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2017年09月21日
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ミミカキグサの仲間の基本情報 学名:Utricularia 和名:ミミカキグサ(耳掻草)  その他の名前:ウトリクラリア 科名 / 属名:タヌキモ科 / タヌキモ属(ウトリクラリア属) 特徴 ミミカキグサ(耳掻草)の仲間は食虫植物としては最も多く、200種以上の種類が知られており、全世界に分布しています。一般的に、タヌキモ属の中では地上に生える種類を「ミミカキグサ類」、水生植物として水中に育つ種類を「タヌキモ類」として分けられています。虫を捕らえる器官は地中または水中にあり、根(正確には地下茎)や茎に捕虫嚢と呼ばれる小さな袋をつけ、虫が中に入り込むとふたを閉じて捕まえます。この捕虫器官はとても小さく、肉眼ではその動きを確認できないくらいです。 ミミカキグサの仲間には小さいながらもかわいい花を咲かせたり、葉の形がおもしろい種類や球根性の種類もあり、地味ではありますが食虫植物として以外の楽しまれ方もされています。日本に生えている種類としてはミミカキグサ(Utricularia bifida)、ムラサキミミカキグサ(U.yakusimaensis)、ホザキノミミカキグサ(U.caerulea)、ヒメミミカキグサ(U.nipponica)が知られ、山野草としても一部流通します。 種類(原種、園芸品種) ウサギゴケ Utricularia sandersonii ウサギの顔に似た淡紫色の小さな花をたくさん咲かせる。寒さにも比較的強く、霜を避ければ戸外で栽培可能。南アフリカ原産。 [图片]ウトリクラリア・リビダ Utricularia livida とても丈夫な普及種。丸く白から淡紫色の複色の花をたくさん咲かせる。南アフリカとメキシコ原産。 ウトリクラリア・ワーブルギー Utricularia warburgii 通称クリオネソウ。クリオネの形を思わせる小さな花を咲かせる人気種。中国原産。 [图片]ウトリクラリア・カリキフィダ Utricularia calycifida 1枚の葉の直径が2cm程度ある中型種。熱帯性で開花期は春から夏。花色は桃色。日陰でよく育つ。南米原産。 ウトリクラリア・ロンギフォリア Utricularia longifolia 10cmくらいの細長い葉をつける中〜大型種。洋ランを思わせる紫色の大きな花を咲かせるが、花つきはあまりよくない。ブラジル原産。 ミミカキグサ Utricularia bifida 黄色い小さな花を咲かせる日本産の種類。花を開かずにタネを実らせる閉鎖花をつけることでも知られ、環境が合っているとこぼれダネでふえる。日本以外にも中国からマレーシア、オーストラリアまで広く分布する。 [图片]
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ハエトリグサの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 肥料分の少ない用土で鉢植えにして栽培します。秋から梅雨明けまでの時期は日当たり、風通しともによい場所に置きます。 真夏の一番暑い時期だけ午後は日陰になる場所に置き、風通しを図ります。夜なるべく涼しくなるよう、水やりは夕方から夜にかけて行うとよいでしょう。 寒さにはそこそこ強く、冬場に用土が多少凍る程度であれば問題ありません。 一般的には庭植えにはできません。 [图片]水やり もともと湿地帯に育つ植物なので、用土は常に湿らせておくことが重要です。腰水(浅い皿に水をためておき、その中に鉢植えを置いて底面から吸水させること)での管理もできます。 肥料 基本的には施しません。虫も与えなくても育ちます。 病気と害虫 害虫:アブラムシ、ハダニ、キノコバエ 風通しの悪い場所ではアブラムシ、空気が乾燥した環境ではハダニの被害にあうことがあります。また、用土にピートモスなどの有機質が多い場合には、キノコバエの幼虫による食害にも注意が必要です。 [图片]用土(鉢植え) 水ゴケ単用、または鹿沼土小粒、赤玉土小粒、酸度未調整のピートモスの等量配合土など。 植えつけ、 植え替え 1年に1回、休眠期の12月から2月ごろにかけて植え替えを行います。群生している株は、このときに株分けをしてもよいでしょう。 ふやし方 株分けするか、タネをまいてふやします。 株分け:12月から2月に行えます。 タネまき:12月から4月に行えます。タネを春にまく場合には、ぬらしたタネを冷蔵庫に1か月程度入れて低温処理をしてからまくと発芽がそろいやすくなります。 [图片]主な作業 花茎切り:タネを実らせると株が消耗して弱ることが多いので、タネをとらない場合には早めに花茎を切りましょう。
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ハエトリグサの基本情報 学名:Dionaea muscipula 和名:ハエトリグサ(蠅捕草)  その他の名前:ハエトリソウ、ハエジゴク、ディオネア 科名 / 属名:モウセンゴケ科 / ハエトリグサ属(ディオネア属) 特徴 食虫植物と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこのハエトリグサではないでしょうか。4枚から10数枚の葉をロゼット状につけ、細長い軍配形の葉柄の先に捕虫葉と呼ばれる二枚貝のような形の葉を広げます。捕虫葉の内側には片側に3本ずつ、感覚毛と呼ばれるセンサーが生えており、獲物がこのセンサーに短時間で2回以上触れると二枚貝状の葉が素早く閉じ、獲物を捕まえます。 触って葉を動かすのは楽しいものですが、それぞれの葉が開いたり閉じたりできるのはせいぜい4~5回です。むやみに触って動かすと株が疲れて弱ってしまうので注意しましょう。 [图片]株の形状により2系統に大別され、葉が上向きに立ち上がって展開するものは「エレクタ系」、葉が地面に張りつくように平たく展開するものは「ロゼット系」と呼ばれます。そのほか、葉の縁の突起の形や葉の色合いに品種の差や個体差があり、好みの株を選んで育てる楽しみがあります。 一般的に、春から夏にかけて鉢植えとして流通します。 [图片]種類(原種、園芸品種) ‘赤い竜’ Dionaea muscipula ‘Akai Ryu’ 株全体が赤く色づく品種。 ‘デンテート・トラップス’ Dionaea muscipula ‘Dentate Traps’ 捕虫葉の縁の突起が三角山状になる品種。 ‘ソウトゥース’ Dionaea muscipula ‘Sawtooth’ 「ノコギリの歯」の意味で、捕虫葉の縁の突起がノコギリの歯のような細かいギザギザになるもの。
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ハエトリグサの基本情報 学名:Dionaea muscipula 和名:ハエトリグサ(蠅捕草)  その他の名前:ハエトリソウ、ハエジゴク、ディオネア 科名 / 属名:モウセンゴケ科 / ハエトリグサ属(ディオネア属) 特徴 食虫植物と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこのハエトリグサではないでしょうか。4枚から10数枚の葉をロゼット状につけ、細長い軍配形の葉柄の先に捕虫葉と呼ばれる二枚貝のような形の葉を広げます。捕虫葉の内側には片側に3本ずつ、感覚毛と呼ばれるセンサーが生えており、獲物がこのセンサーに短時間で2回以上触れると二枚貝状の葉が素早く閉じ、獲物を捕まえます。 触って葉を動かすのは楽しいものですが、それぞれの葉が開いたり閉じたりできるのはせいぜい4~5回です。むやみに触って動かすと株が疲れて弱ってしまうので注意しましょう。 [图片]株の形状により2系統に大別され、葉が上向きに立ち上がって展開するものは「エレクタ系」、葉が地面に張りつくように平たく展開するものは「ロゼット系」と呼ばれます。そのほか、葉の縁の突起の形や葉の色合いに品種の差や個体差があり、好みの株を選んで育てる楽しみがあります。 一般的に、春から夏にかけて鉢植えとして流通します。 [图片]種類(原種、園芸品種) ‘赤い竜’ Dionaea muscipula ‘Akai Ryu’ 株全体が赤く色づく品種。 ‘デンテート・トラップス’ Dionaea muscipula ‘Dentate Traps’ 捕虫葉の縁の突起が三角山状になる品種。 ‘ソウトゥース’ Dionaea muscipula ‘Sawtooth’ 「ノコギリの歯」の意味で、捕虫葉の縁の突起がノコギリの歯のような細かいギザギザになるもの。
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ムシトリスミレの仲間の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 肥料分の少ない用土で鉢植えにして栽培します。暖地性のP・プリムリフローラは1年を通して日当たり、風通しともによい場所に置きます。寒さにはそこそこ強く、冬場に用土が多少凍る程度であれば問題ありません。庭植えにする場合には、常に土が湿っていて日当たりのよい場所を選び、肥料分が少なくなるようピートモスや川砂などを混ぜ込みます。 熱帯高山性のメキシカンピンギキュラは明るい日陰で、特に風通しを図って栽培します。低温にはあまり強くなく、最低5~10℃程度は必要です。これらの種類は通常庭植えにはできません。 [图片]水やり 暖地性の種類の用土は常に湿らせておくことが重要です。 熱帯高山性のメキシカンピンギキュラは株の中心に水がたまるとそこから傷みやすいので、腰水(浅い皿に水をためておき、その中に鉢植えを置いて底面から吸水させること)での管理が最良です。 肥料 基本的には施しません。虫も与えなくても育ちます。 [图片]病気と害虫 害虫:ナメクジ ごくまれにナメクジの食害にあうことがあります。 用土(鉢植え) 水ゴケ単用、または鹿沼土小粒、赤玉土小粒、酸度未調整のピートモスの等量配合土など。 植えつけ、 植え替え 年に1回、生育期の前に植え替えを行います。群生している株はこのときに株分けをしてもよいでしょう。 [图片]ふやし方 株分け、葉ざしでふやします。 株分け:2月から5月に行えます。 葉ざし:12月から3月に行えます。葉ざしは、葉を基部から外し、湿らせた水ゴケにのせ、密閉した状態で明るい日陰に置きます。夏でも可能ですが、冬期の葉のほうが肉厚なので成功率が高くなります。 主な作業 特に作業はありません。
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ムシトリスミレの仲間の基本情報 学名:Pinguicula 和名:ムシトリスミレ  その他の名前:ピンギキュラ 科名 / 属名:タヌキモ科 / ムシトリスミレ属(ピンギキュラ属) 特徴 ムシトリスミレの仲間は、モウセンゴケと同様、葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。 生育型で大きく分けると、冬芽をつくって越冬する「寒地性」、北米原産で周年生育する「暖地性」、メキシコ原産の「熱帯高山性」の3つのグループがあります。 日本にはコウシンソウ(Pinguicula ramosa)とムシトリスミレ(P.macroceras)という寒地性のものが自生しますが、自生地が保護されているうえに、暑さに弱く栽培が難しいためあまり出回りません。一般的に国内ではP・プリムリフローラ(P.primuliflora)など北米産の暖地性のものと、アシナガムシトリスミレ(P.moranensis)やヒメアシナガスミレ(P.esseriana)など熱帯高山性のもの(メキシカンピンギキュラとも呼ばれる)が多く流通します。 [图片]メキシカンピンギキュラの仲間には花が綺麗なものが多く、国内外で花ものとして育成された品種がいくつも存在します。これらは食虫植物としてだけでなく山野草としても一部流通しますが、日本の高温多湿に比較的弱く、夏越しに若干気をつかいます。 種類(原種、園芸品種) ピンギキュラ・プリムリフローラ Pinguicula primuliflora 北米原産の丈夫な普及種。名前の由来はプリムラ(サクラソウ)のような花を咲かせることによる。葉の先に子株(不定芽)をつけてふえていく。暖地性だが比較的寒さに強い。 ピンギキュラ・プリムリフローラ‘ローズ’ Pinguicula primuliflora ‘Rose’ 日本で発見されたバラ咲きの八重品種。 アシナガムシトリスミレ Pinguicula moranensis 最も一般的なメキシカンピンギキュラ。花は鮮やかな赤紫色。 ヒメアシナガムシトリスミレ Pinguicula esseriana 直径2cm程度の松ぼっくりのようなかわいらしい株姿をしたメキシカンピンギキュラ。花は桃色で、花茎も短くまとまる。 [图片]ピンギキュラ・アグナタ Pinguicula agnata 比較的丈夫なメキシカンピンギキュラ。葉は厚くて堅く、折れやすい。花は白から淡い藤色。 [图片]‘アフロディーテ’ Pinguicula ‘Aphrodite’ チェコで作出された丈夫な交配種。アグナタとモクテズマエ(P.moctezumae)を交配したもの。花色は濃い紫から桃色。
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ワレモコウの基本情報 学名:Sanguisorba officinalis 和名:ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)   科名 / 属名:バラ科 / ワレモコウ属 特徴 ワレモコウは海岸近くからやや高い山まで、日当たりのよい草原に見られる多年草です。花は枝分かれする茎の先端に密集してつき、1~2cmほどの短い穂になります。花は穂の先端から咲き始めます。こういう咲き方を「有限花序」といいます。一つ一つの花は小さく2mm弱で、花弁はなく、赤みを帯びた茶色の部分は萼です。萼に長く色が残るので、秋遅くまで楽しむことができます。株元には羽状の葉が群がってつき、楕円形の小葉の縁には整ったぎざぎざの鋸歯(きょし)があります。冬には地上部は枯れます。 葉の縁に細くきれいな白い斑が入るものや、黄色い小さな斑点が散る斑入りがあります。また、草丈20~30cmで、5月から6月に開花する矮性種もあります。矮性種には葉の形、花期などが微妙に異なる系統がいくつかあり、「屋久島ワレモコウ」「済州島ワレモコウ」「丹那ワレモコウ」などの名前で流通しています。 種類(原種、園芸品種) ナガボノワレモコウ(ナガバノアカワレモコウ、ナガバノシロワレモコウ) Sanguisorba tenuifolia ロシアからモンゴル、中国東北部、朝鮮半島、日本列島に分布し、主に日当たりのよい湿った草原や湿地帯に生えるが、北国や高い山ではそれ以外の場所に生えることもある。9月から11月に開花し、花穂は長さ2〜7cm。花色は白と薄茶色の2色ある。葉が大きく、細長い。 [图片]サラダバーネット(オランダワレモコウ) Sanguisorba minor ヨーロッパから西アジア、北アフリカ原産。日当たりのよい草原に生える。草丈40〜90cm。5月から6月に緑から薄茶色の花穂をつける。葉は白粉を帯びる。若い葉を食用にする。日本では多湿のため花後に枯れやすい。高畝に植えるか水はけのよい土で植える。 [图片]
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ワタ(綿)の基本情報 学名:Gossypium 科名 / 属名:アオイ科 / ワタ属 特徴 ワタは、ハイビスカスに似た花も美しいのですが、花がしぼんでから1か月ほどで果実が割れ、中からコットンボールが見える姿がユニークで人気があります。白いワタだけでなく、緑、青、茶色のものがあります。また、草丈60cmくらいにしか伸びないドワーフコットン(矮性種)や葉の赤い種類もあります。 白ワタの種類は、結実後、秋に比較的果実が開きやすく、白いコットンボールを観賞できます。しかし、茶色や緑色のワタは、晩生なので、気温が低下すると果実が開かない場合が多くあります。そこでタネの遅まきは避け、摘心をして株の勢いを弱めて、わき芽を伸ばすようにして育てると、早く花が咲くようになります。 初期生育が遅く、双葉が展開してから草丈10cmくらいになるまでが、栽培の最も難しい時期です。このころに過湿にすると、根腐れが起こりやすくなります。梅雨どきの育苗では、水はけのよい土で育てるのがポイントです。梅雨が明けて気温が高くなると、元気になってぐんぐん成長し、7月から8月に開花し、9月から10月に果実をつけます。 [图片]育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけが悪い土壌であれば、川砂や軽石を混ぜて土壌改良します。酸性土壌を嫌うので、植えつけ2週間前に、苦土石灰をすき込んで中和しておきます。 水やり 鉢植え、庭植えともに、土がよく乾いたらたっぷりと水やりをします。若苗時期の過湿に弱いので、水を与えすぎないように注意します。真夏の開花期には水を欲しがるので、朝たっぷりと水やりします。特に鉢植えでは水切れさせないようにしましょう。 肥料 三要素等量の緩効性肥料を規定量、元肥および開花が始まる7月中旬ごろまで追肥として施します。肥料を施しすぎると、花がつきにくいので注意します。 [图片]病気と害虫 病気:苗立枯病 育苗中に過湿にすると、苗立枯病が発生しやすくなるので、用土が乾いたら水をやるようにします。 害虫:ハマキムシ(ワタノメイガ)、ハダニ、ナメクジ ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことで、葉を巻いたり、つづり合わせたりして、その中に潜んでいます。巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。 ハダニは葉裏につき、発生すると葉に白い斑点がついてかすり状になります。多発すると、クモの巣状の網を張り、株が茶色くなって弱ります。湿気が苦手なので、梅雨明け後の高温乾燥時期には葉裏に水をかけるほか、発生を見たら適用のある殺ダニ剤を散布して駆除します。 幼苗期にナメクジの食害を受けやすいので注意します。ナメクジ駆除剤をまいて予防します。 [图片]用土(鉢植え) 水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、パーライト(または軽石)1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 鉢栽培するときは8~10号以上の大きさの鉢に植えます。庭植えのときは、株間30~50cmで植えます。 ふやし方 タネまき:発芽適温が20~25℃とやや高いので、5月上・中旬にタネをまきます。綿毛が水をはじくので、タネの周囲に綿毛が残っていたら、一晩ぬるま湯につけ、タネをもんで綿毛を取り除いてからまきます。直根性で移植を嫌うので、直まきがおすすめで、30~50cm間隔で点まきします。1~2cmほど覆土をし、発芽するまでは土が乾かないように水やりをします。10日ほどで発芽します。 主な作業 摘心:樹勢を弱めないと大きくなるばかりで花をつけにくいので、本葉が6枚程度になったころ、あるいは7月中・下旬に摘心をして樹勢を弱めます。 支柱立て:枝が折れやすいので、台風の到来前には、枝が折れないように支柱を立てます。
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ワスレナグサの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 風通しのよい日なたで、水はけと水もちのよい場所で育てます。水辺を好みますが、花壇で水はけが悪いと腐りやすくなります。また、根が比較的浅く張るので、植えつけが秋遅くなった場合は、霜柱で持ち上げられないよう、べたがけ用の不織布などで霜よけを施します。日当たりを好みますが、花つき苗を植えつける場合は、半日陰となる場所でも開花します。 水やり 水切れを嫌うので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりします。冬や庭植えの場合も、よく乾くときはたっぷり水やりしてください。 肥料 元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。その後は生育中にリン酸分とカリ分が多めの液体肥料を施します。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育具合を見ながら施しましょう。 [图片]病気と害虫 害虫:アブラムシ 春、風通しが悪いときなどに、アブラムシが発生することがあります。風通しをよくし、アブラムシを見つけたら速やかに駆除します。 病気:灰色かび病 湿度が高く、葉についた水がなかなか乾かないときに、灰色かび病が発生することがあります。風通しをよくして、傷んだ葉や花はこまめに摘み取って予防に努めます。 用土(鉢植え) 水はけと水もち、通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え タネから育てる場合は、秋に直まきするか、ポット苗で冬越しさせて春に植えつけます。秋にポット苗を入手した場合は早めに植えつけます。株は横に広がるので、20~30cm間隔で植えつけます。 [图片]ふやし方 タネをまいてふやします。9月下旬から10月下旬(寒冷地では春)にタネをまきます。タネはやや発芽しにくいので、半日ほど水につけておきます。暗発芽種子なので、2~3cmほど覆土をします。本葉が3枚程度になったら、早めに根を切らないよう移植して育てます。こぼれダネでもふえます。 主な作業 花がら摘み:タネがつきやすいので、花が終わったら花茎のつけ根から切り取ります。
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ワスレナグサの基本情報 学名:Myosotis 和名:ワスレナグサ(忘れな草)   科名 / 属名:ムラサキ科 / ワスレナグサ属 特徴 ワスレナグサは、原産地では多年草ですが、暑さに弱く、寒冷地を除き、花後に枯れるので、日本では一年草として扱われています。もともとワスレナグサという和名は、スコルピオイデス(Myosotis scorpioides)にあてられていますが、園芸的に親しまれている種類は、主にエゾムラサキ(M. sylvatica)、一部にエゾムラサキとアルペストリス(M. alpestris)との種間交雑種があります。エゾムラサキは水辺に咲く植物で、日本でも本州中部以北の高原の湿地に野生化しています。したがって、園芸種も湿り気のある土壌を好み、水切れを起こすと傷みます。基本種の花色は青に黄色または白色の目が入ります。 [图片]秋または春に流通するポット苗を入手する際は、根の回りきっていないできるだけ若い苗を選ぶと、庭やコンテナに植えつけたあと、旺盛に生育します。葉が茶色くなったり、葉がピンとしていない株は、店頭などで水切れを起こした可能性があるので避けましょう。 種類(原種、園芸品種) ‘ブルームッツ’ Myosotis cv. 草丈30〜40cmの高性種で、切り花にも向く。 [图片]‘ミオマルク’ Myosotis cv. ほかの品種に比べ花が大きく、目を引く。栄養繁殖系なのでポット苗で流通する。
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