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笼岛 みどり
2017年05月28日
9月22日の誕生花
9月22日の誕生花は、「ハイビスカス(ピンク)」です。
ハイビスカスは、アオイ科の熱帯花木で、赤や黄色、白、ピンク、オレンジなどの鮮やかな色の花を咲かせます。花の寿命はほとんどの場合は1日です。
ハイビスカスについて科・属 アオイ科フヨウ属和名ハイビスカス,仏桑花(ブッソウゲ),仏桑華(ブッソウゲ)英名 Hibiscus, Chinese hibiscus, China rose学名 Hibiscus Hybrids原産地 熱帯アジア(スーダン、マレーシアの国花)開花時期 5~10月花名の由来
ハイビスカスは、エジプトの美の神である「hibis」にちなんでつけられたようです。ギリシャ語で似るを意味する「isko」と合わせ、「hibiscus」と呼ばれるようになりました。その由来通り、美しい花として大変人気です。
ハイビスカス(ピンク)の花言葉と由来
ハイビスカス(ピンク)の花言葉は、「繊細な美」「新しい恋」「常に新しい美」。
ハイビスカスは、咲いたらその日のうちに枯れてしまうという性質を持つ「一日花」と呼ばれる植物です。一つ一つの花の寿命は1日ですが、次々とつぼみをつけて新しい花を咲かせ続けます。「新しい恋」「常に新しい美」などの花言葉は、常に、毎日新しい花を咲かせ続けることに由来しています。
色別の花言葉赤のハイビスカス
「勇敢」
白のハイビスカス
「艶美」
ピンクのハイビスカス
「華やか」
黄色のハイビスカス
「輝き」
ハイビスカスティー
クレオパトラが「美貌」と「若さ」を保つために飲んだといわれるハイビスカスティー。鮮やかなルビーレッド色が特徴で、甘酸っぱい香りがします。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月15日の誕生花
10月15日の誕生花は、「#クレオメ 」です。
南アフリカ原産のフウチョウソウ科フウチョウ属の一年草です。花期は7~9月で、草丈は80~120㎝位に伸び、頂点に桃色や白、紫のたくさんの4弁花を咲かせます。つぼみは濃い桃色ですが、咲くと淡い桃色に、さらに時間が経過すると白色に変化します。花のひとつひとつの寿命は短いですが、毎日新しい花が開いていくので長い間花を楽しめます。
クレオメについて科・属 フウチョウソウ科フウチョウソウ属英名 Spider flower学名 Cleome spinosa原産地 南アメリカ開花時期 7月~10月花名の由来
クレオメの咲いている花姿がチョウが飛んでいるように見えることから和名では「西洋風蝶草」とよばれます。英語では蜘蛛の花を意味する「Spider flower」と呼ばれ、これはチョウではなく細く長い蜘蛛の足に例えています。
クレオメの花言葉と由来
クレオメの花言葉は、「秘密のひととき」「想像したほど悪くない」「あなたの容姿に酔う」「風に舞う胡蝶」。
「秘密のひととき」という花言葉は、クレオメは夕方頃になったら花が開き、次の日になるとしおれてしまっている「一日花」であることから、人の眠っている夜の間にひっそりと咲くことに由来しているようです。
クレオメの豆知識意外と流通しない
こぼれダネでよく増えるのにもかかわらず意外と流通していません。流通量が少ないのもあって、ちょっと苗が高くなっています。それでもネットショップで寄せたほうがよさそうです。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月3日の誕生花
10月3日の誕生花は、「#カエデ(楓) 」です。
原産地は アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ、また日本には約20種、中国に約30種が分布しています。
カエデ(楓)について科・属 カエデ科カエデ属英名 Maple学名 Acer spp.原産地 アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ開花時期 4月~5月花名の由来
葉がカエルの手にそっくりなことから「蛙の手(かえるで)」、そこから変わっていったといいます。
カエデ(楓)の花言葉と由来
カエデ(楓)の花言葉は、「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」。
葉が紅葉していく様子から、「大切な思い出」「美しい変化」ということを連想させる花言葉が付けられたとされます。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月7日の誕生花
10月7日の誕生花は、「#キンモクセイ(金木犀) 」です。
キンモクセイ(金木犀)について科・属 モクセイ科モクセイ属和名 金木犀(キンモクセイ)英名 Fragrant olive学名 Tricyrtis spp.原産地 中国開花時期 9月~10月キンモクセイ(金木犀)の花名の由来
樹皮の模様がサイ(犀)の皮に似ていること、黄色から「金」で金木犀と名づけられました。
キンモクセイ(金木犀)の花言葉と由来
キンモクセイ(金木犀)の花言葉は、「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」。
その香りの素晴らしさに比べて、花が控えめなことから「謙虚」「謙遜」という花言葉がつきました。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月5日の誕生花
10月5日の誕生花は、「#コスモス(黄) 」です。
キク科の一年草で、花期は6月~11月です。黄、白、ピンク、赤などの可愛らしい花を咲かせます。
コスモス(秋桜)について科・属 キク科・コスモス属英名 Cosmos学名 Cosmos bipinnatus原産地 メキシコ開花時期 6月~11月コスモス(秋桜)の花名の由来
コスモスの花名「cosmos」の由来は、スペイン人がメキシコから持ち帰ったことが始まりで、美しいという意味のギリシャ語「kosmos」に由来します。このことから、星がきれいに美しくそろう宇宙のことを「cosmos」と呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花も「cosmos」と呼ぶようになったと言われています。
コスモス(秋桜)の花言葉と由来
コスモス(秋桜)の花言葉は、「調和」「乙女の純真」「謙虚」。
花言葉の「調和」「乙女の純真」「謙虚」は、花名が美しいという意味のギリシャ語から由来しているのと同じく、女性らしい柔らかな花言葉もギリシャ語の「kosmos(美しい)」からきています。
秋桜と書いて「コスモス」
日本では秋に桜のように群生して咲くことから、秋桜(あきざくら)と呼ばれていた、という説と、花びらの形がコスモスに似ているからこう呼ばれている、という説があります。明治12年に日本に渡来した時に「秋に咲く桜のような花」という意味で「アキザクラ(秋桜)」という名前になったそうです。
見た目に反して強いコスモス(秋桜)
コスモスの葉は線のように細く、繊細に見えますが、台風などで倒されてしまっても茎の途中から根を出し、また立ち上がって花をつけるほど強い植物です。外来の植物は強いものが多いですが、コスモスもこのうちのひとつですね。
ただ、庭で育てるときなどは、背が高くなってきたらしっかりと支柱を立ててあげましょう。放っておくと、倒れて変な場所から根が出て、見栄えが悪くなってしまうことがあります。たくさん密集している場合は、紐を張るだけでも十分対策になるので、しっかりと強風に備えましょう。
色も香りもいろいろのコスモス(秋桜)
コスモスといえば薄いピンク色のものが一般的だと思いますが、実はとてもたくさんの種類があり、咲く時期も品種によって異なります。
サニーレッド(キバナコスモス)
キバナコスモスは、コスモスと同じく熱帯アメリカ原産の植物で、暑さに強いです。黄色は光、希望、明日を象徴する色なので、前向きでたくましいイメージを想起させますね。サニーレッドという名前もピッタリです。
ダブルクリック
珍しい八重咲き品種のコスモス。ダリアのようにも見えますが、れっきとしたコスモスの一種です。なんだか優雅ですね。
チョコレートコスモス
その名の通り、花からほのかにチョコレートの香りがするコスモスです。この黒いコスモスは最近は園芸店でも見かけるようになりましたよね。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
9月21日の誕生花
9月21日の誕生花は、「#コルチカム 」です。
ヨーロッパ、北アフリカなどに分布する球根植物です。春・秋・冬と3タイプ開花時期がありますが、日本で主に親しまれているのは秋咲きです。
コルチカムについて科・属イヌサフラン科イヌサフラン属英名Meadow saffron, Autumn crocus学名Colchicum autumnale原産地ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ開花時期9月~10月花名の由来
古くにあった都市、コルキス(Colchis)に多く咲いていたことに由来します。
コルチカムの花言葉と由来
コルチカムの花言葉は、「私の最良の日々は過ぎ去った」「危険な美しさ」。
コルチカムが秋に花を咲かせるため、「私の最良の日々は過ぎ去った」と夏が過ぎ去ったことを惜しむことにちなみます。また、美しい花を咲かせる毒草であることから、「危険な美しさ」という花言葉が付けられました。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
9月28日の誕生花
9月28日の誕生花は、「#ベゴニア 」です。
ベゴニアは、シュウカイドウ科の多年草で、主な花期は4月~10月です。 多肉質の黄緑色の葉っぱと、ピンクや赤の鮮やかな花を咲かせます。原種はオーストラリア大陸を除いたほぼ世界中の熱帯や亜熱帯の湿潤な地域に分布し、日本ではいくつかの原種が西表島から石垣島に分布しています。
ベゴニアについて科・属 シュウカイドウ科・シュウカイドウ属英名 Begonia学名 Begonia原産地 ブラジル出回り期 通年花名の由来
名前の由来は、フランス領アンティル諸島総督であり、植物学を推奨していたミシェル・ベゴン(Micel Begon)にちなみます。植物学者シャルル・ブリュミエールがベゴニアを発見したことで、植物採集家として、フランス国王だったルイ14世に推薦したのがミシェル・ベゴンです。
ベゴニアの花言葉と由来
ベゴニアの花言葉は、「片想い」「愛の告白」「親切」「幸福な日々」。
ベゴニアの花言葉「片思い」「愛の告白」は、ベゴニアの葉が歪んだハート形に見えることや左右不対称(アシンメトリー)であることからつけられたと言われています。
赤いベゴニア
「公平」
白いベゴニア
「親切」
ベコニアの園芸品種
多くの園芸品種があり、茎や根の形質的に分けると、木立性ベコニア、根茎性ベコニア、球根性ベコニアとなります。木立性ベコニアは、丈夫で育てやすく、まっすぐに伸びた茎にシャンデリアのような可憐な花が垂れ下がっている姿をしています。ものによっては3m近くまで育つのもあります。根茎性ベコニアは、強すぎる日当たりを嫌う品種で、基本的には茎が地面を這うように伸びていきますが、根茎が斜めに伸びたり直立して伸びたり、葉が直接地面から出てくる種類もあります。球根性ベコニアは、その名の通り球根から成長するタイプのベコニアで、花びらが八重でゴージャスな花を咲かせます。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月10日の誕生花
10月10日の誕生花は、「センニチコウ(千日紅)」です。
センニチコウは、ヒユ科ゴンフレナ属の一年草で、原産は北アメリカです。開花期は7~11月で、茎先に赤や白、ピンク、オレンジなどの丸い花を咲かせます。暑さと乾燥に強く、長期間咲き続けます。
センニチコウ(千日紅)について科・属 ヒユ科ゴンフレナ属和名 千日紅(センニチコウ)英名 Globe amaranth学名 Gomphrena globosa原産地 北アメリカ開花時期 7月~11月花名の由来
花名の千日紅(センニチコウ)は、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも花期が長く、鮮やかな花色が褪せることなく咲き続けることからつけられました。
センニチコウ(千日紅)の花言葉と由来
センニチコウ(千日紅)の花言葉は、「変わらない愛情」「変わらぬ愛」「不朽」。
センニチコウの花言葉を風通しの良い日陰に逆さにつるしておくと、美しい色をほとんど損なわずに簡単にドライフラワーにできることから「変わらない愛情」や「変わらぬ愛」という花言葉がつけられました。
センニチコウのドライフラワー
もともと乾燥にも強いセンニチコウはドライフラワーにも最適です。茎を長めにして切り取り、まとめて逆さにつるしておくとドライフラワーにできます。鮮やかな色がほとんど損なわれずに簡単にドライになり、日数がたっても色は変わりません。
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笼岛 みどり
2017年05月23日
10月1日の誕生花
10月1日の誕生花は、「@ハギ 」です。
地面から花茎を出して伸ばし、その先に3cmほどの丸い花を1~数輪、真上けて咲きます。花は盃のようにゆるいお椀型になっています。お椀部分で日射しを受けてお花を温め、虫が受粉しやすいような環境を作っているといわれています。花色は鮮やかな黄色がイメージですが、紅色や白色などがあります。
ハギについて科・属 マメ科ハギ属英名 Bush clover, Japanese clover学名 Lespedeza spp.原産地 東アジア、南アジア、北米東部、オーストラリア開花時期 7月~10月花名の由来
花名のハギの語源には諸説ありますが、主に古い株から芽を出すことから「生え木(ハエキ)」が変化したといわれます。なお、「萩」の字は「艸(くさかんむり) + 秋」という意味の日本の国字です。
ハギの花言葉と由来
ハギの花言葉は、「思案」「内気」「柔軟な精神」。
主張が強くない控えめな花姿や風に揺られている様子からこのような花言葉が付けられたそうです。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
あなたは、自分の誕生日の花を知っていますか?1日1日それぞれにつけられた、その日の花と花言葉。大切な人の誕生日には、その日の誕生花を贈ってみませんか?8月の誕生花をご紹介します。
8月の誕生花一覧
8月1日の誕生花 アサガオ
8月2日の誕生花 カンナ
8月3日の誕生花 マツバボタン
8月4日の誕生花 トリトマ
8月5日の誕生花 エリカ
8月6日の誕生花 トレニア
8月7日の誕生花 サルビア(赤)
8月8日の誕生花 クレオメ
8月9日の誕生花 アルストロメリア
8月10日の誕生花 ルコウソウ
8月11日の誕生花 パキスタキス・ルテア
8月12日の誕生花 タンジー
8月13日の誕生花 アキノキリンソウ
8月14日の誕生花 センニチコウ
8月15日の誕生花 モントブレチア
8月16日の誕生花 オミナエシ
8月17日の誕生花 ユリノキ
8月18日の誕生花 トルコキキョウ
8月19日の誕生花 ハナトラノオ
8月20日の誕生花 ヤツシロソウ
8月21日の誕生花 ブルーベリー
8月22日の誕生花 クルクマ
8月23日の誕生花 モルセラ
8月24日の誕生花 オイランソウ
8月25日の誕生花 ヒオウギ
8月26日の誕生花 ユウゼンギク
8月27日の誕生花 ホウセンカ
8月28日の誕生花 エリンギウム
8月29日の誕生花 ケイトウ
8月30日の誕生花 スパティフィラム
8月31日の誕生花 リンドウ
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月15日の誕生花
9月15日の誕生花は、「ススキ(薄,芒)」です。
ススキは、夏は緑色で青々とした草原を広げますが、秋になると穂を立ち上げ黄金色に変化し、高原から道端までさまざまな場所で見かけることの多いおなじみの植物です。
主な原産地は東アジアと言われ、広くアジア圏に分布しています。その花は、枝分かれした枝に20~30cmほどの赤紫色の花穂の花を咲かせ、花穂の先から細長いトゲが伸び、鉤のように曲がっていますが、これを咲き終わった後は白い毛の生えた種子をつけます。
ススキ(薄,芒)について科・属 イネ科ススキ属英名 Silver grass, Eulalia学名 Miscanthus sinensis原産地 日本、中国、朝鮮半島、台湾開花時期 8月~10月花名の由来
イネ科に属し、ススキという名の他にカヤ、ミクサ、秋の七草としてのオバナといった名称もつけられています。名前の由来は、すくすくと立っている木から由来して付けられたと言われています。
ススキ(薄,芒)の花言葉と由来
ススキ(薄,芒)の花言葉は、「活力」「生命力」。
非常に的を射たネーミングで、ススキの生命力を見事に表しています。真っ直ぐに上に向かって成長するススキのイメージは、「活力」や「生命力」に他なりません。見ているだけで元気が湧いてくるようなその成長ぶりにピッタリの花言葉ですね。
秋の風物詩ススキ
ススキは秋の七草にとどまらず、穂がなびく姿が秋の風を感じさせてくれたりと、日本文化の中でも親しみのある重要な植物です。例えば十五夜の飾り、ススキでつくったミミズク人形をはじめ、日本の絵画では秋草のモチーフとしてよく登場します。また、最近ではあまり目にする機会は減ってしまいましたが、茅葺屋根をふく材料としても大切な植物でした。
シルバーグラスとしてあらためてススキに注目
ススキの英名は「シルバーグラス」といい、イネ科の植物(=グラス)のなかでもとりわけ銀色に光る穂が美しいことから付けられた名前のようです。秋も深まると芒(のぎ)と呼ばれる白い毛のついた種子が風に乗って飛んでいきます。冬は地上部が枯れますが、あえて残して霜がきれいに降りる姿をウィンターガーデンの要素として楽しむこともできます。
ススキを生け花やアレンジメントで
ススキを使うことで秋のイメージを簡単につくることできます。催し物などで季節感を出したいときにススキをアレンジメントなどに少し入れてあげると秋の装いになるので、試してみましょう。もちろん花束などに入れてもよさそうです。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月13日の誕生花
9月13日の誕生花は、「タマスダレ(玉簾・玉すだれ)」です。
ヒガンバナ科タマスダレ属の球根植物です。5月下旬~10月針のような細長い緑の葉と、真っ白な6枚の花びらが特徴的な花です。
タマスダレ(玉簾・玉すだれ)について科・属 ヒガンバナ科タマスダレ属英名 Zephyr flower, Zephyr lily, Fairy lily, Rain lily学名 Zephyranthes candida原産地 南アメリカ開花時期 6月~9月花名の由来
英名の 「レインリリー」は雨の後に一斉に上向きに花を咲かせることから付けられた名前です。タマスダレの学名は「ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthes candida)」です。ゼフィランサスは、ギリシャ語で西風という意味の「zephyros」と花という意味のanthosが語源とされています。 「candida」は白く輝くという意味で、まさにタマスダレの白花を表しています。
タマスダレ(玉簾)の花言葉と由来
タマスダレ(玉簾)の花言葉は、「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」。
原産地はペルーですが、白く小さな花を「玉」、葉が集まって咲いている姿が「すだれ」にたとえられた、とても日本的な和名が付けられています。白く可憐で美しい花は、汚れなさ・潔白さを、常緑の葉からは未来ある若者を連想させることからこの花言葉になったそうです。
タマスダレの仲間
タマスダレというと白花種のZephyranthes candidaを指しますが、同じゼフィランサス属では花がピンク色のサフランモドキ(Z. grandiflora)もよく見ることができます。ジャマイカ、キューバ、メキシコなど、こちらも中央~南アメリカ原産で、花は6cm前後とタマスダレよりもやや大きめです。
モモイロタマスダレとよばれているのは、Zephyranthes taubertiというブラジル原産の種です。この園芸品種として春に咲く「紅玉」や、夏咲きで大輪、濃いピンク色の「桃の里」があります。
また黄色の花を咲かせるのはゼフィランサス・キトリナで、寒さに若干弱いものの、タネで増やすこともできます。
タマスダレの育て方
地植えでは、日当たりの良いところか、明るい半日陰の場所に3月中旬から4月下旬に球根を植えつけます。球根は約5㎝程度の深さにできるだけ密に植えると花が咲いたときに綺麗です。
鉢で育てるなら、5号鉢に7球を目安に、球根の上部が土に隠れるくらいの浅めに植えつけます。数年は植えっぱなしで毎年咲いてくれますが、球根が殖えて混み合ってきたら咲きづらくなるので球根を分けて植え直します。
特に生育期は、地植えでも夏に雨の降らない日が続くなど乾燥するときは注意して水やりをします。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月10日の誕生花
9月10日の誕生花は、「シュウカイドウ(秋海棠)」です。
中国からマレー半島にかけて自生し、毎年咲く草花でベゴニアの一種です。8~10月頃に、左右大きさが違うハート形の葉のわきから紅い花茎を伸ばし、下向きに咲く淡いピンク色の花を咲かせます。シュウカイドウは、日本各地で半野生化していることから日本原産だと思われがちですが、江戸時代に中国からきた帰化植物と言われ、その頃から、秋の季語として松尾芭蕉らの歌にも頻繁に登場していました。
シュウカイドウ(秋海棠)について科・属 シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)英名 hardy begonia学名 Begonia grandis Dryand.原産地 中国~マレー半島開花時期 8月〜10月花名の由来
名前の由来は、中国名の秋海棠の音読みにしたもので、春に咲くハナカイドウ(花海棠)に良く似た色の花を秋に咲かせる事から名付けられました。
シュウカイドウ(秋海棠)の花言葉と由来
シュウカイドウ(秋海棠)の花言葉は、「片思い」「恋の悩み」。
「片思い」は、ハート形の葉が左右対象ではなく、片方が少し歪んでいる事からきています。また、花の印象から悩みを抱えているように見える事から「恋の悩み」と付けられました。葉裏には赤いタイプや白花を咲かせるタイプがあり、花には雄花と雌花があります。
シュウカイドウの種類
品種改良されたシュウカイドウには、全体的に小さく、薄いピンク色を帯びた白い花が咲く「シロバナシュウカイドウ」が知られています。他の改良品種には7月ころから花を咲かせる早咲き種や、純白の花を咲かせる品種もありますが、種類は多くありません。シュウカイドウは元々変異の起きにくい植物で、その点では品種改良はしにくいようです。日本に自生する種としては、沖縄県の八重山諸島に分布しているコウトウシュウカイドウ とマルヤマシュウカイドウ があります。
最近では同属の多くの種が持ち込まれており、園芸用として栽培され、それらは主に「ベゴニア」と呼ばれてはいますが、シュウカイドウは古くから定着した(江戸時代に中国からきた)帰化植物として、ベゴニアとは呼ばれていません。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月9日の誕生花
9月9日の誕生花は、「ハマシオン(浜紫苑・浦菊)」です。
キク科シオン属、中国、朝鮮半島、シベリアなどが原産です。日本には奈良時代に渡来したと言われています。漢字表記は「浜紫苑」、その名の通り紫色(もしくは青)の可憐な花が咲きます。海岸沿いの湿気が多い地域に咲き、花の高さは約1メートルに達します。茎は直立して赤みを帯びています。秋頃には周囲が紫色で中心が黄色の花を多くつけ、実には長い白い毛がはえています。
ハマシオン(浜紫苑・浦菊)について科・属 キク科 シオン属別名ウラギク(浦菊)英名 Sea Aster学名 Aster tripolium原産地 中国、朝鮮半島、シベリア開花時期 9月〜11月花名の由来
由来ですが、「紫」は花の色「苑」、草木が茂る場所ということから「紫の花の集まり」という説、また「紫」は花の意味ではなく、古くから薬用として根が重宝されて、その根が紫色なので「紫苑」という説もあります。
ハマシオン(浜紫苑・浦菊)の花言葉と由来
ハマシオン(浜紫苑・浦菊)の花言葉は、「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」。
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笼岛 みどり
2017年05月22日
9月7日の誕生花
9月7日の誕生花は、「オレンジ」です。
白く花弁が大きいのが特徴で、初夏に咲き、甘い香りがします。複数の花が同じ枝先にまとまって咲きます。オレンジが日本に伝わってきたのは明治時代。主に広島県、和歌山県、静岡県等で栽培されていますが、日本国内で生産されているオレンジはごく僅かで、現代ではほとんどを米国などから輸入しています。
オレンジについて科・属 ミカン科ミカン属英名 Sweet orange, Orange, Orange blossom(オレンジの花)学名 Citrus sinensis原産地 インド北部のアッサム地方開花時期 4月〜6月花名の由来
「orange」という言葉は、インド南部のドラヴィダ語「naru」(意味は香り高い)が語源だそうです。そこから様々な言語へ変換され、「orange」になったと言われています。
オレンジの花言葉と由来
オレンジの花言葉は、「純粋」「愛らしさ」「結婚式の祝宴」「結婚式の祝宴」「花嫁の喜び」「寛大」「気前さ」。
多くは、西洋の結婚式でオレンジの花が花嫁の髪飾りに使われることからつけられました。「寛大」「気前のよさ」の花言葉は、オレンジの木の花言葉で、たくさんの果実がみのることから子孫繁栄のイメージとも重なり、つけられました。
オレンジの和名は甘橙(あまだいだい)
ミカン科の果実のことを「橙(だいだい)」と言いますが、その中でもオレンジは、甘い果実を付けることから「甘橙(あまだいだい)」と呼ばれるようになりました。また、橙の語源は「代々」で、果実が年を越しても成り続けている物を代々と呼んでいることから、漢字が「橙」に変化し、徐々に橙と呼ばれるようになったそうです。
オレンジの選び方
オレンジを選ぶときは、オレンジ色が濃く、ヘタ枯れがなく、表面がなめらかで皮にはりがあるものや、油胞が小さいものが良いとされています。また、手にとってずっしりと重量感があり、少し抑えた時に皮が薄く感じるものも良いです。皮が厚いものは果肉が小さい分果汁も少ないです。果実自体には酸味と甘みがあり、生のままでも十分美味しいですが、飲料にするのが一般的です。ネーブルオレンジで付け加えれば、おへそが小さくて色のきれいなものが良いとされています。
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