文章
玲儿
2017年09月20日
ムラサキツユクサの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性と耐暑性が強く、日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、湿り気のあるところから乾燥地まで、ほとんど場所を選びません。一度植えつければ放任でもよいくらいです。こぼれダネからも自然によくふえ、コンクリートのわずかなすき間からも芽生えて育つほどです。
生育旺盛ですが、鉢植えの場合は少し気難しい面があり、水はけをよくして、しかも乾燥させないよう、用土の劣化や根詰まりなどに注意します。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、多湿にならないように注意して、成長期の春は用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬の休眠期や夏の高温期は乾燥気味のほうがよく、多肥多湿は根腐れを起こします。
肥料
庭植えでは、ほとんど必要ありません。肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性肥料なら月1回、液体肥料なら月3~4回施します。夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
ほとんど見られません。鉢植えは水はけをよくしておき、根腐れなどを防ぎます。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できますが、水はけをよくするため、軽石や鹿沼土などを3割くらい混ぜておくと安心です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗はほぼ一年中植えつけ可能です。株分けして植えつける場合は、3月から4月または10月から11月ごろが適期です。開花後に刈り込んで株を移植することも可能です。
植え替え:庭植えは植えっぱなしで毎年よく咲きます。株がふえるので、不要な部分は抜き取りや刈り込みでバランスをとります。
鉢植えでは、根詰まりで生育が悪くなるので、1~2年ごとに、春か秋、根をほぐして新しい用土で植え直します。
ふやし方
タネまき:とったタネをまく場合は、個体差が出ます。
こぼれダネでもふえます。
株分け:春か秋に行います。
主な作業
刈り込み:開花後に早めに刈り込みます。草姿がすっきりとし、高温期に葉先が枯れるのも防げます。枝分かれして咲き続けている場合は、早く咲き終わったところから切り取ると、わき枝の花が長く咲き続けます。
全体が咲き終わったら地際で切り取ります。手で抜き取ってもよく、地上部がまったくなくなっても再び芽吹きます。
冬の間も葉が茂っていることが多く、伸びすぎた葉は刈り込んで形を整えておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性と耐暑性が強く、日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、湿り気のあるところから乾燥地まで、ほとんど場所を選びません。一度植えつければ放任でもよいくらいです。こぼれダネからも自然によくふえ、コンクリートのわずかなすき間からも芽生えて育つほどです。
生育旺盛ですが、鉢植えの場合は少し気難しい面があり、水はけをよくして、しかも乾燥させないよう、用土の劣化や根詰まりなどに注意します。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、多湿にならないように注意して、成長期の春は用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬の休眠期や夏の高温期は乾燥気味のほうがよく、多肥多湿は根腐れを起こします。
肥料
庭植えでは、ほとんど必要ありません。肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性肥料なら月1回、液体肥料なら月3~4回施します。夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
ほとんど見られません。鉢植えは水はけをよくしておき、根腐れなどを防ぎます。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できますが、水はけをよくするため、軽石や鹿沼土などを3割くらい混ぜておくと安心です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗はほぼ一年中植えつけ可能です。株分けして植えつける場合は、3月から4月または10月から11月ごろが適期です。開花後に刈り込んで株を移植することも可能です。
植え替え:庭植えは植えっぱなしで毎年よく咲きます。株がふえるので、不要な部分は抜き取りや刈り込みでバランスをとります。
鉢植えでは、根詰まりで生育が悪くなるので、1~2年ごとに、春か秋、根をほぐして新しい用土で植え直します。
ふやし方
タネまき:とったタネをまく場合は、個体差が出ます。
こぼれダネでもふえます。
株分け:春か秋に行います。
主な作業
刈り込み:開花後に早めに刈り込みます。草姿がすっきりとし、高温期に葉先が枯れるのも防げます。枝分かれして咲き続けている場合は、早く咲き終わったところから切り取ると、わき枝の花が長く咲き続けます。
全体が咲き終わったら地際で切り取ります。手で抜き取ってもよく、地上部がまったくなくなっても再び芽吹きます。
冬の間も葉が茂っていることが多く、伸びすぎた葉は刈り込んで形を整えておきます。
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玲儿
2017年09月20日
ムラサキサギゴケの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰でも枯れませんが、花つきも繁殖も劣ります。鉢植えにする場合は、乾燥しやすい真夏だけ二重鉢にしたりして乾燥を防ぎます。
庭植えの場合も同様で、日当たりのよい乾燥しない場所を選んで植えます。敷石や飛び石の間、園路の縁取りに好適です。
水やり
1日1回を基本に水を与えます。冬は2~3日に1回でもよいでしょう。
庭植えの場合は土が乾燥してしおれているようなら与えます。
肥料
春から夏の間に月2~3回、一般の草花用液体肥料を1000倍に薄めたものを施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ナメクジに花を食害されたり、少量のアブラムシが発生したりすることがありますが、多くの場合、問題にするほどにはなりません。
用土(鉢植え)
ごく普通の草花用培養土でよく育ちます。砂質や極端に乾燥しやすい用土でなければ特に選びません。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年行います。時期は休眠中の1月から2月、または9月です。同時に株分けをしてもよいでしょう。
庭植えの場合は2~3年に1回掘り上げて、株分けと植え直しを行います。
ふやし方
株分け:マット状に茂った塊を3~4分割して植えます。あまり神経質にならずに作業します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰でも枯れませんが、花つきも繁殖も劣ります。鉢植えにする場合は、乾燥しやすい真夏だけ二重鉢にしたりして乾燥を防ぎます。
庭植えの場合も同様で、日当たりのよい乾燥しない場所を選んで植えます。敷石や飛び石の間、園路の縁取りに好適です。
水やり
1日1回を基本に水を与えます。冬は2~3日に1回でもよいでしょう。
庭植えの場合は土が乾燥してしおれているようなら与えます。
肥料
春から夏の間に月2~3回、一般の草花用液体肥料を1000倍に薄めたものを施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ナメクジに花を食害されたり、少量のアブラムシが発生したりすることがありますが、多くの場合、問題にするほどにはなりません。
用土(鉢植え)
ごく普通の草花用培養土でよく育ちます。砂質や極端に乾燥しやすい用土でなければ特に選びません。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年行います。時期は休眠中の1月から2月、または9月です。同時に株分けをしてもよいでしょう。
庭植えの場合は2~3年に1回掘り上げて、株分けと植え直しを行います。
ふやし方
株分け:マット状に茂った塊を3~4分割して植えます。あまり神経質にならずに作業します。
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玲儿
2017年09月20日
ミヤマホタルカズラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
年間を通して風通しのよい日なたに置きます。鉢植えは、夏の間は朝日が当たる明るい日陰へ移動させてもよいでしょう。できれば雨よけをして、北風を避けられる場所で育てます。
庭に植えるときはロックガーデンを築き、鉢植え用の用土を客土します。過湿に弱いので、地面より15cm以上高くしたところに植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。
庭植えは、晴天が続かないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
鉢植えは、4月から9月に1か月2回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。肥料が多すぎると姿が乱れるので、少なめを心がけましょう。盆栽的につくるのなら、追肥をしなくてもよいでしょう。
庭植えの場合はほとんど必要ありません。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:花や蕾にアブラムシがつくことがある程度で、ほとんどありません。
用土(鉢植え)
軽石小粒、硬質鹿沼土小粒(または日向土小粒)、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)を、等量または2:4:4の割合で混ぜて使います。市販の山野草用の土もよいでしょう。赤玉土はふるいでしっかりふるっておきましょう。
植えつけ、 植え替え
花後の5月から6月に行います。根鉢は軽くくずす程度とします。土をすべて落とすと、やや根づきにくいところがあるので、市販のものを植え替える場合は、さし木をして仕立て直したほうが無難です。
ふやし方
さし木:8月から9月に行います。さし穂は茎の先端を使い、切り口には発根促進剤をつけておきます。
主な作業
切り戻し・摘心:花後、枝を軽く切り戻します。その後も枝が伸びすぎるようなら、先端の芽を摘みます。この作業は7月以降は行いません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
年間を通して風通しのよい日なたに置きます。鉢植えは、夏の間は朝日が当たる明るい日陰へ移動させてもよいでしょう。できれば雨よけをして、北風を避けられる場所で育てます。
庭に植えるときはロックガーデンを築き、鉢植え用の用土を客土します。過湿に弱いので、地面より15cm以上高くしたところに植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。
庭植えは、晴天が続かないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
鉢植えは、4月から9月に1か月2回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。肥料が多すぎると姿が乱れるので、少なめを心がけましょう。盆栽的につくるのなら、追肥をしなくてもよいでしょう。
庭植えの場合はほとんど必要ありません。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:花や蕾にアブラムシがつくことがある程度で、ほとんどありません。
用土(鉢植え)
軽石小粒、硬質鹿沼土小粒(または日向土小粒)、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)を、等量または2:4:4の割合で混ぜて使います。市販の山野草用の土もよいでしょう。赤玉土はふるいでしっかりふるっておきましょう。
植えつけ、 植え替え
花後の5月から6月に行います。根鉢は軽くくずす程度とします。土をすべて落とすと、やや根づきにくいところがあるので、市販のものを植え替える場合は、さし木をして仕立て直したほうが無難です。
ふやし方
さし木:8月から9月に行います。さし穂は茎の先端を使い、切り口には発根促進剤をつけておきます。
主な作業
切り戻し・摘心:花後、枝を軽く切り戻します。その後も枝が伸びすぎるようなら、先端の芽を摘みます。この作業は7月以降は行いません。
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玲儿
2017年09月20日
ミヤコワスレの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、腐葉土を混ぜたりして水はけをよくしておきます。暑さから守るために、6月から秋の彼岸まで、鉢植えのものは半日陰に置いて管理しましょう。
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えは、3月から6月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意しましょう。庭植えの株に、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
4月から11月、新芽や花芽にアブラムシがよく発生します。大発生すると葉についた排せつ物がカビて見苦しくなるので、防除しましょう。
5月から7月、多湿になるとナメクジの活動が活発になり、特に新芽や花芽が食害されます。ナメクジは、夜行性で、昼間は鉢の下や石の下に隠れているので、探して捕殺しておきましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の混合土など、水はけのよい土を好みます。これにリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量混ぜてから、株を植えつけます。
植えつけ、 植え替え
5月から6月と9月から10月が植えつけ、植え替えの適期です。根がよく伸びて根詰まりを起こしやすいので、鉢植えは、毎年植え替えると成長が促進されます。庭植えは、数年に1回、株分けを兼ねて植え替えるとよく育ちます。
ふやし方
株分けの適期は5月から6月と、9月から10月です。植え替え時に株を切り分けましょう。
主な作業
花がら摘み:花期の4月から6月、花がらを放置すると、病気の原因になります。ときどき取り除きましょう。
切り戻し:早春に促成栽培され、早い時期から咲いた株は、花が少なくなった3月から4月に弱剪定をすると、わき芽が伸びて再度開花が楽しめます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、腐葉土を混ぜたりして水はけをよくしておきます。暑さから守るために、6月から秋の彼岸まで、鉢植えのものは半日陰に置いて管理しましょう。
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えは、3月から6月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意しましょう。庭植えの株に、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
4月から11月、新芽や花芽にアブラムシがよく発生します。大発生すると葉についた排せつ物がカビて見苦しくなるので、防除しましょう。
5月から7月、多湿になるとナメクジの活動が活発になり、特に新芽や花芽が食害されます。ナメクジは、夜行性で、昼間は鉢の下や石の下に隠れているので、探して捕殺しておきましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の混合土など、水はけのよい土を好みます。これにリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量混ぜてから、株を植えつけます。
植えつけ、 植え替え
5月から6月と9月から10月が植えつけ、植え替えの適期です。根がよく伸びて根詰まりを起こしやすいので、鉢植えは、毎年植え替えると成長が促進されます。庭植えは、数年に1回、株分けを兼ねて植え替えるとよく育ちます。
ふやし方
株分けの適期は5月から6月と、9月から10月です。植え替え時に株を切り分けましょう。
主な作業
花がら摘み:花期の4月から6月、花がらを放置すると、病気の原因になります。ときどき取り除きましょう。
切り戻し:早春に促成栽培され、早い時期から咲いた株は、花が少なくなった3月から4月に弱剪定をすると、わき芽が伸びて再度開花が楽しめます。
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玲儿
2017年09月20日
マロウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通し、水はけのよい場所が適しています。植えつけ場所や用土に、堆肥や腐葉土などの有機物を十分に加えて植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、根が張ったあとはほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。多肥にすると倒れやすくなるので注意しましょう。成長の始まる春と秋に、追肥として緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハマキムシ、アブラムシ、ワタノメイガなど
ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことで、葉を巻いたり、つづり合わせたりして、その中にいます。巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。
アブラムシは、春の成長期に葉や新芽によく発生します。見つけしだい駆除しましょう。数が少ないうちならつぶして退治します。
ワタノメイガは、幼虫が葉や枝を糸でつづって巣をつくり、葉を食害します。葉の上にふんが落ちているのを見つけたら、幼虫を探して捕殺します。幼虫は比較的機敏に動くので、取り逃がさないようにします。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2などの割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から5月上旬と9月下旬から11月上旬ごろに行います。苗を鉢植えにする場合は、太い根を切らないように注意し、9~10号鉢に植えつけます。庭植えでは株間を50~100cmくらいとります。
植え替えは、鉢植えでは株がいっぱいになったときだけ、株分けを兼ねて行います。庭植えでは植えっぱなしにするのがよいでしょう。
ふやし方
株分けやタネをまいてふやします。
株分け:株分けは、大株になったら行います。地上部が枯れた10月から11月に株を掘り上げ、1株に3~5芽つくように、ハサミを入れて株を割ります。
タネまき:4月から6月か、9月に行います。直根性で移植を嫌うので、直まきかポットまきとし、本葉が3~4枚になったら定植します。こぼれダネでもよくふえるので、周囲に発芽した苗を鉢上げしてもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は随時摘み取り、花茎の花全体がほぼ咲き終わったら、花茎の根元で切り戻します。花をハーブとして利用する際は、咲いた日に1輪ずつ摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通し、水はけのよい場所が適しています。植えつけ場所や用土に、堆肥や腐葉土などの有機物を十分に加えて植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、根が張ったあとはほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。多肥にすると倒れやすくなるので注意しましょう。成長の始まる春と秋に、追肥として緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハマキムシ、アブラムシ、ワタノメイガなど
ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことで、葉を巻いたり、つづり合わせたりして、その中にいます。巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。
アブラムシは、春の成長期に葉や新芽によく発生します。見つけしだい駆除しましょう。数が少ないうちならつぶして退治します。
ワタノメイガは、幼虫が葉や枝を糸でつづって巣をつくり、葉を食害します。葉の上にふんが落ちているのを見つけたら、幼虫を探して捕殺します。幼虫は比較的機敏に動くので、取り逃がさないようにします。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2などの割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から5月上旬と9月下旬から11月上旬ごろに行います。苗を鉢植えにする場合は、太い根を切らないように注意し、9~10号鉢に植えつけます。庭植えでは株間を50~100cmくらいとります。
植え替えは、鉢植えでは株がいっぱいになったときだけ、株分けを兼ねて行います。庭植えでは植えっぱなしにするのがよいでしょう。
ふやし方
株分けやタネをまいてふやします。
株分け:株分けは、大株になったら行います。地上部が枯れた10月から11月に株を掘り上げ、1株に3~5芽つくように、ハサミを入れて株を割ります。
タネまき:4月から6月か、9月に行います。直根性で移植を嫌うので、直まきかポットまきとし、本葉が3~4枚になったら定植します。こぼれダネでもよくふえるので、周囲に発芽した苗を鉢上げしてもよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は随時摘み取り、花茎の花全体がほぼ咲き終わったら、花茎の根元で切り戻します。花をハーブとして利用する際は、咲いた日に1輪ずつ摘み取ります。
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玲儿
2017年09月20日
マトリカリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。冬は北風を避けられる場所が最適で、ビニールトンネルなどで防寒し、強く凍らせないようにしましょう。
鉢植えは、風通しのよい日なたに置き、高温期の長雨には当てないようにしましょう。冬は強く凍らない場所に移動させます。
水やり
庭植えには、特に水やりは必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。乾燥には強いですが、過湿になると株が蒸れて立ち枯れたり、根腐れするので、水の与えすぎに気をつけましょう。
肥料
庭植えには、10月から11月と、3月から5月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)を定期的に施します。
鉢植えには、10月から11月に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を、2月から5月に液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシが3月から11月に発生するので、見つけしだい、防除しましょう。なお、風通しをよくすると発生を軽減できます。
4月から10月、雨が少なく乾燥が続くとハダニが多発します。葉裏に水をかけると発生が少なくなりますが、過湿になると蒸れて株が傷むので、晴天が続くときに行いましょう。雨が続くときは、水を葉にかけないように注意しましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜた用土など、水はけがよく肥沃な土を好みます。さらに、酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混合しておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月から4月、10月から11月に、本葉が4~5枚になった株を植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。バーミキュライトの細粒を用い、タネが少し見える程度にごく薄く覆土します。
さし芽:適期は6月から7月と、9月から10月です。株元に発生する太く充実した新芽の先端を3cm程度の長さに切ってさし、ふやすことができます。
主な作業
支柱立て:品種によって草丈が1m程度の高さになるまで、3月から5月の間に支柱を立てておきましょう。矮性品種には必要ありません。
花茎切り:5月から7月、花が終わった花茎は、株元まで切り戻しましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。冬は北風を避けられる場所が最適で、ビニールトンネルなどで防寒し、強く凍らせないようにしましょう。
鉢植えは、風通しのよい日なたに置き、高温期の長雨には当てないようにしましょう。冬は強く凍らない場所に移動させます。
水やり
庭植えには、特に水やりは必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。乾燥には強いですが、過湿になると株が蒸れて立ち枯れたり、根腐れするので、水の与えすぎに気をつけましょう。
肥料
庭植えには、10月から11月と、3月から5月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)を定期的に施します。
鉢植えには、10月から11月に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を、2月から5月に液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシが3月から11月に発生するので、見つけしだい、防除しましょう。なお、風通しをよくすると発生を軽減できます。
4月から10月、雨が少なく乾燥が続くとハダニが多発します。葉裏に水をかけると発生が少なくなりますが、過湿になると蒸れて株が傷むので、晴天が続くときに行いましょう。雨が続くときは、水を葉にかけないように注意しましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜた用土など、水はけがよく肥沃な土を好みます。さらに、酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混合しておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月から4月、10月から11月に、本葉が4~5枚になった株を植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。バーミキュライトの細粒を用い、タネが少し見える程度にごく薄く覆土します。
さし芽:適期は6月から7月と、9月から10月です。株元に発生する太く充実した新芽の先端を3cm程度の長さに切ってさし、ふやすことができます。
主な作業
支柱立て:品種によって草丈が1m程度の高さになるまで、3月から5月の間に支柱を立てておきましょう。矮性品種には必要ありません。
花茎切り:5月から7月、花が終わった花茎は、株元まで切り戻しましょう。
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玲儿
2017年09月19日
マツバギク(松葉菊)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照が多く乾燥した気候を好みます。日当たりと水はけのよいことが栽培条件で、多湿による蒸れには弱いため、石垣の上や石組みの間、ロックガーデンなどに向きます。ランプランサス属は-5℃以下にならないところで育てます。デロスペルマ属は寒冷地の露地でも育てられます。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が完全に乾いたら、たっぷりと水を与えます。雨水だけでも十分ですが、生育、開花のためには水分を必要とし、極端に乾燥すると生育が止まります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えの場合、花つきをよくするために、春と秋に緩効性の固形肥料をそれぞれ1回、あるいは液体肥料を春と秋に3~4回施します。
病気と害虫
病気:多湿に注意すれば、病気はほとんど見られません。
害虫:アブラムシやカイガラムシ
見つけしだい早めに防除します。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば用土はあまり選びません。サボテン用培養土や山野草用の用土も使いやすいです。一般的な草花用培養土を使う場合は、株の大きさに比べて小さめの鉢に植え、用土を乾きやすくしておくと安心です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は3月から5月、9月から11月ですが、真冬と真夏を除き、ほぼ一年中植えつけができます。
植え替え:一度植えつけると何年もそのまま育てられます。鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で花つきが悪くなるので、数年に1回、春か秋に植え直しをします。
ふやし方
さし芽:さし芽が容易です。適期は4月から6月、9月から10月ごろで、ポットなどに赤玉土を入れてさします。肥料分が少なければ用土はあまり選びません。植えつけ場所に直接さして育てることもできます。
主な作業
刈り込みなど:ランプランサス属は、開花後の6月に刈り込みを行い、草丈や株の大きさを調整します。老化して生育が悪くなった株は、さし芽をして更新します。デロスペルマ属は地面を這うように広がるので、不要な部分は切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照が多く乾燥した気候を好みます。日当たりと水はけのよいことが栽培条件で、多湿による蒸れには弱いため、石垣の上や石組みの間、ロックガーデンなどに向きます。ランプランサス属は-5℃以下にならないところで育てます。デロスペルマ属は寒冷地の露地でも育てられます。
水やり
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が完全に乾いたら、たっぷりと水を与えます。雨水だけでも十分ですが、生育、開花のためには水分を必要とし、極端に乾燥すると生育が止まります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えの場合、花つきをよくするために、春と秋に緩効性の固形肥料をそれぞれ1回、あるいは液体肥料を春と秋に3~4回施します。
病気と害虫
病気:多湿に注意すれば、病気はほとんど見られません。
害虫:アブラムシやカイガラムシ
見つけしだい早めに防除します。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば用土はあまり選びません。サボテン用培養土や山野草用の用土も使いやすいです。一般的な草花用培養土を使う場合は、株の大きさに比べて小さめの鉢に植え、用土を乾きやすくしておくと安心です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は3月から5月、9月から11月ですが、真冬と真夏を除き、ほぼ一年中植えつけができます。
植え替え:一度植えつけると何年もそのまま育てられます。鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で花つきが悪くなるので、数年に1回、春か秋に植え直しをします。
ふやし方
さし芽:さし芽が容易です。適期は4月から6月、9月から10月ごろで、ポットなどに赤玉土を入れてさします。肥料分が少なければ用土はあまり選びません。植えつけ場所に直接さして育てることもできます。
主な作業
刈り込みなど:ランプランサス属は、開花後の6月に刈り込みを行い、草丈や株の大きさを調整します。老化して生育が悪くなった株は、さし芽をして更新します。デロスペルマ属は地面を這うように広がるので、不要な部分は切り取ります。
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文章
玲儿
2017年09月19日
ホワイトレースフラワーの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照の多い温暖な気候を好みます。秋まき、春まきいずれでも育てられますが、秋まきのほうが株が大きく育ち、草丈も高くなります。半耐寒性で、ロゼット状の苗はわりあい寒さに強く、とうが立ってくると寒さに弱くなります。
長日開花性ですが、一度花が咲き始めると短日条件でも咲き続ける性質があります。タネをまく時期や、温度、日長によって大きさが極端に変わります。
水やり
多湿状態が長く続くと根腐れしやすいので、用土が乾き始めてからたっぷりと水を与えます。成長や開花のためには十分な水分が必要なので、特に蕾の時期には乾燥させないよう注意します。
肥料
鉢植えやポットで育てている苗では、本葉が出てから生育している間、肥料が途切れないように、規定倍率より薄めた液体肥料を回数多く施します。目安は、薄めのものを月3~4回くらいです。
庭植えでは、大きく育って倒れやすくなるので、無肥料でもよいです。
病気と害虫
病気:立枯病など
日当たり、水はけのよい場所であれば病気はあまり見られません。連作すると立枯病などが出ることがあるので、栽培場所を変えるのが安全です。
害虫:アブラムシ、ハダニなど
早めに防除します。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものであればそれほど用土は選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:短日期に向かう10月から11月に植えつけると、株張りが30cmを超えるほど大きなロゼット状の株に育ちます。寒冷地では春に植えるのが安全です。
庭植えの場合は、庭土に腐葉土などをよく混ぜ、苦土石灰も少し入れて植えつけます。
ふやし方
タネまき:タネをとってふやします。古いタネは発芽が悪く、毎年新しくタネをとってまくのが確実です。ポットにまいて苗をつくり、なるべく根を切らないように注意して鉢や庭に植えつけます。
タネまき適期は3月から4月、9月から11月です。5月から6月にまくと長日条件になるので、小苗のうちに花が咲いて大きく育ちません。気温が高いと発芽しにくいので、9月にまく場合は、湿らせたタネを1週間くらい冷蔵するとよく発芽します。
主な作業
支柱立て:春まきではそれほど大きくならないので必要ありませんが、秋まきや、市販のポット苗を植えつけた場合は、大きく育って倒れやすくなるので、茎の成長に合わせて支柱を立てます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照の多い温暖な気候を好みます。秋まき、春まきいずれでも育てられますが、秋まきのほうが株が大きく育ち、草丈も高くなります。半耐寒性で、ロゼット状の苗はわりあい寒さに強く、とうが立ってくると寒さに弱くなります。
長日開花性ですが、一度花が咲き始めると短日条件でも咲き続ける性質があります。タネをまく時期や、温度、日長によって大きさが極端に変わります。
水やり
多湿状態が長く続くと根腐れしやすいので、用土が乾き始めてからたっぷりと水を与えます。成長や開花のためには十分な水分が必要なので、特に蕾の時期には乾燥させないよう注意します。
肥料
鉢植えやポットで育てている苗では、本葉が出てから生育している間、肥料が途切れないように、規定倍率より薄めた液体肥料を回数多く施します。目安は、薄めのものを月3~4回くらいです。
庭植えでは、大きく育って倒れやすくなるので、無肥料でもよいです。
病気と害虫
病気:立枯病など
日当たり、水はけのよい場所であれば病気はあまり見られません。連作すると立枯病などが出ることがあるので、栽培場所を変えるのが安全です。
害虫:アブラムシ、ハダニなど
早めに防除します。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、水はけのよいものであればそれほど用土は選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:短日期に向かう10月から11月に植えつけると、株張りが30cmを超えるほど大きなロゼット状の株に育ちます。寒冷地では春に植えるのが安全です。
庭植えの場合は、庭土に腐葉土などをよく混ぜ、苦土石灰も少し入れて植えつけます。
ふやし方
タネまき:タネをとってふやします。古いタネは発芽が悪く、毎年新しくタネをとってまくのが確実です。ポットにまいて苗をつくり、なるべく根を切らないように注意して鉢や庭に植えつけます。
タネまき適期は3月から4月、9月から11月です。5月から6月にまくと長日条件になるので、小苗のうちに花が咲いて大きく育ちません。気温が高いと発芽しにくいので、9月にまく場合は、湿らせたタネを1週間くらい冷蔵するとよく発芽します。
主な作業
支柱立て:春まきではそれほど大きくならないので必要ありませんが、秋まきや、市販のポット苗を植えつけた場合は、大きく育って倒れやすくなるので、茎の成長に合わせて支柱を立てます。
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文章
玲儿
2017年09月19日
ホリホックの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。多湿になると根腐れを起こすことがあるので、水はけのよい場所で育てます。植えつけ場所には腐葉土などの有機物を施しておきます。
水やり
鉢植えは、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。庭植えは、根が張ったあとはほとんど水やりの必要はありません。
肥料
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。多年草タイプで、植え替えをしない場合は、3月中旬から下旬に液体肥料を2週間に1回程度施し、4月に緩効性化成肥料を1回置き肥します。
病気と害虫
害虫:ハマキムシ(ワタノメイガ)、アブラムシ
ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことで、アオイ科のタチアオイにはワタノメイガが発生し、葉の一部を巻いたり、つづり合わせたりして、その中に潜んでいます。巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。葉の上にふんが落ちているのを見つけたら、幼虫を探して捕殺します。幼虫は比較的機敏に動くので、取り逃がさないように注意します。
アブラムシは、春の成長期に葉や新芽によく発生します。見つけしだい適用のある殺虫剤で駆除します。数が少ないうちならつぶして退治します。
病気:斑点病、炭そ病、ウイルス病
斑点病は、葉や葉柄、茎に、褐色の小さな斑点が発生し、ひどくなると病斑に穴があき、葉が落ちます。水はけが悪い場合に起こりやすいので注意します。
炭そ病は、葉に褐色の小さな斑点が生じ、ひどくなると、やや不整円形で淡褐色から黒色の病斑となり、葉全面に広がります。さらに悪化すると、病斑の中央部に穴があきます。水はけが悪い場合やチッ素分の多い肥料を多く施した場合などに発生しやすいので注意します。
ウイルス病は、葉に濃淡のモザイク模様が発生します。治療することはできないので、見つけたら処分するほかありません。アブラムシが媒介するので、アブラムシの防除に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石(またはパーライト)1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から4月下旬、9月下旬から11月下旬が植えつけの適期です。大きなポット苗であれば5月から6月も植えつけることができます。根づくまでは水切れに注意しましょう。
庭植えであれば植え替えをしなくても大丈夫ですが、鉢植えの場合は1~2年に1回、春か秋に古い土を落とし、必要に応じて株分けをして植え替えます。
ふやし方
株分け:3月から4月か、10月から11月が適期です。1株に3~5芽つくように、またできるだけ根をつけて株分けします。
タネまき:4月上旬から5月下旬までにタネをまいて育てます。
主な作業
花がら摘み:終わった花茎を切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。多湿になると根腐れを起こすことがあるので、水はけのよい場所で育てます。植えつけ場所には腐葉土などの有機物を施しておきます。
水やり
鉢植えは、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。庭植えは、根が張ったあとはほとんど水やりの必要はありません。
肥料
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。多年草タイプで、植え替えをしない場合は、3月中旬から下旬に液体肥料を2週間に1回程度施し、4月に緩効性化成肥料を1回置き肥します。
病気と害虫
害虫:ハマキムシ(ワタノメイガ)、アブラムシ
ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことで、アオイ科のタチアオイにはワタノメイガが発生し、葉の一部を巻いたり、つづり合わせたりして、その中に潜んでいます。巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。葉の上にふんが落ちているのを見つけたら、幼虫を探して捕殺します。幼虫は比較的機敏に動くので、取り逃がさないように注意します。
アブラムシは、春の成長期に葉や新芽によく発生します。見つけしだい適用のある殺虫剤で駆除します。数が少ないうちならつぶして退治します。
病気:斑点病、炭そ病、ウイルス病
斑点病は、葉や葉柄、茎に、褐色の小さな斑点が発生し、ひどくなると病斑に穴があき、葉が落ちます。水はけが悪い場合に起こりやすいので注意します。
炭そ病は、葉に褐色の小さな斑点が生じ、ひどくなると、やや不整円形で淡褐色から黒色の病斑となり、葉全面に広がります。さらに悪化すると、病斑の中央部に穴があきます。水はけが悪い場合やチッ素分の多い肥料を多く施した場合などに発生しやすいので注意します。
ウイルス病は、葉に濃淡のモザイク模様が発生します。治療することはできないので、見つけたら処分するほかありません。アブラムシが媒介するので、アブラムシの防除に努めます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石(またはパーライト)1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月上旬から4月下旬、9月下旬から11月下旬が植えつけの適期です。大きなポット苗であれば5月から6月も植えつけることができます。根づくまでは水切れに注意しましょう。
庭植えであれば植え替えをしなくても大丈夫ですが、鉢植えの場合は1~2年に1回、春か秋に古い土を落とし、必要に応じて株分けをして植え替えます。
ふやし方
株分け:3月から4月か、10月から11月が適期です。1株に3~5芽つくように、またできるだけ根をつけて株分けします。
タネまき:4月上旬から5月下旬までにタネをまいて育てます。
主な作業
花がら摘み:終わった花茎を切り取ります。
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玲儿
2017年09月19日
ポテンティラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
開けた草原や岩場、砂礫地などに自生している植物で、日当たりと水はけのよい場所を好みます。湿地に自生するものもありますが、多くはやせ地でやや乾燥するところで生育し、高温多湿の蒸れには弱いので、水はけをよくして根腐れしないようにしておくことが大切です。耐寒性は強く、戸外で冬越しできます。また、春の開花のためには、冬に十分な寒さにあうことが必要です。冬の休眠期は積雪下でも大丈夫です。
水やり
植えつけて根づくまでは乾かさないよう注意します。庭植えでしっかり根が張ったものでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、多湿にならないよう、用土が乾き始めてからたっぷりと与えます。
肥料
春と秋の生育期に施し、夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと風通しをよくして、蒸れに注意すれば、ほとんど病気は見られません。種類によってはうどんこ病が出ることがあります。
害虫:アブラムシ
生育中はアブラムシの防除を行います。
用土(鉢植え)
冷涼な地域ではあまり用土を選ばず、一般の草花と同様、水はけがよければ栽培は容易です。平地や暖地では山野草用培養土が安全で、山砂などを中心に、小粒の軽石と鹿沼土を配合したものなどが便利です。花壇ではレイズドベッドにしておき、軽石などを混ぜた用土に植えつけます。
植えつけ、 植え替え
早春と秋が適期です。根をほぐして古い用土をよく落とし、根を広げるようにして植えつけます。植え替えは容易ですが、根づくまでは乾かさないよう注意します。鉢植えは根詰まりしやすいので、毎年、株分けを兼ねて植え直します。
ふやし方
株分け:株分けは秋か早春に行います。株分けしたときに、根の少ないものや、芽だけになったものは、さし芽をして十分に発根させてから鉢上げします。特に、八重咲き品種など品種名のついたものは、タネが実らなかったり、タネをまくと元の親と異なることもあるので、主に株分けでふやします。
タネまき:原種や一部の園芸品種では、株分けのほか、タネからも容易にふやせます。春か秋にまき、1~2年育てると開花します。
主な作業
花がら切り:タネとり用に残す花以外は、開花後に花茎を切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
開けた草原や岩場、砂礫地などに自生している植物で、日当たりと水はけのよい場所を好みます。湿地に自生するものもありますが、多くはやせ地でやや乾燥するところで生育し、高温多湿の蒸れには弱いので、水はけをよくして根腐れしないようにしておくことが大切です。耐寒性は強く、戸外で冬越しできます。また、春の開花のためには、冬に十分な寒さにあうことが必要です。冬の休眠期は積雪下でも大丈夫です。
水やり
植えつけて根づくまでは乾かさないよう注意します。庭植えでしっかり根が張ったものでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、多湿にならないよう、用土が乾き始めてからたっぷりと与えます。
肥料
春と秋の生育期に施し、夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと風通しをよくして、蒸れに注意すれば、ほとんど病気は見られません。種類によってはうどんこ病が出ることがあります。
害虫:アブラムシ
生育中はアブラムシの防除を行います。
用土(鉢植え)
冷涼な地域ではあまり用土を選ばず、一般の草花と同様、水はけがよければ栽培は容易です。平地や暖地では山野草用培養土が安全で、山砂などを中心に、小粒の軽石と鹿沼土を配合したものなどが便利です。花壇ではレイズドベッドにしておき、軽石などを混ぜた用土に植えつけます。
植えつけ、 植え替え
早春と秋が適期です。根をほぐして古い用土をよく落とし、根を広げるようにして植えつけます。植え替えは容易ですが、根づくまでは乾かさないよう注意します。鉢植えは根詰まりしやすいので、毎年、株分けを兼ねて植え直します。
ふやし方
株分け:株分けは秋か早春に行います。株分けしたときに、根の少ないものや、芽だけになったものは、さし芽をして十分に発根させてから鉢上げします。特に、八重咲き品種など品種名のついたものは、タネが実らなかったり、タネをまくと元の親と異なることもあるので、主に株分けでふやします。
タネまき:原種や一部の園芸品種では、株分けのほか、タネからも容易にふやせます。春か秋にまき、1~2年育てると開花します。
主な作業
花がら切り:タネとり用に残す花以外は、開花後に花茎を切り取ります。
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玲儿
2017年09月19日
ポットマム(洋菊)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
通年、日当たりのよい屋外で育てます。鉢植えの場合は、泥がはねかからないよう、下に敷物をするか、一段高くなった場所で管理します。開花期は雨のかからない場所へ移動させると、花が傷まず、長く楽しむことができます。庭植えの場合は、一段高くなった花壇や傾斜地など水はけのよい場所を選び、泥はね防止にバークやわらなどを敷きましょう。花後に地上部を切り取っておくと、晩秋から株元に冬至芽と呼ばれる、ロゼット化した太い芽ができます。冬至芽は寒さに当たることで春から成長を開始するので、開花後は屋外で寒さに当ててください。
水やり
通年、用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。特に開花中の水切れは花が早く散る原因になるので、気をつけてこまめに水を与えましょう。
肥料
3月ごろ、春先に芽が伸び始めたら10月まで、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を施します。鉢植えは、蕾が大きくなる10月に、液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も併用しましょう。庭植えの場合は3月から10月まで緩効性化成肥料だけで十分です。
病気と害虫
病気:葉枯病、さび病
葉枯病は、センチュウによって葉が枯れてしまう病気です。被害が出た葉は速やかに取り除いて、清潔に保ちましょう。
さび病は、葉に斑点ができ、ひどくなると葉が枯れてしまう病気です。新芽の伸びる春から初夏に殺菌剤を散布すると、その後の発病が減ります。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、キクスイカミキリ
アブラムシ、ヨトウムシが通年発生します。
キクスイカミキリは5月に発生します。茎の先端が急にしおれたら、この虫による被害である可能性が高いでしょう。しおれた部分に卵か幼虫がいるので、茎ごと長めに切り取って捨ててください。ヨモギなどのキク科の雑草が近くにあると、発生が多くなるので取り除いておきましょう。
用土(鉢植え)
水はけと保肥性のよい、有機質に富んだ弱酸性の用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-15など)を適量加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年、3月から5月に行います。古い用土を落とし、枯れた部分を切り取ってから植え替えましょう。株分けも同時に行うことができます。
ふやし方
さし芽:適期は5月から6月です。太く充実した新芽の先端を5cmほどに切り取り、発根剤をつけて清潔な用土にさします。日陰で管理すると2~3週間で移植可能な苗になります。
主な作業
摘心、切り戻し:適期は4月から7月です。摘心や切り戻しによって分枝が促され、草丈を低く仕立てることができます。強く摘心や切り戻しを行うほど発生する枝数は少なくなり、1本が太く育ちます。弱く摘心や切り戻しを行うと、発生する枝数が多くなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
通年、日当たりのよい屋外で育てます。鉢植えの場合は、泥がはねかからないよう、下に敷物をするか、一段高くなった場所で管理します。開花期は雨のかからない場所へ移動させると、花が傷まず、長く楽しむことができます。庭植えの場合は、一段高くなった花壇や傾斜地など水はけのよい場所を選び、泥はね防止にバークやわらなどを敷きましょう。花後に地上部を切り取っておくと、晩秋から株元に冬至芽と呼ばれる、ロゼット化した太い芽ができます。冬至芽は寒さに当たることで春から成長を開始するので、開花後は屋外で寒さに当ててください。
水やり
通年、用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。特に開花中の水切れは花が早く散る原因になるので、気をつけてこまめに水を与えましょう。
肥料
3月ごろ、春先に芽が伸び始めたら10月まで、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を施します。鉢植えは、蕾が大きくなる10月に、液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も併用しましょう。庭植えの場合は3月から10月まで緩効性化成肥料だけで十分です。
病気と害虫
病気:葉枯病、さび病
葉枯病は、センチュウによって葉が枯れてしまう病気です。被害が出た葉は速やかに取り除いて、清潔に保ちましょう。
さび病は、葉に斑点ができ、ひどくなると葉が枯れてしまう病気です。新芽の伸びる春から初夏に殺菌剤を散布すると、その後の発病が減ります。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、キクスイカミキリ
アブラムシ、ヨトウムシが通年発生します。
キクスイカミキリは5月に発生します。茎の先端が急にしおれたら、この虫による被害である可能性が高いでしょう。しおれた部分に卵か幼虫がいるので、茎ごと長めに切り取って捨ててください。ヨモギなどのキク科の雑草が近くにあると、発生が多くなるので取り除いておきましょう。
用土(鉢植え)
水はけと保肥性のよい、有機質に富んだ弱酸性の用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-15など)を適量加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年、3月から5月に行います。古い用土を落とし、枯れた部分を切り取ってから植え替えましょう。株分けも同時に行うことができます。
ふやし方
さし芽:適期は5月から6月です。太く充実した新芽の先端を5cmほどに切り取り、発根剤をつけて清潔な用土にさします。日陰で管理すると2~3週間で移植可能な苗になります。
主な作業
摘心、切り戻し:適期は4月から7月です。摘心や切り戻しによって分枝が促され、草丈を低く仕立てることができます。強く摘心や切り戻しを行うほど発生する枝数は少なくなり、1本が太く育ちます。弱く摘心や切り戻しを行うと、発生する枝数が多くなります。
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玲儿
2017年09月19日
ホタルブクロの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたか、明るい日陰で育てます。鉢植えの場合、盛夏の間だけ明るい日陰に移してもよいでしょう。庭植えの場合、土を盛った上に植えるとよりよいです。
水やり
鉢植えの場合、表土が乾いていれば十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥しないかぎり、雨水だけで問題ありません。
肥料
3~4号鉢を基準に、植えつけの際に三要素等量か、リン酸が多めの緩効性の固形肥料を元肥として一つまみか二つまみほど施します。4月から5月の成長期には三要素等量の液体肥料を2000倍に薄めて追肥します。子株には夏の間も施します。秋にはリン酸が多めの緩効性の固形肥料を追肥します。盆栽づくりの場合は、秋の施肥だけでもかまいません。
病気と害虫
害虫:ヨトウムシ
ヨトウムシは好んでホタルブクロの葉や蕾を食害します。5月から6月の発生時期には夜間に見回って防除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけさえよければ、土質を問いません。例えば、庭土6、腐葉土(またはバーク堆肥)3、もみ殻くん炭1の配合土で植えつけます。庭土が粘土質ならば砂や軽石小粒、パーライトなどを混ぜ、砂質ならば黒土などを適宜加えます。市販の草花用培養土でもよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年、2月から3月に植え替えるのを基本としますが、盆栽づくりの場合は1年おきの植え替えでもかまいません。地植えの場合は必ずしも植え替えは必須ではありません。しかし地下茎が伸びてあちこちに移動するので、不必要なところに生えたものを2月から3月に移植します。
ふやし方
タネまき:2月から3月に、赤玉土やバーミキュライトの苗床にまきます。タネはあらかじめ湿らせた川砂に混ぜて、1か月ほど冷蔵庫の野菜室に入れてからまくと発芽がそろいます。順調に成長すると2年目には開花します。
株分け:2月から3月に植え替えと同時に行います。親株から伸びた細い地下茎の先についた子株を切り分けます。
主な作業
タネの採取:夏の終わりごろから秋口に果実が熟します。乾燥した果実のへたの部分に穴があいて、そこからタネがこぼれ落ちます。果実の一部が茶色に変色して乾燥し始めたら果実ごと採取して紙袋に入れ、数日間乾燥させて袋ごと振ると、簡単にタネがとれます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたか、明るい日陰で育てます。鉢植えの場合、盛夏の間だけ明るい日陰に移してもよいでしょう。庭植えの場合、土を盛った上に植えるとよりよいです。
水やり
鉢植えの場合、表土が乾いていれば十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥しないかぎり、雨水だけで問題ありません。
肥料
3~4号鉢を基準に、植えつけの際に三要素等量か、リン酸が多めの緩効性の固形肥料を元肥として一つまみか二つまみほど施します。4月から5月の成長期には三要素等量の液体肥料を2000倍に薄めて追肥します。子株には夏の間も施します。秋にはリン酸が多めの緩効性の固形肥料を追肥します。盆栽づくりの場合は、秋の施肥だけでもかまいません。
病気と害虫
害虫:ヨトウムシ
ヨトウムシは好んでホタルブクロの葉や蕾を食害します。5月から6月の発生時期には夜間に見回って防除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけさえよければ、土質を問いません。例えば、庭土6、腐葉土(またはバーク堆肥)3、もみ殻くん炭1の配合土で植えつけます。庭土が粘土質ならば砂や軽石小粒、パーライトなどを混ぜ、砂質ならば黒土などを適宜加えます。市販の草花用培養土でもよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年、2月から3月に植え替えるのを基本としますが、盆栽づくりの場合は1年おきの植え替えでもかまいません。地植えの場合は必ずしも植え替えは必須ではありません。しかし地下茎が伸びてあちこちに移動するので、不必要なところに生えたものを2月から3月に移植します。
ふやし方
タネまき:2月から3月に、赤玉土やバーミキュライトの苗床にまきます。タネはあらかじめ湿らせた川砂に混ぜて、1か月ほど冷蔵庫の野菜室に入れてからまくと発芽がそろいます。順調に成長すると2年目には開花します。
株分け:2月から3月に植え替えと同時に行います。親株から伸びた細い地下茎の先についた子株を切り分けます。
主な作業
タネの採取:夏の終わりごろから秋口に果実が熟します。乾燥した果実のへたの部分に穴があいて、そこからタネがこぼれ落ちます。果実の一部が茶色に変色して乾燥し始めたら果実ごと採取して紙袋に入れ、数日間乾燥させて袋ごと振ると、簡単にタネがとれます。
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玲儿
2017年09月19日
ペンステモンの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照量が多く、比較的乾燥した気候を好みます。日陰や湿地では育ちません。夏の蒸れに弱いので、できるだけ水はけをよくしておくことが大切です。レイズドベッドや石垣の上なども利用できます。乾燥気味であればかなりの暑さにも耐えます。また、一部の園芸品種を除いて、開花するためには冬の低温が必要です。暖房した室内では咲かないことがあります。
水やり
乾燥に強く、多湿には弱いので、用土が乾いてからたっぷり与えるようにします。春の伸長・開花期は十分な水分を必要とするので、やや多めがよいでしょう。
肥料
鉢植え、庭植えとも、秋涼しくなってから施します。春は早めがよく、6月以降は肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れと長雨に注意します。
害虫:アブラムシ
生育期間中を通じて発生するので、防除に努めます。
用土(鉢植え)
水はけがよいことが大切なので、一般の草花向け用土に小粒の軽石や鹿沼土などを等量混ぜて使います。山野草向けの用土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
春か秋に、根鉢をくずし、根を広げて浅く植えるのがポイントです。
ふやし方
さし芽、タネまきでふやします。春と秋が適期です。大株や古株は枯れやすいので、早めに苗をつくっておくと安心です。
さし芽:5月から6月または9月中旬から10月に行います。
タネまき:4月から5月または9月中旬から10月にまきます。タネは細かく、好光性で、発芽適温は18℃前後です。
主な作業
花茎切り、切り戻し:花の終わった茎は早めに切り取り、株元の新芽の成長を促します。混み合っている芽は整理し、日当たりと風通しを確保し、蒸れないようにしておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日照量が多く、比較的乾燥した気候を好みます。日陰や湿地では育ちません。夏の蒸れに弱いので、できるだけ水はけをよくしておくことが大切です。レイズドベッドや石垣の上なども利用できます。乾燥気味であればかなりの暑さにも耐えます。また、一部の園芸品種を除いて、開花するためには冬の低温が必要です。暖房した室内では咲かないことがあります。
水やり
乾燥に強く、多湿には弱いので、用土が乾いてからたっぷり与えるようにします。春の伸長・開花期は十分な水分を必要とするので、やや多めがよいでしょう。
肥料
鉢植え、庭植えとも、秋涼しくなってから施します。春は早めがよく、6月以降は肥料分が残らないようにしておきます。
病気と害虫
病気:高温多湿の蒸れと長雨に注意します。
害虫:アブラムシ
生育期間中を通じて発生するので、防除に努めます。
用土(鉢植え)
水はけがよいことが大切なので、一般の草花向け用土に小粒の軽石や鹿沼土などを等量混ぜて使います。山野草向けの用土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
春か秋に、根鉢をくずし、根を広げて浅く植えるのがポイントです。
ふやし方
さし芽、タネまきでふやします。春と秋が適期です。大株や古株は枯れやすいので、早めに苗をつくっておくと安心です。
さし芽:5月から6月または9月中旬から10月に行います。
タネまき:4月から5月または9月中旬から10月にまきます。タネは細かく、好光性で、発芽適温は18℃前後です。
主な作業
花茎切り、切り戻し:花の終わった茎は早めに切り取り、株元の新芽の成長を促します。混み合っている芽は整理し、日当たりと風通しを確保し、蒸れないようにしておきます。
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文章
玲儿
2017年09月19日
ヘレニウム(宿根性)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいところであれば、場所も選ばず栽培しやすい花です。砂利混じりのようなやせ地でもよく育ちます。肥料分の多い土では草丈も高くなり、大きく茂って倒れやすくなります。生育を抑え気味にするくらいのほうが、コンパクトな草姿で、数年間植えっぱなしにできます。
4号くらいの鉢でも十分開花するので、場所に応じて、いろいろな大きさで観賞できます。
水やり
庭植えでは、植えつけ直後は乾燥に注意しますが、その後はほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。春から夏の成長期や蕾の出る時期は、水分を多く必要とするので、極端に乾かさないよう十分に水を与えます。
肥料
庭植えでは、よほどの場合でないかぎり施す必要はありません。
鉢植えでは、4月から6月の成長期に置き肥を月1回施すか、液体肥料を月3~4回施します。用土の量が限られているので、肥料分が不足すると花数が少なくなります。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと水はけがよければ、ほとんど見られません。風通しが悪いと軟弱に育ち、うどんこ病が発生することがあります。
害虫:メイガ類の幼虫
ほとんど見られませんが、株元にメイガ類の幼虫が入ることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土や、市販の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:株分けして植えつける場合は、3月から4月、10月から11月が適期です。植え場所に、腐葉土などを混ぜてよく耕しておきます。
ポット苗は、ほぼ一年中植えつけ可能です。冬は株が浮き上がらないよう、夏は根を傷めないよう、株元にバークチップなどでマルチングをしておくのが安全です。
植え替え:庭植えでは、数年間は植えっぱなしで育てられます。芽数がふえて株が混み合ってくると日当たり、風通しが悪くなり、中心部が枯れやすくなるので、株分けをして植え直します。
鉢植えは、根詰まりや用土の劣化で生育が衰え、根腐れを起こしやすくなるので、1~2年ごとに古い用土を落とし、新しく植え直します。芽数がふえたものは、鉢の大きさに合わせて株分けをします。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。適期は3月から4月、10月から11月です。開花後の秋になると、新しい芽がたくさんできるので、新芽をよく確認して株を分けていきます。
タネまき:種類によってはタネでふやせるものもあります。春まきで、翌年から開花します。
主な作業
花がら切り:咲き終わった花がらは順次切り取ります。開花期の長い品種は、わき芽や地際から新芽が伸びて咲き続けます。
刈り込み:秋咲き種は、草丈が高くなるので、6月ごろに半分くらいに刈り込んでおくと、草丈を低く咲かせることができます。晩秋には地際近くまで刈り込んでおきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいところであれば、場所も選ばず栽培しやすい花です。砂利混じりのようなやせ地でもよく育ちます。肥料分の多い土では草丈も高くなり、大きく茂って倒れやすくなります。生育を抑え気味にするくらいのほうが、コンパクトな草姿で、数年間植えっぱなしにできます。
4号くらいの鉢でも十分開花するので、場所に応じて、いろいろな大きさで観賞できます。
水やり
庭植えでは、植えつけ直後は乾燥に注意しますが、その後はほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。春から夏の成長期や蕾の出る時期は、水分を多く必要とするので、極端に乾かさないよう十分に水を与えます。
肥料
庭植えでは、よほどの場合でないかぎり施す必要はありません。
鉢植えでは、4月から6月の成長期に置き肥を月1回施すか、液体肥料を月3~4回施します。用土の量が限られているので、肥料分が不足すると花数が少なくなります。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと水はけがよければ、ほとんど見られません。風通しが悪いと軟弱に育ち、うどんこ病が発生することがあります。
害虫:メイガ類の幼虫
ほとんど見られませんが、株元にメイガ類の幼虫が入ることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土や、市販の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:株分けして植えつける場合は、3月から4月、10月から11月が適期です。植え場所に、腐葉土などを混ぜてよく耕しておきます。
ポット苗は、ほぼ一年中植えつけ可能です。冬は株が浮き上がらないよう、夏は根を傷めないよう、株元にバークチップなどでマルチングをしておくのが安全です。
植え替え:庭植えでは、数年間は植えっぱなしで育てられます。芽数がふえて株が混み合ってくると日当たり、風通しが悪くなり、中心部が枯れやすくなるので、株分けをして植え直します。
鉢植えは、根詰まりや用土の劣化で生育が衰え、根腐れを起こしやすくなるので、1~2年ごとに古い用土を落とし、新しく植え直します。芽数がふえたものは、鉢の大きさに合わせて株分けをします。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。適期は3月から4月、10月から11月です。開花後の秋になると、新しい芽がたくさんできるので、新芽をよく確認して株を分けていきます。
タネまき:種類によってはタネでふやせるものもあります。春まきで、翌年から開花します。
主な作業
花がら切り:咲き終わった花がらは順次切り取ります。開花期の長い品種は、わき芽や地際から新芽が伸びて咲き続けます。
刈り込み:秋咲き種は、草丈が高くなるので、6月ごろに半分くらいに刈り込んでおくと、草丈を低く咲かせることができます。晩秋には地際近くまで刈り込んでおきます。
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文章
玲儿
2017年09月19日
ヘリオプシスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりから明るい半日陰まで幅広い環境に適応し、特に一重咲きのものは性質が強く、こぼれダネでも自然にふえるほどです。水はけをよくしておき、根をしっかり張らせることが大切です。一方、八重咲きの品種はタネが実りにくく、一重咲きのものより生育が緩慢で、できるだけ日当たりと水はけのよいところで育てます。
水やり
庭植えで根がしっかり張った場合は、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、水切れさせると花つきが悪くなるので、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。茎が伸びる時期や蕾がつく時期は、乾燥させないよう注意します。
肥料
やせ地でも育ち、肥料もほとんど必要ないくらいです。八重咲き品種は、花つきをよくするため、様子を見て追肥をします。鉢植えは、地下部の芽が成長する秋と、早春に置き肥をし、生育中は極端に肥料切れしないよう、様子を見て液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:白絹病
ほとんど見られませんが、品種によって病気に対する強弱があり、水はけが悪いと白絹病が出ることがあります。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3の配合用土も使えます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:日当たりと水はけのよい場所に、腐葉土などを混ぜて植えつけます。株分けした苗は3月から4月または10月から11月が植えつけ適期で、ポット苗はほぼ周年植えつけ可能です。
植え替え:庭植えでは数年間植えっぱなしでかまいません。成長にしたがって芽数がふえて混み合ってくるので、春か秋に株分けを行い、芽数を制限しておきます。間引きや刈り込みで生育を抑えておくこともできます。鉢植えは、根詰まりや混みすぎで花つきが悪くなるので、1~2年ごとに植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。3月から4月または10月から11月に行います。植え場所や目的に応じ、茎を1本ずつ、あるいはかたまりで分けて植え直します。
さし芽:越冬芽が地中にできるようにしておくことが大切で、成長点のある節の部分が用土に埋まるようにさします。
タネまき:一重咲きのものはタネがよく実り、こぼれダネが芽生えて自然にふえます。花がらは早めに切り取り、ふえすぎないよう注意が必要です。また、実ったタネをまくと個体差が出ます。
主な作業
花がら摘み:花は長もちしますが、色があせたり茶色くなったりしたものは、順次切り取ります。早めに切ることで、わき芽の成長が促されて次の花が早く咲きます。
茎の切り取り:晩秋には地際近くで茎をすべて切り取ります。
支柱立て:開花中、倒伏するようなら支柱を立てます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりから明るい半日陰まで幅広い環境に適応し、特に一重咲きのものは性質が強く、こぼれダネでも自然にふえるほどです。水はけをよくしておき、根をしっかり張らせることが大切です。一方、八重咲きの品種はタネが実りにくく、一重咲きのものより生育が緩慢で、できるだけ日当たりと水はけのよいところで育てます。
水やり
庭植えで根がしっかり張った場合は、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、水切れさせると花つきが悪くなるので、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。茎が伸びる時期や蕾がつく時期は、乾燥させないよう注意します。
肥料
やせ地でも育ち、肥料もほとんど必要ないくらいです。八重咲き品種は、花つきをよくするため、様子を見て追肥をします。鉢植えは、地下部の芽が成長する秋と、早春に置き肥をし、生育中は極端に肥料切れしないよう、様子を見て液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:白絹病
ほとんど見られませんが、品種によって病気に対する強弱があり、水はけが悪いと白絹病が出ることがあります。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3の配合用土も使えます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:日当たりと水はけのよい場所に、腐葉土などを混ぜて植えつけます。株分けした苗は3月から4月または10月から11月が植えつけ適期で、ポット苗はほぼ周年植えつけ可能です。
植え替え:庭植えでは数年間植えっぱなしでかまいません。成長にしたがって芽数がふえて混み合ってくるので、春か秋に株分けを行い、芽数を制限しておきます。間引きや刈り込みで生育を抑えておくこともできます。鉢植えは、根詰まりや混みすぎで花つきが悪くなるので、1~2年ごとに植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。3月から4月または10月から11月に行います。植え場所や目的に応じ、茎を1本ずつ、あるいはかたまりで分けて植え直します。
さし芽:越冬芽が地中にできるようにしておくことが大切で、成長点のある節の部分が用土に埋まるようにさします。
タネまき:一重咲きのものはタネがよく実り、こぼれダネが芽生えて自然にふえます。花がらは早めに切り取り、ふえすぎないよう注意が必要です。また、実ったタネをまくと個体差が出ます。
主な作業
花がら摘み:花は長もちしますが、色があせたり茶色くなったりしたものは、順次切り取ります。早めに切ることで、わき芽の成長が促されて次の花が早く咲きます。
茎の切り取り:晩秋には地際近くで茎をすべて切り取ります。
支柱立て:開花中、倒伏するようなら支柱を立てます。
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