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玲儿
2017年09月21日
ムシトリスミレの仲間の基本情報
学名:Pinguicula
和名:ムシトリスミレ その他の名前:ピンギキュラ
科名 / 属名:タヌキモ科 / ムシトリスミレ属(ピンギキュラ属)
特徴
ムシトリスミレの仲間は、モウセンゴケと同様、葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。
生育型で大きく分けると、冬芽をつくって越冬する「寒地性」、北米原産で周年生育する「暖地性」、メキシコ原産の「熱帯高山性」の3つのグループがあります。
日本にはコウシンソウ(Pinguicula ramosa)とムシトリスミレ(P.macroceras)という寒地性のものが自生しますが、自生地が保護されているうえに、暑さに弱く栽培が難しいためあまり出回りません。一般的に国内ではP・プリムリフローラ(P.primuliflora)など北米産の暖地性のものと、アシナガムシトリスミレ(P.moranensis)やヒメアシナガスミレ(P.esseriana)など熱帯高山性のもの(メキシカンピンギキュラとも呼ばれる)が多く流通します。
メキシカンピンギキュラの仲間には花が綺麗なものが多く、国内外で花ものとして育成された品種がいくつも存在します。これらは食虫植物としてだけでなく山野草としても一部流通しますが、日本の高温多湿に比較的弱く、夏越しに若干気をつかいます。
種類(原種、園芸品種)
ピンギキュラ・プリムリフローラ
Pinguicula primuliflora
北米原産の丈夫な普及種。名前の由来はプリムラ(サクラソウ)のような花を咲かせることによる。葉の先に子株(不定芽)をつけてふえていく。暖地性だが比較的寒さに強い。
ピンギキュラ・プリムリフローラ‘ローズ’
Pinguicula primuliflora ‘Rose’
日本で発見されたバラ咲きの八重品種。
アシナガムシトリスミレ
Pinguicula moranensis
最も一般的なメキシカンピンギキュラ。花は鮮やかな赤紫色。
ヒメアシナガムシトリスミレ
Pinguicula esseriana
直径2cm程度の松ぼっくりのようなかわいらしい株姿をしたメキシカンピンギキュラ。花は桃色で、花茎も短くまとまる。
ピンギキュラ・アグナタ
Pinguicula agnata
比較的丈夫なメキシカンピンギキュラ。葉は厚くて堅く、折れやすい。花は白から淡い藤色。
‘アフロディーテ’
Pinguicula ‘Aphrodite’
チェコで作出された丈夫な交配種。アグナタとモクテズマエ(P.moctezumae)を交配したもの。花色は濃い紫から桃色。
学名:Pinguicula
和名:ムシトリスミレ その他の名前:ピンギキュラ
科名 / 属名:タヌキモ科 / ムシトリスミレ属(ピンギキュラ属)
特徴
ムシトリスミレの仲間は、モウセンゴケと同様、葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。
生育型で大きく分けると、冬芽をつくって越冬する「寒地性」、北米原産で周年生育する「暖地性」、メキシコ原産の「熱帯高山性」の3つのグループがあります。
日本にはコウシンソウ(Pinguicula ramosa)とムシトリスミレ(P.macroceras)という寒地性のものが自生しますが、自生地が保護されているうえに、暑さに弱く栽培が難しいためあまり出回りません。一般的に国内ではP・プリムリフローラ(P.primuliflora)など北米産の暖地性のものと、アシナガムシトリスミレ(P.moranensis)やヒメアシナガスミレ(P.esseriana)など熱帯高山性のもの(メキシカンピンギキュラとも呼ばれる)が多く流通します。
メキシカンピンギキュラの仲間には花が綺麗なものが多く、国内外で花ものとして育成された品種がいくつも存在します。これらは食虫植物としてだけでなく山野草としても一部流通しますが、日本の高温多湿に比較的弱く、夏越しに若干気をつかいます。
種類(原種、園芸品種)
ピンギキュラ・プリムリフローラ
Pinguicula primuliflora
北米原産の丈夫な普及種。名前の由来はプリムラ(サクラソウ)のような花を咲かせることによる。葉の先に子株(不定芽)をつけてふえていく。暖地性だが比較的寒さに強い。
ピンギキュラ・プリムリフローラ‘ローズ’
Pinguicula primuliflora ‘Rose’
日本で発見されたバラ咲きの八重品種。
アシナガムシトリスミレ
Pinguicula moranensis
最も一般的なメキシカンピンギキュラ。花は鮮やかな赤紫色。
ヒメアシナガムシトリスミレ
Pinguicula esseriana
直径2cm程度の松ぼっくりのようなかわいらしい株姿をしたメキシカンピンギキュラ。花は桃色で、花茎も短くまとまる。
ピンギキュラ・アグナタ
Pinguicula agnata
比較的丈夫なメキシカンピンギキュラ。葉は厚くて堅く、折れやすい。花は白から淡い藤色。
‘アフロディーテ’
Pinguicula ‘Aphrodite’
チェコで作出された丈夫な交配種。アグナタとモクテズマエ(P.moctezumae)を交配したもの。花色は濃い紫から桃色。
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玲儿
2017年09月21日
ロベリアの基本情報
学名:Lobelia
その他の名前:ルリチョウソウ
科名 / 属名:キキョウ科 / ミゾカクシ属(ロベリア属)
特徴
ロベリアは一般には南アフリカ原産の一年草、ロベリア・エリヌス(ルリチョウソウ Lobelia erinus)の園芸品種が多く親しまれています。そのほかに日本から中国北部原産のサワギキョウ(L. sessilifolia)のような直立する宿根草もあり、種類は非常に豊富です。花の上唇は2裂、下唇は3裂し、その姿は蝶のようで可憐です。一年草タイプは暑さ、寒さに弱く、秋にタネをまいて5月から6月にハンギングバスケットや花壇の前列に植えるなどして楽しみます。直立する宿根草タイプは水分の多い土地を好み、水辺やボーダーが向いています。花色が多彩で、宿根ロベリアには花弁がベルベット状の質感をもつものもあります。日によく当てて育てるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
ロベリア・エリヌス
Lobelia erinus
ルリミゾカクシ、ルリチョウソウとも呼ばれる南アフリカ原産の一年草。ロベリアというと一般的にロベリア・エリヌスの園芸品種が多く親しまれている。
ロベリア・カーディナルス ‘クイーン・ビクトリア’
Lobelia cardinalis ‘Queen Victoria’
北アメリカ中東部のカナダ南部からテキサスにかけて分布する宿根草、ベニサワギキョウの園芸品種。赤みを帯びる茎や葉と、30cmほどもある緋紅色の花穂が美しい。湿り気のある花壇や水辺に植えるとよい。
ロベリア・リチャードソニー
Lobelia richardsonii
茎が横に這って広がる宿根草。花は淡紫青色で、ちらちらと咲き、コンテナの寄せ植えやハンギングバスケットに向く。
ロベリア・アズーロ・コンパクト
Lobelia Azzurro Compact
夏越ししやすい一年草タイプ。スカイブルーなど優しい色の花がドーム状に咲き広がり、こんもりと仕上がる。
学名:Lobelia
その他の名前:ルリチョウソウ
科名 / 属名:キキョウ科 / ミゾカクシ属(ロベリア属)
特徴
ロベリアは一般には南アフリカ原産の一年草、ロベリア・エリヌス(ルリチョウソウ Lobelia erinus)の園芸品種が多く親しまれています。そのほかに日本から中国北部原産のサワギキョウ(L. sessilifolia)のような直立する宿根草もあり、種類は非常に豊富です。花の上唇は2裂、下唇は3裂し、その姿は蝶のようで可憐です。一年草タイプは暑さ、寒さに弱く、秋にタネをまいて5月から6月にハンギングバスケットや花壇の前列に植えるなどして楽しみます。直立する宿根草タイプは水分の多い土地を好み、水辺やボーダーが向いています。花色が多彩で、宿根ロベリアには花弁がベルベット状の質感をもつものもあります。日によく当てて育てるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
ロベリア・エリヌス
Lobelia erinus
ルリミゾカクシ、ルリチョウソウとも呼ばれる南アフリカ原産の一年草。ロベリアというと一般的にロベリア・エリヌスの園芸品種が多く親しまれている。
ロベリア・カーディナルス ‘クイーン・ビクトリア’
Lobelia cardinalis ‘Queen Victoria’
北アメリカ中東部のカナダ南部からテキサスにかけて分布する宿根草、ベニサワギキョウの園芸品種。赤みを帯びる茎や葉と、30cmほどもある緋紅色の花穂が美しい。湿り気のある花壇や水辺に植えるとよい。
ロベリア・リチャードソニー
Lobelia richardsonii
茎が横に這って広がる宿根草。花は淡紫青色で、ちらちらと咲き、コンテナの寄せ植えやハンギングバスケットに向く。
ロベリア・アズーロ・コンパクト
Lobelia Azzurro Compact
夏越ししやすい一年草タイプ。スカイブルーなど優しい色の花がドーム状に咲き広がり、こんもりと仕上がる。
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玲儿
2017年09月21日
ローマンカモミールの基本情報
学名:Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis)
和名:ローマカミツレ 英名:chamomile、Roman chamomile その他の名前:カモミール、カモマイル、ローマンカモマイル、イングリッシュカモミール、ペレニアルカモミール、ローンカモミール
科名 / 属名:キク科 / ローマカミツレ属(カマエメルム属)
特徴
ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り上がることはありません。花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。
「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。
ハーブのなかでも最もよく知られたものの一つで、古くから薬草として用いられた歴史があります。ティーはジャーマンカモミールより幾分苦みがあり、成分にも違いがありますが、イギリスではジャーマンカモミールの代わりに使われます。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は使用を避けましょう。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。
キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。
カモミールと呼ばれるハーブには、ほかにコシカギク属(シカギク属、Matricaria)で一年草のジャーマンカモミール、カミツレモドキ属(Anthemis)の多年草で染色に用いるダイヤーズカモミールなどがあります。ローマンカモミールも、以前はカミツレモドキ属に分類されていました。
ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、外見だけでなく用途もたいへんよく似ているため、歴史的に混同されてきました。ゲルマン民族の人々はジャーマンカモミールを、英語圏の人々はローマンカモミールを、本当のカモミールだと考えてきました。一説では、ローマンカモミールこそが本当のカモミールであるといわれます。それは、最初にこの2つの植物を分類し命名したスウェーデンの植物学者リンネが、「chamomileと一般に呼ばれる植物(ローマンカモミール)によく似ていることから、ジャーマンカモミールに、Matricaria chamomillaという学名をつけた」とも伝えられているからです。
<ローマンカモミールの利用法>
飲食用:花/ハーブティー
香料用:精油/アロマテラピー 花/入浴剤、ポプリ、化粧品、芳香剤 茎や葉/入浴剤
クラフト用:押し花、ポプリ
園芸用:グラウンドカバー、香りのベンチ、コンパニオンプランツ
薬用:精油/吸入剤
種類(原種、園芸品種)
ダブルフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Flore Pleno’
ローマンカモミールの変種で、八重咲き。乾燥した花の姿がかわいらしく、一重の基本種より香りが甘いことからハーブティーに多用される。フランスで好まれている。
ノンフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Treneague’
1932年に、ロンドンのバッキンガム宮殿にある「カモミールの芝生」から生じたといわれる。花を咲かせず草丈が伸びないので、刈り込む手間がかからず、カモミールの芝生に適した栽培品種。草丈は10cm程度で香りが強い。成長は遅い。花を咲かせるのが目的ではないので、日陰での栽培も可能。
学名:Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis)
和名:ローマカミツレ 英名:chamomile、Roman chamomile その他の名前:カモミール、カモマイル、ローマンカモマイル、イングリッシュカモミール、ペレニアルカモミール、ローンカモミール
科名 / 属名:キク科 / ローマカミツレ属(カマエメルム属)
特徴
ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り上がることはありません。花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。
「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。
ハーブのなかでも最もよく知られたものの一つで、古くから薬草として用いられた歴史があります。ティーはジャーマンカモミールより幾分苦みがあり、成分にも違いがありますが、イギリスではジャーマンカモミールの代わりに使われます。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は使用を避けましょう。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。
キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。
カモミールと呼ばれるハーブには、ほかにコシカギク属(シカギク属、Matricaria)で一年草のジャーマンカモミール、カミツレモドキ属(Anthemis)の多年草で染色に用いるダイヤーズカモミールなどがあります。ローマンカモミールも、以前はカミツレモドキ属に分類されていました。
ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、外見だけでなく用途もたいへんよく似ているため、歴史的に混同されてきました。ゲルマン民族の人々はジャーマンカモミールを、英語圏の人々はローマンカモミールを、本当のカモミールだと考えてきました。一説では、ローマンカモミールこそが本当のカモミールであるといわれます。それは、最初にこの2つの植物を分類し命名したスウェーデンの植物学者リンネが、「chamomileと一般に呼ばれる植物(ローマンカモミール)によく似ていることから、ジャーマンカモミールに、Matricaria chamomillaという学名をつけた」とも伝えられているからです。
<ローマンカモミールの利用法>
飲食用:花/ハーブティー
香料用:精油/アロマテラピー 花/入浴剤、ポプリ、化粧品、芳香剤 茎や葉/入浴剤
クラフト用:押し花、ポプリ
園芸用:グラウンドカバー、香りのベンチ、コンパニオンプランツ
薬用:精油/吸入剤
種類(原種、園芸品種)
ダブルフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Flore Pleno’
ローマンカモミールの変種で、八重咲き。乾燥した花の姿がかわいらしく、一重の基本種より香りが甘いことからハーブティーに多用される。フランスで好まれている。
ノンフラワーカモミール
Chamaemelum nobile ‘Treneague’
1932年に、ロンドンのバッキンガム宮殿にある「カモミールの芝生」から生じたといわれる。花を咲かせず草丈が伸びないので、刈り込む手間がかからず、カモミールの芝生に適した栽培品種。草丈は10cm程度で香りが強い。成長は遅い。花を咲かせるのが目的ではないので、日陰での栽培も可能。
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玲儿
2017年09月21日
ローダンセマムの基本情報
学名:Rhodanthemum
科名 / 属名:キク科 / ローダンセマム属
特徴
ローダンセマムは、筒状花が茶褐色でピンクから白の舌状花を咲かせるガヤヌム種(Rhodanthemum gayanum)、それよりも一回り大きな花を咲かせるホスマリエンセ種(R. hosmariense)が多く流通し、クリーム色の舌状花を咲かせるカタナンセ種(R. catananche)もまれに栽培されています。また、ガヤヌム種とホスマリエンセ種との交雑によると思われる改良品種の流通がふえています。
この属の植物は北アフリカ、スペインに10種ほどが知られています。
姿はマーガレットによく似ていますが、氷点下になると傷んでしまうマーガレットに比べて低温に強く、-10℃程度まで戸外で育てることができます。
しかし、高温には弱く、夏は生育を休止してしまいます。生育休止期に過湿にすると枯れやすいので、鉢植えのものは雨を避け、庭植えにする場合は、水はけのよい場所を選んで植えるようにしましょう。
梅雨前、もしくは9月から10月に切り戻すとわき芽がよく発生し、こんもりとした株に仕立てることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘アフリカン・アイズ’
Rhodanthemum ‘African Eyes’
茶褐色の筒状花と白い舌状花のコントラストが美しい。花茎が堅く、倒れにくい。
‘マーキュリー’
Rhodanthemum gayanum ‘Mercury’
ローダンセマムのなかでは、特にピンクが濃い品種。花粉が出ないのが特徴。
ローダンセマム・ホスマリエンセ
Rhodanthemum hosmariense
黄色い筒状花と白い舌状花からなる花は、フランスギク(Leucanthemum vulgare)にも似る。よく枝分かれし、自然とコンパクトに育つ。
ローダンセマム・カタナンセ
Rhodanthemum catananche
黄色い筒状花とクリーム色の舌状花からなる花が咲く。地際に張りつくように育つ株から、長さ10cm程度の花茎を伸ばす。
「エルフ」シリーズ
Rhodanthemum Elf Series
ガヤヌム種とホスマリエンセ種の交雑種と考えられる。株姿はホスマリエンセ種と同様コンパクトで、大輪の花を咲かせるが、ホスマリエンセ種にはないピンクの舌状花を咲かせる品種が含まれる。
学名:Rhodanthemum
科名 / 属名:キク科 / ローダンセマム属
特徴
ローダンセマムは、筒状花が茶褐色でピンクから白の舌状花を咲かせるガヤヌム種(Rhodanthemum gayanum)、それよりも一回り大きな花を咲かせるホスマリエンセ種(R. hosmariense)が多く流通し、クリーム色の舌状花を咲かせるカタナンセ種(R. catananche)もまれに栽培されています。また、ガヤヌム種とホスマリエンセ種との交雑によると思われる改良品種の流通がふえています。
この属の植物は北アフリカ、スペインに10種ほどが知られています。
姿はマーガレットによく似ていますが、氷点下になると傷んでしまうマーガレットに比べて低温に強く、-10℃程度まで戸外で育てることができます。
しかし、高温には弱く、夏は生育を休止してしまいます。生育休止期に過湿にすると枯れやすいので、鉢植えのものは雨を避け、庭植えにする場合は、水はけのよい場所を選んで植えるようにしましょう。
梅雨前、もしくは9月から10月に切り戻すとわき芽がよく発生し、こんもりとした株に仕立てることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘アフリカン・アイズ’
Rhodanthemum ‘African Eyes’
茶褐色の筒状花と白い舌状花のコントラストが美しい。花茎が堅く、倒れにくい。
‘マーキュリー’
Rhodanthemum gayanum ‘Mercury’
ローダンセマムのなかでは、特にピンクが濃い品種。花粉が出ないのが特徴。
ローダンセマム・ホスマリエンセ
Rhodanthemum hosmariense
黄色い筒状花と白い舌状花からなる花は、フランスギク(Leucanthemum vulgare)にも似る。よく枝分かれし、自然とコンパクトに育つ。
ローダンセマム・カタナンセ
Rhodanthemum catananche
黄色い筒状花とクリーム色の舌状花からなる花が咲く。地際に張りつくように育つ株から、長さ10cm程度の花茎を伸ばす。
「エルフ」シリーズ
Rhodanthemum Elf Series
ガヤヌム種とホスマリエンセ種の交雑種と考えられる。株姿はホスマリエンセ種と同様コンパクトで、大輪の花を咲かせるが、ホスマリエンセ種にはないピンクの舌状花を咲かせる品種が含まれる。
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玲儿
2017年09月21日
レシュノルティアの基本情報
学名:Leschenaultia
その他の名前:初恋草、レケナウルティア、レスケナウルティア
科名 / 属名:クサトベラ科 / レシュノルティア属
特徴
レシュノルティアは小さな花を秋から春まで咲かせる、多年草もしくは低木です。西オーストラリア州南西部を中心に、26種が分布しています。レシュノルティア・マクランサは、地面を放射状に伸びた枝の先端に花をつける状態が花輪のように見えることから、リース(花輪)レシュノルティアとも呼ばれます。
日本では、赤やオレンジ色の花を咲かせる秋咲きのレシュノルティア・フォルモサや、青や白い花を咲かせる冬咲きのレシュノルティア・ビローバを中心とした品種改良が盛んで、毎年多くの園芸品種が発表されています。とくに澄んだ青花はほかの植物にはあまりなく、魅力的です。株姿は直立性のものから横に広がるものまであります。高温多湿に弱いため、日本では鉢植え向きで、やや短命です。
種類(原種、園芸品種)
‘レッド・デビル’
開花期が特に長い、古い園芸品種。
‘イエロー・ワンダー’
レシュノルティア・フォルモーサの園芸品種。日が短くなると花芽をつけ、秋から春まで花を咲かせる。
‘スカイ・ブルー’
レシュノルティア・ビローバの園芸品種。気温が低くなると花をつけるため、フォルモーサよりも開花が遅く、冬〜春咲きになる。
‘チョコレート・ブルー’
フォルモーサとビローバの交雑品種。花に入る、青から黄色のグラデーションが美しい。
学名:Leschenaultia
その他の名前:初恋草、レケナウルティア、レスケナウルティア
科名 / 属名:クサトベラ科 / レシュノルティア属
特徴
レシュノルティアは小さな花を秋から春まで咲かせる、多年草もしくは低木です。西オーストラリア州南西部を中心に、26種が分布しています。レシュノルティア・マクランサは、地面を放射状に伸びた枝の先端に花をつける状態が花輪のように見えることから、リース(花輪)レシュノルティアとも呼ばれます。
日本では、赤やオレンジ色の花を咲かせる秋咲きのレシュノルティア・フォルモサや、青や白い花を咲かせる冬咲きのレシュノルティア・ビローバを中心とした品種改良が盛んで、毎年多くの園芸品種が発表されています。とくに澄んだ青花はほかの植物にはあまりなく、魅力的です。株姿は直立性のものから横に広がるものまであります。高温多湿に弱いため、日本では鉢植え向きで、やや短命です。
種類(原種、園芸品種)
‘レッド・デビル’
開花期が特に長い、古い園芸品種。
‘イエロー・ワンダー’
レシュノルティア・フォルモーサの園芸品種。日が短くなると花芽をつけ、秋から春まで花を咲かせる。
‘スカイ・ブルー’
レシュノルティア・ビローバの園芸品種。気温が低くなると花をつけるため、フォルモーサよりも開花が遅く、冬〜春咲きになる。
‘チョコレート・ブルー’
フォルモーサとビローバの交雑品種。花に入る、青から黄色のグラデーションが美しい。
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玲儿
2017年09月21日
レーマンニアの基本情報
学名:Rehmannia elata
科名 / 属名:イワタバコ科 / レーマンニア属
特徴
レーマンニアは中国原産の多年草で、漢方薬の地黄の仲間です。根出葉で冬を越し、春になると花茎を伸ばして、その先端にジギタリスに似た花を咲かせます。
育て方のポイント
栽培のポイント
強い直射日光が当たらない、木もれ日がさすような半日陰に置きます。また、高温を嫌うので、夏には風通しのよい半日陰へ移して管理します。冬は耐寒性があるので、戸外で管理して大丈夫です。
水やりは鉢土の表面が乾いたころにたっぷりと与え、冬も水やりを忘れないように気をつけます。
肥料は、4月から7月、9月から10月に液体肥料を施します。
植え替えは11月に赤玉土に腐葉土を加えた用土で行います。同時に株分けでふやせます。
学名:Rehmannia elata
科名 / 属名:イワタバコ科 / レーマンニア属
特徴
レーマンニアは中国原産の多年草で、漢方薬の地黄の仲間です。根出葉で冬を越し、春になると花茎を伸ばして、その先端にジギタリスに似た花を咲かせます。
育て方のポイント
栽培のポイント
強い直射日光が当たらない、木もれ日がさすような半日陰に置きます。また、高温を嫌うので、夏には風通しのよい半日陰へ移して管理します。冬は耐寒性があるので、戸外で管理して大丈夫です。
水やりは鉢土の表面が乾いたころにたっぷりと与え、冬も水やりを忘れないように気をつけます。
肥料は、4月から7月、9月から10月に液体肥料を施します。
植え替えは11月に赤玉土に腐葉土を加えた用土で行います。同時に株分けでふやせます。
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玲儿
2017年09月21日
リナリアの基本情報
学名:Linaria
和名:ヒメキンギョソウ
科名 / 属名:オオバコ科 / ウンラン属(リナリア属)
特徴
リナリアとして園芸的に親しまれるのは、一年草のヒメキンギョソウと宿根性のリナリアで、パステルカラーの花色とすらりとした花穂の風に揺れる姿が優しい印象です。キンギョソウよりも頼りない草姿に見えますが、ワイルドフラワーのミックス種子をまくと、リナリアが一番よく出るくらい丈夫です。茎は倒れやすいですが、倒れても、その茎からわき芽が伸びて花がたくさん咲きます。数株を群植するとボリューム感があり、またほかの植物との相性がよく寄せ植えにも適します。
一年草の種類には矮性種と高性種があり、宿根性のものよりも花つきがよく華やかです。一年草の種類は秋にタネをまけば春に開花しますが、市販のポット苗は秋にも流通するので、それを植えつければ12月ごろに開花し、冬を越した春に最盛期を迎えます。
宿根性のリナリア・プルプレアは短命な多年草なので、3年くらいでタネをまいて更新していくとよいでしょう。こぼれダネでも自然によくふえ、2年目には立派に花を咲かせます。
※科名:ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
リナリア「グッピー」シリーズ
Linaria Guppy
草丈20cmほどの矮性品種。花数は少ないが、形よくまとまり、扱いやすい。
リナリア‘リップル・ストーン’
Linaria ‘Ripple Stone’
草丈約15cm程度の矮性品種。
リナリア・プルプレア ‘キャノン・J・ウェント’
Linaria purpurea ‘Canon J. Went’
宿根性のリナリア。草丈60〜70cmの高性種。
リナリア・マロッカナ
Linaria maroccana
モロッコ原産の一年草で、一年草の園芸品種の交配親として貢献した。鮮やかな花色が特徴。
学名:Linaria
和名:ヒメキンギョソウ
科名 / 属名:オオバコ科 / ウンラン属(リナリア属)
特徴
リナリアとして園芸的に親しまれるのは、一年草のヒメキンギョソウと宿根性のリナリアで、パステルカラーの花色とすらりとした花穂の風に揺れる姿が優しい印象です。キンギョソウよりも頼りない草姿に見えますが、ワイルドフラワーのミックス種子をまくと、リナリアが一番よく出るくらい丈夫です。茎は倒れやすいですが、倒れても、その茎からわき芽が伸びて花がたくさん咲きます。数株を群植するとボリューム感があり、またほかの植物との相性がよく寄せ植えにも適します。
一年草の種類には矮性種と高性種があり、宿根性のものよりも花つきがよく華やかです。一年草の種類は秋にタネをまけば春に開花しますが、市販のポット苗は秋にも流通するので、それを植えつければ12月ごろに開花し、冬を越した春に最盛期を迎えます。
宿根性のリナリア・プルプレアは短命な多年草なので、3年くらいでタネをまいて更新していくとよいでしょう。こぼれダネでも自然によくふえ、2年目には立派に花を咲かせます。
※科名:ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
リナリア「グッピー」シリーズ
Linaria Guppy
草丈20cmほどの矮性品種。花数は少ないが、形よくまとまり、扱いやすい。
リナリア‘リップル・ストーン’
Linaria ‘Ripple Stone’
草丈約15cm程度の矮性品種。
リナリア・プルプレア ‘キャノン・J・ウェント’
Linaria purpurea ‘Canon J. Went’
宿根性のリナリア。草丈60〜70cmの高性種。
リナリア・マロッカナ
Linaria maroccana
モロッコ原産の一年草で、一年草の園芸品種の交配親として貢献した。鮮やかな花色が特徴。
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nian
2017年09月21日
请问这花的学名是什么?
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小馒头331:藿香蓟
ChiaJu:藿香薊(學名:Ageratum conyzoides)
lrgarden:试试绿手指4.0版本的花识别功能
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玲儿
2017年09月20日
リクニス・コロナリアの基本情報
学名:Lychnis coronaria(Silene coronaria)
和名:スイセンノウ(酔仙翁) その他の名前:フランネルソウ、ローズキャンピオン
科名 / 属名:ナデシコ科 / センノウ属
特徴
リクニス・コロナリアは「フランネルソウ」とも呼ばれ、白い綿毛に覆われた、柔らかくて厚みのある葉が特徴です。花色は濃いローズのものがポピュラーで、花弁にもビロードのような質感があります。日本へは江戸末期に入りました。乾燥したやせ地でもよく育つ多年草で、性質も強いのですが、高温多湿の蒸れに弱く、環境条件によっては寿命が短くなるため二年草として扱うことがあります。しかし、タネがよく実り、場所によってはタネで自然にふえるほどタネからの栽培が容易です。
白い茎葉と赤い花とのコントラストが際立ち、すらりとした草姿で草丈も高く、枝分かれしながら次々と咲き続けるので、花壇に立体感や動きを出すのによい材料です。1株植えてあるだけでもアクセントになりますが、点々と散らせたり、まとめて植えたりするなど、さまざまに利用できます。草丈の低い草花と組み合わせてリズム感を表現したり、花壇後方の背景としたりするのもよいものです。品種に白花や桃花があるほか、個体によっても花色の濃淡に幅が見られます。
常緑性で、冬も観葉として利用できます。斑入り葉の品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘アボッツウッド・ローズ
Lychnis coronaria ‘Abbotswood Rose’
花は濃紅色。
‘エンジェル・ブラッシュ’
Lychnis coronaria ‘Angel’s Blush’
花は白に中心が桃色の2色咲き。
‘ガーデナーズ・ワールド’
Lychnis coronaria ‘Gardener’s World’
花は濃紅色の八重咲き。タネができないので、株を維持する場合は株分けかさし芽をする。
学名:Lychnis coronaria(Silene coronaria)
和名:スイセンノウ(酔仙翁) その他の名前:フランネルソウ、ローズキャンピオン
科名 / 属名:ナデシコ科 / センノウ属
特徴
リクニス・コロナリアは「フランネルソウ」とも呼ばれ、白い綿毛に覆われた、柔らかくて厚みのある葉が特徴です。花色は濃いローズのものがポピュラーで、花弁にもビロードのような質感があります。日本へは江戸末期に入りました。乾燥したやせ地でもよく育つ多年草で、性質も強いのですが、高温多湿の蒸れに弱く、環境条件によっては寿命が短くなるため二年草として扱うことがあります。しかし、タネがよく実り、場所によってはタネで自然にふえるほどタネからの栽培が容易です。
白い茎葉と赤い花とのコントラストが際立ち、すらりとした草姿で草丈も高く、枝分かれしながら次々と咲き続けるので、花壇に立体感や動きを出すのによい材料です。1株植えてあるだけでもアクセントになりますが、点々と散らせたり、まとめて植えたりするなど、さまざまに利用できます。草丈の低い草花と組み合わせてリズム感を表現したり、花壇後方の背景としたりするのもよいものです。品種に白花や桃花があるほか、個体によっても花色の濃淡に幅が見られます。
常緑性で、冬も観葉として利用できます。斑入り葉の品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘アボッツウッド・ローズ
Lychnis coronaria ‘Abbotswood Rose’
花は濃紅色。
‘エンジェル・ブラッシュ’
Lychnis coronaria ‘Angel’s Blush’
花は白に中心が桃色の2色咲き。
‘ガーデナーズ・ワールド’
Lychnis coronaria ‘Gardener’s World’
花は濃紅色の八重咲き。タネができないので、株を維持する場合は株分けかさし芽をする。
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玲儿
2017年09月20日
ラケナリアの基本情報
学名:Lachenalia
その他の名前:アフリカヒアシンス
科名 / 属名:キジカクシ科 / ラケナリア属
特徴
ラケナリアはムスカリの花を少し大きくしたような筒状あるいは壺状の花を、穂状または総状に咲かせます。南アフリカに約100種ほどが分布する大きな属です。花の色や形、草姿もさまざまで、さらに晩秋に咲くものから春に咲くものまであります。秋植え球根ですが、耐寒性は弱いので、鉢植えにして冬は霜の降りない場所で育てます。
※科名:ヒアシンス科、ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
ラケナリア・ビリディフローラ
Lachenalia viridiflora
翡翠色の花が美しい。葉は2枚出て、斑点があるものとないものがある。晩秋から初冬に開花する。
ラケナリア・コンタミナタ
Lachenalia contaminata
白花で花弁の先端が赤茶色に色づく。葉には斑点がないが、花茎には入る。冬から春に開花。
ラケナリア・マセウシー
Lachenalia mathewsii
黄花で花弁の先端に緑色の斑点が入る。葉は2枚出て、斑点はない。春に開花する。
ラケナリア・アロイデス・アウレア
Lachenalia aloides var. aurea
最もよく親しまれている種で、一般には「ラケナリア・オーレア」と呼ばれている。蕾はオレンジ色で、成熟すると濃い黄色になるので、花茎の先端と基部で花色が異なる。冬から早春に開花。
学名:Lachenalia
その他の名前:アフリカヒアシンス
科名 / 属名:キジカクシ科 / ラケナリア属
特徴
ラケナリアはムスカリの花を少し大きくしたような筒状あるいは壺状の花を、穂状または総状に咲かせます。南アフリカに約100種ほどが分布する大きな属です。花の色や形、草姿もさまざまで、さらに晩秋に咲くものから春に咲くものまであります。秋植え球根ですが、耐寒性は弱いので、鉢植えにして冬は霜の降りない場所で育てます。
※科名:ヒアシンス科、ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
ラケナリア・ビリディフローラ
Lachenalia viridiflora
翡翠色の花が美しい。葉は2枚出て、斑点があるものとないものがある。晩秋から初冬に開花する。
ラケナリア・コンタミナタ
Lachenalia contaminata
白花で花弁の先端が赤茶色に色づく。葉には斑点がないが、花茎には入る。冬から春に開花。
ラケナリア・マセウシー
Lachenalia mathewsii
黄花で花弁の先端に緑色の斑点が入る。葉は2枚出て、斑点はない。春に開花する。
ラケナリア・アロイデス・アウレア
Lachenalia aloides var. aurea
最もよく親しまれている種で、一般には「ラケナリア・オーレア」と呼ばれている。蕾はオレンジ色で、成熟すると濃い黄色になるので、花茎の先端と基部で花色が異なる。冬から早春に開花。
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玲儿
2017年09月20日
モモバギキョウの基本情報
学名:Campanula persicifolia (C.nitida,C.planiflora)
和名:モモバギキョウ(桃葉桔梗) その他の名前:モモノハギキョウ
科名 / 属名:キキョウ科 / ホタルブクロ属
特徴
モモバギキョウは宿根草としてよく知られる多年草です。林縁や森林内の開けた場所、牧草地に自生します。古くから栽培されてきたため、数多くの園芸品種があります。ヨーロッパでは標準的な宿根草で、日本への紹介も古いのですが、いまひとつ普及していません。
高さ30~90cm、茎は直立して株立ちになります。茎の先端に10数輪の釣り鐘形の花を横向きか、やや上向きに咲かせます。花色は白から青紫色まで幅があります。葉は細長くて根元から茎の中ほどまで多数つきます。和名は葉が果樹のモモの葉に似ていることからつけられました。
普通の草花を育てるような土でも生育しますが、夏が暑い日本の多くの地域では短命に終わりがちなので、水はけのよい土にすることをすすめます。
種類(原種、園芸品種)
‘ニチダ’
Campanula persicifolia ‘Nitida’
モモバギキョウの矮性品種で、草丈15cm前後になる。栽培上は高山植物として扱う。
‘ニチダ・アルバ’
Campanula persicifolia ‘Nitida Alba’
‘ニチダ’の白花タイプ。扱いは‘ニチダ’と同じ。
カンパニュラ・ラティロバ
Campanula latiloba
高さ1m前後、茎はまっすぐで株立ちになる。茎先に花柄のない花が密集して花穂となる。原産地はトルコ北部の草原。
カンパニュラ・トラケリウム
Campanula trachelium
高さ1m前後で、株立ちになる。茎の先端や上部の葉のわきに、長さ3cm前後の釣り鐘形の花を咲かせる。原産地はヨーロッパから中近東、北アフリカ、西シベリア。
カンパニュラ・アリアリーフォリア
Campanula alliariifolia
ホタルブクロに似た種で、高さ40〜70cm、株立ちになる。花は白く釣り鐘形で長さ4cmほど。コーカサス地方原産。
カンパニュラ・ラプンクロイデス
Campanula rapunculoides
高さ100〜150cm、茎先は花穂となり、長さ2cmほどの花が下向きにつく。原産地はヨーロッパから東シベリア。走出茎を伸ばしてふえる。
学名:Campanula persicifolia (C.nitida,C.planiflora)
和名:モモバギキョウ(桃葉桔梗) その他の名前:モモノハギキョウ
科名 / 属名:キキョウ科 / ホタルブクロ属
特徴
モモバギキョウは宿根草としてよく知られる多年草です。林縁や森林内の開けた場所、牧草地に自生します。古くから栽培されてきたため、数多くの園芸品種があります。ヨーロッパでは標準的な宿根草で、日本への紹介も古いのですが、いまひとつ普及していません。
高さ30~90cm、茎は直立して株立ちになります。茎の先端に10数輪の釣り鐘形の花を横向きか、やや上向きに咲かせます。花色は白から青紫色まで幅があります。葉は細長くて根元から茎の中ほどまで多数つきます。和名は葉が果樹のモモの葉に似ていることからつけられました。
普通の草花を育てるような土でも生育しますが、夏が暑い日本の多くの地域では短命に終わりがちなので、水はけのよい土にすることをすすめます。
種類(原種、園芸品種)
‘ニチダ’
Campanula persicifolia ‘Nitida’
モモバギキョウの矮性品種で、草丈15cm前後になる。栽培上は高山植物として扱う。
‘ニチダ・アルバ’
Campanula persicifolia ‘Nitida Alba’
‘ニチダ’の白花タイプ。扱いは‘ニチダ’と同じ。
カンパニュラ・ラティロバ
Campanula latiloba
高さ1m前後、茎はまっすぐで株立ちになる。茎先に花柄のない花が密集して花穂となる。原産地はトルコ北部の草原。
カンパニュラ・トラケリウム
Campanula trachelium
高さ1m前後で、株立ちになる。茎の先端や上部の葉のわきに、長さ3cm前後の釣り鐘形の花を咲かせる。原産地はヨーロッパから中近東、北アフリカ、西シベリア。
カンパニュラ・アリアリーフォリア
Campanula alliariifolia
ホタルブクロに似た種で、高さ40〜70cm、株立ちになる。花は白く釣り鐘形で長さ4cmほど。コーカサス地方原産。
カンパニュラ・ラプンクロイデス
Campanula rapunculoides
高さ100〜150cm、茎先は花穂となり、長さ2cmほどの花が下向きにつく。原産地はヨーロッパから東シベリア。走出茎を伸ばしてふえる。
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玲儿
2017年09月20日
マリーゴールドの基本情報
学名:Tagetes
和名:クジャクソウ(孔雀草)、万寿菊、千寿菊
科名 / 属名:キク科 / マンジュギク属(タゲテス属)
特徴
マリーゴールドは鮮やかな黄色や橙色の花を長期間次々と咲かせます。栽培も容易で、花壇の定番品目ともいえるポピュラーな花です。ボリューム感があり、マッス植えや花壇の縁取り、コンテナ植えなど、広い場所から小さなスペースまで、華やかさを出すには好都合な草花です。品種も多いので、組み合わせによりさまざまなバリエーションを演出できます。草丈が低く枝分かれの多いフレンチ・マリーゴールドと、高性で大輪のアフリカン・マリーゴールドが主に栽培され、両種の交配種もあります。また、メキシカン・マリードールドは、細い葉がマット状にこんもり茂り、たくさんの花を咲かせます。マリーゴールドには独特のにおいがあり、コンパニオンプランツとして、ネグサレセンチュウなどほかの植物の害虫の防除に役立つものがあります。マリーゴールドの仲間タゲテス属には50種ほどがあり、日本ではシオザキソウが帰化植物となっています。宿根性の種類では、柑橘系の強い香りのあるT・レモニー(レモン・マリーゴールド)、甘い香りで切り花にも利用されるT・ルシダ(ミント・マリーゴールド)があり、秋の花壇をにぎわしてくれます。これらは-5℃ぐらいまでなら冬越しできます。
種類(原種、園芸品種)
「デュランゴ」シリーズ
フレンチ・マリーゴールド。花径6〜7cmの大輪種。
「ボーイ」シリーズ
フレンチ・マリーゴールド。花径は5cmくらいの中輪種。
「タイザン」シリーズ
アフリカン・マリーゴールド。矮性種。
‘F1バニラ’
アフリカン・マリーゴールド。白花の優雅な花。
‘レモンジェム’
メキシカン・マリーゴールド。細葉孔雀草と呼ばれ一重咲き小輪多花性。ハンギングにも向く。
学名:Tagetes
和名:クジャクソウ(孔雀草)、万寿菊、千寿菊
科名 / 属名:キク科 / マンジュギク属(タゲテス属)
特徴
マリーゴールドは鮮やかな黄色や橙色の花を長期間次々と咲かせます。栽培も容易で、花壇の定番品目ともいえるポピュラーな花です。ボリューム感があり、マッス植えや花壇の縁取り、コンテナ植えなど、広い場所から小さなスペースまで、華やかさを出すには好都合な草花です。品種も多いので、組み合わせによりさまざまなバリエーションを演出できます。草丈が低く枝分かれの多いフレンチ・マリーゴールドと、高性で大輪のアフリカン・マリーゴールドが主に栽培され、両種の交配種もあります。また、メキシカン・マリードールドは、細い葉がマット状にこんもり茂り、たくさんの花を咲かせます。マリーゴールドには独特のにおいがあり、コンパニオンプランツとして、ネグサレセンチュウなどほかの植物の害虫の防除に役立つものがあります。マリーゴールドの仲間タゲテス属には50種ほどがあり、日本ではシオザキソウが帰化植物となっています。宿根性の種類では、柑橘系の強い香りのあるT・レモニー(レモン・マリーゴールド)、甘い香りで切り花にも利用されるT・ルシダ(ミント・マリーゴールド)があり、秋の花壇をにぎわしてくれます。これらは-5℃ぐらいまでなら冬越しできます。
種類(原種、園芸品種)
「デュランゴ」シリーズ
フレンチ・マリーゴールド。花径6〜7cmの大輪種。
「ボーイ」シリーズ
フレンチ・マリーゴールド。花径は5cmくらいの中輪種。
「タイザン」シリーズ
アフリカン・マリーゴールド。矮性種。
‘F1バニラ’
アフリカン・マリーゴールド。白花の優雅な花。
‘レモンジェム’
メキシカン・マリーゴールド。細葉孔雀草と呼ばれ一重咲き小輪多花性。ハンギングにも向く。
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玲儿
2017年09月20日
マトリカリアの基本情報
学名:Tanacetum parthenium
和名:ナツシロギク、イヌカミツレ その他の名前:タナセツム(タナセタム)、フィーバーヒュー
科名 / 属名:キク科 / ヨモギギク属(タナセツム属)
特徴
園芸上マトリカリアと呼ばれる植物はタナセツム属のナツシロギク(Tanacetum parthenium)です。秋まきにし、強く凍らない程度の防寒をして冬越しさせると、春に開花するので二年草として扱われますが、高温多湿を避ければ夏越しできるので、本来は多年草の植物です。タネまきのほか、さし芽でふやすこともできます。
一方、マトリカリアの名を冠する植物には、学名のマトリカリア属の植物があります。有名なものに、一年草のジャーマン・カモミール(Matricaria recutita)があります。一般的に「カモミール」と呼ばれているのはこの種類です。ちなみに、カモミールと呼ばれる植物には、別属で多年草のローマンカモミール(Chamaemelum nobile)もあります。
なお、ナツシロギクも、以前このマトリカリア属に分類されていたことがあった名残で、今も「マトリカリア」と呼ばれています。
種類(原種、園芸品種)
マトリカリア ‘サンタナ・イエロー’
Tanacetum parthenium ‘Santana Yellow’
白い舌状花と、大きく発達したクリーム色の筒状花からなるので、花全体が淡い黄色に見える。草丈15cm程度の矮性品種。
マトリカリア ‘シングル・ベグモ’
Tanacetum parthenium ‘Single Vegmo’
白い舌状花に黄色い筒状花をつける。草丈100cm程度に伸びる切り花用品種。
マトリカリア ‘ベグモ・スノーボール・エキストラ’
Tanacetum parthenium ‘Vegmo Snowball Extra’
ポンポン咲きの切り花用品種。近年ポンポン咲き品種を人工的にピンクなどに染色した切り花も流通している。
学名:Tanacetum parthenium
和名:ナツシロギク、イヌカミツレ その他の名前:タナセツム(タナセタム)、フィーバーヒュー
科名 / 属名:キク科 / ヨモギギク属(タナセツム属)
特徴
園芸上マトリカリアと呼ばれる植物はタナセツム属のナツシロギク(Tanacetum parthenium)です。秋まきにし、強く凍らない程度の防寒をして冬越しさせると、春に開花するので二年草として扱われますが、高温多湿を避ければ夏越しできるので、本来は多年草の植物です。タネまきのほか、さし芽でふやすこともできます。
一方、マトリカリアの名を冠する植物には、学名のマトリカリア属の植物があります。有名なものに、一年草のジャーマン・カモミール(Matricaria recutita)があります。一般的に「カモミール」と呼ばれているのはこの種類です。ちなみに、カモミールと呼ばれる植物には、別属で多年草のローマンカモミール(Chamaemelum nobile)もあります。
なお、ナツシロギクも、以前このマトリカリア属に分類されていたことがあった名残で、今も「マトリカリア」と呼ばれています。
種類(原種、園芸品種)
マトリカリア ‘サンタナ・イエロー’
Tanacetum parthenium ‘Santana Yellow’
白い舌状花と、大きく発達したクリーム色の筒状花からなるので、花全体が淡い黄色に見える。草丈15cm程度の矮性品種。
マトリカリア ‘シングル・ベグモ’
Tanacetum parthenium ‘Single Vegmo’
白い舌状花に黄色い筒状花をつける。草丈100cm程度に伸びる切り花用品種。
マトリカリア ‘ベグモ・スノーボール・エキストラ’
Tanacetum parthenium ‘Vegmo Snowball Extra’
ポンポン咲きの切り花用品種。近年ポンポン咲き品種を人工的にピンクなどに染色した切り花も流通している。
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玲儿
2017年09月19日
ホワイトレースフラワーの基本情報
学名:Ammi majus
和名:ドクゼリモドキ
科名 / 属名:セリ科 / ドクゼリモドキ属
特徴
ホワイトレースフラワーは、春まきも秋まきもできる一年草です。花は繊細なレースのようで、同じセリ科のニンジンやセリなどの花に似ていますが、それより花房が大きく、花房の間にすき間があります。また、花茎が堅く長さもあること、枝分かれしてほとんど一年中咲かせることができるという点で、切り花として使いやすく、1980年ごろから急速に普及しました。今も花束やフラワーアレンジなどの切り花としてよく利用され、ほかの花を引き立てる添え花として使われています。カスミソウとはひと味違った趣があり、優雅な広がりが演出でき、ボリュームアップにも効果的です。
形状や性質に個体差が見られ、早咲きや遅咲き、葉形、花房の形や小花の密度などが少しずつ異なります。ホワイトレースフラワーの名前で流通するものがほとんどで、切り花産地ではそれぞれ選抜系統が育成されています。「ドクゼリモドキ」の和名がつけられていますが、ドクゼリ(Cicuta virosa)とはまったく別の属の植物です。近縁種にアミ・ビスナガ(Ammi visnaga)があり、「イトバドクゼリモドキ」と呼ばれ、同様に利用されます。
種類(原種、園芸品種)
‘クィーン・オブ・アフリカ’
Ammi majus ‘Queen of Africa’
標準タイプ。
‘グレースランド’
Ammi majus ‘Graceland’
晩生種。
アミ・ビスナガ
Ammi visnaga
和名はイトバドクゼリモドキ。葉はウイキョウに似て繊細。花房が大きく、大きな渦を思わせるようなダイナミックな花を咲かせる。選抜系に‘グリーンミスト’がある。
学名:Ammi majus
和名:ドクゼリモドキ
科名 / 属名:セリ科 / ドクゼリモドキ属
特徴
ホワイトレースフラワーは、春まきも秋まきもできる一年草です。花は繊細なレースのようで、同じセリ科のニンジンやセリなどの花に似ていますが、それより花房が大きく、花房の間にすき間があります。また、花茎が堅く長さもあること、枝分かれしてほとんど一年中咲かせることができるという点で、切り花として使いやすく、1980年ごろから急速に普及しました。今も花束やフラワーアレンジなどの切り花としてよく利用され、ほかの花を引き立てる添え花として使われています。カスミソウとはひと味違った趣があり、優雅な広がりが演出でき、ボリュームアップにも効果的です。
形状や性質に個体差が見られ、早咲きや遅咲き、葉形、花房の形や小花の密度などが少しずつ異なります。ホワイトレースフラワーの名前で流通するものがほとんどで、切り花産地ではそれぞれ選抜系統が育成されています。「ドクゼリモドキ」の和名がつけられていますが、ドクゼリ(Cicuta virosa)とはまったく別の属の植物です。近縁種にアミ・ビスナガ(Ammi visnaga)があり、「イトバドクゼリモドキ」と呼ばれ、同様に利用されます。
種類(原種、園芸品種)
‘クィーン・オブ・アフリカ’
Ammi majus ‘Queen of Africa’
標準タイプ。
‘グレースランド’
Ammi majus ‘Graceland’
晩生種。
アミ・ビスナガ
Ammi visnaga
和名はイトバドクゼリモドキ。葉はウイキョウに似て繊細。花房が大きく、大きな渦を思わせるようなダイナミックな花を咲かせる。選抜系に‘グリーンミスト’がある。
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玲儿
2017年09月19日
ポットマム(洋菊)の基本情報
学名:Dendranthema × grandiflorum
その他の名前:スプレー菊、スプレーギク(スプレーマム),西洋ギク,ガーデンマム
科名 / 属名:キク科 / デンドランセマ属
ポットマム(洋菊)とは
ポットマムとは、1950年代にアメリカで矮性園芸品種として育成された鉢植えのキク(マム)を指します。
キクにはさまざまな分け方がありますが、ここでは、ポットマムやスプレー菊と呼ばれる、洋菊(西洋ギク)の仲間を扱います。どれもアメリカで鉢植え向きに品種改良され、日本に入ってきたため、洋ギクと呼ばれることがあります。
本図鑑では、以下の項目でキクの仲間を扱っています。
特徴
ポットマムとは鉢植え(ポット)のキクを指します。1950年代にアメリカで鉢植え向きの矮性園芸品種が育成され、ポットマムという名称で販売されました。キクは自然開花期によって夏菊、夏秋菊、秋菊、寒菊に分けられ、ポットマムは秋菊です。キクは日が短くなると花芽をつける短日植物なので、人工的に電灯で照らして日の長さを長くしたり、幕で覆って日の長さを短くしたりして、通年開花株が生産されています。
最近では草丈を低くする薬剤である矮化剤を使用して、本来切り花用で草丈が高い園芸品種群であるスプレーギクも、ポットマムとして出回っています。このため、購入2年目以降の株は、矮化剤の効き目が切れて草丈が高くなるものがあります。
種類(原種、園芸品種)
ジャーマンガーデンマム
学名:Dendranthema × grandiflorum
その他の名前:スプレー菊、スプレーギク(スプレーマム),西洋ギク,ガーデンマム
科名 / 属名:キク科 / デンドランセマ属
ポットマム(洋菊)とは
ポットマムとは、1950年代にアメリカで矮性園芸品種として育成された鉢植えのキク(マム)を指します。
キクにはさまざまな分け方がありますが、ここでは、ポットマムやスプレー菊と呼ばれる、洋菊(西洋ギク)の仲間を扱います。どれもアメリカで鉢植え向きに品種改良され、日本に入ってきたため、洋ギクと呼ばれることがあります。
本図鑑では、以下の項目でキクの仲間を扱っています。
特徴
ポットマムとは鉢植え(ポット)のキクを指します。1950年代にアメリカで鉢植え向きの矮性園芸品種が育成され、ポットマムという名称で販売されました。キクは自然開花期によって夏菊、夏秋菊、秋菊、寒菊に分けられ、ポットマムは秋菊です。キクは日が短くなると花芽をつける短日植物なので、人工的に電灯で照らして日の長さを長くしたり、幕で覆って日の長さを短くしたりして、通年開花株が生産されています。
最近では草丈を低くする薬剤である矮化剤を使用して、本来切り花用で草丈が高い園芸品種群であるスプレーギクも、ポットマムとして出回っています。このため、購入2年目以降の株は、矮化剤の効き目が切れて草丈が高くなるものがあります。
種類(原種、園芸品種)
ジャーマンガーデンマム
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