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玲儿
2017年07月11日
オカワカメの基本情報
学名:Anredera cordifolia
和名:アカザカズラ その他の名前:雲南百薬(うんなんひゃくやく)
科名 / 属名:ツルムラサキ科 / アカザカズラ属
特徴
オカワカメは熱帯アメリカまたは熱帯アジアに自生するつる性の多年草です。日本には中国から長寿の薬草として伝わり、雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれています。
百薬というように、葉酸やミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)、ビタミンAを多く含み、栄養価が高いことから、健康野菜として注目されています。
地下には球根、葉腋にはムカゴができます。球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。茎葉は加熱すると、ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。また、大きく育った球根は、スライスしたり、すりおろしたりすると、ととろのような感覚で食べられます。ツルムラサキのような癖がないので食べやすいです。
つるは3m以上に長く伸びます。光沢のある厚い葉は夏の高温に強く、太陽の光に反射して、輝きます。秋には、ツルムラサキの花に似た、香りのあるクリーム色のかわいい小花が穂状につきます。
寒さにやや弱く、冬には地上部は枯れますが、暖地であれば、盛り土やマルチングをして越冬させることができます。一般には地下の球根を掘り上げて室内に取り込むか、葉腋についたムカゴを保管して翌年、植えつけます。西日本では野生化するほど繁茂している場所もあるくらい、丈夫な植物です。
●関連コンテンツ
「今年の夏は緑のカーテン」 緑のカーテンの効果と作り方、緑のカーテンに向く植物の紹介、実践例などを紹介しています。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。土質はさほど選びません。「緑のカーテン」として育てる場合は、ネットと支柱がしっかりと固定できる場所を選びます。
水やり
プランター植えの場合、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、植えつけ後根づいたら、ほとんど必要ありません。夏に庭がカラカラに乾いて葉がしおれるときだけ水をやります。
肥料
植えつけ前に施す元肥のほか、追肥として5月から9月中旬まで月1回程度、化成肥料を規定量、地面にばらまいて施し、土寄せします。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の野菜用の培養土を用いるか、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月上・中旬が植えつけ適期です。庭、または大型のプランターなどに植えつけます。株間は20cm程度。プランターであれば2~3株が目安です。なお、プランターで栽培すると、庭植えの場合よりもやや葉が小さくなります。
ふやし方
さし芽:つるの先端を5~6cm切って、培養土や水にさすと発根します。気温25℃ぐらいのときが適期です。
ムカゴ:葉腋に形成されるムカゴを採取して袋に入れ、暗所で保存しておきます。翌年の5月に、土の上に置くと芽が出ます。
主な作業
摘心:植えつけ2か月後の7月から10月ごろまで、摘心を繰り返しながら収穫し、茎の先端のほうの柔らかい部分を食するとよいでしょう。
冬越し:地下に球根があるので、寒さで葉が枯れたら、株元に土を盛って冬越しさせます。こうしておくと、翌年は株立ち状に発芽するので、1年目よりも2年目以降のほうが立派に茂ります。株は1年限りとし、ムカゴを採取・保存して冬越しさせることもできます。
学名:Anredera cordifolia
和名:アカザカズラ その他の名前:雲南百薬(うんなんひゃくやく)
科名 / 属名:ツルムラサキ科 / アカザカズラ属
特徴
オカワカメは熱帯アメリカまたは熱帯アジアに自生するつる性の多年草です。日本には中国から長寿の薬草として伝わり、雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれています。
百薬というように、葉酸やミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)、ビタミンAを多く含み、栄養価が高いことから、健康野菜として注目されています。
地下には球根、葉腋にはムカゴができます。球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。茎葉は加熱すると、ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。また、大きく育った球根は、スライスしたり、すりおろしたりすると、ととろのような感覚で食べられます。ツルムラサキのような癖がないので食べやすいです。
つるは3m以上に長く伸びます。光沢のある厚い葉は夏の高温に強く、太陽の光に反射して、輝きます。秋には、ツルムラサキの花に似た、香りのあるクリーム色のかわいい小花が穂状につきます。
寒さにやや弱く、冬には地上部は枯れますが、暖地であれば、盛り土やマルチングをして越冬させることができます。一般には地下の球根を掘り上げて室内に取り込むか、葉腋についたムカゴを保管して翌年、植えつけます。西日本では野生化するほど繁茂している場所もあるくらい、丈夫な植物です。
●関連コンテンツ
「今年の夏は緑のカーテン」 緑のカーテンの効果と作り方、緑のカーテンに向く植物の紹介、実践例などを紹介しています。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよい場所で育てます。土質はさほど選びません。「緑のカーテン」として育てる場合は、ネットと支柱がしっかりと固定できる場所を選びます。
水やり
プランター植えの場合、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、植えつけ後根づいたら、ほとんど必要ありません。夏に庭がカラカラに乾いて葉がしおれるときだけ水をやります。
肥料
植えつけ前に施す元肥のほか、追肥として5月から9月中旬まで月1回程度、化成肥料を規定量、地面にばらまいて施し、土寄せします。
病気と害虫
特に問題になる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。市販の野菜用の培養土を用いるか、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
5月上・中旬が植えつけ適期です。庭、または大型のプランターなどに植えつけます。株間は20cm程度。プランターであれば2~3株が目安です。なお、プランターで栽培すると、庭植えの場合よりもやや葉が小さくなります。
ふやし方
さし芽:つるの先端を5~6cm切って、培養土や水にさすと発根します。気温25℃ぐらいのときが適期です。
ムカゴ:葉腋に形成されるムカゴを採取して袋に入れ、暗所で保存しておきます。翌年の5月に、土の上に置くと芽が出ます。
主な作業
摘心:植えつけ2か月後の7月から10月ごろまで、摘心を繰り返しながら収穫し、茎の先端のほうの柔らかい部分を食するとよいでしょう。
冬越し:地下に球根があるので、寒さで葉が枯れたら、株元に土を盛って冬越しさせます。こうしておくと、翌年は株立ち状に発芽するので、1年目よりも2年目以降のほうが立派に茂ります。株は1年限りとし、ムカゴを採取・保存して冬越しさせることもできます。
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玲儿
2017年07月09日
ミカニアの基本情報
学名:Mikania dentata
科名 / 属名:キク科 / ミカニア属
特徴
ミカニア属(Mikania)は、世界の熱帯に430種が分布しています。
観葉植物に利用されているのは、ブラジル中央部から南部原産のミカニア・デンタタ(M. dentata)で、ミカニア・テルナタ(M.ternata)とも呼ばれています。茎はつる状で、直立したりほふくしたりし、長さ約1m、高さは10~20cmになります。葉は5枚の小葉が掌状につき、葉縁はギザギザで、葉表は暗黒紫色、葉裏は明赤紫色です。葉や茎には軟毛が密生しています。夏に淡い白色の管状花が咲きますが、観賞価値はありません。
種類(原種、園芸品種)
ミカニア・デンタタ
Mikania dentata
葉やつる状の茎に軟毛が密生して、ベルベットのような感触がある。紫がかった葉色もシックで、1年中楽しめる育てやすい観葉植物。育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当てて、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は、鉢土が乾いたら水を与えます。冬は、鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋に2~3か月に1回、緩効性化成肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐病、すす病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。すす病はカイガラムシを防除することで防ぎます。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、1年に1回、5月から9月に植え替えます。植え替え時に、伸びすぎた茎は間引いたり切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎をカットして5cm程度に切り分け、先端部の葉は残して下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜた用土を3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので、1か月後には鉢上げできます。用土は親株と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉取り:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
学名:Mikania dentata
科名 / 属名:キク科 / ミカニア属
特徴
ミカニア属(Mikania)は、世界の熱帯に430種が分布しています。
観葉植物に利用されているのは、ブラジル中央部から南部原産のミカニア・デンタタ(M. dentata)で、ミカニア・テルナタ(M.ternata)とも呼ばれています。茎はつる状で、直立したりほふくしたりし、長さ約1m、高さは10~20cmになります。葉は5枚の小葉が掌状につき、葉縁はギザギザで、葉表は暗黒紫色、葉裏は明赤紫色です。葉や茎には軟毛が密生しています。夏に淡い白色の管状花が咲きますが、観賞価値はありません。
種類(原種、園芸品種)
ミカニア・デンタタ
Mikania dentata
葉やつる状の茎に軟毛が密生して、ベルベットのような感触がある。紫がかった葉色もシックで、1年中楽しめる育てやすい観葉植物。育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当てて、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は、鉢土が乾いたら水を与えます。冬は、鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋に2~3か月に1回、緩効性化成肥料を置き肥します。
病気と害虫
病気:根腐病、すす病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。すす病はカイガラムシを防除することで防ぎます。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、1年に1回、5月から9月に植え替えます。植え替え時に、伸びすぎた茎は間引いたり切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎をカットして5cm程度に切り分け、先端部の葉は残して下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜた用土を3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので、1か月後には鉢上げできます。用土は親株と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉取り:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
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玲儿
2017年07月09日
ポーチュラカリアの基本情報
学名:Portulacaria
科名 / 属名:カナボウノキ科 / ポーチュラカリア属
特徴
ポーチュラカリア属は、南アフリカ、北米を中心に分布します。一般の草花で見かけるマツバボタンやポーチュラカも近い仲間ですが、多肉植物としては、斑入り品種の「雅楽の舞(Portulacaria afra f.variegata)」や原種の「銀杏木(P. afra)」があり、大株に育てると幹も太り、わき芽もふえて、見ごたえのある草姿になります。ピンクの花が咲きますが、日本ではめったに咲くことがありません。
暑さには強いですが冬の寒さには弱く、霜が一度でも当たると溶けるように枯れてしまうので、冬場は室内で管理します。
春から秋にかけて成長するので、水と肥料をたぷっり与えると、よく分枝し、大きく育てることができます。
※科名:スベリヒユ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
銀杏木(いちょう)
Portulacaria afra
丸い小さい葉を左右対称につけ、幹立ちする。ある程度成長すると、葉の重みで茎が垂れ下がるようになる。
雅楽の舞
Portulacaria afra f. variegata
銀杏木の斑入りで、美しい品種。銀杏木に比べると生育が遅い。低温時には葉の縁が赤く色づく。
ポーチュラカリア・モロキニエンシス
Portulacaria morokiniensis
平たい大きな葉をつける。高温時の多湿にはかなり弱いので、水のやりすぎに注意する。
学名:Portulacaria
科名 / 属名:カナボウノキ科 / ポーチュラカリア属
特徴
ポーチュラカリア属は、南アフリカ、北米を中心に分布します。一般の草花で見かけるマツバボタンやポーチュラカも近い仲間ですが、多肉植物としては、斑入り品種の「雅楽の舞(Portulacaria afra f.variegata)」や原種の「銀杏木(P. afra)」があり、大株に育てると幹も太り、わき芽もふえて、見ごたえのある草姿になります。ピンクの花が咲きますが、日本ではめったに咲くことがありません。
暑さには強いですが冬の寒さには弱く、霜が一度でも当たると溶けるように枯れてしまうので、冬場は室内で管理します。
春から秋にかけて成長するので、水と肥料をたぷっり与えると、よく分枝し、大きく育てることができます。
※科名:スベリヒユ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種)
銀杏木(いちょう)
Portulacaria afra
丸い小さい葉を左右対称につけ、幹立ちする。ある程度成長すると、葉の重みで茎が垂れ下がるようになる。
雅楽の舞
Portulacaria afra f. variegata
銀杏木の斑入りで、美しい品種。銀杏木に比べると生育が遅い。低温時には葉の縁が赤く色づく。
ポーチュラカリア・モロキニエンシス
Portulacaria morokiniensis
平たい大きな葉をつける。高温時の多湿にはかなり弱いので、水のやりすぎに注意する。
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玲儿
2017年07月09日
シャコバサボテンの基本情報
学名:Schlumbergera(Zygocactus)
和名:シャコバサボテン その他の名前:クリスマスカクタス、デンマークカクタス、カニバサボテン
科名 / 属名:サボテン科 / カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)
特徴
シュルムベルゲラ属の植物は、ブラジル南東部に6種が知られています。サボテンの仲間ですが、いずれも霧の多い森林の樹上に自生しています。日本で一般に出回っているのは、リオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテン(シュルムベルゲラ・トルンカタSchlumbergera truncata)と、カニバサボテン(S・ルッセリアナ S. russeliana)のほか、クリスマスカクタス(シュルムベルゲラ・バックリー S. × buckleyi)など、両種を中心とした交雑種です。
シャコバサボテン、およびシャコバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は11月から12月に開花します。茎節(けいせつ:扁平になった茎。葉の機能をもつ)の突起がとがっているのが特徴です。カニバサボテン、およびカニバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は1月から3月に開花する遅咲きです。茎節の突起が丸くなっています。シャコバサボテンとカニバサボテンの中間的な特徴を備えている交雑種もふえています。
シャコバサボテンの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ダーク・マリー’
Schlumbergera‘Dark Marie’
濃赤花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。中生。
‘ゴールド・チャーム’
Schlumbergera‘Gold Charm’
薄黄花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。晩生。
‘スーパー・ケーニガー’
Schlumbergera‘Super Koniger’
薄オレンジ花の品種。強健な大型品種。大鉢仕立てに向く。晩生。
‘エバ’
Schlumbergera‘Eva’
11月上旬から咲く、ピンク花の品種。分枝が多く、小葉で多花性。小鉢に向く。早生。
‘ピンク・ローズ’
Schlumbergera‘Pink Rose’
珍しいバラ咲きの立ち性品種。晩生。
‘パール・ウエーブ’
Schlumbergera‘Pearl Wave’
白い花弁にフリンジが入る、美しい立ち性品種。晩生。
‘チバ・ルビー’
Schlumbergera‘Chiba Ruby’
S・オプンチオイデス(S.opuntioides)とS・オルシチアナ(S.orssichiana)の交配種。棒のような茎節が特徴。国内での流通はほとんどなく、海外では観葉植物として扱われている。
コンペイトウ
Schlumbergera Konpeitou
葉が丸く巻き込み、蕾がピンク色で赤花のものをコンペイトウと呼ぶ。蕾のうちから赤いもの、白花やピンク花などもある。開花期も早生から晩生までさまざま。
学名:Schlumbergera(Zygocactus)
和名:シャコバサボテン その他の名前:クリスマスカクタス、デンマークカクタス、カニバサボテン
科名 / 属名:サボテン科 / カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)
特徴
シュルムベルゲラ属の植物は、ブラジル南東部に6種が知られています。サボテンの仲間ですが、いずれも霧の多い森林の樹上に自生しています。日本で一般に出回っているのは、リオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテン(シュルムベルゲラ・トルンカタSchlumbergera truncata)と、カニバサボテン(S・ルッセリアナ S. russeliana)のほか、クリスマスカクタス(シュルムベルゲラ・バックリー S. × buckleyi)など、両種を中心とした交雑種です。
シャコバサボテン、およびシャコバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は11月から12月に開花します。茎節(けいせつ:扁平になった茎。葉の機能をもつ)の突起がとがっているのが特徴です。カニバサボテン、およびカニバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は1月から3月に開花する遅咲きです。茎節の突起が丸くなっています。シャコバサボテンとカニバサボテンの中間的な特徴を備えている交雑種もふえています。
シャコバサボテンの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘ダーク・マリー’
Schlumbergera‘Dark Marie’
濃赤花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。中生。
‘ゴールド・チャーム’
Schlumbergera‘Gold Charm’
薄黄花の代表品種。分枝は少ないが大型で、大鉢仕立てに向く。晩生。
‘スーパー・ケーニガー’
Schlumbergera‘Super Koniger’
薄オレンジ花の品種。強健な大型品種。大鉢仕立てに向く。晩生。
‘エバ’
Schlumbergera‘Eva’
11月上旬から咲く、ピンク花の品種。分枝が多く、小葉で多花性。小鉢に向く。早生。
‘ピンク・ローズ’
Schlumbergera‘Pink Rose’
珍しいバラ咲きの立ち性品種。晩生。
‘パール・ウエーブ’
Schlumbergera‘Pearl Wave’
白い花弁にフリンジが入る、美しい立ち性品種。晩生。
‘チバ・ルビー’
Schlumbergera‘Chiba Ruby’
S・オプンチオイデス(S.opuntioides)とS・オルシチアナ(S.orssichiana)の交配種。棒のような茎節が特徴。国内での流通はほとんどなく、海外では観葉植物として扱われている。
コンペイトウ
Schlumbergera Konpeitou
葉が丸く巻き込み、蕾がピンク色で赤花のものをコンペイトウと呼ぶ。蕾のうちから赤いもの、白花やピンク花などもある。開花期も早生から晩生までさまざま。
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玲儿
2017年07月09日
グラプトペタルムの基本情報
学名:Graptopetalum
その他の名前:グラプトペタラム
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / グラプトペタルム属
特徴
グラプトペタルムは、中米・メキシコ原産の多肉植物です。多くは肉厚の葉をもち、葉の表面にうっすらと白い粉を帯びています。多くの種類は茎立ちをし、ロゼット状に葉を展開します。厳しい環境下でも生育する「朧月(おぼろづき)」は、古くから庭や石垣に植えられてきました。長く垂れ下がり、群生した姿を目にします。
日照を好み、比較的暑さ寒さには強いです。葉を凍らせなければ、戸外での管理が可能です。春先にはオレンジ色や黄色の花を咲かせます。底の浅い鉢での栽培もでき、何年も植え替えをせずに管理すると盆栽風な姿も楽しめます。比較的育てやすく、葉ざしも容易にできるため、初心者にも育てやすい植物といえるでしょう。
グラプトペタルムの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
姫秋麗(ひめしゅうれい)
Graptopetalum mendozae
小型で群生しやすい種類。春から秋まで戸外での栽培が可能だが、夏の蒸れに少し弱いので注意する。肥料、水を多く与えると葉が落ちやすくなるので、少なめに与え、株を締めて栽培する。葉ざしが容易。
グラプトペタルム・アメチスチヌム
Graptopetalum amethystinam
丸々とした肉厚の葉が特徴。蒸れに弱いため、夏場は遮光下で水やりを少なめにして栽培するとよい。葉ざしが容易にできる。
グラプトペタルム・ペンタンドルム
Graptopetalum pentandrum
葉の詰まったロゼット状で、大きくなるにつれて幹立ちしてくる。葉の表面にうっすらと白い粉があり、生育すると最大15cmになる。非常に美しい種類で、夏の暑さや冬の寒さにも強く、丈夫で育てやすい人気種。
朧月(おぼろづき)
Graptopetalum paraguayense
暑さ寒さに強く、葉が凍らなければ戸外での栽培が可能。健強でよくふえ、葉ざしも容易。幹立ちしたら、今年伸びた新しい茎を葉を3枚程度残してカットして、株姿を整えるとよい。カットするハサミやナイフは消毒してから用いる。
学名:Graptopetalum
その他の名前:グラプトペタラム
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / グラプトペタルム属
特徴
グラプトペタルムは、中米・メキシコ原産の多肉植物です。多くは肉厚の葉をもち、葉の表面にうっすらと白い粉を帯びています。多くの種類は茎立ちをし、ロゼット状に葉を展開します。厳しい環境下でも生育する「朧月(おぼろづき)」は、古くから庭や石垣に植えられてきました。長く垂れ下がり、群生した姿を目にします。
日照を好み、比較的暑さ寒さには強いです。葉を凍らせなければ、戸外での管理が可能です。春先にはオレンジ色や黄色の花を咲かせます。底の浅い鉢での栽培もでき、何年も植え替えをせずに管理すると盆栽風な姿も楽しめます。比較的育てやすく、葉ざしも容易にできるため、初心者にも育てやすい植物といえるでしょう。
グラプトペタルムの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
姫秋麗(ひめしゅうれい)
Graptopetalum mendozae
小型で群生しやすい種類。春から秋まで戸外での栽培が可能だが、夏の蒸れに少し弱いので注意する。肥料、水を多く与えると葉が落ちやすくなるので、少なめに与え、株を締めて栽培する。葉ざしが容易。
グラプトペタルム・アメチスチヌム
Graptopetalum amethystinam
丸々とした肉厚の葉が特徴。蒸れに弱いため、夏場は遮光下で水やりを少なめにして栽培するとよい。葉ざしが容易にできる。
グラプトペタルム・ペンタンドルム
Graptopetalum pentandrum
葉の詰まったロゼット状で、大きくなるにつれて幹立ちしてくる。葉の表面にうっすらと白い粉があり、生育すると最大15cmになる。非常に美しい種類で、夏の暑さや冬の寒さにも強く、丈夫で育てやすい人気種。
朧月(おぼろづき)
Graptopetalum paraguayense
暑さ寒さに強く、葉が凍らなければ戸外での栽培が可能。健強でよくふえ、葉ざしも容易。幹立ちしたら、今年伸びた新しい茎を葉を3枚程度残してカットして、株姿を整えるとよい。カットするハサミやナイフは消毒してから用いる。
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玲儿
2017年07月07日
アセロラの基本情報
学名:Malpighia glabra
科名 / 属名:キントラノオ科 / ヒイラギトラノオ属(マルピギア属)
特徴
アセロラは、高さ3mほどになる常緑の低木で、熱帯アメリカに自生します。樹勢が強く、水と肥料を多く与えると旺盛に成長しますが、花が咲きにくくなります。春から秋にかけて3~4回程度開花し、花後約1か月で収穫できます。サクランボの形に似た赤色の果実にはビタミンCが多く含まれますが、日もちしないので一般には生の果実は少量しか流通していません。6号鉢程度の鉢植えでもよく結実するので、家庭で楽しむのにおすすめです。家庭用果樹の鉢物としても市販されています。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所を好みます。暗い場所では間のびしがちになり、花が咲かなくなるので注意してください。冬は水を控えれば0℃近くまで耐えますが、なるべく5℃以上に保ちたいものです。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの化成肥料を規定量、置き肥として施してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ
枝や葉が混み合うとカイガラムシが発生することがあります。また、日照が不足しがちな場所では、アブラムシが枝先に発生することもあるので注意してください。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
鉢のサイズを変えずに植え替える場合は、枝葉を半分程度切り、根土を1/3程度取り除いてから新しい用土を足して植え直します。鉢のサイズを大きくする場合は、根土をあまりくずさないので、剪定も軽めとします。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:強い剪定は4月に行います。枝が混み合った部分は間引いて、風通しをよくするようにします。また、成長期間に1~2週間に1回くらいの間隔で随時枝先を剪定すると花芽がつきやすくなります。
結実促進:花が咲いても結実しないことが多いので、トマトトーンやジベレリンを花全体に吹きつけるように散布するとよいでしょう。
学名:Malpighia glabra
科名 / 属名:キントラノオ科 / ヒイラギトラノオ属(マルピギア属)
特徴
アセロラは、高さ3mほどになる常緑の低木で、熱帯アメリカに自生します。樹勢が強く、水と肥料を多く与えると旺盛に成長しますが、花が咲きにくくなります。春から秋にかけて3~4回程度開花し、花後約1か月で収穫できます。サクランボの形に似た赤色の果実にはビタミンCが多く含まれますが、日もちしないので一般には生の果実は少量しか流通していません。6号鉢程度の鉢植えでもよく結実するので、家庭で楽しむのにおすすめです。家庭用果樹の鉢物としても市販されています。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所を好みます。暗い場所では間のびしがちになり、花が咲かなくなるので注意してください。冬は水を控えれば0℃近くまで耐えますが、なるべく5℃以上に保ちたいものです。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの化成肥料を規定量、置き肥として施してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ
枝や葉が混み合うとカイガラムシが発生することがあります。また、日照が不足しがちな場所では、アブラムシが枝先に発生することもあるので注意してください。
用土(鉢植え)
赤玉土中粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適します。
植えつけ、 植え替え
鉢のサイズを変えずに植え替える場合は、枝葉を半分程度切り、根土を1/3程度取り除いてから新しい用土を足して植え直します。鉢のサイズを大きくする場合は、根土をあまりくずさないので、剪定も軽めとします。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:強い剪定は4月に行います。枝が混み合った部分は間引いて、風通しをよくするようにします。また、成長期間に1~2週間に1回くらいの間隔で随時枝先を剪定すると花芽がつきやすくなります。
結実促進:花が咲いても結実しないことが多いので、トマトトーンやジベレリンを花全体に吹きつけるように散布するとよいでしょう。
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玲儿
2017年07月06日
トケイソウの仲間の基本情報
学名:Passiflora
和名:トケイソウ(時計草)
科名 / 属名:トケイソウ科 / トケイソウ属(パッシフロラ属)
特徴
トケイソウは個性的な花の形を時計の文字盤に見立てたことからトケイソウ(時計草)の名があり、特徴的な造形美のある美しい花が魅力の熱帯植物です。アメリカの熱帯地域を中心に約500種ほどが分布し、花を楽しむ種類のほか、パッションフルーツのように果物として利用される種類もあります。主につる性の植物で、一般にはあんどん仕立ての鉢物として流通していますが、庭に植えてトレリスに誘引したり、緑のカーテンとして楽しむことができます。また種類によって寒さに強いものから弱い種類までいろいろあります。庭植えする場合は耐寒性の強い種類を選ぶようにしてください。
トケイソウの仲間の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
トケイソウ‘クリア・スカイ’
Passiflora caerulea‘Clear Sky’
丈夫で最も寒さに強い原種で、-15℃までの寒さに耐える。
‘アメジスト’
Passiflora ‘Amethyst’
トケイソウとケルメシアナとの交配種で、青紫色の花が長期間開花する。耐寒温度は-5℃。
‘ピレシー’
Passiflora ‘Piresii’
橙赤色の花が美しく、寒さに少し弱いが室内では無加温でも容易に冬越しする。
キトリナ
Passiflora citrina
半つる性で、トケイソウの仲間では珍しい黄色の小輪の花が咲く。寒さに弱いので冬は室内の暖かい場所に置く。
学名:Passiflora
和名:トケイソウ(時計草)
科名 / 属名:トケイソウ科 / トケイソウ属(パッシフロラ属)
特徴
トケイソウは個性的な花の形を時計の文字盤に見立てたことからトケイソウ(時計草)の名があり、特徴的な造形美のある美しい花が魅力の熱帯植物です。アメリカの熱帯地域を中心に約500種ほどが分布し、花を楽しむ種類のほか、パッションフルーツのように果物として利用される種類もあります。主につる性の植物で、一般にはあんどん仕立ての鉢物として流通していますが、庭に植えてトレリスに誘引したり、緑のカーテンとして楽しむことができます。また種類によって寒さに強いものから弱い種類までいろいろあります。庭植えする場合は耐寒性の強い種類を選ぶようにしてください。
トケイソウの仲間の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
トケイソウ‘クリア・スカイ’
Passiflora caerulea‘Clear Sky’
丈夫で最も寒さに強い原種で、-15℃までの寒さに耐える。
‘アメジスト’
Passiflora ‘Amethyst’
トケイソウとケルメシアナとの交配種で、青紫色の花が長期間開花する。耐寒温度は-5℃。
‘ピレシー’
Passiflora ‘Piresii’
橙赤色の花が美しく、寒さに少し弱いが室内では無加温でも容易に冬越しする。
キトリナ
Passiflora citrina
半つる性で、トケイソウの仲間では珍しい黄色の小輪の花が咲く。寒さに弱いので冬は室内の暖かい場所に置く。
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玲儿
2017年07月06日
エスキナンサスの基本情報
学名:Aeschynanthus
その他の名前:バスケットバイン
科名 / 属名:イワタバコ科 / エスキナンサス属
特徴
エスキナンサスはインド、マレーシアに約160種ある熱帯植物で、熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生しています。木や岩に根を張って這い上がったり、また、空中に長く垂れ下がったりします。観葉植物として栽培されますが、美しい花を咲かせることから、寄せ植え、特にハンギングバスケットなどにも利用されます。
春に茎の先端に赤橙色の筒状の長い花を咲かせるエスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans)、冬から春に開花するエスキナンサス・スペキオスス(A.speciosus)、冬に紫色系の花を咲かせる‘モナ’(A. ‘Mona’)などが流通しています。
種類
エスキナンサス・ラディカンス
Aeschynanthus radicans
マレー半島、ジャワ島原産。茎はよく分かれる。葉は対生し、やや肉厚、濃緑色で縁が赤みを帯びる。軟毛のある種類とない種類がある。茎の先端付近に春に開花する。長さは5〜6cmで、赤橙色の花冠が筒状の萼から突き出るように咲く。
エスキナンサス・スペキオスス
Aeschynanthus speciosus
マレー半島、ボルネオ島、ジャワ島原産。冬から春、茎の先端付近に開花。萼は淡い緑色で短く、花冠は基部が黄緑色で先端部は赤橙色になる。
‘モナ’
Aeschynanthus ‘Mona’
冬に開花し、萼は赤紫色で皿状、花冠は赤紫色で長さ3〜4cm。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
室内の明るい日陰に置き、直射日光は避けます。低温に弱いので、室内のできるだけ暖かい場所に置きます。
水やり
春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら与え、冬は鉢土が乾いてきたら与えます。
肥料
春から秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回施します。速効性の液体肥料を1週間~10日に1回施すのもよいでしょう。
病気と害虫
病気:茎腐病、斑点病など
病害は春から秋の高温多湿時に発生します。見つけたら、病気に侵された部分は除去します。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。開花期にアブラムシが発生します。見つけたら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石小粒2の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
根が鉢いっぱいになった株、低温で傷んだ株は5月中旬から7月下旬に植え替えます。鉢から抜いた株は、古い土を1/3程度落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:適期は5月中旬から7月下旬です。鉢いっぱいに育った株は古い土を1/3~1/4落とし、ハサミなどで2つか3つに分けます。根を大きく傷めた場合は茎を1/3~1/4間引きます。株分け後は明るい日陰に置き、こまめに葉水を与えます。
さし木:適期は5月中旬から7月下旬です。植え替え時に切り取った不要な茎を利用します。3~4節つけて茎の先端をカットし、下2節の葉は切り取ります。さし穂の1/2程度を赤玉土などのさし木用土にさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、3~4週間で発根するので、1~1.5か月後に鉢植え用の用土で鉢上げします。
主な作業
茎の間引き:茎葉が混んできたら、蒸れるのを防ぐために適宜間引きます。
学名:Aeschynanthus
その他の名前:バスケットバイン
科名 / 属名:イワタバコ科 / エスキナンサス属
特徴
エスキナンサスはインド、マレーシアに約160種ある熱帯植物で、熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生しています。木や岩に根を張って這い上がったり、また、空中に長く垂れ下がったりします。観葉植物として栽培されますが、美しい花を咲かせることから、寄せ植え、特にハンギングバスケットなどにも利用されます。
春に茎の先端に赤橙色の筒状の長い花を咲かせるエスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans)、冬から春に開花するエスキナンサス・スペキオスス(A.speciosus)、冬に紫色系の花を咲かせる‘モナ’(A. ‘Mona’)などが流通しています。
種類
エスキナンサス・ラディカンス
Aeschynanthus radicans
マレー半島、ジャワ島原産。茎はよく分かれる。葉は対生し、やや肉厚、濃緑色で縁が赤みを帯びる。軟毛のある種類とない種類がある。茎の先端付近に春に開花する。長さは5〜6cmで、赤橙色の花冠が筒状の萼から突き出るように咲く。
エスキナンサス・スペキオスス
Aeschynanthus speciosus
マレー半島、ボルネオ島、ジャワ島原産。冬から春、茎の先端付近に開花。萼は淡い緑色で短く、花冠は基部が黄緑色で先端部は赤橙色になる。
‘モナ’
Aeschynanthus ‘Mona’
冬に開花し、萼は赤紫色で皿状、花冠は赤紫色で長さ3〜4cm。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
室内の明るい日陰に置き、直射日光は避けます。低温に弱いので、室内のできるだけ暖かい場所に置きます。
水やり
春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら与え、冬は鉢土が乾いてきたら与えます。
肥料
春から秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回施します。速効性の液体肥料を1週間~10日に1回施すのもよいでしょう。
病気と害虫
病気:茎腐病、斑点病など
病害は春から秋の高温多湿時に発生します。見つけたら、病気に侵された部分は除去します。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。開花期にアブラムシが発生します。見つけたら早めに駆除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石小粒2の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
根が鉢いっぱいになった株、低温で傷んだ株は5月中旬から7月下旬に植え替えます。鉢から抜いた株は、古い土を1/3程度落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け:適期は5月中旬から7月下旬です。鉢いっぱいに育った株は古い土を1/3~1/4落とし、ハサミなどで2つか3つに分けます。根を大きく傷めた場合は茎を1/3~1/4間引きます。株分け後は明るい日陰に置き、こまめに葉水を与えます。
さし木:適期は5月中旬から7月下旬です。植え替え時に切り取った不要な茎を利用します。3~4節つけて茎の先端をカットし、下2節の葉は切り取ります。さし穂の1/2程度を赤玉土などのさし木用土にさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、3~4週間で発根するので、1~1.5か月後に鉢植え用の用土で鉢上げします。
主な作業
茎の間引き:茎葉が混んできたら、蒸れるのを防ぐために適宜間引きます。
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玲儿
2017年07月06日
インドゴムノキの基本情報
学名:Ficus elastica
和名:インドゴムノキ その他の名前:ゴムノキ、フィカス・エラスティカ、フィカス‘デコラ’
科名 / 属名:クワ科 / イチジク属(フィクス属)
特徴
インドゴムノキは、自生地では高さ30mになる高木です。葉は厚く楕円形、長さ30cmで光沢のある濃緑色です。葉が斑入りの品種も多く、ミニ観葉から大鉢まで、年間楽しめます。
代表的な品種の‘デコラ’(Ficus elastica ‘Decora’)は、葉が厚くて広く、新葉を包む苞葉は赤みを帯びています。‘デコラ・バリエガタ’(F. elastica ‘Decora Variegata’)は、葉に黄色や黄緑色の斑がモザイク状に入ります。‘デコラ・トリカラー’(F. elastica ‘Decora Tricolor’)は葉縁に白色の斑が大きく入ります。よく似た品種で流通しているものに‘ティネケ’(F. elastica ‘Tineke’)や‘シルヴィー’(F. elastica ‘Silvie’)などがあります。‘アポロ’(F. elastica ‘Apollo’)は葉がやや小型、葉縁が波打って葉面の凹凸が目立ちます。‘バーガンディー’(F. elastica ‘Burgandy’)は‘アビジャン’(F. elastica ‘Abidjan’)とも呼ばれ、葉は光沢のある赤黒色となります。
いずれも栽培容易で、観葉植物のなかでは比較的寒さに強く、暖地では戸外で冬を越すことができます。
インドゴムノキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘デコラ・トリカラー’
Ficus elastic ‘Decora Tricolor’
緑色地の葉の外側に淡緑色の掃込み斑が入り、葉縁に乳白色の覆輪斑が入る品種。
‘アポロ’
Ficus elastic ‘Apollo’
葉は節間が短くてやや小形、表面は凹凸が目立つ品種。
‘バーガンディー’
Ficus elastica ‘Burgundy’
苞葉は濃赤色で、葉は紫褐色となる品種。
‘アサヒ’
Ficus elastica ‘Asahi’
葉は淡緑色地に乳白色の覆輪斑が入る品種。
‘ロブスタ’
Ficus elastica ‘Robusta’
葉は濃緑色で、節間が短く、葉が斜上する立ち葉となる品種。
学名:Ficus elastica
和名:インドゴムノキ その他の名前:ゴムノキ、フィカス・エラスティカ、フィカス‘デコラ’
科名 / 属名:クワ科 / イチジク属(フィクス属)
特徴
インドゴムノキは、自生地では高さ30mになる高木です。葉は厚く楕円形、長さ30cmで光沢のある濃緑色です。葉が斑入りの品種も多く、ミニ観葉から大鉢まで、年間楽しめます。
代表的な品種の‘デコラ’(Ficus elastica ‘Decora’)は、葉が厚くて広く、新葉を包む苞葉は赤みを帯びています。‘デコラ・バリエガタ’(F. elastica ‘Decora Variegata’)は、葉に黄色や黄緑色の斑がモザイク状に入ります。‘デコラ・トリカラー’(F. elastica ‘Decora Tricolor’)は葉縁に白色の斑が大きく入ります。よく似た品種で流通しているものに‘ティネケ’(F. elastica ‘Tineke’)や‘シルヴィー’(F. elastica ‘Silvie’)などがあります。‘アポロ’(F. elastica ‘Apollo’)は葉がやや小型、葉縁が波打って葉面の凹凸が目立ちます。‘バーガンディー’(F. elastica ‘Burgandy’)は‘アビジャン’(F. elastica ‘Abidjan’)とも呼ばれ、葉は光沢のある赤黒色となります。
いずれも栽培容易で、観葉植物のなかでは比較的寒さに強く、暖地では戸外で冬を越すことができます。
インドゴムノキの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘デコラ・トリカラー’
Ficus elastic ‘Decora Tricolor’
緑色地の葉の外側に淡緑色の掃込み斑が入り、葉縁に乳白色の覆輪斑が入る品種。
‘アポロ’
Ficus elastic ‘Apollo’
葉は節間が短くてやや小形、表面は凹凸が目立つ品種。
‘バーガンディー’
Ficus elastica ‘Burgundy’
苞葉は濃赤色で、葉は紫褐色となる品種。
‘アサヒ’
Ficus elastica ‘Asahi’
葉は淡緑色地に乳白色の覆輪斑が入る品種。
‘ロブスタ’
Ficus elastica ‘Robusta’
葉は濃緑色で、節間が短く、葉が斜上する立ち葉となる品種。
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玲儿
2017年07月06日
キアノティスの基本情報
学名:Cyanotis
その他の名前:ギンモウカン(銀毛冠)、テディベア・プランツ
科名 / 属名:ツユクサ科 / キアノティス属
特徴
キアノティス属(Cyanotis)は、熱帯アジアと熱帯アフリカに約50種が分布しています。観葉植物に利用されているのは葉が多肉質や多汁質の次のような種類です。
キアノティス・ロンギフォリア(C. longifolia)は熱帯アフリカ原産で、高さ10~40cmとなり、茎は直立したりほふくしたりします。葉は多肉質で線状となり、長さ約10~30cmで葉縁に軟毛が密生しています。花は赤紫色で茎の先端につきます。
キアノティス・ソマリエンシス(C. somaliensis)は銀毛冠(ぎんもうかん)とも呼ばれ、熱帯アフリカ原産で、茎は直立するかほふくします。葉は狭三角形で長さ3~4cm、光沢があります。多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生しています。茎の先端に淡紫色の花をつけます。
キアノティス・キューエンシス(C. kewensis)はインド原産で、株全体に褐色の軟毛が密生し、茎はほふくします。葉は長さ2~3cmで卵状心臓形となり多汁質です。花は茎の先端につき、紫色で小型です。こんもりとした草姿から、英名ではテディベア・プランツとも呼ばれています。
キアノティスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キアノティス・ロンギフォリア
Cyanotis longifolia
葉は多肉質で線状、葉縁に軟毛が密生する。
キアノティス・ソマリエンシス
Cyanotis somaliensis
銀毛冠とも呼ばれ、葉は狭三角形で光沢があり、多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生している。
キアノティス・キューエンシス
Cyanotis kewensis
株全体に褐色の軟毛が密生し、葉は卵状心臓形、多汁質となる。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当て、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら水を与えます。冬は鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
肥料が多いと株が軟弱になるので、春から秋に緩効性化成肥料を年1回施す程度とします。
病気と害虫
病気:根腐病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、年1回、4月から9月に植え替えます。植え替え時に伸びすぎた茎を間引いたり、切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎を切り分けて利用するとよいでしょう。茎は5cm程度にカットし、先端部の葉は残し、下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜたものを3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので1か月後には鉢上げできます。用土は鉢植え用と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉の除去:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
学名:Cyanotis
その他の名前:ギンモウカン(銀毛冠)、テディベア・プランツ
科名 / 属名:ツユクサ科 / キアノティス属
特徴
キアノティス属(Cyanotis)は、熱帯アジアと熱帯アフリカに約50種が分布しています。観葉植物に利用されているのは葉が多肉質や多汁質の次のような種類です。
キアノティス・ロンギフォリア(C. longifolia)は熱帯アフリカ原産で、高さ10~40cmとなり、茎は直立したりほふくしたりします。葉は多肉質で線状となり、長さ約10~30cmで葉縁に軟毛が密生しています。花は赤紫色で茎の先端につきます。
キアノティス・ソマリエンシス(C. somaliensis)は銀毛冠(ぎんもうかん)とも呼ばれ、熱帯アフリカ原産で、茎は直立するかほふくします。葉は狭三角形で長さ3~4cm、光沢があります。多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生しています。茎の先端に淡紫色の花をつけます。
キアノティス・キューエンシス(C. kewensis)はインド原産で、株全体に褐色の軟毛が密生し、茎はほふくします。葉は長さ2~3cmで卵状心臓形となり多汁質です。花は茎の先端につき、紫色で小型です。こんもりとした草姿から、英名ではテディベア・プランツとも呼ばれています。
キアノティスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キアノティス・ロンギフォリア
Cyanotis longifolia
葉は多肉質で線状、葉縁に軟毛が密生する。
キアノティス・ソマリエンシス
Cyanotis somaliensis
銀毛冠とも呼ばれ、葉は狭三角形で光沢があり、多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生している。
キアノティス・キューエンシス
Cyanotis kewensis
株全体に褐色の軟毛が密生し、葉は卵状心臓形、多汁質となる。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋は戸外に置きます。冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当て、株が軟弱にならないように注意します。
水やり
春から秋は鉢土が乾いたら水を与えます。冬は鉢土を乾かし気味に管理します。
肥料
肥料が多いと株が軟弱になるので、春から秋に緩効性化成肥料を年1回施す程度とします。
病気と害虫
病気:根腐病
初夏から秋に根腐病が発生します。見つけたら早めに防除します。
害虫:カイガラムシ
年間を通してカイガラムシが発生します。見つけたら早めに防除します。
用土(鉢植え)
腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)で植えつけます。
植えつけ、 植え替え
生育旺盛なので、年1回、4月から9月に植え替えます。植え替え時に伸びすぎた茎を間引いたり、切り戻したりして整理します。
ふやし方
さし芽:適期は 5月から9月です。伸びすぎた茎を切り分けて利用するとよいでしょう。茎は5cm程度にカットし、先端部の葉は残し、下葉は落とします。パーライトとバーミキュライトを等量に混ぜたものを3号ポットに入れ、茎の1/2程度をさします。明るい日陰に置いて、さし床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根するので1か月後には鉢上げできます。用土は鉢植え用と同様のものを用います。
主な作業
切り戻し:茎が伸びて乱れてきたら、早めに切り戻します。
下葉の除去:下葉が黄ばんできたら早めに除去します。
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玲儿
2017年07月06日
アロエの基本情報
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
学名:Aloe
その他の名前:医者いらず、ロカイ
科名 / 属名:ススキノキ科 / アロエ属
特徴
アロエは、薬用になる植物としてよく知られるキダチアロエや、食用とされるアロエ・ベラに代表される多肉植物です。細長い葉がロゼット状につき、肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
約500の原種が知られ、自生地では高さ20mの大木に育つ種類から、高さ5cm程度の小型種まであり、変化に富みます。観賞価値の高い花を咲かせる種類も多く、暖地で庭植えされたキダチアロエは真冬に約2か月の間花が咲き続け、観光の名所となっているところもあります。
アロエには、斑入り品種でなくても、「千代田錦」や「綾錦」、「帝王錦」など「錦」がつく園芸名が多いのも特徴です。
一般的には夏生育型の種類が多く、小~中型の鉢植えとして流通します。幹立ちする大型種のグループはツリーアロエとも呼ばれ、大鉢の観葉植物としても流通します。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
アロエの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
キダチアロエ
Aloe arborescens
古くから栽培されている丈夫な種類。暖地で地植えされている株は大きく群生し、真冬に一斉に花を咲かせる。
アロエ・ベラ
Aloe vera
薬用に使われる種類。暑さ寒さにある程度強く、育ちも早く、栽培が簡単。一般的に栽培されているのは1系統のみとされ、タネができにくい。
千代田錦
Aloe variegata
葉の表面には白い斑点模様が入り、タイガーアロエとも呼ばれる。花茎は15cm程度と短く、オレンジ色の花も観賞価値が高い。
アロエ・ディスコイングシー
Aloe descoingsii
アロエとしては最も小さい種とされ、直径5〜7cm程度のロゼットが群生する。山野草的な雰囲気の小輪の花を周年不定期に咲かせる。
アロエ・プリカティリス
Aloe plicatilis
葉が扇が広がったように展開し、大きく育つと幹立ちするツリーアロエ。一見、アロエには見えない。
鬼切丸
Aloe marlothii
南アフリカではアロエ・ベラとともに薬用植物として栽培される大型種。葉の表面には突起がある。
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玲儿
2017年07月05日
デュランタの基本情報
学名:Duranta repens(D.erecta)
和名:タイワンレンギョウ、ハリマツリ
科名 / 属名:クマツヅラ科 / ハリマツリ属(デュランタ属)
特徴
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木で、夏の鉢物としてよく流通しています。また、観葉植物として観賞される品種も一般に出回っており、沖縄などの熱帯地域では生け垣としてよく植えられています。丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しするので、暖地では庭木として植えることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘タカラヅカ’
Duranta‘Takarazuka’
濃紫色に白い縁取りが入る美しい品種。鉢物としてよく流通している。
‘アルバ’
Duranta‘Alba’
花色が涼しげな白色の品種。
‘ライム’
Duranta‘Lime’
葉が明黄色になり、観葉植物として利用される。花は咲きにくい。
デュランタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所が適します。日光不足になると花つきが悪くなるので注意してください。
庭植えにする際は、水はけが悪い場所は避けたほうがよく開花します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。また、よく開花しているときや、おう盛に成長しているときは乾燥しやすいので、7月から9月の天気のよい日は毎日水を与えてください。
庭植えした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
肥料
春から秋の成長期に緩効性の化成肥料を規定量置き肥として施してください。夏にチッ素分の多い肥料を施すと、枝葉ばかり茂って花が咲きにくくなることがあります。
病気と害虫
新芽付近にアブラムシ、葉裏にハダニが発生することがあるので、注意してください。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。
(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)
植えつけ、 植え替え
生育がおう盛なので、植え替えを怠ると根詰まりを起こして生育が悪くなり、花も咲きにくくなります。1~2年に1回は植え替えを行ってください。
ふやし方
さし木:春から夏にさし木ができます。枝を5~7cmほど切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:花が咲き終わったら枝先を少し切るとまた開花します。切ったあとは緩効性化成肥料とあわせて、さらに液体肥料も1週間に1回程度施すと次の開花が早くなります。
大きくなりすぎた株の切り戻しなどの強剪定は、春先か冬前に行ってください。
学名:Duranta repens(D.erecta)
和名:タイワンレンギョウ、ハリマツリ
科名 / 属名:クマツヅラ科 / ハリマツリ属(デュランタ属)
特徴
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木で、夏の鉢物としてよく流通しています。また、観葉植物として観賞される品種も一般に出回っており、沖縄などの熱帯地域では生け垣としてよく植えられています。丈夫で開花期間が長く、霜に当てなければ戸外でもよく冬越しするので、暖地では庭木として植えることができます。
種類(原種、園芸品種)
‘タカラヅカ’
Duranta‘Takarazuka’
濃紫色に白い縁取りが入る美しい品種。鉢物としてよく流通している。
‘アルバ’
Duranta‘Alba’
花色が涼しげな白色の品種。
‘ライム’
Duranta‘Lime’
葉が明黄色になり、観葉植物として利用される。花は咲きにくい。
デュランタの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所が適します。日光不足になると花つきが悪くなるので注意してください。
庭植えにする際は、水はけが悪い場所は避けたほうがよく開花します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。また、よく開花しているときや、おう盛に成長しているときは乾燥しやすいので、7月から9月の天気のよい日は毎日水を与えてください。
庭植えした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
肥料
春から秋の成長期に緩効性の化成肥料を規定量置き肥として施してください。夏にチッ素分の多い肥料を施すと、枝葉ばかり茂って花が咲きにくくなることがあります。
病気と害虫
新芽付近にアブラムシ、葉裏にハダニが発生することがあるので、注意してください。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土が適します。
(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)
植えつけ、 植え替え
生育がおう盛なので、植え替えを怠ると根詰まりを起こして生育が悪くなり、花も咲きにくくなります。1~2年に1回は植え替えを行ってください。
ふやし方
さし木:春から夏にさし木ができます。枝を5~7cmほど切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:花が咲き終わったら枝先を少し切るとまた開花します。切ったあとは緩効性化成肥料とあわせて、さらに液体肥料も1週間に1回程度施すと次の開花が早くなります。
大きくなりすぎた株の切り戻しなどの強剪定は、春先か冬前に行ってください。
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文章
玲儿
2017年07月05日
アッツザクラの基本情報
学名:Rhodohypoxis baurii
その他の名前:ロードヒポキシス
科名 / 属名:キンバイザサ科 / ロードヒポキシス属
特徴
アッツザクラは鉢物としての流通が多く、小鉢でも楽しめるかわいらしさが魅力の花です。高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと呼ばれるようになったものと思われますが、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、北太平洋のアッツ島とはまったく関係ありません。サクラやサクラソウが5弁なのに対し、本種は6弁です。主に英国で園芸品種がつくり出されましたが、近年、日本でも品種が育成されています。球根は直径1cmほどの小さな球茎で、掘り上げて長期間乾燥させると枯れやすいものです。宿根草を育てる要領で、掘り上げずに休眠中でも多少の湿り気を保つのが安全です。自然開花は5月から6月ですが、促成栽培や、早春の芽出し前の球根を冷蔵しておいて秋以降に咲かせることもできるため、鉢物の流通は11月から4月の長期にわたります。
アッツザクラの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘白鳥’
清楚な白花で、うっすらとピンクがのる。
‘都鳥’
やや濃いピンクで、かすり状に白色が入る。
‘折鶴’
‘都鳥’を淡くしたような花。
‘千代鶴’
ピンクの覆輪花。
‘ルビーの輝き’
赤花八重咲き。
学名:Rhodohypoxis baurii
その他の名前:ロードヒポキシス
科名 / 属名:キンバイザサ科 / ロードヒポキシス属
特徴
アッツザクラは鉢物としての流通が多く、小鉢でも楽しめるかわいらしさが魅力の花です。高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと呼ばれるようになったものと思われますが、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、北太平洋のアッツ島とはまったく関係ありません。サクラやサクラソウが5弁なのに対し、本種は6弁です。主に英国で園芸品種がつくり出されましたが、近年、日本でも品種が育成されています。球根は直径1cmほどの小さな球茎で、掘り上げて長期間乾燥させると枯れやすいものです。宿根草を育てる要領で、掘り上げずに休眠中でも多少の湿り気を保つのが安全です。自然開花は5月から6月ですが、促成栽培や、早春の芽出し前の球根を冷蔵しておいて秋以降に咲かせることもできるため、鉢物の流通は11月から4月の長期にわたります。
アッツザクラの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘白鳥’
清楚な白花で、うっすらとピンクがのる。
‘都鳥’
やや濃いピンクで、かすり状に白色が入る。
‘折鶴’
‘都鳥’を淡くしたような花。
‘千代鶴’
ピンクの覆輪花。
‘ルビーの輝き’
赤花八重咲き。
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文章
玲儿
2017年07月05日
アンスリウムの基本情報
学名:Anthurium
和名:オオベニウチワ(大紅団扇) その他の名前:アンスリューム
科名 / 属名:サトイモ科 / ベニウチワ属(アンスリウム属)
特徴
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布します。美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数つき、小さくて目立ちません。長期間楽しめる苞を観賞する鉢花として栽培されるほか、観葉植物として楽しむ種類もあります。
花を楽しむ種類の主な原種は、アンドレアヌム(Anthurium andraeanum)で、その園芸品種は鉢物としてよく出回っているほか、切り花としても利用されています。また光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。
‘レッド・チャンピオン’
Anthurium ‘Red Champion’
苞が赤色の多花性品種で、中型の鉢物として出回っている。
アンスリウム・シェルツェリアヌム
Anthurium scherzerianum
美しい花を楽しむ小型の鉢物として流通している。
アンスリウム・クラリネリウィウム
Anthurium clarinerivium
複雑な模様の葉が美しい。ただし、花にはあまり観賞価値はない。
学名:Anthurium
和名:オオベニウチワ(大紅団扇) その他の名前:アンスリューム
科名 / 属名:サトイモ科 / ベニウチワ属(アンスリウム属)
特徴
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布します。美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数つき、小さくて目立ちません。長期間楽しめる苞を観賞する鉢花として栽培されるほか、観葉植物として楽しむ種類もあります。
花を楽しむ種類の主な原種は、アンドレアヌム(Anthurium andraeanum)で、その園芸品種は鉢物としてよく出回っているほか、切り花としても利用されています。また光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。
‘レッド・チャンピオン’
Anthurium ‘Red Champion’
苞が赤色の多花性品種で、中型の鉢物として出回っている。
アンスリウム・シェルツェリアヌム
Anthurium scherzerianum
美しい花を楽しむ小型の鉢物として流通している。
アンスリウム・クラリネリウィウム
Anthurium clarinerivium
複雑な模様の葉が美しい。ただし、花にはあまり観賞価値はない。
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文章
玲儿
2017年07月04日
アキメネスの基本情報
学名:Achimenes
科名 / 属名:イワタバコ科 / アキメネス属
特徴
アキメネスの仲間は、中南米に約30種が分布しています。アキメネス・ロンギフロラ(Achimenes longiflora)とアキメネス・エレクタ(A. erecta)、そのほかの種から多くの園芸品種が作出されました。現在は豊富な花色をもち、花形は一重のものから八重のものまであります。また、矮性のものなどもあります。
春に球根から萌芽し、夏に柔らかい茎の葉腋から次々に花を咲かせます。小さい松かさのような根茎をもち、冬に地上部が枯れて休眠します。
アキメネスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
アキメネス・ロンギフロラ
Achimenes longiflora
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜パナマ原産。紫色の花。
アキメネス・エレクタ
Achimenes erecta
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜コロンビア原産。赤〜桃赤色の花。
アキメネスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えには向いておらず、鉢植えにして育てます。5月から戸外の風通しのよい半日陰で育てますが、雨には当てないようにします。秋には葉が黄化して、休眠に入ります。冬の間、球根を掘り上げるか、鉢のまま乾燥させて5~10℃くらいの暗所で貯蔵します。
水やり
萌芽後の生育中は、土が乾き始めたらたっぷりと株元に水を与えます。9月下旬ごろから徐々に水を減らしていき、地上部が枯れたら断水します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。追肥は、生育期間中に、三要素等量かリン酸分がやや多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシ
乾燥しているときや風通しが悪いときに、これらの害虫がよく発生します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土にパーライトまたは小粒の軽石を2割ほど混ぜたものか、赤玉土5、腐葉土3、軽石2の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から4月下旬に、球根を仮植えします。2号鉢にバーミキュライト単用もしくは肥料を含まない鉢植え用土(上記)を湿らせ、球根を植えつけます。萌芽後、3~4節に伸びたら、同じ大きさの苗を選んで、5号鉢に4株を寄せ植えします。
前年栽培し、保管していた球根も同様に植えつけます。もし、毎年植え替えるのが面倒なら、4月下旬に球根が植わったままの鉢に軽く水やりをします。1か月くらいで萌芽するので、株が混み合っていなければ、植え替えずにそのまま育て、混み合っていたら一回り大きな鉢に鉢増しするという方法もあります。
ふやし方
分球:春の植え替え時に、古い球根のまわりにいくつも新しい球根がくっついています。それを分割してふやします。
さし芽:5月から6月に、伸びた枝の先端を8cmくらいに切って、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:草丈が10cmくらいになったら摘心をすると、芽数がふえるとともに株元がしっかりします。
学名:Achimenes
科名 / 属名:イワタバコ科 / アキメネス属
特徴
アキメネスの仲間は、中南米に約30種が分布しています。アキメネス・ロンギフロラ(Achimenes longiflora)とアキメネス・エレクタ(A. erecta)、そのほかの種から多くの園芸品種が作出されました。現在は豊富な花色をもち、花形は一重のものから八重のものまであります。また、矮性のものなどもあります。
春に球根から萌芽し、夏に柔らかい茎の葉腋から次々に花を咲かせます。小さい松かさのような根茎をもち、冬に地上部が枯れて休眠します。
アキメネスの種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
アキメネス・ロンギフロラ
Achimenes longiflora
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜パナマ原産。紫色の花。
アキメネス・エレクタ
Achimenes erecta
多くの園芸品種を生み出した原種の一つ。メキシコ〜コロンビア原産。赤〜桃赤色の花。
アキメネスの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
庭植えには向いておらず、鉢植えにして育てます。5月から戸外の風通しのよい半日陰で育てますが、雨には当てないようにします。秋には葉が黄化して、休眠に入ります。冬の間、球根を掘り上げるか、鉢のまま乾燥させて5~10℃くらいの暗所で貯蔵します。
水やり
萌芽後の生育中は、土が乾き始めたらたっぷりと株元に水を与えます。9月下旬ごろから徐々に水を減らしていき、地上部が枯れたら断水します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。追肥は、生育期間中に、三要素等量かリン酸分がやや多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシ
乾燥しているときや風通しが悪いときに、これらの害虫がよく発生します。
用土(鉢植え)
水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土にパーライトまたは小粒の軽石を2割ほど混ぜたものか、赤玉土5、腐葉土3、軽石2の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
3月下旬から4月下旬に、球根を仮植えします。2号鉢にバーミキュライト単用もしくは肥料を含まない鉢植え用土(上記)を湿らせ、球根を植えつけます。萌芽後、3~4節に伸びたら、同じ大きさの苗を選んで、5号鉢に4株を寄せ植えします。
前年栽培し、保管していた球根も同様に植えつけます。もし、毎年植え替えるのが面倒なら、4月下旬に球根が植わったままの鉢に軽く水やりをします。1か月くらいで萌芽するので、株が混み合っていなければ、植え替えずにそのまま育て、混み合っていたら一回り大きな鉢に鉢増しするという方法もあります。
ふやし方
分球:春の植え替え時に、古い球根のまわりにいくつも新しい球根がくっついています。それを分割してふやします。
さし芽:5月から6月に、伸びた枝の先端を8cmくらいに切って、清潔な用土にさします。
主な作業
摘心:草丈が10cmくらいになったら摘心をすると、芽数がふえるとともに株元がしっかりします。
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