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玲儿
2017年09月14日
フウセンカズラの基本情報
学名:Cardiospermum halicacabum
和名:フウセンカズラ(風船葛)
科名 / 属名:ムクロジ科 / フウセンカズラ属
特徴
フウセンカズラは、巻きひげをもち、フェンスなどに絡みつきながら繁茂するつる性の一年草です。夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。繊細な草姿と、風に揺れる果実は見た目にも涼しげで、緑のカーテンにも向いています。果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが3粒得られます。タネの模様は猿の顔のようにも見え、愛嬌があります。
成長が早いので、あんどんやネットは早めに準備をして、つるどおしが絡まないように誘引していきます。
フウセンカズラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好み、水はけのよい肥沃な土壌で育てます。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分とカリ分が多めの緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
ハダニが発生すると、葉のつやがなくなる症状が見られます。乾燥時には葉裏に葉水をするなど、予防に努めます。発生が見られたら、適用のある殺ダニ剤で駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月中旬から6月中旬に植えつけます。苗の間隔は20~30cmが目安です。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。
ふやし方
タネまき:タネはヤエザクラが咲くころ、直まきするか、ポリポットにまいて育てます。硬実種子のため種皮が硬く吸水しにくいので、一晩水につけておいたタネをまくか、種皮に傷をつけてからまくと、発芽がそろいやすくなります。ポリポットにまいたものは、本葉4~5枚になったら目的の場所に植えつけます。
タネの採取:茶色くなった果実から、タネを採取します。1果実にタネが3つ入っており、大きく成長した株からは200個以上のタネがとれることもあります。
主な作業
摘心:本葉が5~7枚展開したころ、茎の先端を摘み取る摘心をすると、枝数がふえます。
つるの誘引:オベリスクに絡ませたり、緑のカーテンに仕立てることができます。特に、緑のカーテンでは、最初の摘心後に伸びた枝を横に寝かせてネットに誘引すると、各節からわき芽が伸び出します。その後も手が届く範囲で、すき間を埋めるように誘引していくと、密に茂ったカーテンができます。
学名:Cardiospermum halicacabum
和名:フウセンカズラ(風船葛)
科名 / 属名:ムクロジ科 / フウセンカズラ属
特徴
フウセンカズラは、巻きひげをもち、フェンスなどに絡みつきながら繁茂するつる性の一年草です。夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。繊細な草姿と、風に揺れる果実は見た目にも涼しげで、緑のカーテンにも向いています。果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが3粒得られます。タネの模様は猿の顔のようにも見え、愛嬌があります。
成長が早いので、あんどんやネットは早めに準備をして、つるどおしが絡まないように誘引していきます。
フウセンカズラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好み、水はけのよい肥沃な土壌で育てます。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分とカリ分が多めの緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
ハダニが発生すると、葉のつやがなくなる症状が見られます。乾燥時には葉裏に葉水をするなど、予防に努めます。発生が見られたら、適用のある殺ダニ剤で駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月中旬から6月中旬に植えつけます。苗の間隔は20~30cmが目安です。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。
ふやし方
タネまき:タネはヤエザクラが咲くころ、直まきするか、ポリポットにまいて育てます。硬実種子のため種皮が硬く吸水しにくいので、一晩水につけておいたタネをまくか、種皮に傷をつけてからまくと、発芽がそろいやすくなります。ポリポットにまいたものは、本葉4~5枚になったら目的の場所に植えつけます。
タネの採取:茶色くなった果実から、タネを採取します。1果実にタネが3つ入っており、大きく成長した株からは200個以上のタネがとれることもあります。
主な作業
摘心:本葉が5~7枚展開したころ、茎の先端を摘み取る摘心をすると、枝数がふえます。
つるの誘引:オベリスクに絡ませたり、緑のカーテンに仕立てることができます。特に、緑のカーテンでは、最初の摘心後に伸びた枝を横に寝かせてネットに誘引すると、各節からわき芽が伸び出します。その後も手が届く範囲で、すき間を埋めるように誘引していくと、密に茂ったカーテンができます。
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