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玲儿
2017年09月18日
プリムラ・ポリアンサ、プリムラ・ジュリアンの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。11月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1~3芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。植えつけ後は1~2週間ほど日陰に置き、新葉が伸び始めたら日なたへ移動させます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の9月から10月に、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1~3芽に分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。
鉢増し:11月から5月に2回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。厳寒期に鉢増しした場合は、霜で株が持ち上げられることがあるので、見つけしだい、手で押さえて植え直しておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。11月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1~3芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。植えつけ後は1~2週間ほど日陰に置き、新葉が伸び始めたら日なたへ移動させます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の9月から10月に、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1~3芽に分けます。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、12月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。
鉢増し:11月から5月に2回り大きな鉢に鉢増しを行います。成長が促されて株が大きくなり、たくさんの花を咲かせるようになります。厳寒期に鉢増しした場合は、霜で株が持ち上げられることがあるので、見つけしだい、手で押さえて植え直しておきましょう。
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玲儿
2017年09月18日
プリムラ・マラコイデスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸ごろまでは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。大輪品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように防寒します。小輪品種は凍ると葉が白く枯れますが、寒風に当てなければ戸外で冬越しできます。凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理しますが、室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合、小輪品種は戸外で冬越しできるので、秋に南向きの日だまりのような場所に植えつけます。大輪品種は庭植えには向きません。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。1月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の6月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに手で取り除いたり、薬剤で防除したりしておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい、捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年秋に新しく植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月もしくは9月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、1月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
タネとり:4月から5月に行います。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸ごろまでは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。大輪品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように防寒します。小輪品種は凍ると葉が白く枯れますが、寒風に当てなければ戸外で冬越しできます。凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理しますが、室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合、小輪品種は戸外で冬越しできるので、秋に南向きの日だまりのような場所に植えつけます。大輪品種は庭植えには向きません。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。1月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の6月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに手で取り除いたり、薬剤で防除したりしておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい、捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
毎年秋に新しく植えつけます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月もしくは9月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の彼岸ごろに、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
主な作業
花がら摘み:灰色かび病の原因になるので、1月から4月まで花がらをこまめに取り除きます。花が8割程度咲き終わったら花茎ごと切り取り、下から伸びてくる花茎を育てましょう。
タネとり:4月から5月に行います。
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玲儿
2017年09月14日
フウチソウ(風知草)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたか、明るい日陰で育てます。葉が焼けやすい斑入りの園芸品種は、夏の間だけ明るい日陰に置いてもよいでしょう。また斑入り品種は、斑をきれいに発色させるために、春の間だけでも十分日ざしの当たるところに置きます。庭植えの場合は少し土を盛った場所や傾斜地に植えます。
水やり
鉢植えの場合は表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥が続かないかぎり、雨水のみで十分です。
肥料
3月から5月に親指大の固形油かすを、5号鉢で4~5個施します。その後の夏の間に葉の色が思わしくない場合は、チッ素の多い液体肥料を2000倍に薄めて施します。庭植えのものには特に施さなくても問題ありません。盆栽づくりにする場合は、施さなくてもかまいません。
病気と害虫
ほとんどありません。
用土(鉢植え)
非常に丈夫なため、水はけさえよければ特に選びません。市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合は2年に1回、2月から3月の休眠中に植え替えします。庭植えの場合も3~5年に1回、2月から3月に堀り上げて株を整理して植え直します。
ふやし方
株分け:植え替えに合わせて、株を2~3つに分けます。あまり小さく分けるとあとの成長が遅くなるので、よくありません。
主な作業
古葉切り:枯れた葉を2月から3月に取り除きます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたか、明るい日陰で育てます。葉が焼けやすい斑入りの園芸品種は、夏の間だけ明るい日陰に置いてもよいでしょう。また斑入り品種は、斑をきれいに発色させるために、春の間だけでも十分日ざしの当たるところに置きます。庭植えの場合は少し土を盛った場所や傾斜地に植えます。
水やり
鉢植えの場合は表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥が続かないかぎり、雨水のみで十分です。
肥料
3月から5月に親指大の固形油かすを、5号鉢で4~5個施します。その後の夏の間に葉の色が思わしくない場合は、チッ素の多い液体肥料を2000倍に薄めて施します。庭植えのものには特に施さなくても問題ありません。盆栽づくりにする場合は、施さなくてもかまいません。
病気と害虫
ほとんどありません。
用土(鉢植え)
非常に丈夫なため、水はけさえよければ特に選びません。市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合は2年に1回、2月から3月の休眠中に植え替えします。庭植えの場合も3~5年に1回、2月から3月に堀り上げて株を整理して植え直します。
ふやし方
株分け:植え替えに合わせて、株を2~3つに分けます。あまり小さく分けるとあとの成長が遅くなるので、よくありません。
主な作業
古葉切り:枯れた葉を2月から3月に取り除きます。
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玲儿
2017年09月14日
ヒューケラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く耐暑性もあり、乾燥にもかなり耐えられますが、品種によっては夏の直射日光で葉焼けするものもあるので、落葉樹の下など、夏は日陰になるところが適しています。斑入り葉や淡色系のものは特に注意が必要です。また、土壌の水はけも大切で、株元が多湿であったり夏に肥料分が残るようだと、根腐れや茎腐れで株が傷み、枯れることもあります。耐陰性があるので、建物や塀の際で日陰になるところの植え込みにも向いています。
水やり
用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。小苗を植えつけて根が張るまでは乾かさないよう注意します。また、タネをまいて育苗している間も乾かさないよう、常に湿っている状態にしておきます。ただし、大株になればかなりの乾燥に耐えられます。
肥料
3月から4月と10月から11月に粒状の化成肥料を株の周囲にまいておきます。または月に3回ほど液体肥料を施します。夏の高温期には肥料分が残らないようにします。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ、ネマトーダ、ナメクジ、ダンゴムシ
風通しや水はけが悪いとカイガラムシやネマトーダが発生することがあり、また、日陰で湿り気のあるところでは、ナメクジや不快害虫のダンゴムシに注意します。
用土(鉢植え)
庭植えでは、水はけをよくするために、腐葉土などをよく混ぜておきます。鉢植えは、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合用土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは1~2年ごとに植え替えます。庭植えでは、込み具合や生育の様子を見て3~5年ごとに、株分けや植え直しをします。
ふやし方
主に春か秋の株分けでふやしますが、茎の立ち上がったものや、わき芽の多いものではさし芽もできます。品種にもよりますが、一般的なツボサンゴや‘パレス・パープル’はタネからもふやせます。タネが細かいので、ピートバンやタネまき専用の細粒用土などにまいて育てます。
主な作業
花がらや枯れ葉は早めに取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。茎が立ち上がって老化してきた株は、バークチップや腐葉土を株元に敷いて茎が隠れるようにすると、新しい根が伸びて株が若返ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
耐寒性が強く耐暑性もあり、乾燥にもかなり耐えられますが、品種によっては夏の直射日光で葉焼けするものもあるので、落葉樹の下など、夏は日陰になるところが適しています。斑入り葉や淡色系のものは特に注意が必要です。また、土壌の水はけも大切で、株元が多湿であったり夏に肥料分が残るようだと、根腐れや茎腐れで株が傷み、枯れることもあります。耐陰性があるので、建物や塀の際で日陰になるところの植え込みにも向いています。
水やり
用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。小苗を植えつけて根が張るまでは乾かさないよう注意します。また、タネをまいて育苗している間も乾かさないよう、常に湿っている状態にしておきます。ただし、大株になればかなりの乾燥に耐えられます。
肥料
3月から4月と10月から11月に粒状の化成肥料を株の周囲にまいておきます。または月に3回ほど液体肥料を施します。夏の高温期には肥料分が残らないようにします。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ、ネマトーダ、ナメクジ、ダンゴムシ
風通しや水はけが悪いとカイガラムシやネマトーダが発生することがあり、また、日陰で湿り気のあるところでは、ナメクジや不快害虫のダンゴムシに注意します。
用土(鉢植え)
庭植えでは、水はけをよくするために、腐葉土などをよく混ぜておきます。鉢植えは、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合用土などがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは1~2年ごとに植え替えます。庭植えでは、込み具合や生育の様子を見て3~5年ごとに、株分けや植え直しをします。
ふやし方
主に春か秋の株分けでふやしますが、茎の立ち上がったものや、わき芽の多いものではさし芽もできます。品種にもよりますが、一般的なツボサンゴや‘パレス・パープル’はタネからもふやせます。タネが細かいので、ピートバンやタネまき専用の細粒用土などにまいて育てます。
主な作業
花がらや枯れ葉は早めに取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。茎が立ち上がって老化してきた株は、バークチップや腐葉土を株元に敷いて茎が隠れるようにすると、新しい根が伸びて株が若返ります。
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玲儿
2017年09月13日
ヒメヒオウギの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬に温暖で日照の多い場所が適します。凍らないよう注意し、寒地では防寒対策が必要です。栽培は一般的なフリージアに準じ、関東地方以西の太平洋側では栽培しやすく、株もよくふえます。半日陰や、あまり日当たりのよくない場所でも栽培可能ですが、徒長しやすく、花数も少なくなります。
水やり
3月から5月の成長期、発蕾期、開花期は極端に乾かさないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。開花後は必要なく、鉢植えの場合も徐々に乾燥させていきます。夏の休眠中は水を与えませんが、雨が当たっても大丈夫です。10月ごろから、用土の乾き具合を見ながら少しずつ水やりを開始します。
肥料
ほとんど必要ないくらいですが、3月から4月に薄い液体肥料を3~5回施すと生育がよく、花も多く咲きます。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:アブラムシ
アブラムシがつくことがあるので、見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、特に選びません。一般的な草花用培養土のほか、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:9月下旬から11月に球根を植えつけます。3号鉢に3球くらいが目安です。凍らないところであれば庭植えもできます。早く植えすぎると葉が大きく茂り、霜の害も受けやすくなります。凍霜害の心配がある場合は、冬は鉢植えにして室内の窓辺で管理します。12月から早春の植えつけも可能で、充実した大きな球根であれば春植えでも開花します。
植え替え:秋、早めに球根を掘り上げて、新しい用土に植え替えます。または、鉢から抜いたまま一回り大きな鉢に植えて育てることもできます。
ふやし方
分球:自然に分球してよくふえます。
タネまき:タネは2mmくらいと大きく、秋にまくと翌春には開花します。
主な作業
花がら摘み:こぼれダネでもふえるので、株をふやしたくないときは、花がらを早めに切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冬に温暖で日照の多い場所が適します。凍らないよう注意し、寒地では防寒対策が必要です。栽培は一般的なフリージアに準じ、関東地方以西の太平洋側では栽培しやすく、株もよくふえます。半日陰や、あまり日当たりのよくない場所でも栽培可能ですが、徒長しやすく、花数も少なくなります。
水やり
3月から5月の成長期、発蕾期、開花期は極端に乾かさないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。開花後は必要なく、鉢植えの場合も徐々に乾燥させていきます。夏の休眠中は水を与えませんが、雨が当たっても大丈夫です。10月ごろから、用土の乾き具合を見ながら少しずつ水やりを開始します。
肥料
ほとんど必要ないくらいですが、3月から4月に薄い液体肥料を3~5回施すと生育がよく、花も多く咲きます。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:アブラムシ
アブラムシがつくことがあるので、見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、特に選びません。一般的な草花用培養土のほか、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:9月下旬から11月に球根を植えつけます。3号鉢に3球くらいが目安です。凍らないところであれば庭植えもできます。早く植えすぎると葉が大きく茂り、霜の害も受けやすくなります。凍霜害の心配がある場合は、冬は鉢植えにして室内の窓辺で管理します。12月から早春の植えつけも可能で、充実した大きな球根であれば春植えでも開花します。
植え替え:秋、早めに球根を掘り上げて、新しい用土に植え替えます。または、鉢から抜いたまま一回り大きな鉢に植えて育てることもできます。
ふやし方
分球:自然に分球してよくふえます。
タネまき:タネは2mmくらいと大きく、秋にまくと翌春には開花します。
主な作業
花がら摘み:こぼれダネでもふえるので、株をふやしたくないときは、花がらを早めに切り取ります。
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玲儿
2017年09月12日
ヒマワリの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。腐植質に富む土壌を好むので、牛ふん堆肥や腐葉土を施して、よく耕しておくとよいでしょう。
水やり
発芽から生育初期にかけては、十分に根を張らせるため、表土が乾いたらたっぷりと水やりしますが、生育とともに徐々に水やりを減らしていきます。ただし、葉が大きくて草丈が高くなる品種は、夏に葉がしおれやすくなるので、ほぼ毎日の水やりが必要になります。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性肥料を施します。追肥は花が咲くまで2週間おきに化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:べと病
雨が降り続く時期に、葉に淡黄~淡褐色の病斑がまだらに現れるべと病が発生しやすいです。株元にマルチングをして、土壌からの感染を防ぐとよいでしょう。
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ
高温乾燥時にハダニがつくことがあります。葉がかさかさになって、葉色が薄くなります。また、白い虫が葉裏につき、株を揺すると一斉に飛び立つのはオンシツコナジラミです。どちらも見つけたら速やかに駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
タネを庭に直まきするときは、一般品種であれば15~20cm、高性種であれば50~60cmの間隔とします。深さ2cm程度の穴をあけてタネを2~3粒まき、発芽後生育のよい株を残して1本に間引きます。ポットにまいて、本葉が3枚前後になったころに定植してもよいでしょう。発芽適温は20~25℃なので、戸外でまくときは4月下旬以降にします。
ふやし方
同じ形質のものが得られるとは限りませんが、タネでふやします。花が終わってタネが黒くなったら花首から切り、陰干しします。大きくふくらんでいるタネを指で押してみて硬いものを選び、保存してください。
主な作業
花がら摘み:1茎1花の場合は特に花がらを摘む必要はなく、来年用のタネとりのため、枯れてもそのままにしておきます。タネとりを必要としないときは、株を抜き取ります。多花性の場合は、花茎のつけ根から切ります。
支柱立て:成長が早く、茎が倒れたり曲がったりすることが多いので、草丈が高くなる品種では成長に応じて支柱を立てましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。腐植質に富む土壌を好むので、牛ふん堆肥や腐葉土を施して、よく耕しておくとよいでしょう。
水やり
発芽から生育初期にかけては、十分に根を張らせるため、表土が乾いたらたっぷりと水やりしますが、生育とともに徐々に水やりを減らしていきます。ただし、葉が大きくて草丈が高くなる品種は、夏に葉がしおれやすくなるので、ほぼ毎日の水やりが必要になります。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性肥料を施します。追肥は花が咲くまで2週間おきに化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:べと病
雨が降り続く時期に、葉に淡黄~淡褐色の病斑がまだらに現れるべと病が発生しやすいです。株元にマルチングをして、土壌からの感染を防ぐとよいでしょう。
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ
高温乾燥時にハダニがつくことがあります。葉がかさかさになって、葉色が薄くなります。また、白い虫が葉裏につき、株を揺すると一斉に飛び立つのはオンシツコナジラミです。どちらも見つけたら速やかに駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
タネを庭に直まきするときは、一般品種であれば15~20cm、高性種であれば50~60cmの間隔とします。深さ2cm程度の穴をあけてタネを2~3粒まき、発芽後生育のよい株を残して1本に間引きます。ポットにまいて、本葉が3枚前後になったころに定植してもよいでしょう。発芽適温は20~25℃なので、戸外でまくときは4月下旬以降にします。
ふやし方
同じ形質のものが得られるとは限りませんが、タネでふやします。花が終わってタネが黒くなったら花首から切り、陰干しします。大きくふくらんでいるタネを指で押してみて硬いものを選び、保存してください。
主な作業
花がら摘み:1茎1花の場合は特に花がらを摘む必要はなく、来年用のタネとりのため、枯れてもそのままにしておきます。タネとりを必要としないときは、株を抜き取ります。多花性の場合は、花茎のつけ根から切ります。
支柱立て:成長が早く、茎が倒れたり曲がったりすることが多いので、草丈が高くなる品種では成長に応じて支柱を立てましょう。
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文章
玲儿
2017年09月11日
ヒマラヤユキノシタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日当たりから明るい日陰まで、場所をあまり選びません。乾燥に強く、石垣の上や石組みの間、軒下の雨が当たりにくい場所でも育ちます。ただし、冷涼な気候を好むので、夏は半日陰が適します。暗い場所では花つきが悪くなります。また、多湿に弱いので、水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
庭植えではほとんど不要です。
鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。乾燥に強く、しばらく水やりしなくても枯れませんが、春と秋の成長期は極端に乾かさないほうが生育がよく、花も多くなります。
肥料
庭植えではほとんど不要ですが、秋涼しくなったら株のまわりに化成肥料などをまいておくと、生育が促進されます。
鉢植えでは、春と秋の成長期に緩効性肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐れ
病気はほとんど見られませんが、水はけが悪いと根茎が腐りやすくなるので、植え場所と用土に注意します。
害虫:カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ
特に注意するものはありませんが、カイガラムシがつくことがあるので見つけしだい防除します。柔らかい新芽や蕾は、ナメクジ、ダンゴムシなどの食害に注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切で、多湿の状態が続くと根腐れの原因になります。鹿沼土など山野草用の用土を利用するのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗または株分けした苗を、春か秋に植えつけます。根茎が地表に出るように横に寝かせ、芽が伸びる方向をよく見て株の向きを考えて、浅く植えます。
植え替え:庭植えでは、数年間は植え替えの必要はありません。石組みの間などでは10年以上そのまま育てられます。花壇では、株が周囲に広がって、中心部が枯れやすくなるので、様子を見て、春か秋に株を掘り上げて土壌改良を行い、植え直します。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、3~4年を目安に、根をほぐして古い用土を落とし、新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。
タネまき:タネまきも可能ですが、園芸品種では、タネが実らなかったり、まいても親とは異なる花が咲いたりします。開花まで3年ほどかかります。
根伏せ:太い根茎を短く切ってふやすこともできます。早春に、根茎を5cmくらいの長さに切り分け、さし芽用土に浅く伏せておくと新芽が吹いてくるので、これを育てます。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は切ります。
枯れ葉取り:2月中旬から3月に枯れ葉を取ります。
夏越し:鉢植えのものは、夏の間は日陰に移動させます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日当たりから明るい日陰まで、場所をあまり選びません。乾燥に強く、石垣の上や石組みの間、軒下の雨が当たりにくい場所でも育ちます。ただし、冷涼な気候を好むので、夏は半日陰が適します。暗い場所では花つきが悪くなります。また、多湿に弱いので、水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
庭植えではほとんど不要です。
鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。乾燥に強く、しばらく水やりしなくても枯れませんが、春と秋の成長期は極端に乾かさないほうが生育がよく、花も多くなります。
肥料
庭植えではほとんど不要ですが、秋涼しくなったら株のまわりに化成肥料などをまいておくと、生育が促進されます。
鉢植えでは、春と秋の成長期に緩効性肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐れ
病気はほとんど見られませんが、水はけが悪いと根茎が腐りやすくなるので、植え場所と用土に注意します。
害虫:カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ
特に注意するものはありませんが、カイガラムシがつくことがあるので見つけしだい防除します。柔らかい新芽や蕾は、ナメクジ、ダンゴムシなどの食害に注意します。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけをよくしておくことが大切で、多湿の状態が続くと根腐れの原因になります。鹿沼土など山野草用の用土を利用するのもよい方法です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗または株分けした苗を、春か秋に植えつけます。根茎が地表に出るように横に寝かせ、芽が伸びる方向をよく見て株の向きを考えて、浅く植えます。
植え替え:庭植えでは、数年間は植え替えの必要はありません。石組みの間などでは10年以上そのまま育てられます。花壇では、株が周囲に広がって、中心部が枯れやすくなるので、様子を見て、春か秋に株を掘り上げて土壌改良を行い、植え直します。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、3~4年を目安に、根をほぐして古い用土を落とし、新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:主に株分けでふやします。
タネまき:タネまきも可能ですが、園芸品種では、タネが実らなかったり、まいても親とは異なる花が咲いたりします。開花まで3年ほどかかります。
根伏せ:太い根茎を短く切ってふやすこともできます。早春に、根茎を5cmくらいの長さに切り分け、さし芽用土に浅く伏せておくと新芽が吹いてくるので、これを育てます。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は切ります。
枯れ葉取り:2月中旬から3月に枯れ葉を取ります。
夏越し:鉢植えのものは、夏の間は日陰に移動させます。
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文章
玲儿
2017年09月11日
ヒトリシズカの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
基本的には、朝日が当たる明るい日陰で育てます。鉢植えは、6月から9月は日陰か60~70%の遮光下に移動させ、日焼けを防ぎます。
庭植えは、常にある程度の湿り気がある落葉広葉樹の下が適します。
水やり
鉢土が乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。
庭植えも、しおれていたら十分に水を与えます。
肥料
植え替えの際に、元肥としてチッ素、リン酸、カリウムが等量の緩効性化成肥料か配合肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には油かすの固形肥料を、9月から10月は骨粉の固形肥料を、それぞれ月1回施します。ただし、肥料を施しすぎると花穂の数がふえすぎて風情がなくなるので、肥料の量や回数は、好みの姿にできるように各個人で工夫が必要です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
腐植質に富んだ水はけと水もちのよい土であれば、土質を選びません。赤玉土小粒と腐葉土を7:3で混ぜたものや、市販の草花用培養土に赤玉土を3割ほど混ぜたものでよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
地上部のない休眠期に、毎年か1年おきに植え替えます。根鉢から古土を1/3ほど落とし、軽く根を整理してから植えつけます。葉がしっかりした6月から7月にも可能ですが、根鉢をくずさず、鉢を大きくする場合に限ります。
ふやし方
タネまき:果実は緑色のまま熟し、気がついたころには、こぼれダネになっていることが少なくありません。確実にタネをとりたい場合は、花が終わったら、花に不織布の袋をかけておき、とりまきをします。タネは親株の鉢か苗床にまき、翌春の発芽まで乾燥させないように保管します。タネまき後2年ほどで開花株になります。
株分け:茎が20~30本立った大株は、休眠中に2~3分割して植えつけます。あまり小さく分けると、弱くなってあとの管理が面倒です。株分けによって株の若返りも図れます。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
基本的には、朝日が当たる明るい日陰で育てます。鉢植えは、6月から9月は日陰か60~70%の遮光下に移動させ、日焼けを防ぎます。
庭植えは、常にある程度の湿り気がある落葉広葉樹の下が適します。
水やり
鉢土が乾かないように、常にある程度の湿り気を保ちます。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。
庭植えも、しおれていたら十分に水を与えます。
肥料
植え替えの際に、元肥としてチッ素、リン酸、カリウムが等量の緩効性化成肥料か配合肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には油かすの固形肥料を、9月から10月は骨粉の固形肥料を、それぞれ月1回施します。ただし、肥料を施しすぎると花穂の数がふえすぎて風情がなくなるので、肥料の量や回数は、好みの姿にできるように各個人で工夫が必要です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
腐植質に富んだ水はけと水もちのよい土であれば、土質を選びません。赤玉土小粒と腐葉土を7:3で混ぜたものや、市販の草花用培養土に赤玉土を3割ほど混ぜたものでよく育ちます。
植えつけ、 植え替え
地上部のない休眠期に、毎年か1年おきに植え替えます。根鉢から古土を1/3ほど落とし、軽く根を整理してから植えつけます。葉がしっかりした6月から7月にも可能ですが、根鉢をくずさず、鉢を大きくする場合に限ります。
ふやし方
タネまき:果実は緑色のまま熟し、気がついたころには、こぼれダネになっていることが少なくありません。確実にタネをとりたい場合は、花が終わったら、花に不織布の袋をかけておき、とりまきをします。タネは親株の鉢か苗床にまき、翌春の発芽まで乾燥させないように保管します。タネまき後2年ほどで開花株になります。
株分け:茎が20~30本立った大株は、休眠中に2~3分割して植えつけます。あまり小さく分けると、弱くなってあとの管理が面倒です。株分けによって株の若返りも図れます。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年09月11日
ビデンス(ウインターコスモス)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬は南向きの日なたなどに置き、強く凍らせない程度に防寒しましょう。庭の水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、まず水はけをよくします。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意します。庭植えの場合、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、アブラムシが特に新芽に発生しやすいので、よく観察して防除に努めます。
成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに、葉裏にも水をかけると発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など、水はけのよい土を好みます。用土にリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量施してから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
多年草のなかでも、地下茎でふえる種類は、株分けを兼ねて毎年4月から5月に植え替えると、よく育ちます。
ふやし方
株分け:毎年4月から5月の植え替え時に株分けできます。掘り上げた株をノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
さし芽:4月から5月、充実した茎の先端をさしてふやすことができます。
タネまき:9月から10月、3月から4月にタネまきができます。一年草のタイプを秋まきした場合、霜よけをして冬越しさせ、霜が降りなくなったころに、庭や鉢に植えつけましょう。
主な作業
花がら摘み:5月から1月の開花中、花がらをこまめに摘みます。
切り戻し:晩秋から咲くグループの品種は、日が短くなる9月から10月に切り戻すと、切り戻し後に発生する新芽がすぐに花芽になり、コンパクトな草丈で咲かせることができます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。秋まきしたものは、冬は南向きの日なたなどに置き、強く凍らせない程度に防寒しましょう。庭の水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、まず水はけをよくします。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。
肥料
鉢植えでは4月から10月に、緩効性の化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。1回に施しすぎないように注意します。庭植えの場合、肥料は特に必要ありません。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、アブラムシが特に新芽に発生しやすいので、よく観察して防除に努めます。
成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに、葉裏にも水をかけると発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など、水はけのよい土を好みます。用土にリン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量施してから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
多年草のなかでも、地下茎でふえる種類は、株分けを兼ねて毎年4月から5月に植え替えると、よく育ちます。
ふやし方
株分け:毎年4月から5月の植え替え時に株分けできます。掘り上げた株をノコギリガマで切るか、スコップでざっくり切り分けるとよいでしょう。
さし芽:4月から5月、充実した茎の先端をさしてふやすことができます。
タネまき:9月から10月、3月から4月にタネまきができます。一年草のタイプを秋まきした場合、霜よけをして冬越しさせ、霜が降りなくなったころに、庭や鉢に植えつけましょう。
主な作業
花がら摘み:5月から1月の開花中、花がらをこまめに摘みます。
切り戻し:晩秋から咲くグループの品種は、日が短くなる9月から10月に切り戻すと、切り戻し後に発生する新芽がすぐに花芽になり、コンパクトな草丈で咲かせることができます。
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玲儿
2017年09月11日
ヒオウギの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
丈夫で栽培しやすく、耐寒性や耐暑性も強く、日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選びません。腐植質に富む肥沃な場所ほど成長が早く、花数も多くなりますが、極端なやせ地でなければ十分に育てられます。
)
水やり
多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。根が張ったあとはかなりの乾燥に耐えますが、乾きすぎると葉先が枯れやすくなります。
肥料
庭植えは、春と秋に、株のまわりに緩効性肥料を施します。
鉢植えは肥料切れしやすいので、4月から7月と10月ごろに、月1回置き肥をするか、液体肥料を月3回くらい施します。
病気と害虫
病気:さび病、軟腐病、ウイルス病
梅雨期にさび病や軟腐病が出ることがあります。水はけと風通しをよくしておきます。ウイルス病がひどい株は、タネまきで更新します。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土で、水はけのよいものを使います。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
)
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋ですが、開花直後の株分けや植えつけもでき、それ以外の時期でも可能です。日当たりのよい場所に腐葉土などを混ぜ、よく耕してから植えつけます。よい花を咲かせるには、前年の秋までにしっかりとした株に育てることが大切なので、秋はなるべく早めに植え、冬前にしっかり根づかせます。
植え替え:庭植えは、株が混み合うまでは、そのまま植えっぱなしでかまいません。
鉢植えは根詰まりするので、2~3年ごとに古い土を落とし、根をほぐして植え直します。6号鉢で3~5芽くらいが目安です。
)
ふやし方
株分け:通常は秋に行いますが、開花直後や早春も可能です。細かく分けると生育が遅れるので、3~5芽くらいずつに分けます。
タネまき:タネは、春か秋にポットなどにまいて育てます。個体差が出るので、選抜をします。開花まで2~3年かかります。
さし芽:開花直後、なるべく早めに行います。
)
主な作業
マルチング:株元の高温乾燥は葉枯れの原因となるので、バークチップや腐葉土などでマルチングをしておくとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
丈夫で栽培しやすく、耐寒性や耐暑性も強く、日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選びません。腐植質に富む肥沃な場所ほど成長が早く、花数も多くなりますが、極端なやせ地でなければ十分に育てられます。
)
水やり
多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。根が張ったあとはかなりの乾燥に耐えますが、乾きすぎると葉先が枯れやすくなります。
肥料
庭植えは、春と秋に、株のまわりに緩効性肥料を施します。
鉢植えは肥料切れしやすいので、4月から7月と10月ごろに、月1回置き肥をするか、液体肥料を月3回くらい施します。
病気と害虫
病気:さび病、軟腐病、ウイルス病
梅雨期にさび病や軟腐病が出ることがあります。水はけと風通しをよくしておきます。ウイルス病がひどい株は、タネまきで更新します。
害虫:ほとんどありません。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土で、水はけのよいものを使います。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土も利用できます。
)
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は春と秋ですが、開花直後の株分けや植えつけもでき、それ以外の時期でも可能です。日当たりのよい場所に腐葉土などを混ぜ、よく耕してから植えつけます。よい花を咲かせるには、前年の秋までにしっかりとした株に育てることが大切なので、秋はなるべく早めに植え、冬前にしっかり根づかせます。
植え替え:庭植えは、株が混み合うまでは、そのまま植えっぱなしでかまいません。
鉢植えは根詰まりするので、2~3年ごとに古い土を落とし、根をほぐして植え直します。6号鉢で3~5芽くらいが目安です。
)
ふやし方
株分け:通常は秋に行いますが、開花直後や早春も可能です。細かく分けると生育が遅れるので、3~5芽くらいずつに分けます。
タネまき:タネは、春か秋にポットなどにまいて育てます。個体差が出るので、選抜をします。開花まで2~3年かかります。
さし芽:開花直後、なるべく早めに行います。
)
主な作業
マルチング:株元の高温乾燥は葉枯れの原因となるので、バークチップや腐葉土などでマルチングをしておくとよいでしょう。
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玲儿
2017年09月11日
パンジー、ビオラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。
水やり
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。過湿にならないよう注意しましょう。
肥料
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:灰色かび病、斑点病
低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降、ポット苗を植えつけます。株間は、庭植えの場合20cm、鉢植えの場合は10cm程度とって植えつけます。這い性の場合は、株張りがよいので、径30cm以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。根鉢をポットから抜いたとき、根鉢の表面に根がびっしりと回っている場合は、少しほぐして植えつけます。
ふやし方
タネまき:親と同じものは得られませんが、タネでふやすことができます。花がらをほうっておけば結実しますが、好みの花をつくりたいときは、交配を行います。果実が茶色くなると自然に割れてタネが飛び散るので、やや緑色が残るうちにとって、封筒などに入れて陰干しします。
主な作業
花がら摘み:花茎のつけ根から切り取ります。次々と長く開花する植物なので、株が疲れないように、こまめに花がら摘みを行いましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。
水やり
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。過湿にならないよう注意しましょう。
肥料
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:灰色かび病、斑点病
低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。
害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
10月以降、ポット苗を植えつけます。株間は、庭植えの場合20cm、鉢植えの場合は10cm程度とって植えつけます。這い性の場合は、株張りがよいので、径30cm以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。根鉢をポットから抜いたとき、根鉢の表面に根がびっしりと回っている場合は、少しほぐして植えつけます。
ふやし方
タネまき:親と同じものは得られませんが、タネでふやすことができます。花がらをほうっておけば結実しますが、好みの花をつくりたいときは、交配を行います。果実が茶色くなると自然に割れてタネが飛び散るので、やや緑色が残るうちにとって、封筒などに入れて陰干しします。
主な作業
花がら摘み:花茎のつけ根から切り取ります。次々と長く開花する植物なので、株が疲れないように、こまめに花がら摘みを行いましょう。
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玲儿
2017年09月11日
パンジーゼラニウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さ、寒さにやや弱く、夏は半日陰の風通しのよい場所、冬は室内または霜が直接当たらないように防寒して育てます。夏以外はよく日に当てます。高温多湿に弱いので、庭植えは向かず、鉢植えにして長雨に当てないようにします。浅いボウルプランターなどで栽培するとよいでしょう。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に管理します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育中は、緩効性化成肥料を置き肥するか液体肥料を定期的に施します。ただし、夏には肥料が切れていたほうがよいので、固形肥料の場合は肥効期間を考えて早めに打ち切ります。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
1mmほどの白い小さな虫が葉裏につき、生育を阻害します。見つけたら、数が少ないうちに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を1割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土4、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ポット苗を入手したら、ほんの少し根鉢の肩の土を落として、二回りほど大きな鉢に植え替えます。ボウルプランターなど浅い鉢を用いると、用土が乾きやすく、蒸れや根腐れを軽減することができます。頻繁に植え替えるよりも、根詰まりするまではそのままの鉢で肥培管理するほうがよく育ちます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。3月から5月ごろ、茎を先端から7~8cmの長さに切って水はけのよい用土にさし、乾かし気味に管理します。
主な作業
花がら摘み:花弁が傷んだら、花を早めに花柄のつけ根から手で折り取ります。
枯れ葉取り:周年、枯れ葉がよく発生します。花どき以外は放任しがちですが、こまめに枯れ葉を取り除き、株が蒸れないようにしましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さ、寒さにやや弱く、夏は半日陰の風通しのよい場所、冬は室内または霜が直接当たらないように防寒して育てます。夏以外はよく日に当てます。高温多湿に弱いので、庭植えは向かず、鉢植えにして長雨に当てないようにします。浅いボウルプランターなどで栽培するとよいでしょう。
水やり
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。過湿を嫌うので、乾かし気味に管理します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育中は、緩効性化成肥料を置き肥するか液体肥料を定期的に施します。ただし、夏には肥料が切れていたほうがよいので、固形肥料の場合は肥効期間を考えて早めに打ち切ります。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
1mmほどの白い小さな虫が葉裏につき、生育を阻害します。見つけたら、数が少ないうちに駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土に軽石を1割ほど加えたものか、赤玉土小粒5、腐葉土4、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ポット苗を入手したら、ほんの少し根鉢の肩の土を落として、二回りほど大きな鉢に植え替えます。ボウルプランターなど浅い鉢を用いると、用土が乾きやすく、蒸れや根腐れを軽減することができます。頻繁に植え替えるよりも、根詰まりするまではそのままの鉢で肥培管理するほうがよく育ちます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。3月から5月ごろ、茎を先端から7~8cmの長さに切って水はけのよい用土にさし、乾かし気味に管理します。
主な作業
花がら摘み:花弁が傷んだら、花を早めに花柄のつけ根から手で折り取ります。
枯れ葉取り:周年、枯れ葉がよく発生します。花どき以外は放任しがちですが、こまめに枯れ葉を取り除き、株が蒸れないようにしましょう。
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文章
玲儿
2017年09月11日
ハナビシソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく乾燥した気候を好みます。本来は多年草ですが、日本の高温期の多湿に弱く、秋まき一年草として扱われます(春まきもできます)。日当たりと水はけのよい開けたところでは、こぼれダネで自然にふえて毎年咲くほどです。冬期は-5℃くらいまでは耐えます。
水やり
花壇ではほとんど必要ありません。鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。常に湿っていると根腐れしやすくなります。
肥料
砂地のようなやせ地でも育つほどで、肥料分が多いと軟弱に育ち、草姿が乱れやすく、かえって花つきも悪くなります。庭土に腐葉土などを混ぜて土壌改良しておけば、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えでは、月に1~2回液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:立枯病など
病気はほとんど見られませんが、発芽したばかりの小苗のうちは、立枯病などが出ることがあります。水はけと日当たりのよい場所で育て、多肥多湿に注意します。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、用土はあまり選びません。酸性土では生育が悪いので、石灰を混ぜて中性にしておきます。
植えつけ、 植え替え
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきにします。発芽適温は15~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬に-5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混み合っているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
ふやし方
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきをします。発芽適温は15℃~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬にマイナス5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混みあっているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
主な作業
ほとんどありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく乾燥した気候を好みます。本来は多年草ですが、日本の高温期の多湿に弱く、秋まき一年草として扱われます(春まきもできます)。日当たりと水はけのよい開けたところでは、こぼれダネで自然にふえて毎年咲くほどです。冬期は-5℃くらいまでは耐えます。
水やり
花壇ではほとんど必要ありません。鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与えます。常に湿っていると根腐れしやすくなります。
肥料
砂地のようなやせ地でも育つほどで、肥料分が多いと軟弱に育ち、草姿が乱れやすく、かえって花つきも悪くなります。庭土に腐葉土などを混ぜて土壌改良しておけば、肥料はほとんど必要ありません。鉢植えでは、月に1~2回液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:立枯病など
病気はほとんど見られませんが、発芽したばかりの小苗のうちは、立枯病などが出ることがあります。水はけと日当たりのよい場所で育て、多肥多湿に注意します。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけのよいものであれば、用土はあまり選びません。酸性土では生育が悪いので、石灰を混ぜて中性にしておきます。
植えつけ、 植え替え
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきにします。発芽適温は15~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬に-5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混み合っているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
ふやし方
直根性で移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきをします。発芽適温は15℃~20℃くらいで、秋涼しくなってからまきます。冬にマイナス5℃以下になるような寒冷地や多雪地では春まきが安全です。その場合、秋まきのような大株にはならないので、株間を狭くしてやや密植にします。室内やフレーム内でポット苗をつくっておき、春に根鉢をくずさずに植えつけることもできます。
タネをまいたら、タネが完全に隠れるよう覆土をします。移植はできないので、発芽したら混みあっているところは間引いて株間を確保します。株間は20cmくらいを目安に、場所の条件や、まく時期などによって加減します。混みすぎると花つきが悪くなったり、立枯病や灰色かび病などが出やすくなったりします。
主な作業
ほとんどありません。
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文章
玲儿
2017年09月11日
ハナニラ(イフェイオン)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり
乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。
肥料
鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。
タネまき:適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。
主な作業
花がら摘み:11月から12月、2月から4月の開花中は、花がらをまめに摘み取りましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり
乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。
肥料
鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。
植えつけ、 植え替え
適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方
分球:9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。
タネまき:適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。
主な作業
花がら摘み:11月から12月、2月から4月の開花中は、花がらをまめに摘み取りましょう。
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文章
玲儿
2017年08月24日
ハナショウブの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
水やり
発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。
肥料
秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ヨトウムシ、メイガ
5月から6月は特に注意が必要です。
用土(鉢植え)
一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。
植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
ふやし方
株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。
タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
主な作業
定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
水やり
発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。
肥料
秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ヨトウムシ、メイガ
5月から6月は特に注意が必要です。
用土(鉢植え)
一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。
植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
ふやし方
株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。
タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
主な作業
定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
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