文章
笼岛 みどり
2017年05月27日
栽培カレンダー
時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
剪定
開花
肥料
目次
紫陽花(あじさい)の基本情報
紫陽花(あじさい)の育て方
紫陽花(あじさい)の植え替え・剪定
紫陽花(あじさい)の育て方まとめ
紫陽花の基本情報
「紫陽花(あじさい)」は、日本が原産の落葉低木。原種は日本に自生するガクアジサイです。6月や梅雨時期に咲くこともあり、その時期を象徴する花のひとつ。
品種、形、色の種類も豊富にあり、鉢花、切り花、ドライフラワーとしても人気が高いです。
品種名紫陽花(あじさい)英名Hydrangea学名Hydrangea macrophylla科・属名アジサイ科・アジサイ属原産地日本育てやすさ★★★★☆
紫陽花(あじさい)の育て方
用土
排水性のよい土を選んだほうが良いでしょう。自分で配合をするならば赤玉土(小粒か中粒)7:鹿沼土3:ピートモス1混ぜ込んだ土が良いでしょう。(この配合は鹿沼土を使うことによって酸性の土になります。青い花にはよいでしょう。)また、市販で赤花用、青花用の用土もあります。こちらを使用してもよいでしょう。ピンクの花はアルカリ性、青花は酸性の土壌です。
選び方
蕾があり、葉の色がキレイなものを選びましょう。葉にツヤがあり、色がキレイで枝もしっかりと太い株を選びましょう。また、花は七分咲きくらいで蕾がついているものがよいです。
日当たり・置き場所
雨や梅雨のイメージの紫陽花ですが、実は日光を好みます。日光に当てたほうが花つきもよいので、直射日光や西日を避けて日の当たる場所に置きましょう。日陰での管理が続くと、ハダニの発生、うどんこ病、灰色かび病などが発生しやすくなりますので気を付けましょう。冬場は寒さで新芽や株が痛まないように屋根付きの屋外か室内や玄関などで冬越ししましょう。
温度
寒さにも強いです。冬場も0度くらいまでは耐えれます。
水やり
春~秋は土の表面が乾いたら鉢底からお水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。水切れや乾燥は枯れる原因になります。夏場など暑い時期は土の様子をみて乾燥していたら夕方にもお水をあげましょう。冬場は、少し控えめにしましょう。
肥料
2月の寒肥は春からの成長と花付きをよくするために油かすと骨粉を混ぜ合わせたものを施します。夏~秋、花後の肥料は秋に作られる新芽の成長のために化成肥料を施しましょう。
病害虫
病気
うどんこ病
植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。
灰色かび病
ボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。気温が度前半で雨が続くと発生しやすくなります。日当たりや風通しをよくすることが大切です。
害虫
ハダニ
ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。
アブラムシ
アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。
▼対策・駆除方法はこちらから葉が白い粉に覆われる「うどんこ病」対策ガーデニングの天敵!農薬を使わないアブラムシの駆除方法植物を食い荒らす「ナメクジ」を駆除しよう植え替え・剪定
来年も花を咲かせるために、必ず剪定は行いましょう。まず、花の終わった部分を切り取ります。花の下の部分の節、葉の付け根の上をハサミで切りましょう。大きく育てたい場合は葉を残します。葉が多いと光合成が行われ成長が促されます。芽のでる節には小さく脇芽が出ています。この脇芽は切らないで、芽が出ている上をカットして残しましょう植え替えは、ひとまわり大きな鉢に植え替えると水もちがよくなります。根鉢を崩さないように植え替え、隙間は用土で埋めます。植え替えたらお水をたっぷりを与えます。その後に化成肥料を規定量、施します。
増やし方/繁殖の仕方
時期は4月中旬~7月。6月が特に理想。葉のついている枝をカットします。カットした枝を15~20cmほど切り取ります。葉は半分くらいカットします。下葉を取ってから切り口を洗い、その後、数時間、水上げしてから新しい土に挿します。乾燥しないようにたっぷり水をあげましょう。明るい日陰にて管理し、水は乾いたらたっぷりあげます。約1か月で発根します。
紫陽花の育て方|まとめ
・紫陽花は乾燥が苦手なので乾燥によって枯れます。
・土が乾燥していたら水をたっぷりとあげましょう。
▼紫陽花(あじさい)の関連記事梅雨に美しく飾る。紫陽花の種類。紫陽花を長く楽しむ。お家で簡単アイデア▼その他の花・植物の育て方記事をもっとみるLOVEGREENの育て方一覧
こちらの情報を参考に、ぜひ素敵な紫陽花(あじさい)を育ててみて下さいね☆
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