文章
玲儿
2017年09月25日
タイムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たり、風通しがよく、比較的乾燥した気候を好みます。水はけのよいやせ地でよく育ち、砂利混じりの場所や石組みの間などの植え込みに向きます。
特に夏の高温期の多雨多湿に弱く、株が蒸れて枝葉が枯れたり、株が腐ったりすることもあります。冬期は積雪下でもかまいません。
水やり
多湿にならないよう、鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
庭植えでは、一度根づいてしまえばほとんど必要ありません。
肥料
鉢植えでは、生育促進のため、春と秋の成長期に施します。それぞれの季節に1~2回置き肥をするか、月5~6回液体肥料を施すと、花つきもよくなり、ハーブとして若い新鮮な茎葉も多く収穫できます。
庭植えでは、ほとんど必要ありません。多肥は根腐れの原因になります。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すれば、ほとんど見られません。日当たりと風通し、用土の水はけがよいことが大切で、ラベンダーやサントリナと同様です。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適しますが、水分管理ができれば用土はあまり選びません。一般の草花向け培養土も利用できます。長雨にさらされたり、多湿の状態が続いたりするなら、軽石や鹿沼土など山野草向けの用土が安全です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:さし木をして育てた苗やポット苗、株分け苗を花壇やコンテナなどに植えつけます。真夏と真冬以外ならいつでもできます。石組みの上や、傾斜地などでのグラウンドカバープランツとしても利用できます。植えつけ後の成長の早さや性質の強弱、茎葉の密度などは、種類によって大きく異なります。
植え替え:鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直します。根鉢をよくほぐして古い土を落とし、新しい用土で植えつけます。各節から根が出て、成長も早いので、かなり根が切れても大丈夫です。茎を用土に埋めるとそこからも発根します。
ふやし方
さし木、株分け:主にさし木と株分けでふやします。真夏と真冬以外、いつでも可能です。
タネまき:タネまきも可能ですが、個体差があり、香りのよい株や品種を確実にふやすには、さし木や株分けを行います。
主な作業
花がら取り、刈り込み:高温多湿の蒸れに弱いので、花がらは早めに刈り取ります。枝葉が混み合わないよう、生育の様子を見て枝を1/2~1/3くらいまで刈り込んでおくと、夏越しが容易です。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たり、風通しがよく、比較的乾燥した気候を好みます。水はけのよいやせ地でよく育ち、砂利混じりの場所や石組みの間などの植え込みに向きます。
特に夏の高温期の多雨多湿に弱く、株が蒸れて枝葉が枯れたり、株が腐ったりすることもあります。冬期は積雪下でもかまいません。
水やり
多湿にならないよう、鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
庭植えでは、一度根づいてしまえばほとんど必要ありません。
肥料
鉢植えでは、生育促進のため、春と秋の成長期に施します。それぞれの季節に1~2回置き肥をするか、月5~6回液体肥料を施すと、花つきもよくなり、ハーブとして若い新鮮な茎葉も多く収穫できます。
庭植えでは、ほとんど必要ありません。多肥は根腐れの原因になります。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すれば、ほとんど見られません。日当たりと風通し、用土の水はけがよいことが大切で、ラベンダーやサントリナと同様です。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適しますが、水分管理ができれば用土はあまり選びません。一般の草花向け培養土も利用できます。長雨にさらされたり、多湿の状態が続いたりするなら、軽石や鹿沼土など山野草向けの用土が安全です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:さし木をして育てた苗やポット苗、株分け苗を花壇やコンテナなどに植えつけます。真夏と真冬以外ならいつでもできます。石組みの上や、傾斜地などでのグラウンドカバープランツとしても利用できます。植えつけ後の成長の早さや性質の強弱、茎葉の密度などは、種類によって大きく異なります。
植え替え:鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直します。根鉢をよくほぐして古い土を落とし、新しい用土で植えつけます。各節から根が出て、成長も早いので、かなり根が切れても大丈夫です。茎を用土に埋めるとそこからも発根します。
ふやし方
さし木、株分け:主にさし木と株分けでふやします。真夏と真冬以外、いつでも可能です。
タネまき:タネまきも可能ですが、個体差があり、香りのよい株や品種を確実にふやすには、さし木や株分けを行います。
主な作業
花がら取り、刈り込み:高温多湿の蒸れに弱いので、花がらは早めに刈り取ります。枝葉が混み合わないよう、生育の様子を見て枝を1/2~1/3くらいまで刈り込んでおくと、夏越しが容易です。
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玲儿
2017年09月25日
セイヨウニンジンボクの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
午前中に日が当たるような場所から日なたで、冬に乾燥した寒風が当たらない場所を選びます。水はけがよく、乾きすぎない土壌が適します。旺盛に生育し、短期間で大きくなるので、植え場所は直径3mほどの広さが必要です。
水やり
特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。
肥料
2月から3月に寒肥として、油かすや緩効性の化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
植えつけ、 植え替え
庭への植えつけは、霜の降りなくなった3月から4月、または涼しくなる9月下旬から11月に行います。根鉢の表面を1/3程度くずして、根鉢の大きさの2~3倍の深さ、直径の植え穴を掘り、植え戻す土量の1/3程度の腐葉土と、油かすや緩効性の化成肥料などの元肥を混合して、植えつけます。なお、根が粗いので移植が難しい植物です。植え場所は、よく吟味して選びましょう。
ふやし方
さし木:その年に伸びた枝を9月に、または、前年に伸びた枝を3月にさし木してふやします。枝を2~3節で切り取り、節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り直します。枝先の葉の大きさを半分から1/3程度に切って、赤玉土小粒やさし木用土にさします。日陰に置き、乾かさないように管理します。
主な作業
剪定:適期は2月下旬~3月です。セイヨウニンジンボクは枝数がそう多くないうえに、自然と樹形が整うので、強剪定は控え、樹形を乱す徒長枝や、株の内側の枯れ枝を切り除く程度に剪定します。なお、大きくなりすぎた場合は、切り戻すこともできます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
午前中に日が当たるような場所から日なたで、冬に乾燥した寒風が当たらない場所を選びます。水はけがよく、乾きすぎない土壌が適します。旺盛に生育し、短期間で大きくなるので、植え場所は直径3mほどの広さが必要です。
水やり
特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。
肥料
2月から3月に寒肥として、油かすや緩効性の化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
植えつけ、 植え替え
庭への植えつけは、霜の降りなくなった3月から4月、または涼しくなる9月下旬から11月に行います。根鉢の表面を1/3程度くずして、根鉢の大きさの2~3倍の深さ、直径の植え穴を掘り、植え戻す土量の1/3程度の腐葉土と、油かすや緩効性の化成肥料などの元肥を混合して、植えつけます。なお、根が粗いので移植が難しい植物です。植え場所は、よく吟味して選びましょう。
ふやし方
さし木:その年に伸びた枝を9月に、または、前年に伸びた枝を3月にさし木してふやします。枝を2~3節で切り取り、節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り直します。枝先の葉の大きさを半分から1/3程度に切って、赤玉土小粒やさし木用土にさします。日陰に置き、乾かさないように管理します。
主な作業
剪定:適期は2月下旬~3月です。セイヨウニンジンボクは枝数がそう多くないうえに、自然と樹形が整うので、強剪定は控え、樹形を乱す徒長枝や、株の内側の枯れ枝を切り除く程度に剪定します。なお、大きくなりすぎた場合は、切り戻すこともできます。
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玲儿
2017年09月25日
スイートバイオレット(ニオイスミレ)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
肥沃で水はけのよい土を好みます。暑さにやや弱いため、夏は強い日ざしが遮られて冬は日当たりがよくなる、落葉樹の下などが適しています。鉢植えは、夏は日陰の台の上などに置き、地熱から遠ざけて涼しく管理します。冬は日光に当てると、花つきがよくなります。鉢植えを台の上に置くことは、丈が低いニオイスミレの花の香りがかぎやすくなる点でもおすすめです。
水やり
高温乾燥期には、ハダニ防除のため、早朝か夕方に葉水を与えます。冬はやや乾かし気味にします。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、元肥として緩効性化成肥料を施します。秋から早春にかけて、薄めの液体肥料を水やり代わりに施すと、花つきがよくなります。
病気と害虫
病気:そうか病
春と秋にそうか病が出やすくなります。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモンの幼虫、ナメクジ
新芽や蕾にアブラムシが発生することがあります。高温乾燥期にハダニが、高温多湿期にナメクジが出やすくなります。温暖な地域ではツマグロヒョウモンの幼虫の食害が見られます。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の草花用培養土、または赤玉土小粒と腐葉土を1:1で配合したもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:庭では、落葉樹の下などに堆肥や元肥を入れ、株間を30cmほど間隔をとって植えつけます。鉢植えは、根の乾燥を防ぐためにやや大きく深めの鉢に植えます。
植え替え:花が咲き終わった直後に植え替えます。根が細く傷つきやすいので、鉢土はあまりくずさず、鉢の表面と底の土を取り、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢を大きくしたくないときは株分けを行います。
ふやし方
タネまき:タネから育てることができますが、スミレの仲間は交雑しやすいので、閉鎖花から採取した自家受粉のタネをまきます。一度乾燥したタネは休眠して発芽しにくくなるので、開く直前のさやを見つけ、とりまきします。発芽にはやや時間がかかります。
株分け:花後の4月から5月ごろ、株が鉢いっぱいになっていたら、根を傷つけないように注意して鉢から抜きます。水の中で根を揺すって土を少しほぐしながら、古い根や枯れ葉、傷んだ葉を取り除き、株を整理します。伸びたほふく茎の先にできた新しい株を残します。
さし芽:4月から6月ごろ、伸びたほふく茎を1~2節で切り、水あげしてからさします。
その他:長く伸びたほふく茎の先の芽を、U字に曲げたワイヤーや石で土に固定し、発根させます。十分に発根したらほふく茎を切って株を切り離します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花がらは、こまめに花茎のつけ根から引いて摘みます。タネをつけると花期が短くなります。
枯れ葉取り:背が低いニオイスミレは枯れ葉が残りやすく、見た目が悪くなりがちです。蒸れや病害虫の発生を防ぐためにも、枯れた葉は適宜取り除きます。
収穫:朝か夕方に、開いたばかりの花を収穫します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
肥沃で水はけのよい土を好みます。暑さにやや弱いため、夏は強い日ざしが遮られて冬は日当たりがよくなる、落葉樹の下などが適しています。鉢植えは、夏は日陰の台の上などに置き、地熱から遠ざけて涼しく管理します。冬は日光に当てると、花つきがよくなります。鉢植えを台の上に置くことは、丈が低いニオイスミレの花の香りがかぎやすくなる点でもおすすめです。
水やり
高温乾燥期には、ハダニ防除のため、早朝か夕方に葉水を与えます。冬はやや乾かし気味にします。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、元肥として緩効性化成肥料を施します。秋から早春にかけて、薄めの液体肥料を水やり代わりに施すと、花つきがよくなります。
病気と害虫
病気:そうか病
春と秋にそうか病が出やすくなります。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモンの幼虫、ナメクジ
新芽や蕾にアブラムシが発生することがあります。高温乾燥期にハダニが、高温多湿期にナメクジが出やすくなります。温暖な地域ではツマグロヒョウモンの幼虫の食害が見られます。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の草花用培養土、または赤玉土小粒と腐葉土を1:1で配合したもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:庭では、落葉樹の下などに堆肥や元肥を入れ、株間を30cmほど間隔をとって植えつけます。鉢植えは、根の乾燥を防ぐためにやや大きく深めの鉢に植えます。
植え替え:花が咲き終わった直後に植え替えます。根が細く傷つきやすいので、鉢土はあまりくずさず、鉢の表面と底の土を取り、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢を大きくしたくないときは株分けを行います。
ふやし方
タネまき:タネから育てることができますが、スミレの仲間は交雑しやすいので、閉鎖花から採取した自家受粉のタネをまきます。一度乾燥したタネは休眠して発芽しにくくなるので、開く直前のさやを見つけ、とりまきします。発芽にはやや時間がかかります。
株分け:花後の4月から5月ごろ、株が鉢いっぱいになっていたら、根を傷つけないように注意して鉢から抜きます。水の中で根を揺すって土を少しほぐしながら、古い根や枯れ葉、傷んだ葉を取り除き、株を整理します。伸びたほふく茎の先にできた新しい株を残します。
さし芽:4月から6月ごろ、伸びたほふく茎を1~2節で切り、水あげしてからさします。
その他:長く伸びたほふく茎の先の芽を、U字に曲げたワイヤーや石で土に固定し、発根させます。十分に発根したらほふく茎を切って株を切り離します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花がらは、こまめに花茎のつけ根から引いて摘みます。タネをつけると花期が短くなります。
枯れ葉取り:背が低いニオイスミレは枯れ葉が残りやすく、見た目が悪くなりがちです。蒸れや病害虫の発生を防ぐためにも、枯れた葉は適宜取り除きます。
収穫:朝か夕方に、開いたばかりの花を収穫します。
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玲儿
2017年09月25日
ジャーマンカモミールの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。水もちがよく、肥えた軟らかい土でよく育つので、庭植えでは、腐葉土や堆肥をすき込んでよく耕しておきます。
水やり
乾燥しすぎると、とう立ちが早まります。十分株が育たないままひょろひょろとした姿で花が咲いてしまうことがあり、花の収穫も少ししか見込めません。
庭植えは、生育が旺盛な時期に晴天が続くときは水をやります。
鉢植えは、乾燥しすぎるとハダニが出やすいので、葉水を与えます。毎日水をやっても水切れしやすいときは、やや大きめの容器に植え替えるとよいでしょう。
肥料
庭植えは、植えつけの1か月前に有機質肥料をすき込んでおきます。
鉢植えは、用土に元肥として緩効性肥料を混ぜます。
庭植えも鉢植えも花つきをよくしたい場合は、3月にリン酸分が多めの液体肥料のような速効性肥料を追肥すると、花をたくさん収穫できます。
病気と害虫
病気:うどんこ病
高温期にうどんこ病が出ることがあります。
害虫:アブラムシ、ハダニ
蕾や花のまわりにアブラムシがつくことがありますが、庭植えであれば天敵のヒラタアブが集まるため、放置してもあまり問題にはなりません。鉢植えでは、高温乾燥時期にハダニが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の野菜用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:苗が高さ5~10cmくらいになったら、株間30cmほどで定植します。育って大きくなったときに風通しが悪くならないよう、株間は広めにとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにしましょう。密植すると倒れやすくなります。
ふやし方
タネまき:発芽適温は15~20℃くらいで、春と秋にまくことができますが、秋まきのほうがおすすめです。秋まきは開花期までの期間が長いので大株に育ち、花がたくさん咲きます。春まきはすぐに開花して収量が少なくなりがちですから、早めの2月に室内でタネをまいて苗を育て、暖かくなってから戸外に出すとよいでしょう。タネが細かいので、少量の用土とよく混ぜてからまくと均一にできます。覆土はほとんど必要ありません。
発芽率は比較的よいのですが、タネが小さいため発芽直後の成長はゆっくりです。箱まきやポットまきの場合、水やりで小さな苗を倒さないように鉢底から給水します。幼苗期は過湿になると根腐れしやすいので、水はけにも注意します。
主な作業
摘心:苗が15~20cmの高さになったころ、茎の先端を摘心すると枝数がふえてしっかりした株に育ち、花数が多くなります。
収穫:花の中心の黄色い部分がふくらんできたころ、花弁が反り返る前に収穫します。晴れた日の午前中に1輪ずつ収穫するのがベストです。タネができないうちに花をこまめに収穫することで、花期を長くすることができます。株数が多く1輪ずつ摘むのは手間がかかるときには、株の7割くらいが開花したころに茎ごと収穫します。このとき、次々咲く小さな蕾をなるべく残すように、茎を切りましょう。
たくさん収穫できたら、洗って水を切り冷凍すれば翌春まで保存できます。乾燥保存が一般的ですが、冷凍のほうが繊細な香りがよく残ります。また、完全に乾燥したものを密封して冷蔵保存しても、色や香りが長もちします。
切り戻し:花を収穫し続けて蕾がない茎だけの部分ができたら、その部分を切り戻して新しい茎の成長を促します。
こぼれダネのケア:咲く花の数もタネの数も多いことと、小さいタネで風雨などにより運ばれることから、思いもよらない場所に芽を出すことがあります。掘り上げて、育てたい場所に移植します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。水もちがよく、肥えた軟らかい土でよく育つので、庭植えでは、腐葉土や堆肥をすき込んでよく耕しておきます。
水やり
乾燥しすぎると、とう立ちが早まります。十分株が育たないままひょろひょろとした姿で花が咲いてしまうことがあり、花の収穫も少ししか見込めません。
庭植えは、生育が旺盛な時期に晴天が続くときは水をやります。
鉢植えは、乾燥しすぎるとハダニが出やすいので、葉水を与えます。毎日水をやっても水切れしやすいときは、やや大きめの容器に植え替えるとよいでしょう。
肥料
庭植えは、植えつけの1か月前に有機質肥料をすき込んでおきます。
鉢植えは、用土に元肥として緩効性肥料を混ぜます。
庭植えも鉢植えも花つきをよくしたい場合は、3月にリン酸分が多めの液体肥料のような速効性肥料を追肥すると、花をたくさん収穫できます。
病気と害虫
病気:うどんこ病
高温期にうどんこ病が出ることがあります。
害虫:アブラムシ、ハダニ
蕾や花のまわりにアブラムシがつくことがありますが、庭植えであれば天敵のヒラタアブが集まるため、放置してもあまり問題にはなりません。鉢植えでは、高温乾燥時期にハダニが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の野菜用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:苗が高さ5~10cmくらいになったら、株間30cmほどで定植します。育って大きくなったときに風通しが悪くならないよう、株間は広めにとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにしましょう。密植すると倒れやすくなります。
ふやし方
タネまき:発芽適温は15~20℃くらいで、春と秋にまくことができますが、秋まきのほうがおすすめです。秋まきは開花期までの期間が長いので大株に育ち、花がたくさん咲きます。春まきはすぐに開花して収量が少なくなりがちですから、早めの2月に室内でタネをまいて苗を育て、暖かくなってから戸外に出すとよいでしょう。タネが細かいので、少量の用土とよく混ぜてからまくと均一にできます。覆土はほとんど必要ありません。
発芽率は比較的よいのですが、タネが小さいため発芽直後の成長はゆっくりです。箱まきやポットまきの場合、水やりで小さな苗を倒さないように鉢底から給水します。幼苗期は過湿になると根腐れしやすいので、水はけにも注意します。
主な作業
摘心:苗が15~20cmの高さになったころ、茎の先端を摘心すると枝数がふえてしっかりした株に育ち、花数が多くなります。
収穫:花の中心の黄色い部分がふくらんできたころ、花弁が反り返る前に収穫します。晴れた日の午前中に1輪ずつ収穫するのがベストです。タネができないうちに花をこまめに収穫することで、花期を長くすることができます。株数が多く1輪ずつ摘むのは手間がかかるときには、株の7割くらいが開花したころに茎ごと収穫します。このとき、次々咲く小さな蕾をなるべく残すように、茎を切りましょう。
たくさん収穫できたら、洗って水を切り冷凍すれば翌春まで保存できます。乾燥保存が一般的ですが、冷凍のほうが繊細な香りがよく残ります。また、完全に乾燥したものを密封して冷蔵保存しても、色や香りが長もちします。
切り戻し:花を収穫し続けて蕾がない茎だけの部分ができたら、その部分を切り戻して新しい茎の成長を促します。
こぼれダネのケア:咲く花の数もタネの数も多いことと、小さいタネで風雨などにより運ばれることから、思いもよらない場所に芽を出すことがあります。掘り上げて、育てたい場所に移植します。
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玲儿
2017年09月25日
サントリナの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照の多い乾燥した気候を好むので、水はけがよく、日当たり、風通しのよいところで育てます。性質はラベンダーに近く、高温多湿の蒸れは苦手です。耐寒性は強く、-15℃になる寒地でも容易に冬越しします。積雪下でも冬越しします。
水やり
鉢植えは多湿にならないよう注意し、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
庭植えでしっかりと根づいたものは、ほとんど必要ありません。
肥料
鉢植えでは、春と秋に、それぞれ1回置き肥をするか、3~4回の液体肥料を施します。
庭植えではほとんど必要ありません。多肥は根腐れの原因となります。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すればほとんど見られません。用土の水はけと、日当たり、風通しのよいことが大切で、ラベンダーと同様です。
害虫:アブラムシ
新芽や蕾にアブラムシがつくことがあるので防除します。
用土(鉢植え)
一例として、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものを使います。雨に当てないようにして、水分管理ができれば、用土はそれほど選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:さし木をして育てた苗やポット苗を、花壇やコンテナなどに植えつけます。真夏と真冬以外ならいつでもできます。 石組みの上など、一段高い場所のほうが株が蒸れにくく、大株に育ちます。
植え替え:鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直しを行います。根鉢の周囲を軽くほぐし、新しい用土で植えつけます。盆栽のように仕立てることもできます。
庭植えは、水はけのよいところであれば、何年もそのまま育てられます。
ふやし方
さし木:主にさし木でふやします。真冬と真夏を除いてほぼ周年できます。元気のよい若い芽のほうが発根が早く、木質化した部分で切るとなかなか根が出ません。
とり木:とり木も可能です。さし木と同様に真冬と真夏を除いてほぼ周年できます。
タネまき:タネまきも可能ですが、雨が多く湿度の高い気候ではタネが実りにくく、あまり一般的ではありません。
主な作業
刈り込み、仕立て:高温多湿の蒸れに弱いので、開花後は早めに花がらを刈り込み、枝葉が混み合わないように様子を見て、さらに刈り込みや枝すかしを行います。
直立からハンギングまで、いろいろな形に仕立てられるので、好みの樹形や場所、用途に応じて刈り込みや枝の誘引を行います。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照の多い乾燥した気候を好むので、水はけがよく、日当たり、風通しのよいところで育てます。性質はラベンダーに近く、高温多湿の蒸れは苦手です。耐寒性は強く、-15℃になる寒地でも容易に冬越しします。積雪下でも冬越しします。
水やり
鉢植えは多湿にならないよう注意し、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
庭植えでしっかりと根づいたものは、ほとんど必要ありません。
肥料
鉢植えでは、春と秋に、それぞれ1回置き肥をするか、3~4回の液体肥料を施します。
庭植えではほとんど必要ありません。多肥は根腐れの原因となります。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すればほとんど見られません。用土の水はけと、日当たり、風通しのよいことが大切で、ラベンダーと同様です。
害虫:アブラムシ
新芽や蕾にアブラムシがつくことがあるので防除します。
用土(鉢植え)
一例として、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものを使います。雨に当てないようにして、水分管理ができれば、用土はそれほど選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:さし木をして育てた苗やポット苗を、花壇やコンテナなどに植えつけます。真夏と真冬以外ならいつでもできます。 石組みの上など、一段高い場所のほうが株が蒸れにくく、大株に育ちます。
植え替え:鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直しを行います。根鉢の周囲を軽くほぐし、新しい用土で植えつけます。盆栽のように仕立てることもできます。
庭植えは、水はけのよいところであれば、何年もそのまま育てられます。
ふやし方
さし木:主にさし木でふやします。真冬と真夏を除いてほぼ周年できます。元気のよい若い芽のほうが発根が早く、木質化した部分で切るとなかなか根が出ません。
とり木:とり木も可能です。さし木と同様に真冬と真夏を除いてほぼ周年できます。
タネまき:タネまきも可能ですが、雨が多く湿度の高い気候ではタネが実りにくく、あまり一般的ではありません。
主な作業
刈り込み、仕立て:高温多湿の蒸れに弱いので、開花後は早めに花がらを刈り込み、枝葉が混み合わないように様子を見て、さらに刈り込みや枝すかしを行います。
直立からハンギングまで、いろいろな形に仕立てられるので、好みの樹形や場所、用途に応じて刈り込みや枝の誘引を行います。
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玲儿
2017年09月25日
ゲッケイジュの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日のよく当たる場所を好みますが、明るい日陰でも十分育ちます。水はけのよい肥沃な土地でよく育ちますが、乾燥にも強く、特に土質は選びません。耐寒性はありますが、もともと暖かい地域の樹種なので、-8℃くらいをめどに防寒し、冬の寒風が当たらないように注意します。
水やり
庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は、水やりの必要はありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:すす病
すす病の正体は枝や葉に堆積したカイガラムシの排せつ物に発生した黒いすす状のカビです。見た目も悪く、また光合成を妨げるため株が弱ります。カイガラムシの防除により改善されます。
害虫:カイガラムシ類
数種類のカイガラムシの発生が見られ、樹液を吸うため樹勢が弱ります。また、排せつ物が葉や枝に堆積するとそれに黒いすす状のカビが発生し、すす病を誘発します。種類により発生回数が異なりますが、5月から7月に幼虫が発生し移動して広がります。発生直後の幼虫はロウ質に覆われていないため、この時期の農薬散布が有効です。また、成虫は冬の間に竹べらやブラシなどでかき落とし処分しておくと幼虫の発生数が大幅に少なくなります。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土でよく生育します。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は4月中旬から下旬、または9月です。庭植え、鉢植えともに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。ただし、移植は苦手なため、大株の移植には注意します。鉢植えの植え替えも根を傷つけないように行います。
ふやし方
さし木:大半は雄株なので、7月から8月に、今年伸びた枝から穂木をとり、さし木します。
タネまき:もし、雌株であれば10月にタネを採取してとりまきし、約半年後の発芽を待ちます。
主な作業
剪定:厳寒期を避け、必要があれば刈り込みや切り戻しで樹形を整えます。細かく枝が分枝した個所は、枝を間引いて風通しをよくしておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日のよく当たる場所を好みますが、明るい日陰でも十分育ちます。水はけのよい肥沃な土地でよく育ちますが、乾燥にも強く、特に土質は選びません。耐寒性はありますが、もともと暖かい地域の樹種なので、-8℃くらいをめどに防寒し、冬の寒風が当たらないように注意します。
水やり
庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は、水やりの必要はありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:すす病
すす病の正体は枝や葉に堆積したカイガラムシの排せつ物に発生した黒いすす状のカビです。見た目も悪く、また光合成を妨げるため株が弱ります。カイガラムシの防除により改善されます。
害虫:カイガラムシ類
数種類のカイガラムシの発生が見られ、樹液を吸うため樹勢が弱ります。また、排せつ物が葉や枝に堆積するとそれに黒いすす状のカビが発生し、すす病を誘発します。種類により発生回数が異なりますが、5月から7月に幼虫が発生し移動して広がります。発生直後の幼虫はロウ質に覆われていないため、この時期の農薬散布が有効です。また、成虫は冬の間に竹べらやブラシなどでかき落とし処分しておくと幼虫の発生数が大幅に少なくなります。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土でよく生育します。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は4月中旬から下旬、または9月です。庭植え、鉢植えともに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。ただし、移植は苦手なため、大株の移植には注意します。鉢植えの植え替えも根を傷つけないように行います。
ふやし方
さし木:大半は雄株なので、7月から8月に、今年伸びた枝から穂木をとり、さし木します。
タネまき:もし、雌株であれば10月にタネを採取してとりまきし、約半年後の発芽を待ちます。
主な作業
剪定:厳寒期を避け、必要があれば刈り込みや切り戻しで樹形を整えます。細かく枝が分枝した個所は、枝を間引いて風通しをよくしておきます。
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玲儿
2017年09月25日
ギンバイカ(マートル)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたから明るい日陰まで幅広く植えることができますが、日当たりがよいほうが花は多く咲きます。水はけがよく肥沃な土を好みます。冬期は-5℃を目途に防寒を行い、寒風が当たらないよう心がけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
特にありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機質を多く含む土になるよう心がけます。赤玉土(中粒)1、日向土(中粒)1、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
鉢植え、庭植えともに適期は3月から4月です。植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施して植えます。暖かい地域の樹木なので、根を切って行う庭植えの移植は気温が上がる5月に行い、あらかじめ剪定で枝数を減らしておきます。鉢植えの植え替えは根鉢をあまりくずさないように注意して行います。
ふやし方
タネまき:10月に黒っぽく熟した果実からタネを取り出し、流水で果肉を洗い流します。その後、タネは乾燥させないように湿らせた砂と混ぜビニール袋に入れ密閉して冷蔵庫で保存し、気温が上がり始める翌年3月中旬から4月に取り出し、もう1回水でよく洗ってまきます。
主な作業
剪定:花が終わったら樹形を整えます。その後も翌年の開花まで、徒長枝の切り戻しを随時必要に応じて行います。
冬の防寒:もともと暖かい地域の樹木なので、冬は寒風が当たらないように風よけなどを行います。鉢植えは建物の南側など日当たりのよい場所に移し、寒冷地では日光の当たる室内に取り込みます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたから明るい日陰まで幅広く植えることができますが、日当たりがよいほうが花は多く咲きます。水はけがよく肥沃な土を好みます。冬期は-5℃を目途に防寒を行い、寒風が当たらないよう心がけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
特にありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機質を多く含む土になるよう心がけます。赤玉土(中粒)1、日向土(中粒)1、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
鉢植え、庭植えともに適期は3月から4月です。植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施して植えます。暖かい地域の樹木なので、根を切って行う庭植えの移植は気温が上がる5月に行い、あらかじめ剪定で枝数を減らしておきます。鉢植えの植え替えは根鉢をあまりくずさないように注意して行います。
ふやし方
タネまき:10月に黒っぽく熟した果実からタネを取り出し、流水で果肉を洗い流します。その後、タネは乾燥させないように湿らせた砂と混ぜビニール袋に入れ密閉して冷蔵庫で保存し、気温が上がり始める翌年3月中旬から4月に取り出し、もう1回水でよく洗ってまきます。
主な作業
剪定:花が終わったら樹形を整えます。その後も翌年の開花まで、徒長枝の切り戻しを随時必要に応じて行います。
冬の防寒:もともと暖かい地域の樹木なので、冬は寒風が当たらないように風よけなどを行います。鉢植えは建物の南側など日当たりのよい場所に移し、寒冷地では日光の当たる室内に取り込みます。
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玲儿
2017年09月25日
オレガノ(ハーブ)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいところを好み、高温多湿には弱いので夏は風通しよく管理します。日当たりがよければ、やせた土地や乾燥した土地でもよく育ちます。日当たりが悪いと花は咲きにくくなります。
鉢植えは日当たりのよい場所に置き、長雨が続くときは軒下などに移動させるとよいでしょう。
水やり
基本的に乾かし気味にします。
庭植え:ほとんど必要ありません。
鉢植え:鉢土の表面が乾いてから、水をやります。鉢皿に水をためないよう気をつけます。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、緩効性肥料を元肥として施します。肥料はあまり必要としませんが、花の収穫後の9月に追肥すると、秋に葉の収穫量がふえます。
チッ素分が多い肥料を施しすぎると、葉が茂りすぎて株元の風通しが悪くなるので気をつけます。肥料過多では、香りが薄れるといわれます。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土(例えば、市販の草花培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)でよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
底を抜いた鉢などを埋めた中に植えつけると、広がりすぎるのを防ぐことができます。
鉢植えは1~2年を目安に、春か秋に植え替えます。
ふやし方
タネでもふやせますが、花色や香り、味にばらつきが出ます。親株と同じ形質を維持するには、株分けやさし芽でふやします。
タネまき:発芽適温は20℃前後で、幼苗はやや寒さに弱いため春まきがおすすめです。タネはとても小さいうえに光で発芽が促進される好光性種子なので、覆土はしません。
株分け:2~3年に1回を目安に、花後に地上部を切り詰めて掘り上げ、古い根や混み合う根を整理して、勢いのある新しい部分を残します。
さし芽:春か秋に、木質化していない柔らかい茎をさします。
主な作業
切り戻し:横に広がりやすい性質があります。広がりすぎないよう、収穫を兼ねてときどき切り戻します。
収穫:葉の乾燥保存用には、香りが最も強くなる開花直前に、地上部を高さ3分の1くらいで切り、束ねて逆さに吊るして乾燥させます。完全に乾いたら、しごくようにして茎から葉を取り、密閉容器に保存します。ドライフラワー用には、苞が美しく色づいて花が咲き出したら茎を切り、逆さに吊るして乾かします。花は変色しやすいのですが、苞の紫色は美しく残ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいところを好み、高温多湿には弱いので夏は風通しよく管理します。日当たりがよければ、やせた土地や乾燥した土地でもよく育ちます。日当たりが悪いと花は咲きにくくなります。
鉢植えは日当たりのよい場所に置き、長雨が続くときは軒下などに移動させるとよいでしょう。
水やり
基本的に乾かし気味にします。
庭植え:ほとんど必要ありません。
鉢植え:鉢土の表面が乾いてから、水をやります。鉢皿に水をためないよう気をつけます。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、緩効性肥料を元肥として施します。肥料はあまり必要としませんが、花の収穫後の9月に追肥すると、秋に葉の収穫量がふえます。
チッ素分が多い肥料を施しすぎると、葉が茂りすぎて株元の風通しが悪くなるので気をつけます。肥料過多では、香りが薄れるといわれます。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土(例えば、市販の草花培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)でよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
底を抜いた鉢などを埋めた中に植えつけると、広がりすぎるのを防ぐことができます。
鉢植えは1~2年を目安に、春か秋に植え替えます。
ふやし方
タネでもふやせますが、花色や香り、味にばらつきが出ます。親株と同じ形質を維持するには、株分けやさし芽でふやします。
タネまき:発芽適温は20℃前後で、幼苗はやや寒さに弱いため春まきがおすすめです。タネはとても小さいうえに光で発芽が促進される好光性種子なので、覆土はしません。
株分け:2~3年に1回を目安に、花後に地上部を切り詰めて掘り上げ、古い根や混み合う根を整理して、勢いのある新しい部分を残します。
さし芽:春か秋に、木質化していない柔らかい茎をさします。
主な作業
切り戻し:横に広がりやすい性質があります。広がりすぎないよう、収穫を兼ねてときどき切り戻します。
収穫:葉の乾燥保存用には、香りが最も強くなる開花直前に、地上部を高さ3分の1くらいで切り、束ねて逆さに吊るして乾燥させます。完全に乾いたら、しごくようにして茎から葉を取り、密閉容器に保存します。ドライフラワー用には、苞が美しく色づいて花が咲き出したら茎を切り、逆さに吊るして乾かします。花は変色しやすいのですが、苞の紫色は美しく残ります。
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玲儿
2017年09月25日
アニスヒソップの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みますが、半日陰でも育ちます。自生地では池や湖のまわりによく見られる植物で、やや湿り気のある場所に適しています。冷涼な気候下では乾燥に耐えます。鉢植えは、夏に鉢土の乾燥を防ぐため、午後から日陰になるような場所に置くとよいでしょう。
水やり
土が乾燥しすぎると、下葉が落ちることがあります。
庭植え:夏の晴天が続くときは、水をやります。
鉢植え:鉢土の表面が乾いたら水をやります。夏は葉水を与えると、ハダニの防除になります。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、元肥として緩効性肥料を施します。開花期間が長いので、開花中にも収穫のあとなどに液体肥料を追肥します。花後の9月ごろ、お礼肥として液体肥料または緩効性肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病
高温乾燥期にうどんこ病が発生することがあります。冷涼な気候下では、多湿にすると根腐れすることがあります。
害虫:ハダニ
高温で乾燥する時期にハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の草花用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
本葉が4~5枚になったら、腐葉土を多めにすき込んだ場所に定植します。
鉢植えが夏に水切れしやすいときは、一回り大きめの鉢に植え替えます。2~3年に1回を目安に、植え替えます。
ふやし方
こぼれダネでもふえますが、香りにばらつきが出やすくなります。親株の香りを維持するには、さし芽や株分けでふやします。
タネまき:春か秋にまきます。好光性種子なので覆土はほとんどしません。寒冷地では春まきします。
さし芽:春か秋に可能です。やや堅くなってきた茎(半熟枝)を使います。
株分け:春か秋に行います。
主な作業
摘心:4月から5月に収穫を兼ねて摘心すると、側枝がふえて花が多くなります。
収穫:花も葉も、花が咲き始めたときが収穫適期です。花が咲き終わったあとの萼も薄紫色を帯びて美しいのですが、タネがつきすぎると株が弱り、夏に枯死することがあります。次年度用のタネを確保したら、早めに花穂を収穫します。花を切ることで次の花芽形成を促すので、花期を延長できます。乾燥保存用の葉は、香りが最も強くなる、花が咲き始めたときに収穫します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みますが、半日陰でも育ちます。自生地では池や湖のまわりによく見られる植物で、やや湿り気のある場所に適しています。冷涼な気候下では乾燥に耐えます。鉢植えは、夏に鉢土の乾燥を防ぐため、午後から日陰になるような場所に置くとよいでしょう。
水やり
土が乾燥しすぎると、下葉が落ちることがあります。
庭植え:夏の晴天が続くときは、水をやります。
鉢植え:鉢土の表面が乾いたら水をやります。夏は葉水を与えると、ハダニの防除になります。
肥料
庭植えにも鉢植えにも、元肥として緩効性肥料を施します。開花期間が長いので、開花中にも収穫のあとなどに液体肥料を追肥します。花後の9月ごろ、お礼肥として液体肥料または緩効性肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病
高温乾燥期にうどんこ病が発生することがあります。冷涼な気候下では、多湿にすると根腐れすることがあります。
害虫:ハダニ
高温で乾燥する時期にハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちがよい肥えた土を用います(例えば、市販の草花用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
本葉が4~5枚になったら、腐葉土を多めにすき込んだ場所に定植します。
鉢植えが夏に水切れしやすいときは、一回り大きめの鉢に植え替えます。2~3年に1回を目安に、植え替えます。
ふやし方
こぼれダネでもふえますが、香りにばらつきが出やすくなります。親株の香りを維持するには、さし芽や株分けでふやします。
タネまき:春か秋にまきます。好光性種子なので覆土はほとんどしません。寒冷地では春まきします。
さし芽:春か秋に可能です。やや堅くなってきた茎(半熟枝)を使います。
株分け:春か秋に行います。
主な作業
摘心:4月から5月に収穫を兼ねて摘心すると、側枝がふえて花が多くなります。
収穫:花も葉も、花が咲き始めたときが収穫適期です。花が咲き終わったあとの萼も薄紫色を帯びて美しいのですが、タネがつきすぎると株が弱り、夏に枯死することがあります。次年度用のタネを確保したら、早めに花穂を収穫します。花を切ることで次の花芽形成を促すので、花期を延長できます。乾燥保存用の葉は、香りが最も強くなる、花が咲き始めたときに収穫します。
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玲儿
2017年09月25日
ブラッシアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋までは、日当たりと風通しがよい戸外に置きます。日ざしが強くなる真夏は、30%程度の軽い日よけのもとに置きましょう。冬は室内に取り込み、窓辺の日当たりがよい場所に置きます。
水やり
春から秋の生育期には、たっぷりと水を与えます。冬の間は、水やりの回数を控えめにし、植え込み材料の表面が乾いてから、水を与えましょう。ただし、冬でも水を与えるときは、鉢底から水が出る程度までたっぷりと与えることが大切です。
肥料
春から初夏にかけては、有機質固形肥料を月1回、置き肥します。液体肥料は、4月下旬から9月下旬ごろまで、週1回程度施しましょう。
病気と害虫
病気や害虫の被害が少ない洋ランですが、まれにカイガラムシがつきます。特に、風通しの悪い場所に置くと発生しやすくなるので、注意が必要です。
用土(鉢植え)
素焼き鉢を使い、水ゴケで植え込むのが一般的です。バークなどのミックスコンポストで植えることもできますが、この場合は、やや細かめのミックスコンポストを用い、化粧鉢やブラスチック鉢を使って植えます。
植えつけ、 植え替え
適期は春で、4月上旬ごろが最適でしょう。通常、植え替えは、2~3年に1回行います。
ふやし方
ブラッシアは、株分けでふやすことができます。かなり大株に成長したあとに、1株に3バルブ以上つくように分けましょう。
主な作業
花芽が伸び始めたら、支柱を添えて、花の向きを整えておくときれいに咲きます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋までは、日当たりと風通しがよい戸外に置きます。日ざしが強くなる真夏は、30%程度の軽い日よけのもとに置きましょう。冬は室内に取り込み、窓辺の日当たりがよい場所に置きます。
水やり
春から秋の生育期には、たっぷりと水を与えます。冬の間は、水やりの回数を控えめにし、植え込み材料の表面が乾いてから、水を与えましょう。ただし、冬でも水を与えるときは、鉢底から水が出る程度までたっぷりと与えることが大切です。
肥料
春から初夏にかけては、有機質固形肥料を月1回、置き肥します。液体肥料は、4月下旬から9月下旬ごろまで、週1回程度施しましょう。
病気と害虫
病気や害虫の被害が少ない洋ランですが、まれにカイガラムシがつきます。特に、風通しの悪い場所に置くと発生しやすくなるので、注意が必要です。
用土(鉢植え)
素焼き鉢を使い、水ゴケで植え込むのが一般的です。バークなどのミックスコンポストで植えることもできますが、この場合は、やや細かめのミックスコンポストを用い、化粧鉢やブラスチック鉢を使って植えます。
植えつけ、 植え替え
適期は春で、4月上旬ごろが最適でしょう。通常、植え替えは、2~3年に1回行います。
ふやし方
ブラッシアは、株分けでふやすことができます。かなり大株に成長したあとに、1株に3バルブ以上つくように分けましょう。
主な作業
花芽が伸び始めたら、支柱を添えて、花の向きを整えておくときれいに咲きます。
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玲儿
2017年09月25日
ブラサボラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを特に好む洋ランです。一年中日がよく当たる場所で栽培します。4月ごろから10月上旬までは、戸外に置いて栽培します。早春からよく日に当てながら育てると、日焼けはあまり起こしませんが、予防的に30%程度の遮光ネットの下で栽培するとよいでしょう。冬の間は、室内の日光がよく当たる窓辺などに置いて栽培します。
水やり
春から秋にかけての成長期は、比較的水を好むので、十分に与えます。秋の半ばから春までは、比較的乾燥気味で問題ありません。ただし、蕾が伸び始めたら、水切れさせないように水を与えます。
肥料
春の半ばから有機質固形肥料を株元に置きます。また、同時に液体肥料も施し始め、秋の成長期が終わるまで、週1回程度施し続けます。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシがつくので注意します。鉢の間隔をあけて置き、風通しよくして予防しましょう。
用土(鉢植え)
特にありません。
植えつけ、 植え替え
鉢植えで栽培している場合は、2年に1回程度、植え替えます。バルブ数が10本以上になったら株分けも可能ですが、あまり細かく分けないほうがよく育ちます。コルクなどに着生させて栽培するときは、植え替えの必要はありません。1回コルクにつけると10年ぐらいはそのままで、元気に育ちます。
ふやし方
株分けでふやすことができます。株分けするときは、あまり細かく分けないことが大切です。1株に、バルブが5本以上つくように分けましょう。
主な作業
花がら摘み:花が終わりかけたら、花がら摘みをしておくとよいでしょう。株姿もよく、支柱立てもほぼ不要で、ほかに特に作業はありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを特に好む洋ランです。一年中日がよく当たる場所で栽培します。4月ごろから10月上旬までは、戸外に置いて栽培します。早春からよく日に当てながら育てると、日焼けはあまり起こしませんが、予防的に30%程度の遮光ネットの下で栽培するとよいでしょう。冬の間は、室内の日光がよく当たる窓辺などに置いて栽培します。
水やり
春から秋にかけての成長期は、比較的水を好むので、十分に与えます。秋の半ばから春までは、比較的乾燥気味で問題ありません。ただし、蕾が伸び始めたら、水切れさせないように水を与えます。
肥料
春の半ばから有機質固形肥料を株元に置きます。また、同時に液体肥料も施し始め、秋の成長期が終わるまで、週1回程度施し続けます。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシがつくので注意します。鉢の間隔をあけて置き、風通しよくして予防しましょう。
用土(鉢植え)
特にありません。
植えつけ、 植え替え
鉢植えで栽培している場合は、2年に1回程度、植え替えます。バルブ数が10本以上になったら株分けも可能ですが、あまり細かく分けないほうがよく育ちます。コルクなどに着生させて栽培するときは、植え替えの必要はありません。1回コルクにつけると10年ぐらいはそのままで、元気に育ちます。
ふやし方
株分けでふやすことができます。株分けするときは、あまり細かく分けないことが大切です。1株に、バルブが5本以上つくように分けましょう。
主な作業
花がら摘み:花が終わりかけたら、花がら摘みをしておくとよいでしょう。株姿もよく、支柱立てもほぼ不要で、ほかに特に作業はありません。
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玲儿
2017年09月25日
プテロスティリスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くの洋ランと同じ置き場でよく、秋と春は40%遮光程度の日光がよく当たる場所に置きます。冬は、ガラス越しの日光が当たる室内に置いて管理しましょう。生育中の地上部は蒸れを嫌うので、狭い空間に置いて蒸れないように注意します。夏は地下部の球根を掘り上げ、乾燥しない状態を保ちながら冷暗所で保管します。
水やり
植え込み材料が乾かないように、水を十分与えることが必要です。生育期間中は、常に新鮮な水を与え続けましょう。
肥料
生育期間の10月から1月ごろの間は、規定倍率の2倍ぐらいに薄めた液体肥料を週1回程度施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ナメクジ
特にありませんが、ナメクジの食害に注意し、発見しだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、かつ保水性のあるやや細かな砂質の用土を使用します。川砂と鹿沼土などの微粒を混ぜて使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
夏が終わるころ、底穴が多く水はけがよいプラスチック鉢に植えつけます。あまり深植えしないように注意し、バルブ1個分の深さを目安に植え込みます。
ふやし方
数年にわたって栽培すると、地下の球根(バルブ)がふえてくるので、これを分球し、ふやすことが可能です。
主な作業
春から初夏にかけて地上部が枯れたら、球根(バルブ)を掘り上げ、乾燥を防ぐために水ゴケなどで軽く包み、秋まで冷暗所で保管します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くの洋ランと同じ置き場でよく、秋と春は40%遮光程度の日光がよく当たる場所に置きます。冬は、ガラス越しの日光が当たる室内に置いて管理しましょう。生育中の地上部は蒸れを嫌うので、狭い空間に置いて蒸れないように注意します。夏は地下部の球根を掘り上げ、乾燥しない状態を保ちながら冷暗所で保管します。
水やり
植え込み材料が乾かないように、水を十分与えることが必要です。生育期間中は、常に新鮮な水を与え続けましょう。
肥料
生育期間の10月から1月ごろの間は、規定倍率の2倍ぐらいに薄めた液体肥料を週1回程度施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ナメクジ
特にありませんが、ナメクジの食害に注意し、発見しだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、かつ保水性のあるやや細かな砂質の用土を使用します。川砂と鹿沼土などの微粒を混ぜて使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
夏が終わるころ、底穴が多く水はけがよいプラスチック鉢に植えつけます。あまり深植えしないように注意し、バルブ1個分の深さを目安に植え込みます。
ふやし方
数年にわたって栽培すると、地下の球根(バルブ)がふえてくるので、これを分球し、ふやすことが可能です。
主な作業
春から初夏にかけて地上部が枯れたら、球根(バルブ)を掘り上げ、乾燥を防ぐために水ゴケなどで軽く包み、秋まで冷暗所で保管します。
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玲儿
2017年09月25日
フウランの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
一年を通して風通しのよい明るい日陰で育てます。朝日が当たるとなおよいでしょう。冬は北風が当たらない場所に置きます。無加温のフレームがあれば最適です。加温した室内に冬も置けば休眠させずに成長させることが可能ですが、徒長して姿がくずれるのですすめられません。
水やり
水ゴケ植えの場合は表面が乾いてから1~2日たってから、ヘゴや流木に着生させている場合は毎日、水を与えます。冬の間は週1回、霧吹きで軽く湿らせる程度にします。
肥料
ほとんど必要ありません。施したい場合は、5月から7月と9月に葉面散布肥料を月に2回ほど施します。
病気と害虫
ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水ゴケ単用か、粗いバークチップ単用で植えます。ヘゴや流木、コルク板に着生させるのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
水ゴケ植えの場合は毎年植え替えます。その際、内部が中空になるように植えます。暖かくなってきた4月から5月が適期です。
まず瓶を芯にして水ゴケを巻いて山形の塊をつくり、その上に株を据えて、根の部分を長い水ゴケで覆って固定します。その後、そっと瓶を抜いて鉢に収めます。植え替えをした株は最初の1週間は少し日を弱くして強い風を避け(密閉はしない)、その後元の場所に戻します。
バークチップの場合は数年に1回、ヘゴや流木、コルク板に着生させたものは植え替え不要です。
ふやし方
株分け:大きくなった株は芽が分かれている部分で切り分けることができます。1つの株に、最低でも根が3本ついていることが必要です。茎は堅いので、ハサミを使って切ります。
主な作業
花茎切り:花後に花茎を切り取ります。また株をふやすことに専念したい場合は、花芽が小さいうちに切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
一年を通して風通しのよい明るい日陰で育てます。朝日が当たるとなおよいでしょう。冬は北風が当たらない場所に置きます。無加温のフレームがあれば最適です。加温した室内に冬も置けば休眠させずに成長させることが可能ですが、徒長して姿がくずれるのですすめられません。
水やり
水ゴケ植えの場合は表面が乾いてから1~2日たってから、ヘゴや流木に着生させている場合は毎日、水を与えます。冬の間は週1回、霧吹きで軽く湿らせる程度にします。
肥料
ほとんど必要ありません。施したい場合は、5月から7月と9月に葉面散布肥料を月に2回ほど施します。
病気と害虫
ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水ゴケ単用か、粗いバークチップ単用で植えます。ヘゴや流木、コルク板に着生させるのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
水ゴケ植えの場合は毎年植え替えます。その際、内部が中空になるように植えます。暖かくなってきた4月から5月が適期です。
まず瓶を芯にして水ゴケを巻いて山形の塊をつくり、その上に株を据えて、根の部分を長い水ゴケで覆って固定します。その後、そっと瓶を抜いて鉢に収めます。植え替えをした株は最初の1週間は少し日を弱くして強い風を避け(密閉はしない)、その後元の場所に戻します。
バークチップの場合は数年に1回、ヘゴや流木、コルク板に着生させたものは植え替え不要です。
ふやし方
株分け:大きくなった株は芽が分かれている部分で切り分けることができます。1つの株に、最低でも根が3本ついていることが必要です。茎は堅いので、ハサミを使って切ります。
主な作業
花茎切り:花後に花茎を切り取ります。また株をふやすことに専念したい場合は、花芽が小さいうちに切り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月24日
パフィオペディラムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
強い日光は好まないランなので、ほぼ一年中日よけをしながら栽培します。冬は窓辺のレースのカーテン越し、梅雨明け後の夏は戸外に出し50%程度の遮光の下で管理します。戸外で長雨に当たると腐ることがあるので注意しましょう。常に風に当たるようにすると元気に育ちます。
水やり
植え込み材料が1年を通してやや湿っている状態に保ちます。夏場の生育おう盛な時期は、水をやや多く与えるようにします。
肥料
液体肥料を中心に施しますが、根への負担を減らすため基準の倍率よりも1.5~2倍程度薄くして施します。緩効性化成肥料や有機質肥料を施してもかまいませんが、施す量は控えめにします。
病気と害虫
病気:軟腐病
換気が悪いと株元によく発生し、あめ色状になり腐ります。風通しをよくし、株の間隔をあけて予防しましょう。腐り始めた葉はつけ根からていねいに取り除き、その後はしばらく乾かし気味にしておきます。
害虫:カイガラムシ
カイガラムシは葉の中心部に入り込み、株を衰弱させます。ふだんは目につかなくても、花芽が伸びてくると白いカイガラムシが一緒に出てくることがあります。
用土(鉢植え)
水はけがよく、かつ鉢内が適度に湿り気をもつ植え込み材料を好みます。主に細かなバークと軽石を混合したものを使いますが、水ゴケでもよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
植え替えは1年おきに、春に行います。根があまり多くないので、折らないようにていねいに古い植え込み材料を取り除き、新しい植え込み材料で植え込みます。
ふやし方
株分けでふやします。春中ごろに行い、あまり小さく分けないように注意しましょう。
主な作業
支柱立て:花芽が伸びてきたら、支柱を立てて花茎を支えます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
強い日光は好まないランなので、ほぼ一年中日よけをしながら栽培します。冬は窓辺のレースのカーテン越し、梅雨明け後の夏は戸外に出し50%程度の遮光の下で管理します。戸外で長雨に当たると腐ることがあるので注意しましょう。常に風に当たるようにすると元気に育ちます。
水やり
植え込み材料が1年を通してやや湿っている状態に保ちます。夏場の生育おう盛な時期は、水をやや多く与えるようにします。
肥料
液体肥料を中心に施しますが、根への負担を減らすため基準の倍率よりも1.5~2倍程度薄くして施します。緩効性化成肥料や有機質肥料を施してもかまいませんが、施す量は控えめにします。
病気と害虫
病気:軟腐病
換気が悪いと株元によく発生し、あめ色状になり腐ります。風通しをよくし、株の間隔をあけて予防しましょう。腐り始めた葉はつけ根からていねいに取り除き、その後はしばらく乾かし気味にしておきます。
害虫:カイガラムシ
カイガラムシは葉の中心部に入り込み、株を衰弱させます。ふだんは目につかなくても、花芽が伸びてくると白いカイガラムシが一緒に出てくることがあります。
用土(鉢植え)
水はけがよく、かつ鉢内が適度に湿り気をもつ植え込み材料を好みます。主に細かなバークと軽石を混合したものを使いますが、水ゴケでもよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
植え替えは1年おきに、春に行います。根があまり多くないので、折らないようにていねいに古い植え込み材料を取り除き、新しい植え込み材料で植え込みます。
ふやし方
株分けでふやします。春中ごろに行い、あまり小さく分けないように注意しましょう。
主な作業
支柱立て:花芽が伸びてきたら、支柱を立てて花茎を支えます。
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文章
玲儿
2017年09月24日
トキソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
湿原に生える植物で、とても日当たりを好みます。また、日陰で育てると間のびしてまとまりが悪くなります。1年を通して棚上で日当たりのよい環境で育てます。夏も多少葉が焼ける程度なら日当たりのよいほうが株は充実します。ただし、鉢の中が蒸れるようなら寒冷紗で50%遮光します。冬は極端に凍結する場合は、棚下や無加温フレームなどで強い凍結から守ります。
水やり
水を好む植物で、薄く1cmほどの腰水にすると管理は楽ですが、停滞水は嫌います。夏場は水温の上昇などもあるので、毎日たっぷりと水やりをします。冬も乾燥は嫌います。常に用土に湿り気を感じる程度に水をやりましょう。冬に乾かしすぎて枯らすことがよくあるので注意してください。
肥料
4月下旬から7月上旬と9月下旬から10月下旬までの成長期に、2週間に1回の割合で液体肥料を施します。根茎で四方に広がるものなので元肥や置き肥は施しません。
病気と害虫
病気:炭そ病、ウイルス病、白絹病
芽出し時に葉が萎縮して花や葉に黒い斑点が出たら炭そ病やウイルス病です。株が突然枯れて根に白い菌糸が見られたら白絹病です。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシ、バッタ、アブラムシ
ナメクジやヨトウムシ、バッタなどに食害されます。花にはアブラムシがつくことがあります。
用土(鉢植え)
普通水もちのよい水ゴケだけで栽培します。2~3mm目の細かい鹿沼土と赤玉土を1:1で配合したものも使えます。この配合土か、2~3mm目の鹿沼土と1cmに刻んだ水ゴケを7:3で配合したものもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
芽出し前の休眠中に行います。鉢は、平鉢かやや浅めの鉢が似合います。大きく広がるので口径の広い鉢がよいでしょう。鉢の底に鹿沼土の粒径1cm前後のゴロ土を薄く敷いて、少し培養土を入れます。根をバランスよく広げたら芽を上にして、根のすき間にくまなく培養土を入れます。深さは芽の位置が鉢縁より少し低い程度です。培養土を芽の上までかぶせて完成です。植え込み後はたっぷりと水をかけて芽出しを待ちます。通常、植えつけ後1年目は小さめですが、2年目にはしっかりした芽が出てきます。
植え替えは、2年に1回が理想です。2年も過ぎると鉢の中は細い根がインスタントラーメンのようにぎっしりと詰まっています。芽出し前に鉢を抜いたら、手で大ざっぱに株分けします。根土が傷んでいる場合はきれいにほぐしますが、健全な場合はあまり用土をくずさず、大きく分けて鉢のサイズに広げて培養土をかぶせるように植え替えます。根をほぐした場合は、太い芽が中心にくるように植え込みの要領でバランスよく植え替えます。
ふやし方
株分け:植え替えの際に行います。芽をつけた根茎が連なるように伸びているので、なるべく長く、芽数を多くつけた状態で株分けします。
主な作業
花がら摘み:花後にタネがつくと株が疲れるので花がらを摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
湿原に生える植物で、とても日当たりを好みます。また、日陰で育てると間のびしてまとまりが悪くなります。1年を通して棚上で日当たりのよい環境で育てます。夏も多少葉が焼ける程度なら日当たりのよいほうが株は充実します。ただし、鉢の中が蒸れるようなら寒冷紗で50%遮光します。冬は極端に凍結する場合は、棚下や無加温フレームなどで強い凍結から守ります。
水やり
水を好む植物で、薄く1cmほどの腰水にすると管理は楽ですが、停滞水は嫌います。夏場は水温の上昇などもあるので、毎日たっぷりと水やりをします。冬も乾燥は嫌います。常に用土に湿り気を感じる程度に水をやりましょう。冬に乾かしすぎて枯らすことがよくあるので注意してください。
肥料
4月下旬から7月上旬と9月下旬から10月下旬までの成長期に、2週間に1回の割合で液体肥料を施します。根茎で四方に広がるものなので元肥や置き肥は施しません。
病気と害虫
病気:炭そ病、ウイルス病、白絹病
芽出し時に葉が萎縮して花や葉に黒い斑点が出たら炭そ病やウイルス病です。株が突然枯れて根に白い菌糸が見られたら白絹病です。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシ、バッタ、アブラムシ
ナメクジやヨトウムシ、バッタなどに食害されます。花にはアブラムシがつくことがあります。
用土(鉢植え)
普通水もちのよい水ゴケだけで栽培します。2~3mm目の細かい鹿沼土と赤玉土を1:1で配合したものも使えます。この配合土か、2~3mm目の鹿沼土と1cmに刻んだ水ゴケを7:3で配合したものもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
芽出し前の休眠中に行います。鉢は、平鉢かやや浅めの鉢が似合います。大きく広がるので口径の広い鉢がよいでしょう。鉢の底に鹿沼土の粒径1cm前後のゴロ土を薄く敷いて、少し培養土を入れます。根をバランスよく広げたら芽を上にして、根のすき間にくまなく培養土を入れます。深さは芽の位置が鉢縁より少し低い程度です。培養土を芽の上までかぶせて完成です。植え込み後はたっぷりと水をかけて芽出しを待ちます。通常、植えつけ後1年目は小さめですが、2年目にはしっかりした芽が出てきます。
植え替えは、2年に1回が理想です。2年も過ぎると鉢の中は細い根がインスタントラーメンのようにぎっしりと詰まっています。芽出し前に鉢を抜いたら、手で大ざっぱに株分けします。根土が傷んでいる場合はきれいにほぐしますが、健全な場合はあまり用土をくずさず、大きく分けて鉢のサイズに広げて培養土をかぶせるように植え替えます。根をほぐした場合は、太い芽が中心にくるように植え込みの要領でバランスよく植え替えます。
ふやし方
株分け:植え替えの際に行います。芽をつけた根茎が連なるように伸びているので、なるべく長く、芽数を多くつけた状態で株分けします。
主な作業
花がら摘み:花後にタネがつくと株が疲れるので花がらを摘み取ります。
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