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玲儿
2017年07月11日
アンズの基本情報
学名:Armeniaca vulgaris(Prunus armeniaca)
和名:アンズ(杏)
科名 / 属名:バラ科 / アンズ属
特徴
アンズは花も美しく、家庭向きの果樹といいたいところですが、温暖化のせいか灰星病などの病気が多く、無農薬では栽培しにくくなってきました。本来は夏、雨の少ない冷涼な気候を好む果樹です。
アンズには欧州系と東亜系があります。欧州系のアンズは、酸味が少なく、甘みが強くておいしいので、生食に最適です。しかし、夏に雨の多い気候では、裂果や灰星病、胴枯病などの発生が多くて育てにくいのが残念です。東亜系は、多かれ少なかれウメ(Armeniaca mume)が交雑したものが多く、酸味が強いです。最近は欧州系と東亜系の交雑品種も発表されています。基本的には自家不結実性ですが、自家結実しやすい品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘おひさまコット’
果重100gを超える大果。果汁が多く、糖度は12度程度と高く、甘みと酸味のバランスがよく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ニコニコット’
果重90g程度。果汁が多く、糖度も13度と高く、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ハーコット’
果重90g程度。糖度は13度くらいで、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。花芽は少ないが、やや自家結実性がある。降雨による裂果がやや多く、また胴枯病にも弱い。
‘ゴールドコット’
果重40g前後。糖度は12度くらいで、酸味が少なく食味が非常によい。熟期は6月中・下旬。裂果も少なく、欧州系の品種のなかでは栽培しやすい。
‘信州大実’
果重70〜100g。糖度は10度程度で新潟大実よりは高いが、酸味がやや強い。熟期は6月中・下旬。
‘新潟大実’
果重は50〜80g。糖度は9〜10度で、酸味が強く生食には向かない。熟期は6月中・下旬。比較的自家結実しやすく、栽培しやすい。
‘信月’
果重50〜60g。酸味はやや少なく、糖度は10度を超え、生食向き。熟期は6月下旬。
学名:Armeniaca vulgaris(Prunus armeniaca)
和名:アンズ(杏)
科名 / 属名:バラ科 / アンズ属
特徴
アンズは花も美しく、家庭向きの果樹といいたいところですが、温暖化のせいか灰星病などの病気が多く、無農薬では栽培しにくくなってきました。本来は夏、雨の少ない冷涼な気候を好む果樹です。
アンズには欧州系と東亜系があります。欧州系のアンズは、酸味が少なく、甘みが強くておいしいので、生食に最適です。しかし、夏に雨の多い気候では、裂果や灰星病、胴枯病などの発生が多くて育てにくいのが残念です。東亜系は、多かれ少なかれウメ(Armeniaca mume)が交雑したものが多く、酸味が強いです。最近は欧州系と東亜系の交雑品種も発表されています。基本的には自家不結実性ですが、自家結実しやすい品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘おひさまコット’
果重100gを超える大果。果汁が多く、糖度は12度程度と高く、甘みと酸味のバランスがよく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ニコニコット’
果重90g程度。果汁が多く、糖度も13度と高く、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ハーコット’
果重90g程度。糖度は13度くらいで、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。花芽は少ないが、やや自家結実性がある。降雨による裂果がやや多く、また胴枯病にも弱い。
‘ゴールドコット’
果重40g前後。糖度は12度くらいで、酸味が少なく食味が非常によい。熟期は6月中・下旬。裂果も少なく、欧州系の品種のなかでは栽培しやすい。
‘信州大実’
果重70〜100g。糖度は10度程度で新潟大実よりは高いが、酸味がやや強い。熟期は6月中・下旬。
‘新潟大実’
果重は50〜80g。糖度は9〜10度で、酸味が強く生食には向かない。熟期は6月中・下旬。比較的自家結実しやすく、栽培しやすい。
‘信月’
果重50〜60g。酸味はやや少なく、糖度は10度を超え、生食向き。熟期は6月下旬。
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