文章
笼岛 みどり
2017年05月22日
7月25日の誕生花
7月25日の誕生花は、「ムギワラギク(#帝王貝細工 )」です。
オーストラリア原産で、キク科のムギワラ属の一年草で「ヘリクリサム」とも呼ばれています。5~9月に、茎先にカサカサとした花弁状の総苞片に包まれた黄色、オレンジ、赤、白などの鮮やかな色の花を咲かせます。
ムギワラギク(帝王貝細工)について科・属 キク科 ムギワラギク属英名 Strawflower学名 Helichrysum bracteatum原産地 オーストラリア開花時期 5月~9月
ムギワラギク(帝王貝細工)の花言葉と由来
ムギワラギク(帝王貝細工)の花言葉は、「不滅の愛」「いつまでも続く喜び」「永遠の思い出」「黄金の輝き」。
ドライフラワーのようにカサカサしているムギワラギクの花の感触が、乾燥した「麦わら」のような感じがする事から、麦わらで作られた菊という意味で「ムギワラギク」と名付けられたそうです。
また、別名の「帝王貝細工」は、花びらが薄い貝のような硬さをしているということからこう呼ばれるようになったと言われています。「ヘリクリサム」とはラテン語で「helios(太陽)」と「chrysos(金色)」で「太陽の黄金」を意味し、花に金属光沢があるように見えることからこう言われているそうです。
花言葉の「不滅の愛」「いつまでも続く喜び」「永遠の思い出」は、黄色やオレンジ、赤、白などの鮮やかな色の花が、ドライフラワーにしてもいつまでも変わらない花姿と質感を残すことからつけられ多と言われています。また、「黄金の輝き」は、「ヘリクリサム」の由来と同じく、花の見た目からついたそうです。
ムギワラギク(帝王貝細工)の花
ムギワラギクの花びらに見えるものは、がくが変化した「総苞片」と呼ばれる器官です。花びらにはガラス質の一種の「ケイ酸」を含み水分が少ないため、独特の質感をもっています。触るとカサカサしているだけでなく少し硬くて、キラキラとした金属のような光沢があります。花色は黄色、オレンジ、白、赤、ピンクなどがあります。
ヘリクリサム
ムギワラギクの別名はヘリクリサムと言いますが、ヘリクリサムはキク科ムギワラギク属の植物の総称で、500種類ほどあると言われています。ヘリクリサムといっても、種類によって見た目がとても違います。
ヘリクリサム・ペティオラレ
卵型の小さな葉をたくさんもち、葉や茎に細かい繊毛が生えており、銀色に見えます。カラーリーフとして寄せ植えやお庭のアクセントに人気があり、横に広がるように育つのでグランドカバーにも向いています。湿気が苦手なので水の切れや風通しを良くするため、ハンギングバスケットや鉢植えでも育てることができます。
カレープランツ
見た目はローズマリーに似た銀白色の美しいシルバーグラスですが、カレーに似たにおいをもっているため、「カレープランツ」という名でも呼ばれています。しかし花は苦くて食べられないため、ポプリや料理の香りづけなどとして使われます。
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