文章
玲儿
2017年07月12日
バナナの基本情報
学名:Musa
和名:ミバショウ(実芭蕉)
科名 / 属名:バショウ科 / バショウ属
特徴
バナナは最も有名な熱帯果実のひとつで、高さ10m近くにまで生育する多年草です。結実後に株は枯れてしまいますが、根元から子株が数個出てきて更新されます。品種が多くあり、甘みの強い生食用の品種と、でんぷん質が多く甘みが少ない料理用の品種に大きく分けることができます。
1~2mの高さで結実する矮性の三尺バナナ(Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’)なら、家庭でも十分結実させることが可能です。0℃近くまで最低温度が下がっても耐えますが、果実を収穫したい場合は室内のできるだけ暖かい場所で冬越しさせてください。なお、バナナは一般的には果物として利用されていますが、多年草なので、正確な分類では果樹に含まれません。
種類(原種、園芸品種)
三尺バナナ
Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’
1〜2mほどの高さで結実し、台風の被害を受けにくいので沖縄でもよく植えられている。家庭では、10〜15号(口径30〜45cm)ぐらいの大きさの鉢を使えば、実を収穫することができる。
レッドバナナ
Musa ‘Red Macaboo’
幹や果実が赤っぽくなる品種。高さは5m以上に育つ。
斑入りバナナ
Musa ‘Ae Ae’
葉や果実に白い斑が入る珍しい品種。性質はやや弱い。
学名:Musa
和名:ミバショウ(実芭蕉)
科名 / 属名:バショウ科 / バショウ属
特徴
バナナは最も有名な熱帯果実のひとつで、高さ10m近くにまで生育する多年草です。結実後に株は枯れてしまいますが、根元から子株が数個出てきて更新されます。品種が多くあり、甘みの強い生食用の品種と、でんぷん質が多く甘みが少ない料理用の品種に大きく分けることができます。
1~2mの高さで結実する矮性の三尺バナナ(Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’)なら、家庭でも十分結実させることが可能です。0℃近くまで最低温度が下がっても耐えますが、果実を収穫したい場合は室内のできるだけ暖かい場所で冬越しさせてください。なお、バナナは一般的には果物として利用されていますが、多年草なので、正確な分類では果樹に含まれません。
種類(原種、園芸品種)
三尺バナナ
Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’
1〜2mほどの高さで結実し、台風の被害を受けにくいので沖縄でもよく植えられている。家庭では、10〜15号(口径30〜45cm)ぐらいの大きさの鉢を使えば、実を収穫することができる。
レッドバナナ
Musa ‘Red Macaboo’
幹や果実が赤っぽくなる品種。高さは5m以上に育つ。
斑入りバナナ
Musa ‘Ae Ae’
葉や果実に白い斑が入る珍しい品種。性質はやや弱い。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ネクタリンの基本情報
学名:Amygdalus persica var.nectarina(Prunus persica var. nusipersia)
その他の名前:アブラモモ、ズバイモモ
科名 / 属名:バラ科 / モモ属
特徴
ネクタリンはモモの変種で、夏に雨の少ない地域に適応したもの。夏に雨の多いわが国では、裂果を起こしたり、灰星病、せん孔細菌病などの病気にかかりやすく、栽培しにくい種類です。一般にネクタリンは普通のモモに比べて、果実に酸味があるのが特徴ですが、酸味を感じない、いわゆるスイートネクタリンもあります。
モモと同様、自家結実性で、花粉の不完全な品種を除いては、1本だけ植えても問題ありません。一般の栽培管理はモモと同様ですが、特に実が雨に弱いので、一部の早生品種を除いては、袋かけが必要です。袋も水をはじくような袋を用います。生育はモモと同じで早く、植えつけた翌年からでも実をつけます。
種類(原種、園芸品種)
‘フレーバートップ’
果重240〜260g。果汁が多く、甘みと酸味が調和しておいしい。熟期は8月上・中旬。
‘ファンタジア’
果重250〜270g。果汁が多く、おいしい。熟期は8月中・下旬。
‘秀峰(しゅうほう)’
果重260〜280g。果汁が多く、品質、食味ともに良好。熟期は8月下旬〜9月上旬。
‘ヒラツカレッド’
果重150g前後。甘みは中程度だが、風味はよい。熟期は7月中旬。
‘サンタローザ’
熟期は7月中・下旬。完熟した果実は非常においしい。樹齢が進むと自家結実する。
‘スウィートビーナス’
果重250g前後。ふつうのネクタリンのような酸味はなく、とてもおいしい。熟期は8月中旬。
学名:Amygdalus persica var.nectarina(Prunus persica var. nusipersia)
その他の名前:アブラモモ、ズバイモモ
科名 / 属名:バラ科 / モモ属
特徴
ネクタリンはモモの変種で、夏に雨の少ない地域に適応したもの。夏に雨の多いわが国では、裂果を起こしたり、灰星病、せん孔細菌病などの病気にかかりやすく、栽培しにくい種類です。一般にネクタリンは普通のモモに比べて、果実に酸味があるのが特徴ですが、酸味を感じない、いわゆるスイートネクタリンもあります。
モモと同様、自家結実性で、花粉の不完全な品種を除いては、1本だけ植えても問題ありません。一般の栽培管理はモモと同様ですが、特に実が雨に弱いので、一部の早生品種を除いては、袋かけが必要です。袋も水をはじくような袋を用います。生育はモモと同じで早く、植えつけた翌年からでも実をつけます。
種類(原種、園芸品種)
‘フレーバートップ’
果重240〜260g。果汁が多く、甘みと酸味が調和しておいしい。熟期は8月上・中旬。
‘ファンタジア’
果重250〜270g。果汁が多く、おいしい。熟期は8月中・下旬。
‘秀峰(しゅうほう)’
果重260〜280g。果汁が多く、品質、食味ともに良好。熟期は8月下旬〜9月上旬。
‘ヒラツカレッド’
果重150g前後。甘みは中程度だが、風味はよい。熟期は7月中旬。
‘サンタローザ’
熟期は7月中・下旬。完熟した果実は非常においしい。樹齢が進むと自家結実する。
‘スウィートビーナス’
果重250g前後。ふつうのネクタリンのような酸味はなく、とてもおいしい。熟期は8月中旬。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ナシ(梨)の基本情報
学名:Pyrus pyrifolia(ニホンナシ)、P.ussuriensis(チュウゴクナシ)、P.communis(セイヨウナシ)
和名:ナシ(梨) その他の名前:プラム
科名 / 属名:バラ科 / ナシ属
特徴
ナシにはニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ(セイヨウスモモ)があります。病害虫防除の回数が多く、家庭向きの果樹とはいえませんが、果実が大きく存在感があるので、挑戦してみるのもよいでしょう。一般には棚仕立てにしますが、立ち木仕立て、垣根や壁面仕立てもできます。
ニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ、いずれも自家不結実性のため受粉樹が必要です。相互間で受粉は可能ですが、中国ナシの開花は早いので、ほかの品種とは合いません。
ナシ(梨)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘幸水’
ニホンナシ。8月中旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘豊水’
ニホンナシ。9月上旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘ゴールド二十世紀’
ニホンナシ。黒斑病に耐病性があり、‘二十世紀’より育てやすい。
‘なつしずく’
ニホンナシ。8月中旬にとれる、早生でおいしい青ナシ。大きさは‘幸水’と同じくらい。
‘バートレット’
セイヨウナシ。収穫期は8月中旬。品質は中ぐらいで、大きさは250g前後になる。
‘ラ・フランス’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは200〜250gで、味のよいことで知られる。
‘シルバー・ベル’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは400〜500g。味がよく、実つきも非常によい。
‘ル・レクチェ’
セイヨウナシ。収穫期は10月上旬から中旬。大きさは300g前後で、品質は極上。
学名:Pyrus pyrifolia(ニホンナシ)、P.ussuriensis(チュウゴクナシ)、P.communis(セイヨウナシ)
和名:ナシ(梨) その他の名前:プラム
科名 / 属名:バラ科 / ナシ属
特徴
ナシにはニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ(セイヨウスモモ)があります。病害虫防除の回数が多く、家庭向きの果樹とはいえませんが、果実が大きく存在感があるので、挑戦してみるのもよいでしょう。一般には棚仕立てにしますが、立ち木仕立て、垣根や壁面仕立てもできます。
ニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ、いずれも自家不結実性のため受粉樹が必要です。相互間で受粉は可能ですが、中国ナシの開花は早いので、ほかの品種とは合いません。
ナシ(梨)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘幸水’
ニホンナシ。8月中旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘豊水’
ニホンナシ。9月上旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
‘ゴールド二十世紀’
ニホンナシ。黒斑病に耐病性があり、‘二十世紀’より育てやすい。
‘なつしずく’
ニホンナシ。8月中旬にとれる、早生でおいしい青ナシ。大きさは‘幸水’と同じくらい。
‘バートレット’
セイヨウナシ。収穫期は8月中旬。品質は中ぐらいで、大きさは250g前後になる。
‘ラ・フランス’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは200〜250gで、味のよいことで知られる。
‘シルバー・ベル’
セイヨウナシ。収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは400〜500g。味がよく、実つきも非常によい。
‘ル・レクチェ’
セイヨウナシ。収穫期は10月上旬から中旬。大きさは300g前後で、品質は極上。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ドラゴンフルーツの基本情報
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ
科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属
特徴
ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。
種類(原種、園芸品種)
ヒロセレウス・ポリリズス
Hylocereus polyrhizus
果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
ヒロセレウス・ウンダタス
Hylocereus undatus
果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。ただし、ハウス内など風通しの悪い場所で強い直射日光に当てると幹が焼けることがあるので注意します。冬越しは、室内で水やりを行わずに管理すれば、0℃近くまで耐えます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。過湿にすると根腐れを起こすので注意してください。冬は10℃以下に温度が下がる場合は断水してください。
肥料
多くの果実を収穫したい場合は十分な肥料が必要です。春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
病気と害虫
病気:立枯病
多湿にすると発生することがあります。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適しますが、市販のサボテン培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
さし木:4月から9月にさし木を行うことで簡単にふやせます。枝を20cmほどの長さに切り、切り口を日陰で2~3日間乾かしたあと、砂や鹿沼土などの清潔な用土にさします。
主な作業
誘引:主枝をトレリスの先端まで誘引し、先端部分から枝を4~5本分枝させ、それぞれの枝を下垂するようにひもなどで誘引して傘状に仕立てます。また、枝のいろいろな場所から出る新芽は随時切り取るようにしてください。
人工授粉:夜に開花したときに筆などで人工受粉をすると結実率が上がります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
スリナムチェリーの基本情報
学名:Eugenia uniflora
その他の名前:ピタンガ、タチバナアデク、カボチャアデク
科名 / 属名:フトモモ科 / ユージェーニア属
特徴
スリナムチェリーはつやのある葉が美しく、観葉植物としても楽しめる常緑性の果樹です。その小さな果実は、カボチャのような形で、熟すと赤色になります。熟した果実は生食するほか、ジャムやジュース、果実酒などさまざまに利用されます。熱帯地域で広く栽培されており、特にブラジルで盛んに栽培利用されています。ただし、果実の皮が薄いため保存がきかず、日本では生の果実はほとんど流通していません。
原産地では、8mの高さに生育することもありますが、強い剪定に耐えるので生け垣としても利用され、台湾や沖縄では果樹としてではなく、むしろ庭園樹や生け垣としての利用のほうが一般的です。寒さに比較的強いので、関東地方南部の海沿いでは、戸外でも越冬することがあります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。室内に置けば、容易に冬越しできます。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをします。特に結実しているときは、水切れさせないように注意してください。冬は、乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、清潔な用土を使用しましょう。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えるので、鉢植えは、1~2年に1回、植え替えましょう。
庭に植えつける際は、地際で腐ることが多いので深植えせず、根が表土に少し露出するぐらい浅く植えるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:タネまきで容易にふやすことができます。春から夏までの間、収穫した果実の中に入っているタネを、すぐに赤玉土小粒などの清潔な用土にまいてください。タネまきから6~8年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:伸びすぎた枝は適宜切り戻し、枝を横方向に伸ばすようにすると、花芽がつきやすくなります。強い剪定は、果実の収穫後に行います。
人工授粉:開花時は、刷毛などで人工授粉すると、結実率がよくなります。
学名:Eugenia uniflora
その他の名前:ピタンガ、タチバナアデク、カボチャアデク
科名 / 属名:フトモモ科 / ユージェーニア属
特徴
スリナムチェリーはつやのある葉が美しく、観葉植物としても楽しめる常緑性の果樹です。その小さな果実は、カボチャのような形で、熟すと赤色になります。熟した果実は生食するほか、ジャムやジュース、果実酒などさまざまに利用されます。熱帯地域で広く栽培されており、特にブラジルで盛んに栽培利用されています。ただし、果実の皮が薄いため保存がきかず、日本では生の果実はほとんど流通していません。
原産地では、8mの高さに生育することもありますが、強い剪定に耐えるので生け垣としても利用され、台湾や沖縄では果樹としてではなく、むしろ庭園樹や生け垣としての利用のほうが一般的です。寒さに比較的強いので、関東地方南部の海沿いでは、戸外でも越冬することがあります。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよい場所で育てます。室内に置けば、容易に冬越しできます。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをします。特に結実しているときは、水切れさせないように注意してください。冬は、乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋の成長期間中に、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥してください。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:特にありません。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、清潔な用土を使用しましょう。
植えつけ、 植え替え
根詰まりすると生育が衰えるので、鉢植えは、1~2年に1回、植え替えましょう。
庭に植えつける際は、地際で腐ることが多いので深植えせず、根が表土に少し露出するぐらい浅く植えるとよいでしょう。
ふやし方
タネまき:タネまきで容易にふやすことができます。春から夏までの間、収穫した果実の中に入っているタネを、すぐに赤玉土小粒などの清潔な用土にまいてください。タネまきから6~8年後から収穫が期待できます。
主な作業
剪定:伸びすぎた枝は適宜切り戻し、枝を横方向に伸ばすようにすると、花芽がつきやすくなります。強い剪定は、果実の収穫後に行います。
人工授粉:開花時は、刷毛などで人工授粉すると、結実率がよくなります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
ジャボチカバの基本情報
学名:Myrciaria cauliflora
科名 / 属名:フトモモ科 / ミルキアリア属
特徴
ジャボチカバは樹高10mほどになる常緑性の高木です。白い花が幹から直接咲き、直径2~3cmほどの大きさの実はブドウの‘巨峰’そっくりで、味もブドウに似ています。春から秋に数回実をつけますが、夏は開花・結実を休む傾向があります。成長はやや遅いですが、幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば孫の代まで収穫できるといわれています。鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強いので、家庭で楽しむのにおすすめです。
果実は、収穫して次の日には味が落ちるほど日もちしないので、生食に適していますが、冷凍すれば1か月ほど保存できます。果実にはビタミンCとカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含みます。
ジャボチカバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。比較的寒さに強いので、関東地方以西では戸外でもよく冬越しします。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、乾燥を嫌うので水切れに注意してください。夏に晴天の日が続く場合はよく乾くので毎日水やりを行うとよいでしょう。冬に生育を停止している場合は乾かし気味に管理します。庭に植えた場合、夏に雨が降らず土が乾燥したときは水やりをしてください。
肥料
化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って風通しをよくします。
学名:Myrciaria cauliflora
科名 / 属名:フトモモ科 / ミルキアリア属
特徴
ジャボチカバは樹高10mほどになる常緑性の高木です。白い花が幹から直接咲き、直径2~3cmほどの大きさの実はブドウの‘巨峰’そっくりで、味もブドウに似ています。春から秋に数回実をつけますが、夏は開花・結実を休む傾向があります。成長はやや遅いですが、幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば孫の代まで収穫できるといわれています。鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強いので、家庭で楽しむのにおすすめです。
果実は、収穫して次の日には味が落ちるほど日もちしないので、生食に適していますが、冷凍すれば1か月ほど保存できます。果実にはビタミンCとカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含みます。
ジャボチカバの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。比較的寒さに強いので、関東地方以西では戸外でもよく冬越しします。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、乾燥を嫌うので水切れに注意してください。夏に晴天の日が続く場合はよく乾くので毎日水やりを行うとよいでしょう。冬に生育を停止している場合は乾かし気味に管理します。庭に植えた場合、夏に雨が降らず土が乾燥したときは水やりをしてください。
肥料
化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。
病気と害虫
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、カイガラムシ
風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適します。
植えつけ、 植え替え
1~2年に1回は、植え替えを行うようにしてください。特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れます。
ふやし方
4月から9月にさし木でふやすことができます。枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って風通しをよくします。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
サクランボの基本情報
学名:Cerasus avium(Prunus avium)
和名:オウトウ(桜桃)
科名 / 属名:バラ科 / サクラ属
特徴
サクランボはオウトウとも呼ばれ、カンカオウトウ、サンカオウトウ(Cerasus vulgaris)、中国オウトウ(C.pseudocerasus)の3つと、ユスラウメ(C. tomentosa)が含まれています。
一般にサクランボといえばカンカ(甘果)オウトウを指します。おなじみの‘佐藤錦’‘紅秀峰’‘ナポレオン’などたくさんの品種があります。自家不結実性で、異品種の混植が必要です。
サンカ(酸果)オウトウは酸味があるのが特徴です。自家結実性で、木も矮性で比較的栽培しやすく、家庭向きですが、あまり広まっていません。品種もいくつかありますが、ほとんど流通していません。
中国オウトウは、正式な和名はミザクラまたはシナミザクラで、園芸店では暖地桜桃(だんちおうとう)の名前で流通しています。開花が3月中旬と、普通のサクランボの4月中旬に比べひときわ早く、開花期に-2℃以下の低温に合うと、雌しべが凍死して結実しません。最近は温暖化で、関東地方南部ぐらいまではよく結実します。果実は小ぶりですが、栽培も比較的容易で、1本だけでもよく結実するため、家庭向きです。
ユスラウメは、栽培はごく容易です。赤実と白実があるくらいで、品種名のついたものは見当たりません。
種類(原種、園芸品種)
‘紅さやか’
果重5〜7g、糖度は14〜17度。熟期は5月中・下旬。‘高砂’‘紅てまり’とは他家不和合で、受粉樹には向かない。
‘香夏錦(こうかにしき)’
果重は6〜7g、糖度は17〜18度。果肉はやや柔らかい。熟期は5月下旬。結実しやすく、受粉樹としても優れるが、‘紅秀峰’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘高砂(たかさご)’
果重6g前後、糖度は16〜17度程度、熟期は5月下旬。‘紅てまり’‘紅さやか’とは他家不和合。
‘佐藤錦’
果重7〜8g、糖度は19〜20度。熟期は6月上旬。甘みが強く、最も栽培の多い品種。
‘紅きらり’
果重9g前後、糖度は19度程度。熟期は6月中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘さおり’
果重10g前後、糖度は17度程度。熟期は6月上・中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘ナポレオン’
果重7〜10g、糖度は15〜16度。熟期は6月上・中旬。
‘紅秀峰(べにしゅうほう)’
果重9g前後、糖度は20度程度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、軟化しにくい。‘香夏錦’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘紅てまり’
果重10g前後、糖度は18〜20度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、日もちがよい。‘紅さやか’‘高砂’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
学名:Cerasus avium(Prunus avium)
和名:オウトウ(桜桃)
科名 / 属名:バラ科 / サクラ属
特徴
サクランボはオウトウとも呼ばれ、カンカオウトウ、サンカオウトウ(Cerasus vulgaris)、中国オウトウ(C.pseudocerasus)の3つと、ユスラウメ(C. tomentosa)が含まれています。
一般にサクランボといえばカンカ(甘果)オウトウを指します。おなじみの‘佐藤錦’‘紅秀峰’‘ナポレオン’などたくさんの品種があります。自家不結実性で、異品種の混植が必要です。
サンカ(酸果)オウトウは酸味があるのが特徴です。自家結実性で、木も矮性で比較的栽培しやすく、家庭向きですが、あまり広まっていません。品種もいくつかありますが、ほとんど流通していません。
中国オウトウは、正式な和名はミザクラまたはシナミザクラで、園芸店では暖地桜桃(だんちおうとう)の名前で流通しています。開花が3月中旬と、普通のサクランボの4月中旬に比べひときわ早く、開花期に-2℃以下の低温に合うと、雌しべが凍死して結実しません。最近は温暖化で、関東地方南部ぐらいまではよく結実します。果実は小ぶりですが、栽培も比較的容易で、1本だけでもよく結実するため、家庭向きです。
ユスラウメは、栽培はごく容易です。赤実と白実があるくらいで、品種名のついたものは見当たりません。
種類(原種、園芸品種)
‘紅さやか’
果重5〜7g、糖度は14〜17度。熟期は5月中・下旬。‘高砂’‘紅てまり’とは他家不和合で、受粉樹には向かない。
‘香夏錦(こうかにしき)’
果重は6〜7g、糖度は17〜18度。果肉はやや柔らかい。熟期は5月下旬。結実しやすく、受粉樹としても優れるが、‘紅秀峰’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘高砂(たかさご)’
果重6g前後、糖度は16〜17度程度、熟期は5月下旬。‘紅てまり’‘紅さやか’とは他家不和合。
‘佐藤錦’
果重7〜8g、糖度は19〜20度。熟期は6月上旬。甘みが強く、最も栽培の多い品種。
‘紅きらり’
果重9g前後、糖度は19度程度。熟期は6月中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘さおり’
果重10g前後、糖度は17度程度。熟期は6月上・中旬。自家結実性があり、1本でも実がなる。
‘ナポレオン’
果重7〜10g、糖度は15〜16度。熟期は6月上・中旬。
‘紅秀峰(べにしゅうほう)’
果重9g前後、糖度は20度程度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、軟化しにくい。‘香夏錦’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
‘紅てまり’
果重10g前後、糖度は18〜20度。熟期は6月中旬。果肉は堅く、日もちがよい。‘紅さやか’‘高砂’とは他家不和合で受粉樹には向かない。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
クルミの基本情報
学名:Juglans regia
和名:ペルシャグルミ その他の名前:セイヨウグルミ
科名 / 属名:クルミ科 / クルミ属
特徴
クルミは、クルミ科の果樹で、暖地でも結実しますが、適地は冷涼地です。また、大木になるので、一般家庭の庭には向きません。日本にはヒメグルミ(Juglans subucordiformis)、オニグルミ(J. sieboldiana)などが自生していますが、ほとんど栽培されることはなく、野生の果実を利用している程度です。営利栽培されているのは、ペルシャグルミ(J.regia)を基本種とする中国、朝鮮から渡来したテウチグルミ(別名、カシクルミ)をもとに、わが国で改良された信濃グルミと呼ばれる系統が中心です。
クルミは自家結実性ですが、雌花と雄花の開花時期がずれる、いわゆる「雌雄異熟」のため、品種選択にあたっては注意が必要です。雌花先熟品種と雄花先熟品種とがあり、両者を組み合わせて植えるとよく結実します。
鉢植えで果実をつけることも可能ですが、果樹として栽培するのは無理で、観賞用の観葉植物として楽しんでください。
クルミの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹に発生する胴枯病くらいで、ほかに特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上旬から下旬の休眠期つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月から2月下旬が適期です。ある程度の整枝ができていれば、剪定は控えるのが無難です。前年枝の先端の1~3芽くらいが花芽なので、枝先を強く切り詰めると花芽を落とすことになります。
学名:Juglans regia
和名:ペルシャグルミ その他の名前:セイヨウグルミ
科名 / 属名:クルミ科 / クルミ属
特徴
クルミは、クルミ科の果樹で、暖地でも結実しますが、適地は冷涼地です。また、大木になるので、一般家庭の庭には向きません。日本にはヒメグルミ(Juglans subucordiformis)、オニグルミ(J. sieboldiana)などが自生していますが、ほとんど栽培されることはなく、野生の果実を利用している程度です。営利栽培されているのは、ペルシャグルミ(J.regia)を基本種とする中国、朝鮮から渡来したテウチグルミ(別名、カシクルミ)をもとに、わが国で改良された信濃グルミと呼ばれる系統が中心です。
クルミは自家結実性ですが、雌花と雄花の開花時期がずれる、いわゆる「雌雄異熟」のため、品種選択にあたっては注意が必要です。雌花先熟品種と雄花先熟品種とがあり、両者を組み合わせて植えるとよく結実します。
鉢植えで果実をつけることも可能ですが、果樹として栽培するのは無理で、観賞用の観葉植物として楽しんでください。
クルミの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たりが良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、苗木や植えつけ直後の木を除けば、よほど乾燥しないかぎり水やりの必要はありません。
肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、7月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気と害虫
病気:胴枯病
枝幹に発生する胴枯病くらいで、ほかに特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
適期は12月から2月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
ふやし方
つぎ木:4月上旬から下旬の休眠期つぎでふやします。
主な作業
剪定:落葉後の12月から2月下旬が適期です。ある程度の整枝ができていれば、剪定は控えるのが無難です。前年枝の先端の1~3芽くらいが花芽なので、枝先を強く切り詰めると花芽を落とすことになります。
0
0
文章
玲儿
2017年07月12日
クリ(栗)の基本情報
学名:Castanea crenata
和名:クリ(栗) その他の名前:ニホングリ(日本栗)
科名 / 属名:ブナ科 / クリ属
特徴
クリは家庭に植えてこそといった果樹ではありませんが、季節感はあります。栽培も容易で、限られたスペースで楽しむこともできます。雨どいが詰まったりする不都合はありますが、屋根の上の空間を利用することも可能です。
クリは植えつけ1~2年後から収穫が可能です。根に菌根菌が共生しているので、やせ地でもよく育ちます。木は大きくなりますが、早くから結実させ、剪定をうまく行えば、かなりコンパクトに育てることも可能です。
品種は早生から晩生までたくさんあります。近年、注目されるのは、渋皮の取れやすい‘ぽろたん’です。
栽培にあたっては、クリは自家不結実性のため、異品種の混植、または同一樹につぎ木が必要です。クリは風媒のため、1本だけでもいくらかなりますが、十分に結実させるには重要です。
種類(原種、園芸品種)
‘森早生’
8月下旬〜9月上旬にとれる極早生品種。極早生品種としては肉質や色つやもよい。
‘ぽろたん’
‘丹沢’×{(‘森早生’ב改良豊多摩’)ב国見’}の交雑実生から選抜された品種で、2007年に品種登録。早生(‘丹沢’よりやや遅い)の大果で、おいしい。渋皮が取れやすい、話題の品種。
‘丹沢’
9月上・中旬にとれる早生の代表品種。品質はよくはないが、若木のうちからよく結実する。
‘伊吹’
9月中旬にとれる早生品種。病害虫に弱いなどの欠点はあるが、非常に豊産。
‘利平’
9月下旬〜10月上旬にとれる中生品種。大きくて甘く、品質のよいクリとして知られている。樹勢が強い。
‘筑波’
10月上・中旬にとれる中生品種。結実がよくて果実も大きく、肉質がち密で、貯蔵に適している。また、樹勢は旺盛で、土質や気候への適応性も広いなど、クリのなかでは、最も評判のよい品種。
‘有磨’
熟期は‘筑波’と同時期の中生品種。‘筑波’よりもやや小粒であるが、結実は‘筑波’よりも安定している。
‘銀寄(ぎんよせ)’
9月下旬〜10月上旬にとれる中生品種。果実は大きく、品質もよく、クリの代表的品種。
‘岸根(がんね)’
熟期は10月中旬で、晩生品種の代表的品種。果実は大きく、品質もよい。
‘石鎚(いしづち)’
10月上旬〜中旬にとれる晩生品種。食味は‘筑波’‘銀寄’よりやや劣る。
‘晩赤(ばんせき)’
熟期が10月下旬〜11月上旬の最晩生品種。大果で品質はよい。
学名:Castanea crenata
和名:クリ(栗) その他の名前:ニホングリ(日本栗)
科名 / 属名:ブナ科 / クリ属
特徴
クリは家庭に植えてこそといった果樹ではありませんが、季節感はあります。栽培も容易で、限られたスペースで楽しむこともできます。雨どいが詰まったりする不都合はありますが、屋根の上の空間を利用することも可能です。
クリは植えつけ1~2年後から収穫が可能です。根に菌根菌が共生しているので、やせ地でもよく育ちます。木は大きくなりますが、早くから結実させ、剪定をうまく行えば、かなりコンパクトに育てることも可能です。
品種は早生から晩生までたくさんあります。近年、注目されるのは、渋皮の取れやすい‘ぽろたん’です。
栽培にあたっては、クリは自家不結実性のため、異品種の混植、または同一樹につぎ木が必要です。クリは風媒のため、1本だけでもいくらかなりますが、十分に結実させるには重要です。
種類(原種、園芸品種)
‘森早生’
8月下旬〜9月上旬にとれる極早生品種。極早生品種としては肉質や色つやもよい。
‘ぽろたん’
‘丹沢’×{(‘森早生’ב改良豊多摩’)ב国見’}の交雑実生から選抜された品種で、2007年に品種登録。早生(‘丹沢’よりやや遅い)の大果で、おいしい。渋皮が取れやすい、話題の品種。
‘丹沢’
9月上・中旬にとれる早生の代表品種。品質はよくはないが、若木のうちからよく結実する。
‘伊吹’
9月中旬にとれる早生品種。病害虫に弱いなどの欠点はあるが、非常に豊産。
‘利平’
9月下旬〜10月上旬にとれる中生品種。大きくて甘く、品質のよいクリとして知られている。樹勢が強い。
‘筑波’
10月上・中旬にとれる中生品種。結実がよくて果実も大きく、肉質がち密で、貯蔵に適している。また、樹勢は旺盛で、土質や気候への適応性も広いなど、クリのなかでは、最も評判のよい品種。
‘有磨’
熟期は‘筑波’と同時期の中生品種。‘筑波’よりもやや小粒であるが、結実は‘筑波’よりも安定している。
‘銀寄(ぎんよせ)’
9月下旬〜10月上旬にとれる中生品種。果実は大きく、品質もよく、クリの代表的品種。
‘岸根(がんね)’
熟期は10月中旬で、晩生品種の代表的品種。果実は大きく、品質もよい。
‘石鎚(いしづち)’
10月上旬〜中旬にとれる晩生品種。食味は‘筑波’‘銀寄’よりやや劣る。
‘晩赤(ばんせき)’
熟期が10月下旬〜11月上旬の最晩生品種。大果で品質はよい。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
キンカン類の基本情報
学名:Fortunella
和名:キンカン(金柑)
科名 / 属名:ミカン科 / キンカン属
特徴
キンカンと呼ばれるものはいろいろありますが、果実がおいしく生で食べられるのは、ネイハキンカン(Fortunella crassifolia)、マルキンカン(F. japonica)、ナガキンカン(F.margarita)です。なかでも、果実が大きく品質がよいのはネイハキンカンです。チョウジュキンカン(F.obovata)は果実は大きいですが、酸味が強く、観賞用といえます。マメキンカン(F.hindsii)は果実はごく小さく、木も矮性で、小盆栽向きです。トウキンカン(Citrus madurensis)はシキキツ(四季橘)または四季なりキンカンとも呼ばれ、周年開花性で、属も異なります。
キンカン類は耐寒性が強く、栽培も容易で庭木向きです。特にネイハキンカンは果実にビタミンA,Cが豊富で利用価値が高く、庭に1本あると重宝です。果実は甘露煮などに利用されますが、生果で食べてもおいしいものです。庭植えのキンカンは、一般の柑橘類より開花が遅いので、熟すのも遅く、早く食べると酸っぱいですが、3月から5月ごろ食べるとたいへんおいしいです。
種類(原種、園芸品種)
ネイハキンカン
Fortunella crassifolia
別名ニンポウキンカン(寧波金柑)、メイワキンカン(明和金柑)。品質がよく、生食用に市販されているキンカンはほとんどが本種。果実は球形から卵形で、果重11〜13g。
‘プチマル’
農水省育成のタネなし品種で、ナガキンカンと四倍体ネイハキンカンを交配した三倍体。ときにはごく小さいタネがある。タネがないため果実は普通のキンカンより小ぶり。
マルキンカン
Fortunella japonica
別名マルミキンカン(丸実金柑)、ヒメタチバナ(姫橘)。果実は球形で小さく、果重6〜8g。よく分枝し、枝にとげがあることがある。
ナガキンカン
Fortunella margarita
別名ナガミキンカン、キンキツ(金橘)。果実は長球形で、果重10〜12g。枝にとげはほとんどない。
チョウジュキンカン
Fortunella obovata
別名フクシュウキンカン(福州金柑)。観賞用で、果実は大きく果重30〜40g。酸味が強く、食用には適さない。
マメキンカン
Fortunella hindsii
別名キンズ(金豆)。木は矮性で、果実も小さく果重1g程度。観賞用で、小品盆栽に利用されることが多い。
トウキンカン
Citrus madurensis
別名シキキツ(四季橘)、四季なりキンカン。果実の外観はキンカンによく似ているが、ミカン属の柑橘類。果皮に芳香があり、甘く、生食できる。
学名:Fortunella
和名:キンカン(金柑)
科名 / 属名:ミカン科 / キンカン属
特徴
キンカンと呼ばれるものはいろいろありますが、果実がおいしく生で食べられるのは、ネイハキンカン(Fortunella crassifolia)、マルキンカン(F. japonica)、ナガキンカン(F.margarita)です。なかでも、果実が大きく品質がよいのはネイハキンカンです。チョウジュキンカン(F.obovata)は果実は大きいですが、酸味が強く、観賞用といえます。マメキンカン(F.hindsii)は果実はごく小さく、木も矮性で、小盆栽向きです。トウキンカン(Citrus madurensis)はシキキツ(四季橘)または四季なりキンカンとも呼ばれ、周年開花性で、属も異なります。
キンカン類は耐寒性が強く、栽培も容易で庭木向きです。特にネイハキンカンは果実にビタミンA,Cが豊富で利用価値が高く、庭に1本あると重宝です。果実は甘露煮などに利用されますが、生果で食べてもおいしいものです。庭植えのキンカンは、一般の柑橘類より開花が遅いので、熟すのも遅く、早く食べると酸っぱいですが、3月から5月ごろ食べるとたいへんおいしいです。
種類(原種、園芸品種)
ネイハキンカン
Fortunella crassifolia
別名ニンポウキンカン(寧波金柑)、メイワキンカン(明和金柑)。品質がよく、生食用に市販されているキンカンはほとんどが本種。果実は球形から卵形で、果重11〜13g。
‘プチマル’
農水省育成のタネなし品種で、ナガキンカンと四倍体ネイハキンカンを交配した三倍体。ときにはごく小さいタネがある。タネがないため果実は普通のキンカンより小ぶり。
マルキンカン
Fortunella japonica
別名マルミキンカン(丸実金柑)、ヒメタチバナ(姫橘)。果実は球形で小さく、果重6〜8g。よく分枝し、枝にとげがあることがある。
ナガキンカン
Fortunella margarita
別名ナガミキンカン、キンキツ(金橘)。果実は長球形で、果重10〜12g。枝にとげはほとんどない。
チョウジュキンカン
Fortunella obovata
別名フクシュウキンカン(福州金柑)。観賞用で、果実は大きく果重30〜40g。酸味が強く、食用には適さない。
マメキンカン
Fortunella hindsii
別名キンズ(金豆)。木は矮性で、果実も小さく果重1g程度。観賞用で、小品盆栽に利用されることが多い。
トウキンカン
Citrus madurensis
別名シキキツ(四季橘)、四季なりキンカン。果実の外観はキンカンによく似ているが、ミカン属の柑橘類。果皮に芳香があり、甘く、生食できる。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
キウイフルーツの基本情報
学名:Actinidia deliciosa
和名:オニマタタビ その他の名前:キウイ、シマサルナシ
科名 / 属名:マタタビ科 / マタタビ属
特徴
キウイフルーツは薬剤散布もほとんどしなくてすむ、家庭向きの果樹です。つる性で、つる自体が巻きつくので、摘心など夏場の管理をしないと収まりが悪くなります。そのうえ、寒くなるまで落葉しないので、テラスなどの日よけには向きません。また、雌雄異株のため、2本分の場所が必要です。ただ、並べて植えなくても、10m前後離れている程度なら受粉に問題はないので、雄木は物置の屋根などに這わせ、雌木だけを棚で育てればよいでしょう。品種を選ぶ場合、雌木の開花時期に合った雄木を選ぶ必要があります。人工受粉をするなら、開花の早い雄木の花粉を貯蔵しておくとよいでしょう。果実は追熟が必要で、収穫してもすぐには食べられません。
種類(原種、園芸品種)
‘ヘイワード’
Actinidia deliciosa ‘Heyward’
青果店で見かける最も代表的な品種。大きく、品質もよい。雄品種には‘トムリ’を。
‘センセーション・アップル’
Actinidia deliciosa ‘Scensation Apple’
リンゴ形で大きく、早生で結実もよい、家庭にすすめたい品種。雄品種には‘孫悟空’を。
‘紅妃(こうひ)’
極早生で、小果であるが味はよい。開花も5月上旬で、非常に早い。雄品種には‘早雄’を。
キウイフルーツの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
元肥を庭植えは11月に、鉢植えは2月に、追肥を庭植えは7月と9月に、鉢植えは6月、9月に施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N‐リン酸P‐カリK=8‐8‐8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を用います。
病気と害虫
家庭では無農薬でも、大きな問題はなく栽培できますが、石灰硫黄合剤散布などの休眠期防除は行ったほうがよいでしょう。
病気:花腐細菌病、かいよう病、果実軟腐病など
花腐細菌病、かいよう病は細菌性の病気で、一般の殺菌剤は効かないので注意します。
害虫:特に注意を要するものはありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
さし木:前年に伸びた枝を2~3節に切って行う休眠枝ざしは3月に、今年伸びてかたまった枝を2~3節に切って行う緑枝ざしは6月に行います。
つぎ木:休眠枝つぎを1月に行います。台木にはふつうタネをまいて1年間育てた苗を使います。
主な作業
剪定:花芽は混合花芽で前年枝の葉腋につき、花芽から新梢が伸びて、その基部数節に着果します。ブドウに似ていますが、ブドウは巻きひげの位置に着果するのに対し、キウイフルーツは節の定芽の位置に着果します。そのため、着果(花)した節には芽がないので、結果母枝の剪定ではその分、長めに残す必要があります。また、ブドウと異なりつるの基部には花芽がついていないので、ブドウのような短く切り詰める剪定(短梢剪定)はできません。適期は1月から2月です。
人工受粉:自然受粉でもそれほど問題はありませんが、できれば人工受粉を行ったほうが品質はよくなります。
摘果:品種にもよりますが、葉4~5枚に1果程度に間引きます。受粉のうまくいっていない奇形果や小さな実をまず除きます。
摘心、芽かき:葉数が確保できたら、込みすぎないように摘心します。また、二度伸びしたら、伸びないうちに芽かきをします。太い枝から突発的に伸びるシュートはできるだけ小さいうちに除きましょう。
学名:Actinidia deliciosa
和名:オニマタタビ その他の名前:キウイ、シマサルナシ
科名 / 属名:マタタビ科 / マタタビ属
特徴
キウイフルーツは薬剤散布もほとんどしなくてすむ、家庭向きの果樹です。つる性で、つる自体が巻きつくので、摘心など夏場の管理をしないと収まりが悪くなります。そのうえ、寒くなるまで落葉しないので、テラスなどの日よけには向きません。また、雌雄異株のため、2本分の場所が必要です。ただ、並べて植えなくても、10m前後離れている程度なら受粉に問題はないので、雄木は物置の屋根などに這わせ、雌木だけを棚で育てればよいでしょう。品種を選ぶ場合、雌木の開花時期に合った雄木を選ぶ必要があります。人工受粉をするなら、開花の早い雄木の花粉を貯蔵しておくとよいでしょう。果実は追熟が必要で、収穫してもすぐには食べられません。
種類(原種、園芸品種)
‘ヘイワード’
Actinidia deliciosa ‘Heyward’
青果店で見かける最も代表的な品種。大きく、品質もよい。雄品種には‘トムリ’を。
‘センセーション・アップル’
Actinidia deliciosa ‘Scensation Apple’
リンゴ形で大きく、早生で結実もよい、家庭にすすめたい品種。雄品種には‘孫悟空’を。
‘紅妃(こうひ)’
極早生で、小果であるが味はよい。開花も5月上旬で、非常に早い。雄品種には‘早雄’を。
キウイフルーツの育て方・栽培方法
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料
元肥を庭植えは11月に、鉢植えは2月に、追肥を庭植えは7月と9月に、鉢植えは6月、9月に施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N‐リン酸P‐カリK=8‐8‐8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を用います。
病気と害虫
家庭では無農薬でも、大きな問題はなく栽培できますが、石灰硫黄合剤散布などの休眠期防除は行ったほうがよいでしょう。
病気:花腐細菌病、かいよう病、果実軟腐病など
花腐細菌病、かいよう病は細菌性の病気で、一般の殺菌剤は効かないので注意します。
害虫:特に注意を要するものはありません。
用土(鉢植え)
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
植えつけ、 植え替え
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
ふやし方
さし木:前年に伸びた枝を2~3節に切って行う休眠枝ざしは3月に、今年伸びてかたまった枝を2~3節に切って行う緑枝ざしは6月に行います。
つぎ木:休眠枝つぎを1月に行います。台木にはふつうタネをまいて1年間育てた苗を使います。
主な作業
剪定:花芽は混合花芽で前年枝の葉腋につき、花芽から新梢が伸びて、その基部数節に着果します。ブドウに似ていますが、ブドウは巻きひげの位置に着果するのに対し、キウイフルーツは節の定芽の位置に着果します。そのため、着果(花)した節には芽がないので、結果母枝の剪定ではその分、長めに残す必要があります。また、ブドウと異なりつるの基部には花芽がついていないので、ブドウのような短く切り詰める剪定(短梢剪定)はできません。適期は1月から2月です。
人工受粉:自然受粉でもそれほど問題はありませんが、できれば人工受粉を行ったほうが品質はよくなります。
摘果:品種にもよりますが、葉4~5枚に1果程度に間引きます。受粉のうまくいっていない奇形果や小さな実をまず除きます。
摘心、芽かき:葉数が確保できたら、込みすぎないように摘心します。また、二度伸びしたら、伸びないうちに芽かきをします。太い枝から突発的に伸びるシュートはできるだけ小さいうちに除きましょう。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
柑橘類(デコポンなど交雑品種)の基本情報
学名:Citrus
その他の名前:デコポン,はるみなど
科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属
特徴
柑橘類は近年、新品種の作出がめざましく、交雑の範囲も多様です。本来はそれぞれの種類ごとにまとめるべきですが、複雑になるので、ここに一括することにしました。‘デコポン’や‘はるみ’をはじめ、たくさんの優秀な品種が作出されています。柑橘類の品種改良の目標は、食味のほか、皮をむくのが容易、タネなし、機能性などです。これらにかなうものもかなり発表されています。
柑橘類は致命的な病害虫がなくて育てやすく、温暖化で栽培可能地域も広がっているので注目の果樹です。とはいえ、耐寒性は品種によって異なるので注意が必要です。
柑橘類(デコポンなど交雑品種)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘はれひめ’
(清見×オセオラ)×宮川早生。果重150〜200gで、糖度11〜12度。果面は滑らかで、果皮色はウンシュウミカンよりも薄い。果皮はやや厚いが、むきやすく、独特のオレンジ香があり、タネも少なく食べやすい。熟期は12月上旬〜下旬。
‘べにばえ’
(林温州×福原オレンジ)×アンコール。果重200g弱で、糖度13〜15度。タネは5粒ほどで、果皮、じょうのう膜(小袋の薄皮)ともに薄く、食べやすい。熟期は12月下旬〜1月。
‘天草’
(清見×興津早生)×ページ。果重200g前後で、糖度12度以上。タネはないか、あっても数個程度。果皮は薄いが、ややむきにくい。熟期は1月下旬。実つきがよく豊産性。
‘せとか’
(清見×アンコール)×マーコット。果重200〜250gで、糖度13度以上。果面は滑らかで濃橙色、果皮は薄くむきやすい。芳香があり、じょうのう膜が薄く、タネがないので食べやすい。熟期は2月中旬〜3月中旬。
‘麗紅(れいこう)’
(清見×アンコールNo.5)×マーコット。果重180〜200gで、糖度12〜14度。果皮、じょうのう膜ともに薄く、食べやすい。果色は赤橙色で、β‐クリプトキサンチンを非常に多く含む。
‘清見(きよみ)’
宮川早生×トロビタオレンジ。果重200〜250gで、糖度12度前後。果皮はややむきにくいが、タネがないか、あっても数個程度であり、また甘みと酸味が調和していておいしい。よく結実し、樹勢も強く育てやすい。
‘はるみ’
清見×ポンカンF-2432。果重150〜200gで、糖度13度程度。タネはほとんどなく、果皮をむくのが非常に容易で、じょうのう膜も薄くて食べやすい。熟期は1月中・下旬。隔年結果性が強く、結果過多にすると樹勢が非常に弱る。また、果実の発育期から熟期に土壌が乾くと果実の酸味が抜けにくい。
‘たまみ’
清見×ウイルキングマンダリン。果重15g前後で、糖度12〜13度。タネが少なく、果皮をむくのも容易。果皮は橙色で、β‐クリプトキサンチンの量が非常に多く、ウンシュウミカンの2倍ある。成熟期は1月中旬。
学名:Citrus
その他の名前:デコポン,はるみなど
科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属
特徴
柑橘類は近年、新品種の作出がめざましく、交雑の範囲も多様です。本来はそれぞれの種類ごとにまとめるべきですが、複雑になるので、ここに一括することにしました。‘デコポン’や‘はるみ’をはじめ、たくさんの優秀な品種が作出されています。柑橘類の品種改良の目標は、食味のほか、皮をむくのが容易、タネなし、機能性などです。これらにかなうものもかなり発表されています。
柑橘類は致命的な病害虫がなくて育てやすく、温暖化で栽培可能地域も広がっているので注目の果樹です。とはいえ、耐寒性は品種によって異なるので注意が必要です。
柑橘類(デコポンなど交雑品種)の種類(原種、品種)
主な原種、園芸品種、仲間
‘はれひめ’
(清見×オセオラ)×宮川早生。果重150〜200gで、糖度11〜12度。果面は滑らかで、果皮色はウンシュウミカンよりも薄い。果皮はやや厚いが、むきやすく、独特のオレンジ香があり、タネも少なく食べやすい。熟期は12月上旬〜下旬。
‘べにばえ’
(林温州×福原オレンジ)×アンコール。果重200g弱で、糖度13〜15度。タネは5粒ほどで、果皮、じょうのう膜(小袋の薄皮)ともに薄く、食べやすい。熟期は12月下旬〜1月。
‘天草’
(清見×興津早生)×ページ。果重200g前後で、糖度12度以上。タネはないか、あっても数個程度。果皮は薄いが、ややむきにくい。熟期は1月下旬。実つきがよく豊産性。
‘せとか’
(清見×アンコール)×マーコット。果重200〜250gで、糖度13度以上。果面は滑らかで濃橙色、果皮は薄くむきやすい。芳香があり、じょうのう膜が薄く、タネがないので食べやすい。熟期は2月中旬〜3月中旬。
‘麗紅(れいこう)’
(清見×アンコールNo.5)×マーコット。果重180〜200gで、糖度12〜14度。果皮、じょうのう膜ともに薄く、食べやすい。果色は赤橙色で、β‐クリプトキサンチンを非常に多く含む。
‘清見(きよみ)’
宮川早生×トロビタオレンジ。果重200〜250gで、糖度12度前後。果皮はややむきにくいが、タネがないか、あっても数個程度であり、また甘みと酸味が調和していておいしい。よく結実し、樹勢も強く育てやすい。
‘はるみ’
清見×ポンカンF-2432。果重150〜200gで、糖度13度程度。タネはほとんどなく、果皮をむくのが非常に容易で、じょうのう膜も薄くて食べやすい。熟期は1月中・下旬。隔年結果性が強く、結果過多にすると樹勢が非常に弱る。また、果実の発育期から熟期に土壌が乾くと果実の酸味が抜けにくい。
‘たまみ’
清見×ウイルキングマンダリン。果重15g前後で、糖度12〜13度。タネが少なく、果皮をむくのも容易。果皮は橙色で、β‐クリプトキサンチンの量が非常に多く、ウンシュウミカンの2倍ある。成熟期は1月中旬。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
オレンジ類の基本情報
学名:Citrus sinensis、Citrus aurantium
その他の名前:バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ、ダイダイ、ベルガモットなど
科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属
特徴
柑橘類には多くの種類がありますが、ほとんど薬剤を使わずに栽培できるので、家庭におすすめの果樹です。
オレンジ類はミカン属(Citrus属)の果樹で、耐寒性は比較的弱いですが、近年は温暖化もあり、栽培可能地域が広がっています。ネーブルやバレンシアを代表とするスイートオレンジ(C.sinensis)とサワーオレンジ(C. aurantium)があり、生食するスイートオレンジに対し、サワーオレンジは酢やマーマーレードに利用されてきました。
日本のダイダイはインド原産のC. aurantiumが東に進み、中国でできあがった品種群で、わが国へは古い時代に伝来したと考えられています。ダイダイは1樹に新旧代々の果実がなっていることに由来し、正月飾りにも使われます。
種類(原種、園芸品種)
バレンシアオレンジ
世界で最も多く栽培されている熟期の最も遅いオレンジ。輸入オレンジといえばこれが中心。バレンシアはスペインの地名であるが、原産地ははっきりしない。
ネーブルオレンジ
へそとタネなしが特徴で、バレンシアオレンジに次いで栽培が多い。‘ワシントンネーブル’‘鈴木ネーブル’‘森田ネーブル’‘白柳ネーブル’など多くの品種がある。
ブラッドオレンジ
果皮や果肉にアントシアニン色素を生じるオレンジの一群。多くの品種があるが、わが国では大きくて品質のよい‘タロッコ’がよく知られている。
ダイダイ
中国および日本に古くから分布し、食酢として利用される。正月飾りに使われるダイダイの多くは、肥厚した萼が特徴のザ(座)ダイダイ(回青橙(かいせいとう))で、4月中旬以降、橙色の果実が再び緑色になる。
福原オレンジ
千葉県生まれの耐寒性の強いスイートオレンジ。品質はもう一歩であるが、豊産性でつくりやすい。
学名:Citrus sinensis、Citrus aurantium
その他の名前:バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ、ダイダイ、ベルガモットなど
科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属
特徴
柑橘類には多くの種類がありますが、ほとんど薬剤を使わずに栽培できるので、家庭におすすめの果樹です。
オレンジ類はミカン属(Citrus属)の果樹で、耐寒性は比較的弱いですが、近年は温暖化もあり、栽培可能地域が広がっています。ネーブルやバレンシアを代表とするスイートオレンジ(C.sinensis)とサワーオレンジ(C. aurantium)があり、生食するスイートオレンジに対し、サワーオレンジは酢やマーマーレードに利用されてきました。
日本のダイダイはインド原産のC. aurantiumが東に進み、中国でできあがった品種群で、わが国へは古い時代に伝来したと考えられています。ダイダイは1樹に新旧代々の果実がなっていることに由来し、正月飾りにも使われます。
種類(原種、園芸品種)
バレンシアオレンジ
世界で最も多く栽培されている熟期の最も遅いオレンジ。輸入オレンジといえばこれが中心。バレンシアはスペインの地名であるが、原産地ははっきりしない。
ネーブルオレンジ
へそとタネなしが特徴で、バレンシアオレンジに次いで栽培が多い。‘ワシントンネーブル’‘鈴木ネーブル’‘森田ネーブル’‘白柳ネーブル’など多くの品種がある。
ブラッドオレンジ
果皮や果肉にアントシアニン色素を生じるオレンジの一群。多くの品種があるが、わが国では大きくて品質のよい‘タロッコ’がよく知られている。
ダイダイ
中国および日本に古くから分布し、食酢として利用される。正月飾りに使われるダイダイの多くは、肥厚した萼が特徴のザ(座)ダイダイ(回青橙(かいせいとう))で、4月中旬以降、橙色の果実が再び緑色になる。
福原オレンジ
千葉県生まれの耐寒性の強いスイートオレンジ。品質はもう一歩であるが、豊産性でつくりやすい。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
オリーブの基本情報
学名:Olea europaea
和名:オリーブ
科名 / 属名:モクセイ科 / オリーブ属
特徴
オリーブは銀葉が美しく、芝生の広い、洋風の庭に合います。果実は苦くて生食はできませんが、塩漬けやいわゆるバージンオイルを楽しむことができます。一般に、果実の大きいものは含油率が低く塩蔵用に向き、果実の小さいものは含油率が高くオイル用に向きます。木は乾燥に強く、また樹勢が強く大木になります。したがって、整枝や剪定の心得がなく、伸びると切るの繰り返しをしていては結実はしません。自家不結実性のため、異品種の混植が必要です。
種類(原種、園芸品種)
‘マンザニロ’
果実の大きさは大、含油率9〜14%。塩蔵用。樹高は低く、よく結実する。
‘ルッカ’
果実の大きさは小、含油率25%。オイル用だが、塩漬けにすると味にコクがあり最高。自家結実しやすい。
‘ジャンボカラマタ’
果実の大きさは特大。果肉が厚く、塩蔵に最適。
‘ミッション’
果実の大きさは中、含油率15〜19%。木は直立型で、葉裏の白が目立つ。
‘ネバディロブランコ’
果実の大きさは中、含油率17%。花粉が多く、受粉樹に最適。
‘セビラノ’
果実の大きさは特大、含油率14%。タネが小さく、塩蔵に最適。
‘ハーデイズマンモス’
果実の大きさは大、含油率も高め。塩蔵に最適だが、オイル用にも向く。
学名:Olea europaea
和名:オリーブ
科名 / 属名:モクセイ科 / オリーブ属
特徴
オリーブは銀葉が美しく、芝生の広い、洋風の庭に合います。果実は苦くて生食はできませんが、塩漬けやいわゆるバージンオイルを楽しむことができます。一般に、果実の大きいものは含油率が低く塩蔵用に向き、果実の小さいものは含油率が高くオイル用に向きます。木は乾燥に強く、また樹勢が強く大木になります。したがって、整枝や剪定の心得がなく、伸びると切るの繰り返しをしていては結実はしません。自家不結実性のため、異品種の混植が必要です。
種類(原種、園芸品種)
‘マンザニロ’
果実の大きさは大、含油率9〜14%。塩蔵用。樹高は低く、よく結実する。
‘ルッカ’
果実の大きさは小、含油率25%。オイル用だが、塩漬けにすると味にコクがあり最高。自家結実しやすい。
‘ジャンボカラマタ’
果実の大きさは特大。果肉が厚く、塩蔵に最適。
‘ミッション’
果実の大きさは中、含油率15〜19%。木は直立型で、葉裏の白が目立つ。
‘ネバディロブランコ’
果実の大きさは中、含油率17%。花粉が多く、受粉樹に最適。
‘セビラノ’
果実の大きさは特大、含油率14%。タネが小さく、塩蔵に最適。
‘ハーデイズマンモス’
果実の大きさは大、含油率も高め。塩蔵に最適だが、オイル用にも向く。
0
0
文章
玲儿
2017年07月11日
アンズの基本情報
学名:Armeniaca vulgaris(Prunus armeniaca)
和名:アンズ(杏)
科名 / 属名:バラ科 / アンズ属
特徴
アンズは花も美しく、家庭向きの果樹といいたいところですが、温暖化のせいか灰星病などの病気が多く、無農薬では栽培しにくくなってきました。本来は夏、雨の少ない冷涼な気候を好む果樹です。
アンズには欧州系と東亜系があります。欧州系のアンズは、酸味が少なく、甘みが強くておいしいので、生食に最適です。しかし、夏に雨の多い気候では、裂果や灰星病、胴枯病などの発生が多くて育てにくいのが残念です。東亜系は、多かれ少なかれウメ(Armeniaca mume)が交雑したものが多く、酸味が強いです。最近は欧州系と東亜系の交雑品種も発表されています。基本的には自家不結実性ですが、自家結実しやすい品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘おひさまコット’
果重100gを超える大果。果汁が多く、糖度は12度程度と高く、甘みと酸味のバランスがよく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ニコニコット’
果重90g程度。果汁が多く、糖度も13度と高く、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ハーコット’
果重90g程度。糖度は13度くらいで、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。花芽は少ないが、やや自家結実性がある。降雨による裂果がやや多く、また胴枯病にも弱い。
‘ゴールドコット’
果重40g前後。糖度は12度くらいで、酸味が少なく食味が非常によい。熟期は6月中・下旬。裂果も少なく、欧州系の品種のなかでは栽培しやすい。
‘信州大実’
果重70〜100g。糖度は10度程度で新潟大実よりは高いが、酸味がやや強い。熟期は6月中・下旬。
‘新潟大実’
果重は50〜80g。糖度は9〜10度で、酸味が強く生食には向かない。熟期は6月中・下旬。比較的自家結実しやすく、栽培しやすい。
‘信月’
果重50〜60g。酸味はやや少なく、糖度は10度を超え、生食向き。熟期は6月下旬。
学名:Armeniaca vulgaris(Prunus armeniaca)
和名:アンズ(杏)
科名 / 属名:バラ科 / アンズ属
特徴
アンズは花も美しく、家庭向きの果樹といいたいところですが、温暖化のせいか灰星病などの病気が多く、無農薬では栽培しにくくなってきました。本来は夏、雨の少ない冷涼な気候を好む果樹です。
アンズには欧州系と東亜系があります。欧州系のアンズは、酸味が少なく、甘みが強くておいしいので、生食に最適です。しかし、夏に雨の多い気候では、裂果や灰星病、胴枯病などの発生が多くて育てにくいのが残念です。東亜系は、多かれ少なかれウメ(Armeniaca mume)が交雑したものが多く、酸味が強いです。最近は欧州系と東亜系の交雑品種も発表されています。基本的には自家不結実性ですが、自家結実しやすい品種もあります。
種類(原種、園芸品種)
‘おひさまコット’
果重100gを超える大果。果汁が多く、糖度は12度程度と高く、甘みと酸味のバランスがよく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ニコニコット’
果重90g程度。果汁が多く、糖度も13度と高く、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。自家結実性がある。
‘ハーコット’
果重90g程度。糖度は13度くらいで、酸味が少なく食味がよい。熟期は6月中・下旬。花芽は少ないが、やや自家結実性がある。降雨による裂果がやや多く、また胴枯病にも弱い。
‘ゴールドコット’
果重40g前後。糖度は12度くらいで、酸味が少なく食味が非常によい。熟期は6月中・下旬。裂果も少なく、欧州系の品種のなかでは栽培しやすい。
‘信州大実’
果重70〜100g。糖度は10度程度で新潟大実よりは高いが、酸味がやや強い。熟期は6月中・下旬。
‘新潟大実’
果重は50〜80g。糖度は9〜10度で、酸味が強く生食には向かない。熟期は6月中・下旬。比較的自家結実しやすく、栽培しやすい。
‘信月’
果重50〜60g。酸味はやや少なく、糖度は10度を超え、生食向き。熟期は6月下旬。
0
0