文章
玲儿
2017年07月21日
エリゲロンの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
カルビンスキアヌス種は、あまり場所を選びません。コンクリートのわずかなすき間でも育ち、栽培は難しくありません。
高性タイプの交配園芸品種は、アスター属のユウゼンギクに近い性質で、日当たりと水はけのよい場所で育てます。栽培難易度は中程度です。
アズマギクなどの小型種や高山性のものは、ロックガーデンのような岩場を好み、栽培がやや難しいです。
水やり
多湿は根腐れの原因となるので、水はけをよくしておいて、鉢植えでは用土が乾いたらたっぷりと水やりします。庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
肥料
鉢植えでは、春と秋に少量施します。高温期の多肥多湿は、根腐れ、株腐れしやすいので注意します。
庭植えではほとんど必要ありません。
病気と害虫
病気:灰色かび病、うどんこ病
多湿や風通しが悪いと、灰色かび病やうどんこ病などが出やすくなります。
害虫:アブラムシ
アブラムシの防除を行います。
用土(鉢植え)
高山性の種類は、山野草向けの培養土を使います。そのほかは、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春と秋が適期です。ポット苗または株分け苗を、日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。種類によって性質が異なるので、それぞれに適した場所を選びます。
植え替え:鉢植えでは、1~2年ごとに、株分けも兼ねて春か秋に植え替えます。根をほぐして古い土を落とし、新しい用土で植えます。ロックガーデンでは数年間はそのまま育てられます。
花壇で交配種を育てる場合、茎葉が混み合うと蒸れて腐りやすくなるので、2~3年ごとに株分けを行い、植え直します。
ふやし方
株分け、タネまき、さし芽:主に株分けとタネまきでふやします。さし芽も可能です。カルビンスキアヌス種は、こぼれダネが自然に芽生えてふえるほど丈夫です。園芸品種などはポットなどにタネをまいて育てます。
主な作業
花がら切り:タネをとらない場合は、花がらを早めに切り取り、日当たりと風通しをよくしておきます。
刈り込み:晩秋に枯れた茎を切ります。寒地以外では常緑のカルビンスキアヌス種も、草姿が乱れてくるので、様子を見て晩秋に刈り込みを行います。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
カルビンスキアヌス種は、あまり場所を選びません。コンクリートのわずかなすき間でも育ち、栽培は難しくありません。
高性タイプの交配園芸品種は、アスター属のユウゼンギクに近い性質で、日当たりと水はけのよい場所で育てます。栽培難易度は中程度です。
アズマギクなどの小型種や高山性のものは、ロックガーデンのような岩場を好み、栽培がやや難しいです。
水やり
多湿は根腐れの原因となるので、水はけをよくしておいて、鉢植えでは用土が乾いたらたっぷりと水やりします。庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
肥料
鉢植えでは、春と秋に少量施します。高温期の多肥多湿は、根腐れ、株腐れしやすいので注意します。
庭植えではほとんど必要ありません。
病気と害虫
病気:灰色かび病、うどんこ病
多湿や風通しが悪いと、灰色かび病やうどんこ病などが出やすくなります。
害虫:アブラムシ
アブラムシの防除を行います。
用土(鉢植え)
高山性の種類は、山野草向けの培養土を使います。そのほかは、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春と秋が適期です。ポット苗または株分け苗を、日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。種類によって性質が異なるので、それぞれに適した場所を選びます。
植え替え:鉢植えでは、1~2年ごとに、株分けも兼ねて春か秋に植え替えます。根をほぐして古い土を落とし、新しい用土で植えます。ロックガーデンでは数年間はそのまま育てられます。
花壇で交配種を育てる場合、茎葉が混み合うと蒸れて腐りやすくなるので、2~3年ごとに株分けを行い、植え直します。
ふやし方
株分け、タネまき、さし芽:主に株分けとタネまきでふやします。さし芽も可能です。カルビンスキアヌス種は、こぼれダネが自然に芽生えてふえるほど丈夫です。園芸品種などはポットなどにタネをまいて育てます。
主な作業
花がら切り:タネをとらない場合は、花がらを早めに切り取り、日当たりと風通しをよくしておきます。
刈り込み:晩秋に枯れた茎を切ります。寒地以外では常緑のカルビンスキアヌス種も、草姿が乱れてくるので、様子を見て晩秋に刈り込みを行います。
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玲儿
2017年07月21日
エビネ(春咲き)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、強い風が当たらない日陰で育てます。特に冬の乾燥した北風は厳禁です。空中湿度は高いほうがよく、6月から9月は60~70%、それ以外の季節は40~50%の遮光をします。
エビネ、キエビネ、交配種は庭植えもできます。落葉樹などの下に鉢植え用土を盛り土するか、腐葉土やヤシ殻チップなどを混ぜて土壌改良をし、15cmほど高くした上に植えつけます。寒さの厳しい地域では、交配種でもキリシマエビネやニオイエビネの系統のものは適しません。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
庭植えの場合は、生育期間中に1週間以上雨が降らず、暑く乾燥した状態であれば十分に与えます。
芽が出て葉が成長しきるまでの間(はかま取りをするまで)は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
3月から6月の成長期は、チッ素主体の肥料を施します。月1回、親指大の油かすを5号鉢なら5つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて週1回施します。
7月から9月の充実期はリン酸、カリウム主体の緩効性化成肥料を置き肥します。規定量よりやや少なめにしておくと失敗がありません。同時に、リン酸とカリウムのみの液体肥料を4000倍に薄めて週1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に春に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えの適期は、開花前の3月、開花直後、または9月です。開花直後の場合は葉を傷めないように注意して扱います。
鉢植えは2~3年に1回植え替えます。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけるとき、新芽のあるほうを広く開け、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
庭植えは4~5年に1回植え替え、込み合った株を分けて整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分けて、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、上記の用土に段ボールを混ぜたものか、エビネを根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ってとります。
はかま取り:葉が成長しきった6月から7月、根元にある筒状の葉鞘(はかま)が黄ばんだり茶色になったりしたら、切り取ります。
防寒:北風に当てないようにします。そのうえで、冬になったらヤシ殻チップを厚さ3~5cm敷くか、農業用の保護シートをかぶせ、霜と寒気を防ぎます。さらに、エビネ、サルメンエビネとその系統の園芸品種群は、雪の下に埋めておくのもよい手段です。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、強い風が当たらない日陰で育てます。特に冬の乾燥した北風は厳禁です。空中湿度は高いほうがよく、6月から9月は60~70%、それ以外の季節は40~50%の遮光をします。
エビネ、キエビネ、交配種は庭植えもできます。落葉樹などの下に鉢植え用土を盛り土するか、腐葉土やヤシ殻チップなどを混ぜて土壌改良をし、15cmほど高くした上に植えつけます。寒さの厳しい地域では、交配種でもキリシマエビネやニオイエビネの系統のものは適しません。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
庭植えの場合は、生育期間中に1週間以上雨が降らず、暑く乾燥した状態であれば十分に与えます。
芽が出て葉が成長しきるまでの間(はかま取りをするまで)は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
3月から6月の成長期は、チッ素主体の肥料を施します。月1回、親指大の油かすを5号鉢なら5つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて週1回施します。
7月から9月の充実期はリン酸、カリウム主体の緩効性化成肥料を置き肥します。規定量よりやや少なめにしておくと失敗がありません。同時に、リン酸とカリウムのみの液体肥料を4000倍に薄めて週1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に春に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えの適期は、開花前の3月、開花直後、または9月です。開花直後の場合は葉を傷めないように注意して扱います。
鉢植えは2~3年に1回植え替えます。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけるとき、新芽のあるほうを広く開け、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
庭植えは4~5年に1回植え替え、込み合った株を分けて整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分けて、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、上記の用土に段ボールを混ぜたものか、エビネを根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ってとります。
はかま取り:葉が成長しきった6月から7月、根元にある筒状の葉鞘(はかま)が黄ばんだり茶色になったりしたら、切り取ります。
防寒:北風に当てないようにします。そのうえで、冬になったらヤシ殻チップを厚さ3~5cm敷くか、農業用の保護シートをかぶせ、霜と寒気を防ぎます。さらに、エビネ、サルメンエビネとその系統の園芸品種群は、雪の下に埋めておくのもよい手段です。
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玲儿
2017年07月20日
エキノプスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性と耐暑性が強く、全国で栽培できます。直根性で、ゴボウのような太い根が地中深く伸びるので、根がしっかり張れるように深く耕せる場所が適します。高台や石組みの上など、少し盛り土したところもよく、砂利が混じった場所でもよく育ちます。
乾燥には強いのですが、多湿には弱く、日当たりと水はけがよいことが大切です。水はけが不十分だと高温多湿期や雨天が続いたときに根腐れしやすくなります。
水やり
太い根が地中深く伸びるので、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
やせ地でも育つ植物です。花つきや生育を促進させるには、秋と早春に肥料を施します。緩効性化成肥料を株のまわりにまき、鉢植えではさらに4月から5月に液体肥料や置き肥を施します。
石灰分を好むので、苦土石灰を植えつけ時に土に混ぜておくほか、毎年秋か早春に株のまわりに少量まいておくと生育がよくなります。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと風通しが悪いと、うどんこ病などが出ることがあります。
害虫:フキノメイガ
茎の地際部分にフキノメイガの幼虫が入ることがあります。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土に鹿沼土などを2~3割混ぜて、水はけをよくしておきます。山野草用培養土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋です。庭植えでは、根がよく張るように、土に軽石などと腐葉土を混ぜて深く耕します。株が大きく育つので、株間は30~40cmくらいあけて生育スペースを十分に確保します。鉢植えでは縦長の深鉢がよく、6号くらいのロング鉢が適します。多湿に弱いので、小さい苗はいきなり大鉢に植えず、生育にしたがって徐々に鉢を大きくしていくのが確実です。
植え替え:4~5年は植えっぱなしにできます。適期は早春か秋です。芽数がふえて混み合ったり、株が老化して生育が衰えたりするようなら株分けして植え直します。鉢植えも4~5年植えたままにできますが、3年くらいで植え替えたほうが理想的です。
ふやし方
株分け、根伏せ:早春か秋に行います。根伏せしたものは3年目くらいから開花します。
タネまき:タネは4月から5月、9月から10月にまきます。3年目くらいから開花します。品種によってはタネができにくいものもあります。
主な作業
花がら摘み:花は長もちしますが、色があせてきたら順に切り取っていき、最後には茎の半分くらいまで切り戻します。
葉刈り:生育旺盛で葉が茂りすぎる場合に行います。茎が伸びる5月から6月に、葉が混んでいるところや重なっているところなどを、下葉から切り取ります。茎の上のほうの葉は残しておきます。すっきりと見栄えがよくなり、株元の日当たりと風通しもよくなり、新芽の生育も促進されて、秋にも再び開花するようになります。品種によって性質の強弱や生育スピードが異なるので、様子を見ながら行います。
茎の切り取り:晩秋から冬には、地際近くで茎を切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性と耐暑性が強く、全国で栽培できます。直根性で、ゴボウのような太い根が地中深く伸びるので、根がしっかり張れるように深く耕せる場所が適します。高台や石組みの上など、少し盛り土したところもよく、砂利が混じった場所でもよく育ちます。
乾燥には強いのですが、多湿には弱く、日当たりと水はけがよいことが大切です。水はけが不十分だと高温多湿期や雨天が続いたときに根腐れしやすくなります。
水やり
太い根が地中深く伸びるので、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
やせ地でも育つ植物です。花つきや生育を促進させるには、秋と早春に肥料を施します。緩効性化成肥料を株のまわりにまき、鉢植えではさらに4月から5月に液体肥料や置き肥を施します。
石灰分を好むので、苦土石灰を植えつけ時に土に混ぜておくほか、毎年秋か早春に株のまわりに少量まいておくと生育がよくなります。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日当たりと風通しが悪いと、うどんこ病などが出ることがあります。
害虫:フキノメイガ
茎の地際部分にフキノメイガの幼虫が入ることがあります。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土に鹿沼土などを2~3割混ぜて、水はけをよくしておきます。山野草用培養土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋です。庭植えでは、根がよく張るように、土に軽石などと腐葉土を混ぜて深く耕します。株が大きく育つので、株間は30~40cmくらいあけて生育スペースを十分に確保します。鉢植えでは縦長の深鉢がよく、6号くらいのロング鉢が適します。多湿に弱いので、小さい苗はいきなり大鉢に植えず、生育にしたがって徐々に鉢を大きくしていくのが確実です。
植え替え:4~5年は植えっぱなしにできます。適期は早春か秋です。芽数がふえて混み合ったり、株が老化して生育が衰えたりするようなら株分けして植え直します。鉢植えも4~5年植えたままにできますが、3年くらいで植え替えたほうが理想的です。
ふやし方
株分け、根伏せ:早春か秋に行います。根伏せしたものは3年目くらいから開花します。
タネまき:タネは4月から5月、9月から10月にまきます。3年目くらいから開花します。品種によってはタネができにくいものもあります。
主な作業
花がら摘み:花は長もちしますが、色があせてきたら順に切り取っていき、最後には茎の半分くらいまで切り戻します。
葉刈り:生育旺盛で葉が茂りすぎる場合に行います。茎が伸びる5月から6月に、葉が混んでいるところや重なっているところなどを、下葉から切り取ります。茎の上のほうの葉は残しておきます。すっきりと見栄えがよくなり、株元の日当たりと風通しもよくなり、新芽の生育も促進されて、秋にも再び開花するようになります。品種によって性質の強弱や生育スピードが異なるので、様子を見ながら行います。
茎の切り取り:晩秋から冬には、地際近くで茎を切ります。
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玲儿
2017年07月20日
エキウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好みますが、真夏は西日が当たらないところが適しています。水はけのよい乾き気味の場所で育てます。ややアルカリ性土壌を好むので、植えつけ前には苦土石灰を施して耕します。肥沃な土壌では徒長しがちです。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に育てます。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施し、追肥は不要です。
病気と害虫
病気:疫病
株の中心や葉の基部から溶けるように軟化、腐敗し、株がしおれ、落葉します。水が葉にたまったり、泥のはね返りにより発病しやすいので、水やりの際は株元に与えるようにします。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石または日向土を2割ほど混ぜたものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
春または秋に、開花見込みのポット苗が流通します。二年草タイプの場合、苗が4~5号鉢植えくらいの大きさになっていれば冬の寒さに反応して花芽をつけるので、その大きさになったら、10号鉢以上の大きさの鉢に鉢上げ、または花壇に植えつけます。冬の寒さにあわせる必要があるとはいえ、耐寒性はさほど強くないので、霜の心配がある地域では冬の間大鉢で育て、春になってから植えつけるとよいでしょう。直根性で移植を嫌うので、作業時に根鉢をくずさないようにていねいに扱います。
ふやし方
多年草タイプはさし木をすることもできますが、いずれもさし木よりタネからふやすのが簡単です。二年草タイプと多年草タイプは花後に、一年草タイプは秋まきします。直根性なので、タネをポットにまくか直まきし、タネが隠れるくらいに覆土をします。
主な作業
花がら摘み:1株からたくさんの花序を咲かせるタイプの場合、花穂につく小花のほとんどが咲き終わったら、花穂の下の節で切り戻しますが、1茎1花の場合は、放任してタネをとるとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好みますが、真夏は西日が当たらないところが適しています。水はけのよい乾き気味の場所で育てます。ややアルカリ性土壌を好むので、植えつけ前には苦土石灰を施して耕します。肥沃な土壌では徒長しがちです。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に育てます。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施し、追肥は不要です。
病気と害虫
病気:疫病
株の中心や葉の基部から溶けるように軟化、腐敗し、株がしおれ、落葉します。水が葉にたまったり、泥のはね返りにより発病しやすいので、水やりの際は株元に与えるようにします。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石または日向土を2割ほど混ぜたものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
春または秋に、開花見込みのポット苗が流通します。二年草タイプの場合、苗が4~5号鉢植えくらいの大きさになっていれば冬の寒さに反応して花芽をつけるので、その大きさになったら、10号鉢以上の大きさの鉢に鉢上げ、または花壇に植えつけます。冬の寒さにあわせる必要があるとはいえ、耐寒性はさほど強くないので、霜の心配がある地域では冬の間大鉢で育て、春になってから植えつけるとよいでしょう。直根性で移植を嫌うので、作業時に根鉢をくずさないようにていねいに扱います。
ふやし方
多年草タイプはさし木をすることもできますが、いずれもさし木よりタネからふやすのが簡単です。二年草タイプと多年草タイプは花後に、一年草タイプは秋まきします。直根性なので、タネをポットにまくか直まきし、タネが隠れるくらいに覆土をします。
主な作業
花がら摘み:1株からたくさんの花序を咲かせるタイプの場合、花穂につく小花のほとんどが咲き終わったら、花穂の下の節で切り戻しますが、1茎1花の場合は、放任してタネをとるとよいでしょう。
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玲儿
2017年07月20日
エイザンスミレの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、午前中は日光が当たり、午後は明るい日陰になる場所で育てます。夏は一日中明るい日陰に置き、直射日光は避けます。エイザンスミレの仲間はそうか病にかかりやすい傾向があるので、鉢植えはなるべく雨よけをし、棚上で管理して地面から遠ざけることが必要です。
庭植えの場合は落葉樹の下などに植えます。土の水はけをよくするため、鉢植え用土を客土するか土壌改良を行い、10~20cmほど盛り土したところに植えます。葉に泥がはねないように、グラウンドカバーやマルチングをしておくと、そうか病の発生を減らせます。
水やり
鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。山草鉢など乾きやすい鉢の場合は、二重鉢にしたり、砂床に埋めておいたりして、極端な乾燥を防ぎます。
庭植えのものは、雨が降らず、植物がいつもしおれているようなら十分に与えます。昼ごろにしおれていても夕方に元に戻っているなら必要ありません。
肥料
鉢植えでは、元肥として、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を3号鉢で二つまみ程度施します。春から秋まで月2~3回、三要素等量か、リン酸とカリウムが多めの液体肥料を2000~3000倍に薄めて施します。
庭植えの場合はほとんど必要なく、施したいなら9月から10月に、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を、鉢植えと同程度の量を株の周囲にばらまいておきます。
病気と害虫
病気:そうか病、うどんこ病
そうか病は主に晩春から初夏と秋に発生します。茎や葉柄を中心に白いかさぶた状のものができて、ときにはもろく折れます。雨を避けることが最も有効な防除方法です。
うどんこ病は5月から8月に発生し、葉の表面に白っぽい粉をかけたようなカビが生えます。あまり重症化はしませんが、見た目はよくありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモン、ネコブセンチュウ
アブラムシは主に春、ハダニは夏、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)とツマグロヒョウモンの幼虫は主に春から秋に発生します。ヨトウムシは温暖な都市部では一年中見られることもあります。
ネコブセンチュウは土中にすむ害虫で、主に春から秋に発生し、根が傷んで株の成長がひどく悪くなります。鉢植えの場合、棚の上に置いて地面から離すことが効果的な防除方法です。
用土(鉢植え)
根が長く伸びるので、深鉢に植えます。あまり小さい鉢は適しません。
硬質鹿沼土(または日向土)、軽石、赤玉土(または桐生砂)の各小粒を等量に混ぜたものなどを使います。山草鉢のような乾きやすい鉢に植えるときは、軽石の量を減らすか、赤玉土の量をふやして、もう少し水もちをよくします。腐植質(腐葉土やヤシ殻チップの細かいもの)を3割程度混ぜてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年植え替えます。夏の終わりから初秋、または生育開始前の2月から3月に行います。タネまきや根伏せで育てた苗は、成長に合わせて随時、一回り大きな鉢に植え替えていきます。小鉢に植えられた株を購入したときは、すぐに地面に植えるか、3号鉢に植え替えます。
ふやし方
タネまき:完熟種子をまく方法と、未熟種子をまく方法の2つがあります。
完熟種子の場合は、果実が上を向いてきたら完熟間近なので、果実に小さな袋をかけ、袋の中に飛び散ったタネを集めます。完熟種子は一度低温に当たらないと発芽しないので、冷蔵庫で1~2か月以上、湿らせた川砂と混ぜて保管(低温湿潤処理)してからまきます。
未熟種子は、果実が真上を向いてやや硬くなったころに果実を割り、中のタネを取り出して、とりまきします。未熟種子はまいてから1週間ほどで発芽します。
タネまき用土は親株と同じものを使います。苗床はあらかじめ熱湯消毒しておくとよいでしょう。タネに2mmほど覆土し、鉢底から水を吸わせます。乾燥しないように管理し、冬は凍結しないように、北風を避けられる場所に置きます。
根伏せ:根を使ってふやす方法です。なるべく若い根を5~6cmほどの長さに切り、切り口を鋭いカッターなどで切り直します。1本の根から数本切り分けても大丈夫です。親株と同じ用土に、切り口が見えるか見えないか程度に土をかけて植えておきます。
株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれる部分で分けて植えます。茎の古い部分や、傷んだ根は切り捨てます。
主な作業
採種:病害虫の被害を受けたときや、2~3年で株が寿命を迎えたときに備え、実ったタネは可能なかぎり集めて、冷蔵庫に保管します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、午前中は日光が当たり、午後は明るい日陰になる場所で育てます。夏は一日中明るい日陰に置き、直射日光は避けます。エイザンスミレの仲間はそうか病にかかりやすい傾向があるので、鉢植えはなるべく雨よけをし、棚上で管理して地面から遠ざけることが必要です。
庭植えの場合は落葉樹の下などに植えます。土の水はけをよくするため、鉢植え用土を客土するか土壌改良を行い、10~20cmほど盛り土したところに植えます。葉に泥がはねないように、グラウンドカバーやマルチングをしておくと、そうか病の発生を減らせます。
水やり
鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。山草鉢など乾きやすい鉢の場合は、二重鉢にしたり、砂床に埋めておいたりして、極端な乾燥を防ぎます。
庭植えのものは、雨が降らず、植物がいつもしおれているようなら十分に与えます。昼ごろにしおれていても夕方に元に戻っているなら必要ありません。
肥料
鉢植えでは、元肥として、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を3号鉢で二つまみ程度施します。春から秋まで月2~3回、三要素等量か、リン酸とカリウムが多めの液体肥料を2000~3000倍に薄めて施します。
庭植えの場合はほとんど必要なく、施したいなら9月から10月に、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を、鉢植えと同程度の量を株の周囲にばらまいておきます。
病気と害虫
病気:そうか病、うどんこ病
そうか病は主に晩春から初夏と秋に発生します。茎や葉柄を中心に白いかさぶた状のものができて、ときにはもろく折れます。雨を避けることが最も有効な防除方法です。
うどんこ病は5月から8月に発生し、葉の表面に白っぽい粉をかけたようなカビが生えます。あまり重症化はしませんが、見た目はよくありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモン、ネコブセンチュウ
アブラムシは主に春、ハダニは夏、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)とツマグロヒョウモンの幼虫は主に春から秋に発生します。ヨトウムシは温暖な都市部では一年中見られることもあります。
ネコブセンチュウは土中にすむ害虫で、主に春から秋に発生し、根が傷んで株の成長がひどく悪くなります。鉢植えの場合、棚の上に置いて地面から離すことが効果的な防除方法です。
用土(鉢植え)
根が長く伸びるので、深鉢に植えます。あまり小さい鉢は適しません。
硬質鹿沼土(または日向土)、軽石、赤玉土(または桐生砂)の各小粒を等量に混ぜたものなどを使います。山草鉢のような乾きやすい鉢に植えるときは、軽石の量を減らすか、赤玉土の量をふやして、もう少し水もちをよくします。腐植質(腐葉土やヤシ殻チップの細かいもの)を3割程度混ぜてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年植え替えます。夏の終わりから初秋、または生育開始前の2月から3月に行います。タネまきや根伏せで育てた苗は、成長に合わせて随時、一回り大きな鉢に植え替えていきます。小鉢に植えられた株を購入したときは、すぐに地面に植えるか、3号鉢に植え替えます。
ふやし方
タネまき:完熟種子をまく方法と、未熟種子をまく方法の2つがあります。
完熟種子の場合は、果実が上を向いてきたら完熟間近なので、果実に小さな袋をかけ、袋の中に飛び散ったタネを集めます。完熟種子は一度低温に当たらないと発芽しないので、冷蔵庫で1~2か月以上、湿らせた川砂と混ぜて保管(低温湿潤処理)してからまきます。
未熟種子は、果実が真上を向いてやや硬くなったころに果実を割り、中のタネを取り出して、とりまきします。未熟種子はまいてから1週間ほどで発芽します。
タネまき用土は親株と同じものを使います。苗床はあらかじめ熱湯消毒しておくとよいでしょう。タネに2mmほど覆土し、鉢底から水を吸わせます。乾燥しないように管理し、冬は凍結しないように、北風を避けられる場所に置きます。
根伏せ:根を使ってふやす方法です。なるべく若い根を5~6cmほどの長さに切り、切り口を鋭いカッターなどで切り直します。1本の根から数本切り分けても大丈夫です。親株と同じ用土に、切り口が見えるか見えないか程度に土をかけて植えておきます。
株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれる部分で分けて植えます。茎の古い部分や、傷んだ根は切り捨てます。
主な作業
採種:病害虫の被害を受けたときや、2~3年で株が寿命を迎えたときに備え、実ったタネは可能なかぎり集めて、冷蔵庫に保管します。
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玲儿
2017年07月19日
イワタバコの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
短時間でも直射日光を受けると葉焼けするので、直射日光が当たらず、強い風が吹き込まない日陰で育てます。空中湿度は高いほうが適しています。
鉢植えは、70~80%の遮光をした涼しい日陰で育てます。置き場の地面は土のままか、人工芝などを敷いて水をまきます。葉が黄色くなるようなら日ざしが強すぎます。
庭植えは、ウェットウォール(ロックガーデンの1タイプで湿った岸壁を模したもの)を築き、そこに鉢植え用の用土を入れて植えます。庭の日陰に水が流れる滝組があれば、その岩のすき間に植えてもよいでしょう。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植え、湿度が保たれて環境が穏やかになるように工夫します。
水やり
乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。鉢底を浅い水につけて腰水にしておくか、底面給水にします。石づきのものは水盤にのせて水を張っておきましょう。
肥料
植えつけの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて月2~3回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。液体肥料は、3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを用います。真夏の時期は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ナメクジ
ほとんどありませんが、花や蕾をナメクジに食害されることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量混ぜ合わせたものに、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを3割ほど混ぜて植えます。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らします。
盆栽的に育てる場合は石づきとし、ケト土をよく練ったものを厚さ0.5~1cmに塗った上に根と根茎を広げて植え、表面にコケを張って木綿糸などで固定しておきます。
植えつけ、 植え替え
1年おきに植え替えます。必ず休眠中の2月から3月に行います。
ふやし方
葉ざし:適期は6月です。葉を切って、清潔な用土にさします。用土は鹿沼土や赤玉土の細かいもの、水ゴケ、市販のさし木用の用土などを用います。葉をカミソリやカッターなどで切り、小さい葉はそのまま、大きい葉は横に2分割してさします。さし終わったら浅く腰水をして、透明なビニール袋をかけて乾くのを防ぎます。1か月ほどで発根、発芽し、翌年の2月から3月に鉢上げをします。
株分け:大株は根茎を切って分けることが可能です。植え替えの際に行います。切り口には防腐剤を塗っておきます。
主な作業
花がら摘み:落ちた花はかびやすいので、こまめに取り除きます。花後の花茎も花が終わったら切り捨てます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
短時間でも直射日光を受けると葉焼けするので、直射日光が当たらず、強い風が吹き込まない日陰で育てます。空中湿度は高いほうが適しています。
鉢植えは、70~80%の遮光をした涼しい日陰で育てます。置き場の地面は土のままか、人工芝などを敷いて水をまきます。葉が黄色くなるようなら日ざしが強すぎます。
庭植えは、ウェットウォール(ロックガーデンの1タイプで湿った岸壁を模したもの)を築き、そこに鉢植え用の用土を入れて植えます。庭の日陰に水が流れる滝組があれば、その岩のすき間に植えてもよいでしょう。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植え、湿度が保たれて環境が穏やかになるように工夫します。
水やり
乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。鉢底を浅い水につけて腰水にしておくか、底面給水にします。石づきのものは水盤にのせて水を張っておきましょう。
肥料
植えつけの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて月2~3回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。液体肥料は、3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを用います。真夏の時期は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ナメクジ
ほとんどありませんが、花や蕾をナメクジに食害されることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量混ぜ合わせたものに、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを3割ほど混ぜて植えます。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らします。
盆栽的に育てる場合は石づきとし、ケト土をよく練ったものを厚さ0.5~1cmに塗った上に根と根茎を広げて植え、表面にコケを張って木綿糸などで固定しておきます。
植えつけ、 植え替え
1年おきに植え替えます。必ず休眠中の2月から3月に行います。
ふやし方
葉ざし:適期は6月です。葉を切って、清潔な用土にさします。用土は鹿沼土や赤玉土の細かいもの、水ゴケ、市販のさし木用の用土などを用います。葉をカミソリやカッターなどで切り、小さい葉はそのまま、大きい葉は横に2分割してさします。さし終わったら浅く腰水をして、透明なビニール袋をかけて乾くのを防ぎます。1か月ほどで発根、発芽し、翌年の2月から3月に鉢上げをします。
株分け:大株は根茎を切って分けることが可能です。植え替えの際に行います。切り口には防腐剤を塗っておきます。
主な作業
花がら摘み:落ちた花はかびやすいので、こまめに取り除きます。花後の花茎も花が終わったら切り捨てます。
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玲儿
2017年07月19日
イキシアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬期温暖で、日照量の多い気候が適しています。半耐寒性なので、関東地方以西の太平洋側では比較的育てやすいのですが、寒冷地や多雪地では保温の施設などが必要です。夏の間は球根の状態で休眠しますが、わが国のような雨の多い気候では、病気などで球根が腐ることもあるので、掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておくのが確実です。場所によっては植えっぱなしで育てることもできます。
水やり
生育期には極端に乾かさないようにします。葉が伸び出してから開花までは、用土が乾き始めたらたっぷり与えます。開花後は徐々に水やりの回数を減らしていき、葉が枯れ始めたら乾かします。
肥料
多肥は球根が腐りやすくなるので、少なめが安全です。葉が伸び出してから開花まで月に1回ぐらい液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:高温期の多肥多湿は球根が腐りやすくなります。また、連作すると生育が悪くなり、病気も出やすくなるので、庭植えで育てる場合は、2~3年ごとに場所を変えるのがよいでしょう。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであればよく、一般の草花用培養土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
10月中旬以降、涼しくなってから植えつけます。深さ3~4cm、間隔は4~5cmぐらいが目安です。鉢植えにする場合は、4号鉢なら3球ぐらいです。
ふやし方
自然に分球してよくふえます。小さな木子(きご)は1~2年養成すると開花球になります。タネでふやすこともできますが、元の親とは異なる花が咲く可能性もあります。
主な作業
掘り上げ:梅雨前に掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておきます。ただし、鉢植えでは掘り上げずにそのまま乾燥させておくこともできます。
防寒:半耐寒性で軽い霜くらいは問題ありませんが、凍結のおそれがあるときは防寒が必要です。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬期温暖で、日照量の多い気候が適しています。半耐寒性なので、関東地方以西の太平洋側では比較的育てやすいのですが、寒冷地や多雪地では保温の施設などが必要です。夏の間は球根の状態で休眠しますが、わが国のような雨の多い気候では、病気などで球根が腐ることもあるので、掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておくのが確実です。場所によっては植えっぱなしで育てることもできます。
水やり
生育期には極端に乾かさないようにします。葉が伸び出してから開花までは、用土が乾き始めたらたっぷり与えます。開花後は徐々に水やりの回数を減らしていき、葉が枯れ始めたら乾かします。
肥料
多肥は球根が腐りやすくなるので、少なめが安全です。葉が伸び出してから開花まで月に1回ぐらい液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:高温期の多肥多湿は球根が腐りやすくなります。また、連作すると生育が悪くなり、病気も出やすくなるので、庭植えで育てる場合は、2~3年ごとに場所を変えるのがよいでしょう。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであればよく、一般の草花用培養土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
10月中旬以降、涼しくなってから植えつけます。深さ3~4cm、間隔は4~5cmぐらいが目安です。鉢植えにする場合は、4号鉢なら3球ぐらいです。
ふやし方
自然に分球してよくふえます。小さな木子(きご)は1~2年養成すると開花球になります。タネでふやすこともできますが、元の親とは異なる花が咲く可能性もあります。
主な作業
掘り上げ:梅雨前に掘り上げて秋まで乾燥貯蔵しておきます。ただし、鉢植えでは掘り上げずにそのまま乾燥させておくこともできます。
防寒:半耐寒性で軽い霜くらいは問題ありませんが、凍結のおそれがあるときは防寒が必要です。
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2017年07月17日
木棉花的养殖方法
栽培概述
生物学特性: 喜温暖气候,为热带季雨林的代表树种,不耐寒,喜光,耐旱,生长迅速,萌蘖性强,深根性,抗风力强。在土层深厚肥沃的酸性、中性土壤中生长最好。
栽培技术: 用播种、扦插和分株繁殖。蒴果未开裂前采集,种子发芽力保存期短,故多随采随播,也可用湿沙短期贮藏,条播,覆土2cm,平均气温20℃以上,一般4~5d可出齐苗;扦插多在2~3月或雨季进行,用长80~100cm,横径1~2cm 的大枝,插入苗床10~15cm深,经常保持床上湿润;分株是自母株根部萌蘖处,连一段母根和须根截断分栽更易成活。
田间管理: 实生幼苗不需移栽,苗过密时经1次间苗后,可任其生长,每月追肥1~2次。幼苗怕霜冻,第1年入冬小苗应浇水井用草覆盖,防霜冻。扦插苗栽后应遮阴、喷水,缓苗后半个月可追施薄肥,其后常中耕除草。
砧木的培育
在攀枝花市地区,木棉种子4~5月成熟即可采收。由于种子含油量高,易变坏丧失萌发力,一般要求采后当年及时播种。苗床育苗采用条播和撒播,条播的行距20cm,深5cm,沟内点播种子。覆土2cm,表土盖草,播后6~7d 开始发芽,13~15d基本出齐。幼苗出土后及时松土除草,并适当间苗除草,注意病虫害防治。幼苗高4~5cm,有初生叶2片以上时,可移入营养袋,苗高40cm左右可移植培育大苗。当苗胸径有1m~115cm时即可嫁接。
嫁接时间
在攀枝花地区,宜选2~3月份和6~7月份嫁接木棉。2~3月份气温回升快,木棉开始萌动抽梢,此时嫁接易于成活。4~5月气温高,易导致接穗干枯。6~7月份是攀枝花地区雨季较集中时期,气温有所下降,嫁接时应避开雨天。
选择接穗
从已开花的木棉母树上选择两年生的生长健壮、充实、芽体饱满、无病虫害的当年未花枝条作接穗。要求所选的接穗径粗介于0.17cm~1.2cm,芽眼间距1~2cm。采集的取穗条要 立即剪去叶片,以减少枝条的水分散失,并将枝条用湿毛巾裹放于阴凉处,最好随采随用。接穗需要贮藏数日时可将其两端用石蜡封口埋于沙床,覆盖沙层厚4cm~6cm,并注意保湿通风。
嫁接方法
木棉嫁接时采用单芽切接较好,试验发现无论接穗留几个芽,当第1个芽萌动抽梢后,,其余芽眼萌发均受到抑制。嫁接时先削取接穗,方法是:在接穗上选定一饱满芽,并在反面下端0.15cm处起刀削微带或不带木质部的长度为1.5~2cm的平面,在反面削45°的斜断面,在芽上端1cm处截断,接穗长度4cm。对砧木苗要求在离地高15 cm处剪砧,在砧木平滑面纵切一刀,长度115cm~2m,微带木质部为宜,把削好的接穗插入嫁接口,使两边形成层对齐密接,接穗上端露白。最后用塑料薄膜带由下而上捆扎密实,接穗芽眼处只包扎一层嫁接膜,易于嫁接成活后自动破膜。
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玲儿
2017年07月16日
アンゲロニアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
最低でも1日のうち2~3時間は日が当たり、少し湿り気のある場所に植えつけましょう。しかし、水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、腐葉土を混合して水はけをよくしてから植えつけます。やせた土地では、あらかじめ完熟堆肥を入れ混ぜてから植えつけます。
水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えでは、真夏に晴れが続き、乾くようなら水を与えましょう。
肥料
鉢植えには6月から10月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を併用して施します。庭植えでは6月から10月に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
6月から7月と9月から10月に雨が続くと、灰色かび病が発生しやすくなります。風通しをよくすると、発生を抑えることができます。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
5月から10月の間、アブラムシが特に新芽に発生しやすいのでよく観察し、発生したら防除します。
6月から7月の梅雨どきに、ナメクジの発生が多くなります。昼間は鉢の底や石の下などに潜んでいて、夜に這い出して植物を食害するので、夜に見回って捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく保水力のある土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などを用います。元肥として、リン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
5月から7月が植えつけ適期です。品種によって草丈が違うので、用途に合わせて品種を選びましょう。
ふやし方
タネまき:5月から6月にタネをまき、ふやすことができます。高温を好むので、早まきは避けましょう。
主な作業
切り戻し:摘まなくても花がらは勝手に落ちますが、葉の上などに花がらが残っていると病気の原因になるので、取り除きます。7月から8月ごろ、花が咲き終わった花茎が目立つようになったら、わき芽の上で1/2~2/3の草丈になるように切り戻すとわき芽が伸び、さらに多くの花をつけます。
支柱立て:高性品種は倒れやすいので、6月から10月ごろ、適宜支柱を立てておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
最低でも1日のうち2~3時間は日が当たり、少し湿り気のある場所に植えつけましょう。しかし、水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、腐葉土を混合して水はけをよくしてから植えつけます。やせた土地では、あらかじめ完熟堆肥を入れ混ぜてから植えつけます。
水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えでは、真夏に晴れが続き、乾くようなら水を与えましょう。
肥料
鉢植えには6月から10月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を併用して施します。庭植えでは6月から10月に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
6月から7月と9月から10月に雨が続くと、灰色かび病が発生しやすくなります。風通しをよくすると、発生を抑えることができます。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
5月から10月の間、アブラムシが特に新芽に発生しやすいのでよく観察し、発生したら防除します。
6月から7月の梅雨どきに、ナメクジの発生が多くなります。昼間は鉢の底や石の下などに潜んでいて、夜に這い出して植物を食害するので、夜に見回って捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく保水力のある土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などを用います。元肥として、リン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
5月から7月が植えつけ適期です。品種によって草丈が違うので、用途に合わせて品種を選びましょう。
ふやし方
タネまき:5月から6月にタネをまき、ふやすことができます。高温を好むので、早まきは避けましょう。
主な作業
切り戻し:摘まなくても花がらは勝手に落ちますが、葉の上などに花がらが残っていると病気の原因になるので、取り除きます。7月から8月ごろ、花が咲き終わった花茎が目立つようになったら、わき芽の上で1/2~2/3の草丈になるように切り戻すとわき芽が伸び、さらに多くの花をつけます。
支柱立て:高性品種は倒れやすいので、6月から10月ごろ、適宜支柱を立てておきましょう。
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玲儿
2017年07月16日
アレナリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。レンガやコンクリートで囲って一段高くしたレイズドベッド花壇や、ロックガーデンに適します。
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きます。棚の上に置いて雨による泥はねを防ぎましょう。真夏は、半日陰に置いて涼しく管理しましょう。
水やり
庭植えでは、特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。高温時に過湿になると、株が蒸れて立ち枯れたり、根腐れするので、雨が続くときを避けて、水やりします。ただし、高温時に土が完全に乾くと枯れてしまうので、水のやり忘れに注意しましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から5月と10月から11月に、緩効性化成肥料(チッ素-リン酸-カリ=10-10-10など)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から7月に発生します。過湿で発生が多くなるので、株が長時間濡れたままにならないようにしましょう。
害虫:アブラムシ
特に成長期の3月から5月と、9月から11月に、アブラムシが発生します。風通しをよくすることと、チッ素肥料を控えることで発生を減らすことができます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス1、軽石小粒1の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜたものなど、水はけがよい肥沃な土を好みます。酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は4月から5月と、9月から11月です。庭植えの場合はほとんど植え替えは必要ありませんが、3年に1回程度植え替えると、成長がよくなります。古株は枯れやすいので、さし芽で幼苗を作っておくとよいでしょう。
鉢植えは、根詰まりすると成長が悪くなるので、毎年一回り大きな鉢に植え替えましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。1か所に3~5粒ずつタネをまとめてまき、間引かずに育てると、早くこんもりと茂ったスタイルのよい株に育ちます。覆土はバーミキュライトの細粒を使い、タネが少し見える程度にごく薄くします。
さし芽:適期は4月から5月と、9月から10月です。充実した新芽の先端を3~4cm程度の長さに切ってさします。切り口には、発根促進剤を薄くまぶしておくとよいでしょう。1か所に3芽程度まとめてさすと、素早くこんもりとした株に仕立てられます。
主な作業
切り戻し:6月から7月と、9月から10月が切り戻しの適期です。梅雨前に切り戻すと、風通しがよくなって蒸れにくくなります。また、秋に伸びすぎた茎を短く切り戻すと分枝が促され、春の花つきがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。レンガやコンクリートで囲って一段高くしたレイズドベッド花壇や、ロックガーデンに適します。
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きます。棚の上に置いて雨による泥はねを防ぎましょう。真夏は、半日陰に置いて涼しく管理しましょう。
水やり
庭植えでは、特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。高温時に過湿になると、株が蒸れて立ち枯れたり、根腐れするので、雨が続くときを避けて、水やりします。ただし、高温時に土が完全に乾くと枯れてしまうので、水のやり忘れに注意しましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から5月と10月から11月に、緩効性化成肥料(チッ素-リン酸-カリ=10-10-10など)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から7月に発生します。過湿で発生が多くなるので、株が長時間濡れたままにならないようにしましょう。
害虫:アブラムシ
特に成長期の3月から5月と、9月から11月に、アブラムシが発生します。風通しをよくすることと、チッ素肥料を控えることで発生を減らすことができます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス1、軽石小粒1の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜたものなど、水はけがよい肥沃な土を好みます。酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は4月から5月と、9月から11月です。庭植えの場合はほとんど植え替えは必要ありませんが、3年に1回程度植え替えると、成長がよくなります。古株は枯れやすいので、さし芽で幼苗を作っておくとよいでしょう。
鉢植えは、根詰まりすると成長が悪くなるので、毎年一回り大きな鉢に植え替えましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。1か所に3~5粒ずつタネをまとめてまき、間引かずに育てると、早くこんもりと茂ったスタイルのよい株に育ちます。覆土はバーミキュライトの細粒を使い、タネが少し見える程度にごく薄くします。
さし芽:適期は4月から5月と、9月から10月です。充実した新芽の先端を3~4cm程度の長さに切ってさします。切り口には、発根促進剤を薄くまぶしておくとよいでしょう。1か所に3芽程度まとめてさすと、素早くこんもりとした株に仕立てられます。
主な作業
切り戻し:6月から7月と、9月から10月が切り戻しの適期です。梅雨前に切り戻すと、風通しがよくなって蒸れにくくなります。また、秋に伸びすぎた茎を短く切り戻すと分枝が促され、春の花つきがよくなります。
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玲儿
2017年07月16日
アルメリアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
海岸や山地の岩場に自生するものが多く、日当たりと水はけのよい場所を好みます。強い日ざしや寒さに強く、潮風にも強いので、やせ地や海に近い砂地のようなところでも育てられます。ただし、蒸れには弱く、特に高温期の多肥多湿には注意が必要です。また、日当たりが悪いとよく育ちません。直根性で、地中深く根が張りますが、細根も多く出ます。
水やり
庭植えでは、植えつけ直後は乾燥させないよう水やりをしますが、根づいてからは、ほとんど必要ありません。
鉢植えは、春の成長期から開花中は乾かさないように、用土が乾き始めたら、たっぷりと与えます。開花後は過湿にならないよう、用土が乾いてから与えます。
肥料
10月から11月と3月から4月に施し、高温期に肥料分が残らないようにしておきます。置き肥、液体肥料のどちらでもよく、秋は緩効性のもの、春は速効性のものが便利です。
病気と害虫
病気:根腐れ、灰色かび病
高温多湿期の蒸れと排水不良による根腐れに注意すれば、枯れるほどの病気はほとんど見られません。灰色かび病が発生した花がらは早めに切り取ります。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を使います。ピートモスの多いものは根腐れしやすいので、一般の草花用培養土の場合は、軽石や鹿沼土などを2~3割混ぜて使うと確実です。なお、ジュニペリフォリア種などの高山性の種類には、山野草用培養土が安全です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に、根鉢をくずして植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、庭土に石灰分を少し混ぜておくとよいでしょう。
植え替え:大株になって芽数がふえるほど蒸れて腐りやすくなるので、庭植え、鉢植えともに、毎年秋に株分けして植え直すのが確実です。芽が折れてしまったものや、根がほとんどつかない株の場合は、さし芽をして発根させてから植えつけます。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。株元は1本ですが、掘り上げたら縦に切り裂くように株を分けます。
さし芽:パーライトや鹿沼土などにさします。
タネまき:タネを入手したら、春か秋にまくと翌春には開花します。自分でタネをとる場合は、自家受粉しにくいので何株か違うものをまとめて植え、雨に当てないようにしておきます。好光性なので、覆土は薄くします。
主な作業
花がら摘み:タネをとらない場合は、咲き終わった花がらを切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
海岸や山地の岩場に自生するものが多く、日当たりと水はけのよい場所を好みます。強い日ざしや寒さに強く、潮風にも強いので、やせ地や海に近い砂地のようなところでも育てられます。ただし、蒸れには弱く、特に高温期の多肥多湿には注意が必要です。また、日当たりが悪いとよく育ちません。直根性で、地中深く根が張りますが、細根も多く出ます。
水やり
庭植えでは、植えつけ直後は乾燥させないよう水やりをしますが、根づいてからは、ほとんど必要ありません。
鉢植えは、春の成長期から開花中は乾かさないように、用土が乾き始めたら、たっぷりと与えます。開花後は過湿にならないよう、用土が乾いてから与えます。
肥料
10月から11月と3月から4月に施し、高温期に肥料分が残らないようにしておきます。置き肥、液体肥料のどちらでもよく、秋は緩効性のもの、春は速効性のものが便利です。
病気と害虫
病気:根腐れ、灰色かび病
高温多湿期の蒸れと排水不良による根腐れに注意すれば、枯れるほどの病気はほとんど見られません。灰色かび病が発生した花がらは早めに切り取ります。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土を使います。ピートモスの多いものは根腐れしやすいので、一般の草花用培養土の場合は、軽石や鹿沼土などを2~3割混ぜて使うと確実です。なお、ジュニペリフォリア種などの高山性の種類には、山野草用培養土が安全です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に、根鉢をくずして植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、庭土に石灰分を少し混ぜておくとよいでしょう。
植え替え:大株になって芽数がふえるほど蒸れて腐りやすくなるので、庭植え、鉢植えともに、毎年秋に株分けして植え直すのが確実です。芽が折れてしまったものや、根がほとんどつかない株の場合は、さし芽をして発根させてから植えつけます。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。株元は1本ですが、掘り上げたら縦に切り裂くように株を分けます。
さし芽:パーライトや鹿沼土などにさします。
タネまき:タネを入手したら、春か秋にまくと翌春には開花します。自分でタネをとる場合は、自家受粉しにくいので何株か違うものをまとめて植え、雨に当てないようにしておきます。好光性なので、覆土は薄くします。
主な作業
花がら摘み:タネをとらない場合は、咲き終わった花がらを切り取ります。
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文章
玲儿
2017年07月16日
アルテルナンテラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので高温期に盛んに成長し、秋以降は気温の低下とともに生育が緩慢になり、霜や凍結にあうと枯死します。
日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、高温多湿にも強く、育てやすいのですが、日陰では葉色の赤や黄が薄くなります。短日になると花芽がつきやすくなります。冬越しには5℃以上が必要です。
水やり
乾燥すると生育が止まり、下葉から枯れやすくなります。
鉢植えは、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
肥料
鉢植えでは、6月から10月ごろ、月1回置き肥、または月3~4回液体肥料を施します。
庭植えではそれほど必要としませんが、夏の間に、株のまわりに化成肥料などをまいておくと大株に育ちます。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ナメクジなど
ほとんど見られませんが、場所や環境によっては、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:初夏から秋まで植えつけができます。花壇の縁取り、コンテナの寄せ植えなど幅広く使えます。
植え替え:株の移植や株分けが容易にできます。適期は6月から10月ごろです。必要に応じて植え場所を変えたり、鉢替えをしたりします。株が混み合うようなら株分けして株間を広げます。
ふやし方
さし芽、株分け:葉色の美しい園芸品種は、さし芽や株分けでふやします。株分けは6月から9月ごろ、さし芽は5月から9月ごろが適期です。夏の高温期は発根が早く、コップの水に茎をさしておいただけでも根が出てきます。ほふく性のものでは、土についた茎の節からも根が出ます。
タネまき:原種や一部の品種はタネまきでもふやせます。適期は5月から7月です。
主な作業
刈り込み:ほとんど放任でもよいくらいですが、スペースに応じて、伸びすぎた枝を刈り込んでおきます。品種によって、草丈や茎葉の茂り具合、横の広がりなどが異なるので、植え場所に合わせて使い分けするとよいです。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので高温期に盛んに成長し、秋以降は気温の低下とともに生育が緩慢になり、霜や凍結にあうと枯死します。
日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、高温多湿にも強く、育てやすいのですが、日陰では葉色の赤や黄が薄くなります。短日になると花芽がつきやすくなります。冬越しには5℃以上が必要です。
水やり
乾燥すると生育が止まり、下葉から枯れやすくなります。
鉢植えは、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
肥料
鉢植えでは、6月から10月ごろ、月1回置き肥、または月3~4回液体肥料を施します。
庭植えではそれほど必要としませんが、夏の間に、株のまわりに化成肥料などをまいておくと大株に育ちます。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ナメクジなど
ほとんど見られませんが、場所や環境によっては、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:初夏から秋まで植えつけができます。花壇の縁取り、コンテナの寄せ植えなど幅広く使えます。
植え替え:株の移植や株分けが容易にできます。適期は6月から10月ごろです。必要に応じて植え場所を変えたり、鉢替えをしたりします。株が混み合うようなら株分けして株間を広げます。
ふやし方
さし芽、株分け:葉色の美しい園芸品種は、さし芽や株分けでふやします。株分けは6月から9月ごろ、さし芽は5月から9月ごろが適期です。夏の高温期は発根が早く、コップの水に茎をさしておいただけでも根が出てきます。ほふく性のものでは、土についた茎の節からも根が出ます。
タネまき:原種や一部の品種はタネまきでもふやせます。適期は5月から7月です。
主な作業
刈り込み:ほとんど放任でもよいくらいですが、スペースに応じて、伸びすぎた枝を刈り込んでおきます。品種によって、草丈や茎葉の茂り具合、横の広がりなどが異なるので、植え場所に合わせて使い分けするとよいです。
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文章
玲儿
2017年07月16日
アルケミラ・モリスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く、比較的冷涼な気候を好みますが、耐暑性もあり、高温乾燥に注意すれば暖地でも栽培はそれほど難しくはありません。夏の間は株元や根が夏の直射日光で傷まないように、明るい木陰などの半日陰になるような場所で栽培します。冷涼地では、日当たりから半日陰まで、あまり場所を選ばずに栽培できます。
水やり
乾燥させると株が弱ります。庭植えでは、根がしっかり張った場合はほとんど水やりの必要ありませんが、晴天が続いて土中まで乾燥するようなときはたっぷりと水を与えます。鉢植えの場合は、表土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。太平洋側では冬の間の乾燥にも注意が必要です。
肥料
植えつけ時に土に腐葉土などをよく混ぜ、元肥として化成肥料などを少量施します。
庭植えでは、その後は特に肥料を施さなくてもよく育ちますが、早く大株にしたいときなどは秋と早春に株のまわりに化成肥料をまいておきます。鉢植えでは、10月から11月と3月から4月に、それぞれ置き肥なら2回、液体肥料なら4~5回施します。
病気と害虫
病気:根腐れ
水はけが悪いと高温期に根腐れを起こしやすくなるので、水はけをよくしておき、高温期に株元が高温にならないよう注意します。
害虫:ケムシ類
ケムシ類が葉や蕾を食害するので、見つけしだい早めに防除します。
用土(鉢植え)
適しているのは山野草用培養土で、夏越しも容易になります。自分で配合する場合は、山砂や鹿沼土などを主体に腐葉土を2割混ぜた用土を使います。草花用培養土やピートモスの多い用土で植えると、夏に株が弱りやすくなります。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗は9月から11月と3月から5月ごろに植えつけます。株分けした苗は11月から3月ごろが植えつけの適期です。
植え場所に腐葉土などをよく混ぜて水はけをよくし、根が深く張れるようにしておきます。深植えにならないよう、芽の位置は地表面と同じ高さに植えます。暖地では、落葉樹の下など明るい半日陰に植えつけます。
植え替え:株の成長にしたがい、太い根茎が横に伸びて少しずつ周囲に広がっていきます。
庭植えでは、株の中心部は枯れてなくなるので、3年ごとを目安に株分けをして植え直します。鉢植えでは、根詰まりすると生育が衰えて花つきも悪くなるので、毎年か1年おきに根をほぐし、株分けして植えつけます。根づくまでは特に乾燥に注意します。
ふやし方
株分け:秋か早春に行います。芽の位置をよく確認して根茎を分けます。根茎の古い部分は次第に枯れてくるので、切り詰めてもかまいません。
タネまき:タネまきは4月から5月が適期で、秋もタネをまくことができ、冷涼地では夏も可能です。生育のよいものは2年目から開花します。
主な作業
花がら摘み:タネとりに必要な花を残して、花がらを切り取ります。開花後も長く残る萼をしばらくは観賞できますが、雨で倒れたり色があせたりするため、早めに切り取ったほうがすっきりと見栄えもよく、葉を秋まで長く観賞できます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く、比較的冷涼な気候を好みますが、耐暑性もあり、高温乾燥に注意すれば暖地でも栽培はそれほど難しくはありません。夏の間は株元や根が夏の直射日光で傷まないように、明るい木陰などの半日陰になるような場所で栽培します。冷涼地では、日当たりから半日陰まで、あまり場所を選ばずに栽培できます。
水やり
乾燥させると株が弱ります。庭植えでは、根がしっかり張った場合はほとんど水やりの必要ありませんが、晴天が続いて土中まで乾燥するようなときはたっぷりと水を与えます。鉢植えの場合は、表土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。太平洋側では冬の間の乾燥にも注意が必要です。
肥料
植えつけ時に土に腐葉土などをよく混ぜ、元肥として化成肥料などを少量施します。
庭植えでは、その後は特に肥料を施さなくてもよく育ちますが、早く大株にしたいときなどは秋と早春に株のまわりに化成肥料をまいておきます。鉢植えでは、10月から11月と3月から4月に、それぞれ置き肥なら2回、液体肥料なら4~5回施します。
病気と害虫
病気:根腐れ
水はけが悪いと高温期に根腐れを起こしやすくなるので、水はけをよくしておき、高温期に株元が高温にならないよう注意します。
害虫:ケムシ類
ケムシ類が葉や蕾を食害するので、見つけしだい早めに防除します。
用土(鉢植え)
適しているのは山野草用培養土で、夏越しも容易になります。自分で配合する場合は、山砂や鹿沼土などを主体に腐葉土を2割混ぜた用土を使います。草花用培養土やピートモスの多い用土で植えると、夏に株が弱りやすくなります。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗は9月から11月と3月から5月ごろに植えつけます。株分けした苗は11月から3月ごろが植えつけの適期です。
植え場所に腐葉土などをよく混ぜて水はけをよくし、根が深く張れるようにしておきます。深植えにならないよう、芽の位置は地表面と同じ高さに植えます。暖地では、落葉樹の下など明るい半日陰に植えつけます。
植え替え:株の成長にしたがい、太い根茎が横に伸びて少しずつ周囲に広がっていきます。
庭植えでは、株の中心部は枯れてなくなるので、3年ごとを目安に株分けをして植え直します。鉢植えでは、根詰まりすると生育が衰えて花つきも悪くなるので、毎年か1年おきに根をほぐし、株分けして植えつけます。根づくまでは特に乾燥に注意します。
ふやし方
株分け:秋か早春に行います。芽の位置をよく確認して根茎を分けます。根茎の古い部分は次第に枯れてくるので、切り詰めてもかまいません。
タネまき:タネまきは4月から5月が適期で、秋もタネをまくことができ、冷涼地では夏も可能です。生育のよいものは2年目から開花します。
主な作業
花がら摘み:タネとりに必要な花を残して、花がらを切り取ります。開花後も長く残る萼をしばらくは観賞できますが、雨で倒れたり色があせたりするため、早めに切り取ったほうがすっきりと見栄えもよく、葉を秋まで長く観賞できます。
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文章
玲儿
2017年07月16日
アリウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておきます。水はけが悪い場合は、腐葉土や堆肥を多めにすき込んでおきます。
水やり
鉢植えも庭植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。極端な乾燥を嫌うので、3月からの成長期は特にしっかりと乾き具合をチェックします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育が活発になる3月下旬に1回、緩効性肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春にアブラムシが発生するので直ちに駆除します。アブラムシによりウイルス病が媒介されるので注意してください。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、日向土1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
10月に球根を植えつけます。庭植えの場合は球根2つ分くらいの深さに、鉢植えの場合は5cmくらい覆土をして植えつけます。また大きな球根の場合は6号鉢に1球、小さな球根の場合は6号鉢に3球が目安です。
ふやし方
なかなかふえませんが、分球したら分けてふやします。タネからだと5年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が枯れ始めたら、花茎のつけ根から切り取ります。
掘り上げ:花後、葉の先端が枯れ始めたら、球根を掘り上げ、風通しのよい日陰で秋の植えつけ時期まで貯蔵します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておきます。水はけが悪い場合は、腐葉土や堆肥を多めにすき込んでおきます。
水やり
鉢植えも庭植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。極端な乾燥を嫌うので、3月からの成長期は特にしっかりと乾き具合をチェックします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育が活発になる3月下旬に1回、緩効性肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春にアブラムシが発生するので直ちに駆除します。アブラムシによりウイルス病が媒介されるので注意してください。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、日向土1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
10月に球根を植えつけます。庭植えの場合は球根2つ分くらいの深さに、鉢植えの場合は5cmくらい覆土をして植えつけます。また大きな球根の場合は6号鉢に1球、小さな球根の場合は6号鉢に3球が目安です。
ふやし方
なかなかふえませんが、分球したら分けてふやします。タネからだと5年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が枯れ始めたら、花茎のつけ根から切り取ります。
掘り上げ:花後、葉の先端が枯れ始めたら、球根を掘り上げ、風通しのよい日陰で秋の植えつけ時期まで貯蔵します。
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玲儿
2017年07月16日
アヤメの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰では栽培できません。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土した場所に植えると、生育がよくなります。
水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に水を与えます。庭植えの場合は、よほど乾燥が続かないかぎり、水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えの場合は、芽出し前の3月と、秋の9月に三要素等量配合の緩効性化成肥料を4号鉢に三つまみほど施します。庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。
病気と害虫
害虫:ニカメイチュウ
ニカメイチュウは5月から7月に発生し、成虫は体長1cm強で灰色の小さなガです。茎の中に幼虫が食い入って茎を枯らします。枯れた茎は切り捨てて処分します。幼虫は周囲のイネ科植物の枯れた茎で越冬するので、イネ科の雑草を冬の間に刈り捨てることも有効です。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3を混ぜたもののほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。盆栽仕立てにする場合は鹿沼土と赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2月から3月の芽出し直前か、花後(多くの地域では6月から7月中旬)に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けします。
ふやし方
株分け:2月から3月の芽出し直前か、花後に株を分けます。1株を2~3つに分けるようにハサミで切ります。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、しぼんだ花は摘み、開花が終了した花茎は切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰では栽培できません。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土した場所に植えると、生育がよくなります。
水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に水を与えます。庭植えの場合は、よほど乾燥が続かないかぎり、水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えの場合は、芽出し前の3月と、秋の9月に三要素等量配合の緩効性化成肥料を4号鉢に三つまみほど施します。庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。
病気と害虫
害虫:ニカメイチュウ
ニカメイチュウは5月から7月に発生し、成虫は体長1cm強で灰色の小さなガです。茎の中に幼虫が食い入って茎を枯らします。枯れた茎は切り捨てて処分します。幼虫は周囲のイネ科植物の枯れた茎で越冬するので、イネ科の雑草を冬の間に刈り捨てることも有効です。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3を混ぜたもののほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。盆栽仕立てにする場合は鹿沼土と赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2月から3月の芽出し直前か、花後(多くの地域では6月から7月中旬)に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けします。
ふやし方
株分け:2月から3月の芽出し直前か、花後に株を分けます。1株を2~3つに分けるようにハサミで切ります。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、しぼんだ花は摘み、開花が終了した花茎は切り取ります。
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