文章
玲儿
2017年09月24日
ジゴペタラムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
比較的明るい場所で栽培します。春から秋までは戸外に置き、35%程度の遮光の下で栽培します。冬は、室内の窓辺に置いて、ガラス窓越しの日光に当てます。日ざしがあまり弱いと、花つきが悪くなるので注意します。また、あわせて風通しのよいところに置くようにします。
水やり
1年を通じて、植え込み材料を乾かさないように管理します。特に初夏からの生育期は、十分な水やりを行いましょう。秋の中ごろからは、少しずつ水やりの量を減らします。
肥料
4月下旬ごろに固形肥料を施し、同時に液体肥料を施し始めます。固形肥料は、7月ごろまで施し続け、液体肥料は、9月下旬ごろまで週1回程度施します。
病気と害虫
病気や害虫はほとんどありませんが、ナメクジには注意します。水を比較的多く与えるため、鉢底などにナメクジが潜んでいることがあります。特に戸外で栽培しているときは、必ず鉢底を確認して、発見したら退治します。ナメクジをつけたまま室内に取り込むと、伸び始めた花芽を食害されてしまうことがあります。
用土(鉢植え)
シンビジウムに似た性質のため、使用する鉢や植え込み材料は、シンビジウムと同じでかまいません。やや腰高で深さのあるプラスチック鉢か化粧鉢に、バーク単体か、バークを主体とするミックスコンポストを使って植えつけます。
植えつけ、 植え替え
株が鉢からはみ出そうになったら、植え替えましょう。目安は2年に1回程度で、適期は4月から5月ごろです。株が大きく育っていたら、植え替えと同時に株分けもできます。
ふやし方
株分けでふやすのが一般的です。株分けするときは、最低でも1株にバルブが3つ以上つくようにして分け、小さく分けすぎないように注意します。
主な作業
花茎が伸びてきたら、開花する前に支柱を添えます。花茎は太く自立しますが、花が咲くとまれに重みで折れることもあるので、予防的に支柱を立てるとよいでしょう。花が終わったら、花茎は株元付近で切っておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
比較的明るい場所で栽培します。春から秋までは戸外に置き、35%程度の遮光の下で栽培します。冬は、室内の窓辺に置いて、ガラス窓越しの日光に当てます。日ざしがあまり弱いと、花つきが悪くなるので注意します。また、あわせて風通しのよいところに置くようにします。
水やり
1年を通じて、植え込み材料を乾かさないように管理します。特に初夏からの生育期は、十分な水やりを行いましょう。秋の中ごろからは、少しずつ水やりの量を減らします。
肥料
4月下旬ごろに固形肥料を施し、同時に液体肥料を施し始めます。固形肥料は、7月ごろまで施し続け、液体肥料は、9月下旬ごろまで週1回程度施します。
病気と害虫
病気や害虫はほとんどありませんが、ナメクジには注意します。水を比較的多く与えるため、鉢底などにナメクジが潜んでいることがあります。特に戸外で栽培しているときは、必ず鉢底を確認して、発見したら退治します。ナメクジをつけたまま室内に取り込むと、伸び始めた花芽を食害されてしまうことがあります。
用土(鉢植え)
シンビジウムに似た性質のため、使用する鉢や植え込み材料は、シンビジウムと同じでかまいません。やや腰高で深さのあるプラスチック鉢か化粧鉢に、バーク単体か、バークを主体とするミックスコンポストを使って植えつけます。
植えつけ、 植え替え
株が鉢からはみ出そうになったら、植え替えましょう。目安は2年に1回程度で、適期は4月から5月ごろです。株が大きく育っていたら、植え替えと同時に株分けもできます。
ふやし方
株分けでふやすのが一般的です。株分けするときは、最低でも1株にバルブが3つ以上つくようにして分け、小さく分けすぎないように注意します。
主な作業
花茎が伸びてきたら、開花する前に支柱を添えます。花茎は太く自立しますが、花が咲くとまれに重みで折れることもあるので、予防的に支柱を立てるとよいでしょう。花が終わったら、花茎は株元付近で切っておきます。
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文章
小九
2017年09月24日
很多朋友都说很喜欢花,可就是养不好,哪怕是养仙人球这类的都会养死,所以家里光秃秃的没有绿色。在这里就和大家分享一下简单的养花方法,哪怕你是花卉杀手,也能在室内打造一个绿色的春天。
说起来一点都不难,大家知道,有些花卉是可以单纯用水养的,也就是水培植物。这些植物只要插在一瓶清水里就可以活得很好。下面我们就介绍几种可以水培的绿植。
1.#薄荷 ,可以泡茶可以做菜,可以清脑去火。
薄荷长高后,把茎折下来插清水里,大概一周后就可以生根,仔细看看,是不是有白色的根须?
看看插在瓶里的效果——瓶子很简陋,是用完洗手液剩下的,刷干净就拿来用了。
2.这是室内绿化最常见的金边吊兰,净化空气效果很好。
吊兰抽穗后会生出好多小芽,这些小芽插水里就会生根慢慢长大。如果担心土培养不好,就把吊兰从盆里拔出来,洗干净根部的泥插水里。
3.这是富贵竹,也是水培效果很好的植物。
这几棵是在垃圾桶上捡来的,不知是谁家养的,大概总也不生根就养不耐烦丢掉了,捡回来插瓶里半个月后,终于等到生根了,现在长得还不错吧?
4.这是水培绿萝。
注意看,绿萝茎上有这样的“小脚”,这个小脚扎到土里或者插水里就可以生根的。
剪下带这种小脚的稍微粗一些的茎插水里,很快就可以看到生根了,慢慢就能长一瓶子的绿色。如果嫌麻烦,买来的绿萝直接从土里拔出来,把根上的泥土洗干净插瓶里也行,瓶子随意,这里用的是空罐头瓶。
5.这种是紫背吊竹梅,也是很适合水培的,而且更简单,随便折下一段插水里就能活。
6.这种叫碧玉,也叫豆瓣绿,也可以水培,折下一段带叶子的茎、甚至一片叶子,都可以生根发芽。
水培的植物比起土培的,相对要清爽一些,适合放在室内任何地方,放在厨房吸油烟也不错;而且水培的要省心很多,想起来给换一次水,忘记了也没事,也不用像土培的那样,要注意土质、要定期浇水、水少了不行、积水也不行,所以水培的很适合工作忙或者懒人哦,祝大家都能把花养得枝繁叶茂。
说起来一点都不难,大家知道,有些花卉是可以单纯用水养的,也就是水培植物。这些植物只要插在一瓶清水里就可以活得很好。下面我们就介绍几种可以水培的绿植。
1.#薄荷 ,可以泡茶可以做菜,可以清脑去火。
薄荷长高后,把茎折下来插清水里,大概一周后就可以生根,仔细看看,是不是有白色的根须?
看看插在瓶里的效果——瓶子很简陋,是用完洗手液剩下的,刷干净就拿来用了。
2.这是室内绿化最常见的金边吊兰,净化空气效果很好。
吊兰抽穗后会生出好多小芽,这些小芽插水里就会生根慢慢长大。如果担心土培养不好,就把吊兰从盆里拔出来,洗干净根部的泥插水里。
3.这是富贵竹,也是水培效果很好的植物。
这几棵是在垃圾桶上捡来的,不知是谁家养的,大概总也不生根就养不耐烦丢掉了,捡回来插瓶里半个月后,终于等到生根了,现在长得还不错吧?
4.这是水培绿萝。
注意看,绿萝茎上有这样的“小脚”,这个小脚扎到土里或者插水里就可以生根的。
剪下带这种小脚的稍微粗一些的茎插水里,很快就可以看到生根了,慢慢就能长一瓶子的绿色。如果嫌麻烦,买来的绿萝直接从土里拔出来,把根上的泥土洗干净插瓶里也行,瓶子随意,这里用的是空罐头瓶。
5.这种是紫背吊竹梅,也是很适合水培的,而且更简单,随便折下一段插水里就能活。
6.这种叫碧玉,也叫豆瓣绿,也可以水培,折下一段带叶子的茎、甚至一片叶子,都可以生根发芽。
水培的植物比起土培的,相对要清爽一些,适合放在室内任何地方,放在厨房吸油烟也不错;而且水培的要省心很多,想起来给换一次水,忘记了也没事,也不用像土培的那样,要注意土质、要定期浇水、水少了不行、积水也不行,所以水培的很适合工作忙或者懒人哦,祝大家都能把花养得枝繁叶茂。
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文章
玲儿
2017年09月24日
シクノチェスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
初夏から秋までの間は、日当たりと風通しがよい戸外に置きます。真夏は日ざしが強いので、30%程度遮光した下に置きましょう。秋の終わりには、室内の窓辺に取り込みます。
水やり
初夏から秋までの生育期は、たっぷりと水やりします。秋に、葉が落ち始めたらやや乾かし気味に管理しますが、カラカラにはしないよう注意します。冬は、植え込み材料の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
肥料
初夏から、液体肥料を週1回の間隔で施します。同時に固形の有機質肥料も、植え込み材料の表面に1回だけ置きます。液体肥料は、秋の取り込み前までしっかりと施します。
病気と害虫
特に風通しが悪いと、葉裏にハダニがつきやすいので注意します。ハダニを見つけたら、湿らせた布できれいにふき取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢を用い、水ゴケで植えるのがよいでしょう。極端に乾燥を嫌うので、乾きやすい植え込み材料は、使わないようにします。
植えつけ、 植え替え
植え替えや株分けは、早春に行います。花が咲き終わり、株元から新芽が伸び出す前に作業するのが理想的です。
ふやし方
かなりの大株になれば、株分けも可能です。株分けするときは、1株にバルブが3つ以上つくように分けます。
主な作業
秋に落葉期に入ったら、落ちた葉をそのままにせず、必ず株元から取り除いておきます。
新芽が伸び始める時期は、水の与え方に注意します。新芽が開いた部分に水がたまってしまったら、必ず株をひっくり返して、水を除去しておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
初夏から秋までの間は、日当たりと風通しがよい戸外に置きます。真夏は日ざしが強いので、30%程度遮光した下に置きましょう。秋の終わりには、室内の窓辺に取り込みます。
水やり
初夏から秋までの生育期は、たっぷりと水やりします。秋に、葉が落ち始めたらやや乾かし気味に管理しますが、カラカラにはしないよう注意します。冬は、植え込み材料の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
肥料
初夏から、液体肥料を週1回の間隔で施します。同時に固形の有機質肥料も、植え込み材料の表面に1回だけ置きます。液体肥料は、秋の取り込み前までしっかりと施します。
病気と害虫
特に風通しが悪いと、葉裏にハダニがつきやすいので注意します。ハダニを見つけたら、湿らせた布できれいにふき取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢を用い、水ゴケで植えるのがよいでしょう。極端に乾燥を嫌うので、乾きやすい植え込み材料は、使わないようにします。
植えつけ、 植え替え
植え替えや株分けは、早春に行います。花が咲き終わり、株元から新芽が伸び出す前に作業するのが理想的です。
ふやし方
かなりの大株になれば、株分けも可能です。株分けするときは、1株にバルブが3つ以上つくように分けます。
主な作業
秋に落葉期に入ったら、落ちた葉をそのままにせず、必ず株元から取り除いておきます。
新芽が伸び始める時期は、水の与え方に注意します。新芽が開いた部分に水がたまってしまったら、必ず株をひっくり返して、水を除去しておきましょう。
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文章
玲儿
2017年09月24日
ゴメザの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
オンシジウムに近い仲間ですから、栽培環境はオンシジウムと同様に考えます。日当たりのよい場所を好むので、一年中、日なたで栽培管理しましょう。冬の間は、室内の日が当たる窓辺に置きます。春から秋までは戸外の風通しがよい場所を選んで置き、30%程度の遮光の下で栽培するとよいでしょう。
水やり
生育期の春から秋は、たっぷり水を与えます。冬の間は、やや乾かし気味でもよいですが、花芽の伸びを確認したら、乾かさないように水やりしましょう。
肥料
春から規定量の有機質固形肥料を置き、初夏まで2~3回取り替えます。さらに、規定倍率に薄めた液体肥料を、5月から9月の終わりごろまで、週1回程度施します。冬の間は、施肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシがつくので注意します。
用土(鉢植え)
鉢植えで栽培します。素焼き鉢に水ゴケを使うか、プラスチック鉢や化粧鉢に、やや細かめのバークで植え込みます。生育期間中はかなり水が必要なので、十分に水分を保てる植え込み材料を使うとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度、4月上旬から5月下旬に植え替えます。大株になったものは同時に株分けも可能ですが、細かく分けすぎないように注意します。
ふやし方
株分けでふやせます。バルブとバルブをつないでいるほふく茎を切り、複数の株に分けましょう。ただし、あまり小さく分けてしまうと生育が悪くなるので、1株に3バルブ以上つけるようにします。
主な作業
花茎切り:花が終わりかけたら、葉を傷めないように花茎を切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
オンシジウムに近い仲間ですから、栽培環境はオンシジウムと同様に考えます。日当たりのよい場所を好むので、一年中、日なたで栽培管理しましょう。冬の間は、室内の日が当たる窓辺に置きます。春から秋までは戸外の風通しがよい場所を選んで置き、30%程度の遮光の下で栽培するとよいでしょう。
水やり
生育期の春から秋は、たっぷり水を与えます。冬の間は、やや乾かし気味でもよいですが、花芽の伸びを確認したら、乾かさないように水やりしましょう。
肥料
春から規定量の有機質固形肥料を置き、初夏まで2~3回取り替えます。さらに、規定倍率に薄めた液体肥料を、5月から9月の終わりごろまで、週1回程度施します。冬の間は、施肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシがつくので注意します。
用土(鉢植え)
鉢植えで栽培します。素焼き鉢に水ゴケを使うか、プラスチック鉢や化粧鉢に、やや細かめのバークで植え込みます。生育期間中はかなり水が必要なので、十分に水分を保てる植え込み材料を使うとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度、4月上旬から5月下旬に植え替えます。大株になったものは同時に株分けも可能ですが、細かく分けすぎないように注意します。
ふやし方
株分けでふやせます。バルブとバルブをつないでいるほふく茎を切り、複数の株に分けましょう。ただし、あまり小さく分けてしまうと生育が悪くなるので、1株に3バルブ以上つけるようにします。
主な作業
花茎切り:花が終わりかけたら、葉を傷めないように花茎を切ります。
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文章
玲儿
2017年09月24日
コチョウラン(胡蝶蘭)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やや暖かめ(18℃以上)を好むので、冬は室内の暖かい場所で、春の終わり(5月下旬)から秋の初め(9月下旬)までは戸外で管理します。また、強い日光を嫌うので、夏は40~50%の遮光ネットの下に置きます。冬は室内の直射日光の当たらない、やや明るめの場所に置きます。
水やり
夏は多め、冬は少なめを基本とします。また、与えるときにはたっぷりと与え、次の水やりは植え込み材料がやや乾くまで待ってから行うようにすることも大切です。びっしょりとぬれた状態で寒さに当たると根腐れを起こしやすいので、冬の水やりには注意が必要です。
肥料
春(5月上旬)に緩効性化成肥料を置き肥し、その後秋(9月下旬)まで週1回、液体肥料を施します。緩効性化成肥料の代わりに有機系固形肥料を用いる場合は、夏までに2回程度取り替えます。
病気と害虫
害虫:カイガラムシ、ナメクジ
カイガラムシは一年中発生しますが、特に冬から春は室内に取り込み風通しが悪くなるため、発生しやすくなります。
病気:新葉の腐り
高温時あるいは低温時に、葉の中心部に水がたまると、新葉が腐ることがよくあります。軟腐病の場合もありますが、原因はほかにもさまざまあります。水やりで株の中央部に水がたまったら、ティッシュペーパーなどで吸い取っておくようにします。
用土(鉢植え)
水ゴケ、洋ラン用バーク、ヤシ殻チップをそれぞれ単体で使用します。植え込む鉢は、水ゴケの場合は素焼き鉢、洋ラン用バーク、ヤシ殻チップの場合はプラスチック鉢植えとします。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度行います。春の終わりから初夏(5月上旬から6月下旬)が一番の適期で、この時期に植え替えるとその後の生育がたいへんよくなります。ただし、真冬でも室温が20℃程度ある場合は、季節を問わず植え替えが可能です。
ふやし方
わき芽をあまり吹かず、ふやしにくい種類です。まれに出てくるわき芽が大きくなったときに分けるか、花茎に高芽ができたときに根が伸びてから切り取り植えます。
主な作業
支柱立て:花茎がある程度伸びてきたら支柱を立て、花茎を上向きに支えておきます。支柱を立てずに開花させると、花の向きがばらばらになり、あまりきれいに咲きません。
花がら摘み、花茎切り:しおれてきた花は1輪ずつつまんで取ります。また、花茎についた蕾の半分くらいが咲き終わったら、花茎を切ります。株が大きく、しっかりとした葉がある場合は、下から2~3節を残して切ると、残った節からまた花芽が伸びてきます。葉の少ない株や葉が垂れて弱っている場合は、つけ根から花茎を切り、株を養生させます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
やや暖かめ(18℃以上)を好むので、冬は室内の暖かい場所で、春の終わり(5月下旬)から秋の初め(9月下旬)までは戸外で管理します。また、強い日光を嫌うので、夏は40~50%の遮光ネットの下に置きます。冬は室内の直射日光の当たらない、やや明るめの場所に置きます。
水やり
夏は多め、冬は少なめを基本とします。また、与えるときにはたっぷりと与え、次の水やりは植え込み材料がやや乾くまで待ってから行うようにすることも大切です。びっしょりとぬれた状態で寒さに当たると根腐れを起こしやすいので、冬の水やりには注意が必要です。
肥料
春(5月上旬)に緩効性化成肥料を置き肥し、その後秋(9月下旬)まで週1回、液体肥料を施します。緩効性化成肥料の代わりに有機系固形肥料を用いる場合は、夏までに2回程度取り替えます。
病気と害虫
害虫:カイガラムシ、ナメクジ
カイガラムシは一年中発生しますが、特に冬から春は室内に取り込み風通しが悪くなるため、発生しやすくなります。
病気:新葉の腐り
高温時あるいは低温時に、葉の中心部に水がたまると、新葉が腐ることがよくあります。軟腐病の場合もありますが、原因はほかにもさまざまあります。水やりで株の中央部に水がたまったら、ティッシュペーパーなどで吸い取っておくようにします。
用土(鉢植え)
水ゴケ、洋ラン用バーク、ヤシ殻チップをそれぞれ単体で使用します。植え込む鉢は、水ゴケの場合は素焼き鉢、洋ラン用バーク、ヤシ殻チップの場合はプラスチック鉢植えとします。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度行います。春の終わりから初夏(5月上旬から6月下旬)が一番の適期で、この時期に植え替えるとその後の生育がたいへんよくなります。ただし、真冬でも室温が20℃程度ある場合は、季節を問わず植え替えが可能です。
ふやし方
わき芽をあまり吹かず、ふやしにくい種類です。まれに出てくるわき芽が大きくなったときに分けるか、花茎に高芽ができたときに根が伸びてから切り取り植えます。
主な作業
支柱立て:花茎がある程度伸びてきたら支柱を立て、花茎を上向きに支えておきます。支柱を立てずに開花させると、花の向きがばらばらになり、あまりきれいに咲きません。
花がら摘み、花茎切り:しおれてきた花は1輪ずつつまんで取ります。また、花茎についた蕾の半分くらいが咲き終わったら、花茎を切ります。株が大きく、しっかりとした葉がある場合は、下から2~3節を残して切ると、残った節からまた花芽が伸びてきます。葉の少ない株や葉が垂れて弱っている場合は、つけ根から花茎を切り、株を養生させます。
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文章
玲儿
2017年09月24日
カランセの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋の葉を伸ばす時期は、戸外の風通しがよい場所に置きます。強い日ざしはやや苦手なので、春から50%程度遮光した場所で栽培しましょう。冬の落葉期は、室内に取り込みます。花芽が伸び出すまで、ほぼ日光は不要ですが、花芽が伸びてからは、窓辺に置いて日光を当てるようにします。日光に当てないと、花が咲いても本来の色彩にはなりません。
水やり
春から秋まで、葉が大きく伸びる季節は、たっぷりと水やりします。冬に落葉してから花芽を伸ばし始めるまでは、乾燥気味でも大丈夫です。ただし、完全に乾かさないように注意し、用土が少しだけ湿っている状態が理想的です。花芽が伸び始めたら、少し水やりの回数をふやします。
肥料
春に新芽が出始めたころに、有機質固形肥料を鉢土に置き、初夏まで数回取り替えます。液体肥料は5月上旬より施し始め、9月下旬まで週1回程度、規定倍率に薄めたものを施します。
病気と害虫
病気:特にありません。ただし、バルブを傷つけると腐ることがあるので注意します。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
多くの洋ランとは異なり、水ゴケやバークなどでは植えません。やや深めで排水孔が多いプラスチック鉢に、市販の園芸用培養土で植え込みます。培養土は、ピートモスなどが混合されたものであれば、それほど用土を選びません。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2年に1回程度、春に行います。新芽が動き始めるころに植え替えるのが望ましく、株をよく観察し、緑色の芽が少し見えたときに植え替えましょう。本来は地生ランですが、日本の気候が合わないために庭や花壇に直接植えることはできません。必ず鉢植えで栽培しましょう。
ふやし方
栽培年数がたって、バルブがふえてきたら株分けが可能です。2バルブほどで1株になるように切り分けます。まれに、バルブ上部に高芽を出すこともあります。その場合は、高芽から少し根が伸びたのを確認してから切り取って、別途植えつけてふやします。
主な作業
枯れ葉取り:冬の初めに落葉してきたら、株の付近から葉を取り除いておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋の葉を伸ばす時期は、戸外の風通しがよい場所に置きます。強い日ざしはやや苦手なので、春から50%程度遮光した場所で栽培しましょう。冬の落葉期は、室内に取り込みます。花芽が伸び出すまで、ほぼ日光は不要ですが、花芽が伸びてからは、窓辺に置いて日光を当てるようにします。日光に当てないと、花が咲いても本来の色彩にはなりません。
水やり
春から秋まで、葉が大きく伸びる季節は、たっぷりと水やりします。冬に落葉してから花芽を伸ばし始めるまでは、乾燥気味でも大丈夫です。ただし、完全に乾かさないように注意し、用土が少しだけ湿っている状態が理想的です。花芽が伸び始めたら、少し水やりの回数をふやします。
肥料
春に新芽が出始めたころに、有機質固形肥料を鉢土に置き、初夏まで数回取り替えます。液体肥料は5月上旬より施し始め、9月下旬まで週1回程度、規定倍率に薄めたものを施します。
病気と害虫
病気:特にありません。ただし、バルブを傷つけると腐ることがあるので注意します。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
多くの洋ランとは異なり、水ゴケやバークなどでは植えません。やや深めで排水孔が多いプラスチック鉢に、市販の園芸用培養土で植え込みます。培養土は、ピートモスなどが混合されたものであれば、それほど用土を選びません。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2年に1回程度、春に行います。新芽が動き始めるころに植え替えるのが望ましく、株をよく観察し、緑色の芽が少し見えたときに植え替えましょう。本来は地生ランですが、日本の気候が合わないために庭や花壇に直接植えることはできません。必ず鉢植えで栽培しましょう。
ふやし方
栽培年数がたって、バルブがふえてきたら株分けが可能です。2バルブほどで1株になるように切り分けます。まれに、バルブ上部に高芽を出すこともあります。その場合は、高芽から少し根が伸びたのを確認してから切り取って、別途植えつけてふやします。
主な作業
枯れ葉取り:冬の初めに落葉してきたら、株の付近から葉を取り除いておきます。
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文章
玲儿
2017年09月24日
カトレア・コクシネアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
洋ランのなかでは、比較的寒さに強い種類なので、冬は室温で栽培が可能です。ただし、乾燥が苦手なので、常に空中湿度に注意し、頻繁に霧吹きすることが大切です。冬の日当たりは、レースのカーテン越し程度で十分です。反面、夏の管理には注意が必要です。夏は、湿度は十分ですが、極端な高温を苦手とするため、風通しのよい涼しい場所で、頻繁に水やりしながら管理します。熱帯夜が続くと、株が弱ることがあります。
水やり
乾燥を嫌うので、年間を通して十分に水やりします。素焼き鉢に植えている場合は、鉢のまわりにコケが生えるぐらい水を与えましょう。たとえ植え込み材料が湿っていても、古くなった水は悪影響を及ぼします。常に新鮮な水を与え続けましょう。
肥料
比較的肥料分を好みますが、夏の高温期は、株を傷めることになるため、肥料は不要です。春から初夏と、秋から冬の初めに、液体肥料を週1回施すのが基本です。固形肥料を施さなくても、液体肥料で十分です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシが発生します。バルブと葉のつけ根や株元などに、白い粒のようなものを見つけたらカイガラムシです。柔らかな布などで拭き取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケを使って植えます。また、プラスチック鉢に水ゴケで植えることもできます。いずれの場合も、根が常に湿っている状態を好みますが、プラスチック鉢の場合は、特に新鮮な水で湿っていることが大切です。
植えつけ、 植え替え
2~3年に1回、春のやや早い時期に植え替えます。あまり根をいじられるのを好まないので、植え替えは、間があいてもかまいません。
ふやし方
株分けでふやすことができます。適期は春で、夏の高温期がくる前に、しっかりと根が張るように早めに株分けしておきましょう。植え替えと同時に、3~5バルブで1株になるように分けます。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
洋ランのなかでは、比較的寒さに強い種類なので、冬は室温で栽培が可能です。ただし、乾燥が苦手なので、常に空中湿度に注意し、頻繁に霧吹きすることが大切です。冬の日当たりは、レースのカーテン越し程度で十分です。反面、夏の管理には注意が必要です。夏は、湿度は十分ですが、極端な高温を苦手とするため、風通しのよい涼しい場所で、頻繁に水やりしながら管理します。熱帯夜が続くと、株が弱ることがあります。
水やり
乾燥を嫌うので、年間を通して十分に水やりします。素焼き鉢に植えている場合は、鉢のまわりにコケが生えるぐらい水を与えましょう。たとえ植え込み材料が湿っていても、古くなった水は悪影響を及ぼします。常に新鮮な水を与え続けましょう。
肥料
比較的肥料分を好みますが、夏の高温期は、株を傷めることになるため、肥料は不要です。春から初夏と、秋から冬の初めに、液体肥料を週1回施すのが基本です。固形肥料を施さなくても、液体肥料で十分です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ
まれにカイガラムシが発生します。バルブと葉のつけ根や株元などに、白い粒のようなものを見つけたらカイガラムシです。柔らかな布などで拭き取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケを使って植えます。また、プラスチック鉢に水ゴケで植えることもできます。いずれの場合も、根が常に湿っている状態を好みますが、プラスチック鉢の場合は、特に新鮮な水で湿っていることが大切です。
植えつけ、 植え替え
2~3年に1回、春のやや早い時期に植え替えます。あまり根をいじられるのを好まないので、植え替えは、間があいてもかまいません。
ふやし方
株分けでふやすことができます。適期は春で、夏の高温期がくる前に、しっかりと根が張るように早めに株分けしておきましょう。植え替えと同時に、3~5バルブで1株になるように分けます。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年09月24日
カタセタムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えで栽培します。冬は室内の暖かめの部屋に置きます。冬の間は落葉して休眠期にあたるので、日当たりはそれほど気にしなくても問題ありません。春から秋は戸外で、30~40%の遮光をした場所で管理します。新芽が勢いよく伸び、バルブが完成するまでは、明るめで長い時間日光に当たる場所に置きます。
水やり
春に新芽の伸び出しを確認してから夏の終わりまでは、水を切らすことがないように十分与えます。新芽が小さいときは、新芽には直接水がかからないように注意しながら水やりをしましょう。秋の中ごろにバルブが大きく完成してきたら水を徐々に減らし、冬に落葉したあとは花芽の伸び出しを確認するまで乾かし気味に管理します。
肥料
5月から7月に有機質固形肥料を施し、同時に規定倍率に薄めた液体肥料を週に1回施します。液体肥料は9月下旬まで施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
春から夏にかけて、葉の裏側にハダニがつくことがあります。ハダニは農薬散布ではなかなか退治できないので、ぬらした柔らかい布でていねいに葉裏のハダニを拭き取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケ植えで栽培します。プラスチック鉢での栽培も可能ですが、冬の期間のぬれすぎに十分な注意が必要です。
植えつけ、 植え替え
鉢植えで栽培します。植え替えは2年に1回程度が原則です。しかし、水や肥料の与え方によっても異なり、植え込み材料の傷みが激しい場合は毎年行ってもよいでしょう。
ふやし方
株がかなり大きくなってから、株分けでふやすことができます。株分けする場合は、分けた株が最低3バルブ以上になるようにし、それより小さく分けないようにします。また、まれに古いバルブの頂部に小さな高芽を出すことがあるので、この高芽をとってふやすことも可能です。
主な作業
落ち葉の処理:秋から冬にかけ葉が黄色くなり落葉してくるので、落ち葉が鉢内に残らないようにこまめに手入れを行いましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えで栽培します。冬は室内の暖かめの部屋に置きます。冬の間は落葉して休眠期にあたるので、日当たりはそれほど気にしなくても問題ありません。春から秋は戸外で、30~40%の遮光をした場所で管理します。新芽が勢いよく伸び、バルブが完成するまでは、明るめで長い時間日光に当たる場所に置きます。
水やり
春に新芽の伸び出しを確認してから夏の終わりまでは、水を切らすことがないように十分与えます。新芽が小さいときは、新芽には直接水がかからないように注意しながら水やりをしましょう。秋の中ごろにバルブが大きく完成してきたら水を徐々に減らし、冬に落葉したあとは花芽の伸び出しを確認するまで乾かし気味に管理します。
肥料
5月から7月に有機質固形肥料を施し、同時に規定倍率に薄めた液体肥料を週に1回施します。液体肥料は9月下旬まで施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
春から夏にかけて、葉の裏側にハダニがつくことがあります。ハダニは農薬散布ではなかなか退治できないので、ぬらした柔らかい布でていねいに葉裏のハダニを拭き取りましょう。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケ植えで栽培します。プラスチック鉢での栽培も可能ですが、冬の期間のぬれすぎに十分な注意が必要です。
植えつけ、 植え替え
鉢植えで栽培します。植え替えは2年に1回程度が原則です。しかし、水や肥料の与え方によっても異なり、植え込み材料の傷みが激しい場合は毎年行ってもよいでしょう。
ふやし方
株がかなり大きくなってから、株分けでふやすことができます。株分けする場合は、分けた株が最低3バルブ以上になるようにし、それより小さく分けないようにします。また、まれに古いバルブの頂部に小さな高芽を出すことがあるので、この高芽をとってふやすことも可能です。
主な作業
落ち葉の処理:秋から冬にかけ葉が黄色くなり落葉してくるので、落ち葉が鉢内に残らないようにこまめに手入れを行いましょう。
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文章
玲儿
2017年09月24日
オンシジウム(オンシジューム)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬は、室内の日光がよく当たる窓辺などに置きます。5月の大型連休ごろから10月半ばまでは、戸外の風通しのよいところに置きましょう。このとき、できるだけ長く日が当たる場所を選んで置きますが、日焼け防止のため35%程度の遮光ネットを張った下に置きます。葉が生い茂る木の下に置くと、花芽をつけにくくなるので避けましょう。
水やり
季節を問わず、乾き始めたらたっぷりと水やりするのが原則です。夏はすぐに乾くので、毎日水やりが必要になることもあります。必ず乾き始めたら水を与え、カラカラに乾燥させないようにしましょう。
肥料
戸外に出す少し前の4月中旬から、肥料を施し始め、9月いっぱいまで施し続けます。まず、有機質固形肥料を4月から7月まで月1回程度施し、液体肥料は4月から9月まで週1回程度施します。必ず規定量と規定希釈倍率を守ってください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
蕾が出るころ、アブラムシがつきやすいので注意します。
たくさんの鉢の間を詰めて置いていると、カイガラムシが発生しやすくなります。株の間隔をあけて置くことで、予防になります。
用土(鉢植え)
保水力がありながらも、比較的早く乾く植え込み材料を使います。ほとんどの場合は、水ゴケを使って素焼き鉢に植え込みます。プラスチック鉢を使う場合は、バークや軽石、バーク、ヤシ殻チップなどを混ぜたミックスコンポストを利用して植えましょう。鉢の中がいつまでもびっしょりとぬれていないようにすることが大切です。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度植え替えます。オンシジウムは生育が早く、すぐに鉢からはみ出すので、鉢からバルブが1つはみ出したぐらいで植え替えましょう。植え替えは、4月上旬に行うとよいでしょう。大株になったら、株分けも同時にできます。
ふやし方
株分けでふやすことができます。丈夫な洋ランですが、あまり小さく分けると生育が悪くなります。最低でも3バルブ以上で1株になるように、バルブを切り分けます。株分けの適期は、植え替え同様4月上旬ごろです。
主な作業
花芽が伸び始めたら、支柱を立てて花芽を引き起こしておきます。そのままでも開花しますが、横に伸びたり、小型種では下向きに垂れてしまうこともあります。より美しく観賞できるように、支柱を立てましょう。花が少し透けてきたり、ぱらぱらと落ち始めたら、花茎を株元で切ります。早めに切っておくと株に負担がかからず、次の新芽の生育がよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬は、室内の日光がよく当たる窓辺などに置きます。5月の大型連休ごろから10月半ばまでは、戸外の風通しのよいところに置きましょう。このとき、できるだけ長く日が当たる場所を選んで置きますが、日焼け防止のため35%程度の遮光ネットを張った下に置きます。葉が生い茂る木の下に置くと、花芽をつけにくくなるので避けましょう。
水やり
季節を問わず、乾き始めたらたっぷりと水やりするのが原則です。夏はすぐに乾くので、毎日水やりが必要になることもあります。必ず乾き始めたら水を与え、カラカラに乾燥させないようにしましょう。
肥料
戸外に出す少し前の4月中旬から、肥料を施し始め、9月いっぱいまで施し続けます。まず、有機質固形肥料を4月から7月まで月1回程度施し、液体肥料は4月から9月まで週1回程度施します。必ず規定量と規定希釈倍率を守ってください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
蕾が出るころ、アブラムシがつきやすいので注意します。
たくさんの鉢の間を詰めて置いていると、カイガラムシが発生しやすくなります。株の間隔をあけて置くことで、予防になります。
用土(鉢植え)
保水力がありながらも、比較的早く乾く植え込み材料を使います。ほとんどの場合は、水ゴケを使って素焼き鉢に植え込みます。プラスチック鉢を使う場合は、バークや軽石、バーク、ヤシ殻チップなどを混ぜたミックスコンポストを利用して植えましょう。鉢の中がいつまでもびっしょりとぬれていないようにすることが大切です。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度植え替えます。オンシジウムは生育が早く、すぐに鉢からはみ出すので、鉢からバルブが1つはみ出したぐらいで植え替えましょう。植え替えは、4月上旬に行うとよいでしょう。大株になったら、株分けも同時にできます。
ふやし方
株分けでふやすことができます。丈夫な洋ランですが、あまり小さく分けると生育が悪くなります。最低でも3バルブ以上で1株になるように、バルブを切り分けます。株分けの適期は、植え替え同様4月上旬ごろです。
主な作業
花芽が伸び始めたら、支柱を立てて花芽を引き起こしておきます。そのままでも開花しますが、横に伸びたり、小型種では下向きに垂れてしまうこともあります。より美しく観賞できるように、支柱を立てましょう。花が少し透けてきたり、ぱらぱらと落ち始めたら、花茎を株元で切ります。早めに切っておくと株に負担がかからず、次の新芽の生育がよくなります。
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玲儿
2017年09月24日
オドントグロッサムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春半ばに戸外に出し30%程度の遮光下で栽培します。梅雨が明け、夏の暑さがやってきたら遮光を50%程度にします。夏は暑さを和らげるために葉水を頻繁に行います。特に熱帯夜がやってくる日は夕方にも葉水を行い、涼しくします。秋の終わりになったら室内に取り込み、窓辺に置いて管理します。
水やり
根が乾くのを嫌うランなので、一年中常に少し湿り気味にして栽培します。晩春から初夏にかけての生育期はやや多めに水を与え、真夏は暑さをしのぐため頻繁に株全体にシャワーを浴びせるように水をかけて管理します。
肥料
4月後半に緩効性化成肥料を鉢の上に置き肥します。また、同じ時期から10月初めまで週1回液体肥料を施します。ただし、気温の高い真夏の間は液体肥料を休止します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
特に目立った病気と害虫はありませんが、まれに葉の裏にハダニがつくことがあります。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケで植えると夏の管理が楽になります。真夏は暑さを和らげるために水をたくさん与えますが、素焼き鉢は鉢の表面からも水が蒸発するので、気化熱で鉢内の温度が少し下がります。プラスチック鉢にバーク植えもできますが、水ゴケのほうが栽培しやすいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは早めがよく、できるだけ4月初めに行います。植え替えの間隔は、2年に1回程度がよいでしょう。夏に水をやや多めに与えるため、2年以上そのままにすると植え込み材料が悪くなって根を傷めるので、必ず定期的に植え替えを行います。
ふやし方
春に株分けでふやします。バルブ数が8~10個になったら行い、3バルブ以上で1株として、あまり小さく分けないように注意します。
主な作業
花茎切り:花が半分程度終わってきたら、花茎をつけ根付近で切ります。
支柱立て:花芽が20cmくらいに伸びたころ、やや長めの支柱を立てて花茎が折れないように支えておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春半ばに戸外に出し30%程度の遮光下で栽培します。梅雨が明け、夏の暑さがやってきたら遮光を50%程度にします。夏は暑さを和らげるために葉水を頻繁に行います。特に熱帯夜がやってくる日は夕方にも葉水を行い、涼しくします。秋の終わりになったら室内に取り込み、窓辺に置いて管理します。
水やり
根が乾くのを嫌うランなので、一年中常に少し湿り気味にして栽培します。晩春から初夏にかけての生育期はやや多めに水を与え、真夏は暑さをしのぐため頻繁に株全体にシャワーを浴びせるように水をかけて管理します。
肥料
4月後半に緩効性化成肥料を鉢の上に置き肥します。また、同じ時期から10月初めまで週1回液体肥料を施します。ただし、気温の高い真夏の間は液体肥料を休止します。
病気と害虫
害虫:ハダニ
特に目立った病気と害虫はありませんが、まれに葉の裏にハダニがつくことがあります。
用土(鉢植え)
素焼き鉢に水ゴケで植えると夏の管理が楽になります。真夏は暑さを和らげるために水をたくさん与えますが、素焼き鉢は鉢の表面からも水が蒸発するので、気化熱で鉢内の温度が少し下がります。プラスチック鉢にバーク植えもできますが、水ゴケのほうが栽培しやすいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは早めがよく、できるだけ4月初めに行います。植え替えの間隔は、2年に1回程度がよいでしょう。夏に水をやや多めに与えるため、2年以上そのままにすると植え込み材料が悪くなって根を傷めるので、必ず定期的に植え替えを行います。
ふやし方
春に株分けでふやします。バルブ数が8~10個になったら行い、3バルブ以上で1株として、あまり小さく分けないように注意します。
主な作業
花茎切り:花が半分程度終わってきたら、花茎をつけ根付近で切ります。
支柱立て:花芽が20cmくらいに伸びたころ、やや長めの支柱を立てて花茎が折れないように支えておきます。
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玲儿
2017年09月24日
エリデスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯アジアが原産地のランなので、一年中気温が高い場所で栽培します。冬の低温は苦手ですから、加温設備がないと株はだんだんと弱ります。湿度も大切で、高温多湿を保てる場所が必要です。日光を好むので、できるだけ長い時間、日の当たる場所に置きましょう。初夏から秋までは戸外に出し、35%程度の遮光ネットを張った下で管理します。
水やり
バスケットや鉢に投げ入れただけの場合は、株の頭からホースなどでびっしょりと株から根全体を濡らすように水やりします。
肥料
植え込み材料を使わずに栽培することが多いので、株元に固形肥料を置けません。固形肥料を不織布などで包んで、株に縛りつけて施しましょう。さらに、規定倍率に希釈した液体肥料を週1回程度かけておきます。肥料を施す時期は、原則5月から9月までですが、冬でも20℃程度の高温を保てる場合は、一年中施し続けてもかまいません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
バンダ(Vanda)同様、バスケットや鉢にそのまま株を投げ入れて栽培します。大きな素焼き鉢に株を入れ、炭などを入れて株を固定する方法もあります。冬の間、乾きすぎる場合は、バスケットや鉢に水ゴケを軽く詰めておいてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えをあまり必要としない洋ランですが、バスケットや鉢を大きくするときは、現在育てている鉢やバスケットのまま、一回りほど大きな鉢やバスケットに入れます。鉢の入れ替えだけなら、植え替えの季節は問いません。鉢から根をはがして植え直すときは、気温のある程度高くなった6月ごろが最適でしょう。
ふやし方
株がかなり大きくなり、わき芽を出した時のみ株分けが可能です。通常、あまりふやせない種類と考えたほうがよいでしょう。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯アジアが原産地のランなので、一年中気温が高い場所で栽培します。冬の低温は苦手ですから、加温設備がないと株はだんだんと弱ります。湿度も大切で、高温多湿を保てる場所が必要です。日光を好むので、できるだけ長い時間、日の当たる場所に置きましょう。初夏から秋までは戸外に出し、35%程度の遮光ネットを張った下で管理します。
水やり
バスケットや鉢に投げ入れただけの場合は、株の頭からホースなどでびっしょりと株から根全体を濡らすように水やりします。
肥料
植え込み材料を使わずに栽培することが多いので、株元に固形肥料を置けません。固形肥料を不織布などで包んで、株に縛りつけて施しましょう。さらに、規定倍率に希釈した液体肥料を週1回程度かけておきます。肥料を施す時期は、原則5月から9月までですが、冬でも20℃程度の高温を保てる場合は、一年中施し続けてもかまいません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
バンダ(Vanda)同様、バスケットや鉢にそのまま株を投げ入れて栽培します。大きな素焼き鉢に株を入れ、炭などを入れて株を固定する方法もあります。冬の間、乾きすぎる場合は、バスケットや鉢に水ゴケを軽く詰めておいてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えをあまり必要としない洋ランですが、バスケットや鉢を大きくするときは、現在育てている鉢やバスケットのまま、一回りほど大きな鉢やバスケットに入れます。鉢の入れ替えだけなら、植え替えの季節は問いません。鉢から根をはがして植え直すときは、気温のある程度高くなった6月ごろが最適でしょう。
ふやし方
株がかなり大きくなり、わき芽を出した時のみ株分けが可能です。通常、あまりふやせない種類と考えたほうがよいでしょう。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年09月24日
エビネ(春咲き)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、強い風が当たらない日陰で育てます。特に冬の乾燥した北風は厳禁です。空中湿度は高いほうがよく、6月から9月は60~70%、それ以外の季節は40~50%の遮光をします。
エビネ、キエビネ、交配種は庭植えもできます。落葉樹などの下に鉢植え用土を盛り土するか、腐葉土やヤシ殻チップなどを混ぜて土壌改良をし、15cmほど高くした上に植えつけます。寒さの厳しい地域では、交配種でもキリシマエビネやニオイエビネの系統のものは適しません。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
庭植えの場合は、生育期間中に1週間以上雨が降らず、暑く乾燥した状態であれば十分に与えます。
芽が出て葉が成長しきるまでの間(はかま取りをするまで)は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
3月から6月の成長期は、チッ素主体の肥料を施します。月1回、親指大の油かすを5号鉢なら5つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて週1回施します。
7月から9月の充実期はリン酸、カリウム主体の緩効性化成肥料を置き肥します。規定量よりやや少なめにしておくと失敗がありません。同時に、リン酸とカリウムのみの液体肥料を4000倍に薄めて週1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に春に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えの適期は、開花前の3月、開花直後、または9月です。開花直後の場合は葉を傷めないように注意して扱います。
鉢植えは2~3年に1回植え替えます。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけるとき、新芽のあるほうを広く開け、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
庭植えは4~5年に1回植え替え、込み合った株を分けて整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分けて、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、上記の用土に段ボールを混ぜたものか、エビネを根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ってとります。
はかま取り:葉が成長しきった6月から7月、根元にある筒状の葉鞘(はかま)が黄ばんだり茶色になったりしたら、切り取ります。
防寒:北風に当てないようにします。そのうえで、冬になったらヤシ殻チップを厚さ3~5cm敷くか、農業用の保護シートをかぶせ、霜と寒気を防ぎます。さらに、エビネ、サルメンエビネとその系統の園芸品種群は、雪の下に埋めておくのもよい手段です。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、強い風が当たらない日陰で育てます。特に冬の乾燥した北風は厳禁です。空中湿度は高いほうがよく、6月から9月は60~70%、それ以外の季節は40~50%の遮光をします。
エビネ、キエビネ、交配種は庭植えもできます。落葉樹などの下に鉢植え用土を盛り土するか、腐葉土やヤシ殻チップなどを混ぜて土壌改良をし、15cmほど高くした上に植えつけます。寒さの厳しい地域では、交配種でもキリシマエビネやニオイエビネの系統のものは適しません。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
庭植えの場合は、生育期間中に1週間以上雨が降らず、暑く乾燥した状態であれば十分に与えます。
芽が出て葉が成長しきるまでの間(はかま取りをするまで)は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
3月から6月の成長期は、チッ素主体の肥料を施します。月1回、親指大の油かすを5号鉢なら5つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて週1回施します。
7月から9月の充実期はリン酸、カリウム主体の緩効性化成肥料を置き肥します。規定量よりやや少なめにしておくと失敗がありません。同時に、リン酸とカリウムのみの液体肥料を4000倍に薄めて週1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に春に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えの適期は、開花前の3月、開花直後、または9月です。開花直後の場合は葉を傷めないように注意して扱います。
鉢植えは2~3年に1回植え替えます。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけるとき、新芽のあるほうを広く開け、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
庭植えは4~5年に1回植え替え、込み合った株を分けて整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分けて、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、上記の用土に段ボールを混ぜたものか、エビネを根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ってとります。
はかま取り:葉が成長しきった6月から7月、根元にある筒状の葉鞘(はかま)が黄ばんだり茶色になったりしたら、切り取ります。
防寒:北風に当てないようにします。そのうえで、冬になったらヤシ殻チップを厚さ3~5cm敷くか、農業用の保護シートをかぶせ、霜と寒気を防ぎます。さらに、エビネ、サルメンエビネとその系統の園芸品種群は、雪の下に埋めておくのもよい手段です。
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玲儿
2017年09月24日
エビネ(夏咲き)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風が強く当たらない日陰で育てます。6月から9月は70%、それ以外の季節は50%の遮光をします。空中湿度は年間を通して60~70%にします。冬は室内か温室に取り込み、最低温度10℃強、理想的には15℃強を保ちます。
水やり
鉢土の表面が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
芽が出て葉が成長しきるまでの間は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
芽が出てきたら9月まで月1回、油かすと骨粉を等量配合した肥料の親指大のものを、5号鉢なら4つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に週1回、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて施します。葉の成長が終わったら、液体肥料はリン酸とカリウムのみのものに切り替えて、4000倍に薄めて週に1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に5月から8月に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2~3年に1回、新芽発生直後か開花直後に行います。新芽発生直後の場合は、新芽を傷めないように注意して扱います。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけの際に、新芽のあるほうを広く開けて、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分け、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、親と同じ用土に段ボールを混ぜたものか、ツルランや交配種を根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風が強く当たらない日陰で育てます。6月から9月は70%、それ以外の季節は50%の遮光をします。空中湿度は年間を通して60~70%にします。冬は室内か温室に取り込み、最低温度10℃強、理想的には15℃強を保ちます。
水やり
鉢土の表面が乾いたら十分に与えます。冬も意外に乾きやすく、注意が必要です。
芽が出て葉が成長しきるまでの間は、上から水をかけてはいけません。芽に水がたまって軟腐病になるおそれがあります。
肥料
芽が出てきたら9月まで月1回、油かすと骨粉を等量配合した肥料の親指大のものを、5号鉢なら4つ、月ごとに位置を変えて鉢縁に埋め込みます。同時に週1回、観葉植物用の液体肥料を3000~4000倍に薄めて施します。葉の成長が終わったら、液体肥料はリン酸とカリウムのみのものに切り替えて、4000倍に薄めて週に1回施します。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病
ウイルス病は、エビネ栽培で最も恐ろしい病気です。治療不能であるため、発病した株と用土は処分し、その周辺の株も隔離します。予防するには、ウイルスを媒介するアブラムシなどを防除します。作業でハサミを使うときは、1株ごとに刃を火であぶってウイルスの伝染を防ぎます。
軟腐病は、新芽が腐って抜けたり、倒れて枯れたりする病気で、「すっぽ抜け」とも呼ばれます。腐った部分は悪臭がします。
害虫:アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、ケムシ類、ナメクジ
アブラムシは主に5月から8月に、ハダニやカイガラムシは夏に多く発生します。ナメクジは新芽や蕾、花を食害します。葉を食害するケムシが5月から7月に発生することもあります。
用土(鉢植え)
ヤシ殻チップの中粒と大粒を等量で混ぜたものか、ヤシ殻チップ5、硬質鹿沼土小粒3、軽石小粒2の割合で配合したものを使います。ヤシ殻チップは軽く水を含ませてから混ぜ合わせましょう。
植えつけ、 植え替え
植え替えは2~3年に1回、新芽発生直後か開花直後に行います。新芽発生直後の場合は、新芽を傷めないように注意して扱います。鉢は5号以上の駄温鉢やプラスチック鉢など、乾きにくいものを使います。植えつけの際に、新芽のあるほうを広く開けて、偽鱗茎が成長するスペースを確保します。
ふやし方
株分け:大きい株は分けることができます。新芽と3~5個分の偽鱗茎をつけて1株とします。
バックバルブ吹き:葉のついていない古い偽鱗茎を1~2個ずつに分け、水ゴケで植えつけます。3~6か月で新しい芽が出て、小苗となります。
タネまき:秋にとりまきができますが、自然に実ったタネからは親株以上の花を期待できません。苗床は、親と同じ用土に段ボールを混ぜたものか、ツルランや交配種を根を広げて植えた大きい平鉢を使います。
主な作業
花がら摘み:花が半ば以上終わったら、株の根元をしっかりと押さえ、花茎をしっかりと握って、ねじるように回して上に引っ張ります。
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文章
玲儿
2017年09月24日
エピデンドラムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えで栽培し、できるだけ日当たりのよい場所に置きます。日当たりがよいほど花つきもよくなります。真夏日が続き、日ざしの強いときだけ少し日よけをして葉焼けを防ぎますが、基本的には一年中直射日光に当てるようにします。冬は室内でガラス越しの日光に当てます。
水やり
植え込み材料が少し乾き始めたころにたっぷりと与えるようにします。夏の気温が高いときは、鉢内がぬれていても新鮮な水を与え続けます。冬の間は、やや乾かし気味に管理します。株が大きくなると気根を株の上部から出すので、水やりのときに空中にある根にも水をかけます。
肥料
春に緩効性化成肥料を鉢の大きさに合わせ規定量置き肥します。また春から秋までは週に1回程度、液体肥料を施します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
蕾や花にアブラムシがよくつきます。放置するとすぐ大量発生につながるので注意しましょう。
用土(鉢植え)
化粧鉢やプラスチック鉢に、細かめのバークで植えます。水ゴケで素焼き鉢に植えることもできます。比較的背が高くなる植物ですから、化粧鉢などのやや重めの鉢を使ったほうが転倒防止にもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度植え替えを行います。株分けをする場合は、あまり株を細かくしないように注意します。茎の本数が多いほうが見事に咲くので、比較的大きな株を維持するようにしましょう。
ふやし方
株分け:適期は4月です。根鉢をていねいにほぐして、分けられそうな位置でほぐし分けます。手で分けられない場合は、消毒済みのハサミで切り分けます。
主な作業
花がら摘み:たいへん長く咲く花ですが、1輪の花が長く咲くわけではなく、花芽の中央に次々と蕾をつくり開花を続けます。古い花が茶色く枯れ込んできたら、ていねいに取り除いてきれいな花のボールを保つようにします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えで栽培し、できるだけ日当たりのよい場所に置きます。日当たりがよいほど花つきもよくなります。真夏日が続き、日ざしの強いときだけ少し日よけをして葉焼けを防ぎますが、基本的には一年中直射日光に当てるようにします。冬は室内でガラス越しの日光に当てます。
水やり
植え込み材料が少し乾き始めたころにたっぷりと与えるようにします。夏の気温が高いときは、鉢内がぬれていても新鮮な水を与え続けます。冬の間は、やや乾かし気味に管理します。株が大きくなると気根を株の上部から出すので、水やりのときに空中にある根にも水をかけます。
肥料
春に緩効性化成肥料を鉢の大きさに合わせ規定量置き肥します。また春から秋までは週に1回程度、液体肥料を施します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
蕾や花にアブラムシがよくつきます。放置するとすぐ大量発生につながるので注意しましょう。
用土(鉢植え)
化粧鉢やプラスチック鉢に、細かめのバークで植えます。水ゴケで素焼き鉢に植えることもできます。比較的背が高くなる植物ですから、化粧鉢などのやや重めの鉢を使ったほうが転倒防止にもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2年に1回程度植え替えを行います。株分けをする場合は、あまり株を細かくしないように注意します。茎の本数が多いほうが見事に咲くので、比較的大きな株を維持するようにしましょう。
ふやし方
株分け:適期は4月です。根鉢をていねいにほぐして、分けられそうな位置でほぐし分けます。手で分けられない場合は、消毒済みのハサミで切り分けます。
主な作業
花がら摘み:たいへん長く咲く花ですが、1輪の花が長く咲くわけではなく、花芽の中央に次々と蕾をつくり開花を続けます。古い花が茶色く枯れ込んできたら、ていねいに取り除いてきれいな花のボールを保つようにします。
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文章
玲儿
2017年09月24日
ウチョウランの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春の芽が出始めたころから、風通しのよい、明るい日陰で育てます。朝日が当たる場所ならば、なおよいでしょう。芽が出始めの、葉が開いていない時期だけ、雨が避けられるようならば理想的です。
冬の休眠中は、鉢ごと乾燥させるか、掘り上げてティッシュに包んだ球根を、穴をあけたチャックつきビニール袋に入れて、さらに発泡スチロールの箱に入れて冷暗所で保管します。
水やり
冬以外は表土が乾いたら、十分に与えます。新芽が出て、葉が展開し終えるまでは、新芽に水がたまらないように頭上から水をかけず、水差しなどを使って根元に水を与えるようにします。
肥料
4月から6月の間、三要素等量配合の緩効性肥料を月に1回、2~3号鉢で一つまみ施します。9月から10月にリン酸主体の液体肥料を2000倍に薄めたものを月に2~3回施します。盆栽づくりの場合は、無肥料でもかまいません。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病、立枯病
ウイルス病にかかると、異常に葉がよじれたり、細かな黒っぽい斑点が多数現れて、生育が衰え、最終的に枯れてしまいます。治癒不能なので廃棄します。
軟腐病は新芽が黒くなって腐り、悪臭を放ちます。病気の進行が速く、気づいたころには手遅れである場合が多い病気です。風通しをよくすることや、新芽に水をためないことで防ぐことができます。
立枯病は根元が腐って、倒れてしまいます。発症すると助かりません。排水不良による過湿が根本原因なので、用土を粗いものに替えて植え替えします。風通しをよくすることも大切です。
害虫:アブラムシ
アブラムシはウイルス病を媒介するので、早期に防除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよい粗い砂系の用土に、水を含みやすいコケなどを少量混ぜたものを使います。桐生砂、硬質鹿沼土、軽石の小粒を等量配合にして、山ゴケか、ヤシ殻チップの細かいものを2~3割混ぜたものなどがよいでしょう。盆栽づくりの場合、イワヒバの根塊に穴をあけ、そこに植え込んでも育ちます。
植えつけ、 植え替え
毎年、あるいは1年おきに植え替えます。植え替えは2月から3月、芽が伸び出す前に行います。芽や根が伸び出していた場合は、折らないように慎重に行います。一度折ってしまうと再生しません。表土にコケが生える場合は、表土を削って新しいものと交換します。
ふやし方
分球:地上部が完全に枯れてから、地下にできた球根を分けます。
タネまき:秋に採取したタネを、親と同じ用土に段ボールを混ぜたものを苗床にして、2月から3月にまきます。段ボールは鉢の内側の縁に沿って入れてもいいし、2~3cmに切ったものを直接用土に混ぜてもよいでしょう。2~3年、そのままにして育てます。
主な作業
交配:開花中に行います。自然にまかせてもかまいませんが、質の高いタネや、思うような花を得たい場合は人の手で交配します。つまようじを使い、咲いたばかりの新鮮な花から花粉を取り出し、開花後数日たった花の雌しべにつけます。
タネの採取:9月から10月に果実が黄色くなったら裂ける前にさやごととって紙袋に入れます。念のためパラフィン紙などでつくった紙袋をかぶせて、飛散した場合に備えておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春の芽が出始めたころから、風通しのよい、明るい日陰で育てます。朝日が当たる場所ならば、なおよいでしょう。芽が出始めの、葉が開いていない時期だけ、雨が避けられるようならば理想的です。
冬の休眠中は、鉢ごと乾燥させるか、掘り上げてティッシュに包んだ球根を、穴をあけたチャックつきビニール袋に入れて、さらに発泡スチロールの箱に入れて冷暗所で保管します。
水やり
冬以外は表土が乾いたら、十分に与えます。新芽が出て、葉が展開し終えるまでは、新芽に水がたまらないように頭上から水をかけず、水差しなどを使って根元に水を与えるようにします。
肥料
4月から6月の間、三要素等量配合の緩効性肥料を月に1回、2~3号鉢で一つまみ施します。9月から10月にリン酸主体の液体肥料を2000倍に薄めたものを月に2~3回施します。盆栽づくりの場合は、無肥料でもかまいません。
病気と害虫
病気:ウイルス病、軟腐病、立枯病
ウイルス病にかかると、異常に葉がよじれたり、細かな黒っぽい斑点が多数現れて、生育が衰え、最終的に枯れてしまいます。治癒不能なので廃棄します。
軟腐病は新芽が黒くなって腐り、悪臭を放ちます。病気の進行が速く、気づいたころには手遅れである場合が多い病気です。風通しをよくすることや、新芽に水をためないことで防ぐことができます。
立枯病は根元が腐って、倒れてしまいます。発症すると助かりません。排水不良による過湿が根本原因なので、用土を粗いものに替えて植え替えします。風通しをよくすることも大切です。
害虫:アブラムシ
アブラムシはウイルス病を媒介するので、早期に防除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよい粗い砂系の用土に、水を含みやすいコケなどを少量混ぜたものを使います。桐生砂、硬質鹿沼土、軽石の小粒を等量配合にして、山ゴケか、ヤシ殻チップの細かいものを2~3割混ぜたものなどがよいでしょう。盆栽づくりの場合、イワヒバの根塊に穴をあけ、そこに植え込んでも育ちます。
植えつけ、 植え替え
毎年、あるいは1年おきに植え替えます。植え替えは2月から3月、芽が伸び出す前に行います。芽や根が伸び出していた場合は、折らないように慎重に行います。一度折ってしまうと再生しません。表土にコケが生える場合は、表土を削って新しいものと交換します。
ふやし方
分球:地上部が完全に枯れてから、地下にできた球根を分けます。
タネまき:秋に採取したタネを、親と同じ用土に段ボールを混ぜたものを苗床にして、2月から3月にまきます。段ボールは鉢の内側の縁に沿って入れてもいいし、2~3cmに切ったものを直接用土に混ぜてもよいでしょう。2~3年、そのままにして育てます。
主な作業
交配:開花中に行います。自然にまかせてもかまいませんが、質の高いタネや、思うような花を得たい場合は人の手で交配します。つまようじを使い、咲いたばかりの新鮮な花から花粉を取り出し、開花後数日たった花の雌しべにつけます。
タネの採取:9月から10月に果実が黄色くなったら裂ける前にさやごととって紙袋に入れます。念のためパラフィン紙などでつくった紙袋をかぶせて、飛散した場合に備えておきます。
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