文章
笼岛 みどり
2017年05月28日
目次
#チランジア・ウスネオイデス の基本情報
チランジア・ウスネオイデスの水やりなどの育て方
チランジア・ウスネオイデスの増やし方
チランジア・ウスネオイデスの季節の管理
チランジア・ウスネオイデスの育て方|まとめ
チランジア・ウスネオイデスの基本情報
「チランジア・ウスネオイデス」はとても人気のあるエアプランツで、天井から吊るしたり、大型の観葉植物から垂らしたりと、インテリアグリーンとしても大活躍です。
別名「スパニッシュモス」や「サルオガセモドキ」と呼ばれています。パイナップル科チランジア属の常緑多年草。自生地では木に着生し、夜霧や雨水、空気中の水分を取り込み、成長しています。ねじれながら伸びる1mmほどの茎を束ねて吊るすと、お洒落なシルバーグリーンの花束のようになります。長さは、30cm~50cmほど。直射日光や乾燥を嫌うので、その点にさえ注意すれば、初心者でも簡単に管理ができます。春には、香りのある、かわいらしい小さな緑色の花を観賞できますよ。
科・属パイナップル科和名チランジア・ウスネオイデス,サルオガゼモドキ英名usneoides・Spanish moss学名Tillandsia usneoides原産地南米、アメリカ南部育てやすさ★★★★★
チランジア・ウスネオイデスの選び方
淡い緑色、シルバーグリーンのものを選びましょう。茎のしっかりしたものを選ぶとよいでしょう。
多少、茶色っぽいところがあるのはそこまで問題はありませんが、全体的に茶色かったり、手に取ったときに軽いものは枯れている場合もあります。
チランジア・ウスネオイデスの水やりなどの育て方
チランジア・ウスネオイデスの日常の水やりや日当り、管理をおしえて!
日当たり・置き場所
風通しのよい、明るい場所に吊るしたり、置きましょう
乾燥に弱いため、エアコンの風が当たる場所は避けます。窓辺でも、日光がよくあたる窓だと葉が乾燥し痛みやすいです。
外でもOK?
ウスネオイデスはもともと木に着生しています。お庭の木に吊るしても問題はありません。その場合も直射日光が当たらないか確認してから吊るしましょう。締めきった部屋で管理するより、風通しもよいので環境としてはよい場合もあります。乾燥する季節はこまめにお水を与えて湿度を保つなどの工夫が必要。梅雨時期は雨ざらしでも大丈夫ですが、連日の長雨や豪雨になる場合は室内に取りこみましょう。
温度
耐寒温度は5度。冬場は室内で管理しましょう 真夏は直射日光の当たる場所や、特に高温になる場所も避けます。
水やりエアプランツのミスティング(霧吹きで水やり)
霧吹きで週に2,3回たっぷりとスプレーします。
空中の水分を葉から吸収します。霧吹きで週に2、3回たっぷりと株全体にまんべんなく水を与えましょう。夏場や乾燥が気になる時期には回数を増やします。水やりのあとは風通しのよいところで管理し、風に当てて自然乾燥させます。
また、月に1回ほど数時間水に漬けこむソーキングをすることもオススメです。ソーキングの後も風に当ててきちんと乾かしましょう。
▼ソーキングについてエアプランツのソーキングは、いつやるといいの?
害虫
特に目立つ害虫はありませんが、購入時に虫がついている場合があるので、水に漬けて取り除くとよいでしょう。
ウスネオイデスの増やし方や冬越し増やし方/繁殖の仕方
株分けで増やすことができます ウスネオイデスは成長するにつれ下に伸びていきます。それをカットして束を増やすことで株分けすることができます。
冬越しの管理
雪や霜には弱いので、温かい室内に取り込みましょう。窓辺は外気と同じ気温に近いので冷える時期はあまりよくはないでしょう。できるだけ暖かく、優しい日の当たる場所で管理しましょう。
枯れさせないポイント
乾燥のしすぎと、多湿(蒸れ)にさえ注意すれば問題ないでしょう。束ねている部分が茶色っぽくなって気になる場合は一度ばらして、カットして新しく束ねましょう。束ねてあるだけあって、蒸れやすくなってはいます。たまにほぐしてあげてもよいでしょう。
関連リンクポイントは3つ。エアプランツ・ウスネオイデス、もう枯らさない!
チランジア・ウスネオイデスの豆知識
原産国では、梱包のための緩衝材として使用されることもあるそうです。それだけ、たくさん生育しているのかもしれませんね。
チランジア・ウスネオイデスの育て方|まとめ
・水やりは週に2,3回たっぷりと株全体に与えましょう
・乾燥がひどい場合はソーキングしよう
・日当りよく、風通しのよいところで管理しましょう
・冬場は室内にて管理しましょう
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こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なチランジア・ウスネオイデスを育ててみて下さいね
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