文章
玲儿
2017年07月19日
イワギボウシの基本情報
学名:Hosta longipes var. longipes
和名:イワギボウシ その他の名前:コーライ、タキナ
科名 / 属名:キジカクシ科 / ギボウシ属(ホスタ属)
特徴
イワギボウシは山地の湿った岩場や渓谷沿いの岸壁、ときに樹木の幹や枝に着生して育つ多年草です。根元にまとまってつく葉はふつう幅の広い卵形で厚く、表面には光沢があります。長い葉柄には紫黒色の細かな斑点があります。長い花茎を斜めに、ときに下に垂らして先端に花を咲かせます。苞(ほう)が開花時にしおれるのが特徴です。各地域に特徴的な変種があり、サイコクイワギボウシ(Hosta longipes var. caduca)が四国西部と九州に、イズイワギボウシ(H. longipes var. latifolia)が伊豆半島と伊豆諸島に、ヒメイワギボウ(H. longipes var. gracillima)が四国東部と近畿地方南部に、オヒガンギボウシ(H. longipesvar. aequinoctiiantha)が西日本に分布しています。
同じような環境に生え、イワギボウシと同じように栽培するものに、四国南西部と九州に細長い葉と白い花を咲かせるヒュウガギボウシ(H. kikutii var. kikutii)、葉の裏が白い品種ウラジロヒュウガギボウシ(H. kikutii var. kikutii f. leuconota)、近畿地方南部と四国には葉脈がざらつくスダレギボウシ(H. kikutii var. polyneuron)、近畿地方南部と四国東部には花茎が根元から大きく垂れ下がるウナズキギボウシ(H. kiktii var. tosana)があります。ほかにも全体的に小型のウバタケギボウシ(H. pulchella)、葉の裏が白く葉柄が赤みを帯びるセトウチギボウシ(H. pycnophylla)、長さ30~50cmの大きな葉を1~2枚だけつけ葉の裏が真っ白なウラジロギボウシ(H. hypoleuca)、四国の高い山に見られるシコクギボウシ(H. shikokiana)があります。
※科名:ユリ科、リュウゼツラン科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘多摩の雪’
白花で花茎が短く、全体にこぢんまりとまとまる園芸品種です。さまざまな芽変わりの品種があります。
‘御殿場錦’
イワギボウシの斑入りのなかで古くから知られている、黄白色の覆輪が入る園芸品種です。
学名:Hosta longipes var. longipes
和名:イワギボウシ その他の名前:コーライ、タキナ
科名 / 属名:キジカクシ科 / ギボウシ属(ホスタ属)
特徴
イワギボウシは山地の湿った岩場や渓谷沿いの岸壁、ときに樹木の幹や枝に着生して育つ多年草です。根元にまとまってつく葉はふつう幅の広い卵形で厚く、表面には光沢があります。長い葉柄には紫黒色の細かな斑点があります。長い花茎を斜めに、ときに下に垂らして先端に花を咲かせます。苞(ほう)が開花時にしおれるのが特徴です。各地域に特徴的な変種があり、サイコクイワギボウシ(Hosta longipes var. caduca)が四国西部と九州に、イズイワギボウシ(H. longipes var. latifolia)が伊豆半島と伊豆諸島に、ヒメイワギボウ(H. longipes var. gracillima)が四国東部と近畿地方南部に、オヒガンギボウシ(H. longipesvar. aequinoctiiantha)が西日本に分布しています。
同じような環境に生え、イワギボウシと同じように栽培するものに、四国南西部と九州に細長い葉と白い花を咲かせるヒュウガギボウシ(H. kikutii var. kikutii)、葉の裏が白い品種ウラジロヒュウガギボウシ(H. kikutii var. kikutii f. leuconota)、近畿地方南部と四国には葉脈がざらつくスダレギボウシ(H. kikutii var. polyneuron)、近畿地方南部と四国東部には花茎が根元から大きく垂れ下がるウナズキギボウシ(H. kiktii var. tosana)があります。ほかにも全体的に小型のウバタケギボウシ(H. pulchella)、葉の裏が白く葉柄が赤みを帯びるセトウチギボウシ(H. pycnophylla)、長さ30~50cmの大きな葉を1~2枚だけつけ葉の裏が真っ白なウラジロギボウシ(H. hypoleuca)、四国の高い山に見られるシコクギボウシ(H. shikokiana)があります。
※科名:ユリ科、リュウゼツラン科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘多摩の雪’
白花で花茎が短く、全体にこぢんまりとまとまる園芸品種です。さまざまな芽変わりの品種があります。
‘御殿場錦’
イワギボウシの斑入りのなかで古くから知られている、黄白色の覆輪が入る園芸品種です。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
7月9日の誕生花
7月9日の誕生花は、「ギボウシ」です。
山間の湿地などに自生し、東アジアに約20~40種分布しています。花期は6~9月で、まっすぐ伸びた花茎に、白や紫のほっそりとしたろうと状の花を次々と咲かせます。
ギボウシについて科・属 ユリ科・ギボウシ属英名 Hosta,Plantain lily学名 Hosta原産地 東アジア開花時期 6~9月
ギボウシの花言葉と由来
ギボウシの花言葉は、「静かな人」「沈静」。
花の蕾の形が橋の欄干にある擬宝珠に似ていることから名付けられました。また、別名の「ホスタ」は、オーストラリアの植物学者「N.T.Host」と「J.Host」の名前からきているそうです。
花言葉の「沈静」は、たくさんつぼみをつけた花茎に、次々と花が咲いていく姿が静かに佇んでいるかのように見える事からつけられています。「静かな人」は、少し寂しそうな風情が花の形にある事からだと言われています。
カラーリーフとして人気のギボウシ
ギボウシの葉は、緑色だけでなく少し色味の違うものや、縁どりや筋のように斑がはいっているものなど、多くの種類があります。ガーデンのグリーンに色味を加える植物として、とても人気があります。
万能植物、ギボウシ
ギボウシは、たくさんの色があるというだけでなく日陰でも育つ耐陰性植物ですので、日の当たりにくい「シェードガーデン」でもよく育ちますし、また「グランドカバー」
としても利用できます。冬の間は葉は枯れてしまいますが、春から秋にかけては葉が広がり、夏には花もつけます。
食用にもなるギボウシ
山野草であるギボウシは、山形県で主に栽培され、食用としても利用されます。薄い黄緑色の若芽が食用とされ、味にクセはなく、噛むとシャキシャキとした触感と少しのぬめりがあります。生食ではサラダや浅漬け、そのほか炒めものや和えもの、味噌汁、混ぜご飯、巻き寿司など、様々なものに利用されます。
ギボウシに似た「バイケイソウ」という毒草もあるそうなので、採取する場合は注意が必要になります。
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