。春に新芽が動き始めたら徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
春から秋にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
用土が古くなり、株の生育が鈍ったら植え替えを行います。適期は生育期の直前か初期ですが、生育期間中はいつでも可能です。株をあまり大きくしたくない場合には小さめの鉢か、少なめの用土に植えましょう。
ふやし方
さし木、株分け、タネまきでふやします。
さし木:茎が伸びてしまった株を剪定し、切った茎でさし木ができます。3月から9月が適期です。
株分け:群生している株は、植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。3月から9月が適期です。
タネまき:原種は、タネをまいてふやすこともできます。3月から5月が適期です。
主な作業
花茎切り:開花しても株が衰弱することはありませんが、見苦しいので咲き終わった花茎は根元から切って整理します。
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玲儿
2017年07月06日
アロエの基本情報
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
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