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笼岛 みどり
2017年05月25日
もうすぐひな祭りですね。
ひな祭りに、ひな人形と一緒に飾る花といえば桃の花。今回は、そんな桃をご紹介!
桃ってどんな花?
桃はバラ科モモ属の落葉小高木で、初春になると鑑賞樹ともいえるほどきれいなピンクや白の花を咲かせます。
ひな祭りに桃の花?
ひな祭りは、桃の節句とも言われますよね。5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、3月3日の「上巳の節句」と呼ばれていたものが、女の子の節句として「桃の節句」と呼ばれるようになったのです。
桃の節句という呼び名は、桃の開花と重なるということと、桃の木が邪気を祓う神聖な木と考えられていたということから付けられました。
花桃と食用桃?
桃には、大きく分けると食用桃と花桃の2種類があります。食用桃は、夏ごろになると大きな果実がなります。みずみずしくておいしいですよね!
花桃には食べられる果実はなりませんが、花の鑑賞用に改良された園芸品種なので、とってもきれいな花が咲くんです!
実のなる桃の木の花より少し大きい赤、白、桃色などの花をたくさん咲かせ、とっても華やかです。
いかがでしたか?
花桃は鉢植えでも簡単に育てることができるので、ひな祭りに自分で育てた桃の花を飾ってみませんか?
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笼岛 みどり
2017年05月22日
#トルコキキョウ の花言葉
トルコキキョウの花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」。
―優雅で気品あふれる、バラに似た美しい花
トルコキキョウは、リンドウ科の多年草で、花期は5月~8月です。釣鐘形のキキョウに似た花や、八重咲きのバラにも似た花を咲かせ、花色は白やピンク、紫、クリーム色、グリーンと展開されています。
トルコキキョウについて科・属 リンドウ科・ユーストマ属英名 Eustoma学名 Eustoma grandiflorum原産地 北アメリカ出回り期 5月~11月
トルコキキョウ全般の花言葉⇒「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」
ピンクのトルコキキョウの花言葉⇒「優美」
白のトルコキキョウの花言葉⇒「思いやり」
紫のトルコキキョウの花言葉⇒「希望」
トルコキキョウの花言葉の由来
「優美」「すがすがしい美しさ」は、花姿から由来しているといわれ、ドレスのような花びらを見立ててつけられたといわれます。
トルコキキョウの花名の由来
トルコキキョウという名で一般的に売られていますが、原産地がトルコではないのにも関わらず「トルコ」がつき、キキョウの仲間ではなくリンドウ科だったということは意外と知られていません。これは花の見た目がトルコ人のターバンの姿に似ていることからとか、もともとの紫の花色がトルコ石の色、はたまた海の色から名づけられたと言われています。
トルコキキョウの属名ユーストマは、その花形からラテン語で良い・口という意味で名づけられ、「良い語らい」という花言葉も生まれています。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
桜(サクラ)の花言葉
桜(サクラ・さくら)の花言葉は「精神の美」、「優美な女性」
サクラは、バラ科サクラ属の落葉樹の一部の総称で、原産地はヒマラヤ近郊と考えられています。3~5月になると、白色や淡紅色から濃紅色の花をつけ、その開花が話題になります。果実の他、塩漬けにした花や葉が、食用としても利用されています。
サクラ(桜)について
科・属
バラ科・サクラ属
和名
桜(サクラ)
英名
Cherry blossom
学名
Cerasus (Prunus)
原産地
日本
開花時期
3月~5月
花名の由来
桜(サクラ・さくら)の語源には諸説あります。「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたという説や日本神話に登場する「コノハナノサクヤビメ」から「さくや」をとったという説、桜が、春に里(サ)にやってくる稲の神が憑依する座(クラ)と捉えられ、そこから名付けられたという説などがあります。
サクラ(桜)の花言葉と由来
サクラ(桜)の花言葉は、「精神の美」「優美な女性」。
花言葉である「精神の美」は、米国初代大統領ジョージ・ワシントンが幼いころ、父親が大切にしていたサクラの木を誤って切ってしまい、それを正直に告白したという話に由来します。「優美な女性」は、サクラの美しさを女性にたとえたものです。
川沿いに桜が多い理由
大雨が降ると川が氾濫し土手の決壊が起こり、洪水の被害に悩まされていたため、「享保の改革」の施策では治水対策として川沿い桜(サクラ)を植えさせたそうです。土手の決壊を防ぎ、洪水の被害を最小限に抑えるためにこのサクラを植えお花見で人を集め、川岸の地面が踏み固められたといいます。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月1日の誕生花
9月1日の誕生花は、「ハマナス(浜茄子・浜梨)」です。
高さも幅も1.5メートルほどのバラ科バラ属の落葉低木で、東アジアに広く分布しています。夏に、浜辺など水はけと日当たりの良い場所に生え、赤、ピンク、まれに白い花を咲かせます。花のあとにローズヒップ(バラ科バラ属のため)が成り、古くから食用にされてきました。お茶にすることもあります。
ハマナス(浜茄子・浜梨)について科・属 バラ科バラ属英名 Ramanas rose, Japanese rose, Rugosa rose学名 Rosa rugosa原産地 東アジアの温帯から冷帯開花時期 5月~8月ハマナス(浜茄子・浜梨)の花名の由来
和名の「浜茄子(ハマナス)」は、ナス(茄子)に由来するものではありません。この植物が海岸の砂地に生え、ナシに似た実をつけ、その甘酸っぱさから「浜梨(ハマナシ)」という名がつけられ、それが転訛しました。
ハマナス(浜茄子・浜梨)の花言葉と由来
ハマナス(浜茄子・浜梨)の花言葉は、「悲しくそして美しく」「あなたの魅力に惹かれます」「旅の楽しみ」。
開花期間は2~3ヶ月、初夏から晩夏にかけて次々と花を咲かせます。しかし、それぞれの花の命は短い一日草です。花言葉の「悲しくそして美しく」は、その短い命に由来します。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月4日の誕生花
9月4日の誕生花は、「ダイコンソウ(大根草)」です。
バラ科ダイコンソウ属(ゲウム属)で、原産地はユーラシア大陸及び南北アメリカです。花期は6~9月で、2cm前後のかわいらしい赤や黄、橙色の花を咲かせます。
ダイコンソウ(大根草)について科・属 バラ科ダイコンソウ属(ゲウム属)英名 Avens学名 Geum原産地 ユーラシア大陸、南北アメリカ開花時期 6月〜9月花名の由来
根生葉が、奇数羽状複葉でアブラナ科の大根と似ているため、この名が付きましたがダイコンとは全く関係無く、太い根でもありません。昔は、avenceと呼ばれていましたが、転訛してavensという英名になりました。
ダイコンソウ(大根草)の花言葉と由来
ダイコンソウ(大根草)の花言葉は、「前途洋々」「希望にあふれる」「満ちた希望」。
ダイコンソウの花は、鮮やかなで明るい色をしていることから「希望」を中心としたポジティブな花言葉になったという説や、種が動物などについて行き、遠くまで運ばれ未来が開けるという説と様々です。
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笼岛 みどり
2017年03月13日
梅(ウメ)の花言葉
梅(ウメ)の花言葉は 「不屈の精神」「高潔」
梅(ウメ)について
科・属
バラ科サクラ属
和名
梅(ウメ)
英名
Japanese apricot, Plum blossom
学名
Prunus mume
原産地
中国
開花時期
1月~3月
花名の由来
花名の「梅(ウメ)」の語源は諸説ありますが、中国語の「梅(メイ)」が転訛したとする説、薬用として燻製にした実が「烏梅(ウメイ)」として転訛したとする説、花の美しさからより「愛目(ウメ)」が転じたという説などがあります。
梅(ウメ)の花言葉と由来
梅(ウメ)の花言葉は、「高潔」「潔白」「忠実」「忍耐」「高潔な心」「澄んだ心」「気品(白梅)」。
花言葉の「忠実」は、争いに敗れ大宰府へ左遷された平安時代の貴族 菅原道真のあとを追って空を飛んだといわれる、ウメの伝説に由来しているようです。白梅の花言葉の「気品」は、華やかな紅梅に対し、凜として上品な白梅のその花姿にちなんでいます。
梅の豆知識
6月~7月中旬の雨を指す「梅雨」。なぜ「梅」という漢字が使われるか気になったことはありませんか?
梅雨の語源には諸説ありますが、「梅の実が熟した頃に降る雨」という意味で、中国の長江流域では「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説があります。また「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味から「黴雨(ばいう)」と呼んでいたものが、カビでは語感が良くないことから同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説もあります。
「梅雨」は江戸時代から日本に伝わり「梅雨(つゆ)」と呼ばれるようになりますが、その由来もいくつかあり「露」から連想されたというものや、梅の実が熟しつぶれる時期なので「潰ゆ」と関連させたという説があります。
梅にまつわることわざ・言い伝え
塩梅
塩梅とは、本来は塩と梅酢のことをいいます。昔は、酸味と塩味で料理の味を引き立てる「梅酢」が調味料として使われてそれが味付けの基本であることから、料理の味を調えること、またその味や塩加減の意味となり、今では、とても具合のよいことを「いい塩梅」といい、幅広く使われるようになっています。
梅干しは三毒を断つ
三毒とは「食の毒」「血の毒」「水の毒」の3つを意味します。「食の毒」は、暴飲暴食や不規則な食事など、食生活により体内のバランスが乱れた状態のことで、梅干しのもつ殺菌作用や解毒作用などにより、それらを断ち切ることが可能です。
「血の毒」とは、血液の代謝が良くないことが原因でできる毒で、梅に含まれるクエン酸の働きなどによって断ち切ることができます。
「水の毒」は体内の水分汚れのことで、梅干しの抗菌作用などで改善することができると言われています。
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