文章
玲儿
2017年07月06日
キアノティスの基本情報
学名:Cyanotis
その他の名前:ギンモウカン(銀毛冠)、テディベア・プランツ
科名 / 属名:ツユクサ科 / キアノティス属
特徴
キアノティス属(Cyanotis)は、熱帯アジアと熱帯アフリカに約50種が分布しています。観葉植物に利用されているのは葉が多肉質や多汁質の次のような種類です。
キアノティス・ロンギフォリア(C. longifolia)は熱帯アフリカ原産で、高さ10~40cmとなり、茎は直立したりほふくしたりします。葉は多肉質で線状となり、長さ約10~30cmで葉縁に軟毛が密生しています。花は赤紫色で茎の先端につきます。
キアノティス・ソマリエンシス(C. somaliensis)は銀毛冠(ぎんもうかん)とも呼ばれ、熱帯アフリカ原産で、茎は直立するかほふくします。葉は狭三角形で長さ3~4cm、光沢があります。多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生しています。茎の先端に淡紫色の花をつけます。
キアノティス・キューエンシス(C. kewensis)はインド原産で、株全体に褐色の軟毛が密生し、茎はほふくします。葉は長さ2~3cmで卵状心臓形となり多汁質です。花は茎の先端につき、紫色で小型です。こんもりとした草姿から、英名ではテディベア・プランツとも呼ばれています。
キアノティスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キアノティス・ロンギフォリア
Cyanotis longifolia
葉は多肉質で線状、葉縁に軟毛が密生する。
キアノティス・ソマリエンシス
Cyanotis somaliensis
銀毛冠とも呼ばれ、葉は狭三角形で光沢があり、多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生している。
キアノティス・キューエンシス
Cyanotis kewensis
株全体に褐色の軟毛が密生し、葉は卵状心臓形、多汁質となる。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当て、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら水を与えます。冬は鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
肥料が多いと株が軟弱になるので、春から秋に緩効性化成肥料を年1回施す程度とします。
病気と害虫
病気:根腐病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、年1回、4月から9月に植え替えます。植え替え時に伸びすぎた茎を間引いたり、切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎を切り分けて利用するとよいでしょう。茎は5cm程度にカットし、先端部の葉は残し、下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜたものを3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので1か月後には鉢上げできます。用土は鉢植え用と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉の除去:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
学名:Cyanotis
その他の名前:ギンモウカン(銀毛冠)、テディベア・プランツ
科名 / 属名:ツユクサ科 / キアノティス属
特徴
キアノティス属(Cyanotis)は、熱帯アジアと熱帯アフリカに約50種が分布しています。観葉植物に利用されているのは葉が多肉質や多汁質の次のような種類です。
キアノティス・ロンギフォリア(C. longifolia)は熱帯アフリカ原産で、高さ10~40cmとなり、茎は直立したりほふくしたりします。葉は多肉質で線状となり、長さ約10~30cmで葉縁に軟毛が密生しています。花は赤紫色で茎の先端につきます。
キアノティス・ソマリエンシス(C. somaliensis)は銀毛冠(ぎんもうかん)とも呼ばれ、熱帯アフリカ原産で、茎は直立するかほふくします。葉は狭三角形で長さ3~4cm、光沢があります。多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生しています。茎の先端に淡紫色の花をつけます。
キアノティス・キューエンシス(C. kewensis)はインド原産で、株全体に褐色の軟毛が密生し、茎はほふくします。葉は長さ2~3cmで卵状心臓形となり多汁質です。花は茎の先端につき、紫色で小型です。こんもりとした草姿から、英名ではテディベア・プランツとも呼ばれています。
キアノティスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キアノティス・ロンギフォリア
Cyanotis longifolia
葉は多肉質で線状、葉縁に軟毛が密生する。
キアノティス・ソマリエンシス
Cyanotis somaliensis
銀毛冠とも呼ばれ、葉は狭三角形で光沢があり、多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生している。
キアノティス・キューエンシス
Cyanotis kewensis
株全体に褐色の軟毛が密生し、葉は卵状心臓形、多汁質となる。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当て、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら水を与えます。冬は鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
肥料が多いと株が軟弱になるので、春から秋に緩効性化成肥料を年1回施す程度とします。
病気と害虫
病気:根腐病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、年1回、4月から9月に植え替えます。植え替え時に伸びすぎた茎を間引いたり、切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎を切り分けて利用するとよいでしょう。茎は5cm程度にカットし、先端部の葉は残し、下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜたものを3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので1か月後には鉢上げできます。用土は鉢植え用と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉の除去:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
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玲儿
2017年07月06日
アロエの基本情報
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
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小九
2017年07月05日
花名:#九里香
别名:九树香、七里香、千里香、万里香、过山香
花期:3个月
送花对象:一般不送人
花语:爱情的俘虏、勇敢
九里香(学名:Murraya exotica),又称:石辣椒、九秋香、九树香、七里香、千里香、万里香、过山香、黄金桂、山黄皮、千只眼、月橘。拉丁文名:Murraya exotica L.芸香科、九里香属常绿灌木,有时可长成小乔木样,株姿优美,枝叶秀丽,花香浓郁。根、茎、叶所含化学成分与千里香类同,产台湾、福建、广东、海南、广西五省区南部。常见于离海岸不远的平地、缓坡、小丘的灌木丛中。喜生于砂质土、向阳地方。南部地区多用作围篱材料,或作花圃及宾馆的点缀品,亦作盆景材料。
九里香,常绿灌木,有时可长成小乔木样,株姿优美,枝叶秀丽,花香浓郁。它的花、叶、果均含精油,出油率为0.25%,精油可用于化妆品香精、食品香精;叶可作调味香料;枝叶入药,有行气止痛、活血散瘀之功效,可治胃痛、风湿痹痛,外用则可治牙痛、跌扑肿痛、虫蛇咬伤等。此外,医药上还以之为强壮剂、健胃剂等。
别名:九树香、七里香、千里香、万里香、过山香
花期:3个月
送花对象:一般不送人
花语:爱情的俘虏、勇敢
九里香(学名:Murraya exotica),又称:石辣椒、九秋香、九树香、七里香、千里香、万里香、过山香、黄金桂、山黄皮、千只眼、月橘。拉丁文名:Murraya exotica L.芸香科、九里香属常绿灌木,有时可长成小乔木样,株姿优美,枝叶秀丽,花香浓郁。根、茎、叶所含化学成分与千里香类同,产台湾、福建、广东、海南、广西五省区南部。常见于离海岸不远的平地、缓坡、小丘的灌木丛中。喜生于砂质土、向阳地方。南部地区多用作围篱材料,或作花圃及宾馆的点缀品,亦作盆景材料。
九里香,常绿灌木,有时可长成小乔木样,株姿优美,枝叶秀丽,花香浓郁。它的花、叶、果均含精油,出油率为0.25%,精油可用于化妆品香精、食品香精;叶可作调味香料;枝叶入药,有行气止痛、活血散瘀之功效,可治胃痛、风湿痹痛,外用则可治牙痛、跌扑肿痛、虫蛇咬伤等。此外,医药上还以之为强壮剂、健胃剂等。
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任青(买正品,上云集):如何养殖
文章
小九
2017年07月05日
花名:#紫露草
别名:紫鸭趾草、紫叶草
花期:5个月左右
送花对象:朋友、同事、家人、友人
花语:尊崇
紫露草(拉丁学名:Tradescantia ohiensisRaf.),是鸭跖草科紫露草属多年生草本植物。茎多分枝,带肉质,紫红色,花瓣蓝紫色,广卵形;蒴果椭圆形。
紫露草原产于美洲热带地区,中国有引种栽培。
由于花期长、株形奇特秀美。树丛下片植,与鸢尾花长叶配植,株形、花蕾与花序适宜观赏。用于花坛、道路两侧丛植效果较好,也可盆栽供室内摆设,或作垂吊式栽培。
紫露草由于花期长、径直立、节明显,有叶鞘,株形奇特秀美,具有十足的野味,树丛下片植,与鸢尾花长叶配植,观赏株形与花蕾、花序,特色突出,情趣无限。
别名:紫鸭趾草、紫叶草
花期:5个月左右
送花对象:朋友、同事、家人、友人
花语:尊崇
紫露草(拉丁学名:Tradescantia ohiensisRaf.),是鸭跖草科紫露草属多年生草本植物。茎多分枝,带肉质,紫红色,花瓣蓝紫色,广卵形;蒴果椭圆形。
紫露草原产于美洲热带地区,中国有引种栽培。
由于花期长、株形奇特秀美。树丛下片植,与鸢尾花长叶配植,株形、花蕾与花序适宜观赏。用于花坛、道路两侧丛植效果较好,也可盆栽供室内摆设,或作垂吊式栽培。
紫露草由于花期长、径直立、节明显,有叶鞘,株形奇特秀美,具有十足的野味,树丛下片植,与鸢尾花长叶配植,观赏株形与花蕾、花序,特色突出,情趣无限。
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小九
2017年07月05日
花名:#雪莲花
别名:雪莲、雪荷花、大拇花、大木花
花期:6—7月
送花对象:朋友、情人、恋人
雪莲花花语
纯白的爱,喜欢,象征着坚韧与希望
雪莲花(学名:Saussurea involucrata (Kar. et Kir.) Sch.-Bip.),因其顶形似莲花,故得名雪莲花,简称雪莲。为多年生草本,高15-35厘米。根状茎粗,颈部被多数褐色的叶残迹。茎粗壮,无毛。叶密集,基生叶和茎生叶无柄,叶片椭圆形或卵状椭圆形;最上部叶苞叶状,膜质,淡黄色,包围总花序,边缘有尖齿。头状花序10-20个,在茎顶密集成球形的总花序。总苞半球形,直径1厘米;总苞片3-4层,边缘或全部紫褐色。小花紫色。瘦果长圆形。冠毛污白色。花果期7-9月。
分布于中国多地高寒地带,俄罗斯及哈萨克斯坦也有分布。生于高山雪线附近的岩缝、石壁和冰磺砾石滩中,海拔2400-4000米。以天山所产最多,质亦最佳。可作药用,也有一定的观赏价值。1996年中国已将天山雪莲列为二级保护植物,天山雪莲是唯一列入《中国植物红皮书》的雪莲植物,是中国国家三级濒危物种。2000年国务院13号文件已明令禁止采挖野生雪莲。
别名:雪莲、雪荷花、大拇花、大木花
花期:6—7月
送花对象:朋友、情人、恋人
雪莲花花语
纯白的爱,喜欢,象征着坚韧与希望
雪莲花(学名:Saussurea involucrata (Kar. et Kir.) Sch.-Bip.),因其顶形似莲花,故得名雪莲花,简称雪莲。为多年生草本,高15-35厘米。根状茎粗,颈部被多数褐色的叶残迹。茎粗壮,无毛。叶密集,基生叶和茎生叶无柄,叶片椭圆形或卵状椭圆形;最上部叶苞叶状,膜质,淡黄色,包围总花序,边缘有尖齿。头状花序10-20个,在茎顶密集成球形的总花序。总苞半球形,直径1厘米;总苞片3-4层,边缘或全部紫褐色。小花紫色。瘦果长圆形。冠毛污白色。花果期7-9月。
分布于中国多地高寒地带,俄罗斯及哈萨克斯坦也有分布。生于高山雪线附近的岩缝、石壁和冰磺砾石滩中,海拔2400-4000米。以天山所产最多,质亦最佳。可作药用,也有一定的观赏价值。1996年中国已将天山雪莲列为二级保护植物,天山雪莲是唯一列入《中国植物红皮书》的雪莲植物,是中国国家三级濒危物种。2000年国务院13号文件已明令禁止采挖野生雪莲。
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玲儿
2017年07月05日
デュランタの基本情報
学名:Duranta repens(D.erecta)
和名:タイワンレンギョウ、ハリマツリ
科名 / 属名:クマツヅラ科 / ハリマツリ属(デュランタ属)
特徴
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木で、夏の鉢物としてよく流通しています。また、観葉植物として観賞される品種も一般に出回っており、沖縄などの熱帯地域では生け垣としてよく植えられています。丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しするので、暖地では庭木として植えることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘タカラヅカ’
Duranta‘Takarazuka’
濃紫色に白い縁取りが入る美しい品種。鉢物としてよく流通している。
‘アルバ’
Duranta‘Alba’
花色が涼しげな白色の品種。
‘ライム’
Duranta‘Lime’
葉が明黄色になり、観葉植物として利用される。花は咲きにくい。
デュランタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所が適します。日光不足になると花つきが悪くなるので注意してください。
庭植えにする際は、水はけが悪い場所は避けたほうがよく開花します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。また、よく開花しているときや、おう盛に成長しているときは乾燥しやすいので、7月から9月の天気のよい日は毎日水を与えてください。
庭植えした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
肥料
春から秋の成長期に緩効性の化成肥料を規定量置き肥として施してください。夏にチッ素分の多い肥料を施すと、枝葉ばかり茂って花が咲きにくくなることがあります。
病気と害虫
新芽付近にアブラムシ、葉裏にハダニが発生することがあるので、注意してください。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。
(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)
植えつけ、 植え替え
生育がおう盛なので、植え替えを怠ると根詰まりを起こして生育が悪くなり、花も咲きにくくなります。1~2年に1回は植え替えを行ってください。
ふやし方
さし木:春から夏にさし木ができます。枝を5~7cmほど切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:花が咲き終わったら枝先を少し切るとまた開花します。切ったあとは緩効性化成肥料とあわせて、さらに液体肥料も1週間に1回程度施すと次の開花が早くなります。
大きくなりすぎた株の切り戻しなどの強剪定は、春先か冬前に行ってください。
学名:Duranta repens(D.erecta)
和名:タイワンレンギョウ、ハリマツリ
科名 / 属名:クマツヅラ科 / ハリマツリ属(デュランタ属)
特徴
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木で、夏の鉢物としてよく流通しています。また、観葉植物として観賞される品種も一般に出回っており、沖縄などの熱帯地域では生け垣としてよく植えられています。丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しするので、暖地では庭木として植えることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘タカラヅカ’
Duranta‘Takarazuka’
濃紫色に白い縁取りが入る美しい品種。鉢物としてよく流通している。
‘アルバ’
Duranta‘Alba’
花色が涼しげな白色の品種。
‘ライム’
Duranta‘Lime’
葉が明黄色になり、観葉植物として利用される。花は咲きにくい。
デュランタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所が適します。日光不足になると花つきが悪くなるので注意してください。
庭植えにする際は、水はけが悪い場所は避けたほうがよく開花します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。また、よく開花しているときや、おう盛に成長しているときは乾燥しやすいので、7月から9月の天気のよい日は毎日水を与えてください。
庭植えした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
肥料
春から秋の成長期に緩効性の化成肥料を規定量置き肥として施してください。夏にチッ素分の多い肥料を施すと、枝葉ばかり茂って花が咲きにくくなることがあります。
病気と害虫
新芽付近にアブラムシ、葉裏にハダニが発生することがあるので、注意してください。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。
(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)
植えつけ、 植え替え
生育がおう盛なので、植え替えを怠ると根詰まりを起こして生育が悪くなり、花も咲きにくくなります。1~2年に1回は植え替えを行ってください。
ふやし方
さし木:春から夏にさし木ができます。枝を5~7cmほど切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:花が咲き終わったら枝先を少し切るとまた開花します。切ったあとは緩効性化成肥料とあわせて、さらに液体肥料も1週間に1回程度施すと次の開花が早くなります。
大きくなりすぎた株の切り戻しなどの強剪定は、春先か冬前に行ってください。
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玲儿
2017年07月05日
アッツザクラの基本情報
学名:Rhodohypoxis baurii
その他の名前:ロードヒポキシス
科名 / 属名:キンバイザサ科 / ロードヒポキシス属
特徴
アッツザクラは鉢物としての流通が多く、小鉢でも楽しめるかわいらしさが魅力の花です。高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと呼ばれるようになったものと思われますが、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、北太平洋のアッツ島とはまったく関係ありません。サクラやサクラソウが5弁なのに対し、本種は6弁です。主に英国で園芸品種がつくり出されましたが、近年、日本でも品種が育成されています。球根は直径1cmほどの小さな球茎で、掘り上げて長期間乾燥させると枯れやすいものです。宿根草を育てる要領で、掘り上げずに休眠中でも多少の湿り気を保つのが安全です。自然開花は5月から6月ですが、促成栽培や、早春の芽出し前の球根を冷蔵しておいて秋以降に咲かせることもできるため、鉢物の流通は11月から4月の長期にわたります。
アッツザクラの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘白鳥’
清楚な白花で、うっすらとピンクがのる。
‘都鳥’
やや濃いピンクで、かすり状に白色が入る。
‘折鶴’
‘都鳥’を淡くしたような花。
‘千代鶴’
ピンクの覆輪花。
‘ルビーの輝き’
赤花八重咲き。
学名:Rhodohypoxis baurii
その他の名前:ロードヒポキシス
科名 / 属名:キンバイザサ科 / ロードヒポキシス属
特徴
アッツザクラは鉢物としての流通が多く、小鉢でも楽しめるかわいらしさが魅力の花です。高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと呼ばれるようになったものと思われますが、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、北太平洋のアッツ島とはまったく関係ありません。サクラやサクラソウが5弁なのに対し、本種は6弁です。主に英国で園芸品種がつくり出されましたが、近年、日本でも品種が育成されています。球根は直径1cmほどの小さな球茎で、掘り上げて長期間乾燥させると枯れやすいものです。宿根草を育てる要領で、掘り上げずに休眠中でも多少の湿り気を保つのが安全です。自然開花は5月から6月ですが、促成栽培や、早春の芽出し前の球根を冷蔵しておいて秋以降に咲かせることもできるため、鉢物の流通は11月から4月の長期にわたります。
アッツザクラの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘白鳥’
清楚な白花で、うっすらとピンクがのる。
‘都鳥’
やや濃いピンクで、かすり状に白色が入る。
‘折鶴’
‘都鳥’を淡くしたような花。
‘千代鶴’
ピンクの覆輪花。
‘ルビーの輝き’
赤花八重咲き。
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玲儿
2017年07月05日
アンスリウムの基本情報
学名:Anthurium
和名:オオベニウチワ(大紅団扇) その他の名前:アンスリューム
科名 / 属名:サトイモ科 / ベニウチワ属(アンスリウム属)
特徴
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布します。美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数つき、小さくて目立ちません。長期間楽しめる苞を観賞する鉢花として栽培されるほか、観葉植物として楽しむ種類もあります。
花を楽しむ種類の主な原種は、アンドレアヌム(Anthurium andraeanum)で、その園芸品種は鉢物としてよく出回っているほか、切り花としても利用されています。また光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。
‘レッド・チャンピオン’
Anthurium ‘Red Champion’
苞が赤色の多花性品種で、中型の鉢物として出回っている。
アンスリウム・シェルツェリアヌム
Anthurium scherzerianum
美しい花を楽しむ小型の鉢物として流通している。
アンスリウム・クラリネリウィウム
Anthurium clarinerivium
複雑な模様の葉が美しい。ただし、花にはあまり観賞価値はない。
学名:Anthurium
和名:オオベニウチワ(大紅団扇) その他の名前:アンスリューム
科名 / 属名:サトイモ科 / ベニウチワ属(アンスリウム属)
特徴
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布します。美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数つき、小さくて目立ちません。長期間楽しめる苞を観賞する鉢花として栽培されるほか、観葉植物として楽しむ種類もあります。
花を楽しむ種類の主な原種は、アンドレアヌム(Anthurium andraeanum)で、その園芸品種は鉢物としてよく出回っているほか、切り花としても利用されています。また光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。
‘レッド・チャンピオン’
Anthurium ‘Red Champion’
苞が赤色の多花性品種で、中型の鉢物として出回っている。
アンスリウム・シェルツェリアヌム
Anthurium scherzerianum
美しい花を楽しむ小型の鉢物として流通している。
アンスリウム・クラリネリウィウム
Anthurium clarinerivium
複雑な模様の葉が美しい。ただし、花にはあまり観賞価値はない。
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玲儿
2017年07月04日
アキメネスの基本情報
学名:Achimenes
科名 / 属名:イワタバコ科 / アキメネス属
特徴
アキメネスの仲間は、中南米に約30種が分布しています。アキメネス・ロンギフロラ(Achimenes longiflora)とアキメネス・エレクタ(A. erecta)、そのほかの種から多くの園芸品種が作出されました。現在は豊富な花色をもち、花形は一重のものから八重のものまであります。また、矮性のものなどもあります。
春に球根から萌芽し、夏に柔らかい茎の葉腋から次々に花を咲かせます。小さい松かさのような根茎をもち、冬に地上部が枯れて休眠します。
アキメネスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
アキメネス・ロンギフロラ
Achimenes longiflora
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜パナマ原産。紫色の花。
アキメネス・エレクタ
Achimenes erecta
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜コロンビア原産。赤〜桃赤色の花。
アキメネスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えには向いておらず、鉢植えにして育てます。5月から戸外の風通しのよい半日陰で育てますが、雨には当てないようにします。秋には葉が黄化して、休眠に入ります。冬の間、球根を掘り上げるか、鉢のまま乾燥させて5~10℃くらいの暗所で貯蔵します。
水やり
萌芽後の生育中は、土が乾き始めたらたっぷりと株元に水を与えます。9月下旬ごろから徐々に水を減らしていき、地上部が枯れたら断水します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。追肥は、生育期間中に、三要素等量かリン酸分がやや多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシ
乾燥しているときや風通しが悪いときに、これらの害虫がよく発生します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土にパーライトまたは小粒の軽石を2割ほど混ぜたものか、赤玉土5、腐葉土3、軽石2の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から4月下旬に、球根を仮植えします。2号鉢にバーミキュライト単用もしくは肥料を含まない鉢植え用土(上記)を湿らせ、球根を植えつけます。萌芽後、3~4節に伸びたら、同じ大きさの苗を選んで、5号鉢に4株を寄せ植えします。
前年栽培し、保管していた球根も同様に植えつけます。もし、毎年植え替えるのが面倒なら、4月下旬に球根が植わったままの鉢に軽く水やりをします。1か月くらいで萌芽するので、株が混み合っていなければ、植え替えずにそのまま育て、混み合っていたら一回り大きな鉢に鉢増しするという方法もあります。
ふやし方
分球:春の植え替え時に、古い球根のまわりにいくつも新しい球根がくっついています。それを分割してふやします。
さし芽:5月から6月に、伸びた枝の先端を8cmくらいに切って、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:草丈が10cmくらいになったら摘心をすると、芽数がふえるとともに株元がしっかりします。
学名:Achimenes
科名 / 属名:イワタバコ科 / アキメネス属
特徴
アキメネスの仲間は、中南米に約30種が分布しています。アキメネス・ロンギフロラ(Achimenes longiflora)とアキメネス・エレクタ(A. erecta)、そのほかの種から多くの園芸品種が作出されました。現在は豊富な花色をもち、花形は一重のものから八重のものまであります。また、矮性のものなどもあります。
春に球根から萌芽し、夏に柔らかい茎の葉腋から次々に花を咲かせます。小さい松かさのような根茎をもち、冬に地上部が枯れて休眠します。
アキメネスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
アキメネス・ロンギフロラ
Achimenes longiflora
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜パナマ原産。紫色の花。
アキメネス・エレクタ
Achimenes erecta
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜コロンビア原産。赤〜桃赤色の花。
アキメネスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えには向いておらず、鉢植えにして育てます。5月から戸外の風通しのよい半日陰で育てますが、雨には当てないようにします。秋には葉が黄化して、休眠に入ります。冬の間、球根を掘り上げるか、鉢のまま乾燥させて5~10℃くらいの暗所で貯蔵します。
水やり
萌芽後の生育中は、土が乾き始めたらたっぷりと株元に水を与えます。9月下旬ごろから徐々に水を減らしていき、地上部が枯れたら断水します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。追肥は、生育期間中に、三要素等量かリン酸分がやや多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシ
乾燥しているときや風通しが悪いときに、これらの害虫がよく発生します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土にパーライトまたは小粒の軽石を2割ほど混ぜたものか、赤玉土5、腐葉土3、軽石2の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から4月下旬に、球根を仮植えします。2号鉢にバーミキュライト単用もしくは肥料を含まない鉢植え用土(上記)を湿らせ、球根を植えつけます。萌芽後、3~4節に伸びたら、同じ大きさの苗を選んで、5号鉢に4株を寄せ植えします。
前年栽培し、保管していた球根も同様に植えつけます。もし、毎年植え替えるのが面倒なら、4月下旬に球根が植わったままの鉢に軽く水やりをします。1か月くらいで萌芽するので、株が混み合っていなければ、植え替えずにそのまま育て、混み合っていたら一回り大きな鉢に鉢増しするという方法もあります。
ふやし方
分球:春の植え替え時に、古い球根のまわりにいくつも新しい球根がくっついています。それを分割してふやします。
さし芽:5月から6月に、伸びた枝の先端を8cmくらいに切って、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:草丈が10cmくらいになったら摘心をすると、芽数がふえるとともに株元がしっかりします。
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玲儿
2017年07月04日
ホオズキの基本情報
学名:Physalis alkekengi var. franchetii
和名:ホオズキ(鬼灯、酸漿)
科名 / 属名:ナス科 / ホオズキ属
特徴
ホオズキは、赤いちょうちんがぶら下がったような姿が愛らしく、古くから親しまれてきました。このちょうちんのような袋は、ホオズキの萼です。
ホオズキは3月ごろ、地下茎から芽を伸ばし始め、5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。花が受粉すると果実だけではなく、萼も非常に大きく成長し、袋状に果実を包み込みます。袋状に育った萼は、最初緑色ですが、8月ごろから朱赤に色づき、これが観賞用にされています。秋になるとやがて地上部が枯れ、冬は地下茎のみとなって冬越しします。
切り花や鉢物として少し早い時期に出回る色づいたホオズキは、バナナを黄色く熟させる際に使われるのと同じ、エスレルという植物成長調整剤で処理されたものです。
浅草寺の「ほおずき市」で、毎年夏に鉢仕立てのホオズキが売られるのが有名ですが、もともとは果実が解熱薬になる、同じホオズキ属のセンナリホオズキ(Physalis angulata)を買い、夏の病気に備えたのが始まりです。
よく熟したホオズキの袋状の萼は、数日水につけておくと柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、非常に美しい飾りとなります。
ホオズキ属の植物は、南北アメリカ大陸に多く、一部はヨーロッパ中~南部、西アジアから日本に100種ほどが分布しています。特に、メキシコ~中央アメリカにかけて、多くの種が知られています。ホオズキは、ヨウシュホオズキの変種とされており、原産地は判然としていないのですが、東アジア原産とするのが一般的です。
ホオズキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
丹波大実ホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii
ホオズキには産地ごとにさまざまな系統があるが、特に実が大きく、草丈も100cm程度になる大型の品種。主に切り花用に使われる。
サンズンホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii
草丈15〜20cmと小型なので、鉢植えに向いている。
ヨウラクホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii f. monstrosa
通常は、ちょうちんのような袋状になる萼が、なぎなたの刃のような形になって垂れ下がる。その形から、ナギナタホオズキの名もある。タネはできず、株分けのみでふやされる。
食用ホオズキ
オオブドウホオズキ(Physalis ixocarpa)、シマホオズキ(P. peruviana)、ショクヨウホオズキ(P. pruinosa)などがある。
学名:Physalis alkekengi var. franchetii
和名:ホオズキ(鬼灯、酸漿)
科名 / 属名:ナス科 / ホオズキ属
特徴
ホオズキは、赤いちょうちんがぶら下がったような姿が愛らしく、古くから親しまれてきました。このちょうちんのような袋は、ホオズキの萼です。
ホオズキは3月ごろ、地下茎から芽を伸ばし始め、5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。花が受粉すると果実だけではなく、萼も非常に大きく成長し、袋状に果実を包み込みます。袋状に育った萼は、最初緑色ですが、8月ごろから朱赤に色づき、これが観賞用にされています。秋になるとやがて地上部が枯れ、冬は地下茎のみとなって冬越しします。
切り花や鉢物として少し早い時期に出回る色づいたホオズキは、バナナを黄色く熟させる際に使われるのと同じ、エスレルという植物成長調整剤で処理されたものです。
浅草寺の「ほおずき市」で、毎年夏に鉢仕立てのホオズキが売られるのが有名ですが、もともとは果実が解熱薬になる、同じホオズキ属のセンナリホオズキ(Physalis angulata)を買い、夏の病気に備えたのが始まりです。
よく熟したホオズキの袋状の萼は、数日水につけておくと柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、非常に美しい飾りとなります。
ホオズキ属の植物は、南北アメリカ大陸に多く、一部はヨーロッパ中~南部、西アジアから日本に100種ほどが分布しています。特に、メキシコ~中央アメリカにかけて、多くの種が知られています。ホオズキは、ヨウシュホオズキの変種とされており、原産地は判然としていないのですが、東アジア原産とするのが一般的です。
ホオズキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
丹波大実ホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii
ホオズキには産地ごとにさまざまな系統があるが、特に実が大きく、草丈も100cm程度になる大型の品種。主に切り花用に使われる。
サンズンホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii
草丈15〜20cmと小型なので、鉢植えに向いている。
ヨウラクホオズキ
Physalis alkekengi var. franchetii f. monstrosa
通常は、ちょうちんのような袋状になる萼が、なぎなたの刃のような形になって垂れ下がる。その形から、ナギナタホオズキの名もある。タネはできず、株分けのみでふやされる。
食用ホオズキ
オオブドウホオズキ(Physalis ixocarpa)、シマホオズキ(P. peruviana)、ショクヨウホオズキ(P. pruinosa)などがある。
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玲儿
2017年07月04日
アジュガの基本情報
学名:Ajuga
科名 / 属名:シソ科 / キランソウ属(アジュガ属)
特徴
アジュガはセイヨウキランソウ(Ajuga reptans)から作出された園芸品種が多く栽培され、ピンクと白の斑入り葉の品種やクリーム色の中斑の品種、小型の品種などがグラウンドカバーやコンテナで楽しまれています。日本に自生するジュウニヒトエやキランソウもアジュガの仲間です。
ほふく茎でマット状に広がり、春に青紫色やピンク色の花を多数咲かせます。横に広がる性質上、根が浅いので乾燥には弱く、直射日光の当たる場所には向いていませんが、耐陰性があるのでシェードガーデンに植えるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’
Ajuga reptans ‘Multicolor’
葉にピンクと白の斑が入る代表的な品種。‘レインボウ’や‘トリカラー’という名前でも流通する。
アジュガ・レプタンス‘チョコレート・チップ’
Ajuga reptans ‘Chocolate Chip’
小型の品種。濃い紫色の葉をもつ。
アジュガ・レプタンス‘アークティック・フォックス’
Ajuga reptans ‘Arctic Fox’
濃い緑色の葉にクリーム色の中斑が入る。葉の縁が波打つ。強光で葉が焼けるので、日陰で管理する。
学名:Ajuga
科名 / 属名:シソ科 / キランソウ属(アジュガ属)
特徴
アジュガはセイヨウキランソウ(Ajuga reptans)から作出された園芸品種が多く栽培され、ピンクと白の斑入り葉の品種やクリーム色の中斑の品種、小型の品種などがグラウンドカバーやコンテナで楽しまれています。日本に自生するジュウニヒトエやキランソウもアジュガの仲間です。
ほふく茎でマット状に広がり、春に青紫色やピンク色の花を多数咲かせます。横に広がる性質上、根が浅いので乾燥には弱く、直射日光の当たる場所には向いていませんが、耐陰性があるのでシェードガーデンに植えるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’
Ajuga reptans ‘Multicolor’
葉にピンクと白の斑が入る代表的な品種。‘レインボウ’や‘トリカラー’という名前でも流通する。
アジュガ・レプタンス‘チョコレート・チップ’
Ajuga reptans ‘Chocolate Chip’
小型の品種。濃い紫色の葉をもつ。
アジュガ・レプタンス‘アークティック・フォックス’
Ajuga reptans ‘Arctic Fox’
濃い緑色の葉にクリーム色の中斑が入る。葉の縁が波打つ。強光で葉が焼けるので、日陰で管理する。
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玲儿
2017年07月03日
アキザキスノーフレークの基本情報
学名:Acis autumnalis(Leucojum autumnale)
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / アキス属
特徴
アキザキスノーフレークは繊細な草姿と、可憐な花が魅力の小球根です。原産地は南ヨーロッパ西部。和名のとおり、秋咲きのスノーフレークとして知られています。リューコジャム・オータムナーレの名前でも長年親しまれてきましたが、最近になってリューコジャム属からアキス属へ分類し直され、現在はアキス・オータムナリスとなっています。大きさや雰囲気は違いますが、リューコジャム属のスノーフレークと比較的よく似た花を咲かせます。
開花期にはばらつきがあり、8月初めに咲き始めるものや、10月になってから咲き始めるものもあり、一様ではありません。気がつくといつのまにか花を咲かせているといった趣です。目立つ花ではありませんが味わいがあり、球根がよくふえるので、大株にすると見ごたえがあります。秋の訪れを告げるかのような風情も感じさせます。直径1㎝ほどの小花が咲いたのち、細い糸状の葉が伸長します。花色には純白から薄ピンクまで色幅があります。
球根は乾燥に弱いので、袋入りの球根として出回ることはほとんどありません。夏から秋の開花期に、ポット苗や鉢花として出回ります。主に山野草として扱われています。
育て方のポイント
栽培のポイント
ポット苗や鉢花を入手して、日当たりで育てます。庭植えは長雨による加湿を避けるため、落葉樹の下や傾斜した場所などに植えつけます。耐寒性が強いわけではないので、強い霜の当たらない南側に植えるか、冬にマルチングを施して防寒するとよいでしょう。関東地方以西では水はけのよい場所を選べば、庭で植えっぱなしにすることもできます。
鉢植えは、地上部が枯れ始めたら、球根を掘り上げずに、鉢ごと乾燥させます。休眠中に過湿にすると、球根が腐りやすいので、長雨に当てないように注意が必要です。分球か、タネをまいてふやします。
学名:Acis autumnalis(Leucojum autumnale)
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / アキス属
特徴
アキザキスノーフレークは繊細な草姿と、可憐な花が魅力の小球根です。原産地は南ヨーロッパ西部。和名のとおり、秋咲きのスノーフレークとして知られています。リューコジャム・オータムナーレの名前でも長年親しまれてきましたが、最近になってリューコジャム属からアキス属へ分類し直され、現在はアキス・オータムナリスとなっています。大きさや雰囲気は違いますが、リューコジャム属のスノーフレークと比較的よく似た花を咲かせます。
開花期にはばらつきがあり、8月初めに咲き始めるものや、10月になってから咲き始めるものもあり、一様ではありません。気がつくといつのまにか花を咲かせているといった趣です。目立つ花ではありませんが味わいがあり、球根がよくふえるので、大株にすると見ごたえがあります。秋の訪れを告げるかのような風情も感じさせます。直径1㎝ほどの小花が咲いたのち、細い糸状の葉が伸長します。花色には純白から薄ピンクまで色幅があります。
球根は乾燥に弱いので、袋入りの球根として出回ることはほとんどありません。夏から秋の開花期に、ポット苗や鉢花として出回ります。主に山野草として扱われています。
育て方のポイント
栽培のポイント
ポット苗や鉢花を入手して、日当たりで育てます。庭植えは長雨による加湿を避けるため、落葉樹の下や傾斜した場所などに植えつけます。耐寒性が強いわけではないので、強い霜の当たらない南側に植えるか、冬にマルチングを施して防寒するとよいでしょう。関東地方以西では水はけのよい場所を選べば、庭で植えっぱなしにすることもできます。
鉢植えは、地上部が枯れ始めたら、球根を掘り上げずに、鉢ごと乾燥させます。休眠中に過湿にすると、球根が腐りやすいので、長雨に当てないように注意が必要です。分球か、タネをまいてふやします。
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玲儿
2017年07月03日
アガパンサスの基本情報
学名:Agapanthus
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
科名 / 属名:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
特徴
アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されています。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われています。
草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。
※科名:ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。
アガパンサスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘リリプット’
Agapanthus ‘Lilliput’
小型で花つきがよい。花色は青紫。
‘シルバー・ベビー’
Agapanthus ‘Silver Baby’
コンパクトタイプで花つきがよい。花色は白地で花弁の縁に淡い青が入る。
‘ストリーム・ライン’
Agapanthus ‘Stream Line’
小型で花つきがよい。花色は白地に青い筋がくっきりと入る。
学名:Agapanthus
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
科名 / 属名:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
特徴
アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されています。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われています。
草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。
※科名:ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。
アガパンサスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘リリプット’
Agapanthus ‘Lilliput’
小型で花つきがよい。花色は青紫。
‘シルバー・ベビー’
Agapanthus ‘Silver Baby’
コンパクトタイプで花つきがよい。花色は白地で花弁の縁に淡い青が入る。
‘ストリーム・ライン’
Agapanthus ‘Stream Line’
小型で花つきがよい。花色は白地に青い筋がくっきりと入る。
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玲儿
2017年07月02日
アオキの基本情報
学名:Aucuba japonica
科名 / 属名:アオキ科 / アオキ属
特徴
アオキは常緑性で、しかも耐寒性が強いため、寒い地域では冬の庭を彩る貴重な樹種です。さらに冬には赤くつやのある美しい果実をつけますが、雌花をつける雌株と雄花をつける雄株とに分かれる雌雄異株なので、果実は雌株のみに実ります。花は目立たず、観賞の対象は赤い実と、光沢のある大きな葉です。斑入り葉の品種も多く、ほかの常緑樹ともいろいろな組み合わせが楽しめます。一般的に樹木の新梢は、発生した年は緑色でも翌年には幹と同じような色になります。ところがアオキの枝はその名前が示すように数年間は緑色を保ち続けます。
また、耐陰性が高いため、直射日光が当たらない場所でも生育するのでシェードガーデン(日陰の庭)などでもたいへん重宝します。
※科名:ミズキ科で分類される場合もあります。
アオキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ゴールドストライク’
Aucuba japonica ‘Goldstrike’
葉に不規則な黄色の斑が入る。
‘ピクツラタ’
Aucuba japonica ‘Picturata’
葉の内側に黄色の中斑が入る。
‘スルフレア・マルギナタ’
Aucuba japonica ‘Sulphurea Marginata’
葉の外周が黄色の斑で囲まれる覆輪葉。
学名:Aucuba japonica
科名 / 属名:アオキ科 / アオキ属
特徴
アオキは常緑性で、しかも耐寒性が強いため、寒い地域では冬の庭を彩る貴重な樹種です。さらに冬には赤くつやのある美しい果実をつけますが、雌花をつける雌株と雄花をつける雄株とに分かれる雌雄異株なので、果実は雌株のみに実ります。花は目立たず、観賞の対象は赤い実と、光沢のある大きな葉です。斑入り葉の品種も多く、ほかの常緑樹ともいろいろな組み合わせが楽しめます。一般的に樹木の新梢は、発生した年は緑色でも翌年には幹と同じような色になります。ところがアオキの枝はその名前が示すように数年間は緑色を保ち続けます。
また、耐陰性が高いため、直射日光が当たらない場所でも生育するのでシェードガーデン(日陰の庭)などでもたいへん重宝します。
※科名:ミズキ科で分類される場合もあります。
アオキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ゴールドストライク’
Aucuba japonica ‘Goldstrike’
葉に不規則な黄色の斑が入る。
‘ピクツラタ’
Aucuba japonica ‘Picturata’
葉の内側に黄色の中斑が入る。
‘スルフレア・マルギナタ’
Aucuba japonica ‘Sulphurea Marginata’
葉の外周が黄色の斑で囲まれる覆輪葉。
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玲儿
2017年07月02日
アエオニウムの基本情報
学名:Aeonium
その他の名前:エオニューム、アエオニューム
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / アエオニウム属
特徴
アエオニウムは、冬生育型の多肉植物の代表的な存在です。カナリア諸島を中心に36の原種が知られ、種間交配由来の園芸品種も多く存在します。
流通する多くの種類は灌木状に茎立ちし、その先に葉が展開して整った形のロゼットを形成します。葉色も真っ黒から明るい緑、斑入りの品種では白や黄、紅色に染まるものもあり、観葉植物として扱われることもあります。茎立ちしない種類のなかには「明鏡(Aeonium tabuliforme)」のように丸いテーブルのような平面のロゼットをつくるものや、「オーレウム(A. aureum)」のように休眠に向かう過程で葉が閉じてワイングラスのような形になるものなど、姿も変化に富んでいます。栽培難易度も種類によって異なります。
花を咲かせるとその株は枯れてしまうことがありますが、花茎を早めに剪定することにより子株を出させることもできます。
属名は「永遠に生きる」(aionion)というギリシャ語にちなみ、多肉質で丈夫で、長く育つであろうと思われたところから。
種類(原種、園芸品種)
黒法師
Aeonium ‘Zwartkop’
真っ黒な葉が目を引くポピュラーな品種。剪定の仕方により形よく分枝させることができ、仕立ても楽しめる。
夕映え
Aeonium ‘Kiwi’
新芽が伸びるときに黄色に染まり、葉の縁が赤くなる色鮮やかな品種。茎が細く、草丈も40cm程度とそれほど大きくはならない。
‘サンバースト’
Aeonium ‘Sunburst’
緑色の葉に黄色の外斑が入る品種。ロゼット自体は直径20〜30cmと比較的大きくなる。
小人の祭り
Aeonium sedifolium
「sedifolium=セダムの葉のような」という種小名のとおり、短めの葉が密につき、小灌木状の茎の先にロゼットが群生してマット状になる。
明鏡
Aeonium tabuliforme
明緑色の葉が平面上に展開し、フラットなテーブル形のロゼットになる変わった種。
学名:Aeonium
その他の名前:エオニューム、アエオニューム
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / アエオニウム属
特徴
アエオニウムは、冬生育型の多肉植物の代表的な存在です。カナリア諸島を中心に36の原種が知られ、種間交配由来の園芸品種も多く存在します。
流通する多くの種類は灌木状に茎立ちし、その先に葉が展開して整った形のロゼットを形成します。葉色も真っ黒から明るい緑、斑入りの品種では白や黄、紅色に染まるものもあり、観葉植物として扱われることもあります。茎立ちしない種類のなかには「明鏡(Aeonium tabuliforme)」のように丸いテーブルのような平面のロゼットをつくるものや、「オーレウム(A. aureum)」のように休眠に向かう過程で葉が閉じてワイングラスのような形になるものなど、姿も変化に富んでいます。栽培難易度も種類によって異なります。
花を咲かせるとその株は枯れてしまうことがありますが、花茎を早めに剪定することにより子株を出させることもできます。
属名は「永遠に生きる」(aionion)というギリシャ語にちなみ、多肉質で丈夫で、長く育つであろうと思われたところから。
種類(原種、園芸品種)
黒法師
Aeonium ‘Zwartkop’
真っ黒な葉が目を引くポピュラーな品種。剪定の仕方により形よく分枝させることができ、仕立ても楽しめる。
夕映え
Aeonium ‘Kiwi’
新芽が伸びるときに黄色に染まり、葉の縁が赤くなる色鮮やかな品種。茎が細く、草丈も40cm程度とそれほど大きくはならない。
‘サンバースト’
Aeonium ‘Sunburst’
緑色の葉に黄色の外斑が入る品種。ロゼット自体は直径20〜30cmと比較的大きくなる。
小人の祭り
Aeonium sedifolium
「sedifolium=セダムの葉のような」という種小名のとおり、短めの葉が密につき、小灌木状の茎の先にロゼットが群生してマット状になる。
明鏡
Aeonium tabuliforme
明緑色の葉が平面上に展開し、フラットなテーブル形のロゼットになる変わった種。
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