文章
玲儿
2017年09月28日
ヒアシンソイデスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい場所であればあまり場所を選ばず、日当たりから半日陰まで、また、寒地から暖地まで幅広く栽培できます。地上部があるのは4月から6月の3か月くらいなので、夏の間はほかの草花で覆われる場所でも大丈夫です。落葉樹の下などでは自然にふえて群落になります。
鉢植えの場合は、細かく分球してしだいに花が咲かなくなるので、なるべく大きな鉢に植えるとよいでしょう。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えでは、秋から春まで用土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えでは、晩秋、早春、開花後にそれぞれ置き肥を施しておきます。
病気と害虫
病気:白絹病など
水はけが悪いと、白絹病などの土壌病害の被害を受けることがあります。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3配合土も使えます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:秋に球根を植えつけます。土に腐葉土などの腐植質を混ぜておき、石灰分を少量入れておくと、生育もよくなり、病気の予防にもなります。株間は球根3個分の間隔で、深さも3個分くらいとします。鉢植えでは、5号鉢なら5球植えくらいが目安です。
植え替え:庭では、数年植えっぱなしでかまいません。鉢植えは、毎年植え替えを行います。休眠中に掘り上げて、大きな球根だけを選んで植えつけます。
ふやし方
分球:自然分球でよくふえます。こぼれダネでもふえるほどで、品種の確かな株を維持するには、花がらを摘んでタネをつけないようにしておきます。
主な作業
花がら摘み:ほとんど放任でよく、手がかかりません。ただし、花がらは切り取ったほうがすっきりと見栄えがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい場所であればあまり場所を選ばず、日当たりから半日陰まで、また、寒地から暖地まで幅広く栽培できます。地上部があるのは4月から6月の3か月くらいなので、夏の間はほかの草花で覆われる場所でも大丈夫です。落葉樹の下などでは自然にふえて群落になります。
鉢植えの場合は、細かく分球してしだいに花が咲かなくなるので、なるべく大きな鉢に植えるとよいでしょう。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えでは、秋から春まで用土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えでは、晩秋、早春、開花後にそれぞれ置き肥を施しておきます。
病気と害虫
病気:白絹病など
水はけが悪いと、白絹病などの土壌病害の被害を受けることがあります。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3配合土も使えます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:秋に球根を植えつけます。土に腐葉土などの腐植質を混ぜておき、石灰分を少量入れておくと、生育もよくなり、病気の予防にもなります。株間は球根3個分の間隔で、深さも3個分くらいとします。鉢植えでは、5号鉢なら5球植えくらいが目安です。
植え替え:庭では、数年植えっぱなしでかまいません。鉢植えは、毎年植え替えを行います。休眠中に掘り上げて、大きな球根だけを選んで植えつけます。
ふやし方
分球:自然分球でよくふえます。こぼれダネでもふえるほどで、品種の確かな株を維持するには、花がらを摘んでタネをつけないようにしておきます。
主な作業
花がら摘み:ほとんど放任でよく、手がかかりません。ただし、花がらは切り取ったほうがすっきりと見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年09月28日
ハエマンサスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えよりも鉢植えとして楽しみます。マユハケオモトは比較的寒さに強く、凍らせなければ軒下などで冬越しできますが、ほかの種は5℃以上に保てる室内で管理します。常緑種は8~10℃くらいに保つと、冬も美しい葉が楽しめます。休眠中を除き、夏は風通しのよい涼しい半日陰で、冬は日に当てて育てるとよいでしょう。
水やり
葉の出ている生育期間中、鉢土がよく乾いたらたっぷり水やりします。夏に休眠するタイプは、鉢土に湿り気があると腐りやすいので、休眠中は完全に水を切ります。冬に休眠するタイプは、落葉性のものは水を与えませんが、常緑性のものにはわずかに湿り気をもたせるようにときどき少量の水をやります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。葉が展開して生育している間、薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:葉枯病
梅雨時期に蒸れて葉が枯れる病気が発生することがあります。風通しのよいところで葉をぬらさず管理しましょう。
害虫:アカダニ、ナメクジなど
梅雨明け後の高温乾燥期にアカダニ(赤色をしたハダニ類)が発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
また、地表に出た球根をナメクジが食害することがあります。球根の表面がでこぼこになり、そこから腐ることがあるので、ナメクジ駆除剤をまいて防除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を2割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えは、休眠から覚めて成長を開始する直前が適期です。冬生育タイプと夏生育タイプ、それぞれの成長開始前に行いましょう。
鉢が大きいと、過湿になりやすいので、球根の大きさより少し大きいくらいの鉢を選び、球根の頂部が地表に出るように浅植えします。球根が窮屈になったら一回り大きな鉢に植え替えますが、それ以外は植え替え不要です。
ふやし方
分球:マユハケオモトは比較的よく分球しますが、そのほかの種類は気長に待ちましょう。タネをとってふやすこともできますが、タネをまいてから開花するまでに4年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花首のところで折り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えよりも鉢植えとして楽しみます。マユハケオモトは比較的寒さに強く、凍らせなければ軒下などで冬越しできますが、ほかの種は5℃以上に保てる室内で管理します。常緑種は8~10℃くらいに保つと、冬も美しい葉が楽しめます。休眠中を除き、夏は風通しのよい涼しい半日陰で、冬は日に当てて育てるとよいでしょう。
水やり
葉の出ている生育期間中、鉢土がよく乾いたらたっぷり水やりします。夏に休眠するタイプは、鉢土に湿り気があると腐りやすいので、休眠中は完全に水を切ります。冬に休眠するタイプは、落葉性のものは水を与えませんが、常緑性のものにはわずかに湿り気をもたせるようにときどき少量の水をやります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。葉が展開して生育している間、薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:葉枯病
梅雨時期に蒸れて葉が枯れる病気が発生することがあります。風通しのよいところで葉をぬらさず管理しましょう。
害虫:アカダニ、ナメクジなど
梅雨明け後の高温乾燥期にアカダニ(赤色をしたハダニ類)が発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
また、地表に出た球根をナメクジが食害することがあります。球根の表面がでこぼこになり、そこから腐ることがあるので、ナメクジ駆除剤をまいて防除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を2割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えは、休眠から覚めて成長を開始する直前が適期です。冬生育タイプと夏生育タイプ、それぞれの成長開始前に行いましょう。
鉢が大きいと、過湿になりやすいので、球根の大きさより少し大きいくらいの鉢を選び、球根の頂部が地表に出るように浅植えします。球根が窮屈になったら一回り大きな鉢に植え替えますが、それ以外は植え替え不要です。
ふやし方
分球:マユハケオモトは比較的よく分球しますが、そのほかの種類は気長に待ちましょう。タネをとってふやすこともできますが、タネをまいてから開花するまでに4年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花首のところで折り取ります。
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玲儿
2017年09月28日
バイカカラマツの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やわらかい木もれ日を好みます。芽出しから開花まではたっぷりと日に当てて株の間のびを防ぎ、花後からは30%程度の遮光下で成長を促します。盛夏には休眠を始めますが、休眠後も地下の芽は成長を続けるので、あまり暗い場所より、棚上などでそのまま管理するとよいでしょう。冬の凍結にも強いですが、秋に植え替えや株分けをしたものは凍結によって根が浮き上がってしまうので注意します。
庭植えの場合は、午前中だけ日が当たる場所か、木もれ日が当たる場所を好みます。ただし、小さい植物なのでほかの植物に負けないように、単独で植えたいものです。冬は落ち葉をかぶせるとよいでしょう。
水やり
毎日、用土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。休眠中もあまりからからに乾かないように、用土が白く乾いてきたら水やりをします。
肥料
肥料を好みます。植えつけ時に元肥を少量入れます。
根が伸び始める4月下旬から休眠前の6月下旬まで、2週間に1回、チッ素、リン酸、カリが等量の液体肥料を規定倍率で施します。同時に鉢の縁に置き肥をするのも効果的です。
病気と害虫
病気:軟腐病、うどんこ病、ウイルス病
多湿により軟腐病が出ます。梅雨ごろから、うどんこ病が出ることもあります。葉や花に色むらが出たらウイルス病を疑ってください。
害虫:ナメクジ、アオムシ、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ネズミなど
ナメクジやアオムシ、ヨトウムシなどが葉を食害します。アブラムシも見られます。梅雨ごろから葉が白くかすれてきたらハダニを疑ってください。休眠中にネズミなどに根を食害されることがあるので注意してください。
用土(鉢植え)
地上部がしなやかなので、全体のバランスを考えると中深鉢以上の深さの鉢がよいでしょう。通気性と水はけのバランスがよいものを選んでください。
用土は市販の山野草用培養土で十分です。自分で配合する場合は、それぞれ粒径が2~5mmの硬質鹿沼土、赤玉土、軽石を6:3:1くらいの割合で混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、なるべく休眠中に行います。最も好ましいのは秋の彼岸前後で、春の彼岸前後もよいでしょう。植え替えは毎年か2年に1回行います。
ふやし方
株分け:休眠中の植え替え時に、塊根が分かれていたら株分けします。必ず塊根に芽がついていることを確認して、手で割れる程度の大きさに分けます。
根伏せ:塊根がたくさんあるものは株分けできます。秋の植え替え時に、余分な塊根を元から外し、培養土に伏せるように植えておきます。早いものでは翌春には発芽します。
タネまき:金平糖のような果実に触ってほぐれるようになったら、タネをとってとりまきします。タネをまいたら軽く覆土をして、コケが出ないように日陰で保存します。翌春、発芽したら通常の栽培場所へ移します。タネを保存して春にまくこともできます。
主な作業
花がら切り:タネをとらないときは、咲き終わった花を切ると株が疲れません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やわらかい木もれ日を好みます。芽出しから開花まではたっぷりと日に当てて株の間のびを防ぎ、花後からは30%程度の遮光下で成長を促します。盛夏には休眠を始めますが、休眠後も地下の芽は成長を続けるので、あまり暗い場所より、棚上などでそのまま管理するとよいでしょう。冬の凍結にも強いですが、秋に植え替えや株分けをしたものは凍結によって根が浮き上がってしまうので注意します。
庭植えの場合は、午前中だけ日が当たる場所か、木もれ日が当たる場所を好みます。ただし、小さい植物なのでほかの植物に負けないように、単独で植えたいものです。冬は落ち葉をかぶせるとよいでしょう。
水やり
毎日、用土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。休眠中もあまりからからに乾かないように、用土が白く乾いてきたら水やりをします。
肥料
肥料を好みます。植えつけ時に元肥を少量入れます。
根が伸び始める4月下旬から休眠前の6月下旬まで、2週間に1回、チッ素、リン酸、カリが等量の液体肥料を規定倍率で施します。同時に鉢の縁に置き肥をするのも効果的です。
病気と害虫
病気:軟腐病、うどんこ病、ウイルス病
多湿により軟腐病が出ます。梅雨ごろから、うどんこ病が出ることもあります。葉や花に色むらが出たらウイルス病を疑ってください。
害虫:ナメクジ、アオムシ、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ネズミなど
ナメクジやアオムシ、ヨトウムシなどが葉を食害します。アブラムシも見られます。梅雨ごろから葉が白くかすれてきたらハダニを疑ってください。休眠中にネズミなどに根を食害されることがあるので注意してください。
用土(鉢植え)
地上部がしなやかなので、全体のバランスを考えると中深鉢以上の深さの鉢がよいでしょう。通気性と水はけのバランスがよいものを選んでください。
用土は市販の山野草用培養土で十分です。自分で配合する場合は、それぞれ粒径が2~5mmの硬質鹿沼土、赤玉土、軽石を6:3:1くらいの割合で混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、なるべく休眠中に行います。最も好ましいのは秋の彼岸前後で、春の彼岸前後もよいでしょう。植え替えは毎年か2年に1回行います。
ふやし方
株分け:休眠中の植え替え時に、塊根が分かれていたら株分けします。必ず塊根に芽がついていることを確認して、手で割れる程度の大きさに分けます。
根伏せ:塊根がたくさんあるものは株分けできます。秋の植え替え時に、余分な塊根を元から外し、培養土に伏せるように植えておきます。早いものでは翌春には発芽します。
タネまき:金平糖のような果実に触ってほぐれるようになったら、タネをとってとりまきします。タネをまいたら軽く覆土をして、コケが出ないように日陰で保存します。翌春、発芽したら通常の栽培場所へ移します。タネを保存して春にまくこともできます。
主な作業
花がら切り:タネをとらないときは、咲き終わった花を切ると株が疲れません。
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玲儿
2017年09月28日
ナルキッスス・バルボコディウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
生育期と休眠期がはっきりしている植物です。鉢植えの場合、生育期は日当たりのよい棚上で栽培します。冬に厳しい凍結や強い風にさらされると花芽が傷む心配があるので、そういう場合は、北風が吹くころから、夜間だけ風が弱く凍結しにくい場所か、家の中の明るい窓辺などへ移動させます。休眠期は、強い日ざしの下では球根の傷みが心配なので、棚下などの涼しい環境へ移動させて休眠させます。
庭植えの場合は、午前中に日が当たる花壇や落葉樹の根元が好ましいでしょう。ただし、ほかの草花に植物が絡むと負けてしまうことがあるので、なるべくなら単独で植え込みたいものです。
水やり
自生地では生育期は雨季、休眠期は乾季になるため、水やりもそれに合わせます。鉢植えでは、秋の芽出しごろからは、毎日水やりをして成長を促します。冬の間は、極端な凍結を防げるところなら、用土の乾き具合を見て1~2日に1回、家の中の場合は2~3日に1回水やりをして多湿を防ぎます。休眠中の水やりは週1回、軽くかける程度でよく、多湿を防いで乾かし気味に管理します。
庭植えの場合は自然の雨にまかせてよいでしょう。
肥料
肥料は、充実した球根づくりとよい花を咲かせるために重要です。
植え込みの際に、元肥として緩効性化成肥料を1株当たり数粒施します。
鉢植えの場合は、生育期に2週間に1回、リン酸とカリが多めの液体肥料を施します。そうすれば、分球は少ないながらもまるまるとした球根ができ、たくさんの花を咲かせます。また、芽が出てから、リン酸の多いものを置き肥するのも効果的です。
庭植えの場合は、真冬を除く成長期に、リン酸の多いものを置き肥するとかなり効果的です。
病気と害虫
病気:ウイルス病、白絹病
スイセンの仲間でなんといっても怖いのはウイルス病です。葉に不規則な色むらが出ていたら要注意です。他株への感染を防ぐために、株ごと抜いて処分したほうがよいでしょう。庭植えの場合は白絹病が心配されます。症状が見られたら、拡大防止のため掘り起こして処分しましょう。
害虫:アブラムシ、ナメクジ、ネズミ
暖かい置き場では、開花期にアブラムシの発生が見られます。また、ナメクジはせっかく咲いた花を食害します。休眠中や冬に、ネズミが球根を食害することもあります。
用土(鉢植え)
通気性と排水のよい鉢を選びます。鉢口が広く深めのものがよいでしょう。
用土は重いものを好みます。用土が軽いと、発根の力で球根が浮いてしまうからです。赤玉土小粒6、鹿沼土小粒を4くらいの割合で配合します。水はけを好む品種には軽石を少量混ぜて、凍結による用土のくずれと根詰まりを防ぎます。
植えつけ、 植え替え
植えつけは、暑い夏の休眠中に行います。開花期に入手したものは、なるべく休眠を待って植え込みます。スイセンを栽培するコツは「重い用土で深めの植え込み」です。用土を球根の上部が鉢の高さの中ほどになるように植え込みます。植えつけ後も休眠中は乾かし気味に管理をして、秋の彼岸ごろから徐々に水やりを開始します。
植え替えは毎年が理想で、時期は植えつけと同じです。抜いたときに球根が湿っているようなら傷みやすいので、少し乾かしてから植え込みます。
ふやし方
分球:植え替えの際に分球します。球根は自然に分かれる部分で分け、芽が割れているものでも球根が結合しているなら、無理に割らないほうがよいでしょう。
タネまき:花後にできたタネがはじけたら、親株と同じ用土にとりまきします。発芽は翌年の秋から冬になります。3年目には花が咲き始めます。
主な作業
交配:交配で自分だけの花をつくるのも楽しいものです。交配したい株を用意して、お互いの雄しべと雌しべを受粉させます。交配後の数日は花に水をかけないように気をつけます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
生育期と休眠期がはっきりしている植物です。鉢植えの場合、生育期は日当たりのよい棚上で栽培します。冬に厳しい凍結や強い風にさらされると花芽が傷む心配があるので、そういう場合は、北風が吹くころから、夜間だけ風が弱く凍結しにくい場所か、家の中の明るい窓辺などへ移動させます。休眠期は、強い日ざしの下では球根の傷みが心配なので、棚下などの涼しい環境へ移動させて休眠させます。
庭植えの場合は、午前中に日が当たる花壇や落葉樹の根元が好ましいでしょう。ただし、ほかの草花に植物が絡むと負けてしまうことがあるので、なるべくなら単独で植え込みたいものです。
水やり
自生地では生育期は雨季、休眠期は乾季になるため、水やりもそれに合わせます。鉢植えでは、秋の芽出しごろからは、毎日水やりをして成長を促します。冬の間は、極端な凍結を防げるところなら、用土の乾き具合を見て1~2日に1回、家の中の場合は2~3日に1回水やりをして多湿を防ぎます。休眠中の水やりは週1回、軽くかける程度でよく、多湿を防いで乾かし気味に管理します。
庭植えの場合は自然の雨にまかせてよいでしょう。
肥料
肥料は、充実した球根づくりとよい花を咲かせるために重要です。
植え込みの際に、元肥として緩効性化成肥料を1株当たり数粒施します。
鉢植えの場合は、生育期に2週間に1回、リン酸とカリが多めの液体肥料を施します。そうすれば、分球は少ないながらもまるまるとした球根ができ、たくさんの花を咲かせます。また、芽が出てから、リン酸の多いものを置き肥するのも効果的です。
庭植えの場合は、真冬を除く成長期に、リン酸の多いものを置き肥するとかなり効果的です。
病気と害虫
病気:ウイルス病、白絹病
スイセンの仲間でなんといっても怖いのはウイルス病です。葉に不規則な色むらが出ていたら要注意です。他株への感染を防ぐために、株ごと抜いて処分したほうがよいでしょう。庭植えの場合は白絹病が心配されます。症状が見られたら、拡大防止のため掘り起こして処分しましょう。
害虫:アブラムシ、ナメクジ、ネズミ
暖かい置き場では、開花期にアブラムシの発生が見られます。また、ナメクジはせっかく咲いた花を食害します。休眠中や冬に、ネズミが球根を食害することもあります。
用土(鉢植え)
通気性と排水のよい鉢を選びます。鉢口が広く深めのものがよいでしょう。
用土は重いものを好みます。用土が軽いと、発根の力で球根が浮いてしまうからです。赤玉土小粒6、鹿沼土小粒を4くらいの割合で配合します。水はけを好む品種には軽石を少量混ぜて、凍結による用土のくずれと根詰まりを防ぎます。
植えつけ、 植え替え
植えつけは、暑い夏の休眠中に行います。開花期に入手したものは、なるべく休眠を待って植え込みます。スイセンを栽培するコツは「重い用土で深めの植え込み」です。用土を球根の上部が鉢の高さの中ほどになるように植え込みます。植えつけ後も休眠中は乾かし気味に管理をして、秋の彼岸ごろから徐々に水やりを開始します。
植え替えは毎年が理想で、時期は植えつけと同じです。抜いたときに球根が湿っているようなら傷みやすいので、少し乾かしてから植え込みます。
ふやし方
分球:植え替えの際に分球します。球根は自然に分かれる部分で分け、芽が割れているものでも球根が結合しているなら、無理に割らないほうがよいでしょう。
タネまき:花後にできたタネがはじけたら、親株と同じ用土にとりまきします。発芽は翌年の秋から冬になります。3年目には花が咲き始めます。
主な作業
交配:交配で自分だけの花をつくるのも楽しいものです。交配したい株を用意して、お互いの雄しべと雌しべを受粉させます。交配後の数日は花に水をかけないように気をつけます。
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玲儿
2017年09月28日
トリテレイア(ブローディア)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なたで育てます。強い霜が降りたり、寒風にさらされたりすると葉先が傷むので、鉢植えの場合は軒下で管理するとよいでしょう。休眠したら球根を掘り上げるか、鉢植えのまま雨の当たらない場所に移動させます。
水やり
鉢植えは、葉が伸び出してから開花までは、用土が乾き始めたらたっぷり与えます。開花後は休眠に入るので、徐々に水やりの回数を減らします。庭植えの場合は特に必要ありません。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。その後、3月下旬から5月下旬に化成肥料または液体肥料を追肥します。花後はカリ分の多い液体肥料を1回施します。肥料が多いと、球根が腐りやすくなるので注意しましょう。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降涼しくなってから植えつけます。庭植えの場合、球根の大きさにより植えつける深さは5~10cm、間隔は7~10cmが目安です。鉢植えの場合は、5号鉢に4球程度、深さ5cmくらいが目安です。
ふやし方
分球:自然に分球してよくふえます。球根を掘り上げたときや植え替えのときに、自然に離れる球根を分けて植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花がすべて咲き終わった花茎は、つけ根から切り取ります。
球根の掘り上げ:葉が枯れたら球根を掘り上げて、秋まで乾燥貯蔵します。鉢植えの場合は、掘り上げずに雨の当たらない場所で鉢土を乾燥させて置いておくこともできます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なたで育てます。強い霜が降りたり、寒風にさらされたりすると葉先が傷むので、鉢植えの場合は軒下で管理するとよいでしょう。休眠したら球根を掘り上げるか、鉢植えのまま雨の当たらない場所に移動させます。
水やり
鉢植えは、葉が伸び出してから開花までは、用土が乾き始めたらたっぷり与えます。開花後は休眠に入るので、徐々に水やりの回数を減らします。庭植えの場合は特に必要ありません。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。その後、3月下旬から5月下旬に化成肥料または液体肥料を追肥します。花後はカリ分の多い液体肥料を1回施します。肥料が多いと、球根が腐りやすくなるので注意しましょう。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降涼しくなってから植えつけます。庭植えの場合、球根の大きさにより植えつける深さは5~10cm、間隔は7~10cmが目安です。鉢植えの場合は、5号鉢に4球程度、深さ5cmくらいが目安です。
ふやし方
分球:自然に分球してよくふえます。球根を掘り上げたときや植え替えのときに、自然に離れる球根を分けて植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花がすべて咲き終わった花茎は、つけ根から切り取ります。
球根の掘り上げ:葉が枯れたら球根を掘り上げて、秋まで乾燥貯蔵します。鉢植えの場合は、掘り上げずに雨の当たらない場所で鉢土を乾燥させて置いておくこともできます。
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玲儿
2017年09月28日
テコフィレアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
自生地は、秋から冬に降雨や降雪があり、春から夏の間はほとんど降らない半砂漠のような乾燥地です。氷点下になっても地中まで凍ることはなく、球根は寒さから守られています。
庭植えは不向きで、鉢栽培とします。発芽から開花までは、十分な日照を必要とします。置き場は凍らない涼しいところで、早春の発芽後は日によく当てます。夏の休眠中は、日陰で鉢植えのまま乾燥させておきます。
水やり
秋に涼しくなってから水やりを開始し、秋から冬はやや乾かし気味にしておきます。早春の発芽から開花までは多めに、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。開花後は徐々に減らしていき、葉が枯れて休眠に入るころからは水を与えません。
肥料
発芽から開花後、葉が茂っている間に、規定より薄めの液体肥料を月に2~3回施します。置き肥でもかまいませんが、量を少なめにしておくのが安全です。
病気と害虫
病気:多肥多湿や水はけの悪さに気をつければ、ほとんど見られません。
害虫:アブラムシ
アブラムシがつくことがあるので、見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
小粒の軽石と鹿沼土を等量に配合した用土が使いやすく、管理も楽です。4~5号鉢であれば、2~3年植えっぱなしで育てられます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:10月から11月が植えつけ適期です。3号鉢なら1球、5号鉢なら3~5球植えられます。球根は直径1.5cm前後、タマネギのような形で、3~5cmくらいの深さに植えます。
植え替え:2~3年ごとに新しい用土で植え直します。10月から11月に行います。
ふやし方
分球:分球でふえるので、植え替えのときに、球根を1つずつばらして植えつけます。
タネまき:開花後にタネが実ることもあります。タネは秋にまきます。開花までは4~5年かかり、個体差も出ます。
主な作業
花がら摘み:タネをとらない場合は、球根を太らせるために、咲き終わった花がらを早めに切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
自生地は、秋から冬に降雨や降雪があり、春から夏の間はほとんど降らない半砂漠のような乾燥地です。氷点下になっても地中まで凍ることはなく、球根は寒さから守られています。
庭植えは不向きで、鉢栽培とします。発芽から開花までは、十分な日照を必要とします。置き場は凍らない涼しいところで、早春の発芽後は日によく当てます。夏の休眠中は、日陰で鉢植えのまま乾燥させておきます。
水やり
秋に涼しくなってから水やりを開始し、秋から冬はやや乾かし気味にしておきます。早春の発芽から開花までは多めに、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。開花後は徐々に減らしていき、葉が枯れて休眠に入るころからは水を与えません。
肥料
発芽から開花後、葉が茂っている間に、規定より薄めの液体肥料を月に2~3回施します。置き肥でもかまいませんが、量を少なめにしておくのが安全です。
病気と害虫
病気:多肥多湿や水はけの悪さに気をつければ、ほとんど見られません。
害虫:アブラムシ
アブラムシがつくことがあるので、見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
小粒の軽石と鹿沼土を等量に配合した用土が使いやすく、管理も楽です。4~5号鉢であれば、2~3年植えっぱなしで育てられます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:10月から11月が植えつけ適期です。3号鉢なら1球、5号鉢なら3~5球植えられます。球根は直径1.5cm前後、タマネギのような形で、3~5cmくらいの深さに植えます。
植え替え:2~3年ごとに新しい用土で植え直します。10月から11月に行います。
ふやし方
分球:分球でふえるので、植え替えのときに、球根を1つずつばらして植えつけます。
タネまき:開花後にタネが実ることもあります。タネは秋にまきます。開花までは4~5年かかり、個体差も出ます。
主な作業
花がら摘み:タネをとらない場合は、球根を太らせるために、咲き終わった花がらを早めに切り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月28日
チグリジア(ティグリディア)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
温暖で日当たりがよく、やや乾燥した気候を好みます。日当たりと風通しのよい開けた場所を選び、多湿にならないよう、庭土に堆肥や腐葉土を混ぜてよく耕し、水はけをよくしておきます。梅雨期に蕾が出てくるので、日照不足や多湿だと花弁が開かないこともあります。冬は凍らないよう、秋に球根を掘り上げて乾燥貯蔵しておきます。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えは、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。
肥料
庭植えでは、よほどのやせ地でないかぎり、肥料は施さなくてもよく育ちます。逆に、多肥多湿では球根が腐りやすくなります。
鉢植えでは、芽が出てきたら、緩効性の固形肥料などを施しておきます。
病気と害虫
病気:首腐病、ウイルス病など
肥料分、特にチッ素が多いと球根が腐りやすくなります。また、連作をしなければ栽培しやすいのですが、連作すると首腐病などの病気が出やすくなるので、2~3年で植え場所を変え、鉢植えは毎年新しい用土を使います。ウイルス病の発生した株は処分します。
害虫:ハダニ、ヨトウムシ
ハダニがつきやすいので、水で洗い流すとよいでしょう。
柔らかい蕾は、ヨトウムシなどの食害を受けやすいので、早めに防除します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土や、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切です。
植えつけ、 植え替え
毎年植え替えます。4月から5月が適期で、サクラの花が咲くころになれば植えつけができます。深さ10cmくらい、間隔は20cmくらいが目安で、鉢植えなら6号鉢に3球くらいです。一日花で、花の数もそれほど多くないので、ある程度球根を数多く植えたほうが確実に花を見られます。
ふやし方
分球:主に球根でふやします。子球ができるので分球して育てます。
タネまき:タネをまいて育てることも可能です。開花まで3年くらいかかります。
主な作業
球根の掘り上げ:毎年行います。秋10月下旬から11月に掘り上げ、春の植えつけまで凍らないよう乾燥貯蔵しておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
温暖で日当たりがよく、やや乾燥した気候を好みます。日当たりと風通しのよい開けた場所を選び、多湿にならないよう、庭土に堆肥や腐葉土を混ぜてよく耕し、水はけをよくしておきます。梅雨期に蕾が出てくるので、日照不足や多湿だと花弁が開かないこともあります。冬は凍らないよう、秋に球根を掘り上げて乾燥貯蔵しておきます。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えは、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。
肥料
庭植えでは、よほどのやせ地でないかぎり、肥料は施さなくてもよく育ちます。逆に、多肥多湿では球根が腐りやすくなります。
鉢植えでは、芽が出てきたら、緩効性の固形肥料などを施しておきます。
病気と害虫
病気:首腐病、ウイルス病など
肥料分、特にチッ素が多いと球根が腐りやすくなります。また、連作をしなければ栽培しやすいのですが、連作すると首腐病などの病気が出やすくなるので、2~3年で植え場所を変え、鉢植えは毎年新しい用土を使います。ウイルス病の発生した株は処分します。
害虫:ハダニ、ヨトウムシ
ハダニがつきやすいので、水で洗い流すとよいでしょう。
柔らかい蕾は、ヨトウムシなどの食害を受けやすいので、早めに防除します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土や、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切です。
植えつけ、 植え替え
毎年植え替えます。4月から5月が適期で、サクラの花が咲くころになれば植えつけができます。深さ10cmくらい、間隔は20cmくらいが目安で、鉢植えなら6号鉢に3球くらいです。一日花で、花の数もそれほど多くないので、ある程度球根を数多く植えたほうが確実に花を見られます。
ふやし方
分球:主に球根でふやします。子球ができるので分球して育てます。
タネまき:タネをまいて育てることも可能です。開花まで3年くらいかかります。
主な作業
球根の掘り上げ:毎年行います。秋10月下旬から11月に掘り上げ、春の植えつけまで凍らないよう乾燥貯蔵しておきます。
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文章
玲儿
2017年09月27日
スノーフレークの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なた、あるいは明るい半日陰で育てます。鉢植えは、休眠中は涼しい日陰に移します。
水やり
芽を出し生育中のものには、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠したら水を切ります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。鉢植えには、芽が出たときと花が咲いたあとに、液体肥料を少量施します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月中旬から10月中旬ですが、11月下旬までは植えつけることが可能です。庭植えであれば、深さ7~8cm、間隔は10cmくらいで球根を植えつけます。鉢植えであれば、5号鉢に5球程度、深さ5cmくらいで植えつけます。3年くらいすると球根が混み合ってくるので、掘り上げて植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:植え替え時に、球根を分割してふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花までに4~5年かかります。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花首のところで切ります。
球根の掘り上げ:株が混み合ってくるまでは放任できますが、混み合ってきたら掘り上げます。葉が枯死した5月下旬から6月下旬にかけて球根を掘り上げ、秋の植えつけまで、雨のかからない日陰で乾燥貯蔵します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なた、あるいは明るい半日陰で育てます。鉢植えは、休眠中は涼しい日陰に移します。
水やり
芽を出し生育中のものには、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠したら水を切ります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。鉢植えには、芽が出たときと花が咲いたあとに、液体肥料を少量施します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月中旬から10月中旬ですが、11月下旬までは植えつけることが可能です。庭植えであれば、深さ7~8cm、間隔は10cmくらいで球根を植えつけます。鉢植えであれば、5号鉢に5球程度、深さ5cmくらいで植えつけます。3年くらいすると球根が混み合ってくるので、掘り上げて植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:植え替え時に、球根を分割してふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花までに4~5年かかります。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花首のところで切ります。
球根の掘り上げ:株が混み合ってくるまでは放任できますが、混み合ってきたら掘り上げます。葉が枯死した5月下旬から6月下旬にかけて球根を掘り上げ、秋の植えつけまで、雨のかからない日陰で乾燥貯蔵します。
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玲儿
2017年09月26日
ステルンベルギアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なたを好み、肥沃な土壌で育てます。過湿を嫌うので、水はけの悪い土壌では土壌改良します。腐葉土などの有機質を加えるとともに、軽石やパーライトを混ぜるとよいでしょう。鉢植えの場合は、夏の休眠期には雨の当たらない風通しのよい場所に移動させます。
水やり
鉢植えは、生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠したら水を切ります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌、用土に混ぜておきます。追肥は、花後から春まで、カリ分の多い液体肥料を定期的に施します。
病気と害虫
特に問題となるような病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある用土が適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土7、腐葉土3の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
8月下旬から9月上旬に植えつけます。植えつけが遅れると、花と葉の伸長が悪くなるので、注意します。5号鉢に4~5球、庭植えであれば球根2個分の間隔で植えつけます。毎年植え替える必要はなく、混み合ってきたら掘り上げて植え替えます。
ふやし方
分球:植え替え時に、球根を外してふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花までに5~6年かかります。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花首のところで切ります。
球根の掘り上げ:庭植えにしている場合は、毎年球根を掘り上げる必要はありません。しかし、水はけが悪い土壌では、夏の休眠期に球根が腐りやすいので、初夏に葉が枯れたら速やかに球根を掘り上げます。その後、雨のかからない涼しい日陰で乾燥貯蔵します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい日なたを好み、肥沃な土壌で育てます。過湿を嫌うので、水はけの悪い土壌では土壌改良します。腐葉土などの有機質を加えるとともに、軽石やパーライトを混ぜるとよいでしょう。鉢植えの場合は、夏の休眠期には雨の当たらない風通しのよい場所に移動させます。
水やり
鉢植えは、生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠したら水を切ります。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌、用土に混ぜておきます。追肥は、花後から春まで、カリ分の多い液体肥料を定期的に施します。
病気と害虫
特に問題となるような病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある用土が適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土7、腐葉土3の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
8月下旬から9月上旬に植えつけます。植えつけが遅れると、花と葉の伸長が悪くなるので、注意します。5号鉢に4~5球、庭植えであれば球根2個分の間隔で植えつけます。毎年植え替える必要はなく、混み合ってきたら掘り上げて植え替えます。
ふやし方
分球:植え替え時に、球根を外してふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花までに5~6年かかります。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花首のところで切ります。
球根の掘り上げ:庭植えにしている場合は、毎年球根を掘り上げる必要はありません。しかし、水はけが悪い土壌では、夏の休眠期に球根が腐りやすいので、初夏に葉が枯れたら速やかに球根を掘り上げます。その後、雨のかからない涼しい日陰で乾燥貯蔵します。
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玲儿
2017年09月26日
シュウカイドウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
湿潤で、半日陰となる落葉樹の下などで育てます。腐葉土や堆肥をよくすき込んでおきます。環境が合えばムカゴやタネで自然にふえ、繁茂しますが、合わないと消えてしまうので、適所を探すことが大切です。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。庭植えで湿り気のある場所なら放任できますが、土壌が乾きやすい場合は表土が乾いたら水やりしてください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜますが、肥培すると、草姿や葉が大型化して野趣が失われてしまうので、追肥は不要です。
病気と害虫
害虫:アザミウマ
花弁が茶色く萎縮したり、カサカサになるなどの症状が見られます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの球根は掘り上げずに冬越しさせます。鉢土の状態が悪くなっていたら、芽が出るころに球根を植え直します。庭植えで環境が合っている場合には、植え替える必要はありません。
ふやし方
地下に球根がありますが、ふえないので、ムカゴやタネでふやします。ムカゴの場合は、秋に葉腋についたムカゴを採取し、ポットや鉢土の上にばらまき、薄く覆土をしておきます。春になったら水やりをすると芽が出ます。さし芽も可能です。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
湿潤で、半日陰となる落葉樹の下などで育てます。腐葉土や堆肥をよくすき込んでおきます。環境が合えばムカゴやタネで自然にふえ、繁茂しますが、合わないと消えてしまうので、適所を探すことが大切です。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。庭植えで湿り気のある場所なら放任できますが、土壌が乾きやすい場合は表土が乾いたら水やりしてください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜますが、肥培すると、草姿や葉が大型化して野趣が失われてしまうので、追肥は不要です。
病気と害虫
害虫:アザミウマ
花弁が茶色く萎縮したり、カサカサになるなどの症状が見られます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの球根は掘り上げずに冬越しさせます。鉢土の状態が悪くなっていたら、芽が出るころに球根を植え直します。庭植えで環境が合っている場合には、植え替える必要はありません。
ふやし方
地下に球根がありますが、ふえないので、ムカゴやタネでふやします。ムカゴの場合は、秋に葉腋についたムカゴを採取し、ポットや鉢土の上にばらまき、薄く覆土をしておきます。春になったら水やりをすると芽が出ます。さし芽も可能です。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年09月26日
シーマニアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春と秋は戸外の日のよく当る場所で、夏は直射日光の当たらない戸外の涼しい半日陰で、冬は日当たりのよい室内で育てます。冬の最低温度は10~15℃が目安です。
水やり
鉢土の表面が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。水切れには弱く、すぐに下葉がしおれるので注意してください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、春と秋に緩効性肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を施します。
病気と害虫
ホコリダニ:新芽などの柔らかい部分につきます。ハダニと異なり、ホコリダニは肉眼では見えませんが、新芽付近の節間が縮まって伸びない、新芽が茶色く変色する、ひどくなると新芽が枯れるなどの症状が見られたら、ホコリダニの可能性が高いです。適用のある殺ダニ剤で駆除します。
灰色かび病:咲き終わった花を放置すると、灰色かび病が発生することがあります。花がらはこまめに摘みましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1年で鉢内がいっぱいになるので、毎年植え替えるとよいでしょう。5月から6月に、根鉢を1/3くらいくずして一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして同じサイズの鉢に植え替えます。
ふやし方
さし芽:伸びた茎の先端を6cmほどに切って、赤玉土などにさします。鉢の中で地下茎またはランナーがたくさん伸びて芽を出すので、1本であっても根のついた地下茎やランナーを切ってさすとより確実です。
株分け:5月から6月の植え替え時に、1株に3芽以上つくように株を分けます。
主な作業
花がら摘み:花がしぼんだら、花柄のつけ根のところから切ります。こまめに花がら摘みを行わないと、灰色かび病が発生しやすくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春と秋は戸外の日のよく当る場所で、夏は直射日光の当たらない戸外の涼しい半日陰で、冬は日当たりのよい室内で育てます。冬の最低温度は10~15℃が目安です。
水やり
鉢土の表面が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。水切れには弱く、すぐに下葉がしおれるので注意してください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、春と秋に緩効性肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を施します。
病気と害虫
ホコリダニ:新芽などの柔らかい部分につきます。ハダニと異なり、ホコリダニは肉眼では見えませんが、新芽付近の節間が縮まって伸びない、新芽が茶色く変色する、ひどくなると新芽が枯れるなどの症状が見られたら、ホコリダニの可能性が高いです。適用のある殺ダニ剤で駆除します。
灰色かび病:咲き終わった花を放置すると、灰色かび病が発生することがあります。花がらはこまめに摘みましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1年で鉢内がいっぱいになるので、毎年植え替えるとよいでしょう。5月から6月に、根鉢を1/3くらいくずして一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして同じサイズの鉢に植え替えます。
ふやし方
さし芽:伸びた茎の先端を6cmほどに切って、赤玉土などにさします。鉢の中で地下茎またはランナーがたくさん伸びて芽を出すので、1本であっても根のついた地下茎やランナーを切ってさすとより確実です。
株分け:5月から6月の植え替え時に、1株に3芽以上つくように株を分けます。
主な作業
花がら摘み:花がしぼんだら、花柄のつけ根のところから切ります。こまめに花がら摘みを行わないと、灰色かび病が発生しやすくなります。
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玲儿
2017年09月26日
コルチカムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性、耐暑性とも強く、日当たりと水はけのよいところで育てます。球根に蓄えられた養分だけで開花するので、花を咲かせるだけならどこでもよいのですが、翌年も花を咲かせるには、新しくできる球根を十分に太らせる必要があります。早めに根をしっかりと張らせ、春の葉が展開している間は日光によく当てることが大切です。6月ごろには葉が枯れて休眠に入ります。水はけがよければ植えっぱなしにもできますが、高温期の長雨は病害虫によって球根が傷むこともあるので、梅雨前に掘り上げ、風通しのよい日陰で乾燥貯蔵しておくのが確実で安全です。
水やり
成長期には十分な水分を必要とするので、秋から春まで、用土の乾き具合を見てたっぷりと与えます。特に葉が大きく茂る3月から5月は乾燥させないよう注意します。
肥料
堆肥や腐葉土などを混ぜて土壌改良を行い、元肥と少量の苦土石灰を混ぜて植えつけます。3月から4月と9月から10月に化成肥料を株のまわりにまくか、液体肥料を3~4回施します。
病気と害虫
病気:白絹病など
水はけが悪いと白絹病が出やすいので、土の水はけをよくして防ぎます。梅雨前に球根を掘り上げて乾燥させるのがよいです。
害虫:根ダニ
水はけをよくするとともに、球根を梅雨前に掘り上げて乾燥保存するのが一番です。
用土(鉢植え)
開花までは土がなくてもかまいません。球根を支えるため、玉砂利などを使うこともありますが、水気があると根が伸び出し、植えつけ時に傷めてしまうので注意します。
植えつけ、 植え替え
9月、遅くとも10月下旬ぐらいまでには球根を植えつけます。球根2個分の間隔をとり、深さは、球根1~2個分の土がかぶさるぐらいが適当です。
ふやし方
分球でふやします。古い球根は消えてなくなり、新しい球根が2個できますから、1年で2倍にふえます。
主な作業
球根の掘り上げと植えつけ以外、ほとんど手のかからない植物です。植えっぱなしの場合、6月に枯れ葉を取り除きます。込んできたら適期に掘り上げて植え直しをします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性、耐暑性とも強く、日当たりと水はけのよいところで育てます。球根に蓄えられた養分だけで開花するので、花を咲かせるだけならどこでもよいのですが、翌年も花を咲かせるには、新しくできる球根を十分に太らせる必要があります。早めに根をしっかりと張らせ、春の葉が展開している間は日光によく当てることが大切です。6月ごろには葉が枯れて休眠に入ります。水はけがよければ植えっぱなしにもできますが、高温期の長雨は病害虫によって球根が傷むこともあるので、梅雨前に掘り上げ、風通しのよい日陰で乾燥貯蔵しておくのが確実で安全です。
水やり
成長期には十分な水分を必要とするので、秋から春まで、用土の乾き具合を見てたっぷりと与えます。特に葉が大きく茂る3月から5月は乾燥させないよう注意します。
肥料
堆肥や腐葉土などを混ぜて土壌改良を行い、元肥と少量の苦土石灰を混ぜて植えつけます。3月から4月と9月から10月に化成肥料を株のまわりにまくか、液体肥料を3~4回施します。
病気と害虫
病気:白絹病など
水はけが悪いと白絹病が出やすいので、土の水はけをよくして防ぎます。梅雨前に球根を掘り上げて乾燥させるのがよいです。
害虫:根ダニ
水はけをよくするとともに、球根を梅雨前に掘り上げて乾燥保存するのが一番です。
用土(鉢植え)
開花までは土がなくてもかまいません。球根を支えるため、玉砂利などを使うこともありますが、水気があると根が伸び出し、植えつけ時に傷めてしまうので注意します。
植えつけ、 植え替え
9月、遅くとも10月下旬ぐらいまでには球根を植えつけます。球根2個分の間隔をとり、深さは、球根1~2個分の土がかぶさるぐらいが適当です。
ふやし方
分球でふやします。古い球根は消えてなくなり、新しい球根が2個できますから、1年で2倍にふえます。
主な作業
球根の掘り上げと植えつけ以外、ほとんど手のかからない植物です。植えっぱなしの場合、6月に枯れ葉を取り除きます。込んできたら適期に掘り上げて植え直しをします。
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玲儿
2017年09月26日
コバイモの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
樹林下に生える早春植物(スプリング・エフェメラル)で、日照管理が重要です。芽出しから開花までの間は日によく当ててがっしりと育てます。花が終わるころからは遮光率30%ぐらいの明るい日陰や棚下の明るい場所で管理します。葉が枯れ込み始めたら50%遮光の棚下などに移してそのまま休眠を待ちます。休眠したら翌春までは棚下でじっくり寝かせて春を待ちます。
水やり
芽出しから葉が黄変するまでの間は1日1回たっぷりと与えます。休眠に入ったら少し水やりを控えめにして用土が軽く湿っている状態を保ちます。夏眠性球根植物ですが、完全に休眠してもカラカラに乾かしません。3日に1回ぐらいをめどに水をやり、常に培養土が軽く湿り気を感じる程度に保ち、春の芽出しまでそのままの状態を維持します。
肥料
肥料の施し方により生育に差の出る植物です。芽出しの始まる3月上旬から葉が黄変する5月下旬までの間は2週間に1回の間隔でリン酸分の多い液体肥料を施します。また、球根の活性に糖分が大きく影響します。生育中に水やり代わりに毎日、2000~ 5000倍に薄めたぶどう糖を施すとよいでしょう。芽出しごろに1回と花後に1回、リン酸分の多い小粒状の肥料を鉢の縁にひとつまみ置いておくと効果的です。
病気と害虫
病気:炭そ病、ウイルス病
芽出しの時期に葉の萎縮や黒い斑点が見られたら炭そ病やウイルス病を疑います。多湿や乾燥で球根が傷みやすくなります。
害虫など:アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、ネズミなど
アブラムシが多くつきます。芽出しから開花のころにナメクジやヨトウムシに食害されます。球根をネズミなどの小動物に食害されます。
用土(鉢植え)
赤玉土と鹿沼土の2~5mm目のものを1:1で配合します。冬期の凍結により用土がくずれやすい地域では軽石砂や山砂などを1割ほど混入します。
植えつけ、 植え替え
植えつけは、休眠中の晩夏から初秋が適期です。鉢から古い球根を取り出し、新しい鉢に植え込みます。鉢は、通気と水はけのよい深めの鉢を選びます。焼き締めの深鉢などがおすすめです。鉢底にゴロ石を入れ培養土を半分ほど入れたら、球根を置きます。仕上がりを考えてバランスよく植えつけましょう。あとは培養土を入れて完成です。植え込んだらそのまま棚下に置いて、用土が軽く湿った状態を保ちます。
植え替えは、毎年1回が理想です。時期や作業は植えつけに準じます。
ふやし方
分球:植え替えの際に行います。
タネまき:自家受粉は難しく、別な2個体以上で交配しないとなかなか結実しません。結実して果実が茶色く色づいたら、培養土にまいて、軽く覆土します。発芽は翌春になるので、その間にコケが生えないように棚下の暗い場所で管理します。
主な作業
花がら摘み:タネをとらないものは、株が疲れるので花がらを摘みます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
樹林下に生える早春植物(スプリング・エフェメラル)で、日照管理が重要です。芽出しから開花までの間は日によく当ててがっしりと育てます。花が終わるころからは遮光率30%ぐらいの明るい日陰や棚下の明るい場所で管理します。葉が枯れ込み始めたら50%遮光の棚下などに移してそのまま休眠を待ちます。休眠したら翌春までは棚下でじっくり寝かせて春を待ちます。
水やり
芽出しから葉が黄変するまでの間は1日1回たっぷりと与えます。休眠に入ったら少し水やりを控えめにして用土が軽く湿っている状態を保ちます。夏眠性球根植物ですが、完全に休眠してもカラカラに乾かしません。3日に1回ぐらいをめどに水をやり、常に培養土が軽く湿り気を感じる程度に保ち、春の芽出しまでそのままの状態を維持します。
肥料
肥料の施し方により生育に差の出る植物です。芽出しの始まる3月上旬から葉が黄変する5月下旬までの間は2週間に1回の間隔でリン酸分の多い液体肥料を施します。また、球根の活性に糖分が大きく影響します。生育中に水やり代わりに毎日、2000~ 5000倍に薄めたぶどう糖を施すとよいでしょう。芽出しごろに1回と花後に1回、リン酸分の多い小粒状の肥料を鉢の縁にひとつまみ置いておくと効果的です。
病気と害虫
病気:炭そ病、ウイルス病
芽出しの時期に葉の萎縮や黒い斑点が見られたら炭そ病やウイルス病を疑います。多湿や乾燥で球根が傷みやすくなります。
害虫など:アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、ネズミなど
アブラムシが多くつきます。芽出しから開花のころにナメクジやヨトウムシに食害されます。球根をネズミなどの小動物に食害されます。
用土(鉢植え)
赤玉土と鹿沼土の2~5mm目のものを1:1で配合します。冬期の凍結により用土がくずれやすい地域では軽石砂や山砂などを1割ほど混入します。
植えつけ、 植え替え
植えつけは、休眠中の晩夏から初秋が適期です。鉢から古い球根を取り出し、新しい鉢に植え込みます。鉢は、通気と水はけのよい深めの鉢を選びます。焼き締めの深鉢などがおすすめです。鉢底にゴロ石を入れ培養土を半分ほど入れたら、球根を置きます。仕上がりを考えてバランスよく植えつけましょう。あとは培養土を入れて完成です。植え込んだらそのまま棚下に置いて、用土が軽く湿った状態を保ちます。
植え替えは、毎年1回が理想です。時期や作業は植えつけに準じます。
ふやし方
分球:植え替えの際に行います。
タネまき:自家受粉は難しく、別な2個体以上で交配しないとなかなか結実しません。結実して果実が茶色く色づいたら、培養土にまいて、軽く覆土します。発芽は翌春になるので、その間にコケが生えないように棚下の暗い場所で管理します。
主な作業
花がら摘み:タネをとらないものは、株が疲れるので花がらを摘みます。
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文章
玲儿
2017年09月26日
グロッバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
高温多湿を好み、夏の強光線を避けた半日陰が適します。暗すぎる場所では花つきが悪くなり、軟弱に育ちます。庭植えする際は、腐葉土や堆肥などの有機物を十分すき込んでください。寒さに弱く、根茎も戸外では冬越しできないので10月中に掘り上げ、バーミキュライトなどに埋めて凍らないように室内で保管します。鉢植えの場合は地上部が枯れたら水を切り、そのまま室内で翌年の5月まで保管します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。おう盛に生育する夏は毎日与え、水切れに十分注意します。庭植えした場合は、夏に土の表面が乾いたら水やりをしてください。
肥料
春から秋の成長期に、三要素が等量か、リン酸分がやや多めの化成肥料を置き肥として規定量施します。
病気と害虫
ナメクジの食害を受けることがあるので注意してください。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3といった水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
根茎の植えつけは5月ごろが適期です。5~6号サイズの鉢に2~3球、地表から3cm程度の深さに植えます。鉢植えの植え替えも5月が適期です。生育初期に多湿、多肥にすると枯死することがあるので注意します。
ふやし方
株分け(分球):小さく分けすぎるとその後の成長が遅くなるので注意します。
主な作業
花茎切り:花がらが枯れ始めたら見苦しいので切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
高温多湿を好み、夏の強光線を避けた半日陰が適します。暗すぎる場所では花つきが悪くなり、軟弱に育ちます。庭植えする際は、腐葉土や堆肥などの有機物を十分すき込んでください。寒さに弱く、根茎も戸外では冬越しできないので10月中に掘り上げ、バーミキュライトなどに埋めて凍らないように室内で保管します。鉢植えの場合は地上部が枯れたら水を切り、そのまま室内で翌年の5月まで保管します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。おう盛に生育する夏は毎日与え、水切れに十分注意します。庭植えした場合は、夏に土の表面が乾いたら水やりをしてください。
肥料
春から秋の成長期に、三要素が等量か、リン酸分がやや多めの化成肥料を置き肥として規定量施します。
病気と害虫
ナメクジの食害を受けることがあるので注意してください。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3といった水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
根茎の植えつけは5月ごろが適期です。5~6号サイズの鉢に2~3球、地表から3cm程度の深さに植えます。鉢植えの植え替えも5月が適期です。生育初期に多湿、多肥にすると枯死することがあるので注意します。
ふやし方
株分け(分球):小さく分けすぎるとその後の成長が遅くなるので注意します。
主な作業
花茎切り:花がらが枯れ始めたら見苦しいので切り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月26日
クロッカスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけがよいことが大切です。地上部のない時期は日陰でもかまいませんが、芽出しから開花後、葉が出ている間は、庭植え、鉢植えともに半日以上は日光の当たるところを選びます。日当たりが悪いと球根が太らず、翌年以降は花が咲きにくくなります。秋に球根を植えると根が伸び出し、地中では新しい芽の成長が始まります。春咲き種では早春に地上に葉が出てまもなく開花し、6月ごろには枯れて休眠に入ります。球根は毎年新しく更新されます。
水やり
秋から春まで、生育中は極端に乾かさないよう注意し、特に鉢植えでは十分に与えます。
肥料
植えつけるときに、少量の元肥と苦土石灰を用土に混ぜておきます。開花後は早めに追肥を施し、球根を太らせます。粒状の化成肥料、液体肥料いずれでもよく、カリ分の多いものが適します。
病気と害虫
少ないほうですが、水はけが悪いと球根が腐りやすくなります。ネズミや野鳥などの食害を受けることもあります。
用土(鉢植え)
球根類専用の用土も市販されていますが、一般の草花用培養土でも十分です。鉢底に大粒の鹿沼土などを入れて水はけをよくしておくとよいでしょう。水栽培をはじめ、玉砂利やガラス玉などの中に植えても容易に開花します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:10月から11月に球根2個分の間隔と深さに植えつけます。鉢やコンテナ植え、花壇の中でのマッス植えでは、間隔をあけずに浅く植えて観賞することもできますが、球根の太りは悪くなります。
植え替え:夏の休眠中の病害虫予防のため、6月ごろに葉が枯れたら掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておきます。芝生の中など、場所によっては数年間植えっぱなしで毎年花を楽しむこともできます。
ふやし方
自然分球でふえます。芽の数だけ新しい球根ができますが、数が多すぎたり、日当たりや肥料分が十分でなかったり、浅植えだったりすると球根が太らず、小さな球根ばかりで花が咲きにくくなります。
主な作業
球根の植えつけ後、開花までは特にありません。タネが実ると球根の太りが悪くなるので、花がらは早めに根元から抜き取ります。黄花のラージイエローや秋咲きのサフランは3倍体でタネができません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけがよいことが大切です。地上部のない時期は日陰でもかまいませんが、芽出しから開花後、葉が出ている間は、庭植え、鉢植えともに半日以上は日光の当たるところを選びます。日当たりが悪いと球根が太らず、翌年以降は花が咲きにくくなります。秋に球根を植えると根が伸び出し、地中では新しい芽の成長が始まります。春咲き種では早春に地上に葉が出てまもなく開花し、6月ごろには枯れて休眠に入ります。球根は毎年新しく更新されます。
水やり
秋から春まで、生育中は極端に乾かさないよう注意し、特に鉢植えでは十分に与えます。
肥料
植えつけるときに、少量の元肥と苦土石灰を用土に混ぜておきます。開花後は早めに追肥を施し、球根を太らせます。粒状の化成肥料、液体肥料いずれでもよく、カリ分の多いものが適します。
病気と害虫
少ないほうですが、水はけが悪いと球根が腐りやすくなります。ネズミや野鳥などの食害を受けることもあります。
用土(鉢植え)
球根類専用の用土も市販されていますが、一般の草花用培養土でも十分です。鉢底に大粒の鹿沼土などを入れて水はけをよくしておくとよいでしょう。水栽培をはじめ、玉砂利やガラス玉などの中に植えても容易に開花します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:10月から11月に球根2個分の間隔と深さに植えつけます。鉢やコンテナ植え、花壇の中でのマッス植えでは、間隔をあけずに浅く植えて観賞することもできますが、球根の太りは悪くなります。
植え替え:夏の休眠中の病害虫予防のため、6月ごろに葉が枯れたら掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておきます。芝生の中など、場所によっては数年間植えっぱなしで毎年花を楽しむこともできます。
ふやし方
自然分球でふえます。芽の数だけ新しい球根ができますが、数が多すぎたり、日当たりや肥料分が十分でなかったり、浅植えだったりすると球根が太らず、小さな球根ばかりで花が咲きにくくなります。
主な作業
球根の植えつけ後、開花までは特にありません。タネが実ると球根の太りが悪くなるので、花がらは早めに根元から抜き取ります。黄花のラージイエローや秋咲きのサフランは3倍体でタネができません。
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