文章
笼岛 みどり
2017年05月24日
#アマリリス の花言葉
アマリリスの花言葉は、「誇り」「内気」「すばらしく美しい」「おしゃべり」「強い虚栄心」。
―ユリに似た、とても美しく華やかな大輪の花
アマリリスはヒガンバナ科の多年草で、花期は5月~7月です。太く長い茎の先にユリに似た華やかな花を咲かせます。
アマリリスについて科・属 ヒガンバナ科・ヒッペアストルム属英名 Amaryllis学名 Hippeastrum原産地 中南米出回り期 3月~7月
アマリリスの花言葉⇒「誇り」「内気」「すばらしく美しい」「おしゃべり」「強い虚栄心」
アマリリスの花言葉の由来
花言葉の 「輝くばかりの美しさ」は、少女・アマリリスの想いに応えて咲いたからで、「誇り」は、恋焦がれた少年を自らを傷つけてまで振り向かせたことから、とされています。 「おしゃべり」という花言葉には、少女・アマリリスがとてもおしゃべりだったから、という説やアマリリスの花が横につき、となりの花とおしゃべりをしているように見えることから付いたという説があります。
アマリリスの花名の由来
花名の由来は、ローマの詩人「ヴェルギリウス」が作った詩歌の中で登場する羊飼いの娘の名前「アマリリス」に由来しています。また、アマリリスの学名の「Hippeastrum」は、「馬のように大きくて、星のような花」という意味を持っています。
アマリリスのギリシャ神話
羊飼いの娘・アマリリスは、花が大好きな羊飼いの少年・アルテオに恋をします。しかし、少年はいつも大きな花を届けてくれる少女に恋をしていました。それを知ったアマリリスは神に「どうか彼が私のことを想ってくれますように」と祈りを捧げます。するとアマリリスは、神から「1本の矢で自らを傷つけろ」とのお告げと共に1本の矢を受け取り、お告げ通りにアマリリスは矢で自分自身を傷付けました。すると、アマリリスの流した血から美しい花が咲いたのです。その花を見た少年アルテオはひざまづいて、アマリリスに愛を告げたのです。
有毒部分
アマリリスはヒガンバナ科なので有毒植物です。毒があるのは、球根・花・葉部分で、中毒症状としては嘔吐、下痢、血圧低下、肝障害などがあるそうです。誤食はあまりないのですが、これは犬が食べても中毒症状を起こしてしまうことがあります。お庭に植えたアマリリスの球根を犬が掘り起こしてしまいかじって中毒症状になってしまう事例もあるようなので、注意が必要です。
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