文章
玲儿
2017年09月22日
ニオイヒバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけがよい場所でよく育ちますが、夏に水切れを起こすと葉が部分的に傷み、樹勢が弱くなります。葉色が黄色の品種は日当たりが悪いと緑色が濃くなり、黄色の発色が悪くなります。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは水切れを起こすと葉が部分的に茶色になるので、特に夏場の水切れに注意します。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を、寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ミノガ類
ミノムシが発生します。種類により食害時期が多少異なりますが、春や7月から8月に幼虫が発生して葉を食害し、秋には枝にミノをつくり越冬し、やがて成虫になります。雌は自分のミノの中に卵を産むので、抜け殻だと思ってミノを放置すると年々数が増え、被害が大きくなります。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土にします。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。市販の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
ポットなどで生産されているものが多く、このような株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。根を切って行う移植や掘り上げてまもない根巻き株の植えつけは11月から3月または梅雨の期間が最適期ですが、ニオイヒバはコニファーのなかでも移植に強いため、真夏を避け、植えつけ後の水やりに気をつければ問題はありません。庭植え、鉢植えとも、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。狭円錐形の品種の場合、若い苗木は幹が柔らかいので、細い支柱などで添え木をして主幹がまっすぐ伸びるように心がけます。
ふやし方
さし木:園芸品種はさし木でふやします。2月から3月が適期です。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの穂木をとります。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう鉢ごと、透明なビニール袋に入れて密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
タネまき:10月から11月に薄茶色に熟した1cm弱の球果からタネをとり、なるべく早く清潔な土にまきます。5mmほど覆土してたっぷり水を与えます。
主な作業
剪定:樹形を整えるための刈り込みはいつでも行えます。大きく育つまでは年に1~2回、3月と10月に刈り込んで樹形を整えておくと枝が粗くならずきれいに育ちます。
枯れ葉の除去:秋から冬にかけて樹冠内の古い葉が役目を終えて茶色く枯れてきます。そのままにするとなかなか自然には落葉せず、株が傷んだように見えます。軽くもむだけで落とすことができるので、目についた枯れ葉は随時取り除きます。大きな株ではほうきの先で高い場所から下へ順にたたいて落としてもよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけがよい場所でよく育ちますが、夏に水切れを起こすと葉が部分的に傷み、樹勢が弱くなります。葉色が黄色の品種は日当たりが悪いと緑色が濃くなり、黄色の発色が悪くなります。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは水切れを起こすと葉が部分的に茶色になるので、特に夏場の水切れに注意します。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を、寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ミノガ類
ミノムシが発生します。種類により食害時期が多少異なりますが、春や7月から8月に幼虫が発生して葉を食害し、秋には枝にミノをつくり越冬し、やがて成虫になります。雌は自分のミノの中に卵を産むので、抜け殻だと思ってミノを放置すると年々数が増え、被害が大きくなります。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土にします。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。市販の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
ポットなどで生産されているものが多く、このような株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。根を切って行う移植や掘り上げてまもない根巻き株の植えつけは11月から3月または梅雨の期間が最適期ですが、ニオイヒバはコニファーのなかでも移植に強いため、真夏を避け、植えつけ後の水やりに気をつければ問題はありません。庭植え、鉢植えとも、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。狭円錐形の品種の場合、若い苗木は幹が柔らかいので、細い支柱などで添え木をして主幹がまっすぐ伸びるように心がけます。
ふやし方
さし木:園芸品種はさし木でふやします。2月から3月が適期です。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの穂木をとります。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう鉢ごと、透明なビニール袋に入れて密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
タネまき:10月から11月に薄茶色に熟した1cm弱の球果からタネをとり、なるべく早く清潔な土にまきます。5mmほど覆土してたっぷり水を与えます。
主な作業
剪定:樹形を整えるための刈り込みはいつでも行えます。大きく育つまでは年に1~2回、3月と10月に刈り込んで樹形を整えておくと枝が粗くならずきれいに育ちます。
枯れ葉の除去:秋から冬にかけて樹冠内の古い葉が役目を終えて茶色く枯れてきます。そのままにするとなかなか自然には落葉せず、株が傷んだように見えます。軽くもむだけで落とすことができるので、目についた枯れ葉は随時取り除きます。大きな株ではほうきの先で高い場所から下へ順にたたいて落としてもよいでしょう。
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玲儿
2017年09月22日
トウヒの仲間の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く涼しい気候を好みます。暖地の平野部でも栽培可能ですが、夏に気温が高くなる地域では水はけをよくし、適湿な場所に植えつけます。大きく育つ品種は、生育後の大きさを考え、あらかじめ十分なスペースを確保して植えつけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは、夏に土の表面が乾くようならたっぷり水を与えます。
肥料
庭植えは1月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハマキムシ
ハマキムシは、口から吐く糸で針葉を束ねて巣をつくり、葉を食害するので、見つけしだい捕殺します。種類によっては枝や幹に食入することもあります。幼虫の多くは樹上で越冬するので、葉の密生する品種では枝に積もった古い葉を取り除いておきます。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土でよく生育します。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
庭植え、鉢植えともに適期は2月から4月中旬です。移植もこの時期に行えます。ポットで生産されている株は根を切らずに植えつけることができるので、特に植えつけ時期を選びません。庭植え、鉢植えともに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。庭植えの場合は植え穴を深めに耕し、土には堆肥または腐葉土を多めに混ぜて植えつけます。水はけがよくない場所では盛り土をして高植えにします。
ふやし方
タネまき:9月から10月ごろに熟した球果からタネを採取し、すぐにまきます。採取時期が遅くなり気温が低下した場合や、寒い地域では、採取したタネを乾燥しないようビニール袋に入れ密閉して冷蔵庫で保存し、翌年5月にまくようにします。ただし、タネまきでの繁殖は親と違う形質が現れることがあります。
つぎ木:2月から3月にふやしたい株から穂木を採取し、台木につぎます。台木はつぎ木を行う1か月前から暖かい場所で育て、休眠から目覚めさせておきます。つぎ木後すぐにつぎ木テープなどを巻いて、つぎ木部分が乾燥しないよう密着させます。なお、台木にはタネまきでできた株を利用することができます。
主な作業
剪定:樹液の流れが緩慢になる11月から3月に、樹形を乱す枝を切り戻すか間引くように剪定します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く涼しい気候を好みます。暖地の平野部でも栽培可能ですが、夏に気温が高くなる地域では水はけをよくし、適湿な場所に植えつけます。大きく育つ品種は、生育後の大きさを考え、あらかじめ十分なスペースを確保して植えつけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは、夏に土の表面が乾くようならたっぷり水を与えます。
肥料
庭植えは1月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハマキムシ
ハマキムシは、口から吐く糸で針葉を束ねて巣をつくり、葉を食害するので、見つけしだい捕殺します。種類によっては枝や幹に食入することもあります。幼虫の多くは樹上で越冬するので、葉の密生する品種では枝に積もった古い葉を取り除いておきます。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土でよく生育します。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
庭植え、鉢植えともに適期は2月から4月中旬です。移植もこの時期に行えます。ポットで生産されている株は根を切らずに植えつけることができるので、特に植えつけ時期を選びません。庭植え、鉢植えともに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。庭植えの場合は植え穴を深めに耕し、土には堆肥または腐葉土を多めに混ぜて植えつけます。水はけがよくない場所では盛り土をして高植えにします。
ふやし方
タネまき:9月から10月ごろに熟した球果からタネを採取し、すぐにまきます。採取時期が遅くなり気温が低下した場合や、寒い地域では、採取したタネを乾燥しないようビニール袋に入れ密閉して冷蔵庫で保存し、翌年5月にまくようにします。ただし、タネまきでの繁殖は親と違う形質が現れることがあります。
つぎ木:2月から3月にふやしたい株から穂木を採取し、台木につぎます。台木はつぎ木を行う1か月前から暖かい場所で育て、休眠から目覚めさせておきます。つぎ木後すぐにつぎ木テープなどを巻いて、つぎ木部分が乾燥しないよう密着させます。なお、台木にはタネまきでできた株を利用することができます。
主な作業
剪定:樹液の流れが緩慢になる11月から3月に、樹形を乱す枝を切り戻すか間引くように剪定します。
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玲儿
2017年09月22日
スギ(杉)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐陰性もありますが日当たりのよいほうがよく生育します。土は肥沃で保水性の高い土を好みます。土の乾燥が続くと株が年々衰退していきますから、周囲の土に完熟腐葉土や堆肥をよく混ぜ、適湿になるよう心がけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろに有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。乾燥しやすい土には施肥と同時に腐葉土や堆肥をすき込みます。
病気と害虫
病気:赤枯病(あかがれびょう)
赤枯病は秋に低い位置の葉や若い枝の表面が茶色に変色し始め、一部に亀裂ができて枯れ始めます。病原菌は糸状菌の一種で、放置すると変色した葉や枝に黒っぽいすす状の分生子をつくり、翌年の梅雨前ごろから秋に飛散して発生が広がります。秋から冬の間に変色した枝葉を取り除きます。
害虫:スギドクガ、スギノハダニ
スギドクガは鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色の模様があり、一見刺されると痛そうに見えますが毒があるわけではありません。4月から6月、7月から8月の年2回食害を受けます。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないか注意します。
スギノハダニが発生すると、葉の緑色が白っぽくなり、やがて赤茶色になります。被害が見られる場所には赤い小さなハダニが発生し、吸汁を続けます。乾燥した環境を好むので、発生箇所とその周辺の枝に勢いよく散水して湿度を上げたり、水圧でハダニ自体を吹き飛ばすようにします。植えつけ場所の土に腐葉土や堆肥を混入し、保水性を高めて株の周囲の空中湿度を上げることも大切です。
用土(鉢植え)
有機物が多く保水性の高い土にします。赤玉土(中粒)1に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
3月から4月と9月から10月が適期です。ポットで生産される園芸品種や、根づくりされた根巻き株など根を切らずに植えつけができるものは、特に時期を選びません。庭植え、鉢植えとも、土に完熟腐葉土または樹皮堆肥を多めに混ぜ、植え穴の底や鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:3月から4月と梅雨の時期が適期です。昨年伸びた各枝の先端から15cmほどの穂木をとります。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後はたっぷり水を与え、乾燥しないよう直射日光を避けた明るい場所で管理します。
主な作業
剪定:生け垣などは萌芽前の3月なら強い刈り込みができます。また、新芽の伸びが止まる6月ごろは必要に応じて弱めの刈り込みができます。台杉仕立ての株は、8月から翌年3月の間に幹から発生している不要な新芽を元から取り、各幹の上部に残した枝は、刈り込まず、必要に応じバランスを見て下の枝から切り落とします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐陰性もありますが日当たりのよいほうがよく生育します。土は肥沃で保水性の高い土を好みます。土の乾燥が続くと株が年々衰退していきますから、周囲の土に完熟腐葉土や堆肥をよく混ぜ、適湿になるよう心がけます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろに有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。乾燥しやすい土には施肥と同時に腐葉土や堆肥をすき込みます。
病気と害虫
病気:赤枯病(あかがれびょう)
赤枯病は秋に低い位置の葉や若い枝の表面が茶色に変色し始め、一部に亀裂ができて枯れ始めます。病原菌は糸状菌の一種で、放置すると変色した葉や枝に黒っぽいすす状の分生子をつくり、翌年の梅雨前ごろから秋に飛散して発生が広がります。秋から冬の間に変色した枝葉を取り除きます。
害虫:スギドクガ、スギノハダニ
スギドクガは鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色の模様があり、一見刺されると痛そうに見えますが毒があるわけではありません。4月から6月、7月から8月の年2回食害を受けます。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないか注意します。
スギノハダニが発生すると、葉の緑色が白っぽくなり、やがて赤茶色になります。被害が見られる場所には赤い小さなハダニが発生し、吸汁を続けます。乾燥した環境を好むので、発生箇所とその周辺の枝に勢いよく散水して湿度を上げたり、水圧でハダニ自体を吹き飛ばすようにします。植えつけ場所の土に腐葉土や堆肥を混入し、保水性を高めて株の周囲の空中湿度を上げることも大切です。
用土(鉢植え)
有機物が多く保水性の高い土にします。赤玉土(中粒)1に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
植えつけ、 植え替え
3月から4月と9月から10月が適期です。ポットで生産される園芸品種や、根づくりされた根巻き株など根を切らずに植えつけができるものは、特に時期を選びません。庭植え、鉢植えとも、土に完熟腐葉土または樹皮堆肥を多めに混ぜ、植え穴の底や鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:3月から4月と梅雨の時期が適期です。昨年伸びた各枝の先端から15cmほどの穂木をとります。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後はたっぷり水を与え、乾燥しないよう直射日光を避けた明るい場所で管理します。
主な作業
剪定:生け垣などは萌芽前の3月なら強い刈り込みができます。また、新芽の伸びが止まる6月ごろは必要に応じて弱めの刈り込みができます。台杉仕立ての株は、8月から翌年3月の間に幹から発生している不要な新芽を元から取り、各幹の上部に残した枝は、刈り込まず、必要に応じバランスを見て下の枝から切り落とします。
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玲儿
2017年09月22日
イトスギの仲間の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけがよい場所を好み、日当たりのよい場所でよく育ちます。生育が旺盛で、庭植えでは早く大きくなりますが、根の張りが粗いため強風による倒伏がしばしば見られます。支柱で支持するか、あらかじめ強い風を避ける場所を選んで植えます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは夏場の水切れに注意します。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を、寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:葉枯病
枝先や途中の葉、株元の葉が茶色く枯れてきます。枯れ方は病原菌の種類によって違いますが糸状菌(カビ)が原因です。土の中で越冬した菌が風や雨によって飛散して伝染することで発生します。葉が密生した株は風通しが悪く樹冠内部が乾きにくいため、梅雨時期にさらに範囲が拡大します。密植を避け剪定により樹冠内部の風通しをよくしておきます。また、堆積した古い落ち葉を取り除き、マルチングをして泥はねを防止すると発生を軽減することができます。
害虫:スギドクガ
鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色の毛があり、一見刺されると痛そうに見えますが毒はなく、触れても痛くありません。4月から6月、7月から8月の年2回食害を受けます。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないかを注意します。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土にします。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。市販の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
コニファーはポットなどで生産されているものが多く、このような株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。根を切って行う移植や掘り上げてまもない根巻き株の植えつけは、庭植え、鉢植えともに11月から3月または梅雨の期間が適期です。庭植え、鉢植えとも、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:2月から3月が適期です。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの穂木を採取します。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう鉢ごと透明なビニール袋に入れて密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
タネまき:10月から11月に茶色く熟した球果を採取します。これを直射日光が当たらない風通しのよい場所で乾燥させると、割れてタネを取り出すことができます。取り出したタネはなるべく早く清潔な土にまき、5mmほど覆土してたっぷり水を与えます。なお、球果は熟すのに2年ほどかかります。
主な作業
剪定:目標の大きさに育ったら刈り込むか枝を切り戻し、あわせて枝をすかす剪定を行い、大きくなりすぎないよう樹形を維持します。なお、刈り込むと切り口が茶色く変色しますが、春の芽吹き前、2月から3月に刈り込めば、新芽が伸び出てすぐに目立たなくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけがよい場所を好み、日当たりのよい場所でよく育ちます。生育が旺盛で、庭植えでは早く大きくなりますが、根の張りが粗いため強風による倒伏がしばしば見られます。支柱で支持するか、あらかじめ強い風を避ける場所を選んで植えます。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はありません。鉢植えでは夏場の水切れに注意します。
肥料
庭植えは2月に有機質肥料を、寒肥として株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:葉枯病
枝先や途中の葉、株元の葉が茶色く枯れてきます。枯れ方は病原菌の種類によって違いますが糸状菌(カビ)が原因です。土の中で越冬した菌が風や雨によって飛散して伝染することで発生します。葉が密生した株は風通しが悪く樹冠内部が乾きにくいため、梅雨時期にさらに範囲が拡大します。密植を避け剪定により樹冠内部の風通しをよくしておきます。また、堆積した古い落ち葉を取り除き、マルチングをして泥はねを防止すると発生を軽減することができます。
害虫:スギドクガ
鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色の毛があり、一見刺されると痛そうに見えますが毒はなく、触れても痛くありません。4月から6月、7月から8月の年2回食害を受けます。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないかを注意します。
用土(鉢植え)
水はけがよく有機物の多い土にします。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使います。市販の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
コニファーはポットなどで生産されているものが多く、このような株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。根を切って行う移植や掘り上げてまもない根巻き株の植えつけは、庭植え、鉢植えともに11月から3月または梅雨の期間が適期です。庭植え、鉢植えとも、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:2月から3月が適期です。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの穂木を採取します。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう鉢ごと透明なビニール袋に入れて密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
タネまき:10月から11月に茶色く熟した球果を採取します。これを直射日光が当たらない風通しのよい場所で乾燥させると、割れてタネを取り出すことができます。取り出したタネはなるべく早く清潔な土にまき、5mmほど覆土してたっぷり水を与えます。なお、球果は熟すのに2年ほどかかります。
主な作業
剪定:目標の大きさに育ったら刈り込むか枝を切り戻し、あわせて枝をすかす剪定を行い、大きくなりすぎないよう樹形を維持します。なお、刈り込むと切り口が茶色く変色しますが、春の芽吹き前、2月から3月に刈り込めば、新芽が伸び出てすぐに目立たなくなります。
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玲儿
2017年09月22日
イチイの仲間の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
土質は特に選びませんが、肥沃な土で、強い日ざしを避けたほうがよく育ちます。耐陰性もありますが、葉色の黄色い品種では暗すぎると黄緑色になります。明るく西日の当たらないような場所が理想的です。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろに寒肥として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ類、ミノガ類
カイガラムシ類は樹液を吸うため樹勢が弱ります。排せつ物が堆積した葉や枝には、やがて黒いすす状のカビが発生しすす病となり、見た目だけでなく光合成を妨げます。カイガラムシの成虫は体がロウ質で覆われ、殺虫剤が効きにくいのですが、成虫は足が退化して移動できないので、見つけたら竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に5月中旬から6月に幼虫が発生し、移動して広がります。幼虫は移動できますが、まだロウ質に覆われていないため、この時期ならば接触毒性の薬剤散布が有効です。
ミノガ類(ミノムシ)が発生します。種類により食害時期が多少異なりますが、春や7月から8月に幼虫が発生し葉を食害して、秋には枝にミノをつくり越冬し、やがて成虫になります。雌は自分のミノの中に卵を産むので、抜け殻だと思ってミノを放置すると年々数がふえ、被害が大きくなります。
用土(鉢植え)
有機質を多く含む肥沃な土になるよう心がけます。赤玉土(中粒)を2、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1、牛ふん発酵堆肥1の割合で混ぜたものなどを使用します。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から梅雨にかけての期間と、10月から11月上旬が適期です。移植はなるべく避けますが、必要ならこの時期に行います。イチイは根が粗いため特に暖かい地域では事前に根回しを行い、細根を発生させてから移植します。ポットなどで生産されている株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。植え場所の土には完熟腐葉土または樹皮堆肥を多めに混ぜ、植え穴の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:3月下旬から4月上旬が適期です。昨年伸びた各枝の先端から15cmほどの穂木をとります。穂木の下半分の葉を取り、切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう直射日光と風当たりを避けた明るい場所で管理します。
とり木:キャラボクのように枝が地表近くに出ている場合は、2月から3月に枝の一部を地面に埋めてU字形針金で固定し、発根するのを待ちます。このとき、埋めた枝の一部に切れ込みを入れておくと発根しやすくなります。発根後枝から切り離し苗木を得ます。
タネまき:9月から10月、種皮が赤く熟したころタネが落ちる前に採取し、仮種皮を水で洗い流してすぐにまく(とりまき)か、乾燥させないように湿らせた砂と混ぜ、ビニール袋に密閉して冷蔵庫で保存し、翌年3月に取り出し、もう一度水でよくタネを洗ってまきます(春まき)。作業中もタネが乾かないよう注意します。発芽には2~3年かかることもあるので気長に管理します。
主な作業
剪定:刈り込みによる樹形の維持は、新梢が固まる7月と、11月から芽吹き前の3月の年2回行うと枝が密生してきれいになります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
土質は特に選びませんが、肥沃な土で、強い日ざしを避けたほうがよく育ちます。耐陰性もありますが、葉色の黄色い品種では暗すぎると黄緑色になります。明るく西日の当たらないような場所が理想的です。
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月ごろに寒肥として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ類、ミノガ類
カイガラムシ類は樹液を吸うため樹勢が弱ります。排せつ物が堆積した葉や枝には、やがて黒いすす状のカビが発生しすす病となり、見た目だけでなく光合成を妨げます。カイガラムシの成虫は体がロウ質で覆われ、殺虫剤が効きにくいのですが、成虫は足が退化して移動できないので、見つけたら竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に5月中旬から6月に幼虫が発生し、移動して広がります。幼虫は移動できますが、まだロウ質に覆われていないため、この時期ならば接触毒性の薬剤散布が有効です。
ミノガ類(ミノムシ)が発生します。種類により食害時期が多少異なりますが、春や7月から8月に幼虫が発生し葉を食害して、秋には枝にミノをつくり越冬し、やがて成虫になります。雌は自分のミノの中に卵を産むので、抜け殻だと思ってミノを放置すると年々数がふえ、被害が大きくなります。
用土(鉢植え)
有機質を多く含む肥沃な土になるよう心がけます。赤玉土(中粒)を2、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1、牛ふん発酵堆肥1の割合で混ぜたものなどを使用します。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から梅雨にかけての期間と、10月から11月上旬が適期です。移植はなるべく避けますが、必要ならこの時期に行います。イチイは根が粗いため特に暖かい地域では事前に根回しを行い、細根を発生させてから移植します。ポットなどで生産されている株は根を切らずに植えつけができるので、特に植えつけ時期を選びません。植え場所の土には完熟腐葉土または樹皮堆肥を多めに混ぜ、植え穴の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
ふやし方
さし木:3月下旬から4月上旬が適期です。昨年伸びた各枝の先端から15cmほどの穂木をとります。穂木の下半分の葉を取り、切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は乾燥しないよう直射日光と風当たりを避けた明るい場所で管理します。
とり木:キャラボクのように枝が地表近くに出ている場合は、2月から3月に枝の一部を地面に埋めてU字形針金で固定し、発根するのを待ちます。このとき、埋めた枝の一部に切れ込みを入れておくと発根しやすくなります。発根後枝から切り離し苗木を得ます。
タネまき:9月から10月、種皮が赤く熟したころタネが落ちる前に採取し、仮種皮を水で洗い流してすぐにまく(とりまき)か、乾燥させないように湿らせた砂と混ぜ、ビニール袋に密閉して冷蔵庫で保存し、翌年3月に取り出し、もう一度水でよくタネを洗ってまきます(春まき)。作業中もタネが乾かないよう注意します。発芽には2~3年かかることもあるので気長に管理します。
主な作業
剪定:刈り込みによる樹形の維持は、新梢が固まる7月と、11月から芽吹き前の3月の年2回行うと枝が密生してきれいになります。
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玲儿
2017年09月22日
コノフィツムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬生育型の多肉植物として栽培します。小型の植物であることもあり、通常、庭植えにはしません。軽い霜に当たっても問題ありませんが、株が傷むことがあるので、できれば厳寒期には室内に取り込んだり、防寒をしたほうがよいでしょう。すべての種類が、色鮮やかに育つためには明るい光が当たることが必要です。生育温度は8~25℃前後ですが、冬期の日中であれば室温が35℃程度まで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠させます。コノフィツムの場合、夏の休眠期には完全に断水をしたほうが夏越しがしやすく、根腐れなどの傷みもありません。
水やり
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させて夏越しをさせます。秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。春、表皮が黄色くなってきたら休眠に向かうサインなので、徐々に水やりを減らします。
肥料
秋から春にかけての生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。また、花弁がナメクジの、葉がヨトウムシの食害にあうことがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ほかの多肉植物ほど頻繁な植え替えは必要ありませんが、株の生育が鈍ったり、株が群生して鉢に対して大きくなったら植え替えます。10月から12月まで行えますが、最適期は生育期の初期の10月から11月です。株分けをする場合には、発根に時間がかかるので早めに済ませておくようにしましょう。
ふやし方
タネまきか株分けでふやします。
タネまき:花後についた果実が枯れたらタネを採取して保存し、10月から11月にまきます。交配種からとれたタネからは、さまざまな色の花が咲く株が出ることがあります。
株分け:群生している株は、10月から12月の植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:開花後、花がらを残しておくと株にしみができてしまったり、湿気ったまま果実に密着して腐敗病につながることがあるので、指でつまんで取り除きます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬生育型の多肉植物として栽培します。小型の植物であることもあり、通常、庭植えにはしません。軽い霜に当たっても問題ありませんが、株が傷むことがあるので、できれば厳寒期には室内に取り込んだり、防寒をしたほうがよいでしょう。すべての種類が、色鮮やかに育つためには明るい光が当たることが必要です。生育温度は8~25℃前後ですが、冬期の日中であれば室温が35℃程度まで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠させます。コノフィツムの場合、夏の休眠期には完全に断水をしたほうが夏越しがしやすく、根腐れなどの傷みもありません。
水やり
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させて夏越しをさせます。秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。春、表皮が黄色くなってきたら休眠に向かうサインなので、徐々に水やりを減らします。
肥料
秋から春にかけての生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。また、花弁がナメクジの、葉がヨトウムシの食害にあうことがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ほかの多肉植物ほど頻繁な植え替えは必要ありませんが、株の生育が鈍ったり、株が群生して鉢に対して大きくなったら植え替えます。10月から12月まで行えますが、最適期は生育期の初期の10月から11月です。株分けをする場合には、発根に時間がかかるので早めに済ませておくようにしましょう。
ふやし方
タネまきか株分けでふやします。
タネまき:花後についた果実が枯れたらタネを採取して保存し、10月から11月にまきます。交配種からとれたタネからは、さまざまな色の花が咲く株が出ることがあります。
株分け:群生している株は、10月から12月の植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:開花後、花がらを残しておくと株にしみができてしまったり、湿気ったまま果実に密着して腐敗病につながることがあるので、指でつまんで取り除きます。
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玲儿
2017年09月22日
クラッスラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
できるだけ日光の当たる、風通しのよい場所に置きます。高温多湿に弱いので、長雨に当てないようにします。
水やり
高温多湿に弱いので、鉢の中の水分が乾ききってから、たっぷり水やりします。
肥料
春に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
病気:さび病、黒星病、軟腐病
葉に褐色の小さな斑点ができるさび病、黒っぽい斑点ができる黒星病は、見つけしだい消毒したハサミ、ナイフで発症部位を切り落とします。軟腐病は多湿や下葉の腐りが原因なので、下葉は早めに取り除きます。
害虫:カイガラムシ
高温、乾燥の時期に発生するので、見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を使用します。赤玉土小粒3、鹿沼土小粒2、軽石小粒2、腐葉土3などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年、春か秋に植え替えをします。枯れた葉や根を取り除き、根鉢の土を1/3ほど落としてから植えつけます。
ふやし方
さし芽:群生しないタイプは、下葉を2~3枚残して枝をカットし、カットした枝を2日程度日陰で乾かしてから新しい用土にさします。
株分け:群生するタイプは2~3等分に分け、古い葉や枯れた根を取り除いてから鉢に植えつけます。
主な作業
下葉取り:古くなった下葉は、軟腐病の原因にもなるので、早めに取り除きます。
花茎切り:花が咲き終わったら、花茎を早めに切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
できるだけ日光の当たる、風通しのよい場所に置きます。高温多湿に弱いので、長雨に当てないようにします。
水やり
高温多湿に弱いので、鉢の中の水分が乾ききってから、たっぷり水やりします。
肥料
春に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
病気:さび病、黒星病、軟腐病
葉に褐色の小さな斑点ができるさび病、黒っぽい斑点ができる黒星病は、見つけしだい消毒したハサミ、ナイフで発症部位を切り落とします。軟腐病は多湿や下葉の腐りが原因なので、下葉は早めに取り除きます。
害虫:カイガラムシ
高温、乾燥の時期に発生するので、見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を使用します。赤玉土小粒3、鹿沼土小粒2、軽石小粒2、腐葉土3などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年、春か秋に植え替えをします。枯れた葉や根を取り除き、根鉢の土を1/3ほど落としてから植えつけます。
ふやし方
さし芽:群生しないタイプは、下葉を2~3枚残して枝をカットし、カットした枝を2日程度日陰で乾かしてから新しい用土にさします。
株分け:群生するタイプは2~3等分に分け、古い葉や枯れた根を取り除いてから鉢に植えつけます。
主な作業
下葉取り:古くなった下葉は、軟腐病の原因にもなるので、早めに取り除きます。
花茎切り:花が咲き終わったら、花茎を早めに切り取ります。
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玲儿
2017年09月22日
アデニウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋の生育期には、戸外の風通しと日当たりのよい場所で管理します。冬場もできるだけ暖かい場所に置き、5℃以下にならないようにします。断水して落葉・休眠させ冬越しさせます。
水やり
春から秋の生育期は乾いたらたっぷり水を与えます。冬場は断水します。
肥料
春から秋の生育期に緩効性化成肥料を少量施します。液体肥料なら、規定の倍率に薄めて、月に1回程度施します。
病気と害虫
病気:軟腐病
過湿や低温が原因になります。梅雨どきには水やりを控えます。冬場の低温にも注意します。
害虫:ハダニ、アブラムシ
ハダニは、高温乾燥時に発生しやすいので、見つけしだい駆除します。アブラムシは、蕾につきやすいので見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。赤玉土中粒3、鹿沼土中粒3、腐葉土4の配合土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
4月から8月に植え替えをします。枯れた根を取り除き、根鉢の土を2/3程度落としてから新しい用土で植えつけます。用土には元肥として緩効性化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。
ふやし方
タネまきやさし木でふやします。さし木は、伸びた枝に葉を2~3枚残し、その上をカットしてさし穂とします。2~3日乾かしてから植えつけと同じ用土にさします。ただし、タネまきでふやしたものは幹が太りますが、さし木したものはあまり太りません。
主な作業
枯れ葉摘み:枯れた葉は常時摘み取ります。また、花が咲き終わったら花がらも摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋の生育期には、戸外の風通しと日当たりのよい場所で管理します。冬場もできるだけ暖かい場所に置き、5℃以下にならないようにします。断水して落葉・休眠させ冬越しさせます。
水やり
春から秋の生育期は乾いたらたっぷり水を与えます。冬場は断水します。
肥料
春から秋の生育期に緩効性化成肥料を少量施します。液体肥料なら、規定の倍率に薄めて、月に1回程度施します。
病気と害虫
病気:軟腐病
過湿や低温が原因になります。梅雨どきには水やりを控えます。冬場の低温にも注意します。
害虫:ハダニ、アブラムシ
ハダニは、高温乾燥時に発生しやすいので、見つけしだい駆除します。アブラムシは、蕾につきやすいので見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。赤玉土中粒3、鹿沼土中粒3、腐葉土4の配合土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
4月から8月に植え替えをします。枯れた根を取り除き、根鉢の土を2/3程度落としてから新しい用土で植えつけます。用土には元肥として緩効性化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。
ふやし方
タネまきやさし木でふやします。さし木は、伸びた枝に葉を2~3枚残し、その上をカットしてさし穂とします。2~3日乾かしてから植えつけと同じ用土にさします。ただし、タネまきでふやしたものは幹が太りますが、さし木したものはあまり太りません。
主な作業
枯れ葉摘み:枯れた葉は常時摘み取ります。また、花が咲き終わったら花がらも摘み取ります。
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玲儿
2017年09月21日
アガベ(観葉植物)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢はできるだけ日光の当たる場所に置きます。多くは低温に強く、一部の種類は戸外でも冬越しします。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら与えます。冬は月1~2回程度の水やりにし、休眠状態で冬越しさせます。
肥料
春から秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回施します。速効性の液体肥料を10日に1回施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:黒星病、さび病など
春から夏に黒星病が発生し、秋から冬にさび病が発生します。見つけたら、病斑部をナイフで切除します。
害虫:カイガラムシ、アザミウマ
年間を通してカイガラムシが発生します。 アザミウマは夏の高温時に発生しやすいので注意してください。発生を見たら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土(例:赤玉土小粒5、軽石小粒4、腐葉土1の配合土など)に植えつけます。
植えつけ、 植え替え
鉢いっぱいに根が回ると生育不良となるので、2年に1回、4月から5月に植え替えます。鉢土を1/3程度落とし、一~二回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:適期は 4月から5月です。子株が出ていたら植え替え時に株分けします。株元に出ている子株をハサミでカットして親株から切り離します。必ず子株にも根をつけるように分けます。外した子株の大きさに合った鉢に植えつけます。植えつけ後はしばらく水やりを控えてください。
主な作業
下葉切り:下葉が枯れてくるので、枯れた葉は株元から切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢はできるだけ日光の当たる場所に置きます。多くは低温に強く、一部の種類は戸外でも冬越しします。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら与えます。冬は月1~2回程度の水やりにし、休眠状態で冬越しさせます。
肥料
春から秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回施します。速効性の液体肥料を10日に1回施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:黒星病、さび病など
春から夏に黒星病が発生し、秋から冬にさび病が発生します。見つけたら、病斑部をナイフで切除します。
害虫:カイガラムシ、アザミウマ
年間を通してカイガラムシが発生します。 アザミウマは夏の高温時に発生しやすいので注意してください。発生を見たら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土(例:赤玉土小粒5、軽石小粒4、腐葉土1の配合土など)に植えつけます。
植えつけ、 植え替え
鉢いっぱいに根が回ると生育不良となるので、2年に1回、4月から5月に植え替えます。鉢土を1/3程度落とし、一~二回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:適期は 4月から5月です。子株が出ていたら植え替え時に株分けします。株元に出ている子株をハサミでカットして親株から切り離します。必ず子株にも根をつけるように分けます。外した子株の大きさに合った鉢に植えつけます。植えつけ後はしばらく水やりを控えてください。
主な作業
下葉切り:下葉が枯れてくるので、枯れた葉は株元から切り取ります。
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玲儿
2017年09月21日
センペルビウム(センペルビブム)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春秋生育型の多肉植物として栽培します。3月から6月ごろの春から初夏までと、9月から11月の秋に生育期し、その間の暑い夏期と寒い冬期には休眠します。
全般に耐寒性は強く、強い霜に当たっても傷むことはありません。その一方高温多湿には弱いため、梅雨から夏にかけては雨の当たらない、風通しのよい半日陰になる場所で夏越しをさせます。
真夏以外の時期は戸外の日当たりのよい場所で管理し、雨に当ててもかまいません。晩秋に気温が下がってくると紅葉し始め、冬を越して春に暖かくなってくると紅葉色がさめ、生育期の美しい発色を見せてくれます。
庭植えにする場合は水はけがよく、夏場に半日陰になる場所がよいでしょう。
水やり
春と秋の生育期には用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。梅雨明けから夏の休眠期に用土が湿りすぎていると根腐れを起こすことがあるので水やりは控え、雨も当てないようにします。冬の休眠期は戸外で雨ざらしになってもかまいません。
肥料
春と秋の生育期には緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
病気:問題となる病気は特にありません。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ、ネジラミ
茎や葉にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2~3年に1回行います。生育期ならいつでもできますが、生育期の直前か初期が適期です。このときに群生している株は株分け、茎が伸びてしまった株は剪定やさし木をしてもよいでしょう。
ふやし方
株分け、さし芽、タネまきでふやします。適期はいずれも3月から5月、9月から10月です。
株分け:群生している株は、植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。
さし芽:伸びてしまったランナーの先の子株を剪定し、切った芽でさし木ができます。
タネまき:原種は、タネをまいてふやすこともできます。
主な作業
花茎の整理:春ごろから不定期に花茎を伸ばしますが、花を咲かせたロゼットは枯れてしまいます。花茎を早めに整理して、子株の生育を促しましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春秋生育型の多肉植物として栽培します。3月から6月ごろの春から初夏までと、9月から11月の秋に生育期し、その間の暑い夏期と寒い冬期には休眠します。
全般に耐寒性は強く、強い霜に当たっても傷むことはありません。その一方高温多湿には弱いため、梅雨から夏にかけては雨の当たらない、風通しのよい半日陰になる場所で夏越しをさせます。
真夏以外の時期は戸外の日当たりのよい場所で管理し、雨に当ててもかまいません。晩秋に気温が下がってくると紅葉し始め、冬を越して春に暖かくなってくると紅葉色がさめ、生育期の美しい発色を見せてくれます。
庭植えにする場合は水はけがよく、夏場に半日陰になる場所がよいでしょう。
水やり
春と秋の生育期には用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。梅雨明けから夏の休眠期に用土が湿りすぎていると根腐れを起こすことがあるので水やりは控え、雨も当てないようにします。冬の休眠期は戸外で雨ざらしになってもかまいません。
肥料
春と秋の生育期には緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
病気:問題となる病気は特にありません。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ、ネジラミ
茎や葉にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2~3年に1回行います。生育期ならいつでもできますが、生育期の直前か初期が適期です。このときに群生している株は株分け、茎が伸びてしまった株は剪定やさし木をしてもよいでしょう。
ふやし方
株分け、さし芽、タネまきでふやします。適期はいずれも3月から5月、9月から10月です。
株分け:群生している株は、植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。
さし芽:伸びてしまったランナーの先の子株を剪定し、切った芽でさし木ができます。
タネまき:原種は、タネをまいてふやすこともできます。
主な作業
花茎の整理:春ごろから不定期に花茎を伸ばしますが、花を咲かせたロゼットは枯れてしまいます。花茎を早めに整理して、子株の生育を促しましょう。
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玲儿
2017年09月21日
メセンの仲間(冬型)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬生育型の多肉植物として栽培します。霜に当たっても問題のない種類もありますが、状態によって株が傷むことがあるので、できれば厳寒期には室内に取り込んだり、防寒をしたほうがよいでしょう。すべての種類が、元気に育つためには明るい光が当たることが必要です。生育温度は8~25℃前後ですが、冬期の日中であれば室温が35℃程度まで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠させます。
水やり
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させて夏越しをさせます。秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
秋から春にかけての生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。また、花弁がナメクジの、葉がヨトウムシやハダニの食害にあうことがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ほかの多肉植物ほど頻繁な植え替えは必要ありませんが、株の生育が鈍ったり、株が群生して鉢に対して大きくなったら植え替えます。10月から12月まで行えますが、最適期は生育期の初期の10月から11月です。株分けをする場合には、発根に時間がかかるので早めに済ませておくようにしましょう。
ふやし方
タネまき、株分け、さし木でふやします。
タネまき:花後についた果実が熟したらタネを採取して保存し、10月から11月にまきます。
株分け、さし木:群生している株は、10月から12月の植え替え時に株分けをしたり、切り取ってさし木してもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:開花後、花がらを残しておくと株にしみができてしまったり、湿気ったまま果実に密着して腐敗病につながることがあるので、指でつまんで取り除きます。
タネとり:一年草の種類は、開花後に熟す果実からタネを採取しておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬生育型の多肉植物として栽培します。霜に当たっても問題のない種類もありますが、状態によって株が傷むことがあるので、できれば厳寒期には室内に取り込んだり、防寒をしたほうがよいでしょう。すべての種類が、元気に育つためには明るい光が当たることが必要です。生育温度は8~25℃前後ですが、冬期の日中であれば室温が35℃程度まで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠させます。
水やり
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させて夏越しをさせます。秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
秋から春にかけての生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
病気と害虫
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。また、花弁がナメクジの、葉がヨトウムシやハダニの食害にあうことがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ほかの多肉植物ほど頻繁な植え替えは必要ありませんが、株の生育が鈍ったり、株が群生して鉢に対して大きくなったら植え替えます。10月から12月まで行えますが、最適期は生育期の初期の10月から11月です。株分けをする場合には、発根に時間がかかるので早めに済ませておくようにしましょう。
ふやし方
タネまき、株分け、さし木でふやします。
タネまき:花後についた果実が熟したらタネを採取して保存し、10月から11月にまきます。
株分け、さし木:群生している株は、10月から12月の植え替え時に株分けをしたり、切り取ってさし木してもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:開花後、花がらを残しておくと株にしみができてしまったり、湿気ったまま果実に密着して腐敗病につながることがあるので、指でつまんで取り除きます。
タネとり:一年草の種類は、開花後に熟す果実からタネを採取しておきます。
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玲儿
2017年09月21日
セネシオ(多肉植物)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所に置きます。つる性のものは、半日陰で育てるとみずみずしい葉を保てます。冬は室内に取り込みます。
水やり
極端な乾燥を嫌います。高温多湿の時期は控えめにしますが、生育期には鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。冬も控えめに水やりします。
肥料
春と秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回少量、または薄めの液体肥料を1か月に1回施します。
病気と害虫
病気:軟腐病
多湿や下葉の腐りが原因なので、枯れた下葉を早めに取り除いて株を整理します。
害虫:アブラムシ、バッタ
花の時期に蕾にアブラムシがつきやすいので、見つけしだい駆除します。バッタは葉を好んで食べるので、見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土で植えつけます。赤玉土小粒3、鹿沼土小粒2、軽石小粒2、腐葉土3の配合土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回、3月から5月に植え替えます。枯れた葉や根、伸びた枝を切り戻し、根鉢の土を2/3程度落として、新しい用土で植えつけます。つる性のものは、根鉢の土を1/3程度落とし、根を乾かさないようにして植え替えると、その後の成長がよくなります。
ふやし方
さし芽:下葉を2~3枚残してカットした枝を、切り口を日陰で半日ほど乾かしてから用土にさします。
株分け:群生する種類は、株が大きくなったら植え替え時に根鉢ごと半分に分け、新しい用土で植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花がらを摘み取ります。
下葉取り:枯れた下葉は、軟腐病の原因にもなるので、早めに取り除きます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所に置きます。つる性のものは、半日陰で育てるとみずみずしい葉を保てます。冬は室内に取り込みます。
水やり
極端な乾燥を嫌います。高温多湿の時期は控えめにしますが、生育期には鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。冬も控えめに水やりします。
肥料
春と秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回少量、または薄めの液体肥料を1か月に1回施します。
病気と害虫
病気:軟腐病
多湿や下葉の腐りが原因なので、枯れた下葉を早めに取り除いて株を整理します。
害虫:アブラムシ、バッタ
花の時期に蕾にアブラムシがつきやすいので、見つけしだい駆除します。バッタは葉を好んで食べるので、見つけしだい駆除します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土で植えつけます。赤玉土小粒3、鹿沼土小粒2、軽石小粒2、腐葉土3の配合土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回、3月から5月に植え替えます。枯れた葉や根、伸びた枝を切り戻し、根鉢の土を2/3程度落として、新しい用土で植えつけます。つる性のものは、根鉢の土を1/3程度落とし、根を乾かさないようにして植え替えると、その後の成長がよくなります。
ふやし方
さし芽:下葉を2~3枚残してカットした枝を、切り口を日陰で半日ほど乾かしてから用土にさします。
株分け:群生する種類は、株が大きくなったら植え替え時に根鉢ごと半分に分け、新しい用土で植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花がらを摘み取ります。
下葉取り:枯れた下葉は、軟腐病の原因にもなるので、早めに取り除きます。
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文章
玲儿
2017年09月21日
ペニセタムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。日照不足では葉色が薄く、本来なら赤くなる葉が緑色になったり、徒長したり、花が咲かないことがあります。乾きやすい環境を好むので、水はけのよい場所に植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、水やりはほとんど不要です。土がカラカラに乾きすぎたときだけ与えるとよいでしょう。根がよく張るので、鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をやります。冬に戸外で管理しているもの(耐寒性のある種類)には、水をほとんど与えません。
肥料
やせた土でも育つので、庭植えの場合、ふつう肥料は不要です。もし、肥料切れをしたら、春に緩効性肥料を施します。鉢植えの場合は、春と秋の生育期に緩効性肥料を施します。
病気と害虫
問題になる病害虫はほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石(またはパーライト)1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
4月から6月に、根鉢をくずして、一~二回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:大株になっていたら、春の植え替え時に、株分けすることができます。大株になると、株元が硬く、株分けに力がいります。株の中央にざっくりとスコップを入れ、株を分けるとよいでしょう。
タネまき:秋にタネをとっておくこともできますし、タネは市販もされています。3月下旬から4月にタネをまくと、1~2週間で発芽します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。日照不足では葉色が薄く、本来なら赤くなる葉が緑色になったり、徒長したり、花が咲かないことがあります。乾きやすい環境を好むので、水はけのよい場所に植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、水やりはほとんど不要です。土がカラカラに乾きすぎたときだけ与えるとよいでしょう。根がよく張るので、鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をやります。冬に戸外で管理しているもの(耐寒性のある種類)には、水をほとんど与えません。
肥料
やせた土でも育つので、庭植えの場合、ふつう肥料は不要です。もし、肥料切れをしたら、春に緩効性肥料を施します。鉢植えの場合は、春と秋の生育期に緩効性肥料を施します。
病気と害虫
問題になる病害虫はほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石(またはパーライト)1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
4月から6月に、根鉢をくずして、一~二回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:大株になっていたら、春の植え替え時に、株分けすることができます。大株になると、株元が硬く、株分けに力がいります。株の中央にざっくりとスコップを入れ、株を分けるとよいでしょう。
タネまき:秋にタネをとっておくこともできますし、タネは市販もされています。3月下旬から4月にタネをまくと、1~2週間で発芽します。
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文章
玲儿
2017年09月21日
フェスツカ・グラウカの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
寒冷地の開けた荒れ地に自生するものが多く、日当たりがよく水はけのよい砂礫地が適しています。高温多湿の蒸れに弱いので、ロックガーデンのような水はけのよい場所か、軽石などを主体とした場所で育てます。暖地では、大株になるほど株の中心部が腐りやすくなるので、株分けや刈り込みで蒸れないようにしておきます。
水やり
乾燥に強く、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えでは多湿に注意し、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料
鉢植えでは、気温の下がる秋と早春に、緩効性化成肥料か液体肥料を施すと、生育もよく、美しい新葉が観賞できます。気温の上がる5月以降は、肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すれば、ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
山野草用培養土を使います。軽石、山砂、鹿沼土など水はけのよいものであれば、土質はそれほど選びません。堆肥の入ったものやピートモスの多い用土は不向きです。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に、ポット苗か株分けしたものを植えつけます。ポット苗は根鉢をくずし、根をよく広げて植えます。
植え替え:石組みの間や、ロックガーデン、砂利道のわきなどでは、数年間植えっぱなしで育てられます。大株で混み合ってくると蒸れやすくなるので、様子を見て、早春か秋に株分けをして植え直しをします。
鉢植えは根詰まりしやすく、株が老化して生育が悪くなるので、1~2年ごとに早春か秋に株分けして植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。気温の低い時期が適し、秋は10月以降11月まで、春は3月から4月に行います。株分けの際、根の少ないものや芽だけになったものは、ポットなどで育て、根が十分に伸びてから植えつけます。
タネまき:タネから育てることもできますが、個体差が出るので、品種名のはっきりしたものや、葉色の美しい株をふやすには株分けが確実です。
主な作業
刈り込み:夏越しがポイントなので、株が蒸れないよう、入梅のころに半分くらいに刈り込んでおきます。冬も古くなった葉から順に枯れてくるので、早春の3月上旬から中旬に、地際5cmくらいのところまで刈り込むと、その後に伸びてくる新葉の見栄えがよくなります。
花がら切り:花がらも早めに切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
寒冷地の開けた荒れ地に自生するものが多く、日当たりがよく水はけのよい砂礫地が適しています。高温多湿の蒸れに弱いので、ロックガーデンのような水はけのよい場所か、軽石などを主体とした場所で育てます。暖地では、大株になるほど株の中心部が腐りやすくなるので、株分けや刈り込みで蒸れないようにしておきます。
水やり
乾燥に強く、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えでは多湿に注意し、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料
鉢植えでは、気温の下がる秋と早春に、緩効性化成肥料か液体肥料を施すと、生育もよく、美しい新葉が観賞できます。気温の上がる5月以降は、肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れに注意すれば、ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
山野草用培養土を使います。軽石、山砂、鹿沼土など水はけのよいものであれば、土質はそれほど選びません。堆肥の入ったものやピートモスの多い用土は不向きです。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に、ポット苗か株分けしたものを植えつけます。ポット苗は根鉢をくずし、根をよく広げて植えます。
植え替え:石組みの間や、ロックガーデン、砂利道のわきなどでは、数年間植えっぱなしで育てられます。大株で混み合ってくると蒸れやすくなるので、様子を見て、早春か秋に株分けをして植え直しをします。
鉢植えは根詰まりしやすく、株が老化して生育が悪くなるので、1~2年ごとに早春か秋に株分けして植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。気温の低い時期が適し、秋は10月以降11月まで、春は3月から4月に行います。株分けの際、根の少ないものや芽だけになったものは、ポットなどで育て、根が十分に伸びてから植えつけます。
タネまき:タネから育てることもできますが、個体差が出るので、品種名のはっきりしたものや、葉色の美しい株をふやすには株分けが確実です。
主な作業
刈り込み:夏越しがポイントなので、株が蒸れないよう、入梅のころに半分くらいに刈り込んでおきます。冬も古くなった葉から順に枯れてくるので、早春の3月上旬から中旬に、地際5cmくらいのところまで刈り込むと、その後に伸びてくる新葉の見栄えがよくなります。
花がら切り:花がらも早めに切り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月21日
ニューサイランの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。日陰にも適応しますが、日なたで育てると葉が堅くまっすぐに伸びます。夏の乾燥と冬の寒風が苦手です。暖地では戸外で冬越ししますが、品種により弱いものがあるので、マルチングをして防寒したり、鉢上げして室内に取り込んだりします。特に、葉色がカラフルな品種は耐寒性が弱いので、注意します。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。用土の過湿は根腐れを招きます。一方、大株の鉢植えの場合は水切れしやすいので、注意します。
肥料
植えつけの際に、元肥として緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や用土に混ぜておきます。追肥は、鉢植えのみ、生育期間中、発酵油かすなどの緩効性肥料を定期的に置き肥します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、軽石1の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
成長が始まる3月中旬から4月上旬が適期です。株分けする場合も同時に行います。根をひどく傷つけると枯れ込みやすいので、ポット苗を入手したときは根鉢をくずさずに植えつけます。深植えしないように、株元をやや高く植えると水はけがよくなります。鉢植えの場合は根がよく回るので、1~2年で植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
株分け:根がよく張っていると株が分けにくいので、スコップなどで株を半分に割るとよいでしょう。3月中旬から4月上旬が適期です。
主な作業
古くなって見苦しくなった葉や傷んだ葉は、株元から切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。日陰にも適応しますが、日なたで育てると葉が堅くまっすぐに伸びます。夏の乾燥と冬の寒風が苦手です。暖地では戸外で冬越ししますが、品種により弱いものがあるので、マルチングをして防寒したり、鉢上げして室内に取り込んだりします。特に、葉色がカラフルな品種は耐寒性が弱いので、注意します。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。用土の過湿は根腐れを招きます。一方、大株の鉢植えの場合は水切れしやすいので、注意します。
肥料
植えつけの際に、元肥として緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や用土に混ぜておきます。追肥は、鉢植えのみ、生育期間中、発酵油かすなどの緩効性肥料を定期的に置き肥します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、軽石1の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
成長が始まる3月中旬から4月上旬が適期です。株分けする場合も同時に行います。根をひどく傷つけると枯れ込みやすいので、ポット苗を入手したときは根鉢をくずさずに植えつけます。深植えしないように、株元をやや高く植えると水はけがよくなります。鉢植えの場合は根がよく回るので、1~2年で植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
株分け:根がよく張っていると株が分けにくいので、スコップなどで株を半分に割るとよいでしょう。3月中旬から4月上旬が適期です。
主な作業
古くなって見苦しくなった葉や傷んだ葉は、株元から切り取ります。
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