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玲儿
2017年09月11日
玲儿
ハナビシソウの基本情報 学名:Eschscholzia californica 和名:ハナビシソウ(花菱草)  その他の名前:カリフォルニアポピー 科名 / 属名:ケシ科 / ハナビシソウ属(エッショルツィア属) 特徴 盃(さかずき)状に大きく開いた鮮やかなオレンジ色の花は、遠くからでもよく目立ち、満開時には地面を覆いつくしてオレンジ色のカーペットを敷いたようになります。輝きのある花は、日中に開き、夜間や雨天は閉じています。開花期が長く、丈夫であまり手がかかりません。ワイルドフラワーとしてほかの草花との混合種子も売られ、直まきで栽培されることもあり、自然のお花畑のような花壇もつくれます。北米カリフォルニアの州花にもなっていて、ネバダ州からテキサス州まで広く自生しています。
ハナビシソウ属(Eschscholzia)の学名は、ロシアの医者で自然科学者のエッショルツ氏の名前に由来します。野生種の花色はオレンジ色が基本で、園芸品種には、赤やピンク、白があり、花色混合の一重咲きミックスのタネも流通します。八重咲きもあります。近縁種にヒメハナビシソウ(E. caespitosa)があります。カリフォルニア原産の小型種で、淡黄色の花が多数咲き、花壇やコンテナに利用されます。
種類(原種、園芸品種) ‘オレンジ・キング’ Eschscholzia californica ‘Orange King’ 花色の鮮やかな大輪で、草丈もよく伸びる。 ‘バレリーナ・ミックス’ Eschscholzia californica ‘Ballerina Mix’ 花がセミダブルの混合品種。
‘ローズ・シフォン’ Eschscholzia californica ‘Rose Chiffon’ 花はセミダブルで、ピンク系。 ‘ミルクメイド’ Eschscholzia californica ‘Milkmaid’ 花はセミダブルで、淡黄色系。 ヒメハナビシソウ Eschscholzia caespitosa 花は淡黄色で花径2〜3cmの小型種。「ミニチュア・サンデー」などの名前でも出回る。
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玲儿
2017年09月11日
玲儿
ハナニラ(イフェイオン)の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり 乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。 肥料 鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。
病気と害虫 病気:特にありません。 害虫:特にありません。 用土(鉢植え) 土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。
植えつけ、 植え替え 適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方 分球:9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。 タネまき:適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。 主な作業 花がら摘み:11月から12月、2月から4月の開花中は、花がらをまめに摘み取りましょう。
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玲儿
2017年09月11日
玲儿
ハナニラ(イフェイオン)の基本情報 学名:Ipheion uniflorum 和名:ハナニラ(花韮)   科名 / 属名:ネギ科 / ハナニラ属(イフェイオン属) 特徴 ハナニラは、道端や花壇に植えっぱなしにしておいても、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせる、非常に丈夫で手間いらずな植物です。葉や球根を傷つけると、その名のとおりネギやニラのようなにおいがします。イフェイオン属は南アメリカに約25種が分布する球根植物で、最もよく目にするのはユニフロルム(Ipheion uniflorum)で、日本ではハナニラと呼ばれています。近年は早春から黄色い花を咲かせる近縁の黄花ハナニラ(Nothoscordum sellowianum)や、晩秋から初冬に白い花を咲かせるパルビフローラ(I.parviflora /Tristagma recurvifolium)なども手に入るようになり、開花期の異なる種を組み合わせて栽培することで、長期間楽しめるようになっています。秋に球根で入手できるほか、ポリポットに植えられた苗でも流通しています。 ※科名:ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種) ‘ウィズレー・ブルー’ Ipheion uniflorum ‘Wisley Blue’ 青、ピンク、白があるユニフロルムの中で、特に美しい藤青色の花を咲かせる人気品種。花によい香りがある。
‘ロルフ・フィードラー’ Ipheion ‘Rolf Fiedler’ ユニフロルムに似るが、一般的なユニフロルムよりも葉が短く、花が肉厚で丸みを帯びるかわいらしい品種。花はきれいな青色。
黄花ハナニラ Nothoscordum sellowianum 平たい葉をもつユニフロルムと異なり、細く尖った葉をもつ。花色は鮮やかな黄色。ユニフロルムよりも早く、2月から咲き始める。ハナニラの名で呼ばれるが、ノトスコルダム属に分類される。
イフェイオン・パルビフローラ Ipheion parviflora/ Tristagma recurvifolium ユニフロルム同様、平たい葉をもつが、開花が早く11月から12月に白い花を咲かせる。イフェイオンの名で流通するが、実はトリスタグマ属に分類される。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
ハナトラノオの基本情報 学名:Physostegia virginiana 和名:ハナトラノオ(花虎の尾)  その他の名前:カクトラノオ 科名 / 属名:シソ科 / カクトラノオ属(フィソステギア属) 特徴 ハナトラノオは夏から秋にかけて、全国いたるところでよく見かける花です。優しいピンクの花が群れ咲く様子は、残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。フィソステギア属には15種ほどがありますが、栽培されるのは、ほとんど本種(Physostegia virginiana)です。北アメリカ東部原産で、日本へは大正時代に入り、丈夫でよくふえるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草の一つになっています。カクトラノオとも呼ばれるように、花穂は細長い四角錐で、花は四方に向かって規則正しく並んで咲きます。ありふれた花ですが、よく見るとなかなか美しいもので、一つ一つの花の形もユニークです。性質が強く、地下茎を伸ばして広がり、ほとんど放任栽培でもよいくらいです。濃桃色のものから白花まで、いくつかの品種があり、草丈や開花期にも幅があります。
種類(原種、園芸品種) ‘ビビッド’ Physostegia virginiana ‘Vivid’ 9月咲きの晩生種。節間が詰まり、草丈は50〜60cm。
‘サマー・スノー’ Physostegia virginiana ‘Summer Snow’ 8月咲き。草丈1m近くになる高性種。
斑入り葉(バリエガタ) Physostegia virginiana ‘Variegata’ 白覆輪の斑が入る。乾燥や強い日ざしによる葉焼けに注意。
育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 耐寒性・耐暑性が強く、日当たりから半日陰まで、あまり場所を選びませんが、どちらかというと湿り気のあるところを好み、腐植質に富む乾燥しないところが理想です。乾きやすいところでは成長が抑えられ、草丈低く開花しますが、花数は少なくなり、下葉も枯れやすくなります。鉢植えの場合は、特に乾燥に注意します。 水やり 開花期が7月から10月で、梅雨が明けてから極端に乾燥すると、蕾の発育が悪く、鉢植えでは咲かないこともあります。用土が乾き始めたらたっぷり与えます。 肥料 4月から5月の生育初期に少量施しますが、腐植質の多いところでは無肥料でもよいくらいです。6月から7月に肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。開花後、地中の芽を太らせるために、お礼肥を施します。
病気と害虫 病気:白絹病 水はけが悪いと、まれに白絹病などが発生することがあります。 害虫:ケムシ類 ほとんど見られませんが、ケムシ類による蕾の食害には注意します。 用土(鉢植え) 水はけがよく、しかも保水性のあるものがよく、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け用土が利用できます。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:堆肥や腐葉土を入れて耕してから植えつけます。ポット仕立ての苗であれば、ほぼいつでも植えつけ可能ですが、株分け苗や地下茎を植えつける場合は、3月から4月か10月ごろに行います。しっかり根づくまでは乾かさないよう十分水やりします。
植え替え:根詰まりしやすいので、鉢植えでは、毎年春か秋に古い用土を落とし、芽数を制限して新しい用土に植えます。 ふやし方 株分け:さし芽やタネまきも可能ですが、主に株分けでふやします。地下茎を伸ばしてふえるので、これを切り分けてふやします。 主な作業 間引き:周囲に広がるので、必要な分を残して間引きをします。中心部の生育が悪くなるようなら、一度掘り上げて、堆肥などを混ぜて植え直します。乾燥防止のため、バークなどのマルチングをしておくとよいでしょう。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
ハナショウブの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
水やり 発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。 肥料 秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。 病気と害虫 病気:ほとんどありません。 害虫:ヨトウムシ、メイガ 5月から6月は特に注意が必要です。
用土(鉢植え) 一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。 植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
ふやし方 株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。 タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
主な作業 定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
ハナショウブの基本情報 学名:Iris ensata 和名:ハナショウブ(花菖蒲)   科名 / 属名:アヤメ科 / アヤメ属 特徴 ハナショウブは初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。野生のノハナショウブをもとに、江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在2000以上あるといわれています。優美な花形としっとりとした風情が魅力で、色彩の魔術師とも呼ばれるように、花色の変化に富んでいます。アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、アヤメのような網目模様はなく、葉幅は狭く、葉脈がはっきりと隆起している点でカキツバタと区別できます。花形は、三英咲き(さんえいざき)と呼ばれる3枚の弁が大きく目立つものと、6枚の弁が広がる六英咲き(ろくえいざき)、そして八重咲きなどがあります。品種の育成地によって、江戸系、伊勢系、肥後系の3タイプに大別されますが、これらの交配種もあり、さらに、種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。 なお、端午の節句のショウブ湯に利用されるのは、サトイモ科のショウブ(Acorus属)で、ハナショウブとは別の植物です。 種類(原種、園芸品種) 江戸系(江戸種) 変化に富み多彩。茎が剛直で庭植え向き。群生させると見事。
伊勢系 弁が垂れるのが特徴。伊勢ナデシコ、伊勢ギクと合わせて伊勢3花と呼ばれる。外花被が3枚の三英花(さんえいか)が多い。
肥後系 豊満でボリューム感のある花。鉢植えで観賞するのによい。外花被が6枚の六英花(ろくえいか)が多い。
長井古種 山形県長井市にある品種群。江戸時代より保存され守られているといわれる。
斑入り ノハナショウブの斑入り葉品種。
‘愛知の輝’ キショウブとの交配により育成された黄花の品種。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
花かんざしの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日照の多い乾燥した気候を好むので、日当たりと風通しがよい場所で育てます。15℃くらいの冷涼な時期によく成長し、花も咲き続けます。高温期は半休眠状態になり、多湿の状態が続くと株が腐ります。耐寒性も耐暑性も弱いのですが、冬期の軽い凍結や霜くらいには耐えるので、関東地方の平野部なら軒下などで冬越しします。 水やり 多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。 肥料 開花期間が長いので、2月から4月ごろまで、薄い液体肥料を月に3~4回施します。
病気と害虫 病気:灰色かび病など 日照不足や多湿になると灰色かび病などが出やすくなります。できるだけ風通しよく、蒸れないようにしておきます。 害虫:アブラムシ アブラムシの防除を行います。
用土(鉢植え) 水はけのよい用土を使います。低温期には一般の草花向け培養土も利用できますが、山野草向けの用土のほうが管理が容易です。夏越しには、鹿沼土や軽石などを主体とした用土が確実です。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:鉢植えやポット苗を、花壇やコンテナの寄せ植えなどに利用できます。ただし、一年草扱いすることが多く、入梅のころにはほとんど枯れます。夏越しさせるには、早めに山野草向けの用土で植えつけ、根をしっかり張らせておきます。
ふやし方 さし芽:さし芽でふやします。日本の気候ではタネはほとんど実りません。 さし芽の適期は3月から5月です。大株や古株ほど枯れやすいので、さし芽で小苗をつくっておくと安心です。秋に涼しくなってから、植えつけや植え替えを行います。
主な作業 花がら切り:花は長もちしますが、咲き終わった花は順次切り取ります。早めに切ってドライフラワーとして利用することもできます。 枝すかし、刈り込み:茎葉が混み合わないよう、様子を見て枝すかしや刈り込みを行います。株元から新芽が出てくるので、古い枝は取り除き、新しい枝に更新していくと、株が長もちします。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
花かんざしの基本情報 学名:Rhodanthe anthemoides 科名 / 属名:キク科 / ローダンテ属 特徴 「花かんざし」は、かさかさとしたかわいらしい花が株一面に咲き、冬から春のコンテナの寄せ植えなどに多く利用されます。花は各枝先に1輪ずつですが、よく枝分かれするので、5月ごろまで次々と咲き続けます。花色は白だけで、花径は2cmくらい、夜間は閉じます。温室栽培の鉢花は12月ごろから出回ります。 「花かんざし」は流通名で、学名はローダンテ・アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)です。かつてはヘリクリサムやヘリプテルムの一種とされたこともありますが、現在はローダンテ属に分類されています。‘ペーパー・カスケード’として流通するものもあり、同様に利用されます。
まぎらわしいのですが、和名をハナカンザシという植物は「花かんざし」とは別種で、切り花でよく利用されるクロロセファラ種(R. chlorocephala ssp. rosea、Acroclinium roseum)です。また、和名をヒロハノハナカンザシという植物は、一般に「ローダンセ」と呼ばれるマングレシー種(R. manglesii)です。これらは、かつてはヘリプテルム属(Helipterum)に分類されていました。どちらも温室栽培の一年草で、草丈40~60cm、花径は3cmくらい、花色はローズ色、ピンク色、白があります。一方の「花かんざし」や‘ペーパー・カスケード’は多年草で、花色は白だけです。 いずれも、ドライフラワーとしておなじみです。
種類(原種、園芸品種) 花かんざし Rhodanthe anthemoides 「花かんざし」は流通名。この名前で出回っているものはアンテモイデス種。和名ハナカンザシという植物は別種。
‘ペーパー・カスケード’ Rhodanthe anthemoides ‘Paper Cascade’ 「花かんざし」と同種と思われるもので、やや晩生。茎が少し長く伸び、花弁が少しとがっている。
ヒロハノハナカンザシ Rhodanthe manglesii 一年草で、「ローダンセ」の名前で一般に流通している。花色はローズ色と白がある。切り花の利用が多い。
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玲儿
2017年08月24日
玲儿
ハゲイトウの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 熱帯地方の植物なので暑さに強く、夏の間は盛んに成長します。日当たりを好み、西日の当たる場所でもよく生育します。 用土や植え場所の水はけは大切で、成長のための水分は必要ですが、多湿の状態が長く続くと根腐れしやすくなります。耐寒性はないので、霜が降りると枯れます。 水やり 庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。多湿はよくありませんが、ひどく乾燥させると下葉が枯れやすくなります。
肥料 庭植えではほとんど必要ありません。肥沃地では草丈2m近くになることもあり、やせ地ほど株が小さいまま色づきます。 鉢植えは生育促進のため6月から8月に少量施します。 病気と害虫 病気:立枯病 同じ場所で何年も育てていると、立枯病が出ることがあります。植え場所を変えるか、土壌改良をしっかり行って予防します。 害虫:ナメクジ、ヨトウムシなど 小苗のうちは、ナメクジやヨトウムシなどに注意します。大きく育つとほとんど見られません。
用土(鉢植え) 水はけがよく、保水性があれば、用土はあまり選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:ポットなどにタネをまいたものは、本葉5~6枚以上に育ったころに植えつけます。移植を嫌うので、根を切らないよう注意しますが、小苗のうちは比較的回復が早いです。直まきしたものは、株間20cmくらいになるよう間引きます。株間が広いほど太く大きく育ち、狭いと細くなります。 9月ごろには、大きく育って色づいたポット苗も出回るので、コンテナの寄せ植えなどに利用できます。
ふやし方 タネまき:一年草なので、タネでふやします。 発芽適温は20~25℃くらいなので、4月下旬から6月が適期です。7月ごろまでタネをまけますが、遅くまくほど株が小さくなり、草丈も伸びにくくなります。 花壇やプランターに直まきをするか、または、ポットなどにまいて苗をつくり、根を切らないように定植します。タネは微細なので、まきすぎないように、ていねいに注意します。タネは嫌光性で、暗いと発芽するため、タネが隠れる程度に土をかぶせ、発芽まで覆いをして暗くしておくと発芽が早くなります。 必要に応じて間引きを行い、通常は摘心しないでそのまま育てます。 さし芽:さし芽は可能ですが、生育はよくありません。
主な作業 間引き:場所や好みに応じて間引きを行い、必要な株数を確保します。多粒まきや密植栽培にすると、小さくかわいらしく仕立てられます。 支柱立て:草丈の伸びたものは、9月の雨や台風で倒れることがあるので、支柱で支えておきます。
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2017年08月24日
玲儿
ハゲイトウの基本情報 学名:Amaranthus tricolor 和名:ハゲイトウ  その他の名前:葉鶏頭、雁来紅(がんらいこう) 科名 / 属名:ヒユ科 / ヒユ属(アマランサス属) 特徴 ハゲイトウは、秋花壇を彩る葉の強烈な色合いが魅力の一年草です。葉色は秋の深まりとともにいちだんと色が冴えてきます。変化に富んだ動きの感じられるダイナミックな草姿がひときわ目立ち、秋の風景を演出するには好適な材料です。名前は「葉が美しいケイトウ」の意味です。花は葉のつけ根に固まって咲き、葉に隠れてほとんど目につきません。花を観賞するケイトウ属(Celosia)とは属が異なります。 ハゲイトウにはいくつかの品種があり、大別すると、葉が緋赤や黄の単色のものと、赤、橙色、黄の複色になるタイプがあります。赤系は芽生えのときから葉が赤紫色で、8月ごろから新葉が赤く色づきます。黄色や複色のタイプは、最初のうちは緑葉で、中間もあります。「パレード混合」「クオドリーカラー混合」など、葉色が異なる品種が混合されたタネが多く流通しています。 変種のヤナギバケイトウ(Amaranthus tricolor var. salicifolius)は、細長い葉でだいぶ印象が異なります。ハゲイトウの変種にヒユ(A. tricolor var. mangostanus、別名ヒユナ)があり、古くから食用に栽培されています。
種類(原種、園芸品種) ‘アーリー・スプレンダー’ Amaranthus tricolor ‘Early Splendor’ 葉は鮮やかな緋赤色で迫力がある。
‘イエロー・スプレンダー’ Amaranthus tricolor ‘Yellow Splendor’ 葉は黄色で明るい雰囲気。赤系の品種と組み合わせると、お互いが引き立つ。 ‘トリカラー・パーフェクタ’ Amaranthus tricolor ‘Tricolor Perfecta’ 秋に色づくと葉の赤、黄、緑のコントラストがはっきりする。色づくまでは緑色っぽい。
‘イルミネーション’ Amaranthus tricolor ‘Illumination’ 葉の赤や黄色が鮮明で、色の変化も楽しめる。 ‘カーニバル’ Amaranthus tricolor ‘Carnival’ 葉は朱色から黄色のやわらかな色合いで深みが感じられる。 ‘ドワーフ・フォンテン’ Amaranthus tricolor var. salicifolius ‘Dwarf Fountain’ ヤナギバケイトウの矮性品種で、葉は赤く色づく。
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