文章
玲儿
2017年08月06日
ダイモンジソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風通しのよい明るい日陰で育てます。湿度は高いほうがよく、置き場の地面は土のままか、人工芝などを敷いて水をまき、湿度を高めるようにします。
庭植えは、ウェットウォール(ロックガーデンの1タイプで湿った岸壁を模したもの)を築き、そこに鉢植え用の用土を入れて植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植え、湿度が保たれて環境が穏やかになるように工夫します。
イズノシマダイモンジソウは花期が11月から1月と遅いため、北風と凍結を避けられる場所で越冬させます。
水やり
用土が乾かないように、常にある程度湿り気があるようにします。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。石づきのものなら水盤にのせて水を張っておきましょう。
肥料
植えつけの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、3号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて、月2回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。小型の種類は真夏の間は無肥料でも問題ありません。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は感染した葉を取り除きます。風通し不良が根本的な原因なので、栽培環境の見直しが必要です。
害虫:ハダニ、ヨトウムシ、アブラムシ
ハダニは空中湿度の不足が根本的な原因なので、栽培環境の見直しが必要です。ヨトウムシとアブラムシは見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量混ぜたものに、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを3割ほど混ぜて植えます。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らします。
盆栽的に育てる場合は石づきとし、ケト土をよく練ったものを厚さ0.5~1cmに塗った上に根と根茎を広げて植え、表面にコケを張って木綿糸などで固定しておきます。
植えつけ、 植え替え
毎年、休眠中の2月から3月に植え替えます。適期を逃したときは、夏前の5月から6月に、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:植え替えの際に株分けができます。細かく分けず、1/3~1/2程度に分ける程度にとどめます。園芸品種は株分けでふやします。
タネまき:花後に実るタネを乾燥させて保管し、翌春2月から3月にまきます。できれば湿らせた川砂などに混ぜて、冷蔵庫の野菜室に入れて保管しておきます。発芽率はよいので、厚まきにならないように注意します。順調に成長すると、まいた年の秋に開花するものもあります。
主な作業
花茎切り:タネをとらないときは、花が終わったら、タネが実らないうちに花茎を切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
風通しのよい明るい日陰で育てます。湿度は高いほうがよく、置き場の地面は土のままか、人工芝などを敷いて水をまき、湿度を高めるようにします。
庭植えは、ウェットウォール(ロックガーデンの1タイプで湿った岸壁を模したもの)を築き、そこに鉢植え用の用土を入れて植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植え、湿度が保たれて環境が穏やかになるように工夫します。
イズノシマダイモンジソウは花期が11月から1月と遅いため、北風と凍結を避けられる場所で越冬させます。
水やり
用土が乾かないように、常にある程度湿り気があるようにします。夏の間は二重鉢にするか、砂床に置いて暑さと乾燥から保護します。石づきのものなら水盤にのせて水を張っておきましょう。
肥料
植えつけの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、3号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて、月2回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。小型の種類は真夏の間は無肥料でも問題ありません。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は感染した葉を取り除きます。風通し不良が根本的な原因なので、栽培環境の見直しが必要です。
害虫:ハダニ、ヨトウムシ、アブラムシ
ハダニは空中湿度の不足が根本的な原因なので、栽培環境の見直しが必要です。ヨトウムシとアブラムシは見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量混ぜたものに、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを3割ほど混ぜて植えます。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らします。
盆栽的に育てる場合は石づきとし、ケト土をよく練ったものを厚さ0.5~1cmに塗った上に根と根茎を広げて植え、表面にコケを張って木綿糸などで固定しておきます。
植えつけ、 植え替え
毎年、休眠中の2月から3月に植え替えます。適期を逃したときは、夏前の5月から6月に、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:植え替えの際に株分けができます。細かく分けず、1/3~1/2程度に分ける程度にとどめます。園芸品種は株分けでふやします。
タネまき:花後に実るタネを乾燥させて保管し、翌春2月から3月にまきます。できれば湿らせた川砂などに混ぜて、冷蔵庫の野菜室に入れて保管しておきます。発芽率はよいので、厚まきにならないように注意します。順調に成長すると、まいた年の秋に開花するものもあります。
主な作業
花茎切り:タネをとらないときは、花が終わったら、タネが実らないうちに花茎を切ります。
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玲儿
2017年08月06日
ダイコンドラ(ディコンドラ)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みますが、ミクランサはやや日陰となるところでもよく育ちます。アルゲンテアのシルバーリーフのほうが強光で焼けそうに思いますが、じつは日ざしに強く、むしろ日陰だと葉が美しい銀葉になりません。また、ミクランサは、湿り気のある土壌を好み、ひどく乾燥すると葉縁から枯れ込んできます。水草として扱われることもあります。一方、アルゲンテアは乾燥に強い反面、過湿になると葉が黒くなってとろけてきます。タイプに合った植え場所を選び、必要に応じて土壌改良をします。
水やり
ミクランサは湿り気を好み、アルゲンテアは乾燥を好むので、タイプに応じた水やりを行います。鉢植えの場合は、土がよく乾いたらたっぷりと水やりすれば問題ありません。
肥料
植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施します。追肥は鉢植えの場合のみ、春と秋に薄めの液体肥料を施せば生育がより旺盛になります。しかし、特に気遣う必要はなく、ほかの植物に合わせて施せば十分です。むしろ、肥料の施しすぎや高濃度の化成肥料を施すのは禁物です。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、パーライト(日向土)1の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から5月上旬、または9月中旬から10月中旬にタネをまくか、ポット苗を植えつけます。植え替えは株が混み合ってきた場合に、株分けを兼ねて行います。
ふやし方
さし芽(茎伏せ):茎を好みの長さに切り、横にして軽く土をかけておけば、節から発根して活着します。
タネまき:発芽適温は20~22℃で、4月から6月、もしくは9月から10月にタネをまきます。1~2cmほどの覆土をし、発芽するまでは乾かないように水やりをします。
株分け:株が混み合ってきたら、3月下旬から4月中旬に株分けします。
主な作業
特に作業は不要です。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みますが、ミクランサはやや日陰となるところでもよく育ちます。アルゲンテアのシルバーリーフのほうが強光で焼けそうに思いますが、じつは日ざしに強く、むしろ日陰だと葉が美しい銀葉になりません。また、ミクランサは、湿り気のある土壌を好み、ひどく乾燥すると葉縁から枯れ込んできます。水草として扱われることもあります。一方、アルゲンテアは乾燥に強い反面、過湿になると葉が黒くなってとろけてきます。タイプに合った植え場所を選び、必要に応じて土壌改良をします。
水やり
ミクランサは湿り気を好み、アルゲンテアは乾燥を好むので、タイプに応じた水やりを行います。鉢植えの場合は、土がよく乾いたらたっぷりと水やりすれば問題ありません。
肥料
植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施します。追肥は鉢植えの場合のみ、春と秋に薄めの液体肥料を施せば生育がより旺盛になります。しかし、特に気遣う必要はなく、ほかの植物に合わせて施せば十分です。むしろ、肥料の施しすぎや高濃度の化成肥料を施すのは禁物です。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、パーライト(日向土)1の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から5月上旬、または9月中旬から10月中旬にタネをまくか、ポット苗を植えつけます。植え替えは株が混み合ってきた場合に、株分けを兼ねて行います。
ふやし方
さし芽(茎伏せ):茎を好みの長さに切り、横にして軽く土をかけておけば、節から発根して活着します。
タネまき:発芽適温は20~22℃で、4月から6月、もしくは9月から10月にタネをまきます。1~2cmほどの覆土をし、発芽するまでは乾かないように水やりをします。
株分け:株が混み合ってきたら、3月下旬から4月中旬に株分けします。
主な作業
特に作業は不要です。
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玲儿
2017年08月06日
センテッドゼラニウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。長雨に当てると、草姿が乱れたり、花が腐ったりしやすいので、鉢植えであれば軒下などへ移動させます。鉢植えにも庭植えにもできますが、庭植えの場合は、水はけをよくするため、土を10cm程度盛って高くしておくとよいでしょう。冬は凍るような寒さが続くと、品種によって枯死することがあるので、軒下へ移したり、防寒をします。
水やり
鉢植えの場合は、鉢土がよく乾いたら、鉢底から流れ出るほどたっぷりと水やりします。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
肥料
用土にはあらかじめ元肥としてカルシウムを含む緩効性化成肥料を混ぜておきます。追肥は、春から初夏、および秋の成長期に、液体肥料を施すか、緩効性化成肥料を置き肥します。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミは白い虫で、葉裏につき、株を揺すると一斉に飛び立ちます。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。また、ややアルカリ性(pH7.0程度)の土壌を好むので、用土にはあらかじめ苦土石灰を混ぜて調整しておくとよいでしょう。用土は、市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えます。
植えつけ、 植え替え
春に購入したポット苗は、直ちに5号程度の大きさの鉢に鉢上げします。その後の鉢増しや植え替えは、根がよく張って詰まり気味になってきたときに行います。真夏と冬を除いて、植え替え作業を行うことができます。
ふやし方
さし木でふやします。茎の先端を10cm程度に切り、下葉を取ります。水はけのよい土にさすと数週間で発根します。
主な作業
花がら摘み:花房のほぼ全体が咲き終わったら、花茎のつけ根から折り取ります。
切り戻し:春から続いた開花は梅雨時期に一段落します。葉を少し残すように、草丈の約半分くらいの位置で切り戻します。梅雨時期に行わなかった場合は、9月から10月に同様に切り戻し、また梅雨時期に行った場合も、形を整える程度に切りそろえるとよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。長雨に当てると、草姿が乱れたり、花が腐ったりしやすいので、鉢植えであれば軒下などへ移動させます。鉢植えにも庭植えにもできますが、庭植えの場合は、水はけをよくするため、土を10cm程度盛って高くしておくとよいでしょう。冬は凍るような寒さが続くと、品種によって枯死することがあるので、軒下へ移したり、防寒をします。
水やり
鉢植えの場合は、鉢土がよく乾いたら、鉢底から流れ出るほどたっぷりと水やりします。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
肥料
用土にはあらかじめ元肥としてカルシウムを含む緩効性化成肥料を混ぜておきます。追肥は、春から初夏、および秋の成長期に、液体肥料を施すか、緩効性化成肥料を置き肥します。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミは白い虫で、葉裏につき、株を揺すると一斉に飛び立ちます。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。また、ややアルカリ性(pH7.0程度)の土壌を好むので、用土にはあらかじめ苦土石灰を混ぜて調整しておくとよいでしょう。用土は、市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えます。
植えつけ、 植え替え
春に購入したポット苗は、直ちに5号程度の大きさの鉢に鉢上げします。その後の鉢増しや植え替えは、根がよく張って詰まり気味になってきたときに行います。真夏と冬を除いて、植え替え作業を行うことができます。
ふやし方
さし木でふやします。茎の先端を10cm程度に切り、下葉を取ります。水はけのよい土にさすと数週間で発根します。
主な作業
花がら摘み:花房のほぼ全体が咲き終わったら、花茎のつけ根から折り取ります。
切り戻し:春から続いた開花は梅雨時期に一段落します。葉を少し残すように、草丈の約半分くらいの位置で切り戻します。梅雨時期に行わなかった場合は、9月から10月に同様に切り戻し、また梅雨時期に行った場合も、形を整える程度に切りそろえるとよいでしょう。
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玲儿
2017年08月06日
ゼフィランサスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりもしくは明るい半日陰で育てます。水はけのよい土壌を好むので、粘土質の土壌であれば、パーライトや有機質の堆肥などを加えて改良します。半耐寒性の種には、冬に盛り土やマルチングを施して防寒します。
水やり
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。カラカラになる土壌を嫌うので、夏に雨の降らない日が続くときは、庭植えであっても水やりをします。特に生育期は水切れに注意しましょう。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、10月ごろにカリ分の多い化成肥料を株の周囲に施します。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合土とします。
植えつけ、 植え替え
3月中旬から4月下旬に球根を植えつけます。密植するときれいなので、庭植えであれば、3~5cm間隔で植え、覆土を約5cmします。鉢植えであれば、5号鉢に7球程度、球根の上部が土に隠れる程度に浅く植えつけます。4~5年は植えっぱなしにできますが、球根が混み合いすぎると咲きにくくなります。落葉しないので、掘り上げるタイミングを逸することが多いですが、葉をつけたまま株分けの要領で球根を分け、植え直します。
ふやし方
春に分球でふやします。こぼれダネでもふえます。
主な作業
古葉摘み:春に新葉が出ますが、常緑であるため、年々葉が茂ってきます。冬の間に、傷んだ古い葉を取り除き、葉が混み合わないようにしましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりもしくは明るい半日陰で育てます。水はけのよい土壌を好むので、粘土質の土壌であれば、パーライトや有機質の堆肥などを加えて改良します。半耐寒性の種には、冬に盛り土やマルチングを施して防寒します。
水やり
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。カラカラになる土壌を嫌うので、夏に雨の降らない日が続くときは、庭植えであっても水やりをします。特に生育期は水切れに注意しましょう。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、10月ごろにカリ分の多い化成肥料を株の周囲に施します。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合土とします。
植えつけ、 植え替え
3月中旬から4月下旬に球根を植えつけます。密植するときれいなので、庭植えであれば、3~5cm間隔で植え、覆土を約5cmします。鉢植えであれば、5号鉢に7球程度、球根の上部が土に隠れる程度に浅く植えつけます。4~5年は植えっぱなしにできますが、球根が混み合いすぎると咲きにくくなります。落葉しないので、掘り上げるタイミングを逸することが多いですが、葉をつけたまま株分けの要領で球根を分け、植え直します。
ふやし方
春に分球でふやします。こぼれダネでもふえます。
主な作業
古葉摘み:春に新葉が出ますが、常緑であるため、年々葉が茂ってきます。冬の間に、傷んだ古い葉を取り除き、葉が混み合わないようにしましょう。
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玲儿
2017年08月06日
西洋オダマキの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
午前中は日なた、午後は明るい日陰になる場所で栽培します。7月から9月上旬の間は30~40%の遮光下に置いて葉焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風が当たらないような場所に置きます。庭植えにする場合は、10~20cm盛り土した上に植えます。
水やり
表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥していないかぎり必要ありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、4号鉢で三つまみ施します。3月から9月は、週1回、液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:うどんこ病
主に夏前に発生します。葉の表面に白っぽい粉(胞子)をふく前に葉ごとちぎって処分します。被害がひどい場合は、一度葉を切り捨てて再生させます。
害虫:ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ
ヨトウムシは夜間に現れ、葉や若い蕾を暴食します。5月前後と9月前後の春秋2回を中心に発生し、温暖な地域では1年中発生する場合があります。ハダニは暑くなる夏を中心に発生し、葉が白くかすれたようになります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。心配な場合は、鹿沼土、赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土してから植えると、生育がよくなります。
植えつけ、 植え替え
毎年、または1年おきに行います。適期は芽が出る直前の2月から3月の上旬です。実生苗は成長に合わせて時期を問わず植え替え(鉢増し)を行います。その際、太いゴボウ状の根は傷つけないように注意しましょう。
ふやし方
タネまき:6月から7月に採取したタネを、冷蔵庫で保管して翌年の2月から3月上旬にまきます。発芽率はよいので密まきにならないように注意します。まいたタネは順調であれば2年目に開花します。
株分け:植え替えと同時に行います。古くなった根茎を、自然に分かれている部分で分けます。もしつながっていても、それぞれの芽に十分に根があるのならナイフなどで切り分けてもかまいません。その場合、切り口には癒合剤や殺菌剤を塗って保護しておきます。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、大部分の花が咲き終わった段階で花茎を切り取ります。どこで切っても問題ありませんが、根元の葉は残しておきましょう。
タネの採取:6月から7月に熟して先端が開いた果実を取って、タネを集めます。オダマキの仲間はたいへん交雑しやすいので、複数種のオダマキの仲間を栽培している場合は袋かけをして自分で交配するか、タネとり用の親株は隔離しておきましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
午前中は日なた、午後は明るい日陰になる場所で栽培します。7月から9月上旬の間は30~40%の遮光下に置いて葉焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風が当たらないような場所に置きます。庭植えにする場合は、10~20cm盛り土した上に植えます。
水やり
表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥していないかぎり必要ありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、4号鉢で三つまみ施します。3月から9月は、週1回、液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:うどんこ病
主に夏前に発生します。葉の表面に白っぽい粉(胞子)をふく前に葉ごとちぎって処分します。被害がひどい場合は、一度葉を切り捨てて再生させます。
害虫:ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ
ヨトウムシは夜間に現れ、葉や若い蕾を暴食します。5月前後と9月前後の春秋2回を中心に発生し、温暖な地域では1年中発生する場合があります。ハダニは暑くなる夏を中心に発生し、葉が白くかすれたようになります。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。心配な場合は、鹿沼土、赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土してから植えると、生育がよくなります。
植えつけ、 植え替え
毎年、または1年おきに行います。適期は芽が出る直前の2月から3月の上旬です。実生苗は成長に合わせて時期を問わず植え替え(鉢増し)を行います。その際、太いゴボウ状の根は傷つけないように注意しましょう。
ふやし方
タネまき:6月から7月に採取したタネを、冷蔵庫で保管して翌年の2月から3月上旬にまきます。発芽率はよいので密まきにならないように注意します。まいたタネは順調であれば2年目に開花します。
株分け:植え替えと同時に行います。古くなった根茎を、自然に分かれている部分で分けます。もしつながっていても、それぞれの芽に十分に根があるのならナイフなどで切り分けてもかまいません。その場合、切り口には癒合剤や殺菌剤を塗って保護しておきます。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、大部分の花が咲き終わった段階で花茎を切り取ります。どこで切っても問題ありませんが、根元の葉は残しておきましょう。
タネの採取:6月から7月に熟して先端が開いた果実を取って、タネを集めます。オダマキの仲間はたいへん交雑しやすいので、複数種のオダマキの仲間を栽培している場合は袋かけをして自分で交配するか、タネとり用の親株は隔離しておきましょう。
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玲儿
2017年08月04日
スターチスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。冬に霜柱で株が持ち上げられることがあります。放置するとひからびて枯死するので、見つけたら植え直しましょう。
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きます。冬は強く凍らない軒下などの場所に置きましょう。
水やり
庭植えでは、特に必要ありません。
鉢植えの一年草種、シヌアタ種(L. sinuatum)は、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。宿根スターチスは特に過湿に弱く乾燥に強いので、乾かし気味に管理しましょう。
肥料
肥料は緩効性化成肥料(チッ素-リン酸-カリ=10-10-10など)を施します。
庭植えでは10月から11月に、鉢植えでは10月から11月と、さらに3月から5月にも施しましょう。
病気と害虫
病気:立枯病
9月から7月の間、過湿や根詰まり、肥料切れなどで下葉が枯死したとき、立枯病が発生しやすくなります。水はけと風通しをよくし、発生源となる枯れ葉はこまめに取り除きましょう。
害虫:アブラムシ
9月から7月の間の生育期間を通じて、アブラムシが発生します。見つけしだい、防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜたものなど、水はけがよい肥沃な土を好みます。酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は10月から11月です。根を切らないように注意して植え替えましょう。寒さが本格化する前に植えつけて、しっかりと根を張らせて霜柱で株が持ち上げられないようにしましょう。植えつけが遅れた場合や寒冷地では、春までポット苗としてフレームなどの中で管理し、寒さが和らぐ3月から4月ごろに植えつけるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。覆土はバーミキュライトの細粒で、タネが少し見える程度にごく薄くします。
主な作業
枯れ葉取り:11月から7月の間、枯れ葉を放置すると病原菌が繁殖し、株を枯らしてしまいます。こまめに取り除いて病気を予防しましょう。
支柱立て:4月から6月の間、花茎が倒れないように支柱を立てましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。冬に霜柱で株が持ち上げられることがあります。放置するとひからびて枯死するので、見つけたら植え直しましょう。
鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きます。冬は強く凍らない軒下などの場所に置きましょう。
水やり
庭植えでは、特に必要ありません。
鉢植えの一年草種、シヌアタ種(L. sinuatum)は、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。宿根スターチスは特に過湿に弱く乾燥に強いので、乾かし気味に管理しましょう。
肥料
肥料は緩効性化成肥料(チッ素-リン酸-カリ=10-10-10など)を施します。
庭植えでは10月から11月に、鉢植えでは10月から11月と、さらに3月から5月にも施しましょう。
病気と害虫
病気:立枯病
9月から7月の間、過湿や根詰まり、肥料切れなどで下葉が枯死したとき、立枯病が発生しやすくなります。水はけと風通しをよくし、発生源となる枯れ葉はこまめに取り除きましょう。
害虫:アブラムシ
9月から7月の間の生育期間を通じて、アブラムシが発生します。見つけしだい、防除しましょう。風通しをよくすると発生を軽減できます。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜたものなど、水はけがよい肥沃な土を好みます。酸性土を嫌うので、用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておくとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は10月から11月です。根を切らないように注意して植え替えましょう。寒さが本格化する前に植えつけて、しっかりと根を張らせて霜柱で株が持ち上げられないようにしましょう。植えつけが遅れた場合や寒冷地では、春までポット苗としてフレームなどの中で管理し、寒さが和らぐ3月から4月ごろに植えつけるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:適期は9月から10月です。覆土はバーミキュライトの細粒で、タネが少し見える程度にごく薄くします。
主な作業
枯れ葉取り:11月から7月の間、枯れ葉を放置すると病原菌が繁殖し、株を枯らしてしまいます。こまめに取り除いて病気を予防しましょう。
支柱立て:4月から6月の間、花茎が倒れないように支柱を立てましょう。
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玲儿
2017年08月04日
スカビオサの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいことが大切で、多くのものは比較的冷涼な気候を好みます。高温多湿では株が弱り、枯れやすくなるため、多年生のものでも多くは一・二年草として栽培されます。耐寒性は強く、よほどのことがないかぎり防寒の必要はありません。ただし、南アフリカ原産のS・アフリカーナやS・インシサは半耐寒性で、-5℃以下では枯れます。
水やり
根が張るとかなりの乾燥に耐えられます。多湿に注意し、鉢では用土が乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
植えつけ時に腐葉土などを混ぜておけば、それほどは必要ありません。秋と春、気温の低いときに、緩効性の肥料を少量施しておくとよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿や風通しが悪いと葉にカビが生える灰色かび病が発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土が利用できますが、これに鹿沼土や山砂などを3割くらい混ぜて水はけをよくしておくと、株が長もちします。宿根性のものを何年も栽培するには、山野草向けの用土を使います。
植えつけ、 植え替え
S・アトロプルプレアやS・コーカシカなどの高性種は、株間を30cmくらいあけて植えつけます。コンテナの寄せ植えでは小さく仕立てることもできるので、短期間であれば詰めて植えてもかまいません。
ふやし方
主にタネでふやしますが、さし芽もできます。
タネまき:発芽適温は15~20℃ぐらい。発芽まで7~10日くらいかかります。水をはじきやすいタネなので、砂などで少しもんでからまくと発芽がよくなります。また、タネの寿命は短く、古くなるほど発芽率が低下するので注意します。
さし芽:花芽になっていない若い芽をさします。さし芽による繁殖は古株の更新にもなります。
主な作業
花がら切りのほか、S・アトロプルプレアの高性種では、必要に応じて支柱を立てます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよいことが大切で、多くのものは比較的冷涼な気候を好みます。高温多湿では株が弱り、枯れやすくなるため、多年生のものでも多くは一・二年草として栽培されます。耐寒性は強く、よほどのことがないかぎり防寒の必要はありません。ただし、南アフリカ原産のS・アフリカーナやS・インシサは半耐寒性で、-5℃以下では枯れます。
水やり
根が張るとかなりの乾燥に耐えられます。多湿に注意し、鉢では用土が乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
植えつけ時に腐葉土などを混ぜておけば、それほどは必要ありません。秋と春、気温の低いときに、緩効性の肥料を少量施しておくとよいでしょう。
病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿や風通しが悪いと葉にカビが生える灰色かび病が発生しやすくなります。
用土(鉢植え)
市販の草花用培養土が利用できますが、これに鹿沼土や山砂などを3割くらい混ぜて水はけをよくしておくと、株が長もちします。宿根性のものを何年も栽培するには、山野草向けの用土を使います。
植えつけ、 植え替え
S・アトロプルプレアやS・コーカシカなどの高性種は、株間を30cmくらいあけて植えつけます。コンテナの寄せ植えでは小さく仕立てることもできるので、短期間であれば詰めて植えてもかまいません。
ふやし方
主にタネでふやしますが、さし芽もできます。
タネまき:発芽適温は15~20℃ぐらい。発芽まで7~10日くらいかかります。水をはじきやすいタネなので、砂などで少しもんでからまくと発芽がよくなります。また、タネの寿命は短く、古くなるほど発芽率が低下するので注意します。
さし芽:花芽になっていない若い芽をさします。さし芽による繁殖は古株の更新にもなります。
主な作業
花がら切りのほか、S・アトロプルプレアの高性種では、必要に応じて支柱を立てます。
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玲儿
2017年08月03日
スイートピーの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
連作を嫌うので、昨年、マメ科植物を植えていない場所を選び、日当たりと風通し、水はけのよい場所で育てます。また、酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に1㎡当たり100gの苦土石灰を施すとともに、腐葉土や堆肥などの有機質をよくすき込みます。根が深く張るので、深く耕しておきましょう。
水やり
乾かし気味に管理し、土の表面がよく乾いたら水やりします。根が深く張るので、たっぷり与えましょう。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を、庭植えには1㎡当たり50g、鉢植えには用土1リットル当たり3g施します。追肥は月1回程度、緩効性化成肥料を置き肥します。元肥、追肥ともに、チッ素分が少なく、リン酸分の多い肥料を選び、量は一般的な草花の半分くらいにしましょう。
病気と害虫
病気:うどんこ病
春と秋に発生することがあります。薬剤が蕾や花にかかると変色するので、花にかからないように薬剤を散布しましょう。
害虫:アブラムシ、ダニ、イモムシなど
アブラムシは、花後くらいから発生するので注意しましょう。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒7、腐葉土3などの配合土とします。
植えつけ、 植え替え
購入したポット苗は、根を傷めないように直ちに花壇に植えつけるか、6号程度の大きさの鉢に植えつけます。タネまきから始めることもでき、その場合は9月下旬から11月下旬にまきます。硬実種子なので、半日ほど吸水させ、ふくらんだタネだけを選んで1穴に3~4粒まき、あとで間引きして1本にします。
ふやし方
タネでふやします。花後、サヤエンドウのような果実ができ、さやが茶色くなったらタネをとります。これを乾燥貯蔵して、秋にまきます。
主な作業
花がら摘み:花色があせてきたら、花柄のつけ根から折り取ります。
摘心:発芽後、茎が7~8節伸びたら、摘心します。矮性品種では摘心は不要です。
誘引:つるが絡み始める前に早めに10cm角ほどのネットを張ります。トレリスやフェンスに絡ませてもよいです。ビニールタイや洗濯バサミなどで、葉の一部をネットに留めていきます。巻きひげのない品種は放任できます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
連作を嫌うので、昨年、マメ科植物を植えていない場所を選び、日当たりと風通し、水はけのよい場所で育てます。また、酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に1㎡当たり100gの苦土石灰を施すとともに、腐葉土や堆肥などの有機質をよくすき込みます。根が深く張るので、深く耕しておきましょう。
水やり
乾かし気味に管理し、土の表面がよく乾いたら水やりします。根が深く張るので、たっぷり与えましょう。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を、庭植えには1㎡当たり50g、鉢植えには用土1リットル当たり3g施します。追肥は月1回程度、緩効性化成肥料を置き肥します。元肥、追肥ともに、チッ素分が少なく、リン酸分の多い肥料を選び、量は一般的な草花の半分くらいにしましょう。
病気と害虫
病気:うどんこ病
春と秋に発生することがあります。薬剤が蕾や花にかかると変色するので、花にかからないように薬剤を散布しましょう。
害虫:アブラムシ、ダニ、イモムシなど
アブラムシは、花後くらいから発生するので注意しましょう。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒7、腐葉土3などの配合土とします。
植えつけ、 植え替え
購入したポット苗は、根を傷めないように直ちに花壇に植えつけるか、6号程度の大きさの鉢に植えつけます。タネまきから始めることもでき、その場合は9月下旬から11月下旬にまきます。硬実種子なので、半日ほど吸水させ、ふくらんだタネだけを選んで1穴に3~4粒まき、あとで間引きして1本にします。
ふやし方
タネでふやします。花後、サヤエンドウのような果実ができ、さやが茶色くなったらタネをとります。これを乾燥貯蔵して、秋にまきます。
主な作業
花がら摘み:花色があせてきたら、花柄のつけ根から折り取ります。
摘心:発芽後、茎が7~8節伸びたら、摘心します。矮性品種では摘心は不要です。
誘引:つるが絡み始める前に早めに10cm角ほどのネットを張ります。トレリスやフェンスに絡ませてもよいです。ビニールタイや洗濯バサミなどで、葉の一部をネットに留めていきます。巻きひげのない品種は放任できます。
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玲儿
2017年08月03日
スイートアリッサムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。耐寒性はやや弱く、戸外でも霜の降りない場所が適しています。霜に当たると、株が傷み、枯れないまでも花が咲かなくなります。酸性土壌を嫌うので、花壇に植えつける前に土に苦土石灰を混ぜて酸度調整をしておきます。
水やり
土が乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。追肥は、開花が見られたら、薄めの液体肥料を2週間に1回程度施します。
病気と害虫
病気:菌核病
多湿になると、カビが発生して腐敗し、枯れます。切り戻して風通しをよくするなどして予防しましょう。
害虫:アブラムシ
春先にアブラムシが群生することがあるので、見つけしだい、駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性がよく、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合した用土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
早春にポット苗が流通するので、20cm程度の間隔で植えつけます。タネを秋にまいて育てた苗は、花が咲き始めたら植えつけます。
ふやし方
さし芽:5月あるいは9月に茎の先端を5cmほど切って、赤玉土小粒と軽石小粒を配合した用土にさします。
タネまき:発芽適温は15~20℃で、9月中旬から10月上旬にタネをまくと、3月に定植できる苗ができます。タネは小さいので覆土はごく薄くします。
主な作業
花がら摘み:花序のほぼ先端の小花が咲いたら、切り戻しを兼ねて、わき芽の出ている節の上で切り取ります。
切り戻し:春に草姿が乱れて見苦しくなったら、草丈の1/3程度で切り戻すと、1か月後には再び開花します。5月以降は、切り戻しても茎が徒長してコンパクトにならず、きれいな花は望めませんが、夏越しさせたい場合は株元の葉を残してばっさりと切り戻します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。耐寒性はやや弱く、戸外でも霜の降りない場所が適しています。霜に当たると、株が傷み、枯れないまでも花が咲かなくなります。酸性土壌を嫌うので、花壇に植えつける前に土に苦土石灰を混ぜて酸度調整をしておきます。
水やり
土が乾いたらたっぷり水やりします。
肥料
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。追肥は、開花が見られたら、薄めの液体肥料を2週間に1回程度施します。
病気と害虫
病気:菌核病
多湿になると、カビが発生して腐敗し、枯れます。切り戻して風通しをよくするなどして予防しましょう。
害虫:アブラムシ
春先にアブラムシが群生することがあるので、見つけしだい、駆除します。
用土(鉢植え)
水はけと通気性がよく、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合した用土がよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
早春にポット苗が流通するので、20cm程度の間隔で植えつけます。タネを秋にまいて育てた苗は、花が咲き始めたら植えつけます。
ふやし方
さし芽:5月あるいは9月に茎の先端を5cmほど切って、赤玉土小粒と軽石小粒を配合した用土にさします。
タネまき:発芽適温は15~20℃で、9月中旬から10月上旬にタネをまくと、3月に定植できる苗ができます。タネは小さいので覆土はごく薄くします。
主な作業
花がら摘み:花序のほぼ先端の小花が咲いたら、切り戻しを兼ねて、わき芽の出ている節の上で切り取ります。
切り戻し:春に草姿が乱れて見苦しくなったら、草丈の1/3程度で切り戻すと、1か月後には再び開花します。5月以降は、切り戻しても茎が徒長してコンパクトにならず、きれいな花は望めませんが、夏越しさせたい場合は株元の葉を残してばっさりと切り戻します。
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玲儿
2017年08月02日
ジョウロウホトトギスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合、秋から春までは日なたで育て、晩春ごろに日陰へ移動させます。夏の間はなるべく温度変化が小さく、70%程度の遮光をした涼しい日陰に置きます。周囲には人工芝を敷き、打ち水をして湿度を確保します。
庭植えの場合は夏に日陰になる場所を選びます。鉢植えと同じ用土を入れ替え、周囲から50~60cm高い花壇を築いて植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植えるなどして、湿度が保たれた環境が穏やかになるように工夫します。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。葉のある間は決して乾燥させてはいけません。鉢ごと砂床に埋めておくか、二重鉢にして乾燥を防ぎます。休眠中も乾かさないように注意します。
庭植えの場合は、あまり雨が降らず、乾燥している状態なら水を与えます。休眠中は特に必要ありません。
庭植えも、鉢植えも1日に2~3回、霧吹きで水をかけます。
肥料
植え替えるときに、元肥としてリン酸の多い緩効性化成肥料を、3~4号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には、親指大の固形油かすを3~4号鉢で月に1個と、チッ素が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。6月から10月にはリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。葉色が悪いときは、葉面散布肥料を規定の3倍以上に薄めて施します。
庭植えの場合も鉢植えに準じますが、これより少なめでも問題ありません。
病気と害虫
病気:白絹病
白絹病は5月から9月に発生します。放置すると毎年発生するようになります。
害虫:ナメクジ、カタツムリ、ハダニ
ナメクジ、カタツムリとも、柔らかい若葉や新芽を食べます。鉢裏などを見回って捕殺します。
ハダニは暖かいと一年中発生します。ハダニの発生は湿度が不足していることの証拠ですから、栽培環境が適切かどうか再検討をしましょう。
用土(鉢植え)
鉢は深鉢を使います。
用土は、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせて使います。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。
植えつけ、 植え替え
2月から3月に行います。鉢植えの場合は毎年、または1年おきに植え替えます。庭植えの場合は3年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:植え替えの際に、自然に分かれている部分で分けます。大きな芽であれば1本にしても大丈夫です。
さし木:5月から6月に、茎を3~5節つけて切り、清潔な用土(川砂、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライトなど)にさします。
タネまき:秋にタネをとり、2月から3月にまきます。用土は親株のものと同じで問題ありません。園芸品種では親株よりよい花は期待できません。
主な作業
打ち水、葉水:7月から9月の暑く乾燥する時期に湿度を保つため、1日に2~3回、株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合、秋から春までは日なたで育て、晩春ごろに日陰へ移動させます。夏の間はなるべく温度変化が小さく、70%程度の遮光をした涼しい日陰に置きます。周囲には人工芝を敷き、打ち水をして湿度を確保します。
庭植えの場合は夏に日陰になる場所を選びます。鉢植えと同じ用土を入れ替え、周囲から50~60cm高い花壇を築いて植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植えるなどして、湿度が保たれた環境が穏やかになるように工夫します。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。葉のある間は決して乾燥させてはいけません。鉢ごと砂床に埋めておくか、二重鉢にして乾燥を防ぎます。休眠中も乾かさないように注意します。
庭植えの場合は、あまり雨が降らず、乾燥している状態なら水を与えます。休眠中は特に必要ありません。
庭植えも、鉢植えも1日に2~3回、霧吹きで水をかけます。
肥料
植え替えるときに、元肥としてリン酸の多い緩効性化成肥料を、3~4号鉢で一つまみ施します。
3月から5月には、親指大の固形油かすを3~4号鉢で月に1個と、チッ素が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。6月から10月にはリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。葉色が悪いときは、葉面散布肥料を規定の3倍以上に薄めて施します。
庭植えの場合も鉢植えに準じますが、これより少なめでも問題ありません。
病気と害虫
病気:白絹病
白絹病は5月から9月に発生します。放置すると毎年発生するようになります。
害虫:ナメクジ、カタツムリ、ハダニ
ナメクジ、カタツムリとも、柔らかい若葉や新芽を食べます。鉢裏などを見回って捕殺します。
ハダニは暖かいと一年中発生します。ハダニの発生は湿度が不足していることの証拠ですから、栽培環境が適切かどうか再検討をしましょう。
用土(鉢植え)
鉢は深鉢を使います。
用土は、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせて使います。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。
植えつけ、 植え替え
2月から3月に行います。鉢植えの場合は毎年、または1年おきに植え替えます。庭植えの場合は3年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。
ふやし方
株分け:植え替えの際に、自然に分かれている部分で分けます。大きな芽であれば1本にしても大丈夫です。
さし木:5月から6月に、茎を3~5節つけて切り、清潔な用土(川砂、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライトなど)にさします。
タネまき:秋にタネをとり、2月から3月にまきます。用土は親株のものと同じで問題ありません。園芸品種では親株よりよい花は期待できません。
主な作業
打ち水、葉水:7月から9月の暑く乾燥する時期に湿度を保つため、1日に2~3回、株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけます。
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玲儿
2017年08月01日
ショウジョウバカマの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、午前中は日なたで午後は明るい日陰になる場所か、一日中明るい日陰で栽培します。日ざしが強くなる6月から9月上旬の間は50~60%の遮光下に置き、日焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。積雪地なら雪の下に埋めても大丈夫です。
庭植えは落葉樹の下などが好適です。乾燥の激しい場所は避けます。鉢植え用の用土を客土して植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。
庭植えは、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて、月2~3回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。液体肥料は、3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを用います。真夏の時期は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ナメクジ
ほとんどありませんが、新芽の展開時にナメクジの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせたもので植えます。少し乾きすぎるようなら、軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。
植えつけ、 植え替え
植え替えは5月から6月に行います。鉢植えは1年おきに植え替えます。庭植えは3~5年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。寄せ植えや盆栽仕立てにするために、秋や冬に植え替える場合は防霜シートなどをかけて保護しておきます。
ふやし方
葉ざし:栄養状態がよく、大きく育った株の葉の先端からは、新芽が出てきます。葉の先端に薄く水ゴケなどをかぶせてピンで押さえておきます。
タネまき:5月に実ったタネをとりまきにします。タネは寿命が短く、保存できないので、タネをとったら直ちにまいてください。用土は親株と同じで問題ありませんが、山ゴケかヤシ殻チップの量をほんの少し多くして、安定した湿り気を保てるようにします。
主な作業
葉水・打ち水:7月から9月の暑く乾燥する期間は、湿度を保ち、葉が傷まないようにするために行います。打ち水は株の周囲に1日1回水をまき、葉水も1日1回、霧吹きで株にかけます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えは、午前中は日なたで午後は明るい日陰になる場所か、一日中明るい日陰で栽培します。日ざしが強くなる6月から9月上旬の間は50~60%の遮光下に置き、日焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。積雪地なら雪の下に埋めても大丈夫です。
庭植えは落葉樹の下などが好適です。乾燥の激しい場所は避けます。鉢植え用の用土を客土して植えます。
水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。
庭植えは、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
肥料
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。
3月から9月にかけて、月2~3回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。液体肥料は、3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを用います。真夏の時期は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ナメクジ
ほとんどありませんが、新芽の展開時にナメクジの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせたもので植えます。少し乾きすぎるようなら、軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。
植えつけ、 植え替え
植え替えは5月から6月に行います。鉢植えは1年おきに植え替えます。庭植えは3~5年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。寄せ植えや盆栽仕立てにするために、秋や冬に植え替える場合は防霜シートなどをかけて保護しておきます。
ふやし方
葉ざし:栄養状態がよく、大きく育った株の葉の先端からは、新芽が出てきます。葉の先端に薄く水ゴケなどをかぶせてピンで押さえておきます。
タネまき:5月に実ったタネをとりまきにします。タネは寿命が短く、保存できないので、タネをとったら直ちにまいてください。用土は親株と同じで問題ありませんが、山ゴケかヤシ殻チップの量をほんの少し多くして、安定した湿り気を保てるようにします。
主な作業
葉水・打ち水:7月から9月の暑く乾燥する期間は、湿度を保ち、葉が傷まないようにするために行います。打ち水は株の周囲に1日1回水をまき、葉水も1日1回、霧吹きで株にかけます。
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玲儿
2017年08月01日
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたから日陰まで、ほとんど場所を選ばず、植えっぱなしで手がかかりません。自生地では落ち葉が積もった木陰の傾斜地や岩場などで普通に見られ、幅広い環境に適応します。乾燥にも強く、水中でも生育します。
花つき実つきをよくするには、ある程度の日照を必要とします。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。植えつけ後、しっかりと根づくまでは、土が乾いたら水やりします。
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。かなりの乾燥に耐えますが、春の新葉の出るころと発蕾中は、乾燥させないほうが美しく育ちます。
肥料
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。極端に肥料切れすると、葉色が悪くなり、新葉の数も減り、花も咲かなくなります。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ナメクジなど
柔らかい新芽や蕾が、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけがよければ、土質はあまり選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:真夏と真冬を除き、ほぼ一年中植えつけができます。植え場所には腐葉土などを混ぜてよく耕しておくと、根つきが早く、生育も良好です。
植え替え:庭植えでは、5~6年は植えっぱなしでかまいません。株のふえ具合や生育の様子を見て、株分けや植え直しを行います。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で株が老化してくるので、2~3年ごとに新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:3~5芽のかたまりで株元を割ります。走出枝を切り分けて植えることもできます。ノシランは走出枝を出しません。
主な作業
枯れ葉取り:庭植えでは5~6年間くらいは放任でよく、枯れ葉もそれほど気になりませんが、株分けや植え直しのときには枯れ葉を取り除いておきます。
鉢植えや寄せ植えでは、枯れた葉を順次切り取ると見栄えがよくなります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたから日陰まで、ほとんど場所を選ばず、植えっぱなしで手がかかりません。自生地では落ち葉が積もった木陰の傾斜地や岩場などで普通に見られ、幅広い環境に適応します。乾燥にも強く、水中でも生育します。
花つき実つきをよくするには、ある程度の日照を必要とします。
水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。植えつけ後、しっかりと根づくまでは、土が乾いたら水やりします。
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。かなりの乾燥に耐えますが、春の新葉の出るころと発蕾中は、乾燥させないほうが美しく育ちます。
肥料
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。極端に肥料切れすると、葉色が悪くなり、新葉の数も減り、花も咲かなくなります。
病気と害虫
病気:ほとんど見られません。
害虫:ナメクジなど
柔らかい新芽や蕾が、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけがよければ、土質はあまり選びません。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:真夏と真冬を除き、ほぼ一年中植えつけができます。植え場所には腐葉土などを混ぜてよく耕しておくと、根つきが早く、生育も良好です。
植え替え:庭植えでは、5~6年は植えっぱなしでかまいません。株のふえ具合や生育の様子を見て、株分けや植え直しを行います。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で株が老化してくるので、2~3年ごとに新しい用土で植え直します。
ふやし方
株分け:3~5芽のかたまりで株元を割ります。走出枝を切り分けて植えることもできます。ノシランは走出枝を出しません。
主な作業
枯れ葉取り:庭植えでは5~6年間くらいは放任でよく、枯れ葉もそれほど気になりませんが、株分けや植え直しのときには枯れ葉を取り除いておきます。
鉢植えや寄せ植えでは、枯れた葉を順次切り取ると見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年08月01日
シャスタデージーの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。粘土質の土壌であれば、パーライトや堆肥などの有機物を加えて改良します。夏の西日は苦手なので、鉢植えであれば半日陰に移し、庭植えであれば、より草丈の高い植物の陰になるような位置に植えつけるとよいでしょう。
水やり
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも同様の肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春と秋にアブラムシが多発します。花の終わった花茎は早めに切り、発生したら速やかに駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
春または秋に、株間を30~50cmくらいとって植えつけます。秋遅くに植えつけた場合は、初年度のみマルチングなどをして防寒します。
ふやし方
株分け、さし芽でふやします。株分けは、9月、または3月中旬から4月に、長い茎葉を切り詰め、2~3芽に切り分けます。さし芽には、梅雨どきに切り戻した枝を用いるとよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花茎を株元から切ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。粘土質の土壌であれば、パーライトや堆肥などの有機物を加えて改良します。夏の西日は苦手なので、鉢植えであれば半日陰に移し、庭植えであれば、より草丈の高い植物の陰になるような位置に植えつけるとよいでしょう。
水やり
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
肥料
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも同様の肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春と秋にアブラムシが多発します。花の終わった花茎は早めに切り、発生したら速やかに駆除しましょう。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
春または秋に、株間を30~50cmくらいとって植えつけます。秋遅くに植えつけた場合は、初年度のみマルチングなどをして防寒します。
ふやし方
株分け、さし芽でふやします。株分けは、9月、または3月中旬から4月に、長い茎葉を切り詰め、2~3芽に切り分けます。さし芽には、梅雨どきに切り戻した枝を用いるとよいでしょう。
主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花茎を株元から切ります。
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文章
玲儿
2017年08月01日
シモツケソウの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
明るい日陰か、午前中はよく日の当たる半日陰で育てます。庭植えの場合は日なたでも大丈夫ですが、乾燥しがちな場所は避けます。
水やり
表土が乾き始めたら十分に与えます。鉢植えの場合、夏の間は二重鉢で乾燥を防ぐのもよいでしょう。庭植えの場合は、夕方になってもしおれているようなら水を与えます。
肥料
植え替え時に元肥としてリン酸とカリが多めの緩効性肥料を4~5号鉢で二つまみほど入れておきます。
その後、4月から10月にかけて月1~2回、草花用の液体肥料を1500倍に薄めて(真夏は2000倍)施します。庭植えの場合は元肥のみでも大丈夫です。
病気と害虫
病気:うどんこ病
5月から8月に、葉の表面に白っぽい粉をかけたようなカビが生えるうどんこ病が発生します。あまり重症化はしませんが、見た目はよくありません。
害虫:バッタ類
ショウリョウバッタモドキなどのバッタ類が葉を食害することがあります。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
一般的な花壇用の草花用培養土でよく育ち、特別な用土を使う必要はありません。庭植えの場合は、10~20cmほど土を盛ってから植えると、生育がよくなります。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合は、毎年または1年おきに植え替えます。時期は芽出し前の2月から3月です。鉢から庭に植え替えるだけなら、花後に行ってもかまいません。
ふやし方
株分け:植え替えと同時に行います。古くなった根茎を、自然に分かれる部分で分けます。もしつながっていても、それぞれの芽に十分に根がついているのならナイフなどで切り分けてもかまいません。
タネまき:タネからもふやせますが、一般には行われていません。
主な作業
花がら摘み:タネを採集するつもりがない場合は、咲き終わった花を摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
明るい日陰か、午前中はよく日の当たる半日陰で育てます。庭植えの場合は日なたでも大丈夫ですが、乾燥しがちな場所は避けます。
水やり
表土が乾き始めたら十分に与えます。鉢植えの場合、夏の間は二重鉢で乾燥を防ぐのもよいでしょう。庭植えの場合は、夕方になってもしおれているようなら水を与えます。
肥料
植え替え時に元肥としてリン酸とカリが多めの緩効性肥料を4~5号鉢で二つまみほど入れておきます。
その後、4月から10月にかけて月1~2回、草花用の液体肥料を1500倍に薄めて(真夏は2000倍)施します。庭植えの場合は元肥のみでも大丈夫です。
病気と害虫
病気:うどんこ病
5月から8月に、葉の表面に白っぽい粉をかけたようなカビが生えるうどんこ病が発生します。あまり重症化はしませんが、見た目はよくありません。
害虫:バッタ類
ショウリョウバッタモドキなどのバッタ類が葉を食害することがあります。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
一般的な花壇用の草花用培養土でよく育ち、特別な用土を使う必要はありません。庭植えの場合は、10~20cmほど土を盛ってから植えると、生育がよくなります。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合は、毎年または1年おきに植え替えます。時期は芽出し前の2月から3月です。鉢から庭に植え替えるだけなら、花後に行ってもかまいません。
ふやし方
株分け:植え替えと同時に行います。古くなった根茎を、自然に分かれる部分で分けます。もしつながっていても、それぞれの芽に十分に根がついているのならナイフなどで切り分けてもかまいません。
タネまき:タネからもふやせますが、一般には行われていません。
主な作業
花がら摘み:タネを採集するつもりがない場合は、咲き終わった花を摘み取ります。
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文章
玲儿
2017年08月01日
ジニアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。エレガンスの場合、長雨に当たると病気が出やすいので、鉢植えであれば、梅雨時期に軒下など雨が当たらない場所へ移動させます。庭植えの場合は、降雨による泥のはね返りを防ぐため、バーク堆肥などでマルチングをするとよいでしょう。
水やり
夏の暑さには強いですが、乾燥しすぎると花が小さくなるので、庭植えであっても葉がしおれるようなときは、たっぷりと水やりします。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。株元に水やりを行うようにすると、病気の予防になります。
肥料
植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施すとともに、追肥として液体肥料を10日に1回程度施します。
病気と害虫
病気:斑点細菌病、灰色かび病、うどんこ病、立枯病
エレガンスは、泥のはね返りなどにより斑点細菌病がよく発生します。病気に侵された株は早めに処分します。そのほかの種も含め、株が蒸れると、灰色かび病やうどんこ病、立枯病が出やすいので、風通しよく育てます。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシやハダニ(高温乾燥時)がよく発生するので駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
エレガンスは水はけをよくするため、土をやや高く盛り上げて植えつけます。リネアリスとプロフュージョンは、分枝が多く、株が横へ広がっていくので、30cmくらいの間隔をとって植えつけます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。春または秋に、茎の先端から約6cmの長さに切って、赤玉土小粒などにさします。
主な作業
花がら摘み、切り戻し:エレガンスの場合、花がら摘みを兼ねた切り戻しを行います。天芽(いちばん上の芽)から数節下で切り戻すと、側枝の発達が促されます。リネアリスとプロフュージョンは特に花がら摘みを行う必要はなく、8月中旬くらいに草丈の1/3くらいの位置で切り戻します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと風通しのよい場所で育てます。エレガンスの場合、長雨に当たると病気が出やすいので、鉢植えであれば、梅雨時期に軒下など雨が当たらない場所へ移動させます。庭植えの場合は、降雨による泥のはね返りを防ぐため、バーク堆肥などでマルチングをするとよいでしょう。
水やり
夏の暑さには強いですが、乾燥しすぎると花が小さくなるので、庭植えであっても葉がしおれるようなときは、たっぷりと水やりします。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。株元に水やりを行うようにすると、病気の予防になります。
肥料
植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施すとともに、追肥として液体肥料を10日に1回程度施します。
病気と害虫
病気:斑点細菌病、灰色かび病、うどんこ病、立枯病
エレガンスは、泥のはね返りなどにより斑点細菌病がよく発生します。病気に侵された株は早めに処分します。そのほかの種も含め、株が蒸れると、灰色かび病やうどんこ病、立枯病が出やすいので、風通しよく育てます。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシやハダニ(高温乾燥時)がよく発生するので駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
エレガンスは水はけをよくするため、土をやや高く盛り上げて植えつけます。リネアリスとプロフュージョンは、分枝が多く、株が横へ広がっていくので、30cmくらいの間隔をとって植えつけます。
ふやし方
さし芽でふやすことができます。春または秋に、茎の先端から約6cmの長さに切って、赤玉土小粒などにさします。
主な作業
花がら摘み、切り戻し:エレガンスの場合、花がら摘みを兼ねた切り戻しを行います。天芽(いちばん上の芽)から数節下で切り戻すと、側枝の発達が促されます。リネアリスとプロフュージョンは特に花がら摘みを行う必要はなく、8月中旬くらいに草丈の1/3くらいの位置で切り戻します。
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