文章
笼岛 みどり
2017年05月24日
#元気に育った 多肉植物。増やして楽しむことも。
葉を使って増やす「葉挿し」と、株を切って増やす「挿し木」。があります。多肉植物の種類に適した増やし方と合わせてご紹介します。
葉挿しをしてみよう
セダム・銘月(めいげつ)を葉挿しします。葉挿しは葉を土に置きます。葉は、元気な葉がよいです。水分不足などでカラッカラのものなどは避けましょう。土は大粒ではなく小粒のもののほうが向いてます。市販の多肉植物の土などでもよいでしょう。写真上くらいに葉挿しする葉を付け根が軽く土に埋まるように置きます。
写真下は埋めすぎの場合の例。すぐにはお水は与えないで、根がでるまではこのままで。いつ出るのか気になるとは思いますが、気長に待つのが一番。様子を見て、お水を与えますがが、葉には水分があるのでたっぷり与えなくても大丈夫です。管理する場所は風通しのよい明るい日陰、半日陰がよいです。
直射日光は避けましょう。
少しずつ発根、発芽します。
葉挿しで増やせる多肉植物エケベリア
大型品種(バレリーナ、ウエディングドレス、バロンボールドなど)は花芽挿しをオススメします。
育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”エケベリア”の育て方≫
アドロミスクス
葉が取れやすい品種なので、取れたら葉挿しに。
【育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”アドロミスクス”の育て方≫
セダム
カランコエ
葉挿しできるのは「月兎耳・ロンボピロサ・福兎耳」など。こちらは白肌ロンボピロサ。手前のは葉から成長したもの。
ベンハレンシスや、葉っぱに子株がつく品種は株分けで増やしましょう。
クラッスラ
金のなる木やゴーラムなどの夏型種など。
育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”クラッスラ”の育て方≫
ハオルシア
育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”ハオルシア・オブツーサ”の育て方≫
パキフィツム
挿し木してみよう
挿し木は成長して伸びてしまったときや脇芽が伸びたときなどに行ってもよいでしょう。
セダム・乙女心でご説明します。見ての通り、ひょろんと成長してます。
カットする時は、新しい芽は残して上をカット。
カットした挿し穂は下に葉が付いているものは葉を取ります。葉が付いたまま土に挿すと葉が土の中で腐ってしまう場合もありよくありません。
3、4日くらい切り口を乾燥させてからでもよいです。乾かすときはひっくり返した素焼き鉢に挿したりしても。
その後に、新しい土に挿します。風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。お水はすぐには与えないで、1週間から10日後にたっぷりと与えます。
挿し木で増やせる多肉植物
セダムの他にも増やせる種類をご紹介。
クラッスラ
アエオニウム
黒法師やサンバーストなどは挿し木で増やせます。
育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”アエオニウム”の育て方≫
挿し木したけど発根しない
挿し木したけれど、全然発根していない・・・
挿し木は成長期に行おう
多肉植物の種類の成長期に行うほうが発根はしやすいです。
真冬などの寒い時期に行っても発根はしづらいです。春や秋など気温が安定してカラッとした気候のほうが向いてます。また、切り口をきちんと乾燥していないと切り口から雑菌が入ったりで腐ってしまうことも。お水をすぐにあげるのこともよくないです。
葉から芽が出たときのうれしさやワクワクをぜひ実感しみては。育った株はお友達や大切な人に分けてもよいですね。大切に育てた多肉植物。増やして楽しんでみてくださいね。
花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
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