文章
玲儿
2017年08月24日
ハゲイトウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので暑さに強く、夏の間は盛んに成長します。日当たりを好み、西日の当たる場所でもよく生育します。
用土や植え場所の水はけは大切で、成長のための水分は必要ですが、多湿の状態が長く続くと根腐れしやすくなります。耐寒性はないので、霜が降りると枯れます。
水やり
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。多湿はよくありませんが、ひどく乾燥させると下葉が枯れやすくなります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。肥沃地では草丈2m近くになることもあり、やせ地ほど株が小さいまま色づきます。
鉢植えは生育促進のため6月から8月に少量施します。
病気と害虫
病気:立枯病
同じ場所で何年も育てていると、立枯病が出ることがあります。植え場所を変えるか、土壌改良をしっかり行って予防します。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシなど
小苗のうちは、ナメクジやヨトウムシなどに注意します。大きく育つとほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、保水性があれば、用土はあまり選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポットなどにタネをまいたものは、本葉5~6枚以上に育ったころに植えつけます。移植を嫌うので、根を切らないよう注意しますが、小苗のうちは比較的回復が早いです。直まきしたものは、株間20cmくらいになるよう間引きます。株間が広いほど太く大きく育ち、狭いと細くなります。
9月ごろには、大きく育って色づいたポット苗も出回るので、コンテナの寄せ植えなどに利用できます。
ふやし方
タネまき:一年草なので、タネでふやします。
発芽適温は20~25℃くらいなので、4月下旬から6月が適期です。7月ごろまでタネをまけますが、遅くまくほど株が小さくなり、草丈も伸びにくくなります。
花壇やプランターに直まきをするか、または、ポットなどにまいて苗をつくり、根を切らないように定植します。タネは微細なので、まきすぎないように、ていねいに注意します。タネは嫌光性で、暗いと発芽するため、タネが隠れる程度に土をかぶせ、発芽まで覆いをして暗くしておくと発芽が早くなります。
必要に応じて間引きを行い、通常は摘心しないでそのまま育てます。
さし芽:さし芽は可能ですが、生育はよくありません。
主な作業
間引き:場所や好みに応じて間引きを行い、必要な株数を確保します。多粒まきや密植栽培にすると、小さくかわいらしく仕立てられます。
支柱立て:草丈の伸びたものは、9月の雨や台風で倒れることがあるので、支柱で支えておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
熱帯地方の植物なので暑さに強く、夏の間は盛んに成長します。日当たりを好み、西日の当たる場所でもよく生育します。
用土や植え場所の水はけは大切で、成長のための水分は必要ですが、多湿の状態が長く続くと根腐れしやすくなります。耐寒性はないので、霜が降りると枯れます。
水やり
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。多湿はよくありませんが、ひどく乾燥させると下葉が枯れやすくなります。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。肥沃地では草丈2m近くになることもあり、やせ地ほど株が小さいまま色づきます。
鉢植えは生育促進のため6月から8月に少量施します。
病気と害虫
病気:立枯病
同じ場所で何年も育てていると、立枯病が出ることがあります。植え場所を変えるか、土壌改良をしっかり行って予防します。
害虫:ナメクジ、ヨトウムシなど
小苗のうちは、ナメクジやヨトウムシなどに注意します。大きく育つとほとんど見られません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、保水性があれば、用土はあまり選びません。赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポットなどにタネをまいたものは、本葉5~6枚以上に育ったころに植えつけます。移植を嫌うので、根を切らないよう注意しますが、小苗のうちは比較的回復が早いです。直まきしたものは、株間20cmくらいになるよう間引きます。株間が広いほど太く大きく育ち、狭いと細くなります。
9月ごろには、大きく育って色づいたポット苗も出回るので、コンテナの寄せ植えなどに利用できます。
ふやし方
タネまき:一年草なので、タネでふやします。
発芽適温は20~25℃くらいなので、4月下旬から6月が適期です。7月ごろまでタネをまけますが、遅くまくほど株が小さくなり、草丈も伸びにくくなります。
花壇やプランターに直まきをするか、または、ポットなどにまいて苗をつくり、根を切らないように定植します。タネは微細なので、まきすぎないように、ていねいに注意します。タネは嫌光性で、暗いと発芽するため、タネが隠れる程度に土をかぶせ、発芽まで覆いをして暗くしておくと発芽が早くなります。
必要に応じて間引きを行い、通常は摘心しないでそのまま育てます。
さし芽:さし芽は可能ですが、生育はよくありません。
主な作業
間引き:場所や好みに応じて間引きを行い、必要な株数を確保します。多粒まきや密植栽培にすると、小さくかわいらしく仕立てられます。
支柱立て:草丈の伸びたものは、9月の雨や台風で倒れることがあるので、支柱で支えておきます。
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玲儿
2017年08月24日
バーバスカムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい開けた荒れ地のような場所を好みます。耐寒性も強く、石垣やアスファルトのすき間でも育つほど丈夫ですが、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。二年草の種類が多く、多年生のものでも冷涼地以外は通常二年草扱いとします。
水やり
多湿にならないよう注意し、鉢では用土が乾き始めたらたっぷり与えます。蕾が出てから開花中は極端に乾燥しないようにします。
肥料
育苗中は月に1~2回液体肥料を施します。秋のうちにしっかりと苗をつくっておかないと、翌年よい花が咲きません。
病気と害虫
病気:立枯病、カビ類
育苗中の立枯病やカビ類に注意します。日当たりと風通しをよくして、蒸れないよう管理します。
害虫:メイガ類
地際の茎にメイガ類の幼虫が入ることがあります。春、茎が伸び出てからは特に注意して早めに防除します。
用土(鉢植え)
二年草としての栽培では、水はけがよければ特に用土は選びません。一般の草花向けの培養土も利用できます。多年生のものは、山野草向けの用土を利用すると株が長もちします。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に植えつけます。春にタネをまいたものは、秋に植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、腐葉土や堆肥を混ぜて植えつけます。種類により大きさが異なり、育ったときのことを考えて株間を十分にとっておきます。株元の多湿を防ぐため、レイズドベッドに植えるのもよい方法です。
植え替え:小苗のうちは移植できますが、直根性なので大きく育った株は移植を嫌います。
ふやし方
タネまき:春か秋にタネをまいて苗をつくります。秋まきは翌々年の開花になります。微細なタネなので、タネまき専用の用土を利用するのが確実です。混みすぎないよう薄くまいて、鉢の底面から吸水させます。本葉3枚ぐらいになったらポットに移植して育てます。
主な作業
花がら摘み:必要なタネをとる分を残して、花がらを切り取ります。
切り戻し:二年草の種類では、早めに切り戻すとわき芽が伸びて再び開花します。倒れる心配があるときには支柱を立てます。
下葉の整理:ロゼット状態のときには、枯れた下葉を取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい開けた荒れ地のような場所を好みます。耐寒性も強く、石垣やアスファルトのすき間でも育つほど丈夫ですが、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。二年草の種類が多く、多年生のものでも冷涼地以外は通常二年草扱いとします。
水やり
多湿にならないよう注意し、鉢では用土が乾き始めたらたっぷり与えます。蕾が出てから開花中は極端に乾燥しないようにします。
肥料
育苗中は月に1~2回液体肥料を施します。秋のうちにしっかりと苗をつくっておかないと、翌年よい花が咲きません。
病気と害虫
病気:立枯病、カビ類
育苗中の立枯病やカビ類に注意します。日当たりと風通しをよくして、蒸れないよう管理します。
害虫:メイガ類
地際の茎にメイガ類の幼虫が入ることがあります。春、茎が伸び出てからは特に注意して早めに防除します。
用土(鉢植え)
二年草としての栽培では、水はけがよければ特に用土は選びません。一般の草花向けの培養土も利用できます。多年生のものは、山野草向けの用土を利用すると株が長もちします。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春か秋に植えつけます。春にタネをまいたものは、秋に植えつけます。日当たりと水はけのよい場所を選び、腐葉土や堆肥を混ぜて植えつけます。種類により大きさが異なり、育ったときのことを考えて株間を十分にとっておきます。株元の多湿を防ぐため、レイズドベッドに植えるのもよい方法です。
植え替え:小苗のうちは移植できますが、直根性なので大きく育った株は移植を嫌います。
ふやし方
タネまき:春か秋にタネをまいて苗をつくります。秋まきは翌々年の開花になります。微細なタネなので、タネまき専用の用土を利用するのが確実です。混みすぎないよう薄くまいて、鉢の底面から吸水させます。本葉3枚ぐらいになったらポットに移植して育てます。
主な作業
花がら摘み:必要なタネをとる分を残して、花がらを切り取ります。
切り戻し:二年草の種類では、早めに切り戻すとわき芽が伸びて再び開花します。倒れる心配があるときには支柱を立てます。
下葉の整理:ロゼット状態のときには、枯れた下葉を取り除いておくとすっきりと見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年08月23日
ネメシアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、1年を通して戸外に置きましょう。9月から6月は日なた、7月から8月は風通しのよい半日陰、1月から2月は北風を避けられる南向きの軒下などの、暖かい場所に置きましょう。夏は雨に当てないほうが、夏越ししやすくなります。
庭植えでは、日当たりがよく水はけのよい場所に植えましょう。レイズドベッドやロックガーデンにも適します。
水やり
鉢植えには、1年を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えの場合は、雨がまったくかからない場所以外は、特に水を与える必要はありません。
肥料
鉢植えでは、9月から10月と3月から6月の間に、薄めの液体肥料を2週間に1回施します。濃い肥料を施すと、根が傷むので注意します。
庭植えでは、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施せば、追肥の必要はありません。夏越しさせた株には、9月から10月に緩効性化成肥料を追肥しましょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病、ウイルス病など
灰褐色のかびで覆われる灰色かび病の発生は、10月から11月、3月から7月に見られます。特に長雨時や、株が茂って風通しが悪いと多発します。放置した花がらが発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
風通しをよくすれば灰色かび病は改善しますが、改善が見られず、葉や茎が黒く枯れる症状はウイルスが原因である可能性があります。周囲の植物にも伝染する危険性が高いので、見つけしだい、株を抜き取って廃棄しましょう。ハサミなどの器具で伝染したり、スリップスやアブラムシなどの害虫が媒介するので注意します。
害虫:アブラムシなど
3月から11月にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など)に、有機石灰を1~3g/1リットル加えた土を好みます。リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合して、使用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、春と秋が適期です。植え替えは、年1回行いましょう。根鉢を軽くくずし、一回り大きな鉢に植えつけます。庭植えの場合は、秋に掘り上げて元肥を施し、軽く耕してから再度植え直しましょう。
ふやし方
タネまき:タネまきの適期は10月です。タネは高温では発芽しにくいので、涼しくなってからまきましょう。覆土は、タネが見える程度にごく薄くかけます。
さし木:さし木の適期は3月から6月、9月から10月です。葉をつけて2~3節に切った茎を、肥料分の少ない清潔な用土にさします。3週間程度で、移植できる株に育ちます。
主な作業
花がら摘み:10月から6月の開花期間中、咲き終わった花はすぐに散って株の上に散乱するので、こまめに取り除きましょう。そのままにしておくと、灰色かび病が発生して健全な葉や茎も枯れてしまいます。
切り戻し:9月から6月、花が咲き終わってきたら、草丈の半分程度の長さに切り戻します。切り戻すことで、新芽の発生が促されます。切る際は、ウイルスの感染を予防するために、熱湯や塩素で消毒したハサミを使うか、清潔な手で折り取るとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、1年を通して戸外に置きましょう。9月から6月は日なた、7月から8月は風通しのよい半日陰、1月から2月は北風を避けられる南向きの軒下などの、暖かい場所に置きましょう。夏は雨に当てないほうが、夏越ししやすくなります。
庭植えでは、日当たりがよく水はけのよい場所に植えましょう。レイズドベッドやロックガーデンにも適します。
水やり
鉢植えには、1年を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えの場合は、雨がまったくかからない場所以外は、特に水を与える必要はありません。
肥料
鉢植えでは、9月から10月と3月から6月の間に、薄めの液体肥料を2週間に1回施します。濃い肥料を施すと、根が傷むので注意します。
庭植えでは、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施せば、追肥の必要はありません。夏越しさせた株には、9月から10月に緩効性化成肥料を追肥しましょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病、ウイルス病など
灰褐色のかびで覆われる灰色かび病の発生は、10月から11月、3月から7月に見られます。特に長雨時や、株が茂って風通しが悪いと多発します。放置した花がらが発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
風通しをよくすれば灰色かび病は改善しますが、改善が見られず、葉や茎が黒く枯れる症状はウイルスが原因である可能性があります。周囲の植物にも伝染する危険性が高いので、見つけしだい、株を抜き取って廃棄しましょう。ハサミなどの器具で伝染したり、スリップスやアブラムシなどの害虫が媒介するので注意します。
害虫:アブラムシなど
3月から11月にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など)に、有機石灰を1~3g/1リットル加えた土を好みます。リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合して、使用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ、植え替えともに、春と秋が適期です。植え替えは、年1回行いましょう。根鉢を軽くくずし、一回り大きな鉢に植えつけます。庭植えの場合は、秋に掘り上げて元肥を施し、軽く耕してから再度植え直しましょう。
ふやし方
タネまき:タネまきの適期は10月です。タネは高温では発芽しにくいので、涼しくなってからまきましょう。覆土は、タネが見える程度にごく薄くかけます。
さし木:さし木の適期は3月から6月、9月から10月です。葉をつけて2~3節に切った茎を、肥料分の少ない清潔な用土にさします。3週間程度で、移植できる株に育ちます。
主な作業
花がら摘み:10月から6月の開花期間中、咲き終わった花はすぐに散って株の上に散乱するので、こまめに取り除きましょう。そのままにしておくと、灰色かび病が発生して健全な葉や茎も枯れてしまいます。
切り戻し:9月から6月、花が咲き終わってきたら、草丈の半分程度の長さに切り戻します。切り戻すことで、新芽の発生が促されます。切る際は、ウイルスの感染を予防するために、熱湯や塩素で消毒したハサミを使うか、清潔な手で折り取るとよいでしょう。
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玲儿
2017年08月23日
ニューギニア・インパチェンスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えにも庭植えにもできます。風通しがよく、午前中は日が当たり、午後からは明るい半日陰となるような場所で育てます。強い直射日光は葉焼けを引き起こします。また、土壌が乾きすぎない、やや湿った場所が向いています。
耐寒性がないので、11月に入ると生育が衰え、やがて枯死します。株を残したい場合はよく日の当たる暖かい室内に取り込みます。
水やり
水切れには弱いので、土の乾き具合に注意します。鉢植え株の場合は、土の表面が乾き始めたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。真夏は朝夕2回の水やりが必要になります。庭植え株の場合は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりをします。
肥料
次々と花を咲かせているときには、緩効性肥料を施します。生育がおう盛となり、水やりの回数が頻繁なときは微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿になると灰色かび病が発生することがあり、茎葉や花に灰褐色のカビを見つけたら、こまめに取り除きます。
害虫:ダニ類、アザミウマ
生育期間中、ダニ類とアザミウマが発生しやすく、葉や花弁が萎縮するような症状が見られます。
用土(鉢植え)
やや湿った場所を好むとはいえ、水はけのよい土で育てます。市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
苗を入手したら、三~四回り大きな鉢に植えつけます。特に「ファンファーレシリーズ」のような大きくなる品種の場合は、定植する際、ポット苗の大きさに対して大きめの鉢に植えつけるのがコツ。例えば3号ポットを入手したら、いきなり8号鉢以上に植えつけるとよいでしょう。その後、植え替えの必要はありません。
ふやし方
切った枝でさし芽をすることができます。天芽(茎の先端)をつけておくと、花が早く咲きます。管ざし(茎の途中部分をさす)をする場合は、節に芽があることを確認します。いずれもさし穂は3~4節つけて茎を切り、土にさす部分の下葉を取り除きます。柔らかいさし穂の切り口が傷まないように、あらかじめ水を吸わせた清潔な用土に、棒などで穴をあけてさし穂をさし、そのあと土を寄せて固定します。日陰に置いて用土が乾かないように管理すると、2週間ほどで発根します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花が落ちると葉にくっついて、葉を汚したり、灰色かび病の原因になるのでこまめに摘み取ります。
切り戻し:真夏も花は咲いてきますが、無理に咲かせるよりも一度切り戻して株を休ませると、秋からの花が美しくなります。そこで、7月ごろ、草丈の1/3~1/2の位置を目安に、節にわき芽があることを確認して、葉を残して切り戻します。わき芽がわからないときは、だいたいの高さで切り戻し、わき芽が伸びてきたときに枝の整理をするとよいでしょう。切り戻し後は液体肥料を施します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えにも庭植えにもできます。風通しがよく、午前中は日が当たり、午後からは明るい半日陰となるような場所で育てます。強い直射日光は葉焼けを引き起こします。また、土壌が乾きすぎない、やや湿った場所が向いています。
耐寒性がないので、11月に入ると生育が衰え、やがて枯死します。株を残したい場合はよく日の当たる暖かい室内に取り込みます。
水やり
水切れには弱いので、土の乾き具合に注意します。鉢植え株の場合は、土の表面が乾き始めたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。真夏は朝夕2回の水やりが必要になります。庭植え株の場合は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりをします。
肥料
次々と花を咲かせているときには、緩効性肥料を施します。生育がおう盛となり、水やりの回数が頻繁なときは微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿になると灰色かび病が発生することがあり、茎葉や花に灰褐色のカビを見つけたら、こまめに取り除きます。
害虫:ダニ類、アザミウマ
生育期間中、ダニ類とアザミウマが発生しやすく、葉や花弁が萎縮するような症状が見られます。
用土(鉢植え)
やや湿った場所を好むとはいえ、水はけのよい土で育てます。市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
苗を入手したら、三~四回り大きな鉢に植えつけます。特に「ファンファーレシリーズ」のような大きくなる品種の場合は、定植する際、ポット苗の大きさに対して大きめの鉢に植えつけるのがコツ。例えば3号ポットを入手したら、いきなり8号鉢以上に植えつけるとよいでしょう。その後、植え替えの必要はありません。
ふやし方
切った枝でさし芽をすることができます。天芽(茎の先端)をつけておくと、花が早く咲きます。管ざし(茎の途中部分をさす)をする場合は、節に芽があることを確認します。いずれもさし穂は3~4節つけて茎を切り、土にさす部分の下葉を取り除きます。柔らかいさし穂の切り口が傷まないように、あらかじめ水を吸わせた清潔な用土に、棒などで穴をあけてさし穂をさし、そのあと土を寄せて固定します。日陰に置いて用土が乾かないように管理すると、2週間ほどで発根します。
主な作業
花がら摘み:咲き終わった花が落ちると葉にくっついて、葉を汚したり、灰色かび病の原因になるのでこまめに摘み取ります。
切り戻し:真夏も花は咲いてきますが、無理に咲かせるよりも一度切り戻して株を休ませると、秋からの花が美しくなります。そこで、7月ごろ、草丈の1/3~1/2の位置を目安に、節にわき芽があることを確認して、葉を残して切り戻します。わき芽がわからないときは、だいたいの高さで切り戻し、わき芽が伸びてきたときに枝の整理をするとよいでしょう。切り戻し後は液体肥料を施します。
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玲儿
2017年08月22日
ニコチアナの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。
鉢植えのものは、1年を通じて日当たりのよい戸外に置いて管理します。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から10月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、オオタバコガ
アブラムシは3月から11月の期間中、特に新芽に発生しやすいので、よく観察して発生したら防除しましょう。
オオタバコガは、5月から10月にかけて発生します。夜間に飛来した成虫が蕾に卵を産みつけ、幼虫が蕾を食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥沃で、弱酸性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
適期は10月と3月から7月です。
秋まきしたものは、寒くなる前に植えつけて、しっかり根を張らせておきましょう。植えつけが遅れて根が張る前に霜が降りると、霜柱で株が浮き上がったり、寒さで傷みやすくなります。植えつけが遅くなった場合は、小さな鉢に仮植えして、フレームなどの中に置いて冬越しさせ、春になってから花壇や適する鉢に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月、3月から5月です。ニコチアナのタネは好光性種子なので、覆土は不要です。覆土すると、発芽不良を引き起こす可能性が高くなります。また、タネが細かいので、水流でタネを流してしまわないように、ハス口をつけたジョウロを使って水やりしましょう。
株分け:宿根タバコは、根から新芽を出して、親株の近くに子株を出すことがあります。この子株を掘り取って、ふやすことができます。また、掘り取った際に切れた根が土に残ると、そこからも新芽を伸ばし、新しい株ができます。
主な作業
防霜対策:12月から2月は、霜柱で浮き上がった苗があれば、根が乾かないうちに押さえて落ち着かせましょう。特に、植えつけが遅れた苗は、霜柱によって根鉢ごと土の上に持ち上げられて、根が乾いて枯れることがあるので注意しましょう。
支柱立て:5月から10月、草丈が高くなる品種は、倒れないように支柱を立てておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。
鉢植えのものは、1年を通じて日当たりのよい戸外に置いて管理します。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
肥料
庭植え、鉢植えともに、3月から10月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、オオタバコガ
アブラムシは3月から11月の期間中、特に新芽に発生しやすいので、よく観察して発生したら防除しましょう。
オオタバコガは、5月から10月にかけて発生します。夜間に飛来した成虫が蕾に卵を産みつけ、幼虫が蕾を食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥沃で、弱酸性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
適期は10月と3月から7月です。
秋まきしたものは、寒くなる前に植えつけて、しっかり根を張らせておきましょう。植えつけが遅れて根が張る前に霜が降りると、霜柱で株が浮き上がったり、寒さで傷みやすくなります。植えつけが遅くなった場合は、小さな鉢に仮植えして、フレームなどの中に置いて冬越しさせ、春になってから花壇や適する鉢に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月、3月から5月です。ニコチアナのタネは好光性種子なので、覆土は不要です。覆土すると、発芽不良を引き起こす可能性が高くなります。また、タネが細かいので、水流でタネを流してしまわないように、ハス口をつけたジョウロを使って水やりしましょう。
株分け:宿根タバコは、根から新芽を出して、親株の近くに子株を出すことがあります。この子株を掘り取って、ふやすことができます。また、掘り取った際に切れた根が土に残ると、そこからも新芽を伸ばし、新しい株ができます。
主な作業
防霜対策:12月から2月は、霜柱で浮き上がった苗があれば、根が乾かないうちに押さえて落ち着かせましょう。特に、植えつけが遅れた苗は、霜柱によって根鉢ごと土の上に持ち上げられて、根が乾いて枯れることがあるので注意しましょう。
支柱立て:5月から10月、草丈が高くなる品種は、倒れないように支柱を立てておきましょう。
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玲儿
2017年08月22日
ニーレンベルギアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、1年を通して風通しのよい日なたに置きます。
庭植えでは、風通しと水はけのよい日なたに植えつけましょう。
水やり
鉢植えは、栽培期間を通して土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
庭植えは、特に水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を定期的に施します。
庭植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から9月の高温期に過湿にすると、多発します。水はけのよい土に植えて、過湿を避けましょう。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ナメクジ
4月から10月にハダニやアブラムシが発生するので、見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると発生を抑えられます。
6月から7月に、ナメクジが新芽や蕾を食害します。昼間は鉢の底や石の下に隠れていて夜に活動するので、探して捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。例えば、赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土が向きます。これに元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
春から秋まで長期間咲く植物ですが、秋遅くなると花が咲かないので、秋植えでは花を楽しめる期間がほとんどありません。3月から7月の間に植えつけると、夏に長く花を楽しめます。
ふやし方
タネまき:4月から5月と、9月から10月がタネまき適期です。覆土は必要ありませんが、タネが水で流れるのを防ぐ目的で覆土する場合は、ごく薄くタネが少し見えるぐらいにかけましょう。
さし芽:4月から6月と9月から10月に、茎を3~5cmの長さに切り取って、清潔な用土にさしましょう。
主な作業
切り戻し:6月から9月、セルレア種やスコパリア種の花が少なくなってきたら、1/3~1/2程度の高さまで切り戻すと、再び花をたくさん咲かせます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、1年を通して風通しのよい日なたに置きます。
庭植えでは、風通しと水はけのよい日なたに植えつけましょう。
水やり
鉢植えは、栽培期間を通して土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
庭植えは、特に水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)と液体肥料(N-P-K=6-10-5)を定期的に施します。
庭植えは、4月から10月の間に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:立枯病
6月から9月の高温期に過湿にすると、多発します。水はけのよい土に植えて、過湿を避けましょう。
害虫:アブラムシ、ハダニ、ナメクジ
4月から10月にハダニやアブラムシが発生するので、見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると発生を抑えられます。
6月から7月に、ナメクジが新芽や蕾を食害します。昼間は鉢の底や石の下に隠れていて夜に活動するので、探して捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。例えば、赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土が向きます。これに元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量施して植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
春から秋まで長期間咲く植物ですが、秋遅くなると花が咲かないので、秋植えでは花を楽しめる期間がほとんどありません。3月から7月の間に植えつけると、夏に長く花を楽しめます。
ふやし方
タネまき:4月から5月と、9月から10月がタネまき適期です。覆土は必要ありませんが、タネが水で流れるのを防ぐ目的で覆土する場合は、ごく薄くタネが少し見えるぐらいにかけましょう。
さし芽:4月から6月と9月から10月に、茎を3~5cmの長さに切り取って、清潔な用土にさしましょう。
主な作業
切り戻し:6月から9月、セルレア種やスコパリア種の花が少なくなってきたら、1/3~1/2程度の高さまで切り戻すと、再び花をたくさん咲かせます。
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文章
玲儿
2017年08月22日
トルコギキョウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、9月から10月にタネをまいたあとは、雨の当たらない日陰に置いて底面給水にして、涼しく管理します。発芽後は、よく日に当てましょう。雨に当たると小さなタネが流れてしまいます。真冬は、フレームやサンルームなどに取り込んで、凍らせないようにして冬越しさせます。3月になり、強い霜が降りなくなったら、戸外の日なたに出して開花まで管理します。
庭植えでは、生育期間を通じて日当たりのよい場所で育てます。水はけの悪い場所は嫌いますが、極端に乾燥する場所でも生育が悪くなります。水はけが悪い場所では土を盛って水はけをよくし、乾燥する場所では、特に花芽が伸び始めるまでは、こまめに水を与えましょう。弱アルカリ性から中性の土を好むので、植えつけ前には、軽く霜が降りた程度に見える量の苦土石灰を散布して、土と混ぜておくとよいでしょう。
水やり
鉢植えでは、タネまき後からポット苗の時期は、絶対に土を乾かさないようにしましょう。植えつけ後も花芽が伸びてくるまでは、土の表面が乾いてきたらすぐにたっぷり水を与えましょう。
庭植えでは、特に植えつけ時はたっぷり水を与え、その後も花芽が伸び始めるまでは、乾かしすぎないように水やりしましょう。
肥料
鉢植えでは、9月から10月に液体肥料を、11月から6月に緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK-=10-10-10)を施します。
庭植えでは、4月から6月に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
11月から12月、3月から7月、フレーム内で苗を冬越しさせているときや、低温多湿時、雨が続くと灰色かび病が発生しやすくなります。風通しをよくなるように図ると発生が少なくなります。花がらや枯れ葉がカビの発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、コナガ、ナメクジ
11月から7月、特に新芽や蕾にアブラムシが発生しやすいので、よく観察し、発生したら防除しましょう。
9月から11月、5月から7月、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、コナガの幼虫が新芽や蕾を好んで食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
9月から11月、育苗初期の小さな苗をナメクジに食べられると、そのまま枯れてしまうので、食害痕を見つけたら、鉢の下や周囲の石の下などを調べて、隠れたナメクジを駆除しましょう。ナメクジは夜行性なので、夜に見回ると見つけやすいです。
用土(鉢植え)
水はけと水もちがよく、一般的な用土よりややアルカリ性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を配合し、その用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておきます。さらに適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜ合わせた用土を使用します。
植えつけ、 植え替え
3月から5月、強い霜が降りなくなったら、できるだけ早く苗を植えつけて、開花期までに大きな株に育てましょう。植えつけ後はたっぷり水を与えて活着を促してやることが、その後の成長をよくするコツです。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。トルコギキョウのタネは非常に細かいので、粒子の細かいピートモス主体のタネまき用土にまきます。タネをまいたら、優しくシャワーで水をかけ、その後は底面給水で育苗します。移植可能な本葉4枚の苗になるまで、2か月ほどかかります。タネまきにプラグトレイを利用すると、移植時に根を傷つけないので便利です。
10月から12月に、本葉4枚になった株を鉢上げします。できるだけ根を切らないようにポリポットに植えつけ、育苗期間中は、乾かさないように管理しましょう。
主な作業
花がら摘みと切り戻し:6月から7月、花がらを放置すると病気の原因になるので、こまめに摘み取りましょう。花が8割程度咲き終えたら、草丈の半分ぐらいの高さまで切り戻すと、わき芽から花芽が伸び、二番花を楽しめます。
摘心:5月から6月、伸びてきた花芽を摘心すれば、わき芽がふえ、花の数も増加します。
支柱立て:5月から7月、草丈が高くなる品種は、早めに支柱を立てて、倒れないようにしましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えでは、9月から10月にタネをまいたあとは、雨の当たらない日陰に置いて底面給水にして、涼しく管理します。発芽後は、よく日に当てましょう。雨に当たると小さなタネが流れてしまいます。真冬は、フレームやサンルームなどに取り込んで、凍らせないようにして冬越しさせます。3月になり、強い霜が降りなくなったら、戸外の日なたに出して開花まで管理します。
庭植えでは、生育期間を通じて日当たりのよい場所で育てます。水はけの悪い場所は嫌いますが、極端に乾燥する場所でも生育が悪くなります。水はけが悪い場所では土を盛って水はけをよくし、乾燥する場所では、特に花芽が伸び始めるまでは、こまめに水を与えましょう。弱アルカリ性から中性の土を好むので、植えつけ前には、軽く霜が降りた程度に見える量の苦土石灰を散布して、土と混ぜておくとよいでしょう。
水やり
鉢植えでは、タネまき後からポット苗の時期は、絶対に土を乾かさないようにしましょう。植えつけ後も花芽が伸びてくるまでは、土の表面が乾いてきたらすぐにたっぷり水を与えましょう。
庭植えでは、特に植えつけ時はたっぷり水を与え、その後も花芽が伸び始めるまでは、乾かしすぎないように水やりしましょう。
肥料
鉢植えでは、9月から10月に液体肥料を、11月から6月に緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK-=10-10-10)を施します。
庭植えでは、4月から6月に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
11月から12月、3月から7月、フレーム内で苗を冬越しさせているときや、低温多湿時、雨が続くと灰色かび病が発生しやすくなります。風通しをよくなるように図ると発生が少なくなります。花がらや枯れ葉がカビの発生源になるので、こまめに取り除きましょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、コナガ、ナメクジ
11月から7月、特に新芽や蕾にアブラムシが発生しやすいので、よく観察し、発生したら防除しましょう。
9月から11月、5月から7月、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、コナガの幼虫が新芽や蕾を好んで食べます。見つけしだい、捕殺しましょう。
9月から11月、育苗初期の小さな苗をナメクジに食べられると、そのまま枯れてしまうので、食害痕を見つけたら、鉢の下や周囲の石の下などを調べて、隠れたナメクジを駆除しましょう。ナメクジは夜行性なので、夜に見回ると見つけやすいです。
用土(鉢植え)
水はけと水もちがよく、一般的な用土よりややアルカリ性の土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を配合し、その用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておきます。さらに適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜ合わせた用土を使用します。
植えつけ、 植え替え
3月から5月、強い霜が降りなくなったら、できるだけ早く苗を植えつけて、開花期までに大きな株に育てましょう。植えつけ後はたっぷり水を与えて活着を促してやることが、その後の成長をよくするコツです。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。トルコギキョウのタネは非常に細かいので、粒子の細かいピートモス主体のタネまき用土にまきます。タネをまいたら、優しくシャワーで水をかけ、その後は底面給水で育苗します。移植可能な本葉4枚の苗になるまで、2か月ほどかかります。タネまきにプラグトレイを利用すると、移植時に根を傷つけないので便利です。
10月から12月に、本葉4枚になった株を鉢上げします。できるだけ根を切らないようにポリポットに植えつけ、育苗期間中は、乾かさないように管理しましょう。
主な作業
花がら摘みと切り戻し:6月から7月、花がらを放置すると病気の原因になるので、こまめに摘み取りましょう。花が8割程度咲き終えたら、草丈の半分ぐらいの高さまで切り戻すと、わき芽から花芽が伸び、二番花を楽しめます。
摘心:5月から6月、伸びてきた花芽を摘心すれば、わき芽がふえ、花の数も増加します。
支柱立て:5月から7月、草丈が高くなる品種は、早めに支柱を立てて、倒れないようにしましょう。
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文章
玲儿
2017年08月22日
トリフォリウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くは冷涼な気候を好みます。高温多湿では株が弱り、枯れることもあります。水はけと風通しをよくして、蒸れないようにしておき、夏の高温期以外は、できるだけ日によく当てます。環境がよければ、やせ地でも育つほど丈夫ですが、極端に乾燥させないようにします。多年草の種類は夏越しに注意します。一年草の種類は、秋まきで翌春開花するので栽培は容易です。
水やり
根がしっかり張れば乾燥に強く、庭植えではほとんど必要ありません。鉢やコンテナでは、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。多肥多湿は根腐れを招くので、水はけをよくしておくことが大切です。
肥料
マメ科植物で緑肥作物としても利用もされるので、庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えでは、生育の様子を見て液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:多肥多湿に注意すれば、病気はほとんど見られません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
害虫は見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土が利用できます。多年草の場合は、山砂や鹿沼土などを2~3割ほど混ぜておくと夏越しが容易になります。高温多湿が続くような地域では、山野草向けの用土も便利です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春と秋が適期です。市販のポット苗、あるいは株分けした苗を植えつけます。根づくまでは乾かさないよう水やりします。
植え替え:シロツメクサのように、地下茎やほふく茎で広がるものは、生育の状況によって植え直し、形を整えたり生育域を制限したりします。庭植えでは、刈り込みや抜き取りも行います。鉢植えでは、毎年、春か秋に株分けして植え直します。
ふやし方
タネまき:一年草のクリムソン・クローバーなどは、毎年秋にタネをまいて育てます。花壇に直にまくか、ポットなどにタネをまいて育てます。場所によっては、こぼれダネから育つこともあります。多年草の種類もタネから育てることができます。
株分け:多年草の種類は、春か秋に行います。
主な作業
花がら摘み、刈り込み:多年草の種類は、花がらを切り取り、茎葉の刈り込みで形を整えます。
タネの保存:一年草の種類は、タネを採ったら秋まで貯蔵しておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
多くは冷涼な気候を好みます。高温多湿では株が弱り、枯れることもあります。水はけと風通しをよくして、蒸れないようにしておき、夏の高温期以外は、できるだけ日によく当てます。環境がよければ、やせ地でも育つほど丈夫ですが、極端に乾燥させないようにします。多年草の種類は夏越しに注意します。一年草の種類は、秋まきで翌春開花するので栽培は容易です。
水やり
根がしっかり張れば乾燥に強く、庭植えではほとんど必要ありません。鉢やコンテナでは、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。多肥多湿は根腐れを招くので、水はけをよくしておくことが大切です。
肥料
マメ科植物で緑肥作物としても利用もされるので、庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えでは、生育の様子を見て液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:多肥多湿に注意すれば、病気はほとんど見られません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
害虫は見つけしだい防除します。
用土(鉢植え)
一般的な草花用培養土が利用できます。多年草の場合は、山砂や鹿沼土などを2~3割ほど混ぜておくと夏越しが容易になります。高温多湿が続くような地域では、山野草向けの用土も便利です。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:春と秋が適期です。市販のポット苗、あるいは株分けした苗を植えつけます。根づくまでは乾かさないよう水やりします。
植え替え:シロツメクサのように、地下茎やほふく茎で広がるものは、生育の状況によって植え直し、形を整えたり生育域を制限したりします。庭植えでは、刈り込みや抜き取りも行います。鉢植えでは、毎年、春か秋に株分けして植え直します。
ふやし方
タネまき:一年草のクリムソン・クローバーなどは、毎年秋にタネをまいて育てます。花壇に直にまくか、ポットなどにタネをまいて育てます。場所によっては、こぼれダネから育つこともあります。多年草の種類もタネから育てることができます。
株分け:多年草の種類は、春か秋に行います。
主な作業
花がら摘み、刈り込み:多年草の種類は、花がらを切り取り、茎葉の刈り込みで形を整えます。
タネの保存:一年草の種類は、タネを採ったら秋まで貯蔵しておきます。
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玲儿
2017年08月10日
ドクダミの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日なた、日陰、乾燥地、湿地など、ほとんど場所を選ばず、ふえすぎて困るほどよく茂ります。草丈や葉の大きさなどは環境条件によって変わり、日陰の湿地では徒長し、乾燥地では草丈が低く花つきは悪くなります。日当たりのよい適湿地では節間が詰まり、バランスのよい草姿で花もよく咲きます。また、斑入り葉の品種では、日当たりがよいほど斑の部分がくっきりと色鮮やかになります。地下茎が発達して地中深くまで伸び、寒地でも容易に冬越ししますが、凍結には弱く、鉢植えでは凍らないよう防寒が必要となります。春、新芽が伸びてからの遅霜にも注意します。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えでは用土が乾いたら、たっぷり与えます。極端な乾燥は花が咲きにくくなります。受け皿に水をためて、腰水栽培にしてもかまいません。
肥料
ほとんど必要ありませんが、鉢植えでは、春に緩効性化成肥料の置き肥を施しておくと、花つきがよくなります。
病気と害虫
ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
一般の草花用の培養土などが利用できます。あまり土質も選ばずに育てることができます。
植えつけ、 植え替え
冬の厳寒期以外ならいつでも行えますが、最適期は4月と10月です。地下茎を伸ばして広がるので、場所をよく考えてから植えつけます。広がりすぎるのを防ぐには、地中に地下茎が伸びるのを遮る囲いをしておくのもよい方法です。
ふやし方
株分け:容易に行えます。地中に残ったわずかな地下茎からもふえるので、一度ふやすと絶やすのが困難なほどです。斑入り葉のものは、先祖返りで緑葉の芽が出ることがあるので、早めに取り除いておきます。
主な作業
間引き:とにかくよく茂るので、生育を抑えるよう、間引きを行います。
切り戻し:開花後に切り戻しておきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
幅広い環境に適応し、日なた、日陰、乾燥地、湿地など、ほとんど場所を選ばず、ふえすぎて困るほどよく茂ります。草丈や葉の大きさなどは環境条件によって変わり、日陰の湿地では徒長し、乾燥地では草丈が低く花つきは悪くなります。日当たりのよい適湿地では節間が詰まり、バランスのよい草姿で花もよく咲きます。また、斑入り葉の品種では、日当たりがよいほど斑の部分がくっきりと色鮮やかになります。地下茎が発達して地中深くまで伸び、寒地でも容易に冬越ししますが、凍結には弱く、鉢植えでは凍らないよう防寒が必要となります。春、新芽が伸びてからの遅霜にも注意します。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えでは用土が乾いたら、たっぷり与えます。極端な乾燥は花が咲きにくくなります。受け皿に水をためて、腰水栽培にしてもかまいません。
肥料
ほとんど必要ありませんが、鉢植えでは、春に緩効性化成肥料の置き肥を施しておくと、花つきがよくなります。
病気と害虫
ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
一般の草花用の培養土などが利用できます。あまり土質も選ばずに育てることができます。
植えつけ、 植え替え
冬の厳寒期以外ならいつでも行えますが、最適期は4月と10月です。地下茎を伸ばして広がるので、場所をよく考えてから植えつけます。広がりすぎるのを防ぐには、地中に地下茎が伸びるのを遮る囲いをしておくのもよい方法です。
ふやし方
株分け:容易に行えます。地中に残ったわずかな地下茎からもふえるので、一度ふやすと絶やすのが困難なほどです。斑入り葉のものは、先祖返りで緑葉の芽が出ることがあるので、早めに取り除いておきます。
主な作業
間引き:とにかくよく茂るので、生育を抑えるよう、間引きを行います。
切り戻し:開花後に切り戻しておきます。
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玲儿
2017年08月10日
トウガラシ(観賞用)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。庭植えにする場合は、肥沃で日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。水はけが悪い場所では、土を高く盛ったり、腐葉土を入れて水はけをよくし、やせた土地では、堆肥を施してから植えつけましょう。
水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えでは、梅雨明けから8月下旬までは、4~5日に1回、たっぷり水を与え、過度に乾かしすぎないほうが、株が大きく育ちます。
肥料
鉢植え、庭植えともに、5月から9月の間、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、特に新芽にアブラムシが発生しやすいのでよく観察し、発生したら防除しましょう。
4月から10月の成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに葉裏にも水がかかるようにすると、発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥えた土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土2、完熟堆肥1、酸度調整済みピートモス2の配合土などを用い、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ適期は5月から8月です。根鉢をくずして植えつけると新芽がよく伸び、大きく育てることができます。寄せ植えや小さな鉢を用い、あまり株を大きくしたくないときは、すでに実がついた株を根鉢をくずさずに植えつけると、新芽の発生が遅くなり、小さな株の状態が長く保てます。植え替えの適期は7月から8月です。根が伸びる勢いが強く根詰まりしやすいので、夏に鉢増しするとよく育ちます。
ふやし方
タネまき:5月から6月が適期です。トウガラシは発芽に25~30℃の高温が必要なので、早まきは避けましょう。早まきすると発芽しなかったり、発芽しても葉の形が歪んだりすることがあります。
主な作業
特にありません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。庭植えにする場合は、肥沃で日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。水はけが悪い場所では、土を高く盛ったり、腐葉土を入れて水はけをよくし、やせた土地では、堆肥を施してから植えつけましょう。
水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。庭植えでは、梅雨明けから8月下旬までは、4~5日に1回、たっぷり水を与え、過度に乾かしすぎないほうが、株が大きく育ちます。
肥料
鉢植え、庭植えともに、5月から9月の間、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
4月から11月、特に新芽にアブラムシが発生しやすいのでよく観察し、発生したら防除しましょう。
4月から10月の成長期を通して、ハダニが発生します。特に高温と乾燥が続く夏に発生が多くなります。水やりのたびに葉裏にも水がかかるようにすると、発生が抑えられます。
用土(鉢植え)
水はけがよく肥えた土を好みます。赤玉土(中粒)5、腐葉土2、完熟堆肥1、酸度調整済みピートモス2の配合土などを用い、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜて植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
植えつけ適期は5月から8月です。根鉢をくずして植えつけると新芽がよく伸び、大きく育てることができます。寄せ植えや小さな鉢を用い、あまり株を大きくしたくないときは、すでに実がついた株を根鉢をくずさずに植えつけると、新芽の発生が遅くなり、小さな株の状態が長く保てます。植え替えの適期は7月から8月です。根が伸びる勢いが強く根詰まりしやすいので、夏に鉢増しするとよく育ちます。
ふやし方
タネまき:5月から6月が適期です。トウガラシは発芽に25~30℃の高温が必要なので、早まきは避けましょう。早まきすると発芽しなかったり、発芽しても葉の形が歪んだりすることがあります。
主な作業
特にありません。
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玲儿
2017年08月10日
チャイブの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を好みます。日当たりがよすぎると、葉が堅くなることがあります。高温乾燥には弱いので、夏は半日陰で管理します。冬は葉がなくなりますが地下茎は生育しており、春に芽を伸ばします。
水やり
乾燥には弱く、特に成長期に水が不足しないように水やりをします。
庭植えは、晴天が続く4月から5月ごろに水が不足すると、葉の先が枯れてきます。葉がよく伸びる時期には、水やりをします。
鉢植えは、冬は地上部がなくなりますが、乾燥しすぎないよう忘れずに水をやります。
肥料
庭植えは、植えつけの数週間前に腐葉土、堆肥、有機質肥料(または緩効性肥料)を、また1週間前に苦土石灰をすき込んでおきます。
鉢植えは、用土に元肥として緩効性肥料を加えます。
肥料が不足すると葉先が黄色くなってきます。成長期には、水やりを兼ねて液体肥料を施すか、緩効性肥料を株元から離れたところに置きます。
病気と害虫
病気:ネギさび病
降雨が多い春と秋に、ネギさび病が発生することがあります。
害虫:アブラムシ
春と秋にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を用います(例えば、市販の野菜用培養土、または赤玉土小粒と腐葉土を1:1の割合でブレンドしたものに、それぞれ少量の苦土石灰を混ぜる)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:発芽した苗が10cmくらいに育ったら、数本をまとめて1株にして定植します。深さ2~3cmに植えつけます。
植え替え:年数がたつと、葉が堅くなったり、ふえて葉が細くなったりするので、株分けを兼ねて植え替えます。こぼれダネから芽生えた苗は、春か秋に育てたい場所に植え替えます。
ふやし方
タネまき:開花後、黒く完熟したタネがこぼれてふえますが、採種して秋にまくこともできます。発芽時に光を嫌う嫌光性種子なので、タネまき後は土を厚めに1cmほどかぶせます。春先は暖かくなってからのほうが発芽率は高くなるので、タネをまいた鉢などは日陰に置くのではなく、覆土して暖かい日当たりに置きます。タネから育てたものは、翌年にならないと花は咲きません。多年草ですが、年とともに葉が堅くなってくるので、3~4年を目安にタネまきや株分けで株を更新します。
株分け:地下茎が密集すると生育が悪くなるので、春か秋に株分けします。
主な作業
収穫:葉は地際から4~5cmのところで切って、適宜収穫します。収穫後は液体肥料を施しておきます。成長が早く、繰り返し収穫が可能ですが、収穫し続けると花は咲かないので、葉を収穫する株と、花やタネを収穫する株を分けます。たくさん収穫できたときは、細かく刻んで密閉容器に入れ、冷凍保存します。家庭での乾燥保存は向きません。
花が開いてきたらタネにならないうちに摘み、食用にします。花茎を根元から切って乾燥させ、ドライフラワーにすることもできます。花の収穫後は、葉を地面から5cmくらいまで切り戻して、新しい葉の成長を促します。
夏越しの工夫:株元をわらなどでマルチングすると、太陽熱による地温の上昇や余分な水分の蒸散を防ぐことができます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を好みます。日当たりがよすぎると、葉が堅くなることがあります。高温乾燥には弱いので、夏は半日陰で管理します。冬は葉がなくなりますが地下茎は生育しており、春に芽を伸ばします。
水やり
乾燥には弱く、特に成長期に水が不足しないように水やりをします。
庭植えは、晴天が続く4月から5月ごろに水が不足すると、葉の先が枯れてきます。葉がよく伸びる時期には、水やりをします。
鉢植えは、冬は地上部がなくなりますが、乾燥しすぎないよう忘れずに水をやります。
肥料
庭植えは、植えつけの数週間前に腐葉土、堆肥、有機質肥料(または緩効性肥料)を、また1週間前に苦土石灰をすき込んでおきます。
鉢植えは、用土に元肥として緩効性肥料を加えます。
肥料が不足すると葉先が黄色くなってきます。成長期には、水やりを兼ねて液体肥料を施すか、緩効性肥料を株元から離れたところに置きます。
病気と害虫
病気:ネギさび病
降雨が多い春と秋に、ネギさび病が発生することがあります。
害虫:アブラムシ
春と秋にアブラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を用います(例えば、市販の野菜用培養土、または赤玉土小粒と腐葉土を1:1の割合でブレンドしたものに、それぞれ少量の苦土石灰を混ぜる)。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:発芽した苗が10cmくらいに育ったら、数本をまとめて1株にして定植します。深さ2~3cmに植えつけます。
植え替え:年数がたつと、葉が堅くなったり、ふえて葉が細くなったりするので、株分けを兼ねて植え替えます。こぼれダネから芽生えた苗は、春か秋に育てたい場所に植え替えます。
ふやし方
タネまき:開花後、黒く完熟したタネがこぼれてふえますが、採種して秋にまくこともできます。発芽時に光を嫌う嫌光性種子なので、タネまき後は土を厚めに1cmほどかぶせます。春先は暖かくなってからのほうが発芽率は高くなるので、タネをまいた鉢などは日陰に置くのではなく、覆土して暖かい日当たりに置きます。タネから育てたものは、翌年にならないと花は咲きません。多年草ですが、年とともに葉が堅くなってくるので、3~4年を目安にタネまきや株分けで株を更新します。
株分け:地下茎が密集すると生育が悪くなるので、春か秋に株分けします。
主な作業
収穫:葉は地際から4~5cmのところで切って、適宜収穫します。収穫後は液体肥料を施しておきます。成長が早く、繰り返し収穫が可能ですが、収穫し続けると花は咲かないので、葉を収穫する株と、花やタネを収穫する株を分けます。たくさん収穫できたときは、細かく刻んで密閉容器に入れ、冷凍保存します。家庭での乾燥保存は向きません。
花が開いてきたらタネにならないうちに摘み、食用にします。花茎を根元から切って乾燥させ、ドライフラワーにすることもできます。花の収穫後は、葉を地面から5cmくらいまで切り戻して、新しい葉の成長を促します。
夏越しの工夫:株元をわらなどでマルチングすると、太陽熱による地温の上昇や余分な水分の蒸散を防ぐことができます。
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文章
玲儿
2017年08月08日
チオノドクサの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
開花期にはよく日が当たり、夏は日陰になる場所が適します。どちらかといえば冷涼地のほうが栽培しやすく、株もよくふえるようです。暖地では特に水はけをよくしておくことが大切です。球根は、暑さを避けるように地中深くにもぐっていくので、よく耕して水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
鉢植えやコンテナは、11月ごろから開花後5月ごろまでは乾かさないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。夏の休眠中は必要ありません。太平洋側では冬に乾燥しやすいので、芽が出るまでは日陰に置き、強い乾風を防いでおくとよいでしょう。
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えは、少量の元肥のほか、芽が出始めたときと開花直後に液体肥料を追肥します。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。水はけのよいことが条件で、ピートモスの多い用土は不向きです。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は10月から11月です。庭植えの場合は落葉樹の陰になる場所や、夏の間はほかの草花で覆われて日陰になる場所を選び、庭土に腐葉土などを混ぜて植えつけます。植える深さは5~6cmくらい、株間は狭くてもかまいません。
植え替え:庭植えでは数年間は植えっぱなしのほうが生育もよく、場所によっては、こぼれダネでもふえるほどです。鉢植えは、1~2年に1回、秋早めに植え直しをします。4号鉢で5球くらいが目安です。
ふやし方
分球:主に分球でふえていきます。
タネまき:タネまきも容易で、秋にまくかとりまきをします。開花まで3~4年かかります。
主な作業
花がら摘み:タネをとらないときは、球根を太らせるため、早めに花がらを取り除きます。茎を残して花の部分だけを取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
開花期にはよく日が当たり、夏は日陰になる場所が適します。どちらかといえば冷涼地のほうが栽培しやすく、株もよくふえるようです。暖地では特に水はけをよくしておくことが大切です。球根は、暑さを避けるように地中深くにもぐっていくので、よく耕して水はけをよくしておくことが大切です。
水やり
鉢植えやコンテナは、11月ごろから開花後5月ごろまでは乾かさないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。夏の休眠中は必要ありません。太平洋側では冬に乾燥しやすいので、芽が出るまでは日陰に置き、強い乾風を防いでおくとよいでしょう。
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
肥料
庭植えではほとんど必要ありません。鉢植えは、少量の元肥のほか、芽が出始めたときと開花直後に液体肥料を追肥します。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ほとんど見られません。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け培養土が利用できます。水はけのよいことが条件で、ピートモスの多い用土は不向きです。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:適期は10月から11月です。庭植えの場合は落葉樹の陰になる場所や、夏の間はほかの草花で覆われて日陰になる場所を選び、庭土に腐葉土などを混ぜて植えつけます。植える深さは5~6cmくらい、株間は狭くてもかまいません。
植え替え:庭植えでは数年間は植えっぱなしのほうが生育もよく、場所によっては、こぼれダネでもふえるほどです。鉢植えは、1~2年に1回、秋早めに植え直しをします。4号鉢で5球くらいが目安です。
ふやし方
分球:主に分球でふえていきます。
タネまき:タネまきも容易で、秋にまくかとりまきをします。開花まで3~4年かかります。
主な作業
花がら摘み:タネをとらないときは、球根を太らせるため、早めに花がらを取り除きます。茎を残して花の部分だけを取ります。
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文章
玲儿
2017年08月08日
タンチョウソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
真夏以外は日なたで育てます。特に、新芽が展開する時期に日陰に置くと、徒長して軟弱に育ち、姿が乱れます。7月から9月は朝日が当たる明るい日陰で管理します。
庭植えは、土を盛ってある部分に植えるか、石組みやロックガーデンの岩陰の部分に植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。夏の間は、葉にもたっぷりかけると、なおよいです。根茎が密集して水がしみ込みにくい場合はバケツにつけて、気泡が出なくなってから引き上げます。
庭植えは、夕方になってもしおれているようなら、十分に水を与えます。
肥料
春に新芽が動きだしてから葉が開ききるころまで、チッ素がやや多めの液体肥料を1500倍に薄めて、月2~3回施します。または、チッ素主体の固形の化成肥料を置き肥します。夏の終わりから10月は、リン酸が多く、チッ素を含まない液体肥料を1500倍に薄めて、月2~3回施します。休眠中は追肥の必要はありません。
盆栽として仕立てる場合は無肥料、または夏の終わりから10月にかけての追肥だけで十分です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ
アブラムシは植物の汁を吸い、ヨトウムシは食害します。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
軽石小粒、硬質鹿沼土小粒(または日向土小粒)、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)を等量か2:4:4の割合で混ぜて使います。用土は先に水でよく洗ってみじんを完全に抜いておきます。赤玉土はふるいでしっかりふるっておきましょう。
盆栽として小鉢につくる場合は、赤玉土の単用でも大丈夫です。
植えつけ、 植え替え
休眠中に毎年行います。根鉢を2/3ほど削り、植え直します。根茎が重なり合うほどになっていたら、同時に株分けをします。植え込むときに、芽の伸びる余地を確保しておくことが必要です。
盆栽として育てる場合は2~3年ごとに植え替えます。
ふやし方
株分け:休眠時に行います。大きくなった株は、3分割か4分割程度に分けることができます。根茎は堅いので、よく切れるハサミなどを使って切り分けましょう。
主な作業
花茎切り:タネをとらない場合は、花が終わったら花茎をつけ根から切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
真夏以外は日なたで育てます。特に、新芽が展開する時期に日陰に置くと、徒長して軟弱に育ち、姿が乱れます。7月から9月は朝日が当たる明るい日陰で管理します。
庭植えは、土を盛ってある部分に植えるか、石組みやロックガーデンの岩陰の部分に植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。夏の間は、葉にもたっぷりかけると、なおよいです。根茎が密集して水がしみ込みにくい場合はバケツにつけて、気泡が出なくなってから引き上げます。
庭植えは、夕方になってもしおれているようなら、十分に水を与えます。
肥料
春に新芽が動きだしてから葉が開ききるころまで、チッ素がやや多めの液体肥料を1500倍に薄めて、月2~3回施します。または、チッ素主体の固形の化成肥料を置き肥します。夏の終わりから10月は、リン酸が多く、チッ素を含まない液体肥料を1500倍に薄めて、月2~3回施します。休眠中は追肥の必要はありません。
盆栽として仕立てる場合は無肥料、または夏の終わりから10月にかけての追肥だけで十分です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ
アブラムシは植物の汁を吸い、ヨトウムシは食害します。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
軽石小粒、硬質鹿沼土小粒(または日向土小粒)、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)を等量か2:4:4の割合で混ぜて使います。用土は先に水でよく洗ってみじんを完全に抜いておきます。赤玉土はふるいでしっかりふるっておきましょう。
盆栽として小鉢につくる場合は、赤玉土の単用でも大丈夫です。
植えつけ、 植え替え
休眠中に毎年行います。根鉢を2/3ほど削り、植え直します。根茎が重なり合うほどになっていたら、同時に株分けをします。植え込むときに、芽の伸びる余地を確保しておくことが必要です。
盆栽として育てる場合は2~3年ごとに植え替えます。
ふやし方
株分け:休眠時に行います。大きくなった株は、3分割か4分割程度に分けることができます。根茎は堅いので、よく切れるハサミなどを使って切り分けましょう。
主な作業
花茎切り:タネをとらない場合は、花が終わったら花茎をつけ根から切ります。
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文章
玲儿
2017年08月08日
タツナミソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
最も一般的なコバノタツナミは、日なたから明るい日陰までさまざまな環境の場所で栽培できます。できれば春の間は日なたのほうが美しく育ちます。風通しがよいほうがしっかりと育つので、ある程度開けた場所で育てます。
庭植えの場合も水がたまるような場所でなければよく、乾燥しがちな場所でも生育します。あまり土質を選り好みしません。
コバノタツナミ、ナミキソウ、コガネバナ以外の種は、夏の間は明るい日陰がよく、サクテラリア・アルピナを地面に植える場合はロックガーデンに植えます。
水やり
表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は特に必要ありません。
肥料
春の芽出し以降と夏前に、それぞれ1~2回、チッ素、リン酸、カリウムを等量に配合した緩効性の化成肥料や配合肥料などを施します。施す量は少量でよく、1回に3号鉢当たり一つまみ程度で十分です。肥料が多すぎると姿が乱れるので、施しすぎに注意します。庭植えの場合は特に必要ありません。
大型になるコガネバナは、ほかの宿根草と同様に、草花用の液体肥料などを月に1~2回ほど追肥します。
盆栽のように小さく育てる場合は、まったく無肥料でもかまいません。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ときにハダニがつくことがありますが、重症になることはまれです。
用土(鉢植え)
普通の草花用培養土に、赤玉土小粒を4割ほど混ぜたもので植えつけます。水はけがよく、ほどほどに肥沃な土であれば使い慣れたものでかまいません。盆栽のように小さくつくる場合は、山砂主体の用土や赤玉土主体の用土を用います。
サクテラリア・アルピナは、高山植物用培養土や、軽石、硬質鹿沼土(または日向土)、桐生砂(または赤玉土)の各小粒を等量配合か、2:4:4の割合で混ぜて使います。市販の山野草用培養土もよいでしょう。
いずれの場合も一回水でよく洗ってみじんを完全に抜きます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年植え替えます。時期は2月から3月の芽出し前、花後、9月から10月上旬です。盆栽のようにつくってあるものでも、タツナミソウがメインの場合は毎年植え替えてください。
庭植えの場合は特に植え替える必要はありません。
ふやし方
タネまき:6月から9月にタネをとって、冷蔵庫に保管し、翌年の2月から3月上旬にまきます。まいたタネは順調に成長すれば2年目に開花します。種類によってはわざわざまかなくても、こぼれダネでたくさん生えてきます。
株分け:植え替えと同時に行います。茎や地下茎が絡み合ってきれいに分けにくいので、あまり小分けにせず株を3つから4つに分割します。
さし芽:6月から7月に、成長した茎を切って清潔な用土にさします。根づいたらポットに鉢上げしておきます。普通のさし芽の要領でよくつきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
最も一般的なコバノタツナミは、日なたから明るい日陰までさまざまな環境の場所で栽培できます。できれば春の間は日なたのほうが美しく育ちます。風通しがよいほうがしっかりと育つので、ある程度開けた場所で育てます。
庭植えの場合も水がたまるような場所でなければよく、乾燥しがちな場所でも生育します。あまり土質を選り好みしません。
コバノタツナミ、ナミキソウ、コガネバナ以外の種は、夏の間は明るい日陰がよく、サクテラリア・アルピナを地面に植える場合はロックガーデンに植えます。
水やり
表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は特に必要ありません。
肥料
春の芽出し以降と夏前に、それぞれ1~2回、チッ素、リン酸、カリウムを等量に配合した緩効性の化成肥料や配合肥料などを施します。施す量は少量でよく、1回に3号鉢当たり一つまみ程度で十分です。肥料が多すぎると姿が乱れるので、施しすぎに注意します。庭植えの場合は特に必要ありません。
大型になるコガネバナは、ほかの宿根草と同様に、草花用の液体肥料などを月に1~2回ほど追肥します。
盆栽のように小さく育てる場合は、まったく無肥料でもかまいません。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ときにハダニがつくことがありますが、重症になることはまれです。
用土(鉢植え)
普通の草花用培養土に、赤玉土小粒を4割ほど混ぜたもので植えつけます。水はけがよく、ほどほどに肥沃な土であれば使い慣れたものでかまいません。盆栽のように小さくつくる場合は、山砂主体の用土や赤玉土主体の用土を用います。
サクテラリア・アルピナは、高山植物用培養土や、軽石、硬質鹿沼土(または日向土)、桐生砂(または赤玉土)の各小粒を等量配合か、2:4:4の割合で混ぜて使います。市販の山野草用培養土もよいでしょう。
いずれの場合も一回水でよく洗ってみじんを完全に抜きます。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは毎年植え替えます。時期は2月から3月の芽出し前、花後、9月から10月上旬です。盆栽のようにつくってあるものでも、タツナミソウがメインの場合は毎年植え替えてください。
庭植えの場合は特に植え替える必要はありません。
ふやし方
タネまき:6月から9月にタネをとって、冷蔵庫に保管し、翌年の2月から3月上旬にまきます。まいたタネは順調に成長すれば2年目に開花します。種類によってはわざわざまかなくても、こぼれダネでたくさん生えてきます。
株分け:植え替えと同時に行います。茎や地下茎が絡み合ってきれいに分けにくいので、あまり小分けにせず株を3つから4つに分割します。
さし芽:6月から7月に、成長した茎を切って清潔な用土にさします。根づいたらポットに鉢上げしておきます。普通のさし芽の要領でよくつきます。
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文章
玲儿
2017年08月06日
ダチュラの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
温暖で日照の多い気候を好むので、日当たりのよい場所が適します。暑さには強く、夏の間は旺盛に生育して、次々と花を咲かせます。
ダチュラ・メテルは一年草で、冬には枯れます。多年生の種は、地中の芽が凍結しなければ冬越しできます。
水やり
成長・開花にはかなりの水分を必要とします。庭植えで根がしっかり張ったものでは、ほとんど水やりの必要はありませんが、鉢植えでは乾燥させないよう、用土が乾き始めたら、たっぷりと水を与えます。
肥料
庭植えの場合、やせ地でも育ちますが、花を多く咲かせるには、植えつけ時の土壌改良と追肥が有効です。
鉢植えでは、肥料不足になると花が咲きにくくなるので、生育中は定期的に、月1回置き肥を施すか、液体肥料を月3~4回施します。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ハダニ
夏は乾燥でハダニがつくことがあります。ハダニは湿気を嫌うので、ホースなどで葉裏に水をかけておくとよいでしょう。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗の植えつけは4月から6月が適期で、7月も可能です。遅くなると株が大きく育たず、花も少なくなります。日当たりのよい場所を選び、腐葉土や堆肥などを混ぜて深く耕してから植えつけます。根づくまでは乾燥させないよう、土の乾き具合を見てたっぷりと水やりをします。
ふやし方
タネまき:主にタネでふやします。果実は直径5cmくらいで丸く、中に多数のタネが入っています。果実が割れたらタネをとり、春まで乾燥貯蔵しておきます。
タネまきの適期は4月から5月です。遅れると株が大きく育たず、花数も少なくなります。タネは比較的大きく、ポットにまいて育苗するのが確実ですが、花壇に直まきもできます。
主な作業
刈り込み:ほとんど放任でもよいくらいです。伸びすぎた枝や不要な部分は刈り込んでおきます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
温暖で日照の多い気候を好むので、日当たりのよい場所が適します。暑さには強く、夏の間は旺盛に生育して、次々と花を咲かせます。
ダチュラ・メテルは一年草で、冬には枯れます。多年生の種は、地中の芽が凍結しなければ冬越しできます。
水やり
成長・開花にはかなりの水分を必要とします。庭植えで根がしっかり張ったものでは、ほとんど水やりの必要はありませんが、鉢植えでは乾燥させないよう、用土が乾き始めたら、たっぷりと水を与えます。
肥料
庭植えの場合、やせ地でも育ちますが、花を多く咲かせるには、植えつけ時の土壌改良と追肥が有効です。
鉢植えでは、肥料不足になると花が咲きにくくなるので、生育中は定期的に、月1回置き肥を施すか、液体肥料を月3~4回施します。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ハダニ
夏は乾燥でハダニがつくことがあります。ハダニは湿気を嫌うので、ホースなどで葉裏に水をかけておくとよいでしょう。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:ポット苗の植えつけは4月から6月が適期で、7月も可能です。遅くなると株が大きく育たず、花も少なくなります。日当たりのよい場所を選び、腐葉土や堆肥などを混ぜて深く耕してから植えつけます。根づくまでは乾燥させないよう、土の乾き具合を見てたっぷりと水やりをします。
ふやし方
タネまき:主にタネでふやします。果実は直径5cmくらいで丸く、中に多数のタネが入っています。果実が割れたらタネをとり、春まで乾燥貯蔵しておきます。
タネまきの適期は4月から5月です。遅れると株が大きく育たず、花数も少なくなります。タネは比較的大きく、ポットにまいて育苗するのが確実ですが、花壇に直まきもできます。
主な作業
刈り込み:ほとんど放任でもよいくらいです。伸びすぎた枝や不要な部分は刈り込んでおきます。
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