文章
玲儿
2017年09月21日
カレックスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くの種類は日なたでも日陰でもよく育ちますが、白い斑が入る品種は強い日ざしに当てると葉が傷みやすいので、半日陰が適しています。逆に、銅葉や黄色葉の品種は日照不足にすると発色が悪くなるので、日当たりのよい場所で育てます。
水やり
庭植えの場合、植えつけ後活着すれば、水やりはほとんど不要です。鉢植えの場合は、根が張りすぎて土が乾きやすくなるので、極度な乾燥に注意し、鉢土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾かしすぎると、葉先から傷みます。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や用土に混ぜておくだけで十分です。追肥は不要です。ただし、小苗を早く大きくしたい場合は、春から秋に液体肥料を施すか、春に置き肥します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土7、腐葉土3の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
新しい葉を伸ばそうとする3月から4月上旬が植えつけ適期です。同時に株分けもできます。大株になるので、株間は30~50cmあけるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:9月から10月上旬、または3月下旬から5月上旬にタネをまくと、2~3週間で発芽します。光発芽種子なので、覆土はごく薄くします。斑入りの品種はタネでふやすと斑が消えることが多いので、株分けでふやします。
株分け:数年に1回、3月から4月上旬に株分けを行います。
主な作業
刈り込み:3月上・中旬に、葉を地際から刈り込みます。常緑性で、冬の間も緑を保っていますが、古くなると葉色があせ、見苦しくなってきます。3月に葉を刈り込むことにより、4月には新しい葉が勢いよく伸びて出そろい、見栄えがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くの種類は日なたでも日陰でもよく育ちますが、白い斑が入る品種は強い日ざしに当てると葉が傷みやすいので、半日陰が適しています。逆に、銅葉や黄色葉の品種は日照不足にすると発色が悪くなるので、日当たりのよい場所で育てます。
水やり
庭植えの場合、植えつけ後活着すれば、水やりはほとんど不要です。鉢植えの場合は、根が張りすぎて土が乾きやすくなるので、極度な乾燥に注意し、鉢土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾かしすぎると、葉先から傷みます。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や用土に混ぜておくだけで十分です。追肥は不要です。ただし、小苗を早く大きくしたい場合は、春から秋に液体肥料を施すか、春に置き肥します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土7、腐葉土3の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
新しい葉を伸ばそうとする3月から4月上旬が植えつけ適期です。同時に株分けもできます。大株になるので、株間は30~50cmあけるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:9月から10月上旬、または3月下旬から5月上旬にタネをまくと、2~3週間で発芽します。光発芽種子なので、覆土はごく薄くします。斑入りの品種はタネでふやすと斑が消えることが多いので、株分けでふやします。
株分け:数年に1回、3月から4月上旬に株分けを行います。
主な作業
刈り込み:3月上・中旬に、葉を地際から刈り込みます。常緑性で、冬の間も緑を保っていますが、古くなると葉色があせ、見苦しくなってきます。3月に葉を刈り込むことにより、4月には新しい葉が勢いよく伸びて出そろい、見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年09月21日
ハエトリグサの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
肥料分の少ない用土で鉢植えにして栽培します。秋から梅雨明けまでの時期は日当たり、風通しともによい場所に置きます。
真夏の一番暑い時期だけ午後は日陰になる場所に置き、風通しを図ります。夜なるべく涼しくなるよう、水やりは夕方から夜にかけて行うとよいでしょう。
寒さにはそこそこ強く、冬場に用土が多少凍る程度であれば問題ありません。
一般的には庭植えにはできません。
水やり
もともと湿地帯に育つ植物なので、用土は常に湿らせておくことが重要です。腰水(浅い皿に水をためておき、その中に鉢植えを置いて底面から吸水させること)での管理もできます。
肥料
基本的には施しません。虫も与えなくても育ちます。
病気と害虫
害虫:アブラムシ、ハダニ、キノコバエ
風通しの悪い場所ではアブラムシ、空気が乾燥した環境ではハダニの被害にあうことがあります。また、用土にピートモスなどの有機質が多い場合には、キノコバエの幼虫による食害にも注意が必要です。
用土(鉢植え)
水ゴケ単用、または鹿沼土小粒、赤玉土小粒、酸度未調整のピートモスの等量配合土など。
植えつけ、 植え替え
1年に1回、休眠期の12月から2月ごろにかけて植え替えを行います。群生している株は、このときに株分けをしてもよいでしょう。
ふやし方
株分けするか、タネをまいてふやします。
株分け:12月から2月に行えます。
タネまき:12月から4月に行えます。タネを春にまく場合には、ぬらしたタネを冷蔵庫に1か月程度入れて低温処理をしてからまくと発芽がそろいやすくなります。
主な作業
花茎切り:タネを実らせると株が消耗して弱ることが多いので、タネをとらない場合には早めに花茎を切りましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
肥料分の少ない用土で鉢植えにして栽培します。秋から梅雨明けまでの時期は日当たり、風通しともによい場所に置きます。
真夏の一番暑い時期だけ午後は日陰になる場所に置き、風通しを図ります。夜なるべく涼しくなるよう、水やりは夕方から夜にかけて行うとよいでしょう。
寒さにはそこそこ強く、冬場に用土が多少凍る程度であれば問題ありません。
一般的には庭植えにはできません。
水やり
もともと湿地帯に育つ植物なので、用土は常に湿らせておくことが重要です。腰水(浅い皿に水をためておき、その中に鉢植えを置いて底面から吸水させること)での管理もできます。
肥料
基本的には施しません。虫も与えなくても育ちます。
病気と害虫
害虫:アブラムシ、ハダニ、キノコバエ
風通しの悪い場所ではアブラムシ、空気が乾燥した環境ではハダニの被害にあうことがあります。また、用土にピートモスなどの有機質が多い場合には、キノコバエの幼虫による食害にも注意が必要です。
用土(鉢植え)
水ゴケ単用、または鹿沼土小粒、赤玉土小粒、酸度未調整のピートモスの等量配合土など。
植えつけ、 植え替え
1年に1回、休眠期の12月から2月ごろにかけて植え替えを行います。群生している株は、このときに株分けをしてもよいでしょう。
ふやし方
株分けするか、タネをまいてふやします。
株分け:12月から2月に行えます。
タネまき:12月から4月に行えます。タネを春にまく場合には、ぬらしたタネを冷蔵庫に1か月程度入れて低温処理をしてからまくと発芽がそろいやすくなります。
主な作業
花茎切り:タネを実らせると株が消耗して弱ることが多いので、タネをとらない場合には早めに花茎を切りましょう。
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玲儿
2017年09月21日
ワスレナグサの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風通しのよい日なたで、水はけと水もちのよい場所で育てます。水辺を好みますが、花壇で水はけが悪いと腐りやすくなります。また、根が比較的浅く張るので、植えつけが秋遅くなった場合は、霜柱で持ち上げられないよう、べたがけ用の不織布などで霜よけを施します。日当たりを好みますが、花つき苗を植えつける場合は、半日陰となる場所でも開花します。
水やり
水切れを嫌うので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりします。冬や庭植えの場合も、よく乾くときはたっぷり水やりしてください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。その後は生育中にリン酸分とカリ分が多めの液体肥料を施します。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育具合を見ながら施しましょう。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春、風通しが悪いときなどに、アブラムシが発生することがあります。風通しをよくし、アブラムシを見つけたら速やかに駆除します。
病気:灰色かび病
湿度が高く、葉についた水がなかなか乾かないときに、灰色かび病が発生することがあります。風通しをよくして、傷んだ葉や花はこまめに摘み取って予防に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと水もち、通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
タネから育てる場合は、秋に直まきするか、ポット苗で冬越しさせて春に植えつけます。秋にポット苗を入手した場合は早めに植えつけます。株は横に広がるので、20~30cm間隔で植えつけます。
ふやし方
タネをまいてふやします。9月下旬から10月下旬(寒冷地では春)にタネをまきます。タネはやや発芽しにくいので、半日ほど水につけておきます。暗発芽種子なので、2~3cmほど覆土をします。本葉が3枚程度になったら、早めに根を切らないよう移植して育てます。こぼれダネでもふえます。
主な作業
花がら摘み:タネがつきやすいので、花が終わったら花茎のつけ根から切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風通しのよい日なたで、水はけと水もちのよい場所で育てます。水辺を好みますが、花壇で水はけが悪いと腐りやすくなります。また、根が比較的浅く張るので、植えつけが秋遅くなった場合は、霜柱で持ち上げられないよう、べたがけ用の不織布などで霜よけを施します。日当たりを好みますが、花つき苗を植えつける場合は、半日陰となる場所でも開花します。
水やり
水切れを嫌うので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりします。冬や庭植えの場合も、よく乾くときはたっぷり水やりしてください。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。その後は生育中にリン酸分とカリ分が多めの液体肥料を施します。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育具合を見ながら施しましょう。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春、風通しが悪いときなどに、アブラムシが発生することがあります。風通しをよくし、アブラムシを見つけたら速やかに駆除します。
病気:灰色かび病
湿度が高く、葉についた水がなかなか乾かないときに、灰色かび病が発生することがあります。風通しをよくして、傷んだ葉や花はこまめに摘み取って予防に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと水もち、通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
タネから育てる場合は、秋に直まきするか、ポット苗で冬越しさせて春に植えつけます。秋にポット苗を入手した場合は早めに植えつけます。株は横に広がるので、20~30cm間隔で植えつけます。
ふやし方
タネをまいてふやします。9月下旬から10月下旬(寒冷地では春)にタネをまきます。タネはやや発芽しにくいので、半日ほど水につけておきます。暗発芽種子なので、2~3cmほど覆土をします。本葉が3枚程度になったら、早めに根を切らないよう移植して育てます。こぼれダネでもふえます。
主な作業
花がら摘み:タネがつきやすいので、花が終わったら花茎のつけ根から切り取ります。
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玲儿
2017年09月21日
ロベリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好みますが、真夏の強い西日は苦手です。鉢植えであれば、夏は風通しのよい半日陰で管理しましょう。また、水分が多くて肥沃な土壌を好み、水切れには弱いですが、停滞水は嫌います。硬く締まった土地では、植えつけ前に堆肥や腐葉土を施してよく耕しておきます。暑さに弱い一年草タイプはコンテナや花壇に列植するとよいですが、直立する宿根草タイプは水辺が向いています。
水やり
停滞水を嫌うので、鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るほど、たっぷりと水を与えます。一年草タイプは、用土の過湿を嫌うので、蒸れに注意して水やりをしてください。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。一年草タイプは生育旺盛な春から夏に液体肥料を定期的に施し、宿根草タイプは新芽が出始める3月上旬と地上部が枯れる11月上旬に固形肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
梅雨明け後、葉裏にハダニがつくことがあります。夏に乾燥した日が続くようなときは葉裏にも水をかけて予防します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒5、腐葉土4、川砂1の割合で配合した用土などを用います。
植えつけ、 植え替え
一年草タイプ、宿根草タイプとも3月または10月下旬から11月に、植えつけや植え替えを行います。株間は20~30cmとります。
ふやし方
宿根草タイプは春または秋に株分けやさし芽でふやします。植え替えの際に、地下の株を手で割れる程度の大きさに分割します。また、花後にタネが簡単にとれるので、10月上旬にタネをまいてふやすこともできます。タネは微細なので、まいたタネに覆土はしません。また、水はジョウロで上からかけたりせず、底面給水にします。2週間ほどで発芽がそろい、本葉が3枚くらいになったらポット上げし、春に植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が花茎の先端まで咲き進んだら、花茎のつけ根のところで切ります。
切り戻し:一年草タイプは高温多湿に弱く梅雨明け後に枯れることが多いのですが、梅雨ごろの花が一段落したころに切り戻しておくと、うまくいけば夏越しします。切り戻しをせずに夏越しできた株は、9月に切り戻します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好みますが、真夏の強い西日は苦手です。鉢植えであれば、夏は風通しのよい半日陰で管理しましょう。また、水分が多くて肥沃な土壌を好み、水切れには弱いですが、停滞水は嫌います。硬く締まった土地では、植えつけ前に堆肥や腐葉土を施してよく耕しておきます。暑さに弱い一年草タイプはコンテナや花壇に列植するとよいですが、直立する宿根草タイプは水辺が向いています。
水やり
停滞水を嫌うので、鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るほど、たっぷりと水を与えます。一年草タイプは、用土の過湿を嫌うので、蒸れに注意して水やりをしてください。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。一年草タイプは生育旺盛な春から夏に液体肥料を定期的に施し、宿根草タイプは新芽が出始める3月上旬と地上部が枯れる11月上旬に固形肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
梅雨明け後、葉裏にハダニがつくことがあります。夏に乾燥した日が続くようなときは葉裏にも水をかけて予防します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒5、腐葉土4、川砂1の割合で配合した用土などを用います。
植えつけ、 植え替え
一年草タイプ、宿根草タイプとも3月または10月下旬から11月に、植えつけや植え替えを行います。株間は20~30cmとります。
ふやし方
宿根草タイプは春または秋に株分けやさし芽でふやします。植え替えの際に、地下の株を手で割れる程度の大きさに分割します。また、花後にタネが簡単にとれるので、10月上旬にタネをまいてふやすこともできます。タネは微細なので、まいたタネに覆土はしません。また、水はジョウロで上からかけたりせず、底面給水にします。2週間ほどで発芽がそろい、本葉が3枚くらいになったらポット上げし、春に植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が花茎の先端まで咲き進んだら、花茎のつけ根のところで切ります。
切り戻し:一年草タイプは高温多湿に弱く梅雨明け後に枯れることが多いのですが、梅雨ごろの花が一段落したころに切り戻しておくと、うまくいけば夏越しします。切り戻しをせずに夏越しできた株は、9月に切り戻します。
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玲儿
2017年09月21日
ローマンカモミールの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。日本の夏の暑さには弱いので、鉢植えは、夏の間は日陰になる場所、特に午後の日ざしを避けることができる場所で管理します。また、鉢を棚の上などに置いたりハンギングバスケットに仕立てたりすることで、風通しがよく地表面より温度を低く保つことができるので、夏越ししやすくなります。
水やり
基本的には、年間を通じて乾かし気味に管理します。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝に葉水を与えます。葉についた水や湿った地表面も太陽が高く昇るまでには乾くので、蒸れることはありません。
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてから、庭植え同様に葉水を与えます。ポットフィートで鉢底を持ち上げておくなどして、根腐れに注意します。
肥料
庭植えも鉢植えも、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施します。花の収穫や刈り込みのあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を水やり代わりに追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシがつくことがあります。高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土でよく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:大きく育ったときに風通しが悪くならないよう、苗を植える場合は株間を広めに20~30cmほどとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにします。香りの芝生は15~20cm間隔で植えつけます。夏期の蒸れは刈り込むことで防ぎます。
植え替え:タネまきの翌年以降、鉢植えは根が回りやすくなるので、半年~1年を目安に株分けも兼ねて植え替えします。
ふやし方
タネまき:原種は春と秋にタネをまくことができます。タネも発芽したばかりの苗も小さくて、強い雨や風に流されたり倒れたりしやすいので、鉢や苗床に箱まきするとよいでしょう。ダブルフラワーカモミールとノンフラワーカモミールはタネができないので、さし芽や株分けでふやします。
さし芽:3月から4月上旬、10月に可能。タネまきからでは開花が翌年になってしまうので、早く開花させたい場合はさし芽や株分けでふやすのがおすすめです。立ち上がる花茎ではなく、横に伸びる茎を切ってさします。
株分け:3月から4月上旬、9月中旬から10月に可能。4~5年を目安に、密生して老化した株をさし芽や株分けで更新します。横に伸びた茎が地面についたところから発根しているので、元気のよい新しく育った地上部を根ごと掘り上げて、古い株から切り離します。根がついているので、さし芽より確実です。
主な作業
刈り込み:開花後、収穫を終えたら、暑くなる前に草丈を10cmほどに刈り込んでおくと、夏の蒸れを防ぐことができます。切り戻した茎や葉にもよい香りがあるので、入浴剤やポプリとして使えます。
収穫:晴れた日の午前中に、咲いたばかりの花を1輪ずつ摘み取ります。乾燥した花は、酸化や酵素によって次第に変色して香りも弱くなるので、保存は1年をめどにします。
香りの芝生:カーペット状のカモミールの間に生えた草を抜くのは大変なので、苗を植えつける前に、きちんと草を抜いておくことが大事です。密に茂るのを促すために、刈り込みを繰り返します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。日本の夏の暑さには弱いので、鉢植えは、夏の間は日陰になる場所、特に午後の日ざしを避けることができる場所で管理します。また、鉢を棚の上などに置いたりハンギングバスケットに仕立てたりすることで、風通しがよく地表面より温度を低く保つことができるので、夏越ししやすくなります。
水やり
基本的には、年間を通じて乾かし気味に管理します。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝に葉水を与えます。葉についた水や湿った地表面も太陽が高く昇るまでには乾くので、蒸れることはありません。
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてから、庭植え同様に葉水を与えます。ポットフィートで鉢底を持ち上げておくなどして、根腐れに注意します。
肥料
庭植えも鉢植えも、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施します。花の収穫や刈り込みのあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を水やり代わりに追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシがつくことがあります。高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土でよく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:大きく育ったときに風通しが悪くならないよう、苗を植える場合は株間を広めに20~30cmほどとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにします。香りの芝生は15~20cm間隔で植えつけます。夏期の蒸れは刈り込むことで防ぎます。
植え替え:タネまきの翌年以降、鉢植えは根が回りやすくなるので、半年~1年を目安に株分けも兼ねて植え替えします。
ふやし方
タネまき:原種は春と秋にタネをまくことができます。タネも発芽したばかりの苗も小さくて、強い雨や風に流されたり倒れたりしやすいので、鉢や苗床に箱まきするとよいでしょう。ダブルフラワーカモミールとノンフラワーカモミールはタネができないので、さし芽や株分けでふやします。
さし芽:3月から4月上旬、10月に可能。タネまきからでは開花が翌年になってしまうので、早く開花させたい場合はさし芽や株分けでふやすのがおすすめです。立ち上がる花茎ではなく、横に伸びる茎を切ってさします。
株分け:3月から4月上旬、9月中旬から10月に可能。4~5年を目安に、密生して老化した株をさし芽や株分けで更新します。横に伸びた茎が地面についたところから発根しているので、元気のよい新しく育った地上部を根ごと掘り上げて、古い株から切り離します。根がついているので、さし芽より確実です。
主な作業
刈り込み:開花後、収穫を終えたら、暑くなる前に草丈を10cmほどに刈り込んでおくと、夏の蒸れを防ぐことができます。切り戻した茎や葉にもよい香りがあるので、入浴剤やポプリとして使えます。
収穫:晴れた日の午前中に、咲いたばかりの花を1輪ずつ摘み取ります。乾燥した花は、酸化や酵素によって次第に変色して香りも弱くなるので、保存は1年をめどにします。
香りの芝生:カーペット状のカモミールの間に生えた草を抜くのは大変なので、苗を植えつける前に、きちんと草を抜いておくことが大事です。密に茂るのを促すために、刈り込みを繰り返します。
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玲儿
2017年09月21日
ローマンカモミールの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。日本の夏の暑さには弱いので、鉢植えは、夏の間は日陰になる場所、特に午後の日ざしを避けることができる場所で管理します。また、鉢を棚の上などに置いたりハンギングバスケットに仕立てたりすることで、風通しがよく地表面より温度を低く保つことができるので、夏越ししやすくなります。
水やり
基本的には、年間を通じて乾かし気味に管理します。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝に葉水を与えます。葉についた水や湿った地表面も太陽が高く昇るまでには乾くので、蒸れることはありません。
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてから、庭植え同様に葉水を与えます。ポットフィートで鉢底を持ち上げておくなどして、根腐れに注意します。
肥料
庭植えも鉢植えも、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施します。花の収穫や刈り込みのあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を水やり代わりに追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシがつくことがあります。高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土でよく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:大きく育ったときに風通しが悪くならないよう、苗を植える場合は株間を広めに20~30cmほどとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにします。香りの芝生は15~20cm間隔で植えつけます。夏期の蒸れは刈り込むことで防ぎます。
植え替え:タネまきの翌年以降、鉢植えは根が回りやすくなるので、半年~1年を目安に株分けも兼ねて植え替えします。
ふやし方
タネまき:原種は春と秋にタネをまくことができます。タネも発芽したばかりの苗も小さくて、強い雨や風に流されたり倒れたりしやすいので、鉢や苗床に箱まきするとよいでしょう。ダブルフラワーカモミールとノンフラワーカモミールはタネができないので、さし芽や株分けでふやします。
さし芽:3月から4月上旬、10月に可能。タネまきからでは開花が翌年になってしまうので、早く開花させたい場合はさし芽や株分けでふやすのがおすすめです。立ち上がる花茎ではなく、横に伸びる茎を切ってさします。
株分け:3月から4月上旬、9月中旬から10月に可能。4~5年を目安に、密生して老化した株をさし芽や株分けで更新します。横に伸びた茎が地面についたところから発根しているので、元気のよい新しく育った地上部を根ごと掘り上げて、古い株から切り離します。根がついているので、さし芽より確実です。
主な作業
刈り込み:開花後、収穫を終えたら、暑くなる前に草丈を10cmほどに刈り込んでおくと、夏の蒸れを防ぐことができます。切り戻した茎や葉にもよい香りがあるので、入浴剤やポプリとして使えます。
収穫:晴れた日の午前中に、咲いたばかりの花を1輪ずつ摘み取ります。乾燥した花は、酸化や酵素によって次第に変色して香りも弱くなるので、保存は1年をめどにします。
香りの芝生:カーペット状のカモミールの間に生えた草を抜くのは大変なので、苗を植えつける前に、きちんと草を抜いておくことが大事です。密に茂るのを促すために、刈り込みを繰り返します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所を好みます。日本の夏の暑さには弱いので、鉢植えは、夏の間は日陰になる場所、特に午後の日ざしを避けることができる場所で管理します。また、鉢を棚の上などに置いたりハンギングバスケットに仕立てたりすることで、風通しがよく地表面より温度を低く保つことができるので、夏越ししやすくなります。
水やり
基本的には、年間を通じて乾かし気味に管理します。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝に葉水を与えます。葉についた水や湿った地表面も太陽が高く昇るまでには乾くので、蒸れることはありません。
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてから、庭植え同様に葉水を与えます。ポットフィートで鉢底を持ち上げておくなどして、根腐れに注意します。
肥料
庭植えも鉢植えも、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施します。花の収穫や刈り込みのあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を水やり代わりに追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシがつくことがあります。高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
やや砂混じりの水はけのよい土でよく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:大きく育ったときに風通しが悪くならないよう、苗を植える場合は株間を広めに20~30cmほどとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにします。香りの芝生は15~20cm間隔で植えつけます。夏期の蒸れは刈り込むことで防ぎます。
植え替え:タネまきの翌年以降、鉢植えは根が回りやすくなるので、半年~1年を目安に株分けも兼ねて植え替えします。
ふやし方
タネまき:原種は春と秋にタネをまくことができます。タネも発芽したばかりの苗も小さくて、強い雨や風に流されたり倒れたりしやすいので、鉢や苗床に箱まきするとよいでしょう。ダブルフラワーカモミールとノンフラワーカモミールはタネができないので、さし芽や株分けでふやします。
さし芽:3月から4月上旬、10月に可能。タネまきからでは開花が翌年になってしまうので、早く開花させたい場合はさし芽や株分けでふやすのがおすすめです。立ち上がる花茎ではなく、横に伸びる茎を切ってさします。
株分け:3月から4月上旬、9月中旬から10月に可能。4~5年を目安に、密生して老化した株をさし芽や株分けで更新します。横に伸びた茎が地面についたところから発根しているので、元気のよい新しく育った地上部を根ごと掘り上げて、古い株から切り離します。根がついているので、さし芽より確実です。
主な作業
刈り込み:開花後、収穫を終えたら、暑くなる前に草丈を10cmほどに刈り込んでおくと、夏の蒸れを防ぐことができます。切り戻した茎や葉にもよい香りがあるので、入浴剤やポプリとして使えます。
収穫:晴れた日の午前中に、咲いたばかりの花を1輪ずつ摘み取ります。乾燥した花は、酸化や酵素によって次第に変色して香りも弱くなるので、保存は1年をめどにします。
香りの芝生:カーペット状のカモミールの間に生えた草を抜くのは大変なので、苗を植えつける前に、きちんと草を抜いておくことが大事です。密に茂るのを促すために、刈り込みを繰り返します。
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玲儿
2017年09月21日
レモンバームの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やや湿り気のある肥沃な土で、夏に明るい日陰となる場所を好みます。盛夏の直射日光に当たると、葉が茶色く縮れたように枯れる葉焼けを起こすことがあるので、注意が必要です。地植えは、寒冷紗などで日よけをしてもよいでしょう。鉢植えは、真夏には、朝だけ日光が当たる場所や木もれ日の当たる場所などに移動させます。
水やり
やや湿り気が多い土を好みます。用土が乾燥する場所では葉が堅くなるので、乾かしすぎないように水やりをして、株元に腐葉土などでマルチングをします。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝や夕方に葉水を与えます。葉裏にもシャワーをかけて洗い流します。
鉢植えは、鉢土の表面が完全に乾ききらないうちに、庭植え同様に水やりします。
肥料
庭植えも鉢植えも、元肥として緩効性化成肥料を施します。切り戻しや収穫のあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
保水性がある肥えた土で、よく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
庭植えは、植える場所に腐葉土を多めにすき込み、株間30cmくらいに苗を植えつけます。鉢植えは、用土の乾燥を避けるため、やや大きめの鉢に植えつけます。
鉢植えは1~2年を目安に、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして植え直します。
ふやし方
原種はタネから育てることができます、斑入りの葉や色変わりの葉をもつ品種は、タネではなくさし芽や株分けでふやします。
タネまき:春か秋。直まきして、タネが乾かない程度に薄く覆土します。発芽には、やや時間がかかります。株間30cmくらいで育てます。
さし芽:春か秋に行うことができて、容易です。
株分け:株が古くなると、葉が小さく香りが弱くなるので、春か秋に行います。
主な作業
摘心:春の成長初期に枝の先端の芽を摘むと、枝数がふえて収穫量が多くなります。
切り戻し:6月に花が咲き出すと、葉が小さく堅くなり香りも弱くなってしまうので、その前に収穫を兼ねて、高さを半分ほどに切り戻します。切り戻すと新しい芽が伸びてきて、葉の収穫時期を延長することができます。こぼれダネでふえすぎることがありますから、花が咲き始めたらタネをとる株以外は切り戻します。
収穫:生の葉は、冬の休眠期以外は、必要なときに摘んで利用することができます。乾燥保存用には、精油の含有量が最も高くなる開花直前に地上部を刈り取ります。束ねて涼しく風通しがよい場所に吊るし、なるべく早く乾燥させます。完全に乾いたら、葉を茎からしごくようにして取り、密閉容器に入れて保存します。レモンバームの香りは特に失われやすいので、乾燥して冷蔵保存、あるいは生のまま冷凍保存して、早めに使いきるのがおすすめです。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やや湿り気のある肥沃な土で、夏に明るい日陰となる場所を好みます。盛夏の直射日光に当たると、葉が茶色く縮れたように枯れる葉焼けを起こすことがあるので、注意が必要です。地植えは、寒冷紗などで日よけをしてもよいでしょう。鉢植えは、真夏には、朝だけ日光が当たる場所や木もれ日の当たる場所などに移動させます。
水やり
やや湿り気が多い土を好みます。用土が乾燥する場所では葉が堅くなるので、乾かしすぎないように水やりをして、株元に腐葉土などでマルチングをします。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝や夕方に葉水を与えます。葉裏にもシャワーをかけて洗い流します。
鉢植えは、鉢土の表面が完全に乾ききらないうちに、庭植え同様に水やりします。
肥料
庭植えも鉢植えも、元肥として緩効性化成肥料を施します。切り戻しや収穫のあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を追肥します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
保水性がある肥えた土で、よく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土や、赤玉土小粒と腐葉土を1:1でブレンドしたもの)。
植えつけ、 植え替え
庭植えは、植える場所に腐葉土を多めにすき込み、株間30cmくらいに苗を植えつけます。鉢植えは、用土の乾燥を避けるため、やや大きめの鉢に植えつけます。
鉢植えは1~2年を目安に、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして植え直します。
ふやし方
原種はタネから育てることができます、斑入りの葉や色変わりの葉をもつ品種は、タネではなくさし芽や株分けでふやします。
タネまき:春か秋。直まきして、タネが乾かない程度に薄く覆土します。発芽には、やや時間がかかります。株間30cmくらいで育てます。
さし芽:春か秋に行うことができて、容易です。
株分け:株が古くなると、葉が小さく香りが弱くなるので、春か秋に行います。
主な作業
摘心:春の成長初期に枝の先端の芽を摘むと、枝数がふえて収穫量が多くなります。
切り戻し:6月に花が咲き出すと、葉が小さく堅くなり香りも弱くなってしまうので、その前に収穫を兼ねて、高さを半分ほどに切り戻します。切り戻すと新しい芽が伸びてきて、葉の収穫時期を延長することができます。こぼれダネでふえすぎることがありますから、花が咲き始めたらタネをとる株以外は切り戻します。
収穫:生の葉は、冬の休眠期以外は、必要なときに摘んで利用することができます。乾燥保存用には、精油の含有量が最も高くなる開花直前に地上部を刈り取ります。束ねて涼しく風通しがよい場所に吊るし、なるべく早く乾燥させます。完全に乾いたら、葉を茎からしごくようにして取り、密閉容器に入れて保存します。レモンバームの香りは特に失われやすいので、乾燥して冷蔵保存、あるいは生のまま冷凍保存して、早めに使いきるのがおすすめです。
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玲儿
2017年09月21日
レシュノルティアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、通年、日当たりのよい戸外で管理し、冬の間は霜よけを行います。鉢が凍結するおそれがある場合は、室内に取り込んで日当たりのよい場所で管理します。高温多湿に弱いので、特に梅雨時は雨の当たらない、風通しのよい棚の上などに置きます。
赤花や黄花の園芸品種の多くは、日照時間が短くならないと花芽をつけないので、秋から春にかけては遅くまで照明がついている場所に置いてはいけません。
庭植えには基本的に向きません。ロックガーデンなど、水はけが特によい場所であれば植えつけることができますが、夏に水切れさせないように注意してください。
水やり
鉢植えは用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。極端に乾燥させると枯れるおそれがあるので、乾き具合をこまめに確認しましょう。過湿にも弱いので、受け皿に水をためてはいけません。
肥料
春から秋(真夏を除く)に液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
10月から5月の開花期に発生します。発生を防ぐため、花がらをこまめに取り除きましょう。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
弱酸性土を好むので、赤玉土小粒3、酸度無調整ピートモス3、鹿沼土小粒2、腐葉土1、パーライト1の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=6-40-6など)を混ぜて使用します。市販のサボテン・多肉植物用の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
根詰まりを起こしやすいので、花後に毎年植え替えます。適期は3月から5月です。一回り大きな鉢に、根鉢をくずさずに植えつけてください。8号鉢以上の大株になると枯れやすくなるので、さし芽や株分けで株を更新したほうがよいでしょう。
ふやし方
さし芽:適期は3月から5月と、9月です。勢いよく伸びた枝の先端を長さ5~7cmに切り取り、30分ほど吸水させてからパーライト2、バーミキュライト1の配合土などにさします。芽が動きだすまでは、こまめに霧吹きをして乾かさないようにしましょう。
株分け:適期は3月から5月です。親株から離れた場所に子株が出ることがあるので、植え替え時にそれを切り分けます。
主な作業
花がら摘み:花がらを放置すると灰色かび病が発生しやすくなるので、こまめに取り除きます。
切り戻し:株姿が乱れた場合は、花後に切り戻しを行って整えます。葉がなくなると枝が枯れるので、どの枝にも葉が残るように注意してください。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、通年、日当たりのよい戸外で管理し、冬の間は霜よけを行います。鉢が凍結するおそれがある場合は、室内に取り込んで日当たりのよい場所で管理します。高温多湿に弱いので、特に梅雨時は雨の当たらない、風通しのよい棚の上などに置きます。
赤花や黄花の園芸品種の多くは、日照時間が短くならないと花芽をつけないので、秋から春にかけては遅くまで照明がついている場所に置いてはいけません。
庭植えには基本的に向きません。ロックガーデンなど、水はけが特によい場所であれば植えつけることができますが、夏に水切れさせないように注意してください。
水やり
鉢植えは用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。極端に乾燥させると枯れるおそれがあるので、乾き具合をこまめに確認しましょう。過湿にも弱いので、受け皿に水をためてはいけません。
肥料
春から秋(真夏を除く)に液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
10月から5月の開花期に発生します。発生を防ぐため、花がらをこまめに取り除きましょう。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
弱酸性土を好むので、赤玉土小粒3、酸度無調整ピートモス3、鹿沼土小粒2、腐葉土1、パーライト1の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=6-40-6など)を混ぜて使用します。市販のサボテン・多肉植物用の培養土でもかまいません。
植えつけ、 植え替え
根詰まりを起こしやすいので、花後に毎年植え替えます。適期は3月から5月です。一回り大きな鉢に、根鉢をくずさずに植えつけてください。8号鉢以上の大株になると枯れやすくなるので、さし芽や株分けで株を更新したほうがよいでしょう。
ふやし方
さし芽:適期は3月から5月と、9月です。勢いよく伸びた枝の先端を長さ5~7cmに切り取り、30分ほど吸水させてからパーライト2、バーミキュライト1の配合土などにさします。芽が動きだすまでは、こまめに霧吹きをして乾かさないようにしましょう。
株分け:適期は3月から5月です。親株から離れた場所に子株が出ることがあるので、植え替え時にそれを切り分けます。
主な作業
花がら摘み:花がらを放置すると灰色かび病が発生しやすくなるので、こまめに取り除きます。
切り戻し:株姿が乱れた場合は、花後に切り戻しを行って整えます。葉がなくなると枝が枯れるので、どの枝にも葉が残るように注意してください。
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玲儿
2017年09月21日
レウイシア・コチレドンの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好むので、基本的には風通しのよい明るい棚上で管理します。ただし、暑さを嫌うので、夏の間のみ30~50%の遮光下とします。冬は、寒風が吹く場所では芽が乾いたり、葉が脱水して枯れたりするので、風よけの下かハウスやフレームなどに取り込みます。
水やり
多湿を嫌います。雨が長く降る時期は水やりを控え、乾かし気味に管理します。特に、夏にロゼットの中心に水がたまると傷みやすいので注意してください。通常は、乾きやすい棚上では1日1回たっぷりと水を与えればよいでしょう。
肥料
春と秋に液体肥料と置き肥を施します。液体肥料は、4月下旬から6月下旬までと、夏を過ぎた9月下旬から11月上旬の生育期に、2週間に1回の割合で施します。
春と秋に1回ずつ置き肥を併用すると効果的ですが、肥料に葉が当たると傷みやすいので注意してください。
病気と害虫
病気、生理障害:軟腐病、根腐れ、葉焼け
多湿による軟腐病と根腐れに注意してください。また、暑い時期の葉焼けにも注意が必要です。
害虫:アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ
開花期にアブラムシがつきやすいので注意します。柔らかい新芽はナメクジやヨトウムシに食害されます。
用土(鉢植え)
鉢は、通気性と水はけのよいものが適し、乾きやすい焼き締めの鉢がよいでしょう。浅い鉢は避けて、やや深めのものを使うと多湿が防げます。
用土は水はけのよいものが好ましく、硬質鹿沼土と軽石砂を7:3の割合で配合します。市販の山野草用培養土でもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えは春と秋にできます。
流通する苗の多くは、かなり水もちのよい用土で植えられています。まずは古い用土を落として、根を1/3ほど切り詰め、鉢植え用の用土で植えつけます。鉢縁より少し低めに植え、茎が立ち上がってきたら増し土をします。
植え替えは、毎年か2年に1回がよいでしょう。方法は植えつけに準じます。
ふやし方
株分け:ふえやすい植物ではありません。株がふえてもゴボウ根なので、株分けは難しいです。
タネまき:寒冷地では結実するのでとりまきします。または、海外のナーセリーからタネを入手して2月下旬から4月上旬の間にまき、軽く凍結させると発芽がよくなります。
主な作業
花茎切り:花の終わったものは花茎を切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好むので、基本的には風通しのよい明るい棚上で管理します。ただし、暑さを嫌うので、夏の間のみ30~50%の遮光下とします。冬は、寒風が吹く場所では芽が乾いたり、葉が脱水して枯れたりするので、風よけの下かハウスやフレームなどに取り込みます。
水やり
多湿を嫌います。雨が長く降る時期は水やりを控え、乾かし気味に管理します。特に、夏にロゼットの中心に水がたまると傷みやすいので注意してください。通常は、乾きやすい棚上では1日1回たっぷりと水を与えればよいでしょう。
肥料
春と秋に液体肥料と置き肥を施します。液体肥料は、4月下旬から6月下旬までと、夏を過ぎた9月下旬から11月上旬の生育期に、2週間に1回の割合で施します。
春と秋に1回ずつ置き肥を併用すると効果的ですが、肥料に葉が当たると傷みやすいので注意してください。
病気と害虫
病気、生理障害:軟腐病、根腐れ、葉焼け
多湿による軟腐病と根腐れに注意してください。また、暑い時期の葉焼けにも注意が必要です。
害虫:アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ
開花期にアブラムシがつきやすいので注意します。柔らかい新芽はナメクジやヨトウムシに食害されます。
用土(鉢植え)
鉢は、通気性と水はけのよいものが適し、乾きやすい焼き締めの鉢がよいでしょう。浅い鉢は避けて、やや深めのものを使うと多湿が防げます。
用土は水はけのよいものが好ましく、硬質鹿沼土と軽石砂を7:3の割合で配合します。市販の山野草用培養土でもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えは春と秋にできます。
流通する苗の多くは、かなり水もちのよい用土で植えられています。まずは古い用土を落として、根を1/3ほど切り詰め、鉢植え用の用土で植えつけます。鉢縁より少し低めに植え、茎が立ち上がってきたら増し土をします。
植え替えは、毎年か2年に1回がよいでしょう。方法は植えつけに準じます。
ふやし方
株分け:ふえやすい植物ではありません。株がふえてもゴボウ根なので、株分けは難しいです。
タネまき:寒冷地では結実するのでとりまきします。または、海外のナーセリーからタネを入手して2月下旬から4月上旬の間にまき、軽く凍結させると発芽がよくなります。
主な作業
花茎切り:花の終わったものは花茎を切ります。
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玲儿
2017年09月21日
ルドベキアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬、南向きの日だまりなどに置いて強く凍らない程度に防寒しましょう。水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、土に腐葉土を混ぜて水はけをよくしておきます。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは、水やりはほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは、4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。庭植えでは、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハモグリバエ
3月から10月に、葉に落書きのような白く色が抜けた模様を見つけたら、それはハモグリバエの幼虫が葉の中を食べた痕です。落書きのような筋の端に幼虫がいることが多いので、葉ごと指でつまんでつぶしてしまいましょう。
用土(鉢植え)
水はけと肥料もちのよい土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけます。
植えつけ、 植え替え
数年に1回、株分けを兼ねて植え替えるとよく育ちます。適期は4月から5月。
ふやし方
株分け:4月から5月が適期です。ノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
タネまき:タネまきの適期は9月から10月と3月です。清潔な用土にタネをまいたら、土をかぶせず発芽を待ちます。発芽後は、小さな鉢に鉢上げしましょう。秋まきの場合は、強く凍らないように冬越しさせて、春に花壇や鉢に植えつけます。春まきの場合は、発芽に必要な温度が不足しがちです。まき床を透明なビニールで覆って、保温しましょう。
主な作業
花茎切り:7月から8月、花後も中心の筒状花の部分が長期間残って観賞できますが、次の花茎を伸ばすために、早めに切り取っておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬、南向きの日だまりなどに置いて強く凍らない程度に防寒しましょう。水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、土に腐葉土を混ぜて水はけをよくしておきます。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは、水やりはほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは、4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。庭植えでは、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハモグリバエ
3月から10月に、葉に落書きのような白く色が抜けた模様を見つけたら、それはハモグリバエの幼虫が葉の中を食べた痕です。落書きのような筋の端に幼虫がいることが多いので、葉ごと指でつまんでつぶしてしまいましょう。
用土(鉢植え)
水はけと肥料もちのよい土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけます。
植えつけ、 植え替え
数年に1回、株分けを兼ねて植え替えるとよく育ちます。適期は4月から5月。
ふやし方
株分け:4月から5月が適期です。ノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
タネまき:タネまきの適期は9月から10月と3月です。清潔な用土にタネをまいたら、土をかぶせず発芽を待ちます。発芽後は、小さな鉢に鉢上げしましょう。秋まきの場合は、強く凍らないように冬越しさせて、春に花壇や鉢に植えつけます。春まきの場合は、発芽に必要な温度が不足しがちです。まき床を透明なビニールで覆って、保温しましょう。
主な作業
花茎切り:7月から8月、花後も中心の筒状花の部分が長期間残って観賞できますが、次の花茎を伸ばすために、早めに切り取っておきましょう。
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玲儿
2017年09月21日
リューココリネの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬期に温暖で日照量の多い気候が適し、夏は乾燥状態で休眠します。晩秋のころから葉が展開し、春に開花するので、凍らないよう管理します。5月から6月には葉が枯れて秋まで休眠します。
水やり
秋涼しくなったら水やりを開始し、葉が開いてから開花までの成長期は、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。6月以降は秋まで与えません。
肥料
開花までの成長期に、月1回の置き肥、または月3~4回、液体肥料を施します。
病気と害虫
ほとんど見られません。チューリップなどに準じて、アブラムシなどの防除を行います。
用土(鉢植え)
水はけのよいものを使います。1例として、赤玉土4、鹿沼土4、腐葉土2の配合土。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:凍結や多湿には弱いので、鉢やプランターで育てるのが安全です。5号鉢なら5球ぐらいが適当で、深さ5cmほどに植えつけます。10月ごろが適期です。
植え替え:休眠中は鉢のまま乾燥させておき、2~3年ごとに、10月ごろ植え直しをします。
ふやし方
分球:植え替えのときに分球でふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花まで5年くらいかかります。
主な作業
ほとんどありません。球根を太らせるために、花がらは順に摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬期に温暖で日照量の多い気候が適し、夏は乾燥状態で休眠します。晩秋のころから葉が展開し、春に開花するので、凍らないよう管理します。5月から6月には葉が枯れて秋まで休眠します。
水やり
秋涼しくなったら水やりを開始し、葉が開いてから開花までの成長期は、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。6月以降は秋まで与えません。
肥料
開花までの成長期に、月1回の置き肥、または月3~4回、液体肥料を施します。
病気と害虫
ほとんど見られません。チューリップなどに準じて、アブラムシなどの防除を行います。
用土(鉢植え)
水はけのよいものを使います。1例として、赤玉土4、鹿沼土4、腐葉土2の配合土。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:凍結や多湿には弱いので、鉢やプランターで育てるのが安全です。5号鉢なら5球ぐらいが適当で、深さ5cmほどに植えつけます。10月ごろが適期です。
植え替え:休眠中は鉢のまま乾燥させておき、2~3年ごとに、10月ごろ植え直しをします。
ふやし方
分球:植え替えのときに分球でふやします。
タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花まで5年くらいかかります。
主な作業
ほとんどありません。球根を太らせるために、花がらは順に摘み取ります。
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玲儿
2017年09月21日
リナリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけと風通しのよい日なたで育てます。耐寒性はありますが、秋に入手した一年草の苗を植えつけた場合は、不織布のべたがけなどで防寒しておくと葉が傷みません。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰をまいておきます。
水やり
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水やりします。多湿を嫌うので、水のやりすぎには注意します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。チッ素過多にすると倒れやすくなったり、繊細さに欠ける草姿になったりします。一年草のリナリアには追肥の必要はありませんが、宿根性のリナリアには、春に芽出し肥を施します。
病気と害虫
病気:苗立枯病
小さい苗のときに急にしおれて枯れる苗立枯病が発生することがあります。土壌が過湿のときによく発生するので、乾かし気味に管理しましょう。また、清潔な用土で育てます。
害虫:アブラムシ、イモムシ
春に新芽や茎、葉、蕾にアブラムシがつくことがあります。風通しをよくし、見つけしだいつぶすか、薬剤で駆除します。また、春に葉をイモムシに食害されることがあります。早期発見に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土3、軽石(パーライト)1の割合で配合したものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
秋に一年草のリナリアのポット苗を入手したら直ちに植えつけます。植えつけが遅くなると、根が張らず、寒さで傷みます。
宿根性のリナリアは、晩秋の休眠に入るころ、または春の生育を開始するころに植えつけます。
寒冷地では、いずれも春に植えつけます。
ふやし方
一年草、宿根性ともに、9月下旬にタネをまきます。タネは微細で光発芽種子なので、覆土は薄くし、底面給水とします。また、こぼれダネでもふえます。発芽しているのを見つけたら、早めにポットに移植します。
宿根性のリナリアは、春に株分けでふやすこともできます。
主な作業
花がら摘みと切り戻し:花が一段落したときに花茎のつけ根で切り戻せば、わき芽から花茎が出て、二番花が咲きます。
摘心:タネから育てる場合は、早めに摘心してわき芽を伸ばすと、株が倒れにくくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけと風通しのよい日なたで育てます。耐寒性はありますが、秋に入手した一年草の苗を植えつけた場合は、不織布のべたがけなどで防寒しておくと葉が傷みません。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰をまいておきます。
水やり
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水やりします。多湿を嫌うので、水のやりすぎには注意します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。チッ素過多にすると倒れやすくなったり、繊細さに欠ける草姿になったりします。一年草のリナリアには追肥の必要はありませんが、宿根性のリナリアには、春に芽出し肥を施します。
病気と害虫
病気:苗立枯病
小さい苗のときに急にしおれて枯れる苗立枯病が発生することがあります。土壌が過湿のときによく発生するので、乾かし気味に管理しましょう。また、清潔な用土で育てます。
害虫:アブラムシ、イモムシ
春に新芽や茎、葉、蕾にアブラムシがつくことがあります。風通しをよくし、見つけしだいつぶすか、薬剤で駆除します。また、春に葉をイモムシに食害されることがあります。早期発見に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土3、軽石(パーライト)1の割合で配合したものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
秋に一年草のリナリアのポット苗を入手したら直ちに植えつけます。植えつけが遅くなると、根が張らず、寒さで傷みます。
宿根性のリナリアは、晩秋の休眠に入るころ、または春の生育を開始するころに植えつけます。
寒冷地では、いずれも春に植えつけます。
ふやし方
一年草、宿根性ともに、9月下旬にタネをまきます。タネは微細で光発芽種子なので、覆土は薄くし、底面給水とします。また、こぼれダネでもふえます。発芽しているのを見つけたら、早めにポットに移植します。
宿根性のリナリアは、春に株分けでふやすこともできます。
主な作業
花がら摘みと切り戻し:花が一段落したときに花茎のつけ根で切り戻せば、わき芽から花茎が出て、二番花が咲きます。
摘心:タネから育てる場合は、早めに摘心してわき芽を伸ばすと、株が倒れにくくなります。
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文章
玲儿
2017年09月21日
リシマキアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりから明るい半日陰まであまり場所を選びませんが、湿り気のある腐植質に富んだ土壌を好みます。腐葉土や堆肥を多めに入れて育てます。あるいは乾燥防止のため、バーク堆肥や腐葉土でマルチングしておくのもよいでしょう。
水やり
土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。特に鉢植えの場合は、乾燥しすぎないように気をつけます。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。3月の芽出し肥として、速効性の化成肥料を施します。ただし、腐植質の多い土壌で育てている場合、肥料が効きすぎると梅雨時期に倒れやすくなるので、その場合はほとんど施す必要はありません。むしろ、花後の秋に施し、地中の芽を太らせるとよいでしょう。
病気と害虫
ほとんど問題となりません。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土3、軽石1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から5月中旬と、10月上旬から11月中旬が植えつけ、植え替えの適期です。植えっぱなしにすると、芽が混み合いすぎて、急に生育が衰えたり、中心部の生育が悪くなることがあるので、2年に1回を目安に、株分けを兼ねて植え替えます。ほふくするヌンムラリアは株元が透けて見苦しくなりやすいので、毎年植え替えると美しく保てます。根づくまでは乾かさないように十分に水やりします。
ふやし方
株分け:さし芽もできますが、3月上旬から4月下旬に株分けを行うのが最も簡単です。地下茎を伸ばしてふえる種は、芽数を制限して切り分けます。ヌンムラリアのようにほふくする種は、発根している茎を切って伏せておきます。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりから明るい半日陰まであまり場所を選びませんが、湿り気のある腐植質に富んだ土壌を好みます。腐葉土や堆肥を多めに入れて育てます。あるいは乾燥防止のため、バーク堆肥や腐葉土でマルチングしておくのもよいでしょう。
水やり
土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。特に鉢植えの場合は、乾燥しすぎないように気をつけます。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。3月の芽出し肥として、速効性の化成肥料を施します。ただし、腐植質の多い土壌で育てている場合、肥料が効きすぎると梅雨時期に倒れやすくなるので、その場合はほとんど施す必要はありません。むしろ、花後の秋に施し、地中の芽を太らせるとよいでしょう。
病気と害虫
ほとんど問題となりません。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい土が適しています。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6、腐葉土3、軽石1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から5月中旬と、10月上旬から11月中旬が植えつけ、植え替えの適期です。植えっぱなしにすると、芽が混み合いすぎて、急に生育が衰えたり、中心部の生育が悪くなることがあるので、2年に1回を目安に、株分けを兼ねて植え替えます。ほふくするヌンムラリアは株元が透けて見苦しくなりやすいので、毎年植え替えると美しく保てます。根づくまでは乾かさないように十分に水やりします。
ふやし方
株分け:さし芽もできますが、3月上旬から4月下旬に株分けを行うのが最も簡単です。地下茎を伸ばしてふえる種は、芽数を制限して切り分けます。ヌンムラリアのようにほふくする種は、発根している茎を切って伏せておきます。
主な作業
特にありません。
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文章
玲儿
2017年09月21日
リコリス(ヒガンバナの仲間)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。過湿を嫌うので、水はけの悪いところでは高畝にして植えるとよいでしょう。耐寒性が強く、また病害虫にも強いので、数年植えっぱなしにできます。植えつけの際には、堆肥や腐葉土の有機質を多めにすき込み、根が深く伸びるのでしっかり耕しておきます。
水やり
庭植えであれば不要です。鉢植えの場合は、夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
肥料
リン酸分とカリ分が重要で、元肥として1㎡当たりチッ素10g、リン酸25g、カリ25gくらいを植えつける場所に施します。鉢植えも同程度の割合で配合します。植えつけた年の追肥は不要ですが、植えっぱなしにしている場合は、冬に牛ふん堆肥と根菜用(カリ分が多め)の化成肥料を施します(寒肥)。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒7、腐葉土2、牛ふん堆肥1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
6月から7月に、球根を入手したらすぐに植えつけます。それぞれの花後にも植えつけることができますが、その場合の開花は翌々年となるでしょう。球根の底部が深さ10cmくらいになるように植えます。庭植えであれば約10cm間隔、鉢植えの場合は6号鉢に4~5球植えとします。
ふやし方
分球:分球でふやします。6月から8月に、葉が黄変したら掘り上げ、自然に分球した球根を離して植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花首のところで花を折り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。過湿を嫌うので、水はけの悪いところでは高畝にして植えるとよいでしょう。耐寒性が強く、また病害虫にも強いので、数年植えっぱなしにできます。植えつけの際には、堆肥や腐葉土の有機質を多めにすき込み、根が深く伸びるのでしっかり耕しておきます。
水やり
庭植えであれば不要です。鉢植えの場合は、夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
肥料
リン酸分とカリ分が重要で、元肥として1㎡当たりチッ素10g、リン酸25g、カリ25gくらいを植えつける場所に施します。鉢植えも同程度の割合で配合します。植えつけた年の追肥は不要ですが、植えっぱなしにしている場合は、冬に牛ふん堆肥と根菜用(カリ分が多め)の化成肥料を施します(寒肥)。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒7、腐葉土2、牛ふん堆肥1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
6月から7月に、球根を入手したらすぐに植えつけます。それぞれの花後にも植えつけることができますが、その場合の開花は翌々年となるでしょう。球根の底部が深さ10cmくらいになるように植えます。庭植えであれば約10cm間隔、鉢植えの場合は6号鉢に4~5球植えとします。
ふやし方
分球:分球でふやします。6月から8月に、葉が黄変したら掘り上げ、自然に分球した球根を離して植えつけます。
主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、花首のところで花を折り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月20日
リクニス・コロナリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。耐寒性と耐暑性が強く、土質もあまり選ばず、乾燥にも耐えるので栽培は容易です。傾斜地や一段高いところなど乾燥しやすい場所でもよく育ちます。土の湿り気が多いところでは、レイズドベッドにするか、軽石などを混ぜて土壌改良を行ってから植えつけます。
本来は多年草ですが、梅雨期の長雨や日照不足、多湿で株が弱り、古株になるほど枯れやすくなるので、高温多湿が続くような地域では通常二年草扱いとします。春まき、秋まきいずれも開花は翌年となり、開花させるには冬に低温にあわせます。
水やり
庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、多湿に注意し、用土が乾いて葉が少ししおれるくらいになったら、たっぷりと水を与えます。
タネから苗を育てるときや、春の蕾ができる時期には十分な水分を必要とするので、しおれないようにしっかりと水やりをします。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。ただし、秋に少量施して冬までに株を大きくしておくと、翌年の花数がより多くなります。
鉢植えの場合、根詰まりや肥料切れを起こすと花数が少なくなるので、植え替えや植え直しを行うと同時に、秋と早春に肥料を施します。10月から11月に置き肥なら2~3回、液体肥料なら5~6回施し、3月から4月も同様に施します。
病気と害虫
病気:高温期の多肥多湿に注意すれば、ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土が利用できます。夏越しさせる場合は、できるだけ水はけがよくなるように、山砂や鹿沼土などを3割くらい混ぜると確実です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は秋10月ごろですが、春に出回る開花苗を植えつけることもできます。
植え替え:古株ほど枯れやすく、タネまきやさし芽で株を更新していくのが確実です。夏越しができた株は、秋に涼しくなったら植え替え、株を若返らせます。
ふやし方
株分け:八重咲きでタネができない品種や、気に入った花色の株をふやしたいときに行います。秋が適期ですが、冷涼地では春にもできます。
さし芽:地際の芽をかき取ってさす方法と、伸びた茎の節を利用してさす方法があります。いずれも秋に行い、節をさす場合は、節に芽があるものを選んでさします。
タネまき:こぼれダネが自然に芽生えて育つほどで、花壇に直まきして育てることもできます。確実に苗をつくるには、春や秋にポットや育苗箱などにタネをまき、本葉4枚くらいで移植して育てます。秋のタネまきは遅れると翌年咲かず、開花がその次の年になるので、早めにまいて冬までにしっかりした苗にしておくことが大切です。
主な作業
花がら摘み:ほとんど放任でもよいくらい手のかからない花ですが、タネとりに必要な分だけ残して花がらを切り取っておくと、すっきりと見栄えもよく、株も長もちします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。耐寒性と耐暑性が強く、土質もあまり選ばず、乾燥にも耐えるので栽培は容易です。傾斜地や一段高いところなど乾燥しやすい場所でもよく育ちます。土の湿り気が多いところでは、レイズドベッドにするか、軽石などを混ぜて土壌改良を行ってから植えつけます。
本来は多年草ですが、梅雨期の長雨や日照不足、多湿で株が弱り、古株になるほど枯れやすくなるので、高温多湿が続くような地域では通常二年草扱いとします。春まき、秋まきいずれも開花は翌年となり、開花させるには冬に低温にあわせます。
水やり
庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、多湿に注意し、用土が乾いて葉が少ししおれるくらいになったら、たっぷりと水を与えます。
タネから苗を育てるときや、春の蕾ができる時期には十分な水分を必要とするので、しおれないようにしっかりと水やりをします。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。ただし、秋に少量施して冬までに株を大きくしておくと、翌年の花数がより多くなります。
鉢植えの場合、根詰まりや肥料切れを起こすと花数が少なくなるので、植え替えや植え直しを行うと同時に、秋と早春に肥料を施します。10月から11月に置き肥なら2~3回、液体肥料なら5~6回施し、3月から4月も同様に施します。
病気と害虫
病気:高温期の多肥多湿に注意すれば、ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土が利用できます。夏越しさせる場合は、できるだけ水はけがよくなるように、山砂や鹿沼土などを3割くらい混ぜると確実です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は秋10月ごろですが、春に出回る開花苗を植えつけることもできます。
植え替え:古株ほど枯れやすく、タネまきやさし芽で株を更新していくのが確実です。夏越しができた株は、秋に涼しくなったら植え替え、株を若返らせます。
ふやし方
株分け:八重咲きでタネができない品種や、気に入った花色の株をふやしたいときに行います。秋が適期ですが、冷涼地では春にもできます。
さし芽:地際の芽をかき取ってさす方法と、伸びた茎の節を利用してさす方法があります。いずれも秋に行い、節をさす場合は、節に芽があるものを選んでさします。
タネまき:こぼれダネが自然に芽生えて育つほどで、花壇に直まきして育てることもできます。確実に苗をつくるには、春や秋にポットや育苗箱などにタネをまき、本葉4枚くらいで移植して育てます。秋のタネまきは遅れると翌年咲かず、開花がその次の年になるので、早めにまいて冬までにしっかりした苗にしておくことが大切です。
主な作業
花がら摘み:ほとんど放任でもよいくらい手のかからない花ですが、タネとりに必要な分だけ残して花がらを切り取っておくと、すっきりと見栄えもよく、株も長もちします。
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