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笼岛 みどり
2017年05月23日
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子孫繁栄の象徴として「縁起の良い植物」とも言われている、多肉植物の『子宝草』。我が家でも、毎年たくさんの子株が育って、巨大化しています。今回は、この『子宝草』について書いていこうと思います!
子宝草について
科名・・・ベンケイソウ科属名・・・カランコエ属学名・・・Kalanchoe creanta daigremontianum原産地・・・アフリカ※別名「クローンコエ」とも呼ばれています。
子宝草はベンケイソウ科の「胡蝶の舞(コチョウノマイ)」と「子宝弁慶(コダカラベンケイ)」を交配させた品種。似たような植物で、「マザーリーフ(セイロンベンケイソウ)」があります。
マザーリーフが落葉した葉からたくさんの芽を出すのに対し、子宝草は、茎についている葉の周囲にたくさんの子株を付けるのが特徴。
巨大化した子宝草
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~縁起の良い植物とも言われています!~
子宝草というネーミングは、子株をたくさんつけるところから来ているそうです。子孫繁栄の象徴として、妊娠を望むときに育てる植物としても人気があるようです!
【我が家の育て方】
・一年中外(風通しがよく、半日蔭)で栽培。(栽培場所は、各季節・環境によって異なります。)・水やりは控えめ(ちょっと元気がないなと思ったときに、お水をあげる)、やや乾燥気味に。・植え替えは、様子を見て随時。多肉植物用に土に植え替えます。(一般的に、植え替えは、2~3年に1回を目安に行うとよいそうです。)・葉の周りにできる子株が落ちた場合は、適度に処理する。(そのままにしておくと、増えすぎてちょっと困ってしまうことに・・・)
開花
春には開花します。花の形はスズランのような釣鐘状です。
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子株の誕生
花が終わると、花柄から子株が出てきます。
子孫を残すために!
葉っぱの周りにできた子株は、自然にポロポロと下に落ち、下の土に根付いたり、風で他の植物の鉢に飛んでいったりして、そのままそこに根付いたりします。
旅立ちに、準備万端です!
どの子株にも愛情を感じてしまいますが・・・そこは心を鬼にして!数個を残すだけにすることをおススメします!(そのままにしていると、増えすぎて大変なことになってしまうことになるかも・・・)
~他の植物鉢にもおジャマします~
同じベンケイソウ科の「カネノナルキ(金の成る木)」の鉢に!
「ワイヤープランツ」の葉っぱの間にも!
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