文章
玲儿
2017年07月16日
アスクレピアスの基本情報
学名:Asclepias
和名:トウワタ(A. curassavica)、オオトウワタ(A. syriaca)、ヤナギトウワタ(A. tuberosa)
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / トウワタ属
特徴
アスクレピアスの仲間は、長い絹状の毛をもつタネの姿からトウワタ(唐綿)の和名でも呼ばれます。茎に傷をつけると白い汁を出すのも特徴です。この白い汁が茎の切り口をふさぎ、しおれる原因となるので、切り花にする際は、水切りするか、白い汁をふき取ると水あげがよくなります。
トウワタ属の植物は南北アメリカを中心に熱帯アフリカ、一部はアジアに300種以上が分布しています。多年草の種が多いのですが、日本でよく栽培されるクラサヴィカ(Asclepias curassavica)は庭植えで冬越しできないことが多く、一年草扱いされています。同じく栽培の多いツベロサ(A. tuberosa)は、庭植えで冬越しできる多年草です。ただし、花姿が似ているフウセントウワタ(Gomphocarpus physocarpus)は、同じくトウワタ属の植物と思われがちですが、フウセントウワタ属(ゴンフォカルプス属)に分類されます。
また、トウワタ属の植物は、北アメリカを1年で南北に数千kmも移動することで知られるチョウ、オオカバマダラの食草となることでも知られています。
※科名:ガガイモ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
アスクレピアス・クラサヴィカ‘シルキー・ゴールド’
Asclepias curassavica ‘Silky Gold’
切り花として人気がある。黄花品種。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・クラサヴィカ‘レッド・バタフライ’
Asclepias curassavica ‘Red Butterfly’
切り花として人気がある。赤い花弁に黄色い副花冠のツートンカラー。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・ツベロサ
Asclepias tuberosa
果実の形がパンヤノキ(Ceiba pentandra)に似ていることと、宿根しやすいことから「宿根パンヤ」とも呼ばれる。草丈は50〜80cm。
学名:Asclepias
和名:トウワタ(A. curassavica)、オオトウワタ(A. syriaca)、ヤナギトウワタ(A. tuberosa)
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / トウワタ属
特徴
アスクレピアスの仲間は、長い絹状の毛をもつタネの姿からトウワタ(唐綿)の和名でも呼ばれます。茎に傷をつけると白い汁を出すのも特徴です。この白い汁が茎の切り口をふさぎ、しおれる原因となるので、切り花にする際は、水切りするか、白い汁をふき取ると水あげがよくなります。
トウワタ属の植物は南北アメリカを中心に熱帯アフリカ、一部はアジアに300種以上が分布しています。多年草の種が多いのですが、日本でよく栽培されるクラサヴィカ(Asclepias curassavica)は庭植えで冬越しできないことが多く、一年草扱いされています。同じく栽培の多いツベロサ(A. tuberosa)は、庭植えで冬越しできる多年草です。ただし、花姿が似ているフウセントウワタ(Gomphocarpus physocarpus)は、同じくトウワタ属の植物と思われがちですが、フウセントウワタ属(ゴンフォカルプス属)に分類されます。
また、トウワタ属の植物は、北アメリカを1年で南北に数千kmも移動することで知られるチョウ、オオカバマダラの食草となることでも知られています。
※科名:ガガイモ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
アスクレピアス・クラサヴィカ‘シルキー・ゴールド’
Asclepias curassavica ‘Silky Gold’
切り花として人気がある。黄花品種。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・クラサヴィカ‘レッド・バタフライ’
Asclepias curassavica ‘Red Butterfly’
切り花として人気がある。赤い花弁に黄色い副花冠のツートンカラー。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・ツベロサ
Asclepias tuberosa
果実の形がパンヤノキ(Ceiba pentandra)に似ていることと、宿根しやすいことから「宿根パンヤ」とも呼ばれる。草丈は50〜80cm。
0
0
文章
玲儿
2017年07月14日
ラズベリーの基本情報
学名:Rubus idaeus(レッドラズベリー、ヨーロッパラズベリー)、Rubus occidentalis(ブラックラズベリー)
その他の名前:キイチゴ
科名 / 属名:バラ科 / キイチゴ属
特徴
ラズベリーはブラックベリー同様、ほとんど無農薬でつくれ、スペースさえあれば楽しめます。とげはブラックベリーほど鋭くはありません。果実は甘みと酸味が調和して、香りがあり、生食向きですが、ジャムなどへの加工にも適します。ラズベリーは、果実の色によって、赤ラズベリー(黄色も含む)、黒ラズベリー、紫ラズベリーの3群に分けられます。赤ラズベリーには二季なり性の品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘サマーフェスティバル’
果実は赤色で3〜4g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。
‘スキーナトップ’
果実は赤色の楕円形で4〜8g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。
‘インディアンサマー’
果実は赤。二季なり性。6月中旬から7月中旬に成熟。
‘ファールゴールド’
果実は黄色の楕円形で4〜5g。一季なり性で、6月下旬から7月中旬に成熟。
学名:Rubus idaeus(レッドラズベリー、ヨーロッパラズベリー)、Rubus occidentalis(ブラックラズベリー)
その他の名前:キイチゴ
科名 / 属名:バラ科 / キイチゴ属
特徴
ラズベリーはブラックベリー同様、ほとんど無農薬でつくれ、スペースさえあれば楽しめます。とげはブラックベリーほど鋭くはありません。果実は甘みと酸味が調和して、香りがあり、生食向きですが、ジャムなどへの加工にも適します。ラズベリーは、果実の色によって、赤ラズベリー(黄色も含む)、黒ラズベリー、紫ラズベリーの3群に分けられます。赤ラズベリーには二季なり性の品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘サマーフェスティバル’
果実は赤色で3〜4g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。
‘スキーナトップ’
果実は赤色の楕円形で4〜8g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。
‘インディアンサマー’
果実は赤。二季なり性。6月中旬から7月中旬に成熟。
‘ファールゴールド’
果実は黄色の楕円形で4〜5g。一季なり性で、6月下旬から7月中旬に成熟。
0
0
文章
玲儿
2017年07月14日
ライチの基本情報
学名:Litchi chinensis
和名:レイシ
科名 / 属名:ムクロジ科 / レイシ属
特徴
ライチは、原産地の中国で特に愛される果樹で、その果実を楊貴妃がとても好んだと伝わっています。中国以外では南アフリカやインドなどで盛んに生産されています。果実は、樹上で熟している状態では鮮やかな赤ですが、収穫すると1日もたたずに茶色っぽく変色してしまいます。さらに、鮮度が落ちやすいことと防疫上の理由で、以前は冷凍品での流通がほとんどでした。しかし流通技術の改善により、現在は生の果実が輸入されるようになり、一般にも広く販売されています。
この果樹は、本来10m以上まで成長しますが、生産地では管理しやすさのために、2~3mの樹高に抑制して栽培されます。
種類(原種、園芸品種)
‘ブルースター’
Litchi chinensis ‘Brewster’
フロリダで営利的に栽培される品種。タネがやや大きいが、食味に優れる。
‘モーリシャス’
Litchi chinensis ‘Mauritius’
高温に強く栽培容易で、アメリカのフロリダ半島や南アフリカなどで栽培される。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。日当たりが悪い場所では軟弱になり、花が咲かなくなるので注意してください。成木は0℃近くまで気温が下がっても耐えます。ただし、果実を収穫したい場合は、室内のできるだけ暖かい場所に置いて冬越しさせると可能になります。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをしますが、結実している期間は、水を十分与えるようにしてください。冬は、土をできるだけ乾かすと花芽分化するので、乾かし気味に管理してください。
肥料
春から秋の成長期間中に三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ、ハダニ
カイガラムシやハダニが発生します。混み合った枝は剪定して、風通しをよくしてください。また、葉水をかけると、ハダニの発生を防ぐことができます。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回、植え替えましょう。根詰まりすると生育が衰え、花つきが悪くなり、収穫量も減ります。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木をしてふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。さし木から6~7年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:放任すると、どんどん上に伸びてしてしまうので、樹高2~3mに抑えるように剪定します。収穫後の9月から10月に、上方向に伸びる枝はつけ根で切り、重なり合った古い枝や、内側に伸びる枝も切り取ります。なお、花芽は前年度に伸びた充実した枝につくので、そのような枝は残すようにします。
学名:Litchi chinensis
和名:レイシ
科名 / 属名:ムクロジ科 / レイシ属
特徴
ライチは、原産地の中国で特に愛される果樹で、その果実を楊貴妃がとても好んだと伝わっています。中国以外では南アフリカやインドなどで盛んに生産されています。果実は、樹上で熟している状態では鮮やかな赤ですが、収穫すると1日もたたずに茶色っぽく変色してしまいます。さらに、鮮度が落ちやすいことと防疫上の理由で、以前は冷凍品での流通がほとんどでした。しかし流通技術の改善により、現在は生の果実が輸入されるようになり、一般にも広く販売されています。
この果樹は、本来10m以上まで成長しますが、生産地では管理しやすさのために、2~3mの樹高に抑制して栽培されます。
種類(原種、園芸品種)
‘ブルースター’
Litchi chinensis ‘Brewster’
フロリダで営利的に栽培される品種。タネがやや大きいが、食味に優れる。
‘モーリシャス’
Litchi chinensis ‘Mauritius’
高温に強く栽培容易で、アメリカのフロリダ半島や南アフリカなどで栽培される。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたを好みます。日当たりが悪い場所では軟弱になり、花が咲かなくなるので注意してください。成木は0℃近くまで気温が下がっても耐えます。ただし、果実を収穫したい場合は、室内のできるだけ暖かい場所に置いて冬越しさせると可能になります。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをしますが、結実している期間は、水を十分与えるようにしてください。冬は、土をできるだけ乾かすと花芽分化するので、乾かし気味に管理してください。
肥料
春から秋の成長期間中に三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ、ハダニ
カイガラムシやハダニが発生します。混み合った枝は剪定して、風通しをよくしてください。また、葉水をかけると、ハダニの発生を防ぐことができます。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回、植え替えましょう。根詰まりすると生育が衰え、花つきが悪くなり、収穫量も減ります。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木をしてふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。さし木から6~7年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:放任すると、どんどん上に伸びてしてしまうので、樹高2~3mに抑えるように剪定します。収穫後の9月から10月に、上方向に伸びる枝はつけ根で切り、重なり合った古い枝や、内側に伸びる枝も切り取ります。なお、花芽は前年度に伸びた充実した枝につくので、そのような枝は残すようにします。
0
0
文章
玲儿
2017年07月13日
ヤマブドウの基本情報
学名:Vitis coignetiae
和名:ヤマブドウ
科名 / 属名:ブドウ科 / ブドウ属
特徴
ヤマブドウは日本固有のブドウで、最近はワインやジュースの原料として注目されています。しかし、ヤマブドウは小粒で、酸味が強く生食には向きません。病害虫にはブドウに比べいくらか強いとはいえ、発生しないわけではありません。また、雌雄異株なので雄木を植えるスペースも必要です。植える場所が広く、ヤマブドウにこだわりのある方ならかまいませんが、限られたスペースでただブドウを楽しみたいという方には、ヤマブドウではなく普通のブドウをおすすめします。農家では垣根仕立てにするのが一般的ですが、棚仕立てにしてもかまいません。
種類(原種、園芸品種)
‘朝日1号’
果房は重さ150g程度と大きいが、1粒重は0.9gと小さい。収穫期は9月下旬から10月上旬。葉の紅葉も美しい
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:晩腐病、黒とう病、褐斑病、灰色かび病など
病気には一般のブドウより強いですが、ブドウの主要な病気である晩腐病、黒とう病、褐斑病、灰色かび病などは発生するので、休眠期防除のほか、状況に応じて多少の防除が必要です。
害虫:ブドウトラカミキリ、クロヒメゾウムシ、コガネムシ類など
ブドウトラカミキリをはじめクロヒメゾウムシ、コガネムシ類など、ブドウと共通のかなりの害虫が加害するので防除します。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土質はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月上旬から2月中旬です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
3月上旬から中旬に、さし木でふやします。
主な作業
剪定:1月上旬から2月上旬が適期です。剪定方法はブドウに準じ、短梢剪定の場合は基部1~2節を残して、長梢剪定の場合は大半のつるは基部から切り捨てますが、残す枝は4~5節あるいは7~8節で切ります。
人工授粉:年によっては雌株と雄株の開花がずれることがあるので、人工授粉を行うと結実が安定します。
‘朝日2号’
粒はまばらにつき、果房は重さ30g程度だが、1結果枝当たり3房つく。新梢の伸びは、‘朝日1号’に比べてやや旺盛。
‘沢登ワイングランド’
日本のヤマブドウとは異種のチョウセンヤマブドウを交配した品種。果房は150g程度、1粒重4.2g前後と大きい。収穫期は9月下旬から10月上旬。
学名:Vitis coignetiae
和名:ヤマブドウ
科名 / 属名:ブドウ科 / ブドウ属
特徴
ヤマブドウは日本固有のブドウで、最近はワインやジュースの原料として注目されています。しかし、ヤマブドウは小粒で、酸味が強く生食には向きません。病害虫にはブドウに比べいくらか強いとはいえ、発生しないわけではありません。また、雌雄異株なので雄木を植えるスペースも必要です。植える場所が広く、ヤマブドウにこだわりのある方ならかまいませんが、限られたスペースでただブドウを楽しみたいという方には、ヤマブドウではなく普通のブドウをおすすめします。農家では垣根仕立てにするのが一般的ですが、棚仕立てにしてもかまいません。
種類(原種、園芸品種)
‘朝日1号’
果房は重さ150g程度と大きいが、1粒重は0.9gと小さい。収穫期は9月下旬から10月上旬。葉の紅葉も美しい
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、10月にも同じものを追肥します。鉢植えは、2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:晩腐病、黒とう病、褐斑病、灰色かび病など
病気には一般のブドウより強いですが、ブドウの主要な病気である晩腐病、黒とう病、褐斑病、灰色かび病などは発生するので、休眠期防除のほか、状況に応じて多少の防除が必要です。
害虫:ブドウトラカミキリ、クロヒメゾウムシ、コガネムシ類など
ブドウトラカミキリをはじめクロヒメゾウムシ、コガネムシ類など、ブドウと共通のかなりの害虫が加害するので防除します。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土質はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月上旬から2月中旬です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
3月上旬から中旬に、さし木でふやします。
主な作業
剪定:1月上旬から2月上旬が適期です。剪定方法はブドウに準じ、短梢剪定の場合は基部1~2節を残して、長梢剪定の場合は大半のつるは基部から切り捨てますが、残す枝は4~5節あるいは7~8節で切ります。
人工授粉:年によっては雌株と雄株の開花がずれることがあるので、人工授粉を行うと結実が安定します。
‘朝日2号’
粒はまばらにつき、果房は重さ30g程度だが、1結果枝当たり3房つく。新梢の伸びは、‘朝日1号’に比べてやや旺盛。
‘沢登ワイングランド’
日本のヤマブドウとは異種のチョウセンヤマブドウを交配した品種。果房は150g程度、1粒重4.2g前後と大きい。収穫期は9月下旬から10月上旬。
0
0
文章
玲儿
2017年07月13日
プルーンの基本情報
学名:Prunus domestica
和名:セイヨウスモモ
科名 / 属名:バラ科 / スモモ属、サクラ属
特徴
プルーンといえばドライフルーツやシロップなどに加工したものが一般的ですが、最近は生食用の果物として店頭で見かけることも多くなりました。夏に雨の多い気候には適さないので、ニホンスモモのように家庭向きではありません。しかし、病害虫の防除などにある程度手をかければ、ニホンスモモにない結実の風情を楽しむことができます。品種を選ぶにあたっては、自家結実しやすい品種を選ぶとともに、できればそれも2品種セットで植えるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
‘ツアー’
熟期は8月上旬で、大きさは35gほど。果皮は黒紫色。自家結実しやすい。
‘シュガー’
熟期は8月中旬で、大きさは35〜60g。果皮は紅紫色から濃茶色。品質がよく、おいしい。自家結実しやすい。
‘フレンチ’
熟期は9月上旬で、大きさは30gほど。果皮は紅紫色。自家結実しやすい。
‘スタンレイ’
熟期は9月上旬で、大きさは50gほど。果皮は青紫色から黒紫色。自家結実しやすい。
‘サンプルーン’
熟期は9月上旬で、30gほど。果皮は黒紫色で、品質がよく、おいしい。自家結実しやすい。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、夏に日照りがかなり続いた場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰星病、黒斑病、胴枯性の病気など
枝葉や果実を侵す灰星病や黒斑病、枝梢が枯れ込む胴枯性の病気などの予防が大切です。
害虫:シンクイムシ、アブラムシ類、コスカシバ、カイガラムシ類、チョッキリゾウムシなど
シンクイムシやアブラムシ類、幹に食い入るコスカシバ、カイガラムシ類に注意が必要です。なお、場所によっては幼果を落果させるチョッキリゾウムシに注意が必要です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は11月から3月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:3月上旬から4月中旬に休眠期つぎ、8月下旬から9月上旬に芽つぎを行います。
主な作業
冬の剪定:適期は12月から2月下旬です。短果枝によく結果するので、長い発育枝(葉芽だけをつけた1年生枝)は間引いたり、20~30cmに切り詰めます。
夏の剪定:木を大きくしたくない場合は、長く伸びそうな新梢を摘心したり、切り詰めたりすると、コンパクトに収めることができます。
人工受粉:結実が不安定な場合は、人工受粉を行うとよく結果します。
摘果:実のつきが多い場合は摘果をします。
学名:Prunus domestica
和名:セイヨウスモモ
科名 / 属名:バラ科 / スモモ属、サクラ属
特徴
プルーンといえばドライフルーツやシロップなどに加工したものが一般的ですが、最近は生食用の果物として店頭で見かけることも多くなりました。夏に雨の多い気候には適さないので、ニホンスモモのように家庭向きではありません。しかし、病害虫の防除などにある程度手をかければ、ニホンスモモにない結実の風情を楽しむことができます。品種を選ぶにあたっては、自家結実しやすい品種を選ぶとともに、できればそれも2品種セットで植えるとよいでしょう。
種類(原種、園芸品種)
‘ツアー’
熟期は8月上旬で、大きさは35gほど。果皮は黒紫色。自家結実しやすい。
‘シュガー’
熟期は8月中旬で、大きさは35〜60g。果皮は紅紫色から濃茶色。品質がよく、おいしい。自家結実しやすい。
‘フレンチ’
熟期は9月上旬で、大きさは30gほど。果皮は紅紫色。自家結実しやすい。
‘スタンレイ’
熟期は9月上旬で、大きさは50gほど。果皮は青紫色から黒紫色。自家結実しやすい。
‘サンプルーン’
熟期は9月上旬で、30gほど。果皮は黒紫色で、品質がよく、おいしい。自家結実しやすい。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、夏に日照りがかなり続いた場合は水やりが必要です。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰星病、黒斑病、胴枯性の病気など
枝葉や果実を侵す灰星病や黒斑病、枝梢が枯れ込む胴枯性の病気などの予防が大切です。
害虫:シンクイムシ、アブラムシ類、コスカシバ、カイガラムシ類、チョッキリゾウムシなど
シンクイムシやアブラムシ類、幹に食い入るコスカシバ、カイガラムシ類に注意が必要です。なお、場所によっては幼果を落果させるチョッキリゾウムシに注意が必要です。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は11月から3月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:3月上旬から4月中旬に休眠期つぎ、8月下旬から9月上旬に芽つぎを行います。
主な作業
冬の剪定:適期は12月から2月下旬です。短果枝によく結果するので、長い発育枝(葉芽だけをつけた1年生枝)は間引いたり、20~30cmに切り詰めます。
夏の剪定:木を大きくしたくない場合は、長く伸びそうな新梢を摘心したり、切り詰めたりすると、コンパクトに収めることができます。
人工受粉:結実が不安定な場合は、人工受粉を行うとよく結果します。
摘果:実のつきが多い場合は摘果をします。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ビワの基本情報
学名:Eriobotrya japonica
和名:ビワ(枇杷)
科名 / 属名:バラ科 / ビワ属
特徴
ビワは無農薬でつくれる家庭向きの果樹です。伸びるにまかせておくと、背が高くなりますが、整枝で低くつくることもできます。栽培にあたっては、耐寒性を考慮する必要があります。幼果期に-3℃以下の低温に遭遇すると、胚珠(若いタネ)が死滅し落果します。したがって、最低気温が-2℃以下になる地域での栽培は無理があります。寒害の心配がある地域では、‘田中’など耐寒性の強い品種を選びます。
種類(原種、園芸品種)
‘茂木’
樹勢は強く、直立性。果重は40g程度。酸味が比較的少なく、品質がよいので、日本で最も栽培が多い。耐寒性は‘田中’に比べると弱い。熟期は長崎県で5月下旬から6月中旬。
‘田中’
樹勢は強く開張性。果重60〜70g程度。‘茂木’に次いで栽培が多い。完熟直前まで酸が多く、早どりすると酸味がやや強い。耐寒性は強い。熟期は‘茂木’より10日くらい遅い。
‘長崎早生’
樹勢は強く直立性。果重40〜45gで食味がよい。熟期は‘茂木’より10日から2週間早い。早生品種のなかでは開花期が遅く寒害を受けにくいが、‘茂木’に比べれば寒害を受けやすいので、適地は暖地に限られる。
学名:Eriobotrya japonica
和名:ビワ(枇杷)
科名 / 属名:バラ科 / ビワ属
特徴
ビワは無農薬でつくれる家庭向きの果樹です。伸びるにまかせておくと、背が高くなりますが、整枝で低くつくることもできます。栽培にあたっては、耐寒性を考慮する必要があります。幼果期に-3℃以下の低温に遭遇すると、胚珠(若いタネ)が死滅し落果します。したがって、最低気温が-2℃以下になる地域での栽培は無理があります。寒害の心配がある地域では、‘田中’など耐寒性の強い品種を選びます。
種類(原種、園芸品種)
‘茂木’
樹勢は強く、直立性。果重は40g程度。酸味が比較的少なく、品質がよいので、日本で最も栽培が多い。耐寒性は‘田中’に比べると弱い。熟期は長崎県で5月下旬から6月中旬。
‘田中’
樹勢は強く開張性。果重60〜70g程度。‘茂木’に次いで栽培が多い。完熟直前まで酸が多く、早どりすると酸味がやや強い。耐寒性は強い。熟期は‘茂木’より10日くらい遅い。
‘長崎早生’
樹勢は強く直立性。果重40〜45gで食味がよい。熟期は‘茂木’より10日から2週間早い。早生品種のなかでは開花期が遅く寒害を受けにくいが、‘茂木’に比べれば寒害を受けやすいので、適地は暖地に限られる。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
パパイヤの基本情報
学名:Carica papaya
その他の名前:パパイア
科名 / 属名:パパイヤ科 / パパイヤ属(カリカ属)
特徴
パパイヤは生育が非常に早く、年間を通じて収穫できるので、熱帯各地で多く栽培されています。品種は雌雄異株の系統と、両性花をつけ1本だけでも結実する系統に分けられます。従来は2~3m以上に大きくならないと結実しないのが一般的でしたが、近年多く出回っている1mほどの高さから結実する矮性の品種や、メリクロン(成長点培養)でふやされた株を10号程度の大きさの鉢を使って育てれば、家庭でも十分結実させることができます。果実は幹の上部につき、乳臭いような特有の香りがあります。開花後半年ほど経過して、果実が黄色く色づいたら収穫できます。沖縄などでは果実を青いうちに収穫し、野菜としてせん切りなどにしてサラダに使ったり、油で炒めて調理されます。
種類(原種、園芸品種)
‘サンライズ・ソロ’
Carica papaya ‘Sunrise Solo’
ハワイで開発された品種。果実は臭みが少なく食べやすいので広く生産されているが、樹高は高くなるので家庭での栽培には適さない。
‘フルーツ・タワー’
Carica papaya ‘Fruits Tower’
タネから育てる矮性の品種で、1mほどの高さから結実し始める。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で管理します。日照が不足すると間のびして花数が少なくなります。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。過湿にすると根腐れを起こすことが多いので注意してください。
肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日照不足や風通しが悪いと発生しがちです。
害虫:アブラムシ
日照が不足すると、枝先に発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などが標準ですが、過湿を嫌うので、10号鉢くらいの大きな鉢を使う場合は、赤玉土は小粒と中粒を等量に混ぜて使うとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
生育が非常に早く、根詰まりすると成長が衰えます。1年に1回以上は植え替えを行うようにしてください。
ふやし方
タネまき:果実の中のタネをまいても育ちますが、形質が不安定で大きくならないと結実しない場合が多く、おすすめできません。鉢植えでも育つ矮性品種のタネが通販や沖縄の販売店などで売られているので、これを手に入れ、5月から6月ごろにバーミキュライトなどの清潔な用土にまきます。
主な作業
傷んだ葉の整理:古くなって黄色っぽくなってきた葉は切り取ります。そのままにしておくとうどんこ病やハダニが発生しやすくなります。
学名:Carica papaya
その他の名前:パパイア
科名 / 属名:パパイヤ科 / パパイヤ属(カリカ属)
特徴
パパイヤは生育が非常に早く、年間を通じて収穫できるので、熱帯各地で多く栽培されています。品種は雌雄異株の系統と、両性花をつけ1本だけでも結実する系統に分けられます。従来は2~3m以上に大きくならないと結実しないのが一般的でしたが、近年多く出回っている1mほどの高さから結実する矮性の品種や、メリクロン(成長点培養)でふやされた株を10号程度の大きさの鉢を使って育てれば、家庭でも十分結実させることができます。果実は幹の上部につき、乳臭いような特有の香りがあります。開花後半年ほど経過して、果実が黄色く色づいたら収穫できます。沖縄などでは果実を青いうちに収穫し、野菜としてせん切りなどにしてサラダに使ったり、油で炒めて調理されます。
種類(原種、園芸品種)
‘サンライズ・ソロ’
Carica papaya ‘Sunrise Solo’
ハワイで開発された品種。果実は臭みが少なく食べやすいので広く生産されているが、樹高は高くなるので家庭での栽培には適さない。
‘フルーツ・タワー’
Carica papaya ‘Fruits Tower’
タネから育てる矮性の品種で、1mほどの高さから結実し始める。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で管理します。日照が不足すると間のびして花数が少なくなります。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。過湿にすると根腐れを起こすことが多いので注意してください。
肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:うどんこ病
日照不足や風通しが悪いと発生しがちです。
害虫:アブラムシ
日照が不足すると、枝先に発生することがあります。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などが標準ですが、過湿を嫌うので、10号鉢くらいの大きな鉢を使う場合は、赤玉土は小粒と中粒を等量に混ぜて使うとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
生育が非常に早く、根詰まりすると成長が衰えます。1年に1回以上は植え替えを行うようにしてください。
ふやし方
タネまき:果実の中のタネをまいても育ちますが、形質が不安定で大きくならないと結実しない場合が多く、おすすめできません。鉢植えでも育つ矮性品種のタネが通販や沖縄の販売店などで売られているので、これを手に入れ、5月から6月ごろにバーミキュライトなどの清潔な用土にまきます。
主な作業
傷んだ葉の整理:古くなって黄色っぽくなってきた葉は切り取ります。そのままにしておくとうどんこ病やハダニが発生しやすくなります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
バナナの基本情報
学名:Musa
和名:ミバショウ(実芭蕉)
科名 / 属名:バショウ科 / バショウ属
特徴
バナナは最も有名な熱帯果実のひとつで、高さ10m近くにまで生育する多年草です。結実後に株は枯れてしまいますが、根元から子株が数個出てきて更新されます。品種が多くあり、甘みの強い生食用の品種と、でんぷん質が多く甘みが少ない料理用の品種に大きく分けることができます。
1~2mの高さで結実する矮性の三尺バナナ(Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’)なら、家庭でも十分結実させることが可能です。0℃近くまで最低温度が下がっても耐えますが、果実を収穫したい場合は室内のできるだけ暖かい場所で冬越しさせてください。なお、バナナは一般的には果物として利用されていますが、多年草なので、正確な分類では果樹に含まれません。
種類(原種、園芸品種)
三尺バナナ
Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’
1〜2mほどの高さで結実し、台風の被害を受けにくいので沖縄でもよく植えられている。家庭では、10〜15号(口径30〜45cm)ぐらいの大きさの鉢を使えば、実を収穫することができる。
レッドバナナ
Musa ‘Red Macaboo’
幹や果実が赤っぽくなる品種。高さは5m以上に育つ。
斑入りバナナ
Musa ‘Ae Ae’
葉や果実に白い斑が入る珍しい品種。性質はやや弱い。
学名:Musa
和名:ミバショウ(実芭蕉)
科名 / 属名:バショウ科 / バショウ属
特徴
バナナは最も有名な熱帯果実のひとつで、高さ10m近くにまで生育する多年草です。結実後に株は枯れてしまいますが、根元から子株が数個出てきて更新されます。品種が多くあり、甘みの強い生食用の品種と、でんぷん質が多く甘みが少ない料理用の品種に大きく分けることができます。
1~2mの高さで結実する矮性の三尺バナナ(Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’)なら、家庭でも十分結実させることが可能です。0℃近くまで最低温度が下がっても耐えますが、果実を収穫したい場合は室内のできるだけ暖かい場所で冬越しさせてください。なお、バナナは一般的には果物として利用されていますが、多年草なので、正確な分類では果樹に含まれません。
種類(原種、園芸品種)
三尺バナナ
Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’
1〜2mほどの高さで結実し、台風の被害を受けにくいので沖縄でもよく植えられている。家庭では、10〜15号(口径30〜45cm)ぐらいの大きさの鉢を使えば、実を収穫することができる。
レッドバナナ
Musa ‘Red Macaboo’
幹や果実が赤っぽくなる品種。高さは5m以上に育つ。
斑入りバナナ
Musa ‘Ae Ae’
葉や果実に白い斑が入る珍しい品種。性質はやや弱い。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ネクタリンの基本情報
学名:Amygdalus persica var.nectarina(Prunus persica var. nusipersia)
その他の名前:アブラモモ、ズバイモモ
科名 / 属名:バラ科 / モモ属
特徴
ネクタリンはモモの変種で、夏に雨の少ない地域に適応したもの。夏に雨の多いわが国では、裂果を起こしたり、灰星病、せん孔細菌病などの病気にかかりやすく、栽培しにくい種類です。一般にネクタリンは普通のモモに比べて、果実に酸味があるのが特徴ですが、酸味を感じない、いわゆるスイートネクタリンもあります。
モモと同様、自家結実性で、花粉の不完全な品種を除いては、1本だけ植えても問題ありません。一般の栽培管理はモモと同様ですが、特に実が雨に弱いので、一部の早生品種を除いては、袋かけが必要です。袋も水をはじくような袋を用います。生育はモモと同じで早く、植えつけた翌年からでも実をつけます。
種類(原種、園芸品種)
‘フレーバートップ’
果重240〜260g。果汁が多く、甘みと酸味が調和しておいしい。熟期は8月上・中旬。
‘ファンタジア’
果重250〜270g。果汁が多く、おいしい。熟期は8月中・下旬。
‘秀峰(しゅうほう)’
果重260〜280g。果汁が多く、品質、食味ともに良好。熟期は8月下旬〜9月上旬。
‘ヒラツカレッド’
果重150g前後。甘みは中程度だが、風味はよい。熟期は7月中旬。
‘サンタローザ’
熟期は7月中・下旬。完熟した果実は非常においしい。樹齢が進むと自家結実する。
‘スウィートビーナス’
果重250g前後。ふつうのネクタリンのような酸味はなく、とてもおいしい。熟期は8月中旬。
学名:Amygdalus persica var.nectarina(Prunus persica var. nusipersia)
その他の名前:アブラモモ、ズバイモモ
科名 / 属名:バラ科 / モモ属
特徴
ネクタリンはモモの変種で、夏に雨の少ない地域に適応したもの。夏に雨の多いわが国では、裂果を起こしたり、灰星病、せん孔細菌病などの病気にかかりやすく、栽培しにくい種類です。一般にネクタリンは普通のモモに比べて、果実に酸味があるのが特徴ですが、酸味を感じない、いわゆるスイートネクタリンもあります。
モモと同様、自家結実性で、花粉の不完全な品種を除いては、1本だけ植えても問題ありません。一般の栽培管理はモモと同様ですが、特に実が雨に弱いので、一部の早生品種を除いては、袋かけが必要です。袋も水をはじくような袋を用います。生育はモモと同じで早く、植えつけた翌年からでも実をつけます。
種類(原種、園芸品種)
‘フレーバートップ’
果重240〜260g。果汁が多く、甘みと酸味が調和しておいしい。熟期は8月上・中旬。
‘ファンタジア’
果重250〜270g。果汁が多く、おいしい。熟期は8月中・下旬。
‘秀峰(しゅうほう)’
果重260〜280g。果汁が多く、品質、食味ともに良好。熟期は8月下旬〜9月上旬。
‘ヒラツカレッド’
果重150g前後。甘みは中程度だが、風味はよい。熟期は7月中旬。
‘サンタローザ’
熟期は7月中・下旬。完熟した果実は非常においしい。樹齢が進むと自家結実する。
‘スウィートビーナス’
果重250g前後。ふつうのネクタリンのような酸味はなく、とてもおいしい。熟期は8月中旬。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ナシ(梨)の基本情報
学名:Pyrus pyrifolia(ニホンナシ)、P.ussuriensis(チュウゴクナシ)、P.communis(セイヨウナシ)
和名:ナシ(梨) その他の名前:プラム
科名 / 属名:バラ科 / ナシ属
特徴
ナシにはニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ(セイヨウスモモ)があります。病害虫防除の回数が多く、家庭向きの果樹とはいえませんが、果実が大きく存在感があるので、挑戦してみるのもよいでしょう。一般には棚仕立てにしますが、立ち木仕立て、垣根や壁面仕立てもできます。
ニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ、いずれも自家不結実性のため受粉樹が必要です。相互間で受粉は可能ですが、中国ナシの開花は早いので、ほかの品種とは合いません。
ナシ(梨)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘幸水’
ニホンナシ。8月中旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘豊水’
ニホンナシ。9月上旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘ゴールド二十世紀’
ニホンナシ。黒斑病に耐病性があり、‘二十世紀’より育てやすい。
‘なつしずく’
ニホンナシ。8月中旬にとれる、早生でおいしい青ナシ。大きさは‘幸水’と同じくらい。
‘バートレット’
セイヨウナシ。収穫期は8月中旬。品質は中ぐらいで、大きさは250g前後になる。
‘ラ・フランス’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは200〜250gで、味のよいことで知られる。
‘シルバー・ベル’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは400〜500g。味がよく、実つきも非常によい。
‘ル・レクチェ’
セイヨウナシ。収穫期は10月上旬から中旬。大きさは300g前後で、品質は極上。
学名:Pyrus pyrifolia(ニホンナシ)、P.ussuriensis(チュウゴクナシ)、P.communis(セイヨウナシ)
和名:ナシ(梨) その他の名前:プラム
科名 / 属名:バラ科 / ナシ属
特徴
ナシにはニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ(セイヨウスモモ)があります。病害虫防除の回数が多く、家庭向きの果樹とはいえませんが、果実が大きく存在感があるので、挑戦してみるのもよいでしょう。一般には棚仕立てにしますが、立ち木仕立て、垣根や壁面仕立てもできます。
ニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ、いずれも自家不結実性のため受粉樹が必要です。相互間で受粉は可能ですが、中国ナシの開花は早いので、ほかの品種とは合いません。
ナシ(梨)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘幸水’
ニホンナシ。8月中旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘豊水’
ニホンナシ。9月上旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘ゴールド二十世紀’
ニホンナシ。黒斑病に耐病性があり、‘二十世紀’より育てやすい。
‘なつしずく’
ニホンナシ。8月中旬にとれる、早生でおいしい青ナシ。大きさは‘幸水’と同じくらい。
‘バートレット’
セイヨウナシ。収穫期は8月中旬。品質は中ぐらいで、大きさは250g前後になる。
‘ラ・フランス’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは200〜250gで、味のよいことで知られる。
‘シルバー・ベル’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは400〜500g。味がよく、実つきも非常によい。
‘ル・レクチェ’
セイヨウナシ。収穫期は10月上旬から中旬。大きさは300g前後で、品質は極上。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ドラゴンフルーツの基本情報
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
スリナムチェリーの基本情報
学名:Eugenia uniflora
その他の名前:ピタンガ、タチバナアデク、カボチャアデク
科名 / 属名:フトモモ科 / ユージェーニア属
特徴
スリナムチェリーはつやのある葉が美しく、観葉植物としても楽しめる常緑性の果樹です。その小さな果実は、カボチャのような形で、熟すと赤色になります。熟した果実は生食するほか、ジャムやジュース、果実酒などさまざまに利用されます。熱帯地域で広く栽培されており、特にブラジルで盛んに栽培利用されています。ただし、果実の皮が薄いため保存がきかず、日本では生の果実はほとんど流通していません。
原産地では、8mの高さに生育することもありますが、強い剪定に耐えるので生け垣としても利用され、台湾や沖縄では果樹としてではなく、むしろ庭園樹や生け垣としての利用のほうが一般的です。寒さに比較的強いので、関東地方南部の海沿いでは、戸外でも越冬することがあります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。室内に置けば、容易に冬越しできます。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをします。特に結実しているときは、水切れさせないように注意してください。冬は、乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、清潔な用土を使用しましょう。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えるので、鉢植えは、1~2年に1回、植え替えましょう。
庭に植えつける際は、地際で腐ることが多いので深植えせず、根が表土に少し露出するぐらい浅く植えるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:タネまきで容易にふやすことができます。春から夏までの間、収穫した果実の中に入っているタネを、すぐに赤玉土小粒などの清潔な用土にまいてください。タネまきから6~8年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:伸びすぎた枝は適宜切り戻し、枝を横方向に伸ばすようにすると、花芽がつきやすくなります。強い剪定は、果実の収穫後に行います。
人工授粉:開花時は、刷毛などで人工授粉すると、結実率がよくなります。
学名:Eugenia uniflora
その他の名前:ピタンガ、タチバナアデク、カボチャアデク
科名 / 属名:フトモモ科 / ユージェーニア属
特徴
スリナムチェリーはつやのある葉が美しく、観葉植物としても楽しめる常緑性の果樹です。その小さな果実は、カボチャのような形で、熟すと赤色になります。熟した果実は生食するほか、ジャムやジュース、果実酒などさまざまに利用されます。熱帯地域で広く栽培されており、特にブラジルで盛んに栽培利用されています。ただし、果実の皮が薄いため保存がきかず、日本では生の果実はほとんど流通していません。
原産地では、8mの高さに生育することもありますが、強い剪定に耐えるので生け垣としても利用され、台湾や沖縄では果樹としてではなく、むしろ庭園樹や生け垣としての利用のほうが一般的です。寒さに比較的強いので、関東地方南部の海沿いでは、戸外でも越冬することがあります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。室内に置けば、容易に冬越しできます。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをします。特に結実しているときは、水切れさせないように注意してください。冬は、乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、清潔な用土を使用しましょう。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えるので、鉢植えは、1~2年に1回、植え替えましょう。
庭に植えつける際は、地際で腐ることが多いので深植えせず、根が表土に少し露出するぐらい浅く植えるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:タネまきで容易にふやすことができます。春から夏までの間、収穫した果実の中に入っているタネを、すぐに赤玉土小粒などの清潔な用土にまいてください。タネまきから6~8年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:伸びすぎた枝は適宜切り戻し、枝を横方向に伸ばすようにすると、花芽がつきやすくなります。強い剪定は、果実の収穫後に行います。
人工授粉:開花時は、刷毛などで人工授粉すると、結実率がよくなります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ジャボチカバの基本情報
学名:Myrciaria cauliflora
科名 / 属名:フトモモ科 / ミルキアリア属
特徴
ジャボチカバは樹高10mほどになる常緑性の高木です。白い花が幹から直接咲き、直径2~3cmほどの大きさの実はブドウの‘巨峰’そっくりで、味もブドウに似ています。春から秋に数回実をつけますが、夏は開花・結実を休む傾向があります。成長はやや遅いですが、幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば孫の代まで収穫できるといわれています。鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強いので、家庭で楽しむのにおすすめです。
果実は、収穫して次の日には味が落ちるほど日もちしないので、生食に適していますが、冷凍すれば1か月ほど保存できます。果実にはビタミンCとカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含みます。
ジャボチカバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。比較的寒さに強いので、関東地方以西では戸外でもよく冬越しします。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、乾燥を嫌うので水切れに注意してください。夏に晴天の日が続く場合はよく乾くので毎日水やりを行うとよいでしょう。冬に生育を停止している場合は乾かし気味に管理します。庭に植えた場合、夏に雨が降らず土が乾燥したときは水やりをしてください。
肥料
化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って風通しをよくします。
学名:Myrciaria cauliflora
科名 / 属名:フトモモ科 / ミルキアリア属
特徴
ジャボチカバは樹高10mほどになる常緑性の高木です。白い花が幹から直接咲き、直径2~3cmほどの大きさの実はブドウの‘巨峰’そっくりで、味もブドウに似ています。春から秋に数回実をつけますが、夏は開花・結実を休む傾向があります。成長はやや遅いですが、幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば孫の代まで収穫できるといわれています。鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強いので、家庭で楽しむのにおすすめです。
果実は、収穫して次の日には味が落ちるほど日もちしないので、生食に適していますが、冷凍すれば1か月ほど保存できます。果実にはビタミンCとカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含みます。
ジャボチカバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。比較的寒さに強いので、関東地方以西では戸外でもよく冬越しします。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、乾燥を嫌うので水切れに注意してください。夏に晴天の日が続く場合はよく乾くので毎日水やりを行うとよいでしょう。冬に生育を停止している場合は乾かし気味に管理します。庭に植えた場合、夏に雨が降らず土が乾燥したときは水やりをしてください。
肥料
化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って風通しをよくします。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
サクランボの基本情報
学名:Cerasus avium(Prunus avium)
和名:オウトウ(桜桃)
科名 / 属名:バラ科 / サクラ属
特徴
サクランボはオウトウとも呼ばれ、カンカオウトウ、サンカオウトウ(Cerasus vulgaris)、中国オウトウ(C.pseudocerasus)の3つと、ユスラウメ(C. tomentosa)が含まれています。
一般にサクランボといえばカンカ(甘果)オウトウを指します。おなじみの‘佐藤錦’‘紅秀峰’‘ナポレオン’などたくさんの品種があります。自家不結実性で、異品種の混植が必要です。
サンカ(酸果)オウトウは酸味があるのが特徴です。自家結実性で、木も矮性で比較的栽培しやすく、家庭向きですが、あまり広まっていません。品種もいくつかありますが、ほとんど流通していません。
中国オウトウは、正式な和名はミザクラまたはシナミザクラで、園芸店では暖地桜桃(だんちおうとう)の名前で流通しています。開花が3月中旬と、普通のサクランボの4月中旬に比べひときわ早く、開花期に-2℃以下の低温に合うと、雌しべが凍死して結実しません。最近は温暖化で、関東地方南部ぐらいまではよく結実します。果実は小ぶりですが、栽培も比較的容易で、1本だけでもよく結実するため、家庭向きです。
ユスラウメは、栽培はごく容易です。赤実と白実があるくらいで、品種名のついたものは見当たりません。
種類(原種、園芸品種)
‘紅さやか’
果重5〜7g、糖度は14〜17度。熟期は5月中・下旬。‘高砂’‘紅てまり’とは他家不和合で、受粉樹には向かない。
‘香夏錦(こうかにしき)’
果重は6〜7g、糖度は17〜18度。果肉はやや柔らかい。熟期は5月下旬。結実しやすく、受粉樹としても優れるが、‘紅秀峰’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘高砂(たかさご)’
果重6g前後、糖度は16〜17度程度、熟期は5月下旬。‘紅てまり’‘紅さやか’とは他家不和合。
‘佐藤錦’
果重7〜8g、糖度は19〜20度。熟期は6月上旬。甘みが強く、最も栽培の多い品種。
‘紅きらり’
果重9g前後、糖度は19度程度。熟期は6月中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘さおり’
果重10g前後、糖度は17度程度。熟期は6月上・中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘ナポレオン’
果重7〜10g、糖度は15〜16度。熟期は6月上・中旬。
‘紅秀峰(べにしゅうほう)’
果重9g前後、糖度は20度程度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、軟化しにくい。‘香夏錦’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘紅てまり’
果重10g前後、糖度は18〜20度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、日もちがよい。‘紅さやか’‘高砂’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
学名:Cerasus avium(Prunus avium)
和名:オウトウ(桜桃)
科名 / 属名:バラ科 / サクラ属
特徴
サクランボはオウトウとも呼ばれ、カンカオウトウ、サンカオウトウ(Cerasus vulgaris)、中国オウトウ(C.pseudocerasus)の3つと、ユスラウメ(C. tomentosa)が含まれています。
一般にサクランボといえばカンカ(甘果)オウトウを指します。おなじみの‘佐藤錦’‘紅秀峰’‘ナポレオン’などたくさんの品種があります。自家不結実性で、異品種の混植が必要です。
サンカ(酸果)オウトウは酸味があるのが特徴です。自家結実性で、木も矮性で比較的栽培しやすく、家庭向きですが、あまり広まっていません。品種もいくつかありますが、ほとんど流通していません。
中国オウトウは、正式な和名はミザクラまたはシナミザクラで、園芸店では暖地桜桃(だんちおうとう)の名前で流通しています。開花が3月中旬と、普通のサクランボの4月中旬に比べひときわ早く、開花期に-2℃以下の低温に合うと、雌しべが凍死して結実しません。最近は温暖化で、関東地方南部ぐらいまではよく結実します。果実は小ぶりですが、栽培も比較的容易で、1本だけでもよく結実するため、家庭向きです。
ユスラウメは、栽培はごく容易です。赤実と白実があるくらいで、品種名のついたものは見当たりません。
種類(原種、園芸品種)
‘紅さやか’
果重5〜7g、糖度は14〜17度。熟期は5月中・下旬。‘高砂’‘紅てまり’とは他家不和合で、受粉樹には向かない。
‘香夏錦(こうかにしき)’
果重は6〜7g、糖度は17〜18度。果肉はやや柔らかい。熟期は5月下旬。結実しやすく、受粉樹としても優れるが、‘紅秀峰’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘高砂(たかさご)’
果重6g前後、糖度は16〜17度程度、熟期は5月下旬。‘紅てまり’‘紅さやか’とは他家不和合。
‘佐藤錦’
果重7〜8g、糖度は19〜20度。熟期は6月上旬。甘みが強く、最も栽培の多い品種。
‘紅きらり’
果重9g前後、糖度は19度程度。熟期は6月中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘さおり’
果重10g前後、糖度は17度程度。熟期は6月上・中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘ナポレオン’
果重7〜10g、糖度は15〜16度。熟期は6月上・中旬。
‘紅秀峰(べにしゅうほう)’
果重9g前後、糖度は20度程度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、軟化しにくい。‘香夏錦’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘紅てまり’
果重10g前後、糖度は18〜20度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、日もちがよい。‘紅さやか’‘高砂’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
クルミの基本情報
学名:Juglans regia
和名:ペルシャグルミ その他の名前:セイヨウグルミ
科名 / 属名:クルミ科 / クルミ属
特徴
クルミは、クルミ科の果樹で、暖地でも結実しますが、適地は冷涼地です。また、大木になるので、一般家庭の庭には向きません。日本にはヒメグルミ(Juglans subucordiformis)、オニグルミ(J. sieboldiana)などが自生していますが、ほとんど栽培されることはなく、野生の果実を利用している程度です。営利栽培されているのは、ペルシャグルミ(J.regia)を基本種とする中国、朝鮮から渡来したテウチグルミ(別名、カシクルミ)をもとに、わが国で改良された信濃グルミと呼ばれる系統が中心です。
クルミは自家結実性ですが、雌花と雄花の開花時期がずれる、いわゆる「雌雄異熟」のため、品種選択にあたっては注意が必要です。雌花先熟品種と雄花先熟品種とがあり、両者を組み合わせて植えるとよく結実します。
鉢植えで果実をつけることも可能ですが、果樹として栽培するのは無理で、観賞用の観葉植物として楽しんでください。
クルミの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹に発生する胴枯病くらいで、ほかに特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上旬から下旬の休眠期つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月から2月下旬が適期です。ある程度の整枝ができていれば、剪定は控えるのが無難です。前年枝の先端の1~3芽くらいが花芽なので、枝先を強く切り詰めると花芽を落とすことになります。
学名:Juglans regia
和名:ペルシャグルミ その他の名前:セイヨウグルミ
科名 / 属名:クルミ科 / クルミ属
特徴
クルミは、クルミ科の果樹で、暖地でも結実しますが、適地は冷涼地です。また、大木になるので、一般家庭の庭には向きません。日本にはヒメグルミ(Juglans subucordiformis)、オニグルミ(J. sieboldiana)などが自生していますが、ほとんど栽培されることはなく、野生の果実を利用している程度です。営利栽培されているのは、ペルシャグルミ(J.regia)を基本種とする中国、朝鮮から渡来したテウチグルミ(別名、カシクルミ)をもとに、わが国で改良された信濃グルミと呼ばれる系統が中心です。
クルミは自家結実性ですが、雌花と雄花の開花時期がずれる、いわゆる「雌雄異熟」のため、品種選択にあたっては注意が必要です。雌花先熟品種と雄花先熟品種とがあり、両者を組み合わせて植えるとよく結実します。
鉢植えで果実をつけることも可能ですが、果樹として栽培するのは無理で、観賞用の観葉植物として楽しんでください。
クルミの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹に発生する胴枯病くらいで、ほかに特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上旬から下旬の休眠期つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月から2月下旬が適期です。ある程度の整枝ができていれば、剪定は控えるのが無難です。前年枝の先端の1~3芽くらいが花芽なので、枝先を強く切り詰めると花芽を落とすことになります。
0
0