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玲儿
2017年09月25日
マツリカの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 寒さに弱く、最低温度が10℃以上ある場所が適します。日当たりと水はけがよい、肥沃な土を好みます。半日陰にも耐えますが、花の数が少なくなります。沖縄では地植えにすると株が大きくなり花が多く咲きますが、それ以外の場所では戸外で冬越しができないので鉢植えにします。 鉢植えは、初夏から秋の初めまでは日当たりのよい戸外に置き、10月から5月初旬までは日当たりのよい暖かい室内で管理します。室内の鉢を戸外に出す際は、日ざしや気温の急変がないよう徐々に慣らすようにします。サンルームのような日当たりがよく冷たい風から保護される場所に置いた鉢植えでは、関東地方でも6月から10月まで花を見ることができます。
水やり 鉢植えは、鉢土の表面が乾いたら水やりをします。夏期は生育が旺盛なので、開花中に水切れさせないよう注意します。冬期は、特に鉢皿に水をためないようにして、やや乾かし気味に保ちます。 肥料 旺盛な成長とたくさんの花を咲かせるために、肥料を好みます。 鉢植えは元肥として緩効性肥料を、また、水やりを兼ねて液体肥料を施します。冬期は控えめに。 病気と害虫 ほとんど見られません。
用土(鉢植え) 水はけのよいやや酸性の土(例えば、赤玉土小粒とピートモスを7:3の割合でブレンドしたもの)に、元肥を入れます。 植えつけ、 植え替え 植え替え:生育が旺盛で根詰まりしやすいので、鉢植えは1~2年を目安に植え替えます。時期は5月から6月または9月。 ふやし方 さし木:熱帯植物なので日本では高温期の7月から9月に緑枝ざし、または半熟枝ざしを行います。発根は比較的容易です。 とり木:さし木より時間がかかりますが、高とり法または枝伏せ法(枝の途中を地面に埋めて枝を出させる)が行えます。
主な作業 支柱立て:生育期に、勢いよく伸びる枝が出ることがあります。新しく伸びた枝の先に花が咲くので、切らずに鉢用のトレリスを立てて誘引しておきます。 剪定:花後に伸びすぎた枝や開花枝をすかして混みすぎないように調整します。深く切り戻して高さを調節することもできます。 収穫:夕方から早朝にかけて開花するので、香りがとんでしまわないうちに、早朝に開いたばかりの花を摘みます。すぐに利用しないときは、摘んだ花を密封して2~3日冷蔵保存することもできます。より長く保存するには、開花しそうな蕾を摘み、風通しのよい日陰で浅い紙箱などに広げて、手早く乾燥させます。
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玲儿
2017年09月25日
マツリカの基本情報 学名:Jasminum sambac 和名:マツリカ(茉莉花) 英名:arabian jasmine その他の名前:サンバックジャスミン、アラビアンジャスミン、ピカケ、サンパギータ 科名 / 属名:モクセイ科 / ソケイ属 特徴 マツリカは、香料用植物として知られるジャスミン(Jasminum, ソケイ属)の1種で、漢方では花と根を生薬として用います。仏陀の歯にたとえられる純白の花はやや肉厚で、クチナシに似た強い香りを放ち、仏教では仏の住む国に香るとされます。夏の夕方から早朝に花開き、時間がたつと紫がかったピンク色に変色する一日花ですが、涼しい気温の初夏や秋口にはより長もちします。 中国では、早朝に摘んだ生花の香りを緑茶に移したり、乾燥した蕾をウーロン茶に混ぜたりして、ジャスミンティーがつくられています。和名のマツリカは、漢名の茉莉花を日本語読みしたものです。
ハワイでは、カイウラニ王女がマツリカの花と孔雀(ピーコック)の両方を好んだことから、孔雀を意味するピカケと呼ばれています。花でかぐわしいレイ(花輪)がつくられ、愛情の象徴として花嫁の首にかけられます。 タイではシリキット王妃の誕生日である8月12日が母の日と定められ、この日にマツリカの花輪を母親に贈る風習があります。母の日以外にも、ほかの花と合わせた花飾りが寺院や祠に献花されているのをよく見かけます。
フィリピンではサンパギータと呼ばれ、インドネシアと同様、国花として親しまれています。 自生地の熱帯アジアでは半つる性の常緑低木で、地植えで一年中花を咲かせますが、沖縄以外の日本では鉢植えにして室内で冬越しさせるほうが無難で、夏の花を楽しみます。 本格的なジャスミンティーをつくるには茶葉と同量のマツリカの花が必要といわれますが、鉢で育てたマツリカの花を1輪、緑茶と一緒に急須に入れるだけでも、手軽に香りを楽しむことができます。 マツリカと混同されることがある植物に、ナス科のニオイバンマツリがありますが、半耐寒性で、香りのある花は紫色から白色に変化するので、区別できます。
種類(原種、園芸品種) ‘メイド・オブ・オーリンズ’ Jasminum sambac ‘Maid of Orleans' サンパギータやピカケとして知られる、最も一般的な品種。楕円形の5枚かそれ以上の一重の花弁をもつ。 ‘グランド・デューク・オブ・タスカニー’ Jasminum sambac ‘Grand Duke of Tuscany' (‘Trifoliatum') 小さな白いバラの花のような、弁数のかなり多い八重の花。一重の種類より成長がゆるやかで、香りがやや弱い。葉が3枚ずつつく。
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玲儿
2017年09月25日
マスタード(カラシナ)の基本情報 科名:アブラナ科 特徴 マスタード(カラシナ)はタカナの仲間。カラシナは中央アジア原産とされ、日本では弥生時代からつくられていたといわれ、タネがからしの原料になります。 最近は古くからあるカラシナに代わって、マスタードと英名で呼ばれる品種や中国野菜など新顔が登場しました。耐寒性があり、丈夫で育てやすく、葉の形や色合いも楽しめます。 いずれも辛み成分のアリルイソチオシアネートやグルコシアネートを含んだ独特のピリ辛風味で、サラダやサンドイッチ、浅漬けなどに利用されます。辛み成分には殺菌作用や食欲増進効果も。
育て方のポイント 栽培のポイント 春と秋にタネがまけます。アブラナ科野菜の連作を避け、適期にタネまき、間引きや追肥・土寄せを行います。間引き菜はベビーリーフとして利用できます。
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2017年09月25日
パチューリ(パチョリ)の基本情報 学名:Pogostemon cablin 科名:シソ科 特徴 18世紀ごろ、インドのカシミール地方では、衣服やショールなどの間にパチューリの葉を挟んで収納し、防虫効果とともに移り香を楽しんでいた。のちにインド産のショールがヨーロッパに輸出されるようになると、パチューリの東洋風の移り香は模倣品を識別するカギとして有名になったという。白檀にミントを合わせたような甘くさわやかな香りで、精油は香水に調合される。ポプリにもよい。 育て方のポイント 栽培のポイント 日当たりと肥よくで保水力がある土、高温多湿の気候を好む。最低温度は10 ~15℃で、冬期は室内に取り込む。夏にさし芽した苗を、冬越し用の鉢植えにしてもよい。ハダニがつくことがある。
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玲儿
2017年09月25日
タンジーの基本情報 学名:Tanacetum vulgare 科名:キク科 特徴 羽根のような葉は、樟脳に甘さと苦さを加えたような快い香りがする。虫よけの効果があるため、ノミやダニよけにペットの寝床の下にまいたり、アリを防ぐ目的でカーペットの下に敷いたりする。美しい緑色の葉は、タッジーマッジーの周囲を囲むのにも適している。 花は鮮やかな黄色、茎葉は黄緑色に絹やウールを染めるために使われる。以前は内服薬や料理の香りづけに使われたが、現在では、内用は危険と考えられている。
育て方のポイント 栽培のポイント 耐寒性あり。日当たりから半日陰が適す。タネまき、初夏のさし芽、早春の株分けでふやす。丈夫で繁殖は容易。
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2017年09月25日
ディルの基本情報 学名:Anethum graveolence 科名:セリ科 特徴 青みを帯びた緑色の葉は、キャラウェイのようなすっきりとした香りをもち、細かく刻んで卵やジャガイモ、魚介料理に使われる。 タネをかむと、葉より刺激の強い香味があり、ピクルスやパンの香りづけ、ソーセージなどに利用する。
育て方のポイント 栽培のポイント 水はけ、日当たりのよい場所を好む。耐寒性はあるが、高温乾燥に弱い。フェンネルと交雑しないよう離して栽培する。こぼれダネでふえる。
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2017年09月25日
バジルの基本情報 科名:シソ科 特徴 バジルは、甘くフレッシュな芳香でパスタやピッツァ、サラダに、ソースにと大活躍。ドライにしても楽しめるイタリア料理に欠かせないハーブです。カロテンやビタミンEのほか、ミネラル分も豊富。 熱帯アジア、インド原産で寒さに弱いので気温が十分に上がる5月が植えつけの適期。4月中旬から6月中旬にポリポットにタネをまいて育苗できます。日当たり、水はけのよい場所に植えつけると1か月後から収穫できます。花を咲かせるとタネに養分が取られ、葉がかたくなるので、花芽を見つけたらすぐに摘み取ります。なお、気温が高くなるにつれ、生育おう盛となり、収穫量もふえるので、乾燥させるか、冷凍保存します。、
育て方のポイント 栽培のポイント 肥料を十分まき、真夏には朝夕水を与えると常にやわらかい葉を収穫できます。わき芽を残しながら、大きな葉を少しずつ収穫するとわき芽が伸びて枝葉がふえ、次々と収穫できます。
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玲儿
2017年09月25日
タイムの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たり、風通しがよく、比較的乾燥した気候を好みます。水はけのよいやせ地でよく育ち、砂利混じりの場所や石組みの間などの植え込みに向きます。 特に夏の高温期の多雨多湿に弱く、株が蒸れて枝葉が枯れたり、株が腐ったりすることもあります。冬期は積雪下でもかまいません。 水やり 多湿にならないよう、鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。 庭植えでは、一度根づいてしまえばほとんど必要ありません。
肥料 鉢植えでは、生育促進のため、春と秋の成長期に施します。それぞれの季節に1~2回置き肥をするか、月5~6回液体肥料を施すと、花つきもよくなり、ハーブとして若い新鮮な茎葉も多く収穫できます。 庭植えでは、ほとんど必要ありません。多肥は根腐れの原因になります。 病気と害虫 病気:高温多湿の蒸れに注意すれば、ほとんど見られません。日当たりと風通し、用土の水はけがよいことが大切で、ラベンダーやサントリナと同様です。 害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え) 水はけのよい用土が適しますが、水分管理ができれば用土はあまり選びません。一般の草花向け培養土も利用できます。長雨にさらされたり、多湿の状態が続いたりするなら、軽石や鹿沼土など山野草向けの用土が安全です。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:さし木をして育てた苗やポット苗、株分け苗を花壇やコンテナなどに植えつけます。真夏と真冬以外ならいつでもできます。石組みの上や、傾斜地などでのグラウンドカバープランツとしても利用できます。植えつけ後の成長の早さや性質の強弱、茎葉の密度などは、種類によって大きく異なります。 植え替え:鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直します。根鉢をよくほぐして古い土を落とし、新しい用土で植えつけます。各節から根が出て、成長も早いので、かなり根が切れても大丈夫です。茎を用土に埋めるとそこからも発根します。
ふやし方 さし木、株分け:主にさし木と株分けでふやします。真夏と真冬以外、いつでも可能です。 タネまき:タネまきも可能ですが、個体差があり、香りのよい株や品種を確実にふやすには、さし木や株分けを行います。 主な作業 花がら取り、刈り込み:高温多湿の蒸れに弱いので、花がらは早めに刈り取ります。枝葉が混み合わないよう、生育の様子を見て枝を1/2~1/3くらいまで刈り込んでおくと、夏越しが容易です。
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玲儿
2017年09月25日
タイムの基本情報 学名:Thymus 和名:タチジャコウソウ、イブキジャコウソウなど その他の名前:コモンタイム、フレンチタイム、レモンタイム、クリーピングタイムなど多数 科名 / 属名:シソ科 / イブキジャコウソウ属 特徴 タイムは、日本の山野に自生するイブキジャコウソウの仲間を含むティムス属(Thymus)の英語名で、300~400種(35種という説もある)があり、園芸品種も多数育成されています。 代表的な種は、南欧原産のコモンタイム(T. vulgaris、和名はタチジャコウソウ)です。古代ローマ・ギリシャ時代からハーブとして利用され、殺菌防腐効果が高く、葉をいぶして浄化に、そして紙類の虫食い防止などに使われてきました。さわやかな香りとほろ苦い味は、西洋料理に欠かせないもので、お茶にもなります。小さな堅い葉が密生し、常緑性で花も美しいので、コンテナの寄せ植えや花壇の縁、石組みの間など、香りのあるグラウンドカバープランツとして利用されます。 タイムには、コモンタイムのような立ち性のタイプと、イブキジャコウソウのような這い性(ほふく性)のタイプがあります。香りは種類や品種によってそれぞれ個性があり、柑橘系の香りから、甘い香り、清涼感のあるものまでさまざまです。 種類(原種、園芸品種) コモンタイム Thymus vulgaris 代表的なタイムで、ハーブとして広く利用される。香りなどに個体差がある。和名はタチジャコウソウ。
フレンチタイム Thymus vulgaris cv. コモンタイムの選抜品種で、香りが特によい。
クリーピングタイム(ワイルドタイム) Thymus serpyllum ほふく性の代表種。赤花、白花などいくつか品種がある。 レモンタイム Thymus × citriodorus コモンタイム(T. vulgaris)とT. pulegioidesの交配種。多様な品種がある。
カンファータイム Thymus camphoratus 立ち性でコンパクトな株姿。花が丸く固まって咲き、観賞用によい。半耐寒性。 タイム・ロンギカウリス Thymus longicaulis グラウンドカバープランツとして利用しやすい。性質が強く、成長も早く、密に茂る。
イブキジャコウソウ Thymus quinquecostatus(T. serpyllum ssp. quinquecostatus) アジア東部に自生。薬効は少ないが観賞用として広く利用される。斑入り葉品種もある。
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2017年09月25日
セイヨウニンジンボクの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 午前中に日が当たるような場所から日なたで、冬に乾燥した寒風が当たらない場所を選びます。水はけがよく、乾きすぎない土壌が適します。旺盛に生育し、短期間で大きくなるので、植え場所は直径3mほどの広さが必要です。 水やり 特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。
肥料 2月から3月に寒肥として、油かすや緩効性の化成肥料を施します。 病気と害虫 病気:特にありません。 害虫:特にありません。 植えつけ、 植え替え 庭への植えつけは、霜の降りなくなった3月から4月、または涼しくなる9月下旬から11月に行います。根鉢の表面を1/3程度くずして、根鉢の大きさの2~3倍の深さ、直径の植え穴を掘り、植え戻す土量の1/3程度の腐葉土と、油かすや緩効性の化成肥料などの元肥を混合して、植えつけます。なお、根が粗いので移植が難しい植物です。植え場所は、よく吟味して選びましょう。
ふやし方 さし木:その年に伸びた枝を9月に、または、前年に伸びた枝を3月にさし木してふやします。枝を2~3節で切り取り、節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り直します。枝先の葉の大きさを半分から1/3程度に切って、赤玉土小粒やさし木用土にさします。日陰に置き、乾かさないように管理します。
主な作業 剪定:適期は2月下旬~3月です。セイヨウニンジンボクは枝数がそう多くないうえに、自然と樹形が整うので、強剪定は控え、樹形を乱す徒長枝や、株の内側の枯れ枝を切り除く程度に剪定します。なお、大きくなりすぎた場合は、切り戻すこともできます。
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