文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
ブーゲンビリアの基本情報
常緑のつる性低木。盛夏をイメージさせる赤やピンク、オレンジなどの鮮やかで力強い印象により、贈答品としても好まれてきました。日中温度が20~25度以上でつぼみをつけるため、年2回ほど開花。温室ならほぼ1年を通じて花を楽しむことができます。八重咲きや複色、葉に斑の入る品種もあります。熱帯産の植物であるため、やや寒さには弱いものの手間がかからず、手軽に育てることができます。鉢植えなら真冬は室内に移動させましょう。霜の降りない地域なら露地植えで栽培できますが、冬には葉を落とすこともあります。「ブーゲンビレア」とも呼ばれています。
ブーゲンビリアの花言葉
「情熱」「あなたしか見えない」「あなたは魅力に満ちている」「魅力」「魂の花」
南国原産らしい赤やピンクの鮮やかで情熱的な花が特徴なことから、花言葉もそのまま「情熱」「あなたしか見えない」「あなたは魅力に満ちている」「魅力」と熱っぽいフレーズが並びます。見る者の心を震わせるような強さを持つ姿から「魂の花」と形容されることもあります。熱帯のイメージが強いことから7月の誕生花になっています。和名は「イカダカズラ」「ココノエカズラ」。カズラの名称はオシロイバナ科のブーゲンビリアだけでなく、マメ科などつる性の植物全般で用いられます。
ブーゲンビリアの基本情報科・属オシロイバナ科ブーゲンビリア属和名ブーゲンビリア,筏葛(イカダカズラ)英名Bougainvillea学名Bougainvilleae原産地中南米出回り時期3月~11月育てやすさ★★☆☆☆
ブーゲンビリアの種類・品種
白い花(正しくは苞)で、先端が淡いピンク色になる「ブライダルピンク」「ピンクレディー」が人気です。赤系で大輪の花をつける「パープルローブ」「サンデリアナ」はブーゲンビリアの中で比較的、耐寒性の高い品種です。オレンジ色の「ゴールデングロー」、中央部分まで純白の「カリフォルニアホワイト」「スノーホワイト」などもあります。
ブーゲンビリアの育て方用土
水はけのよい土を好みます。赤玉土7、腐葉土3を基本に、若干の山砂を加えてもよいでしょう。ブーゲンビリアの専用土も販売されています。
種まき
3月下旬頃、殻から取り出した種に浅くかぶる程度に土をかけておきます。日中気温が20度に達する頃、発芽します。
苗の選び方
3月頃から苗が出回り始めます。しっかりとした太い幹で、バランスのよい形をした苗を選びましょう。地方によっては寒さに強い品種を選ぶのもポイントです。
植え付け
地植えは斜面など乾燥気味の場所に。鉢植えは2~3年に一度で充分です。根が傷みやすいのでほぐさずに植え替えます。
水やり
水をたっぷり与えてしまうと葉ばかり茂って花が咲きません。新しい枝が伸び始めた時期は乾燥気味に管理すると、つぼみがよくつきます。
追肥
水やり同様、肥料も控えめにすると花つきがよくなります。開花後、お礼肥として1ヵ月程度効果の続く置き肥をします。
剪定
ほとんど剪定を必要としませんが、春の開花期が終わると上方向に徒長枝が出てきます。花がつきにくく、トゲの生えやすい枝なので、根元付近から切りつめてしまいましょう。
病害虫
病害虫の少なさが特長。風通しの悪いところではアブラムシがつくこともありますが、あまり頻度は多くありません。市販の薬剤で駆除し、他の果樹への拡散を防ぎましょう。
アブラムシ
アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。
ブーゲンビリアの育て方 まとめ
・日光が必須。日差しが少ないと花がつかないだけでなく、葉を落としてしまいます。ただし、夏場に購入したものをいきなり直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、最初の1週間程度は半日陰で管理します。
・鉢植えは受け皿が必須。土の上に直接置くと地面にまで根を伸ばしてしまいます。無理に根を切ると樹勢が弱ってしまうので注意が必要です。乾燥を好むので水やり後、受け皿にたまった水は捨てるようにします。
・つる性の植物なので支柱が必要になりますが、斜面の土地や吊り鉢で、つるを這わせたり垂らしたりするのも面白いでしょう。
ブーゲンビリアのその他色々フランス人探検家ブーガンビル
1786年、ルイ15世の命により世界一周の旅に挑んでいたフランスの探検家ルイ・アントワーヌ・ブーガンビルがブラジルでこの植物を発見。彼の名にちなんでブーゲンビリアと命名されました。中南米には10種以上のブーゲンビリアが自生しています。ちなみに第二次大戦で日本が激戦を繰り広げたパプアニューギニアのブーゲンビル島も、このブーガンビルの発見によって名付けられたものです。
とげの減らし方
丈夫なブーゲンビリアですが、数少ない欠点がとげがあること。枝や葉が伸びる際、咲かなかった花芽が変化してとげになってしまいます。花芽へと成長しない理由は水と肥料の与えすぎです。液肥は使わず、乾燥気味に育てるととげも少なくなるでしょう。
花より葉の一部を鑑賞するタイプの植物
ブーゲンビリアの「花びら」として鑑賞している部分は、実は花を包む葉の一部、苞(ほう)と呼ばれるものが大きく変化したものです。ブーゲンビリア同様、花びらに見える苞を持つ植物には、ハナミズキやポインセチアなどがあります。
0
0
文章
笼岛 みどり
2017年05月22日
#ブーゲンビリア の花言葉
ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」、「魅力」、「あなたしか見えない」
―インパクト大!南国ならではの鮮やかな「情熱」の花
オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性のつる性低木で、原産地は、中央アメリカや南アメリカの熱帯雨林です。
ブーゲンビリアについて科・属 オシロイバナ科・ブーゲンビリア属和名ブーゲンビリア,筏葛(イカダカズラ)英名 Bougainvillea学名 Bougainvillea原産地 南アメリカ出回り期 3月~11月
ブーゲンビリアの花言葉⇒「情熱」「魅力」「あなたしか見えない」
ブーゲンビリアの花言葉の由来
ブーゲンビリアの花言葉の「情熱」は、赤やピンクなどの情熱的な色に由来していて、人の気持ちを揺さぶり高ぶらせるというところから「魂の花」という名前でも呼ばれるようになりました。つる性で上へと伸びていく様子は、火炎をあげているようにエネルギッシュでありながら、さらっとした苞が日差しを透過し夏でもさわやかさを感じさせてくれる植物です。
ブーゲンビリアの花名の由来
属名の学名「Bougainvillea(ブーゲンビリア)」は、1768年にブラジルでこの植物を発見したフランス人の植物学者フィリベルト・コマーソンが、彼の友人で船員だったブーガンヴィル(1729~1811)の名前にちなんでつけられた名前だそうです。原産地はこのブラジルをはじめ中央・南アメリカです。
ブーゲンビリアの花
ブーゲンビリアの花は1輪ずつ付いているように見えますが、実は1輪は花と萼が1つずつの組み合わせで、これが3輪(6輪)が集まって1つの花のように見えています。
原産地の中南米では年中咲いている花ですが、日本ではなかなか環境が合わず、夏も暑すぎるために花が咲きにくくなるようです。
インドに伝わる伝統医学のアーユルヴェーダでは、糖尿病患者の治療に、ブーゲンビリアの葉の成分を用いていたとされています。アーユルヴェーダとは、5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学で、実践的な生活の健康法として現代まで伝えられてきました。
昔は贈り物としても人気があり、貰って嬉しい花としてもよく名前が挙がっていたそうですが、するどい棘をもっていることと、花が落ちやすいことから次第に贈り物としては使われなくなったようです。
ブーゲンビリアの種類
ブーゲンビリアの品種は、原種が3種類あり、そこから品種改良が行われたことによってたくさんの種類がうまれました。花に見える包葉には赤やピンク、紫、白、黄色などの色があり、一重のものや八重のもの、中央の花がないもの、グラデーションや2色咲きのもの、斑が入るものなど、様々な種類があります。
他の花言葉の記事はここから探してみよう。
0
0
文章
笼岛 みどり
2017年05月22日
7月23日の誕生花
7月23日の誕生花は、「ブーゲンビリア」です。
オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性のつる性低木で、原産地は、中央アメリカや南アメリカの熱帯雨林です。
ブーゲンビリアについて科・属 オシロイバナ科ブーゲンビリア属和名 ブーゲンビリア,筏葛(イカダカズラ)英名 Bougainvillea学名 Bougainvillea原産地 中央アメリカや南アメリカの熱帯雨林開花時期 5月~10月
花名の由来
属名の学名「Bougainvillea(ブーゲンビリア)」は、1768年にブラジルでこの植物を発見したフランス人の植物学者フィリベルト・コマーソンが、彼の友人で船員だったブーガンヴィル(1729~1811)の名前にちなんでつけられた名前だそうです。原産地はこのブラジルをはじめ中央・南アメリカです。
ブーゲンビリアの花言葉と由来
ブーゲンビリアの花言葉は、「情熱」「魅力」「あなたしか見えない」。
ブーゲンビリアの花言葉の「情熱」は、赤やピンクなどの情熱的な色に由来していて、人の気持ちを揺さぶり高ぶらせるというところから「魂の花」という名前でも呼ばれるようになりました。つる性で上へと伸びていく様子は、火炎をあげているようにエネルギッシュでありながら、さらっとした苞が日差しを透過し夏でもさわやかさを感じさせてくれる植物です。
ブーゲンビリアの花
ブーゲンビリアの花は1輪ずつ付いているように見えますが、実は1輪は花と萼が1つずつの組み合わせで、これが3輪(6輪)が集まって1つの花のように見えています。
原産地の中南米では年中咲いている花ですが、日本ではなかなか環境が合わず、夏も暑すぎるために花が咲きにくくなるようです。
インドに伝わる伝統医学のアーユルヴェーダでは、糖尿病患者の治療に、ブーゲンビリアの葉の成分を用いていたとされています。アーユルヴェーダとは、5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学で、実践的な生活の健康法として現代まで伝えられてきました。
昔は贈り物としても人気があり、貰って嬉しい花としてもよく名前が挙がっていたそうですが、するどい棘をもっていることと、花が落ちやすいことから次第に贈り物としては使われなくなったようです。
ブーゲンビリアの種類
ブーゲンビリアの品種は、原種が3種類あり、そこから品種改良が行われたことによってたくさんの種類がうまれました。花に見える包葉には赤やピンク、紫、白、黄色などの色があり、一重のものや八重のもの、中央の花がないもの、グラデーションや2色咲きのもの、斑が入るものなど、様々な種類があります。
0
0