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玲儿
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玲儿
2017年08月02日
ジョウロウホトトギスの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 鉢植えの場合、秋から春までは日なたで育て、晩春ごろに日陰へ移動させます。夏の間はなるべく温度変化が小さく、70%程度の遮光をした涼しい日陰に置きます。周囲には人工芝を敷き、打ち水をして湿度を確保します。 庭植えの場合は夏に日陰になる場所を選びます。鉢植えと同じ用土を入れ替え、周囲から50~60cm高い花壇を築いて植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植えるなどして、湿度が保たれた環境が穏やかになるように工夫します。
水やり 鉢植えは、表土が乾いたら十分に与えます。葉のある間は決して乾燥させてはいけません。鉢ごと砂床に埋めておくか、二重鉢にして乾燥を防ぎます。休眠中も乾かさないように注意します。 庭植えの場合は、あまり雨が降らず、乾燥している状態なら水を与えます。休眠中は特に必要ありません。 庭植えも、鉢植えも1日に2~3回、霧吹きで水をかけます。 肥料 植え替えるときに、元肥としてリン酸の多い緩効性化成肥料を、3~4号鉢で一つまみ施します。 3月から5月には、親指大の固形油かすを3~4号鉢で月に1個と、チッ素が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。6月から10月にはリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。葉色が悪いときは、葉面散布肥料を規定の3倍以上に薄めて施します。 庭植えの場合も鉢植えに準じますが、これより少なめでも問題ありません。
病気と害虫 病気:白絹病 白絹病は5月から9月に発生します。放置すると毎年発生するようになります。 害虫:ナメクジ、カタツムリ、ハダニ ナメクジ、カタツムリとも、柔らかい若葉や新芽を食べます。鉢裏などを見回って捕殺します。 ハダニは暖かいと一年中発生します。ハダニの発生は湿度が不足していることの証拠ですから、栽培環境が適切かどうか再検討をしましょう。 用土(鉢植え) 鉢は深鉢を使います。
用土は、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせて使います。少し乾きすぎるようなら軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。 植えつけ、 植え替え 2月から3月に行います。鉢植えの場合は毎年、または1年おきに植え替えます。庭植えの場合は3年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。 ふやし方 株分け:植え替えの際に、自然に分かれている部分で分けます。大きな芽であれば1本にしても大丈夫です。 さし木:5月から6月に、茎を3~5節つけて切り、清潔な用土(川砂、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライトなど)にさします。
タネまき:秋にタネをとり、2月から3月にまきます。用土は親株のものと同じで問題ありません。園芸品種では親株よりよい花は期待できません。 主な作業 打ち水、葉水:7月から9月の暑く乾燥する時期に湿度を保つため、1日に2~3回、株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけます。
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玲儿
2017年08月02日
ジョウロウホトトギスの基本情報 学名:Tricyrtis macrantha 和名:ジョウロウホトトギス その他の名前:トサジョウロウホトトギス 科名 / 属名:ユリ科 / ホトトギス属 特徴 日本には10種ほどのホトトギスの仲間(Tricyrtis)が自生していますが、ジョウロウホトトギスは、四国の太平洋側の地域に特産する種類で、山地の渓谷の湿った岩場や崖に見られます。釣り鐘形で明るい黄色で長さ5cmほどの花を、葉のわきに1~2輪咲かせます。内側に赤紫色の斑点が多数あり、質は厚くてロウを塗ったような光沢があります。葉は幅広くて光沢は少なく、毛が生えていています。茎は長さ40~100cm、弓なりに伸びて垂れ下がるので、茎が垂れてもよいような場所に植えたり置いたりします。
ジョウロウホトトギスの仲間には、キイジョウロウホトトギス(T. macranthopsis)、サガミジョウロウホトトギス(T. ishiiana)、スルガジョウロウホトトギス(T. ishiiana var.surugensis)があります。サガミジョウロウホトトギスとスルガジョウロウホトトギスは、日照や湿度、温度の変化に弱くて育てにくく、栽培を推奨できません。 種類(原種、園芸品種) キイジョウロウホトトギス Tricyrtis macranthopsis 紀伊半島の特産。ジョウロウホトトギスの仲間では比較的育てやすい。一般に「ジョウロウホトトギス」の名で流通するのは本種。
キイジョウロウホトトギス‘紀伊牡丹’ Tricyrtis macranthopsis ‘K〓 botan’ 細い花弁が幾重にも重なる、完全な八重咲きの園芸品種。開花期間は長く、性質も比較的強い。 キバナノツキヌキホトトギス Tricyrtis perfoliata 宮崎県の尾鈴山の渓谷の湿った岩場に見られる。茎は垂れ、花は上向きに咲く。最大の特徴は、葉の基部が茎を取り巻くこと。花期は10月。
タマガワホトトギス Tricyrtis latifolia 日本列島の山地の森林に見られる。茎はまっすぐ立ち上がる。花期は7月から9月。暑さと乾燥に弱く、寒冷地以外での栽培は難しい。
‘天の川’ Tricyrtis ‘Amanogawa’ ホトトギス‘白楽天’にキバナノツキヌキホトトギスを交配した園芸品種。10月、紫色の細かな斑点が少数散った乳白色の花が咲く。性質は丈夫で、葉焼けしにくい優良種。
‘琥珀’ Tricyrtis ‘Kohaku’ ジョウロウホトトギスとヤマホトトギスの交配種とされるがはっきりしない。10月、アズキ色の斑点が密に入る乳白色の花が咲く。性質は丈夫で、葉焼けしにくい優良種。
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2017年08月01日
ショウジョウバカマの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 鉢植えは、午前中は日なたで午後は明るい日陰になる場所か、一日中明るい日陰で栽培します。日ざしが強くなる6月から9月上旬の間は50~60%の遮光下に置き、日焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。積雪地なら雪の下に埋めても大丈夫です。 庭植えは落葉樹の下などが好適です。乾燥の激しい場所は避けます。鉢植え用の用土を客土して植えます。
水やり 鉢植えは、表土が乾いたら十分に水を与えます。 庭植えは、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。 肥料 植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で一つまみ施します。 3月から9月にかけて、月2~3回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。液体肥料は、3月から5月はチッ素主体のものを、6月以降はリン酸とカリウム主体のものを用います。真夏の時期は3000倍程度にしたほうが無難です。
病気と害虫 病気:ほとんどありません。 害虫:ナメクジ ほとんどありませんが、新芽の展開時にナメクジの食害を受けることがあります。 用土(鉢植え) 赤玉土小粒(または桐生砂小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせたもので植えます。少し乾きすぎるようなら、軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。 植えつけ、 植え替え 植え替えは5月から6月に行います。鉢植えは1年おきに植え替えます。庭植えは3~5年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。寄せ植えや盆栽仕立てにするために、秋や冬に植え替える場合は防霜シートなどをかけて保護しておきます。
ふやし方 葉ざし:栄養状態がよく、大きく育った株の葉の先端からは、新芽が出てきます。葉の先端に薄く水ゴケなどをかぶせてピンで押さえておきます。 タネまき:5月に実ったタネをとりまきにします。タネは寿命が短く、保存できないので、タネをとったら直ちにまいてください。用土は親株と同じで問題ありませんが、山ゴケかヤシ殻チップの量をほんの少し多くして、安定した湿り気を保てるようにします。
主な作業 葉水・打ち水:7月から9月の暑く乾燥する期間は、湿度を保ち、葉が傷まないようにするために行います。打ち水は株の周囲に1日1回水をまき、葉水も1日1回、霧吹きで株にかけます。
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2017年08月01日
ショウジョウバカマの基本情報 学名:Helonias orientalis(Heloniopsis orientalis) 和名:ショウジョウバカマ 科名 / 属名:シュロソウ科 / ショウジョウバカマ属 特徴 ショウジョウバカマは山地の湿った谷沿いの斜面や森林、ときに亜高山帯の万年雪の近くの湿った草原に見られる多年草です。 葉は細長くて光沢があり、根元から放射状に広がります。栄養状態のよい株では、葉の先端から新芽を出します。葉の中心には翌年の新芽があります。花は径1cm程度で、花茎の先端に径3~5cmほどの球状にまとまってつきます。花色はふつう赤紫色ですが、地域によってピンクや紫など変化があります。花茎は、開花時には10cm前後ですが、花後急激に伸びて30~50cmに達します。 ※科名:ユリ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種) コチョウショウジョウバカマ(シロバナショウジョウバカマ、ツクシショウジョウバカマ) Helonias breviscapa (Heloniopsis orientalis var. breviscapa、H. orientalisvar. flavida) 関東地方南部から九州の低山に見られる。ショウジョウバカマに似て、白から薄い紫色の花を咲かせる。長らくショウジョウバカマの変種とされてきたが、近年さまざまな変種を統合したうえで、本種は別種とされた。
ヤクシマショウジョウバカマ Helonias breviscapa Yakushima form (Heloniopsis orientalis var.yakusimensis) 屋久島に特産する、コチョウショウジョウバカマの小型のタイプ。株の直径は10cm前後で、開花時の草丈は3cm余りしかない。性質はややデリケート。かつてはショウジョウバカマの変種として扱われていた。
コショウジョウバカマ(ヒメショウジョウバカマ) Helonias kawanoi (Heloniopsis kawanoi) 南西諸島の渓流沿いに自生する極小型種。株の直径は5〜10cm弱、開花時の花茎の高さは5〜7cm。花は秋に咲き、薄いピンク色。葉は薄く、日焼けに注意が必要。耐寒性に乏しいため、冬は室内に入れて5〜10℃を保つ。
ヘロニアス・チベチカ Helonias thibetica (Ypsilandra thibetica) 中国南西部からチベット東部に分布。葉は革質で強い光沢がある。春に白い花を咲かせる。ショウジョウバカマと同様に栽培できるが、冬は北風や強い凍結から保護する必要がある。
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2017年08月01日
宿根アスターの基本情報 学名:Aster その他の名前:孔雀アスター 科名 / 属名:キク科 / シオン属(アスター属) 特徴 シオン属の多年草という意味では、ノコンギクやシオン、チョウセンシオンも含まれるのですが、一般的に宿根アスターと呼ばれるものは「ミカエルマス・デージー」と呼ばれる華やかな色合いの花を咲かせるものと、「孔雀アスター」の名で総称される小さな花が無数に咲くタイプのものなど、いずれも北米原産種の選別品種と交配種が中心になっています。 ミカエルマス・デージー(Michaelmas Daisy)は主にユウゼンギクを指し、これに似たネバリノギクなども含めます。ミカエルマスとはキリスト教の祭祀で9月29日のことで、このころに花盛りを迎えることからついた呼び名です。茎はまっすぐに伸び、高さ40~180cm、多くは100cm前後です。上部で多数の枝を出して花をつけます。花はおよそ3~4cm、紫系統の濃淡を基本に、白、ピンク、えんじ色、紅色などがあります。大部分はユウゼンギクとネバリノギクの園芸品種で、膨大な数があります。 孔雀アスターの名で総称される一群の園芸植物は、アスター・エリコイデスとキダチコンギクの園芸品種、および‘白孔雀’とユウゼンギクとの交配種などが中心になっています。茎はまっすぐ、またはやや弧を描いて伸び、高さ70~180cm、多くは120cm前後です。上部で細い枝を多数伸ばして1~2cmの小さな花を無数に咲かせます。色彩は白を基本として、薄いピンク、紫、青紫があります。
種類(原種、園芸品種) ‘白孔雀’(しろくじゃく) Aster ‘Shirokujaku’ 1960年代から埼玉県で栽培され始めた園芸品種。10月から11月にかけて、花径1.5cmほどの白い花を咲かせる。草丈150cm前後になり、上部で多数の枝を出す。現在は切り花用にさらに改良されたものが同じ名前で流通している。
育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 年間を通して日なたで育てます。夏も日よけなどは必要ありません。日陰では栽培できません。 水やり 鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合、晴天が続かないかぎり水やりの必要はありません。 肥料 植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、3号鉢で一つまみ施します。4月から9月にかけて、1か月に2回、液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。肥料が多すぎると姿が乱れるので、少なめを心がけましょう。豪華に咲かせたい場合は、春の間だけ親指大の油かすの玉肥を3号鉢で1~2個追肥します。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
病気と害虫 病気:うどんこ病、宿根アスター菌核病、さび病 宿根アスター菌核病は春に茎が茶色く腐ったようになり、枯れてしまいます。枯れた茎の中には3mmほどの茶色や黒の塊(菌核)があります。枯れた茎はなるべく早めに切り捨てて処分します。 さび病は10月から11月に茎や葉に赤茶色のさびのような斑点が多数つきます。枯れませんが、生育が衰え、見た目が悪くなります。感染した茎や葉を取り除き処分します。周囲にキク科の雑草が茂っている場合は、それらを残らず抜いて発生源を断ちましょう。 害虫:ハモグリバエ(エカキムシ)、アワダチソウグンバイ、アザミウマ、アブラムシ ハモグリバエ(エカキムシ)はヨメナスジハモグリバエというハエの一種で、6月から9月に発生し、葉の中を食い進んで不規則な線を描きます。先端部分にいるので爪で押しつぶすか、数が多い場合は薬剤などを散布します。
アワダチソウグンバイはグンバイムシの一種で、6月から10月を中心に発生し、セイタカアワダチソウで越冬します。葉の裏に寄生して汁を吸います。葉の表面が白くかすれたようになり、ひどい場合は葉が黄色く変色して落葉します。ふんにカビが生えて黒く汚れる(すす病)こともあります。 用土(鉢植え) 水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。 植えつけ、 植え替え 2月から3月の芽出し直前に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けします。予定外の場所に生えてきたものは抜くか、早めに移植します。
ふやし方 株分け:2月から3月の芽出し直前に株を分けます。3~5芽で1株になるようにハサミで切り分けます。 さし芽:5月から6月に、新芽の先端をさします。茎の途中の部分を使っても根づきますが成長が劣ります。 主な作業 切り戻し:枝を多くして花数をふやすために、5月から6月に1/3から半分ほどを残して上部を切り取ります。 花がら摘み:花が終わったものが多くなったら、花のついている茎の上部を切り取ります。 支柱立て:茎が倒れやすいもので行います。茎に1本ずつ添えるよりも、あんどん支柱を使ってまとめて支えるとよいでしょう。
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玲儿
2017年08月01日
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日なたから日陰まで、ほとんど場所を選ばず、植えっぱなしで手がかかりません。自生地では落ち葉が積もった木陰の傾斜地や岩場などで普通に見られ、幅広い環境に適応します。乾燥にも強く、水中でも生育します。 花つき実つきをよくするには、ある程度の日照を必要とします。 水やり 庭植えでは、ほとんど必要ありません。植えつけ後、しっかりと根づくまでは、土が乾いたら水やりします。 鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。かなりの乾燥に耐えますが、春の新葉の出るころと発蕾中は、乾燥させないほうが美しく育ちます。
肥料 庭植えでは、ほとんど必要ありません。 鉢植えでは、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。極端に肥料切れすると、葉色が悪くなり、新葉の数も減り、花も咲かなくなります。 病気と害虫 病気:ほとんど見られません。 害虫:ナメクジなど 柔らかい新芽や蕾が、ナメクジなどの食害を受けることがあります。
用土(鉢植え) 赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。水はけがよければ、土質はあまり選びません。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:真夏と真冬を除き、ほぼ一年中植えつけができます。植え場所には腐葉土などを混ぜてよく耕しておくと、根つきが早く、生育も良好です。 植え替え:庭植えでは、5~6年は植えっぱなしでかまいません。株のふえ具合や生育の様子を見て、株分けや植え直しを行います。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で株が老化してくるので、2~3年ごとに新しい用土で植え直します。 ふやし方 株分け:3~5芽のかたまりで株元を割ります。走出枝を切り分けて植えることもできます。ノシランは走出枝を出しません。
主な作業 枯れ葉取り:庭植えでは5~6年間くらいは放任でよく、枯れ葉もそれほど気になりませんが、株分けや植え直しのときには枯れ葉を取り除いておきます。 鉢植えや寄せ植えでは、枯れた葉を順次切り取ると見栄えがよくなります。
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玲儿
2017年08月01日
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の基本情報 学名:Ophiopogon japonicus 和名:ジャノヒゲ(蛇の髭) 科名 / 属名:キジカクシ科 / ジャノヒゲ属(オフィオポゴン属) 特徴 ジャノヒゲは、日本各地の林床などに自生する常緑の多年草です。ヤブラン(Liriope muscari)に似ていますが、花は下向きで茎は扁平となり、実が大きくて、秋に熟すと鮮やかなコバルトブルーになります。実は3月ごろまで残り、冬枯れの中で特に目立ちます。 細長い葉が地面を覆うように茂り、走出枝を出して広がるので、グラウンドカバープランツとして広く使われています。また、根の一部が紡錘形にふくらみ、これを乾燥させて薬用に使います。水中でも強く、アクアプランツとして熱帯魚の水槽で利用されることがあります。
チャボリュウノヒゲとも呼ばれる‘玉竜(ギョクリュウ、タマリュウ)’は、小型で葉が密につき、草姿が安定しているので造園の植栽での利用が多く、芝生のような景観をつくります。花壇やコンテナの寄せ植えでは、斑入りの‘玉竜錦’や‘白竜’、そしてオオバジャノヒゲ(O. planiscapus)の品種‘黒竜’がよく使われます。 同属に大型のノシラン(O. jaburan)があります。 ※科名:ユリ科で分類される場合もあります。 種類(原種、園芸品種) ‘玉竜’ Ophiopogon japonicus ‘Gyokuryu’(‘Tamaryu’) 緑化材料として利用が多い。チャボリュウノヒゲと呼ばれ、葉が小さく密生してマット状に茂る。
‘玉竜錦’ Ophiopogon japonicus ‘Gyokuryu Nishiki’(‘Tamaryu Nishiki’) ‘玉竜’の斑入り品種で小型。 ‘白竜’ Ophiopogon japonicus ‘Hakuryu’ 葉に白い斑がはっきりと入る品種。青い実とのコントラストが美しい。
‘黒竜’ Ophiopogon planiscapus ‘Kokuryu’ オオバジャノヒゲの品種で、葉色は黒い。
ノシラン Ophiopogon jaburan 日本では紀伊半島から沖縄に自生。学名に「ヤブラン」とつけられたほど、ヤブランに似ている。斑入りノシランの利用が多い。
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玲儿
2017年08月01日
シャスタデージーの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりと水はけのよい場所で育てます。粘土質の土壌であれば、パーライトや堆肥などの有機物を加えて改良します。夏の西日は苦手なので、鉢植えであれば半日陰に移し、庭植えであれば、より草丈の高い植物の陰になるような位置に植えつけるとよいでしょう。
水やり 土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。 肥料 植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも同様の肥料を追肥します。 病気と害虫 害虫:アブラムシ 春と秋にアブラムシが多発します。花の終わった花茎は早めに切り、発生したら速やかに駆除しましょう。
用土(鉢植え) 水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。 植えつけ、 植え替え 春または秋に、株間を30~50cmくらいとって植えつけます。秋遅くに植えつけた場合は、初年度のみマルチングなどをして防寒します。
ふやし方 株分け、さし芽でふやします。株分けは、9月、または3月中旬から4月に、長い茎葉を切り詰め、2~3芽に切り分けます。さし芽には、梅雨どきに切り戻した枝を用いるとよいでしょう。
主な作業 花がら摘み:花が終わったら、花茎を株元から切ります。
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玲儿
2017年08月01日
シャスタデージーの基本情報 学名:Leucanthemum × superbum 科名 / 属名:キク科 / レウカンテマム属 特徴 シャスタデージーは、アメリカの著名な育種家ルーサー・バーバンクがフランスギクに日本のハマギクを交配して作出した園芸品種です。宿根草ですが、タネも販売されており、春まきすれば翌年に、秋まきすれば翌々年に開花します。 秋から冬はロゼットになり、春になると花茎を伸ばして、その先端に花径5~10cmの花を咲かせます。花はマーガレットに似ており、マーガレットが咲き終わったころから開花するので、両者を混植すると白花が移り行き、長期間ホワイトガーデンを楽しむことができます。花形は一重、八重、丁子咲きなどさまざまです。耐寒性に富み、常緑なので、冬の花壇が寂しくなりません。
種類(原種、園芸品種) ‘銀河’ Leucanthemum × superbum ‘Ginga’ 花芯が青みがかり、透明感のある純白の丁子咲きで大輪。草丈80cmほど。5月中・下旬開花。 ‘スノー・レディー’ Leucanthemum × superbum ‘Snow Lady’ 草丈25cmほどの極矮性品種。花径約6cmで花立ちがよい。 ‘オールド・コート’ Leucanthemum × superbum ‘Old Court’ 細弁花。耐暑性に優れる。 ‘アラスカ’ Leucanthemum × superbum ‘Alaska’ 草丈80cmほど。花径約8cmの大輪で、透明感のある純白の花。花立ちがよい
育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりと水はけのよい場所で育てます。粘土質の土壌であれば、パーライトや堆肥などの有機物を加えて改良します。夏の西日は苦手なので、鉢植えであれば半日陰に移し、庭植えであれば、より草丈の高い植物の陰になるような位置に植えつけるとよいでしょう。 水やり 土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。 肥料 植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも同様の肥料を追肥します。
病気と害虫 害虫:アブラムシ 春と秋にアブラムシが多発します。花の終わった花茎は早めに切り、発生したら速やかに駆除しましょう。 用土(鉢植え) 水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。 植えつけ、 植え替え 春または秋に、株間を30~50cmくらいとって植えつけます。秋遅くに植えつけた場合は、初年度のみマルチングなどをして防寒します。
ふやし方 株分け、さし芽でふやします。株分けは、9月、または3月中旬から4月に、長い茎葉を切り詰め、2~3芽に切り分けます。さし芽には、梅雨どきに切り戻した枝を用いるとよいでしょう。 主な作業 花がら摘み:花が終わったら、花茎を株元から切ります。
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2017年08月01日
シャガの基本情報 学名:Iris japonica 和名:シャガ(射干) その他の名前:胡蝶花(こちょうか) 科名 / 属名:アヤメ科 / アヤメ属 特徴 シャガ(Iris japonica)は日本各地の低地や人里近くの湿った森林に普通に見られる、常緑多年草です。葉はやや厚く強い光沢があって垂れます。春に茎を斜めに伸ばして、その先に白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。長い地下茎を伸ばし、その先に芽をつくってふえるので、大きな群落をつくるのが普通です。日本のものはタネができませんが、原産地の中国にはタネができるものがあって変異があり、いくつかの優れた個体が選別されています。
種類(原種、園芸品種) スジシャガ Iris japonica ‘Variegata’ 葉に白い斑が入ったもの。『花壇綱目』ですでに紹介され、300年以上も栽培されている。 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 やや湿り気のある、明るい日陰で育てます。かなりの日陰に耐えますが、あまり暗すぎると花つきが悪くなります。 水やり 鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。極端な乾燥は好みません。水切れを繰り返すと葉が傷み、生育が悪くなります。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
肥料 花後に親指大の油かすの玉肥を5号鉢で2~3個施します。葉の色が悪いようなら、その際に三要素等量配合の液体肥料を1週間おきに2~3回施して回復させます。庭植えの場合は特に必要ありません。 病気と害虫 ほとんどありません。
用土(鉢植え) 水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。乾きやすい土は向きません。 植えつけ、 植え替え 基本的に花後に植え替えますが、3月ごろや9月ごろでもかまいません。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありませんが、3年ごとに掘り上げて株分けします。予定外の場所に生えてきたものは抜くか、早めに移植します。
ふやし方 株分け:植え替え時に株を分けます。3~5芽で1株になるようにハサミで切ります。 主な作業 花茎切り:花が終わった花茎を見苦しく思うなら切り取ります。タネはできないので放置しても実用上は差し支えありません。
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