▼栽培カレンダー 目次 サルビアの基本情報 サルビアの育て方 サルビアの育て方 まとめ サルビアのその他色々 サルビアの基本情報 サルビアの仲間は熱帯から亜熱帯に分布し900種以上に及び、ハーブや観賞用として幅広く利用されています。宿根性の種が多いですが一・二年草から木本性の低木になるものもあります。19世紀初頭にヨーロッパに伝わり改良が進みました。耐暑性はありますが耐寒性は種によってさまざまで、多くのものは日当たりと水はけの良い環境でしかも乾燥しないところでよく育ちます。燃えるような赤い花をつけるブラジル原産の「スプレンデンス」が最も一般的です。暑さに強い性質や花期が長いことから夏から秋にかけての花壇材料によくつかわれ、公園や街路などの公共花壇でもよく用いられます。 サルビアの基本情報科・属シソ科サルビア属英名Sage Salvia Scarlet sage学名Salvia原産地南米・北米出回り時期5月~7月育てやすさ★★★★☆ サルビアの種類・品種 熱帯南アメリカ原産の一年草で草丈1mになる「サルビア・コッキネア」は分枝性が強く花色はピンク、白、赤や2色咲きなどがあります。通称ブルーサルビアと呼ばれ草丈50センチほどになる「サルビア・ファリナセア」は茎が直立してラベンダー色や青、白の花色があります。メキシカンブッシュセージと別名呼ばれる多年草で草丈1mになり、花は赤紫色から紫色でビロード状の毛がはえている「サルビア・レウカンサ」、草丈1mに達しますが園芸品種が多く矮性でコンパクトになり花色は赤だけでなく白、ピンク、紫などがある「サルビア・スプレンデンス」などがあります。 ▼ビロード状の花が美しいサルビアレウカンサ サルビアの育て方用土 花期が長いので堆肥と元肥を加えてよく耕し、土づくりを丁寧に行います。鉢植えの場合は市販の花用の培養土を使うか赤玉土7:腐葉土3の割合で土を作りましょう。 種まき 種類によって異なりますが発芽適温が25度~30度と発芽に高温が必要なものが多いためあまり早い時期にタネをまくとなかなか芽がでてきません。5月上旬を目安にしてこれより早くまく場合は加温が必要です。発芽には1週間ほどかかり、発芽率はあまりよくありません。 苗の選び方 茎が太く充実していて葉色が濃く黄色く変色していないもの。葉に茶色い斑点やアブラムシなどの害虫がついていないものを選びましょう。 植え付け 日当たりと水はけが良い場所を選び、スプレンデンスのような背の低い品種は20センチ間隔に、コッキネアのような高性種は30センチほど株間をあけて植え付けます。 水やり 花壇植えにする場合は定植直後にたっぷりと水をやり根付いてしまえばあとはほとんど必要ありません。ただし乾燥した高温の日が続き葉がしおれたりする場合は早朝か夕方にたっぷりと水やりをします。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしますが常に湿った状態にならないように注意しましょう。 追肥 9月頃に緩効性の化成肥料の粒剤を株元に施します。サルビアは肥料がやや多めに与える方が良く生育し特にチッソとリン酸分をしっかり与えましょう。 剪定 花が咲き終わった枝は葉が5枚以上ついているところで花穂ごと切り取ります。切ったあとから新しい芽が伸びて再び花が咲きます。 病害虫 ヨトウムシなどの害虫がつきやすいので、オルトラン粒剤などの殺虫剤を土に混ぜ込んでから定植すると予防できます。病気はうどんこ病などが発生しやすいため傷んだ葉や花がらはこまめに取り除き、病気を確認したら薬剤散布で防除しましょう。 ヨトウムシ ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。ハスモンヨトウ、シトシタヨトウなどの種類も含めヨトウムシと呼ばれてます。昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。一度に大量に産卵します。葉裏に大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をしましょう。こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。見つけたら捕殺しましょう。 うどんこ病 植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。 サルビアの育て方 まとめ ・植え付けは日当たりと水はけが良い場所を選びましょう 。 ・花がらつみは枝全体の花が咲き終わったらこまめに花穂ごときりとりましょう 。 ・水やりは常に湿った状態にならないようにめりはりをつけてやりましょう。 サルビアのその他色々サルビアの名前の由来 サルビアはラテン語のsalveo(健康である、健在する)を語源としていて、Salvia officinalis(ヤクヨウサルビア)やサルビア・スクラレア、サルビア・ホルミナムなどが葉に食欲を増進させる芳香をもつため、古くから医療用や香辛料用として広く栽培されていたことに由来します。 サルビアのふやし方 サルビアをふやす場合は株分けか挿し木で行います。株元から新芽が出る種類や地下茎が伸びるタイプは株分けで、それ以外は挿し木でふやすとよいでしょう。まず株分けは3月~5月か9月~10月に行います。株を掘り上げたら土を落とし枯れた枝や葉を除去します。次に根をほぐして分け、鉢などに植えなおします。挿し木の場合は気温が20度以上の時期に行います。充実した枝を8センチほどの長さに切って葉は大きさを半分に切り、下の方の葉は取り除きます。清潔な赤玉土などの挿し木用土に挿して明るい日陰においておきます。2週間から3週間ほどで発根したら鉢にあげましょう。 サルビアの蜜 子供のころにサルビア・スプレンデンスやミクロフィラの花をとって甘い蜜を吸った経験のある人もいると思いますが、その成分にはわずかですがアルカロイドが含まれています。あまりたくさん吸うと健康を害することがあるようなので気をつけましょう。 花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!花・植物を楽しむインドア編では、観葉植物、インテリアグリーン、インテリアや雑貨など主に室内で楽しめる情報をまとめました。 室内の観葉植物をオシャレに飾ったり、100均DIYでインテリアをつくるアイデアから植物を育てている上でのトラブルや病害虫の対策などなど盛りだくさん。 屋外で楽しもう! 花・植物を楽しむアウトドア編では、庭やガーデニング、玄関・ポーチのアレンジやベランダなど主に屋外で楽しめる情報をまとめました。 こんな素敵なガーデンにしたい!といったアイデア、アレンジから害虫が出てて困っている、庭木の剪定はどうしたらいいの?といった悩みなど盛りだくさん。 コチラから
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