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玲儿
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玲儿
2017年07月04日
アジュガの基本情報 学名:Ajuga 科名 / 属名:シソ科 / キランソウ属(アジュガ属) 特徴 アジュガはセイヨウキランソウ(Ajuga reptans)から作出された園芸品種が多く栽培され、ピンクと白の斑入り葉の品種やクリーム色の中斑の品種、小型の品種などがグラウンドカバーやコンテナで楽しまれています。日本に自生するジュウニヒトエやキランソウもアジュガの仲間です。 ほふく茎でマット状に広がり、春に青紫色やピンク色の花を多数咲かせます。横に広がる性質上、根が浅いので乾燥には弱く、直射日光の当たる場所には向いていませんが、耐陰性があるのでシェードガーデンに植えるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種) アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’ Ajuga reptans ‘Multicolor’ 葉にピンクと白の斑が入る代表的な品種。‘レインボウ’や‘トリカラー’という名前でも流通する。
アジュガ・レプタンス‘チョコレート・チップ’ Ajuga reptans ‘Chocolate Chip’ 小型の品種。濃い紫色の葉をもつ。
アジュガ・レプタンス‘アークティック・フォックス’ Ajuga reptans ‘Arctic Fox’ 濃い緑色の葉にクリーム色の中斑が入る。葉の縁が波打つ。強光で葉が焼けるので、日陰で管理する。
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玲儿
2017年07月04日
アキレアの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりがよく、やや乾燥気味の開けた場所を好みます。やせ地や荒れ地でも育ち、放任でもよいくらい丈夫ですが、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。地下茎を伸ばして広がるので、植える際は、場所の広さを考慮しておくとよいでしょう。 水やり 庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えは、過湿に注意し、用土が乾いたらたっぷりと与えます。 肥料 庭植えでは、ほとんど必要ありません。肥料分が多いと倒れやすくなり、茎葉が混み合って病気も出やすくなります。鉢植えでは植えつけ時の元肥のほか、生育の様子を見て春と秋に追肥をします。
病気と害虫 病気:うどんこ病、灰色かび病など 高温多湿や長雨が続くと茎葉が蒸れて傷みやすいので、水はけと風通しをよくして予防に努めます。品種による強弱もありますが、うどんこ病や灰色かび病などの被害を受けます。 害虫:アブラムシなど 害虫は比較的少ないほうで、アブラムシなどの予防を行う程度です。 用土(鉢植え) 水はけのよいものであれば、用土はそれほど選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。小型の種類や高山性のものは、軽石や鹿沼土など、山野草向けの培養土を使います。
植えつけ、 植え替え 植えつけ:ポット苗であれば、ほぼ一年中植えつけは可能です。株分け苗や、地下茎を取り分けて植える場合は、9月下旬から11月または3月から4月ごろが適期です。 植え替え:数年間は植えたままにできますが、地下茎を伸ばして周囲に広がり、中心部は枯れてくるので、場所の状況や必要に応じて、春か秋に掘り上げて植え直します。鉢植えは根の回りが早く、混みすぎや土の劣化で生育が悪くなるので、1~2年に1回、春か秋に新しい用土で植え直しをします。
ふやし方 株分け:同じ花の個体をふやすには、株分けが確実です。タネも売られており、なかでもミックスのタネはいろいろな花色のものが出るので、気に入ったものを株分けしてふやすこともできます。 タネまき:適期は4月から5月、9月下旬から10月です。 さし芽:5月から6月にさし芽でふやすこともできます。
主な作業 花がら切り:開花後に花がらを切り取ります。 茎葉の除去:茎葉は秋まで残しておき、株元や地中に新しい芽ができてきたら地際で切ります。 芽かき:ふえすぎて不要な芽は、そのつど抜き取ります。
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玲儿
2017年07月03日
アキレアの基本情報 学名:Achillea 和名:ノコギリソウ(鋸草) その他の名前:ヤロウ、ハゴロモソウ 科名 / 属名:キク科 / ノコギリソウ属(アキレア属) 特徴 アキレアはノコギリソウの仲間で、北半球の温帯に100種類が自生しています。高山植物のような小型のものから草丈1m以上の大型のもの、さらに緑葉、シルバーリーフ、葉がふさふさした毛に覆われたものなどさまざまな種類があります。日本には、エゾノコギリソウ(Achillea ptarmica ssp.macrocephala)と、ノコギリソウ(A. alpina var.longiligulata)などアキレア・アルピナ(A. alpina)のいくつかの亜種が自生しています。
庭や花壇での栽培が多く最も一般的なのは、日本にも帰化しているセイヨウノコギリソウ(A. millefolium)です。コモンヤロウとも呼ばれ、止血作用、健胃作用など薬効の高いハーブとしても知られます。野生種の花は白から淡桃色ですが、アカバナノコギリソウと呼ばれる花が赤いものや、黄花のアキレア・タイゲテア(A.‘Taygetea’)と交配された品種などが育成され、花色が非常にカラフルになっています。大型種のキバナノノコギリソウ(A. filipendulina)も古くから観賞用に栽培されており、ドライフラワーとしても人気があります。オオバナノコギリソウ(A. ptarmica ssp.ptarmica)は、直径1.5cmくらいの白い花が散らばるように咲き、大輪のカスミソウのような風情です。 アキレアの種類(原種、品種) 主な原種、園芸品種、仲間 ‘F2サマー・パステルズ’ Achillea ‘Summer Pastels’ 一代雑種F1の2代目にあたり、花色がカラフルな混合品種。中間色の淡いものが多く、あっさりした印象。
‘F2サマー・ベリーズ’ Achillea ‘Summer Berries’ 花色がカラフルな混合品種で、まばゆいほどのトロピカルな花色が多い。タネをまいて1年目でもよく咲く。 ‘テラコッタ’ Achillea ‘Terracotta’ 花は明るいオレンジ色で、咲き進むと黄色くなる。 ‘セリス・クィーン’ Achillea ‘Cerise Queen’ 花が鮮やかなローズ色の高性種。茎が堅く丈夫で栽培しやすい。 ‘ポメグラネート’ Achillea ‘Pomegranate’ 赤花。はっきりした色合いで人目を引く。間のびしにくいコンパクトタイプの品種。 ‘ワンダフル・ワンピー’ Achillea ‘Wonderful Wampee’ 花は明るいチェリーピンク。株張りのよいコンパクトタイプでボリュームがある。 ‘サニー・セダクション’ Achillea ‘Sunny Seduction’ 花は明るい黄色。コンパクトタイプで花が密につく。 キバナノノコギリソウ Achillea filipendulina コーカサス原産。草丈1mくらいでやや晩生。茎が堅く、花房は密でドライフラワーにも向く。
オオバナノコギリソウ Achillea ptarmica ssp.ptarmica 「スニーズワート」とも呼ばれる。欧州、西アジアに広く分布。細葉で切れ込みはほとんどない。‘ザ・パール’‘バレリーナ’‘ノブレッサ’‘ペリーズ・ホワイト’‘ダブル・ダイヤモンド’など八重咲きの品種が育成され、タネや苗で流通する。花はいずれも白く、カスミソウに似る。茎は倒れやすいが、倒れて咲く様子も自然で風情がある。
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玲儿
2017年07月03日
アキザキスノーフレークの基本情報 学名:Acis autumnalis(Leucojum autumnale) 科名 / 属名:ヒガンバナ科 / アキス属 特徴 アキザキスノーフレークは繊細な草姿と、可憐な花が魅力の小球根です。原産地は南ヨーロッパ西部。和名のとおり、秋咲きのスノーフレークとして知られています。リューコジャム・オータムナーレの名前でも長年親しまれてきましたが、最近になってリューコジャム属からアキス属へ分類し直され、現在はアキス・オータムナリスとなっています。大きさや雰囲気は違いますが、リューコジャム属のスノーフレークと比較的よく似た花を咲かせます。
開花期にはばらつきがあり、8月初めに咲き始めるものや、10月になってから咲き始めるものもあり、一様ではありません。気がつくといつのまにか花を咲かせているといった趣です。目立つ花ではありませんが味わいがあり、球根がよくふえるので、大株にすると見ごたえがあります。秋の訪れを告げるかのような風情も感じさせます。直径1㎝ほどの小花が咲いたのち、細い糸状の葉が伸長します。花色には純白から薄ピンクまで色幅があります。 球根は乾燥に弱いので、袋入りの球根として出回ることはほとんどありません。夏から秋の開花期に、ポット苗や鉢花として出回ります。主に山野草として扱われています。
育て方のポイント 栽培のポイント ポット苗や鉢花を入手して、日当たりで育てます。庭植えは長雨による加湿を避けるため、落葉樹の下や傾斜した場所などに植えつけます。耐寒性が強いわけではないので、強い霜の当たらない南側に植えるか、冬にマルチングを施して防寒するとよいでしょう。関東地方以西では水はけのよい場所を選べば、庭で植えっぱなしにすることもできます。 鉢植えは、地上部が枯れ始めたら、球根を掘り上げずに、鉢ごと乾燥させます。休眠中に過湿にすると、球根が腐りやすいので、長雨に当てないように注意が必要です。分球か、タネをまいてふやします。
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玲儿
2017年07月03日
アカンサスの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 耐寒性、耐暑性が強く、よほどの寒地でないかぎり栽培できます。太い根が地中深くまで入り、水はけのよいことが条件となります。乾燥には強く、日当たりから日陰まで幅広く適応します。ただし、花つきをよくするには木もれ日程度の明るさが必要です。モリス種などは常緑性ですが、鉢栽培では夏に葉が枯れて休眠状態になりやすく、秋に新葉が出ます。また、寒冷地では、冬に地上部が枯れます。
水やり ほとんど必要ありません。鉢植えは、春と秋の成長期は、極端に乾かさないよう、葉のしおれ具合を見て与えます。 肥料 鉢植えは、春と秋の成長期に少量施します。庭植えでは、ほとんど必要ありません。
病気と害虫 ほとんど見られませんが、水はけが悪いと根腐れしやすくなります。また、ネコブセンチュウがつくことがあります。 用土(鉢植え) 一般の草花向けの培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切なので、山野草向けの用土などもよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:春と秋が適期ですが、ポット苗の植えつけは、ほぼ周年可能です。大きく育つので、生育スペースを十分確保しておきます。植えつけの際に、株元にバークチップなどでマルチングをしておくとよいでしょう。狭い場所で小さく育てることもできますが、その場合、花はほとんど咲きません。
植え替え:4~5年、あるいはそれ以上植えっぱなしで育てられます。表土が硬くなったり、水はけが悪いようなら、植え替えや植え直しをします。 ふやし方 株分け:早春か秋に行います。葉はしおれるので切り取っておきます。 根伏せ:同じく早春か秋に、太い根を5~10cmくらいの長さに切り、横にして土に埋めておきます。 タネまき:春に7.5~9cmのポットに1粒ずつまいて育てれば、3~4年後には花が咲きますが、花や葉などの性質にはばらつきが出ます。 主な作業 手のかからない宿根草で、花がらや枯れ葉を取り除くほかは、ほとんど作業の必要はありません。
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玲儿
2017年07月03日
アカンサスの基本情報 学名:Acanthus 和名:ハアザミ(葉薊) 科名 / 属名:キツネノマゴ科 / ハアザミ属(アカンサス属) 特徴 アカンサスが濃緑色で光沢のある大きな葉を広げて、雄大な花穂を伸ばした姿には、力強い存在感があり、花壇のフォーカルポイントとして人目を引きつけます。草丈、株張りともに1.5mほどになる大型の宿根草で、ほぼ周年観賞できます。6月から8月に咲く花は、紫色の萼と白い花弁のコントラストが際立ち、開花後も萼は長く残ります。学名のアカンサスは「とげ」の意味があり、花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来します。アカンサス属は、地中海沿岸地方を中心に50種ほどがありますが、最も一般的で多く栽培されている種がアカンサス・モリス(和名ハアザミ)です。トゲハアザミと呼ばれるスピノサス種は、小型で花つきもよく、コンテナなどに利用するのに便利です。ほかには、冬期落葉するハンガリカス種などが栽培されています。
種類(原種、園芸品種) アカンサス・モリス Acanthus mollis 最もポピュラーで代表的な種類。タネから育てた苗は、多少の個体差がある。
アカンサス・モリス‘アルバ’ Acanthus mollis ‘Alba’ 萼が緑色の品種。 アカンサス・モリス‘ホーランズ・ゴールド’ Acanthus mollis ‘Holland's Gold’ 葉色が黄色みを帯びて明るい色彩。
アカンサス・モリス‘トレジャー・アイランド’ Acanthus mollis ‘Treasure Island’ 葉に白い散り斑の入る品種。萼も苞も乳白色。春の新葉は斑の部分が特に広い。 アカンサス・スピノサス Acanthus spinosus 葉はアザミのように深く切れ込む。やや小型で花つきがよく、萼の色は赤みが強く鮮やか。 アカンサス・ハンガリカス Acanthus hungaricus ナガハアザミ、バルカニカス、ロンギフォリウスとも呼ばれ、細長い葉で優雅。落葉性。
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玲儿
2017年07月03日
アガベ(多肉植物)の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 鉢植え、庭植えともできるだけ日光の当たる、風通しのよい場所で育てます。多くの種類は低温にも強いですが、低温にやや弱い種類も一部あるので、冬は軒下など霜の当たらない場所に置きます。
水やり 春から秋は鉢土が乾いたらたっぷりと与えます。冬は水はやらず、乾燥状態を保ちます。 肥料 春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を規定量施します。 病気と害虫 病気:さび病 秋から冬にかけて、葉に褐色の小さな斑点を生じるさび病が発生することがあります。発生したら発症部位を消毒したハサミやナイフで切除します。
用土(鉢植え) 水はけのよい用土で植えつけます。赤玉土小粒4、鹿沼土小粒2、軽石小粒2、腐葉土2などの配合土がよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 鉢植えは、鉢の底に根が回ると生育が悪くなるので、2~3年に1回、4月から5月に植え替えます。根鉢の用土を1/3程度落とし、枯れた根を取り、一~二回り大きな鉢に植えつけます。
ふやし方 株分け:4月から5月の植え替え時に、子株が出ていたら、消毒したハサミかナイフを使って親株から切り離します。子株に根が出ていれば、子株のサイズにあった鉢に植えつけます。根が出ていなければ、切り口を2~3日乾かしてから、さし芽用の培養土にさし芽をします。 主な作業 下葉取り:下葉が枯れてきたら、枯れた葉を消毒したハサミやナイフで切り落とします。
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玲儿
2017年07月03日
アガベ(多肉植物)の基本情報 学名:Agave 和名:リュウゼツラン(竜舌蘭) 科名 / 属名:キジカクシ科 / リュウゼツラン属 特徴 アガベの仲間は、アメリカ南部、メキシコなど中央アメリカ、南アフリカ大陸などに分布し、乾燥した場所に自生しています。多肉質な葉の先端には、鋭いとげのあるものが多く、古くから庭園用に普及しています。 フィラメントと呼ばれる繊維質の白い毛をもつものや、形がさまざまで面白みがあるとげをもつものなど、大変魅力的な美しい植物です。また、いろいろな品種が作り出され、白斑や黄斑、外斑や中斑など斑の入り方もバリエーションに富んでいます。最近では、アガベのスタイリッシュなフォルムが好まれ、インテリアとしても人気があります。
多くの品種は高温や0℃程度の低温にも耐え、強健です。株がまだ小さいうちはよく子株を出しますが、大株になるとあまり子株を出さなくなります。アガベの花はセンチュリーフラワーといわれるように、まれにしか咲きません。大型のものは、ビニールハウスを突き破るほど花茎が伸びて咲くものもあります。花が咲くとその株自体は枯れてしまいますが、株の基部に子株を残します。 ※科名:リュウゼツラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アガベ(多肉植物)の種類(原種、品種) 主な原種、園芸品種、仲間 笹の雪 Agave victria-reginae 大きくなると球状になる。葉面の白いペイントのような模様が個々に違い、多様でおもしろい。斑入り品種もある。
吹上 Agave stricta シャープな細い葉がまっすぐに伸びる。大きなものは葉の長さが50cmくらいになる。
アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭) Agave americana 大型種。寒さや暑さに強く、庭植えも可能。斑入り品種も多くある。 華厳 Agave americana ‘Mediopicta Alba’ アオノリュウゼツランの斑入り品種。白い斑と葉の青色のバランスがとても美しい。
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玲儿
2017年07月03日
アガパンサスの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりと水はけのよいところが適します。環境への適応の幅が広く、土質もほとんど選ばず、かなりの乾燥にも耐えます。日陰でも育てられますが、花つきは悪くなります。常緑種は比較的温暖な地域に適し、耐寒性の強い落葉種は寒冷地に適します。 鉢植えの場合は、落葉種も凍結しないよう防寒が必要です。種類によって草丈や葉の大きさ、株張りが大きくなるので、場所やスペースに応じて、品種を選びます。
水やり 太い根が地中深く張り、乾燥にも強いので、庭植えの場合はほとんど不要です。ただし、軒下などの雨が当たりにくいところでは、土の乾き具合を見て水やりを行います。 鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと与えます。特に春の成長期はやや多めに与えるとよいでしょう。 肥料 やせ地でも育つ丈夫な草花です。庭植えの場合は、植えつけ時に堆肥や腐葉土をよく混ぜておけば、肥料は施さなくてもよいくらいですが、生育促進や花つきを多くするためには、春と秋に少量施すとよいでしょう。 鉢植えは、4月から6月と9月から10月に月1回の置き肥、または月3回くらいの液体肥料を施します。
病気と害虫 病気:ほとんどありませんが、水はけが悪く常に湿った状態では根腐れを起こします。 害虫:アブラムシ 柔らかい蕾には、アブラムシなどがつくことがあるので防除します。 用土(鉢植え) 赤玉土7、腐葉土3の配合土や、一般の草花用培養土など、水はけがよければ、それほど土質は選びません。土の状態によっては、軽石や鹿沼土などを1割程度混ぜて、水はけをよくしておきます。 植えつけ、 植え替え 庭植えでは、よほど込みすぎたり、生育スペースがなくなったりした場合を除き、5年以上、10年近く植えっぱなしでもかまいません。鉢植えでは、根詰まりや株の老化で花立ちが悪くなるので、生育の様子を見て、3~4年ごとに株分けして植え直しをします。
ふやし方 株分け:3月から4月か9月から10月に株を分けます。 さし芽:株分けをしたときに折れた芽や根の少ないものは、さし芽用土にさして発根させると苗ができます。 タネまき:さやが熟して黒いタネが見えてきたらとりまきすると、3~4年で開花します。 主な作業 花茎切り:花が終わったら花茎を切り取りますが、タネをとりたいときは必要な分だけ残しておきます。緑のさやがたわわに実る様子も観賞できるので、場合によってはしばらく残しておいてもよいでしょう。 芽数の整理:株の込み具合によっては、株分けや芽数の整理を行います。 防寒:常緑種は冬期、葉を傷めないよう、地域により防寒を行います。株元に落ち葉やバークなどを厚く敷いておくのもよい方法です。
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玲儿
2017年07月03日
アガパンサスの基本情報 学名:Agapanthus 和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭) 科名 / 属名:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属) 特徴 アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されています。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われています。 草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。
※科名:ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。 アガパンサスの種類(原種、品種) 主な原種、園芸品種、仲間 ‘リリプット’ Agapanthus ‘Lilliput’ 小型で花つきがよい。花色は青紫。
‘シルバー・ベビー’ Agapanthus ‘Silver Baby’ コンパクトタイプで花つきがよい。花色は白地で花弁の縁に淡い青が入る。 ‘ストリーム・ライン’ Agapanthus ‘Stream Line’ 小型で花つきがよい。花色は白地に青い筋がくっきりと入る。
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