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玲儿
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玲儿
2017年09月14日
フウチソウ(風知草)の基本情報 学名:Hakonechloa macra 和名:ウラハグサ(裏葉草) その他の名前:フウチソウ(風知草) 科名 / 属名:イネ科 / ウラハグサ属 特徴 風知草は本州の山地の崖や尾根に見られる多年草です。本州の太平洋側の地域の特産種です。多数の茎が株立ちになって垂れ下がり、数枚の長さ15cm前後の細長い葉をつけます。この葉はつけ根でねじ曲がっていて、表が裏に、裏が表になっているので「裏葉草」という名になっています。8月から9月に茎の先端に細かな穂をつけますが、地味な色合いです。冬は全体に黄色く黄葉したあと、地上部は茶色く枯れて冬越しします。 本来、風知草は「知風草」と書くのが正しく、その正体は低地の道端などに広く見られるカゼクサ(Eragrostis ferruginea)を指します。 種類(原種、園芸品種) キンウラハグサ Hakonechloa macra ‘Aureola’ 最もよく普及している黄色い縞斑の園芸品種。日に強く当てても日焼けしにくい強健な美麗種。
‘オール・ゴールド’ Hakonechloa macra ‘All Gold’ むらなく黄色い葉の園芸品種で、キンウラハグサよりやや小型。成長がやや遅いので、小苗のうちは鉢植えが無難。黄金風知草の名で流通していることがある。
紅風知草 緑の葉だが、先端が赤く染まる。キンウラハグサよりやや小型。
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玲儿
2017年09月14日
フウセントウワタの基本情報 学名:Gomphocarpus fruticosus 和名:フウセントウワタ(風船唐綿) その他の名前:フウセンダマノキ 科名 / 属名:ガガイモ科 / フウセントウワタ属 特徴 フウセントウワタは、ハリセンボンのようなとげのある果実がユニークな観賞用のトウワタ(唐綿)です。とげといっても鋭いものではなく、柔らかい突起で、庭で楽しむほか、切り花やドライフラワーにも利用されています。切り花にするとすぐ葉がしおれるので、葉は取り、果実だけがついた茎を楽しみます。晩夏から果実がついた鉢植えが流通します。 葉腋から花柄を伸ばし、反り返った花弁をもつ乳白色の花が集まり、下向きに咲きます。紫色の副花冠には蜜がたまるので、アリが寄ってきます。果実が成熟すると縦に裂け、ワタというよりもむしろシルクのような冠毛のついたタネが飛散します。 茎に傷をつけると白い汁が出ます。この白い汁は茎の切り口をふさいで水が上がりにくくするので、さし木や切り花にする場合は洗い流します。また、この汁は毒性があり、目に入ると角膜炎を起こすことがあるので注意してください。 霜が降りない暖かい地域では冬越しも可能ですが、一般的には冬に枯れる春まき一年草として扱います。冬越しさせたい場合は、鉢植えにして、秋に切り戻しをして室内に取り込むとよいでしょう。
フウセントウワタの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりを好み、水はけのよい肥沃な土壌で育てます。水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすいので、腐葉土などの有機物やパーライトなどを加えて土壌改良するか、盛り土をして植えつけます。株が大きくなるので、庭植えが向いていますが、鉢植えにするときはできるだけ大きな鉢を選びましょう。 水やり 鉢植え、庭植えともに、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。 肥料 元肥として、緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、鉢植えのみ、5月から9月の間にチッ素分の少ない液体肥料か緩効性化成肥料を定期的に施します。多肥にすると、花つきが悪くなったり、草姿があばれてきれいにまとまらなかったりします。
病気と害虫 害虫:アブラムシ 蕾や葉などに群生して汁を吸い、生育を阻害することがあります。風通しが悪いと発生を助長します。見つけしだい適用のある殺虫剤で駆除します。 用土(鉢植え) 水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、パーライト1の配合土を用いるとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 気温の高くなる5月から7月上旬にポット苗を植えつけます。株張りがよいので、植えつけ間隔は30~50cmとします。
ふやし方 タネまき:発芽適温は25℃以上と高いので、タネまきは4月中・下旬とします。ポリポットにタネをまいたら1cmほど覆土をします。2~3週間で発芽します。5月から6月になってポット内に根がほどよく回ったら、植えつけます。 さし木:冬越しさせた株であれば、春から伸びた枝を切ってさし木することができます。 主な作業 タネとり:果実が成熟したら割れて散る前に採取し、タネを取り出して保存します。なお、果実のついた切り枝を水に生けておくだけでも、タネが採取できます。
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玲儿
2017年09月14日
フウセンカズラの基本情報 学名:Cardiospermum halicacabum 和名:フウセンカズラ(風船葛) 科名 / 属名:ムクロジ科 / フウセンカズラ属 特徴 フウセンカズラは、巻きひげをもち、フェンスなどに絡みつきながら繁茂するつる性の一年草です。夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。繊細な草姿と、風に揺れる果実は見た目にも涼しげで、緑のカーテンにも向いています。果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが3粒得られます。タネの模様は猿の顔のようにも見え、愛嬌があります。 成長が早いので、あんどんやネットは早めに準備をして、つるどおしが絡まないように誘引していきます。
フウセンカズラの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりを好み、水はけのよい肥沃な土壌で育てます。 水やり 鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。 肥料 元肥として、緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分とカリ分が多めの緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。
病気と害虫 害虫:ハダニ ハダニが発生すると、葉のつやがなくなる症状が見られます。乾燥時には葉裏に葉水をするなど、予防に努めます。発生が見られたら、適用のある殺ダニ剤で駆除します。 用土(鉢植え) 水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 5月中旬から6月中旬に植えつけます。苗の間隔は20~30cmが目安です。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。
ふやし方 タネまき:タネはヤエザクラが咲くころ、直まきするか、ポリポットにまいて育てます。硬実種子のため種皮が硬く吸水しにくいので、一晩水につけておいたタネをまくか、種皮に傷をつけてからまくと、発芽がそろいやすくなります。ポリポットにまいたものは、本葉4~5枚になったら目的の場所に植えつけます。 タネの採取:茶色くなった果実から、タネを採取します。1果実にタネが3つ入っており、大きく成長した株からは200個以上のタネがとれることもあります。 主な作業 摘心:本葉が5~7枚展開したころ、茎の先端を摘み取る摘心をすると、枝数がふえます。 つるの誘引:オベリスクに絡ませたり、緑のカーテンに仕立てることができます。特に、緑のカーテンでは、最初の摘心後に伸びた枝を横に寝かせてネットに誘引すると、各節からわき芽が伸び出します。その後も手が届く範囲で、すき間を埋めるように誘引していくと、密に茂ったカーテンができます。
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2017年09月14日
ファセリアの基本情報 学名:Phacelia campanularia 科名 / 属名:ハゼリソウ科 / フォセリア属 特徴 ファセリアはカリフォルニア原産の一年草です。茎は赤みを帯び、根元から分枝して横に広がります。花は鐘形で美しい濃いブルーです。鉢植えのほか、吊り鉢やハンギングバスケットに仕立てるとよく映えます。
育て方のポイント 栽培のポイント 日当たりと水はけのよいところを好むので、鉢花は日当たりのよいところに置き、水やりはやや乾かし気味に管理します。 タネから育てる場合は、秋に水はけのよい土にタネをまき、フレーム内で管理し、一度3号ポットに鉢上げして、春先に4~5号鉢に植えつけます。 庭で育てたいときには、霜の心配がなくなったころに、水はけのよい土壌に直まきして、間引いて育てます。
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玲儿
2017年09月14日
ヒョウタンの基本情報 学名:Lagenaria siceraria var. gourda 科名 / 属名:ウリ科 / ユウガオ属 特徴 ヒョウタンは、干瓢(かんぴょう)にするユウガオの変種です。日本には縄文時代に伝わり、古くから人々の生活に関わってきました。果実は苦みがあるので食用にはせず、乾燥させて容器や装飾品などに加工します。ヒョウタンというと、くびれた形を想像しがちですが、球形や首長の形、ヘビのように細長くなる形などいろいろあります。
種類(原種、園芸品種) つる首ヒョウタン 首の長い形。地面に這わせて育てると、首がぐにゃっと曲がっておもしろい。
千成ヒョウタン Lagenaria siceraria var. microcarpa 小型のヒョウタンを指す。
大長ヒョウタン 果実が2mを超える大きなヒョウタン。 ジャンボヒョウタン 果実の径が1mを超えるほどの大きなヒョウタン。
育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりと風通しのよい場所に棚をつくり、つるを誘引して育てます。生育がおう盛なので、地植えが望ましいですが、できない場合は土がたっぷり入る大型のプランターなどに植えつけます。連作障害を起こしやすいので、前年にウリ科植物を植えた土には植えないようにします。 水やり 土が乾き始めたらたっぷりと水やりします。葉が大きいので水分の蒸散が激しく、葉が茂ってきたら毎日の水やりが必要になります。ただし、過湿には注意してください。 肥料 植えつけ2週間後と親づるが棚上に達したころ、さらに着果したら、速効性の化成肥料を週1回、追肥します。なお、庭植えの場合、根はどんどん広がって伸びていくので、1回目の追肥は株元から30cm、2回目は50cmほど離れたところに施すとよいでしょう。 病気と害虫 病気:うどんこ病、つる割病、つる枯病 梅雨明け後にうどんこ病が発生しやすいので注意しましょう。また、つる割病やつる枯病が発生することもあります。 害虫:ウリハムシ オレンジ色の体長1cmくらいの成虫が葉と果実をかじったり、幼虫(体長1cmくらいの白いうじ虫)が果実や根を食害します。 用土(鉢植え) 大型プランターなどに植える場合は、赤玉土5、腐葉土5の配合土を用います。庭植えの場合は、植えつけ場所に1㎡当たり堆肥2kg、苦土石灰150g、化成肥料150gをまいて、よくすき込んでおきます。
植えつけ、 植え替え 4月上旬に暖かい場所でタネをまくか、あるいはポット苗を購入します。植えつけ適期は5月上・中旬で、本葉が4~6枚展開したころが目安ですが、年によってはまだ肌寒いこともあるので、株元にマルチングをしたり、ビニールキャップをかぶせたりして保温するとよいでしょう。 ふやし方 茶色くなった果実を収穫し、黒くつやのあるタネを採取して乾燥貯蔵し、来年用に供します。ただし、発芽率が低かったり、親と同じ形質のものが得られなかったりすることが多いです。 主な作業 摘心と誘引:果実は、親づるよりも子づる、孫づるによくつくため、放任ではあまり実りません。そこで、親づる(主茎)が棚の頂上に届くまではわき芽をかき取り、頂上に届いたら先端を摘心して、子づる(わき芽)の発生を促します。さらに、子づるが6節くらい伸びたら、先端を摘心して、孫づる(わき芽)を伸ばします。棚上では均一になるようにつるを誘引し、ひもで支柱に留めていきます。 人工受粉:夕方から早朝に白い花を咲かせます。雄花と雌花が別々に咲くので、受粉を確実にするために、雄花の葯(やく)をちぎり、雌花の柱頭に黄色くなるくらい花粉をつけます。
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玲儿
2017年09月14日
ヒューケラの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 耐寒性が強く耐暑性もあり、乾燥にもかなり耐えられますが、品種によっては夏の直射日光で葉焼けするものもあるので、落葉樹の下など、夏は日陰になるところが適しています。斑入り葉や淡色系のものは特に注意が必要です。また、土壌の水はけも大切で、株元が多湿であったり夏に肥料分が残るようだと、根腐れや茎腐れで株が傷み、枯れることもあります。耐陰性があるので、建物や塀の際で日陰になるところの植え込みにも向いています。
水やり 用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。小苗を植えつけて根が張るまでは乾かさないよう注意します。また、タネをまいて育苗している間も乾かさないよう、常に湿っている状態にしておきます。ただし、大株になればかなりの乾燥に耐えられます。 肥料 3月から4月と10月から11月に粒状の化成肥料を株の周囲にまいておきます。または月に3回ほど液体肥料を施します。夏の高温期には肥料分が残らないようにします。 病気と害虫 病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ、ネマトーダ、ナメクジ、ダンゴムシ 風通しや水はけが悪いとカイガラムシやネマトーダが発生することがあり、また、日陰で湿り気のあるところでは、ナメクジや不快害虫のダンゴムシに注意します。 用土(鉢植え) 庭植えでは、水はけをよくするために、腐葉土などをよく混ぜておきます。鉢植えは、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合用土などがよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 鉢植えは1~2年ごとに植え替えます。庭植えでは、込み具合や生育の様子を見て3~5年ごとに、株分けや植え直しをします。
ふやし方 主に春か秋の株分けでふやしますが、茎の立ち上がったものや、わき芽の多いものではさし芽もできます。品種にもよりますが、一般的なツボサンゴや‘パレス・パープル’はタネからもふやせます。タネが細かいので、ピートバンやタネまき専用の細粒用土などにまいて育てます。 主な作業 花がらや枯れ葉は早めに取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。茎が立ち上がって老化してきた株は、バークチップや腐葉土を株元に敷いて茎が隠れるようにすると、新しい根が伸びて株が若返ります。
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玲儿
2017年09月14日
ヒューケラの基本情報 学名:Heuchera 和名:ツボサンゴ(壷珊瑚) その他の名前:コーラルベル 科名 / 属名:ユキノシタ科 / ツボサンゴ属(ヒューケラ属) 特徴 ヒューケラは葉色のバラエティが豊富で、葉が重なるように密に茂り、コンパクトな草姿なので、カラーリーフプランツとして寄せ植えなどに使いやすく、人気の高い植物です。常緑性でほぼ一年中同じ草姿を保ち、ほとんど手がかからず日陰でもよく育ちます。また、ツボサンゴ(ヒューケラ・サンギネア Heuchera sanguinea)をはじめ、いくつかの種や園芸品種には花の美しいものも多く、赤やピンク、白の小花が群れ咲き、花壇やコンテナをにぎやかに彩ります。緑葉のものから黄色や赤紫色の葉、そして斑入り葉など色や模様は変化に富みます。葉の直径は3~10cmぐらい、花茎は長く伸びて1m近いものもあります。成長するにしたがい茎は立ち上がって低木のような草姿になります。品種の特性をよくつかんで、ヒューケラどうしをいろいろ組み合わせてもおもしろいものです。 種類(原種、園芸品種) ‘ファイヤーフライ’ Heuchera Firefly 鮮やかな赤色の壺形の花が群れ咲く。緑葉がこんもりと密に形よく茂る強健種。多少の個体差があり、葉に模様の入ることも多い。
‘パレス・パープル’ Heuchera villosa‘Palace Purple’ 光沢のある濃い赤紫色の葉。浅く切れ込みが入りモミジのよう。花は白っぽい小花で、それほど目立たない。 ‘キャラメル’ Heuchera‘Caramel’ 葉色がキャラメル色の大ぶりの品種。黄色から赤系統の葉色には‘アンバー・ウェーブス’‘シトロネラ’などがある。
「ドルチェ」シリーズ Heuchera Dolce Series 大きさや草姿のそろいがよく、各色バラエティに富む。
‘モネ’ Heuchera sanguinea‘Monet’ 斑入り葉の品種も多くある。葉面全体に細やかな「散り斑」(小さな斑点模様がまんべんなく入る)品種。
‘ビューティ・カラー’ Heuchera‘Beauty Colour’ 緑葉に赤褐色の葉脈が入る複色葉。
ヒューケレラ‘サン・スポット’ Heucherella‘Sunspot’ 近縁のズダヤクシュ(ティアレラ)とヒューケラの属間交配でつくられた園芸品種。黄緑の葉の葉脈が赤く、桃色のかわいい花が咲く。
ティアレラ(スダヤクシュ) Tiarella ヒューケラの近縁種。葉の模様に特徴があり、シェードガーデンを彩るガーデニング植物として広く出回っている。ヒューケラ(ツボサンゴ)との属間交配によるヒューケレラがある。
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玲儿
2017年09月13日
ヒメヒオウギの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 冬に温暖で日照の多い場所が適します。凍らないよう注意し、寒地では防寒対策が必要です。栽培は一般的なフリージアに準じ、関東地方以西の太平洋側では栽培しやすく、株もよくふえます。半日陰や、あまり日当たりのよくない場所でも栽培可能ですが、徒長しやすく、花数も少なくなります。 水やり 3月から5月の成長期、発蕾期、開花期は極端に乾かさないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。開花後は必要なく、鉢植えの場合も徐々に乾燥させていきます。夏の休眠中は水を与えませんが、雨が当たっても大丈夫です。10月ごろから、用土の乾き具合を見ながら少しずつ水やりを開始します。
肥料 ほとんど必要ないくらいですが、3月から4月に薄い液体肥料を3~5回施すと生育がよく、花も多く咲きます。 病気と害虫 病気:ほとんど見られません。 害虫:アブラムシ アブラムシがつくことがあるので、見つけしだい防除します。 用土(鉢植え) 水はけのよいものであれば、特に選びません。一般的な草花用培養土のほか、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
植えつけ、 植え替え 植えつけ:9月下旬から11月に球根を植えつけます。3号鉢に3球くらいが目安です。凍らないところであれば庭植えもできます。早く植えすぎると葉が大きく茂り、霜の害も受けやすくなります。凍霜害の心配がある場合は、冬は鉢植えにして室内の窓辺で管理します。12月から早春の植えつけも可能で、充実した大きな球根であれば春植えでも開花します。 植え替え:秋、早めに球根を掘り上げて、新しい用土に植え替えます。または、鉢から抜いたまま一回り大きな鉢に植えて育てることもできます。
ふやし方 分球:自然に分球してよくふえます。 タネまき:タネは2mmくらいと大きく、秋にまくと翌春には開花します。 主な作業 花がら摘み:こぼれダネでもふえるので、株をふやしたくないときは、花がらを早めに切り取ります。
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玲儿
2017年09月13日
ヒメヒオウギの基本情報 学名:Freesia laxa(Anomatheca laxa、Lapeirousia laxa、Anomatheca cruenta) 和名:ヒメヒオウギ(姫檜扇) 科名 / 属名:アヤメ科 / フリージア属 特徴 ヒメヒオウギは「姫檜扇」と書き、ヒオウギを小型にしたような可憐な姿が魅力です(ただし、ヒオウギとは属が異なります)。ヒメヒオウギは半耐寒性の秋植え球根で、夏は休眠します。日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきました。暖地では、こぼれダネで自然にふえるほど丈夫です。
茎葉は細く、草姿が小さいわりには比較的大きな花が咲きます。花径は2.5cmくらい、1輪の花は3~4日開いています。成長も早く、秋にタネをまくと翌春には開花するほどで、鉢植えとして3号鉢くらいのものが多く出回ります。小鉢でも十分育てられますが、5~6号鉢で2~3年つくり込んで大株に仕立てると、花数がふえて豪華になります。 かつてはラペイロウジア属(Lapeirousia)、あるいはアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていましたが、現在はフリージア属(Freesia)になっています。
種類(原種、園芸品種) 朱赤 最も一般的な基本種。花の中心部は濃色。 ‘アルバ’ ‘Alba’ 白花品種。 ‘桃姫’ ‘Momohime’ 花色はやさしいピンク。 ‘ジョアン・エバンス’ ‘Joan Evans’ 花は白に中心部が赤の複色。
ブルー やや淡い藤色。 ビリディフロラ Freesia laxa viridiflora 緑花。 ラペイロージア・シレノイデス Lapeirousia silenoides ヒメヒオウギの近縁種の秋植え球根。栽培はヒメヒウギに準じる。
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玲儿
2017年09月13日
ヒメツルソバの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日陰でも育ちますが、花を咲かせるためには日当たりのよい場所で育てます。 水やり 鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりします。庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、土がカラカラになったら水やりをします。 肥料 元肥に緩効性化成肥料を施しますが、追肥は不要です。多肥にすると花つきが悪くなります。
病気と害虫 特に問題となる病害虫はありません。 用土(鉢植え) 水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土4の配合とします。
植えつけ、 植え替え 植えつけの最適期は春ですが、丈夫なのでいつでも植えつけや植え替えができます。庭植えの場合は植え替えの必要はありませんが、望まない場所に根を下ろしたり、こぼれダネで根づいたものがあれば、掘り上げて植え替えるとよいでしょう。
ふやし方 初夏にさし芽でふやします。適宜切り戻しが必要なので、切った枝を利用するとよいでしょう。自然にタネもつき、周囲に落ちて芽生えます。 主な作業 必要な作業は特になく、放任できます。
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