文章
玲儿
2017年09月11日
ヒマラヤユキノシタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日当たりから明るい日陰まで、場所をあまり選びません。乾燥に強く、石垣の上や石組みの間、軒下の雨が当たりにくい場所でも育ちます。ただし、冷涼な気候を好むので、夏は半日陰が適します。暗い場所では花つきが悪くなります。また、多湿に弱いので、水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
庭植えではほとんど不要です。
鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。乾燥に強く、しばらく水やりしなくても枯れませんが、春と秋の成長期は極端に乾かさないほうが生育がよく、花も多くなります。
肥料
庭植えではほとんど不要ですが、秋涼しくなったら株のまわりに化成肥料などをまいておくと、生育が促進されます。
鉢植えでは、春と秋の成長期に緩効性肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐れ
病気はほとんど見られませんが、水はけが悪いと根茎が腐りやすくなるので、植え場所と用土に注意します。
害虫:カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ
特に注意するものはありませんが、カイガラムシがつくことがあるので見つけしだい防除します。柔らかい新芽や蕾は、ナメクジ、ダンゴムシなどの食害に注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切で、多湿の状態が続くと根腐れの原因になります。鹿沼土など山野草用の用土を利用するのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗または株分けした苗を、春か秋に植えつけます。根茎が地表に出るように横に寝かせ、芽が伸びる方向をよく見て株の向きを考えて、浅く植えます。
植え替え:庭植えでは、数年間は植え替えの必要はありません。石組みの間などでは10年以上そのまま育てられます。花壇では、株が周囲に広がって、中心部が枯れやすくなるので、様子を見て、春か秋に株を掘り上げて土壌改良を行い、植え直します。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、3~4年を目安に、根をほぐして古い用土を落とし、新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。
タネまき:タネまきも可能ですが、園芸品種では、タネが実らなかったり、まいても親とは異なる花が咲いたりします。開花まで3年ほどかかります。
根伏せ:太い根茎を短く切ってふやすこともできます。早春に、根茎を5cmくらいの長さに切り分け、さし芽用土に浅く伏せておくと新芽が吹いてくるので、これを育てます。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は切ります。
枯れ葉取り:2月中旬から3月に枯れ葉を取ります。
夏越し:鉢植えのものは、夏の間は日陰に移動させます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日当たりから明るい日陰まで、場所をあまり選びません。乾燥に強く、石垣の上や石組みの間、軒下の雨が当たりにくい場所でも育ちます。ただし、冷涼な気候を好むので、夏は半日陰が適します。暗い場所では花つきが悪くなります。また、多湿に弱いので、水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
庭植えではほとんど不要です。
鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。乾燥に強く、しばらく水やりしなくても枯れませんが、春と秋の成長期は極端に乾かさないほうが生育がよく、花も多くなります。
肥料
庭植えではほとんど不要ですが、秋涼しくなったら株のまわりに化成肥料などをまいておくと、生育が促進されます。
鉢植えでは、春と秋の成長期に緩効性肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐れ
病気はほとんど見られませんが、水はけが悪いと根茎が腐りやすくなるので、植え場所と用土に注意します。
害虫:カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ
特に注意するものはありませんが、カイガラムシがつくことがあるので見つけしだい防除します。柔らかい新芽や蕾は、ナメクジ、ダンゴムシなどの食害に注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切で、多湿の状態が続くと根腐れの原因になります。鹿沼土など山野草用の用土を利用するのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗または株分けした苗を、春か秋に植えつけます。根茎が地表に出るように横に寝かせ、芽が伸びる方向をよく見て株の向きを考えて、浅く植えます。
植え替え:庭植えでは、数年間は植え替えの必要はありません。石組みの間などでは10年以上そのまま育てられます。花壇では、株が周囲に広がって、中心部が枯れやすくなるので、様子を見て、春か秋に株を掘り上げて土壌改良を行い、植え直します。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、3~4年を目安に、根をほぐして古い用土を落とし、新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。
タネまき:タネまきも可能ですが、園芸品種では、タネが実らなかったり、まいても親とは異なる花が咲いたりします。開花まで3年ほどかかります。
根伏せ:太い根茎を短く切ってふやすこともできます。早春に、根茎を5cmくらいの長さに切り分け、さし芽用土に浅く伏せておくと新芽が吹いてくるので、これを育てます。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は切ります。
枯れ葉取り:2月中旬から3月に枯れ葉を取ります。
夏越し:鉢植えのものは、夏の間は日陰に移動させます。
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玲儿
2017年09月11日
ヒトリシズカの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
基本的には、朝日が当たる明るい日陰で育てます。鉢植えは、6月から9月は日陰か60~70%の遮光下に移動させ、日焼けを防ぎます。
庭植えは、常にある程度の湿り気がある落葉広葉樹の下が適します。
水やり
鉢土が乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。
庭植えも、しおれていたら十分に水を与えます。
肥料
植え替えの際に、元肥としてチッ素、リン酸、カリウムが等量の緩効性化成肥料か配合肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には油かすの固形肥料を、9月から10月は骨粉の固形肥料を、それぞれ月1回施します。ただし、肥料を施しすぎると花穂の数がふえすぎて風情がなくなるので、肥料の量や回数は、好みの姿にできるように各個人で工夫が必要です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
腐植質に富んだ水はけと水もちのよい土であれば、土質を選びません。赤玉土小粒と腐葉土を7:3で混ぜたものや、市販の草花用培養土に赤玉土を3割ほど混ぜたものでよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
地上部のない休眠期に、毎年か1年おきに植え替えます。根鉢から古土を1/3ほど落とし、軽く根を整理してから植えつけます。葉がしっかりした6月から7月にも可能ですが、根鉢をくずさず、鉢を大きくする場合に限ります。
ふやし方
タネまき:果実は緑色のまま熟し、気がついたころには、こぼれダネになっていることが少なくありません。確実にタネをとりたい場合は、花が終わったら、花に不織布の袋をかけておき、とりまきをします。タネは親株の鉢か苗床にまき、翌春の発芽まで乾燥させないように保管します。タネまき後2年ほどで開花株になります。
株分け:茎が20~30本立った大株は、休眠中に2~3分割して植えつけます。あまり小さく分けると、弱くなってあとの管理が面倒です。株分けによって株の若返りも図れます。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
基本的には、朝日が当たる明るい日陰で育てます。鉢植えは、6月から9月は日陰か60~70%の遮光下に移動させ、日焼けを防ぎます。
庭植えは、常にある程度の湿り気がある落葉広葉樹の下が適します。
水やり
鉢土が乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。
庭植えも、しおれていたら十分に水を与えます。
肥料
植え替えの際に、元肥としてチッ素、リン酸、カリウムが等量の緩効性化成肥料か配合肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には油かすの固形肥料を、9月から10月は骨粉の固形肥料を、それぞれ月1回施します。ただし、肥料を施しすぎると花穂の数がふえすぎて風情がなくなるので、肥料の量や回数は、好みの姿にできるように各個人で工夫が必要です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
腐植質に富んだ水はけと水もちのよい土であれば、土質を選びません。赤玉土小粒と腐葉土を7:3で混ぜたものや、市販の草花用培養土に赤玉土を3割ほど混ぜたものでよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
地上部のない休眠期に、毎年か1年おきに植え替えます。根鉢から古土を1/3ほど落とし、軽く根を整理してから植えつけます。葉がしっかりした6月から7月にも可能ですが、根鉢をくずさず、鉢を大きくする場合に限ります。
ふやし方
タネまき:果実は緑色のまま熟し、気がついたころには、こぼれダネになっていることが少なくありません。確実にタネをとりたい場合は、花が終わったら、花に不織布の袋をかけておき、とりまきをします。タネは親株の鉢か苗床にまき、翌春の発芽まで乾燥させないように保管します。タネまき後2年ほどで開花株になります。
株分け:茎が20~30本立った大株は、休眠中に2~3分割して植えつけます。あまり小さく分けると、弱くなってあとの管理が面倒です。株分けによって株の若返りも図れます。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年09月11日
ビデンス(ウインターコスモス)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬は南向きの日なたなどに置き、強く凍らせない程度に防寒しましょう。庭の水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、まず水はけをよくします。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意します。庭植えの場合、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、アブラムシが特に新芽に発生しやすいので、よく観察して防除に努めます。
成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに、葉裏にも水をかけると発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など、水はけのよい土を好みます。用土にリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量施してから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
多年草のなかでも、地下茎でふえる種類は、株分けを兼ねて毎年4月から5月に植え替えると、よく育ちます。
ふやし方
株分け:毎年4月から5月の植え替え時に株分けできます。掘り上げた株をノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
さし芽:4月から5月、充実した茎の先端をさしてふやすことができます。
タネまき:9月から10月、3月から4月にタネまきができます。一年草のタイプを秋まきした場合、霜よけをして冬越しさせ、霜が降りなくなったころに、庭や鉢に植えつけましょう。
主な作業
花がら摘み:5月から1月の開花中、花がらをこまめに摘みます。
切り戻し:晩秋から咲くグループの品種は、日が短くなる9月から10月に切り戻すと、切り戻し後に発生する新芽がすぐに花芽になり、コンパクトな草丈で咲かせることができます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬は南向きの日なたなどに置き、強く凍らせない程度に防寒しましょう。庭の水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、まず水はけをよくします。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意します。庭植えの場合、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、アブラムシが特に新芽に発生しやすいので、よく観察して防除に努めます。
成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに、葉裏にも水をかけると発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など、水はけのよい土を好みます。用土にリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量施してから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
多年草のなかでも、地下茎でふえる種類は、株分けを兼ねて毎年4月から5月に植え替えると、よく育ちます。
ふやし方
株分け:毎年4月から5月の植え替え時に株分けできます。掘り上げた株をノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
さし芽:4月から5月、充実した茎の先端をさしてふやすことができます。
タネまき:9月から10月、3月から4月にタネまきができます。一年草のタイプを秋まきした場合、霜よけをして冬越しさせ、霜が降りなくなったころに、庭や鉢に植えつけましょう。
主な作業
花がら摘み:5月から1月の開花中、花がらをこまめに摘みます。
切り戻し:晩秋から咲くグループの品種は、日が短くなる9月から10月に切り戻すと、切り戻し後に発生する新芽がすぐに花芽になり、コンパクトな草丈で咲かせることができます。
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玲儿
2017年09月11日
ヒオウギの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
丈夫で栽培しやすく、耐寒性や耐暑性も強く、日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選びません。腐植質に富む肥沃な場所ほど成長が早く、花数も多くなりますが、極端なやせ地でなければ十分に育てられます。
)
水やり
多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。根が張ったあとはかなりの乾燥に耐えますが、乾きすぎると葉先が枯れやすくなります。
肥料
庭植えは、春と秋に、株のまわりに緩効性肥料を施します。
鉢植えは肥料切れしやすいので、4月から7月と10月ごろに、月1回置き肥をするか、液体肥料を月3回くらい施します。
病気と害虫
病気:さび病、軟腐病、ウイルス病
梅雨期にさび病や軟腐病が出ることがあります。水はけと風通しをよくしておきます。ウイルス病がひどい株は、タネまきで更新します。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土で、水はけのよいものを使います。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
)
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋ですが、開花直後の株分けや植えつけもでき、それ以外の時期でも可能です。日当たりのよい場所に腐葉土などを混ぜ、よく耕してから植えつけます。よい花を咲かせるには、前年の秋までにしっかりとした株に育てることが大切なので、秋はなるべく早めに植え、冬前にしっかり根づかせます。
植え替え:庭植えは、株が混み合うまでは、そのまま植えっぱなしでかまいません。
鉢植えは根詰まりするので、2~3年ごとに古い土を落とし、根をほぐして植え直します。6号鉢で3~5芽くらいが目安です。
)
ふやし方
株分け:通常は秋に行いますが、開花直後や早春も可能です。細かく分けると生育が遅れるので、3~5芽くらいずつに分けます。
タネまき:タネは、春か秋にポットなどにまいて育てます。個体差が出るので、選抜をします。開花まで2~3年かかります。
さし芽:開花直後、なるべく早めに行います。
)
主な作業
マルチング:株元の高温乾燥は葉枯れの原因となるので、バークチップや腐葉土などでマルチングをしておくとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
丈夫で栽培しやすく、耐寒性や耐暑性も強く、日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選びません。腐植質に富む肥沃な場所ほど成長が早く、花数も多くなりますが、極端なやせ地でなければ十分に育てられます。
)
水やり
多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。根が張ったあとはかなりの乾燥に耐えますが、乾きすぎると葉先が枯れやすくなります。
肥料
庭植えは、春と秋に、株のまわりに緩効性肥料を施します。
鉢植えは肥料切れしやすいので、4月から7月と10月ごろに、月1回置き肥をするか、液体肥料を月3回くらい施します。
病気と害虫
病気:さび病、軟腐病、ウイルス病
梅雨期にさび病や軟腐病が出ることがあります。水はけと風通しをよくしておきます。ウイルス病がひどい株は、タネまきで更新します。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土で、水はけのよいものを使います。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
)
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋ですが、開花直後の株分けや植えつけもでき、それ以外の時期でも可能です。日当たりのよい場所に腐葉土などを混ぜ、よく耕してから植えつけます。よい花を咲かせるには、前年の秋までにしっかりとした株に育てることが大切なので、秋はなるべく早めに植え、冬前にしっかり根づかせます。
植え替え:庭植えは、株が混み合うまでは、そのまま植えっぱなしでかまいません。
鉢植えは根詰まりするので、2~3年ごとに古い土を落とし、根をほぐして植え直します。6号鉢で3~5芽くらいが目安です。
)
ふやし方
株分け:通常は秋に行いますが、開花直後や早春も可能です。細かく分けると生育が遅れるので、3~5芽くらいずつに分けます。
タネまき:タネは、春か秋にポットなどにまいて育てます。個体差が出るので、選抜をします。開花まで2~3年かかります。
さし芽:開花直後、なるべく早めに行います。
)
主な作業
マルチング:株元の高温乾燥は葉枯れの原因となるので、バークチップや腐葉土などでマルチングをしておくとよいでしょう。
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玲儿
2017年09月11日
パンジー、ビオラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。
水やり
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。過湿にならないよう注意しましょう。
肥料
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:灰色かび病、斑点病
低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降、ポット苗を植えつけます。株間は、庭植えの場合20cm、鉢植えの場合は10cm程度とって植えつけます。這い性の場合は、株張りがよいので、径30cm以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。根鉢をポットから抜いたとき、根鉢の表面に根がびっしりと回っている場合は、少しほぐして植えつけます。
ふやし方
タネまき:親と同じものは得られませんが、タネでふやすことができます。花がらをほうっておけば結実しますが、好みの花をつくりたいときは、交配を行います。果実が茶色くなると自然に割れてタネが飛び散るので、やや緑色が残るうちにとって、封筒などに入れて陰干しします。
主な作業
花がら摘み:花茎のつけ根から切り取ります。次々と長く開花する植物なので、株が疲れないように、こまめに花がら摘みを行いましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。
水やり
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。過湿にならないよう注意しましょう。
肥料
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:灰色かび病、斑点病
低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降、ポット苗を植えつけます。株間は、庭植えの場合20cm、鉢植えの場合は10cm程度とって植えつけます。這い性の場合は、株張りがよいので、径30cm以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。根鉢をポットから抜いたとき、根鉢の表面に根がびっしりと回っている場合は、少しほぐして植えつけます。
ふやし方
タネまき:親と同じものは得られませんが、タネでふやすことができます。花がらをほうっておけば結実しますが、好みの花をつくりたいときは、交配を行います。果実が茶色くなると自然に割れてタネが飛び散るので、やや緑色が残るうちにとって、封筒などに入れて陰干しします。
主な作業
花がら摘み:花茎のつけ根から切り取ります。次々と長く開花する植物なので、株が疲れないように、こまめに花がら摘みを行いましょう。
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玲儿
2017年09月11日
パンジーゼラニウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さ、寒さにやや弱く、夏は半日陰の風通しのよい場所、冬は室内または霜が直接当たらないように防寒して育てます。夏以外はよく日に当てます。高温多湿に弱いので、庭植えは向かず、鉢植えにして長雨に当てないようにします。浅いボウルプランターなどで栽培するとよいでしょう。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に管理します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育中は、緩効性化成肥料を置き肥するか液体肥料を定期的に施します。ただし、夏には肥料が切れていたほうがよいので、固形肥料の場合は肥効期間を考えて早めに打ち切ります。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
1mmほどの白い小さな虫が葉裏につき、生育を阻害します。見つけたら、数が少ないうちに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を1割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土4、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ポット苗を入手したら、ほんの少し根鉢の肩の土を落として、二回りほど大きな鉢に植え替えます。ボウルプランターなど浅い鉢を用いると、用土が乾きやすく、蒸れや根腐れを軽減することができます。頻繁に植え替えるよりも、根詰まりするまではそのままの鉢で肥培管理するほうがよく育ちます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。3月から5月ごろ、茎を先端から7~8cmの長さに切って水はけのよい用土にさし、乾かし気味に管理します。
主な作業
花がら摘み:花弁が傷んだら、花を早めに花柄のつけ根から手で折り取ります。
枯れ葉取り:周年、枯れ葉がよく発生します。花どき以外は放任しがちですが、こまめに枯れ葉を取り除き、株が蒸れないようにしましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さ、寒さにやや弱く、夏は半日陰の風通しのよい場所、冬は室内または霜が直接当たらないように防寒して育てます。夏以外はよく日に当てます。高温多湿に弱いので、庭植えは向かず、鉢植えにして長雨に当てないようにします。浅いボウルプランターなどで栽培するとよいでしょう。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に管理します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育中は、緩効性化成肥料を置き肥するか液体肥料を定期的に施します。ただし、夏には肥料が切れていたほうがよいので、固形肥料の場合は肥効期間を考えて早めに打ち切ります。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
1mmほどの白い小さな虫が葉裏につき、生育を阻害します。見つけたら、数が少ないうちに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を1割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土4、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ポット苗を入手したら、ほんの少し根鉢の肩の土を落として、二回りほど大きな鉢に植え替えます。ボウルプランターなど浅い鉢を用いると、用土が乾きやすく、蒸れや根腐れを軽減することができます。頻繁に植え替えるよりも、根詰まりするまではそのままの鉢で肥培管理するほうがよく育ちます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。3月から5月ごろ、茎を先端から7~8cmの長さに切って水はけのよい用土にさし、乾かし気味に管理します。
主な作業
花がら摘み:花弁が傷んだら、花を早めに花柄のつけ根から手で折り取ります。
枯れ葉取り:周年、枯れ葉がよく発生します。花どき以外は放任しがちですが、こまめに枯れ葉を取り除き、株が蒸れないようにしましょう。
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玲儿
2017年09月11日
ハナビシソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく乾燥した気候を好みます。本来は多年草ですが、日本の高温期の多湿に弱く、秋まき一年草として扱われます(春まきもできます)。日当たりと水はけのよい開けたところでは、こぼれダネで自然にふえて毎年咲くほどです。冬期は-5℃くらいまでは耐えます。
水やり
花壇ではほとんど必要ありません。鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。常に湿っていると根腐れしやすくなります。
肥料
砂地のようなやせ地でも育つほどで、肥料分が多いと軟弱に育ち、草姿が乱れやすく、かえって花つきも悪くなります。庭土に腐葉土などを混ぜて土壌改良しておけば、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えでは、月に1~2回液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:立枯病など
病気はほとんど見られませんが、発芽したばかりの小苗のうちは、立枯病などが出ることがあります。水はけと日当たりのよい場所で育て、多肥多湿に注意します。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、用土はあまり選びません。酸性土では生育が悪いので、石灰を混ぜて中性にしておきます。
植えつけ、 植え替え
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきにします。発芽適温は15~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬に-5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混み合っているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
ふやし方
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきをします。発芽適温は15℃~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬にマイナス5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混みあっているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
主な作業
ほとんどありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく乾燥した気候を好みます。本来は多年草ですが、日本の高温期の多湿に弱く、秋まき一年草として扱われます(春まきもできます)。日当たりと水はけのよい開けたところでは、こぼれダネで自然にふえて毎年咲くほどです。冬期は-5℃くらいまでは耐えます。
水やり
花壇ではほとんど必要ありません。鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。常に湿っていると根腐れしやすくなります。
肥料
砂地のようなやせ地でも育つほどで、肥料分が多いと軟弱に育ち、草姿が乱れやすく、かえって花つきも悪くなります。庭土に腐葉土などを混ぜて土壌改良しておけば、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えでは、月に1~2回液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:立枯病など
病気はほとんど見られませんが、発芽したばかりの小苗のうちは、立枯病などが出ることがあります。水はけと日当たりのよい場所で育て、多肥多湿に注意します。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、用土はあまり選びません。酸性土では生育が悪いので、石灰を混ぜて中性にしておきます。
植えつけ、 植え替え
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきにします。発芽適温は15~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬に-5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混み合っているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
ふやし方
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきをします。発芽適温は15℃~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬にマイナス5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混みあっているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
主な作業
ほとんどありません。
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文章
玲儿
2017年09月11日
ハナニラ(イフェイオン)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり
乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。
肥料
鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。
タネまき:適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。
主な作業
花がら摘み:11月から12月、2月から4月の開花中は、花がらをまめに摘み取りましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり
乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。
肥料
鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。
タネまき:適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。
主な作業
花がら摘み:11月から12月、2月から4月の開花中は、花がらをまめに摘み取りましょう。
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文章
玲儿
2017年08月24日
ハナショウブの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
水やり
発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。
肥料
秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ヨトウムシ、メイガ
5月から6月は特に注意が必要です。
用土(鉢植え)
一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。
植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
ふやし方
株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。
タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
主な作業
定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
水やり
発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。
肥料
秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ヨトウムシ、メイガ
5月から6月は特に注意が必要です。
用土(鉢植え)
一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。
植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
ふやし方
株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。
タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
主な作業
定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
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文章
玲儿
2017年08月24日
ハゲイトウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので暑さに強く、夏の間は盛んに成長します。日当たりを好み、西日の当たる場所でもよく生育します。
用土や植え場所の水はけは大切で、成長のための水分は必要ですが、多湿の状態が長く続くと根腐れしやすくなります。耐寒性はないので、霜が降りると枯れます。
水やり
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。多湿はよくありませんが、ひどく乾燥させると下葉が枯れやすくなります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。肥沃地では草丈2m近くになることもあり、やせ地ほど株が小さいまま色づきます。
鉢植えは生育促進のため6月から8月に少量施します。
病気と害虫
病気:立枯病
同じ場所で何年も育てていると、立枯病が出ることがあります。植え場所を変えるか、土壌改良をしっかり行って予防します。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシなど
小苗のうちは、ナメクジやヨトウムシなどに注意します。大きく育つとほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、保水性があれば、用土はあまり選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポットなどにタネをまいたものは、本葉5~6枚以上に育ったころに植えつけます。移植を嫌うので、根を切らないよう注意しますが、小苗のうちは比較的回復が早いです。直まきしたものは、株間20cmくらいになるよう間引きます。株間が広いほど太く大きく育ち、狭いと細くなります。
9月ごろには、大きく育って色づいたポット苗も出回るので、コンテナの寄せ植えなどに利用できます。
ふやし方
タネまき:一年草なので、タネでふやします。
発芽適温は20~25℃くらいなので、4月下旬から6月が適期です。7月ごろまでタネをまけますが、遅くまくほど株が小さくなり、草丈も伸びにくくなります。
花壇やプランターに直まきをするか、または、ポットなどにまいて苗をつくり、根を切らないように定植します。タネは微細なので、まきすぎないように、ていねいに注意します。タネは嫌光性で、暗いと発芽するため、タネが隠れる程度に土をかぶせ、発芽まで覆いをして暗くしておくと発芽が早くなります。
必要に応じて間引きを行い、通常は摘心しないでそのまま育てます。
さし芽:さし芽は可能ですが、生育はよくありません。
主な作業
間引き:場所や好みに応じて間引きを行い、必要な株数を確保します。多粒まきや密植栽培にすると、小さくかわいらしく仕立てられます。
支柱立て:草丈の伸びたものは、9月の雨や台風で倒れることがあるので、支柱で支えておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので暑さに強く、夏の間は盛んに成長します。日当たりを好み、西日の当たる場所でもよく生育します。
用土や植え場所の水はけは大切で、成長のための水分は必要ですが、多湿の状態が長く続くと根腐れしやすくなります。耐寒性はないので、霜が降りると枯れます。
水やり
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。多湿はよくありませんが、ひどく乾燥させると下葉が枯れやすくなります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。肥沃地では草丈2m近くになることもあり、やせ地ほど株が小さいまま色づきます。
鉢植えは生育促進のため6月から8月に少量施します。
病気と害虫
病気:立枯病
同じ場所で何年も育てていると、立枯病が出ることがあります。植え場所を変えるか、土壌改良をしっかり行って予防します。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシなど
小苗のうちは、ナメクジやヨトウムシなどに注意します。大きく育つとほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、保水性があれば、用土はあまり選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポットなどにタネをまいたものは、本葉5~6枚以上に育ったころに植えつけます。移植を嫌うので、根を切らないよう注意しますが、小苗のうちは比較的回復が早いです。直まきしたものは、株間20cmくらいになるよう間引きます。株間が広いほど太く大きく育ち、狭いと細くなります。
9月ごろには、大きく育って色づいたポット苗も出回るので、コンテナの寄せ植えなどに利用できます。
ふやし方
タネまき:一年草なので、タネでふやします。
発芽適温は20~25℃くらいなので、4月下旬から6月が適期です。7月ごろまでタネをまけますが、遅くまくほど株が小さくなり、草丈も伸びにくくなります。
花壇やプランターに直まきをするか、または、ポットなどにまいて苗をつくり、根を切らないように定植します。タネは微細なので、まきすぎないように、ていねいに注意します。タネは嫌光性で、暗いと発芽するため、タネが隠れる程度に土をかぶせ、発芽まで覆いをして暗くしておくと発芽が早くなります。
必要に応じて間引きを行い、通常は摘心しないでそのまま育てます。
さし芽:さし芽は可能ですが、生育はよくありません。
主な作業
間引き:場所や好みに応じて間引きを行い、必要な株数を確保します。多粒まきや密植栽培にすると、小さくかわいらしく仕立てられます。
支柱立て:草丈の伸びたものは、9月の雨や台風で倒れることがあるので、支柱で支えておきます。
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文章
玲儿
2017年08月24日
バーバスカムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい開けた荒れ地のような場所を好みます。耐寒性も強く、石垣やアスファルトのすき間でも育つほど丈夫ですが、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。二年草の種類が多く、多年生のものでも冷涼地以外は通常二年草扱いとします。
水やり
多湿にならないよう注意し、鉢では用土が乾き始めたらたっぷり与えます。蕾が出てから開花中は極端に乾燥しないようにします。
肥料
育苗中は月に1~2回液体肥料を施します。秋のうちにしっかりと苗をつくっておかないと、翌年よい花が咲きません。
病気と害虫
病気:立枯病、カビ類
育苗中の立枯病やカビ類に注意します。日当たりと風通しをよくして、蒸れないよう管理します。
害虫:メイガ類
地際の茎にメイガ類の幼虫が入ることがあります。春、茎が伸び出てからは特に注意して早めに防除します。
用土(鉢植え)
二年草としての栽培では、水はけがよければ特に用土は選びません。一般の草花向けの培養土も利用できます。多年生のものは、山野草向けの用土を利用すると株が長もちします。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に植えつけます。春にタネをまいたものは、秋に植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、腐葉土や堆肥を混ぜて植えつけます。種類により大きさが異なり、育ったときのことを考えて株間を十分にとっておきます。株元の多湿を防ぐため、レイズドベッドに植えるのもよい方法です。
植え替え:小苗のうちは移植できますが、直根性なので大きく育った株は移植を嫌います。
ふやし方
タネまき:春か秋にタネをまいて苗をつくります。秋まきは翌々年の開花になります。微細なタネなので、タネまき専用の用土を利用するのが確実です。混みすぎないよう薄くまいて、鉢の底面から吸水させます。本葉3枚ぐらいになったらポットに移植して育てます。
主な作業
花がら摘み:必要なタネをとる分を残して、花がらを切り取ります。
切り戻し:二年草の種類では、早めに切り戻すとわき芽が伸びて再び開花します。倒れる心配があるときには支柱を立てます。
下葉の整理:ロゼット状態のときには、枯れた下葉を取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい開けた荒れ地のような場所を好みます。耐寒性も強く、石垣やアスファルトのすき間でも育つほど丈夫ですが、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。二年草の種類が多く、多年生のものでも冷涼地以外は通常二年草扱いとします。
水やり
多湿にならないよう注意し、鉢では用土が乾き始めたらたっぷり与えます。蕾が出てから開花中は極端に乾燥しないようにします。
肥料
育苗中は月に1~2回液体肥料を施します。秋のうちにしっかりと苗をつくっておかないと、翌年よい花が咲きません。
病気と害虫
病気:立枯病、カビ類
育苗中の立枯病やカビ類に注意します。日当たりと風通しをよくして、蒸れないよう管理します。
害虫:メイガ類
地際の茎にメイガ類の幼虫が入ることがあります。春、茎が伸び出てからは特に注意して早めに防除します。
用土(鉢植え)
二年草としての栽培では、水はけがよければ特に用土は選びません。一般の草花向けの培養土も利用できます。多年生のものは、山野草向けの用土を利用すると株が長もちします。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に植えつけます。春にタネをまいたものは、秋に植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、腐葉土や堆肥を混ぜて植えつけます。種類により大きさが異なり、育ったときのことを考えて株間を十分にとっておきます。株元の多湿を防ぐため、レイズドベッドに植えるのもよい方法です。
植え替え:小苗のうちは移植できますが、直根性なので大きく育った株は移植を嫌います。
ふやし方
タネまき:春か秋にタネをまいて苗をつくります。秋まきは翌々年の開花になります。微細なタネなので、タネまき専用の用土を利用するのが確実です。混みすぎないよう薄くまいて、鉢の底面から吸水させます。本葉3枚ぐらいになったらポットに移植して育てます。
主な作業
花がら摘み:必要なタネをとる分を残して、花がらを切り取ります。
切り戻し:二年草の種類では、早めに切り戻すとわき芽が伸びて再び開花します。倒れる心配があるときには支柱を立てます。
下葉の整理:ロゼット状態のときには、枯れた下葉を取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年08月23日
ネメシアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、1年を通して戸外に置きましょう。9月から6月は日なた、7月から8月は風通しのよい半日陰、1月から2月は北風を避けられる南向きの軒下などの、暖かい場所に置きましょう。夏は雨に当てないほうが、夏越ししやすくなります。
庭植えでは、日当たりがよく水はけのよい場所に植えましょう。レイズドベッドやロックガーデンにも適します。
水やり
鉢植えには、1年を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えの場合は、雨がまったくかからない場所以外は、特に水を与える必要はありません。
肥料
鉢植えでは、9月から10月と3月から6月の間に、薄めの液体肥料を2週間に1回施します。濃い肥料を施すと、根が傷むので注意します。
庭植えでは、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施せば、追肥の必要はありません。夏越しさせた株には、9月から10月に緩効性化成肥料を追肥しましょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病、ウイルス病など
灰褐色のかびで覆われる灰色かび病の発生は、10月から11月、3月から7月に見られます。特に長雨時や、株が茂って風通しが悪いと多発します。放置した花がらが発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
風通しをよくすれば灰色かび病は改善しますが、改善が見られず、葉や茎が黒く枯れる症状はウイルスが原因である可能性があります。周囲の植物にも伝染する危険性が高いので、見つけしだい、株を抜き取って廃棄しましょう。ハサミなどの器具で伝染したり、スリップスやアブラムシなどの害虫が媒介するので注意します。
害虫:アブラムシなど
3月から11月にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など)に、有機石灰を1~3g/1リットル加えた土を好みます。リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合して、使用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、春と秋が適期です。植え替えは、年1回行いましょう。根鉢を軽くくずし、一回り大きな鉢に植えつけます。庭植えの場合は、秋に掘り上げて元肥を施し、軽く耕してから再度植え直しましょう。
ふやし方
タネまき:タネまきの適期は10月です。タネは高温では発芽しにくいので、涼しくなってからまきましょう。覆土は、タネが見える程度にごく薄くかけます。
さし木:さし木の適期は3月から6月、9月から10月です。葉をつけて2~3節に切った茎を、肥料分の少ない清潔な用土にさします。3週間程度で、移植できる株に育ちます。
主な作業
花がら摘み:10月から6月の開花期間中、咲き終わった花はすぐに散って株の上に散乱するので、こまめに取り除きましょう。そのままにしておくと、灰色かび病が発生して健全な葉や茎も枯れてしまいます。
切り戻し:9月から6月、花が咲き終わってきたら、草丈の半分程度の長さに切り戻します。切り戻すことで、新芽の発生が促されます。切る際は、ウイルスの感染を予防するために、熱湯や塩素で消毒したハサミを使うか、清潔な手で折り取るとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、1年を通して戸外に置きましょう。9月から6月は日なた、7月から8月は風通しのよい半日陰、1月から2月は北風を避けられる南向きの軒下などの、暖かい場所に置きましょう。夏は雨に当てないほうが、夏越ししやすくなります。
庭植えでは、日当たりがよく水はけのよい場所に植えましょう。レイズドベッドやロックガーデンにも適します。
水やり
鉢植えには、1年を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えの場合は、雨がまったくかからない場所以外は、特に水を与える必要はありません。
肥料
鉢植えでは、9月から10月と3月から6月の間に、薄めの液体肥料を2週間に1回施します。濃い肥料を施すと、根が傷むので注意します。
庭植えでは、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施せば、追肥の必要はありません。夏越しさせた株には、9月から10月に緩効性化成肥料を追肥しましょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病、ウイルス病など
灰褐色のかびで覆われる灰色かび病の発生は、10月から11月、3月から7月に見られます。特に長雨時や、株が茂って風通しが悪いと多発します。放置した花がらが発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
風通しをよくすれば灰色かび病は改善しますが、改善が見られず、葉や茎が黒く枯れる症状はウイルスが原因である可能性があります。周囲の植物にも伝染する危険性が高いので、見つけしだい、株を抜き取って廃棄しましょう。ハサミなどの器具で伝染したり、スリップスやアブラムシなどの害虫が媒介するので注意します。
害虫:アブラムシなど
3月から11月にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など)に、有機石灰を1~3g/1リットル加えた土を好みます。リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合して、使用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、春と秋が適期です。植え替えは、年1回行いましょう。根鉢を軽くくずし、一回り大きな鉢に植えつけます。庭植えの場合は、秋に掘り上げて元肥を施し、軽く耕してから再度植え直しましょう。
ふやし方
タネまき:タネまきの適期は10月です。タネは高温では発芽しにくいので、涼しくなってからまきましょう。覆土は、タネが見える程度にごく薄くかけます。
さし木:さし木の適期は3月から6月、9月から10月です。葉をつけて2~3節に切った茎を、肥料分の少ない清潔な用土にさします。3週間程度で、移植できる株に育ちます。
主な作業
花がら摘み:10月から6月の開花期間中、咲き終わった花はすぐに散って株の上に散乱するので、こまめに取り除きましょう。そのままにしておくと、灰色かび病が発生して健全な葉や茎も枯れてしまいます。
切り戻し:9月から6月、花が咲き終わってきたら、草丈の半分程度の長さに切り戻します。切り戻すことで、新芽の発生が促されます。切る際は、ウイルスの感染を予防するために、熱湯や塩素で消毒したハサミを使うか、清潔な手で折り取るとよいでしょう。
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文章
玲儿
2017年08月23日
ニューギニア・インパチェンスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えにも庭植えにもできます。風通しがよく、午前中は日が当たり、午後からは明るい半日陰となるような場所で育てます。強い直射日光は葉焼けを引き起こします。また、土壌が乾きすぎない、やや湿った場所が向いています。
耐寒性がないので、11月に入ると生育が衰え、やがて枯死します。株を残したい場合はよく日の当たる暖かい室内に取り込みます。
水やり
水切れには弱いので、土の乾き具合に注意します。鉢植え株の場合は、土の表面が乾き始めたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。真夏は朝夕2回の水やりが必要になります。庭植え株の場合は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりをします。
肥料
次々と花を咲かせているときには、緩効性肥料を施します。生育がおう盛となり、水やりの回数が頻繁なときは微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿になると灰色かび病が発生することがあり、茎葉や花に灰褐色のカビを見つけたら、こまめに取り除きます。
害虫:ダニ類、アザミウマ
生育期間中、ダニ類とアザミウマが発生しやすく、葉や花弁が萎縮するような症状が見られます。
用土(鉢植え)
やや湿った場所を好むとはいえ、水はけのよい土で育てます。市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
苗を入手したら、三~四回り大きな鉢に植えつけます。特に「ファンファーレシリーズ」のような大きくなる品種の場合は、定植する際、ポット苗の大きさに対して大きめの鉢に植えつけるのがコツ。例えば3号ポットを入手したら、いきなり8号鉢以上に植えつけるとよいでしょう。その後、植え替えの必要はありません。
ふやし方
切った枝でさし芽をすることができます。天芽(茎の先端)をつけておくと、花が早く咲きます。管ざし(茎の途中部分をさす)をする場合は、節に芽があることを確認します。いずれもさし穂は3~4節つけて茎を切り、土にさす部分の下葉を取り除きます。柔らかいさし穂の切り口が傷まないように、あらかじめ水を吸わせた清潔な用土に、棒などで穴をあけてさし穂をさし、そのあと土を寄せて固定します。日陰に置いて用土が乾かないように管理すると、2週間ほどで発根します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花が落ちると葉にくっついて、葉を汚したり、灰色かび病の原因になるのでこまめに摘み取ります。
切り戻し:真夏も花は咲いてきますが、無理に咲かせるよりも一度切り戻して株を休ませると、秋からの花が美しくなります。そこで、7月ごろ、草丈の1/3~1/2の位置を目安に、節にわき芽があることを確認して、葉を残して切り戻します。わき芽がわからないときは、だいたいの高さで切り戻し、わき芽が伸びてきたときに枝の整理をするとよいでしょう。切り戻し後は液体肥料を施します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えにも庭植えにもできます。風通しがよく、午前中は日が当たり、午後からは明るい半日陰となるような場所で育てます。強い直射日光は葉焼けを引き起こします。また、土壌が乾きすぎない、やや湿った場所が向いています。
耐寒性がないので、11月に入ると生育が衰え、やがて枯死します。株を残したい場合はよく日の当たる暖かい室内に取り込みます。
水やり
水切れには弱いので、土の乾き具合に注意します。鉢植え株の場合は、土の表面が乾き始めたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。真夏は朝夕2回の水やりが必要になります。庭植え株の場合は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりをします。
肥料
次々と花を咲かせているときには、緩効性肥料を施します。生育がおう盛となり、水やりの回数が頻繁なときは微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿になると灰色かび病が発生することがあり、茎葉や花に灰褐色のカビを見つけたら、こまめに取り除きます。
害虫:ダニ類、アザミウマ
生育期間中、ダニ類とアザミウマが発生しやすく、葉や花弁が萎縮するような症状が見られます。
用土(鉢植え)
やや湿った場所を好むとはいえ、水はけのよい土で育てます。市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
苗を入手したら、三~四回り大きな鉢に植えつけます。特に「ファンファーレシリーズ」のような大きくなる品種の場合は、定植する際、ポット苗の大きさに対して大きめの鉢に植えつけるのがコツ。例えば3号ポットを入手したら、いきなり8号鉢以上に植えつけるとよいでしょう。その後、植え替えの必要はありません。
ふやし方
切った枝でさし芽をすることができます。天芽(茎の先端)をつけておくと、花が早く咲きます。管ざし(茎の途中部分をさす)をする場合は、節に芽があることを確認します。いずれもさし穂は3~4節つけて茎を切り、土にさす部分の下葉を取り除きます。柔らかいさし穂の切り口が傷まないように、あらかじめ水を吸わせた清潔な用土に、棒などで穴をあけてさし穂をさし、そのあと土を寄せて固定します。日陰に置いて用土が乾かないように管理すると、2週間ほどで発根します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花が落ちると葉にくっついて、葉を汚したり、灰色かび病の原因になるのでこまめに摘み取ります。
切り戻し:真夏も花は咲いてきますが、無理に咲かせるよりも一度切り戻して株を休ませると、秋からの花が美しくなります。そこで、7月ごろ、草丈の1/3~1/2の位置を目安に、節にわき芽があることを確認して、葉を残して切り戻します。わき芽がわからないときは、だいたいの高さで切り戻し、わき芽が伸びてきたときに枝の整理をするとよいでしょう。切り戻し後は液体肥料を施します。
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文章
玲儿
2017年08月22日
ニコチアナの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。
鉢植えのものは、1年を通じて日当たりのよい戸外に置いて管理します。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から10月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、オオタバコガ
アブラムシは3月から11月の期間中、特に新芽に発生しやすいので、よく観察して発生したら防除しましょう。
オオタバコガは、5月から10月にかけて発生します。夜間に飛来した成虫が蕾に卵を産みつけ、幼虫が蕾を食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥沃で、弱酸性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
適期は10月と3月から7月です。
秋まきしたものは、寒くなる前に植えつけて、しっかり根を張らせておきましょう。植えつけが遅れて根が張る前に霜が降りると、霜柱で株が浮き上がったり、寒さで傷みやすくなります。植えつけが遅くなった場合は、小さな鉢に仮植えして、フレームなどの中に置いて冬越しさせ、春になってから花壇や適する鉢に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月、3月から5月です。ニコチアナのタネは好光性種子なので、覆土は不要です。覆土すると、発芽不良を引き起こす可能性が高くなります。また、タネが細かいので、水流でタネを流してしまわないように、ハス口をつけたジョウロを使って水やりしましょう。
株分け:宿根タバコは、根から新芽を出して、親株の近くに子株を出すことがあります。この子株を掘り取って、ふやすことができます。また、掘り取った際に切れた根が土に残ると、そこからも新芽を伸ばし、新しい株ができます。
主な作業
防霜対策:12月から2月は、霜柱で浮き上がった苗があれば、根が乾かないうちに押さえて落ち着かせましょう。特に、植えつけが遅れた苗は、霜柱によって根鉢ごと土の上に持ち上げられて、根が乾いて枯れることがあるので注意しましょう。
支柱立て:5月から10月、草丈が高くなる品種は、倒れないように支柱を立てておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。
鉢植えのものは、1年を通じて日当たりのよい戸外に置いて管理します。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から10月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、オオタバコガ
アブラムシは3月から11月の期間中、特に新芽に発生しやすいので、よく観察して発生したら防除しましょう。
オオタバコガは、5月から10月にかけて発生します。夜間に飛来した成虫が蕾に卵を産みつけ、幼虫が蕾を食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥沃で、弱酸性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
適期は10月と3月から7月です。
秋まきしたものは、寒くなる前に植えつけて、しっかり根を張らせておきましょう。植えつけが遅れて根が張る前に霜が降りると、霜柱で株が浮き上がったり、寒さで傷みやすくなります。植えつけが遅くなった場合は、小さな鉢に仮植えして、フレームなどの中に置いて冬越しさせ、春になってから花壇や適する鉢に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月、3月から5月です。ニコチアナのタネは好光性種子なので、覆土は不要です。覆土すると、発芽不良を引き起こす可能性が高くなります。また、タネが細かいので、水流でタネを流してしまわないように、ハス口をつけたジョウロを使って水やりしましょう。
株分け:宿根タバコは、根から新芽を出して、親株の近くに子株を出すことがあります。この子株を掘り取って、ふやすことができます。また、掘り取った際に切れた根が土に残ると、そこからも新芽を伸ばし、新しい株ができます。
主な作業
防霜対策:12月から2月は、霜柱で浮き上がった苗があれば、根が乾かないうちに押さえて落ち着かせましょう。特に、植えつけが遅れた苗は、霜柱によって根鉢ごと土の上に持ち上げられて、根が乾いて枯れることがあるので注意しましょう。
支柱立て:5月から10月、草丈が高くなる品種は、倒れないように支柱を立てておきましょう。
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文章
玲儿
2017年08月22日
ニーレンベルギアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、1年を通して風通しのよい日なたに置きます。
庭植えでは、風通しと水はけのよい日なたに植えつけましょう。
水やり
鉢植えは、栽培期間を通して土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
庭植えは、特に水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を定期的に施します。
庭植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から9月の高温期に過湿にすると、多発します。水はけのよい土に植えて、過湿を避けましょう。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ナメクジ
4月から10月にハダニやアブラムシが発生するので、見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると発生を抑えられます。
6月から7月に、ナメクジが新芽や蕾を食害します。昼間は鉢の底や石の下に隠れていて夜に活動するので、探して捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。例えば、赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土が向きます。これに元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
春から秋まで長期間咲く植物ですが、秋遅くなると花が咲かないので、秋植えでは花を楽しめる期間がほとんどありません。3月から7月の間に植えつけると、夏に長く花を楽しめます。
ふやし方
タネまき:4月から5月と、9月から10月がタネまき適期です。覆土は必要ありませんが、タネが水で流れるのを防ぐ目的で覆土する場合は、ごく薄くタネが少し見えるぐらいにかけましょう。
さし芽:4月から6月と9月から10月に、茎を3~5cmの長さに切り取って、清潔な用土にさしましょう。
主な作業
切り戻し:6月から9月、セルレア種やスコパリア種の花が少なくなってきたら、1/3~1/2程度の高さまで切り戻すと、再び花をたくさん咲かせます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、1年を通して風通しのよい日なたに置きます。
庭植えでは、風通しと水はけのよい日なたに植えつけましょう。
水やり
鉢植えは、栽培期間を通して土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
庭植えは、特に水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を定期的に施します。
庭植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から9月の高温期に過湿にすると、多発します。水はけのよい土に植えて、過湿を避けましょう。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ナメクジ
4月から10月にハダニやアブラムシが発生するので、見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると発生を抑えられます。
6月から7月に、ナメクジが新芽や蕾を食害します。昼間は鉢の底や石の下に隠れていて夜に活動するので、探して捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。例えば、赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土が向きます。これに元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
春から秋まで長期間咲く植物ですが、秋遅くなると花が咲かないので、秋植えでは花を楽しめる期間がほとんどありません。3月から7月の間に植えつけると、夏に長く花を楽しめます。
ふやし方
タネまき:4月から5月と、9月から10月がタネまき適期です。覆土は必要ありませんが、タネが水で流れるのを防ぐ目的で覆土する場合は、ごく薄くタネが少し見えるぐらいにかけましょう。
さし芽:4月から6月と9月から10月に、茎を3~5cmの長さに切り取って、清潔な用土にさしましょう。
主な作業
切り戻し:6月から9月、セルレア種やスコパリア種の花が少なくなってきたら、1/3~1/2程度の高さまで切り戻すと、再び花をたくさん咲かせます。
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