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玲儿
2017年07月16日
アリウムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておきます。水はけが悪い場合は、腐葉土や堆肥を多めにすき込んでおきます。
水やり
鉢植えも庭植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。極端な乾燥を嫌うので、3月からの成長期は特にしっかりと乾き具合をチェックします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育が活発になる3月下旬に1回、緩効性肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春にアブラムシが発生するので直ちに駆除します。アブラムシによりウイルス病が媒介されるので注意してください。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、日向土1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
10月に球根を植えつけます。庭植えの場合は球根2つ分くらいの深さに、鉢植えの場合は5cmくらい覆土をして植えつけます。また大きな球根の場合は6号鉢に1球、小さな球根の場合は6号鉢に3球が目安です。
ふやし方
なかなかふえませんが、分球したら分けてふやします。タネからだと5年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が枯れ始めたら、花茎のつけ根から切り取ります。
掘り上げ:花後、葉の先端が枯れ始めたら、球根を掘り上げ、風通しのよい日陰で秋の植えつけ時期まで貯蔵します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておきます。水はけが悪い場合は、腐葉土や堆肥を多めにすき込んでおきます。
水やり
鉢植えも庭植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。極端な乾燥を嫌うので、3月からの成長期は特にしっかりと乾き具合をチェックします。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。生育が活発になる3月下旬に1回、緩効性肥料を追肥します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春にアブラムシが発生するので直ちに駆除します。アブラムシによりウイルス病が媒介されるので注意してください。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、日向土1などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
10月に球根を植えつけます。庭植えの場合は球根2つ分くらいの深さに、鉢植えの場合は5cmくらい覆土をして植えつけます。また大きな球根の場合は6号鉢に1球、小さな球根の場合は6号鉢に3球が目安です。
ふやし方
なかなかふえませんが、分球したら分けてふやします。タネからだと5年くらいかかります。
主な作業
花がら摘み:花が枯れ始めたら、花茎のつけ根から切り取ります。
掘り上げ:花後、葉の先端が枯れ始めたら、球根を掘り上げ、風通しのよい日陰で秋の植えつけ時期まで貯蔵します。
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玲儿
2017年07月16日
アヤメの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰では栽培できません。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土した場所に植えると、生育がよくなります。
水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に水を与えます。庭植えの場合は、よほど乾燥が続かないかぎり、水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えの場合は、芽出し前の3月と、秋の9月に三要素等量配合の緩効性化成肥料を4号鉢に三つまみほど施します。庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。
病気と害虫
害虫:ニカメイチュウ
ニカメイチュウは5月から7月に発生し、成虫は体長1cm強で灰色の小さなガです。茎の中に幼虫が食い入って茎を枯らします。枯れた茎は切り捨てて処分します。幼虫は周囲のイネ科植物の枯れた茎で越冬するので、イネ科の雑草を冬の間に刈り捨てることも有効です。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3を混ぜたもののほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。盆栽仕立てにする場合は鹿沼土と赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2月から3月の芽出し直前か、花後(多くの地域では6月から7月中旬)に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けします。
ふやし方
株分け:2月から3月の芽出し直前か、花後に株を分けます。1株を2~3つに分けるようにハサミで切ります。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、しぼんだ花は摘み、開花が終了した花茎は切り取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたで育てます。日陰では栽培できません。庭植えの場合は10~20cmほど盛り土した場所に植えると、生育がよくなります。
水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に水を与えます。庭植えの場合は、よほど乾燥が続かないかぎり、水やりは必要ありません。
肥料
鉢植えの場合は、芽出し前の3月と、秋の9月に三要素等量配合の緩効性化成肥料を4号鉢に三つまみほど施します。庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。
病気と害虫
害虫:ニカメイチュウ
ニカメイチュウは5月から7月に発生し、成虫は体長1cm強で灰色の小さなガです。茎の中に幼虫が食い入って茎を枯らします。枯れた茎は切り捨てて処分します。幼虫は周囲のイネ科植物の枯れた茎で越冬するので、イネ科の雑草を冬の間に刈り捨てることも有効です。
用土(鉢植え)
水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3を混ぜたもののほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。盆栽仕立てにする場合は鹿沼土と赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えてもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
2月から3月の芽出し直前か、花後(多くの地域では6月から7月中旬)に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けします。
ふやし方
株分け:2月から3月の芽出し直前か、花後に株を分けます。1株を2~3つに分けるようにハサミで切ります。
主な作業
花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、しぼんだ花は摘み、開花が終了した花茎は切り取ります。
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玲儿
2017年07月16日
アストランティアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冷涼な気候で、湿り気のある場所を好みます。熱帯夜が長く続くような地域では栽培が難しく、株もふえず、なかなか大きく育ちません。できるだけ地温の上がらないような風通しのよい半日陰を選びます。植え土は山野草用の用土を使い、水はけよく、しかも乾かさないようにすることが大切です。冬は寒さに合うことが必要です。寒冷地では育てやすく、乾燥に注意すれば日なたから半日陰まであまり場所も選ばずに、数年は植えっぱなしでも毎年よく咲きます。
水やり
乾燥させると株が弱るので、用土が乾き始めたらたっぷり水を与えます。水温の上昇は、根腐れ、株腐れの原因となります。鉢植えのものは、夏の間、日陰に置き、朝か夕方に水やりするのが安全です。
肥料
秋涼しくなってからと、早春に緩効性化成肥料を施します。夏の高温期は、肥料分が残らないようにしておきます。1月から2月に寒肥として、緩効性の肥料を施しておくのもよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ケムシ、ネコブセンチュウなど
セリ科の植物を食害するケムシがつきやすいので防除します。また、水はけが悪いとネコブセンチュウの被害を受けることもあります。
用土(鉢植え)
鹿沼土4、軽石3、腐葉土3の配合土などを利用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:レイズドベッドなど水はけのよいところに、腐葉土を混ぜて植えつけます。乾燥と地温の上昇を防ぐために、バークチップなどでマルチングをしておきます。
植え替え:2~3年ごとに株分けして植え直してください。古株は生育が衰え、花も咲きにくくなります。
ふやし方
株分け:太い根茎がいくつも枝分かれするように成長し、地表に飛び出てくるので、春か秋に数芽ずつのかたまりに分けて植えつけます。
タネまき:採取したタネを秋にまきます。
主な作業
株分けや植え直しのほか、花がら切りや、乾くようであれば、株元にマルチング資材を追加します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
冷涼な気候で、湿り気のある場所を好みます。熱帯夜が長く続くような地域では栽培が難しく、株もふえず、なかなか大きく育ちません。できるだけ地温の上がらないような風通しのよい半日陰を選びます。植え土は山野草用の用土を使い、水はけよく、しかも乾かさないようにすることが大切です。冬は寒さに合うことが必要です。寒冷地では育てやすく、乾燥に注意すれば日なたから半日陰まであまり場所も選ばずに、数年は植えっぱなしでも毎年よく咲きます。
水やり
乾燥させると株が弱るので、用土が乾き始めたらたっぷり水を与えます。水温の上昇は、根腐れ、株腐れの原因となります。鉢植えのものは、夏の間、日陰に置き、朝か夕方に水やりするのが安全です。
肥料
秋涼しくなってからと、早春に緩効性化成肥料を施します。夏の高温期は、肥料分が残らないようにしておきます。1月から2月に寒肥として、緩効性の肥料を施しておくのもよいでしょう。
病気と害虫
病気:ほとんどありません。
害虫:ケムシ、ネコブセンチュウなど
セリ科の植物を食害するケムシがつきやすいので防除します。また、水はけが悪いとネコブセンチュウの被害を受けることもあります。
用土(鉢植え)
鹿沼土4、軽石3、腐葉土3の配合土などを利用します。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:レイズドベッドなど水はけのよいところに、腐葉土を混ぜて植えつけます。乾燥と地温の上昇を防ぐために、バークチップなどでマルチングをしておきます。
植え替え:2~3年ごとに株分けして植え直してください。古株は生育が衰え、花も咲きにくくなります。
ふやし方
株分け:太い根茎がいくつも枝分かれするように成長し、地表に飛び出てくるので、春か秋に数芽ずつのかたまりに分けて植えつけます。
タネまき:採取したタネを秋にまきます。
主な作業
株分けや植え直しのほか、花がら切りや、乾くようであれば、株元にマルチング資材を追加します。
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玲儿
2017年07月16日
アスクレピアスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。冬は、防寒のために、株元に落ち葉やバークチップを敷いておきましょう。
鉢植えでは、春から秋まで日なたに置きます。クラサヴィカ種(A. curassavica)は冬の寒さで枯れてしまうので、通常は一年草扱いされますが、室内に取り込んで凍らせないように管理すれば、多年草として扱えます。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。乾燥には強いのですが、過湿になると根腐れするので、水の与えすぎに気をつけましょう。
肥料
庭植えでの肥料は不要です。
鉢植えでは、4月から9月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ、アブラムシ、カメムシ
ハダニ、アブラムシが4月から10月に発生します。見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると、発生を軽減できます。
なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると、発生が少なくなります。
カメムシが5月から10月に発生します。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ適期は4月から7月です。室内で冬越しさせた苗は、霜が降りるおそれがなくなってから、戸外に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は4月から5月です。発芽適温は20~25℃なので、早まきせず、暖かくなるのを待ってまきましょう。タネが隠れる程度に覆土します。
さし芽:4月から6月、茎を切ってさし、ふやすことができます。
主な作業
支柱立て:6月から9月には草丈が高くなるので、様子を見て、倒れないように支柱を立てておきましょう。
防寒:11月から12月、株元が凍らないように、落ち葉やバークチップをかけて防寒しましょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。冬は、防寒のために、株元に落ち葉やバークチップを敷いておきましょう。
鉢植えでは、春から秋まで日なたに置きます。クラサヴィカ種(A. curassavica)は冬の寒さで枯れてしまうので、通常は一年草扱いされますが、室内に取り込んで凍らせないように管理すれば、多年草として扱えます。
水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。乾燥には強いのですが、過湿になると根腐れするので、水の与えすぎに気をつけましょう。
肥料
庭植えでの肥料は不要です。
鉢植えでは、4月から9月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ、アブラムシ、カメムシ
ハダニ、アブラムシが4月から10月に発生します。見つけしだい防除しましょう。風通しをよくすると、発生を軽減できます。
なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると、発生が少なくなります。
カメムシが5月から10月に発生します。見つけしだい、捕殺しましょう。
用土(鉢植え)
水はけのよい肥沃な土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ適期は4月から7月です。室内で冬越しさせた苗は、霜が降りるおそれがなくなってから、戸外に植えつけましょう。
ふやし方
タネまき:適期は4月から5月です。発芽適温は20~25℃なので、早まきせず、暖かくなるのを待ってまきましょう。タネが隠れる程度に覆土します。
さし芽:4月から6月、茎を切ってさし、ふやすことができます。
主な作業
支柱立て:6月から9月には草丈が高くなるので、様子を見て、倒れないように支柱を立てておきましょう。
防寒:11月から12月、株元が凍らないように、落ち葉やバークチップをかけて防寒しましょう。
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玲儿
2017年07月16日
アサリナの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく、水はけのよい肥沃な土壌の場所で育てます。「緑のカーテン」として利用することもできますが、真夏の西日に当たると葉焼けを起こすことがあります。南側であれば問題ありません。多湿を嫌うので、水はけの悪い土壌の場合は、腐葉土などを混ぜて土壌改良します。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や、用土に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分の多い緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。肥料切れさせないように規定量を施しますが、多肥にすると花つきが悪くなるので注意します。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
体長1mmほどの白い虫で、葉裏について植物の汁を吸い、植物の生育が悪くなります。早期発見に努め、登録のある薬剤で駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月から6月、ポット苗の根がほどよく回ったら、植えつけます。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。苗の間隔は、25~30cmが目安です。
ふやし方
タネまき:放任でも結実し、小さなコンペイトウのようなタネがとれます。発芽適温は20~25℃とやや高温性なので、ヤエザクラが散ったころからがタネのまきどきです。ごく薄く覆土をします。
さし木: 5月から6月ごろ、伸びた茎の先端を8cmくらい(5節くらい)切り、一番下の節が土に埋まるように、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:本葉が3枚前後のころと、7枚前後のころに茎の先端を摘み取り、枝数をふやします。
花がら摘み:花が終わったら、こまめに花のつけ根のところで摘み取ります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく、水はけのよい肥沃な土壌の場所で育てます。「緑のカーテン」として利用することもできますが、真夏の西日に当たると葉焼けを起こすことがあります。南側であれば問題ありません。多湿を嫌うので、水はけの悪い土壌の場合は、腐葉土などを混ぜて土壌改良します。
水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
肥料
元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や、用土に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分の多い緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。肥料切れさせないように規定量を施しますが、多肥にすると花つきが悪くなるので注意します。
病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ
体長1mmほどの白い虫で、葉裏について植物の汁を吸い、植物の生育が悪くなります。早期発見に努め、登録のある薬剤で駆除します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月から6月、ポット苗の根がほどよく回ったら、植えつけます。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。苗の間隔は、25~30cmが目安です。
ふやし方
タネまき:放任でも結実し、小さなコンペイトウのようなタネがとれます。発芽適温は20~25℃とやや高温性なので、ヤエザクラが散ったころからがタネのまきどきです。ごく薄く覆土をします。
さし木: 5月から6月ごろ、伸びた茎の先端を8cmくらい(5節くらい)切り、一番下の節が土に埋まるように、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:本葉が3枚前後のころと、7枚前後のころに茎の先端を摘み取り、枝数をふやします。
花がら摘み:花が終わったら、こまめに花のつけ根のところで摘み取ります。
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玲儿
2017年07月16日
アザミの仲間の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
ノアザミの場合、風通しのよい日なたで栽培します。庭植えにする場合は、あまり乾燥しすぎる場所は避けます。
フジアザミのような崩壊地や、やや高い山に生える種類の場合は、ロックガーデンを築くか、高山植物用の用土を客土した場所に植えます。また、森林に生える種類は夏の間40~50%前後の遮光をして、日焼けを防ぎます。
大型の種類の場合、鉢栽培は難しいので庭植えで管理します。
水やり
ノアザミの場合、表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥が続かないかぎり、不要です。キセルアザミのような湿地性の種類の場合は、浅く腰水にして乾燥を防ぎます。
肥料
ノアザミの場合、芽が出始めてから株が成長している間はチッ素、リン酸、カリウムの3要素が等量配合の緩効性肥料を5号鉢で三つまみ施します。さらに草花用の液体肥料を月2回、1000倍に薄めて追肥します。施しすぎると枝葉ばかり茂るので、少なめを心がけます。地植えの場合は特に施さなくても大丈夫です。
ほかの種も同様に、植物の大きさに合わせて量を加減します。
病気と害虫
病気:特にありませんが、ときにうどんこ病の発生を見ます。
害虫:特にありませんが、ときにアブラムシの発生を見ます。
用土(鉢植え)
ノアザミなど低地に見られる種は、草花用の培養土でよく育ちます。険しい斜面や山地に生えている種は高山植物用の培養土を使います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合、毎年2月から3月に行います。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありません。
ふやし方
タネまき:タネでふやすのが最もよいふやし方です。2月から3月にまきます。順調に成長した株はタネをまいた翌年に開花します。
株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれている部分を外すか、あるいは根をつけて切り分けられる部分があれば、そこを切って分けます。切った場合は炭の粉などをつけて切り口を覆っておきます。
主な作業
支柱立て:種類によっては茎が倒れやすいため、支柱を立て倒れるのを防ぎます。
交配:アザミの仲間は放置すると交雑するため、純粋なタネを得たい場合は、蕾のうちから袋かけをして虫の侵入を防ぎ、人工交配をします。何回かに分けて行いましょう。交配後は再び袋をかけておきます。
花がら摘み:タネをとらない場合は、交雑しないよう、花が終わったら切り捨てます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
ノアザミの場合、風通しのよい日なたで栽培します。庭植えにする場合は、あまり乾燥しすぎる場所は避けます。
フジアザミのような崩壊地や、やや高い山に生える種類の場合は、ロックガーデンを築くか、高山植物用の用土を客土した場所に植えます。また、森林に生える種類は夏の間40~50%前後の遮光をして、日焼けを防ぎます。
大型の種類の場合、鉢栽培は難しいので庭植えで管理します。
水やり
ノアザミの場合、表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥が続かないかぎり、不要です。キセルアザミのような湿地性の種類の場合は、浅く腰水にして乾燥を防ぎます。
肥料
ノアザミの場合、芽が出始めてから株が成長している間はチッ素、リン酸、カリウムの3要素が等量配合の緩効性肥料を5号鉢で三つまみ施します。さらに草花用の液体肥料を月2回、1000倍に薄めて追肥します。施しすぎると枝葉ばかり茂るので、少なめを心がけます。地植えの場合は特に施さなくても大丈夫です。
ほかの種も同様に、植物の大きさに合わせて量を加減します。
病気と害虫
病気:特にありませんが、ときにうどんこ病の発生を見ます。
害虫:特にありませんが、ときにアブラムシの発生を見ます。
用土(鉢植え)
ノアザミなど低地に見られる種は、草花用の培養土でよく育ちます。険しい斜面や山地に生えている種は高山植物用の培養土を使います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの場合、毎年2月から3月に行います。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありません。
ふやし方
タネまき:タネでふやすのが最もよいふやし方です。2月から3月にまきます。順調に成長した株はタネをまいた翌年に開花します。
株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれている部分を外すか、あるいは根をつけて切り分けられる部分があれば、そこを切って分けます。切った場合は炭の粉などをつけて切り口を覆っておきます。
主な作業
支柱立て:種類によっては茎が倒れやすいため、支柱を立て倒れるのを防ぎます。
交配:アザミの仲間は放置すると交雑するため、純粋なタネを得たい場合は、蕾のうちから袋かけをして虫の侵入を防ぎ、人工交配をします。何回かに分けて行いましょう。交配後は再び袋をかけておきます。
花がら摘み:タネをとらない場合は、交雑しないよう、花が終わったら切り捨てます。
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玲儿
2017年07月16日
アゲラタムの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さや日ざしに強く、霜が降りるころまで長く咲き続けます。本来は多年草ですが、寒さに弱いため、春まき一年草として扱われます。日当たりと水はけのよいところであれば、土質もあまり選ばず、やせ地でも育てられます。極端な乾燥や、混みすぎによる蒸れには注意します。
水やり
庭植えでは植えつけるとき以外はほとんど必要ありません。鉢植えはしおれやすいので、乾いたらたっぷり与えます。過湿や排水不良は根腐れのもとです。
肥料
無肥料でも育つくらいで、少なめがよく、鉢植えでは、生育の様子を見ながら追肥を施します。肥料分が多いと葉が大きく茂り軟弱になりやすくなります。
病気と害虫
病気:灰色かび病
梅雨どきなど雨天が続くと灰色かび病が出やすくなるので、混みすぎに注意します。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニ
成長期にはアブラムシやヨトウムシの防除を行います。夏の乾燥期には、ハダニがつくことがあります。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などで育てられます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:タネをまいて発芽したら、本葉4枚くらいのときにポットに仮植し、根が回ったら花壇などに植えつけます。花の咲いたポット苗の流通も多く、これを利用するのも便利です。
ふやし方
さし芽:さし芽で容易にふえます。
タネまき:タネをとってまくこともできますが、個体差がかなり出るので、毎年タネを購入するのが確実です。発芽適温は20~25℃で、まいてから5~7日で発芽します。ポットや平鉢などを利用し、肥料分の少ない用土に、混みすぎないように薄くまきます。好光性なので覆土はしません。
主な作業
刈り込み:ほとんど手がかからず、放任でもよいくらいですが、混みすぎたり、伸びすぎてしまったものは、適宜刈り込みます。
間引き:鉢やプランターなどを使って直まきで育てる場合は、間引きを行います。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
暑さや日ざしに強く、霜が降りるころまで長く咲き続けます。本来は多年草ですが、寒さに弱いため、春まき一年草として扱われます。日当たりと水はけのよいところであれば、土質もあまり選ばず、やせ地でも育てられます。極端な乾燥や、混みすぎによる蒸れには注意します。
水やり
庭植えでは植えつけるとき以外はほとんど必要ありません。鉢植えはしおれやすいので、乾いたらたっぷり与えます。過湿や排水不良は根腐れのもとです。
肥料
無肥料でも育つくらいで、少なめがよく、鉢植えでは、生育の様子を見ながら追肥を施します。肥料分が多いと葉が大きく茂り軟弱になりやすくなります。
病気と害虫
病気:灰色かび病
梅雨どきなど雨天が続くと灰色かび病が出やすくなるので、混みすぎに注意します。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニ
成長期にはアブラムシやヨトウムシの防除を行います。夏の乾燥期には、ハダニがつくことがあります。
用土(鉢植え)
一般の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などで育てられます。
植えつけ、 植え替え
植えつけ:タネをまいて発芽したら、本葉4枚くらいのときにポットに仮植し、根が回ったら花壇などに植えつけます。花の咲いたポット苗の流通も多く、これを利用するのも便利です。
ふやし方
さし芽:さし芽で容易にふえます。
タネまき:タネをとってまくこともできますが、個体差がかなり出るので、毎年タネを購入するのが確実です。発芽適温は20~25℃で、まいてから5~7日で発芽します。ポットや平鉢などを利用し、肥料分の少ない用土に、混みすぎないように薄くまきます。好光性なので覆土はしません。
主な作業
刈り込み:ほとんど手がかからず、放任でもよいくらいですが、混みすぎたり、伸びすぎてしまったものは、適宜刈り込みます。
間引き:鉢やプランターなどを使って直まきで育てる場合は、間引きを行います。
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玲儿
2017年07月12日
フェイジョアの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。
肥料
庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、7月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気、害虫とも、特に問題になるものはありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的です。鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月中・下旬に休眠期つぎを行います。
さし木、とり木:さし木は6月上旬から7月上旬に、とり木は6月中旬から7月中旬に行います。
主な作業
剪定:時期は3月上旬から4月中旬です。強い切り詰め剪定よりも、間引き剪定を主体にします。大きなよい果実がつくのは、下垂気味の弱い枝です。したがって、誘引によりそのような枝を多くつくることが大切です。なお、フェイジョアは株元から芽がたくさん伸びやすく、株立ちしやすいですが、幹を1本に仕立て、上部でいくつか分枝させます。特にスリムに仕立てたい場合は、幹1本の、いわゆる主幹形に仕立てます。結果習性はカキや柑橘類と同様、前年枝の枝先付近の数節に花芽がつき、その花芽から新梢が伸びて、その葉腋に着花(果)します。
人工受粉:異品種を並べて植えておけば、ある程度果実はつきます。しかし、結実が悪いことも多いので、人工受粉が有効です。自家不結実性なので、異品種の花粉を用います。開いたばかりのごく若い花に、受粉することが大切です。
収穫、追熟:追熟が必要な果実です。熟期になって落果した果実を拾って、香りが出てくるまでおけば食べごろになります。長く保存したい場合は、落果直前に収穫し、冷蔵庫に入れておきます。食べるときは冷蔵庫から出して食べごろになるまで追熟させます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。
肥料
庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、7月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気、害虫とも、特に問題になるものはありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的です。鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月中・下旬に休眠期つぎを行います。
さし木、とり木:さし木は6月上旬から7月上旬に、とり木は6月中旬から7月中旬に行います。
主な作業
剪定:時期は3月上旬から4月中旬です。強い切り詰め剪定よりも、間引き剪定を主体にします。大きなよい果実がつくのは、下垂気味の弱い枝です。したがって、誘引によりそのような枝を多くつくることが大切です。なお、フェイジョアは株元から芽がたくさん伸びやすく、株立ちしやすいですが、幹を1本に仕立て、上部でいくつか分枝させます。特にスリムに仕立てたい場合は、幹1本の、いわゆる主幹形に仕立てます。結果習性はカキや柑橘類と同様、前年枝の枝先付近の数節に花芽がつき、その花芽から新梢が伸びて、その葉腋に着花(果)します。
人工受粉:異品種を並べて植えておけば、ある程度果実はつきます。しかし、結実が悪いことも多いので、人工受粉が有効です。自家不結実性なので、異品種の花粉を用います。開いたばかりのごく若い花に、受粉することが大切です。
収穫、追熟:追熟が必要な果実です。熟期になって落果した果実を拾って、香りが出てくるまでおけば食べごろになります。長く保存したい場合は、落果直前に収穫し、冷蔵庫に入れておきます。食べるときは冷蔵庫から出して食べごろになるまで追熟させます。
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玲儿
2017年07月12日
バナナの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。日照不足では軟弱に育ち、果実も小さくなってしまうので、注意してください。
水やり
生育期間中は、十分な水分を必要とします。春と秋は、鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、夏や、結実している時期は土がよく乾くので、毎日水やりするとよいでしょう。冬は、乾かし気味に管理してください。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
乾燥が続くと葉ハダニが発生することがあるので、葉水をこまめに与えて、発生を防ぎましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えます。1年に1回は、植え替えるようにしてください。
ふやし方
株分け:4月から9月ごろまでに、株分けでふやすことができます。株分けする際は、根に土ができるだけ多くつくように分けましょう。土が根にほとんどつかない状態で分けてしまった場合は、地上部を、地際近くまでバッサリと切り戻します。また新しい芽が出てくるので心配ありません。株分けから2~3年後から収穫が期待できます。
主な作業
古皮はがし:幹についた枯れた古皮は、内側に虫が侵入したり、見栄えも悪くなります。家庭で楽しむ場合は、随時はがしたほうがよいでしょう。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。日照不足では軟弱に育ち、果実も小さくなってしまうので、注意してください。
水やり
生育期間中は、十分な水分を必要とします。春と秋は、鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、夏や、結実している時期は土がよく乾くので、毎日水やりするとよいでしょう。冬は、乾かし気味に管理してください。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
乾燥が続くと葉ハダニが発生することがあるので、葉水をこまめに与えて、発生を防ぎましょう。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えます。1年に1回は、植え替えるようにしてください。
ふやし方
株分け:4月から9月ごろまでに、株分けでふやすことができます。株分けする際は、根に土ができるだけ多くつくように分けましょう。土が根にほとんどつかない状態で分けてしまった場合は、地上部を、地際近くまでバッサリと切り戻します。また新しい芽が出てくるので心配ありません。株分けから2~3年後から収穫が期待できます。
主な作業
古皮はがし:幹についた枯れた古皮は、内側に虫が侵入したり、見栄えも悪くなります。家庭で楽しむ場合は、随時はがしたほうがよいでしょう。
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玲儿
2017年07月12日
クリ(栗)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹の病気の胴枯病くらいで、特に問題となるものはありません。
害虫:クリミガ、シギゾウムシ、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシなど
クリミガ、シギゾウムシなどの果実に食い入って食害する害虫のほか、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシなどに注意が必要です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上・下旬の休眠期つぎ、8月中・下旬の芽つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月上旬から2月下旬が適期です。クリは無剪定でも結実しますが、樹冠や樹高が大きくなってしまいます。コンパクトに収めるには、細かい剪定が必要です。結果習性はカキと同様、前年枝の先端の数芽が花芽になり、花芽は混合花芽で、その花芽から春に新しい枝が伸び、その葉腋に着花(果)します。したがって、枝先をあまり強く切り詰めると、花芽を落とすことになります。
収穫・貯蔵:収穫した果実は、0℃前後の冷蔵庫に2~3週間貯蔵すると、甘みを増します。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹の病気の胴枯病くらいで、特に問題となるものはありません。
害虫:クリミガ、シギゾウムシ、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシなど
クリミガ、シギゾウムシなどの果実に食い入って食害する害虫のほか、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシなどに注意が必要です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上・下旬の休眠期つぎ、8月中・下旬の芽つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月上旬から2月下旬が適期です。クリは無剪定でも結実しますが、樹冠や樹高が大きくなってしまいます。コンパクトに収めるには、細かい剪定が必要です。結果習性はカキと同様、前年枝の先端の数芽が花芽になり、花芽は混合花芽で、その花芽から春に新しい枝が伸び、その葉腋に着花(果)します。したがって、枝先をあまり強く切り詰めると、花芽を落とすことになります。
収穫・貯蔵:収穫した果実は、0℃前後の冷蔵庫に2~3週間貯蔵すると、甘みを増します。
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玲儿
2017年07月12日
クランベリーの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合も、乾かさないように随時水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、9月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、9月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
鉢植えは、酸度未調整のピートモスや水ゴケ、鹿沼土などの等量配合土で植えつけます。庭植えの場合も、酸度未調整のピートモスや水ゴケ、鹿沼土などを用いて、水はけよく、しかも水もちもよく植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
適期は2月中旬から3月中旬です。植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
2月中旬から下旬に株分けをするか、3月、あるいは梅雨の時期にさし芽をしてふやします。
主な作業
剪定:株が混んだら随時、間引いたり、切り詰めたりします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合も、乾かさないように随時水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、9月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、9月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
鉢植えは、酸度未調整のピートモスや水ゴケ、鹿沼土などの等量配合土で植えつけます。庭植えの場合も、酸度未調整のピートモスや水ゴケ、鹿沼土などを用いて、水はけよく、しかも水もちもよく植えつけましょう。
植えつけ、 植え替え
適期は2月中旬から3月中旬です。植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
2月中旬から下旬に株分けをするか、3月、あるいは梅雨の時期にさし芽をしてふやします。
主な作業
剪定:株が混んだら随時、間引いたり、切り詰めたりします。
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玲儿
2017年07月12日
グーズベリーの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
)
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病、斑点病など
うどんこ病や斑点病の発生が多いようなら防除が必要です。
害虫:カイガラムシ類
カイガラムシ類が発生するので注意します。
)
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、酸度未調整のピートモス3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
)
ふやし方
とり木:2月から3月ごろに、枝を寝かせ、土をかけておくと発根するので、植え替えの適期に切り分けて植えつけます。
さし木:12月から2月の剪定時に剪定した枝をさし木します。
少数であれば、とり木のほうが大苗が得られるのでおすすめです。
)
主な作業
剪定:落葉後から春の発芽直前まではいつでも行えます。こんもりした株になるので、混み合ってきたら、小枝の多くなった古枝を中心に間引きます。また、必要があれば、切り詰めもします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
)
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病、斑点病など
うどんこ病や斑点病の発生が多いようなら防除が必要です。
害虫:カイガラムシ類
カイガラムシ類が発生するので注意します。
)
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、酸度未調整のピートモス3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
)
ふやし方
とり木:2月から3月ごろに、枝を寝かせ、土をかけておくと発根するので、植え替えの適期に切り分けて植えつけます。
さし木:12月から2月の剪定時に剪定した枝をさし木します。
少数であれば、とり木のほうが大苗が得られるのでおすすめです。
)
主な作業
剪定:落葉後から春の発芽直前まではいつでも行えます。こんもりした株になるので、混み合ってきたら、小枝の多くなった古枝を中心に間引きます。また、必要があれば、切り詰めもします。
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玲儿
2017年07月11日
柑橘類(デコポンなど交雑品種)の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。
肥料
庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、6月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:かいよう病、そうか病など
重要な病気は、実や葉などにかさぶた状の病斑を生じるかいよう病と、かいよう状の病斑を生じるそうか病です。特にかいよう病が問題で、オレンジに近い品種のなかにはこの病気に弱いものが多いので注意が必要です。
害虫:カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシ、エカキムシなど
害虫では、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシ、エカキムシなどに注意が必要です。なかでも、幼木を早く大きくするには、エカキムシの防除は欠かせません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、柑橘類は細根が多いので、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:3月中旬から5月上旬の休眠枝つぎ、8月中・下旬の芽つぎでふやします。台木は一般にカラタチを用います。
主な作業
剪定:基本的に収穫後の3月上旬から4月上旬にかけて行います。樹形は一般の果樹同様、開心自然形とし、ゆったりとした樹冠内部まで日がよく当たる樹形をつくります。毎年コンスタントに結実させるには、果実を収穫したあとである果柄枝と春枝などがほどよく交じり合っているような木にすることが大切です。前年にあまり結実しなかった木では、夏秋枝の一部を春枝のところまで切り戻して、予備枝をつくることが大切です。この剪定は、できれば10月ごろ行います。
摘果:着果数が多い場合は摘果をします。小さな果実や極端に遅くなった果実を間引きます。
袋かけ:種類によっては、防寒や鳥よけを兼ねて、新聞紙などの袋をかけます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。
肥料
庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、6月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:かいよう病、そうか病など
重要な病気は、実や葉などにかさぶた状の病斑を生じるかいよう病と、かいよう状の病斑を生じるそうか病です。特にかいよう病が問題で、オレンジに近い品種のなかにはこの病気に弱いものが多いので注意が必要です。
害虫:カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシ、エカキムシなど
害虫では、カイガラムシ類、アブラムシ類、カミキリムシ、エカキムシなどに注意が必要です。なかでも、幼木を早く大きくするには、エカキムシの防除は欠かせません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、柑橘類は細根が多いので、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:3月中旬から5月上旬の休眠枝つぎ、8月中・下旬の芽つぎでふやします。台木は一般にカラタチを用います。
主な作業
剪定:基本的に収穫後の3月上旬から4月上旬にかけて行います。樹形は一般の果樹同様、開心自然形とし、ゆったりとした樹冠内部まで日がよく当たる樹形をつくります。毎年コンスタントに結実させるには、果実を収穫したあとである果柄枝と春枝などがほどよく交じり合っているような木にすることが大切です。前年にあまり結実しなかった木では、夏秋枝の一部を春枝のところまで切り戻して、予備枝をつくることが大切です。この剪定は、できれば10月ごろ行います。
摘果:着果数が多い場合は摘果をします。小さな果実や極端に遅くなった果実を間引きます。
袋かけ:種類によっては、防寒や鳥よけを兼ねて、新聞紙などの袋をかけます。
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玲儿
2017年07月11日
カラント類の育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病、斑点病など
うどんこ病や斑点病の発生が多いようなら防除が必要です。
害虫:カイガラムシ類
カイガラムシ類が発生するので注意します。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、酸度未調整のピートモス3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。植え替えは根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
2月中旬から下旬に、さし木か株分けでふやします。
主な作業
剪定:適期は12月から2月下旬。花芽は前年枝のかなり下部の葉腋までつくので、半分くらいまで切り詰めてもかまいません。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病、斑点病など
うどんこ病や斑点病の発生が多いようなら防除が必要です。
害虫:カイガラムシ類
カイガラムシ類が発生するので注意します。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、酸度未調整のピートモス3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。植え替えは根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
2月中旬から下旬に、さし木か株分けでふやします。
主な作業
剪定:適期は12月から2月下旬。花芽は前年枝のかなり下部の葉腋までつくので、半分くらいまで切り詰めてもかまいません。
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玲儿
2017年07月11日
イチジクの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。寒冷地では、鉢植えは冬は無暖房の室内などに取り込んで冬越しさせます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植え、鉢植えとも11月から1月に元肥を、6月、8月、9月に追肥を施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=8-8-8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:疫病、さび病など
疫病は、主に成熟期に近い果実を侵します。被害を受けた果実は、かびで腐敗したり、ミイラ状になったりします。さび病は、葉の表面に淡褐色の小斑点ができ、その葉裏は黄褐色の粉状になります。葉はやがて枯れ、落葉します。
害虫:カミキリムシ、センチュウなど
カミキリムシは、幼虫が枝や幹に食い入って、枝または木全体を枯らします。大型のクワカミキリと小型のキボシカミキリが主で、特に後者はどこでも食い荒らし厄介です。4月以降に食い入った穴から出るふんを頼りに幼虫を捕殺するか、6月ごろから現れる成虫を捕殺します。家庭でイチジクを栽培するときは、カミキリムシさえ防除していれば、ほかの病害虫には目をつぶっても大丈夫です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
さし木:前年伸びた枝を2~3節に切って行います。適期は3月から4月。
つぎ木:樹勢の弱い品種で行う場合があります。適期は3月から4月。
主な作業
剪定:適期は12月から2月です。秋果はその年の春から伸びた枝に着果するので、前年枝をどこで切り詰めても問題はありません。しかし、夏果は前年枝に着果し、しかも比較的枝先につくため、枝を切り詰めると着果しません。着果させたい枝は切り詰めないことが大切で、特に夏果専用品種の剪定には注意します。
農家では1~2節で切るぶつ切り剪定が行われますが、その方法は‘桝井ドーフィン’に限られ、日本種などには無理な方法です。家庭では、誘引や間引きを中心に行い、農家のような極端な切り詰めはしないほうがよいでしょう。
摘心、芽かき:5月中旬以降、伸び続ける新梢は、開心自然形の成木では40~50cmで(一文字仕立てなら1.5m程度で)摘心します。また、二度伸びする場合は、芽かきをします。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。寒冷地では、鉢植えは冬は無暖房の室内などに取り込んで冬越しさせます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植え、鉢植えとも11月から1月に元肥を、6月、8月、9月に追肥を施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=8-8-8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:疫病、さび病など
疫病は、主に成熟期に近い果実を侵します。被害を受けた果実は、かびで腐敗したり、ミイラ状になったりします。さび病は、葉の表面に淡褐色の小斑点ができ、その葉裏は黄褐色の粉状になります。葉はやがて枯れ、落葉します。
害虫:カミキリムシ、センチュウなど
カミキリムシは、幼虫が枝や幹に食い入って、枝または木全体を枯らします。大型のクワカミキリと小型のキボシカミキリが主で、特に後者はどこでも食い荒らし厄介です。4月以降に食い入った穴から出るふんを頼りに幼虫を捕殺するか、6月ごろから現れる成虫を捕殺します。家庭でイチジクを栽培するときは、カミキリムシさえ防除していれば、ほかの病害虫には目をつぶっても大丈夫です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
さし木:前年伸びた枝を2~3節に切って行います。適期は3月から4月。
つぎ木:樹勢の弱い品種で行う場合があります。適期は3月から4月。
主な作業
剪定:適期は12月から2月です。秋果はその年の春から伸びた枝に着果するので、前年枝をどこで切り詰めても問題はありません。しかし、夏果は前年枝に着果し、しかも比較的枝先につくため、枝を切り詰めると着果しません。着果させたい枝は切り詰めないことが大切で、特に夏果専用品種の剪定には注意します。
農家では1~2節で切るぶつ切り剪定が行われますが、その方法は‘桝井ドーフィン’に限られ、日本種などには無理な方法です。家庭では、誘引や間引きを中心に行い、農家のような極端な切り詰めはしないほうがよいでしょう。
摘心、芽かき:5月中旬以降、伸び続ける新梢は、開心自然形の成木では40~50cmで(一文字仕立てなら1.5m程度で)摘心します。また、二度伸びする場合は、芽かきをします。
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