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玲儿
2017年07月16日
アスクレピアスの基本情報 学名:Asclepias 和名:トウワタ(A. curassavica)、オオトウワタ(A. syriaca)、ヤナギトウワタ(A. tuberosa) 科名 / 属名:キョウチクトウ科 / トウワタ属 特徴 アスクレピアスの仲間は、長い絹状の毛をもつタネの姿からトウワタ(唐綿)の和名でも呼ばれます。茎に傷をつけると白い汁を出すのも特徴です。この白い汁が茎の切り口をふさぎ、しおれる原因となるので、切り花にする際は、水切りするか、白い汁をふき取ると水あげがよくなります。
トウワタ属の植物は南北アメリカを中心に熱帯アフリカ、一部はアジアに300種以上が分布しています。多年草の種が多いのですが、日本でよく栽培されるクラサヴィカ(Asclepias curassavica)は庭植えで冬越しできないことが多く、一年草扱いされています。同じく栽培の多いツベロサ(A. tuberosa)は、庭植えで冬越しできる多年草です。ただし、花姿が似ているフウセントウワタ(Gomphocarpus physocarpus)は、同じくトウワタ属の植物と思われがちですが、フウセントウワタ属(ゴンフォカルプス属)に分類されます。 また、トウワタ属の植物は、北アメリカを1年で南北に数千kmも移動することで知られるチョウ、オオカバマダラの食草となることでも知られています。 ※科名:ガガイモ科で分類される場合もあります。
種類(原種、園芸品種) アスクレピアス・クラサヴィカ‘シルキー・ゴールド’ Asclepias curassavica ‘Silky Gold’ 切り花として人気がある。黄花品種。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・クラサヴィカ‘レッド・バタフライ’ Asclepias curassavica ‘Red Butterfly’ 切り花として人気がある。赤い花弁に黄色い副花冠のツートンカラー。草丈は70〜100cm。
アスクレピアス・ツベロサ Asclepias tuberosa 果実の形がパンヤノキ(Ceiba pentandra)に似ていることと、宿根しやすいことから「宿根パンヤ」とも呼ばれる。草丈は50〜80cm。
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玲儿
2017年07月16日
アサリナの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日当たりがよく、水はけのよい肥沃な土壌の場所で育てます。「緑のカーテン」として利用することもできますが、真夏の西日に当たると葉焼けを起こすことがあります。南側であれば問題ありません。多湿を嫌うので、水はけの悪い土壌の場合は、腐葉土などを混ぜて土壌改良します。 水やり 鉢植え、庭植えともに、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
肥料 元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や、用土に混ぜておきます。追肥は、鉢植え、庭植えともに、リン酸分の多い緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を定期的に施します。肥料切れさせないように規定量を施しますが、多肥にすると花つきが悪くなるので注意します。 病気と害虫 害虫:オンシツコナジラミ 体長1mmほどの白い虫で、葉裏について植物の汁を吸い、植物の生育が悪くなります。早期発見に努め、登録のある薬剤で駆除します。 用土(鉢植え) 水はけがよく、通気性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え 5月から6月、ポット苗の根がほどよく回ったら、植えつけます。鉢植えの場合は、できるだけ深いプランターや鉢を用います。苗の間隔は、25~30cmが目安です。 ふやし方 タネまき:放任でも結実し、小さなコンペイトウのようなタネがとれます。発芽適温は20~25℃とやや高温性なので、ヤエザクラが散ったころからがタネのまきどきです。ごく薄く覆土をします。 さし木: 5月から6月ごろ、伸びた茎の先端を8cmくらい(5節くらい)切り、一番下の節が土に埋まるように、清潔な用土にさします。
主な作業 摘心:本葉が3枚前後のころと、7枚前後のころに茎の先端を摘み取り、枝数をふやします。 花がら摘み:花が終わったら、こまめに花のつけ根のところで摘み取ります。
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玲儿
2017年07月16日
アサリナの基本情報 学名:Asarina 科名 / 属名:オオバコ科 / アサリナ属(キリカズラ属) 特徴 アサリナはつる性の植物で、葉柄と花柄が巻きひげのようになって支柱などに巻きつきながら、2~5mくらいまで伸びます。キンギョソウに似たベル形の花が特徴です。流通している種はアサリナ・バークレイアナ(Asarina barclaiana)が多く、フェンスやオベリスクに絡ませたり、「緑のカーテン」として利用されたりしています。こんもり仕立てて、ハンギングとして楽しむこともできます。花つきは悪くはないのですが、花の大きさが4cmくらいとやや小さいので、寂しいと感じたときは、数色を混植すると華やかな印象になります。
生育旺盛で、つるは自然に支柱やネットに巻きついていきますが、最初に立ち上がって登り始めるときだけ、ネットにきれいに広がるように誘引します。そうしないと、地面の上を這ってぐちゃぐちゃに絡まり合ったり、なかなか登らなかったりすることがあります。また、つるは細く、あまり太い支柱だと巻きつきづらいので、細い支柱か10cm角ほどのネットを用いるのがよいでしょう。 耐寒性はさほど強くないので一年草として扱われますが、本来は多年草であり、四国や九州などの暖地の霜の当たらないところでは冬越しすることもあります。
種類(原種、園芸品種) アサリナ・バークレイアナ Asarina barclaiana メキシコ原産の普及種。和名はツタバキリカズラ。葉は無毛。葉と花がやや小さめで、涼やかな印象。(写真は「すだれ」シリーズ)
アサリナ・プロクンベンス Asarina procumbens フランス南部、スペイン西北部原産。つるが這うように広がる。葉には軟毛が生える。花色は白〜淡黄色。水はけのよいところで育てるとよい。ほかの種よりも寒さにやや強い。
「グラリオ」シリーズ Asarina cv. 葉と花はやや大きめ。生育旺盛でよく繁茂し、花つきがよい。(写真は「グラリオローズレッド」)
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玲儿
2017年07月16日
アザミの仲間の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 ノアザミの場合、風通しのよい日なたで栽培します。庭植えにする場合は、あまり乾燥しすぎる場所は避けます。 フジアザミのような崩壊地や、やや高い山に生える種類の場合は、ロックガーデンを築くか、高山植物用の用土を客土した場所に植えます。また、森林に生える種類は夏の間40~50%前後の遮光をして、日焼けを防ぎます。 大型の種類の場合、鉢栽培は難しいので庭植えで管理します。 水やり ノアザミの場合、表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合はよほど乾燥が続かないかぎり、不要です。キセルアザミのような湿地性の種類の場合は、浅く腰水にして乾燥を防ぎます。
肥料 ノアザミの場合、芽が出始めてから株が成長している間はチッ素、リン酸、カリウムの3要素が等量配合の緩効性肥料を5号鉢で三つまみ施します。さらに草花用の液体肥料を月2回、1000倍に薄めて追肥します。施しすぎると枝葉ばかり茂るので、少なめを心がけます。地植えの場合は特に施さなくても大丈夫です。 ほかの種も同様に、植物の大きさに合わせて量を加減します。 病気と害虫 病気:特にありませんが、ときにうどんこ病の発生を見ます。 害虫:特にありませんが、ときにアブラムシの発生を見ます。
用土(鉢植え) ノアザミなど低地に見られる種は、草花用の培養土でよく育ちます。険しい斜面や山地に生えている種は高山植物用の培養土を使います。 植えつけ、 植え替え 鉢植えの場合、毎年2月から3月に行います。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありません。 ふやし方 タネまき:タネでふやすのが最もよいふやし方です。2月から3月にまきます。順調に成長した株はタネをまいた翌年に開花します。 株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれている部分を外すか、あるいは根をつけて切り分けられる部分があれば、そこを切って分けます。切った場合は炭の粉などをつけて切り口を覆っておきます。
主な作業 支柱立て:種類によっては茎が倒れやすいため、支柱を立て倒れるのを防ぎます。 交配:アザミの仲間は放置すると交雑するため、純粋なタネを得たい場合は、蕾のうちから袋かけをして虫の侵入を防ぎ、人工交配をします。何回かに分けて行いましょう。交配後は再び袋をかけておきます。 花がら摘み:タネをとらない場合は、交雑しないよう、花が終わったら切り捨てます。
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2017年07月16日
アザミの仲間の基本情報 学名:Cirsium 和名:アザミ(薊) 科名 / 属名:キク科 / アザミ属 特徴 アザミの仲間で最も多く栽培されているのはノアザミ(Cirsium japonicum)で、切り花用の「ドイツアザミ」はノアザミの改良種です。 ノアザミは、日本列島の海岸沿いからやや高い山の、日当たりのよい草原や道端に生えています。そのほか中国東部、台湾にも分布します。きわめて花の時期が長く、春から秋にかけて開花します。花は直径3cmで、茎の先端に上向きに1~3輪つき、総苞が粘ることや、根元の葉は開花時には枯れているのが特徴です。分布域が広いだけあって各地にさまざまな亜種や変種が見られ、その土地のほかのアザミと交雑して雑種をつくっていることもしばしばです。 アザミの仲間は世界におよそ300種あります。日本にはそのうちの1/3が集中しており、大部分が日本列島の特産で多くは限られた地域にのみ見られます。日本列島全土の亜熱帯の海岸から亜高山帯まで、また湿地帯や崩壊地、森林など、さまざまな場所のいろいろな環境に生えています。 アザミの仲間は種類の識別が難しいことで知られています。識別するには花の大きさ、つき方、総苞の形、総苞片の形とつき方、開花期に根元の葉(根出葉)の有無などを確認することが必要です。 属は異なりますが、アザミの仲間と花が似ていてよく栽培されるものに、タムラソウ、ヒゴタイ、オヤマボクチなどがあります。これらは栽培方法もアザミの仲間と同じです。 種類(原種、園芸品種) フジアザミ Cirsium purpuratum 日本で最も大きな花を咲かせるアザミ。本州中部地方の山地の、日当たりのよい荒れ地や崩壊した斜面などに生える。草丈50〜150cm、花は夏の終わりから秋に咲く。花は直径60m前後にもなり、垂れ下がる。開花時にも根出葉が残って直径1mほどに広がる。白花のシロバナフジアザミもあり、流通している。
ナンブアザミ(広義) Cirsium nipponicum 東北地方から近畿地方、四国の低地からやや高い山の草原まで広く見られる。草丈1〜2mになり、秋に直径2cm強の花が多数、横向きに咲く。総苞片は反り返り、開花時に根出葉はない。各地にさまざまな変種があり、関東地方では変種のトネアザミ(タイアザミ)が普通に見られる。 キセルアザミ(マアザミ、サワアザミ) Cirsium sieboldii 本州、四国、九州の山地にある明るい湿地の流れのそばや水辺に生える。草丈50〜100cm、秋に直径3cmほどの花を、茎の先に通常1〜2輪、下向きから横向きに咲かせる。開花時も根出葉がきれいに残り、茎にほとんど葉はないか少ない。とげも小さい。 キルシウム・アコーレ(チャボアザミ、クキナシアザミ) Cirsium acaule(Carduus acaulis) ヨーロッパから西アジアの石灰岩地の草原に生える。学名は「茎がない」という意味。草丈は5〜15cmとたいへん低く、タンポポのような姿で、直径3cm前後の花を上向きに咲かせる。根はゴボウ状で深く伸びるため、ロックガーデンか深鉢に植えるのがよい。株分けが困難なので、タネまきでふやす。 タムラソウ Serratula coronata subsp. insularis 本州から九州、朝鮮半島の低地からやや高い山まで広く見られ、明るい草原に生える。アザミに似ているがとげがなく、葉は羽状に裂けする。草丈50〜120cm、花は夏の終わりから秋に咲き、直径3cmほどで、枝分かれする茎の先につく。
セッラツラ・セオアネイ Serratula seoanei フランス南西部からポルトガル北部にかけての地域が原産。草丈15〜30cmほどで葉が細い。秋に咲く花は直径2cmほどで、多数枝分かれする茎の先につく。株立ちとなり、ゆるいクッション状に茂る。済州島タムラソウ、丹那タムラソウ、細葉タムラソウの名で販売されている。 ヒゴタイ Echinops setifer 中国東部(湖南省、山東省)、朝鮮半島南部、日本列島西部(愛知県以西)の、丘や山地の草原に生える。現在の日本ではまれで、各地で保護活動が行われている。草丈は1〜2m、夏の終わりごろに瑠璃色の花を茎の先端に咲かせる。花は頭花が密集した球形で、径5cmほど。 エキノプス・リトロ(ルリタマアザミ、ウラジロヒゴタイ) Echinops ritro ヨーロッパから中央アジアの草原に生える。草丈100〜120cm、ヒゴタイと同様の花を夏に咲かせ、切り花によく用いられる。花色は藍青色で濃淡があり、全体に毛が多い。よい個体は根ざしでふやすとよい。似たものにエキノプス・スフェロケファルス(セイタカヒゴタイ)があるが、花が白いので区別がつく。
オヤマボクチ Synurus pungens 北海道南西部、本州(青森県〜岐阜県)、四国にかけて分布し、山地の日当たりのよいやや乾いた草原に生える。草丈100〜150cmになり、秋に茎の先端に直径4cm前後の花をつける。葉はゴボウの葉に似ていて白い毛が多く、裏は白い。若葉を山菜として餅に入れたり、蕎麦のつなぎにする地方もある。
ハバヤマボクチ Synurus excelsus 朝鮮半島、本州(福島県以南)、四国、九州に分布し、山地の日当たりのよいやや乾いた草原に生える。草丈1〜2mになり、秋に茎の先端に直径4cm前後の花をつける。葉は三角形に近く、縁には浅く切れ込みが入っている。
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2017年07月16日
アゲラタムの育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 暑さや日ざしに強く、霜が降りるころまで長く咲き続けます。本来は多年草ですが、寒さに弱いため、春まき一年草として扱われます。日当たりと水はけのよいところであれば、土質もあまり選ばず、やせ地でも育てられます。極端な乾燥や、混みすぎによる蒸れには注意します。 水やり 庭植えでは植えつけるとき以外はほとんど必要ありません。鉢植えはしおれやすいので、乾いたらたっぷり与えます。過湿や排水不良は根腐れのもとです。
肥料 無肥料でも育つくらいで、少なめがよく、鉢植えでは、生育の様子を見ながら追肥を施します。肥料分が多いと葉が大きく茂り軟弱になりやすくなります。 病気と害虫 病気:灰色かび病 梅雨どきなど雨天が続くと灰色かび病が出やすくなるので、混みすぎに注意します。 害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニ 成長期にはアブラムシやヨトウムシの防除を行います。夏の乾燥期には、ハダニがつくことがあります。
用土(鉢植え) 一般の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などで育てられます。 植えつけ、 植え替え 植えつけ:タネをまいて発芽したら、本葉4枚くらいのときにポットに仮植し、根が回ったら花壇などに植えつけます。花の咲いたポット苗の流通も多く、これを利用するのも便利です。
ふやし方 さし芽:さし芽で容易にふえます。 タネまき:タネをとってまくこともできますが、個体差がかなり出るので、毎年タネを購入するのが確実です。発芽適温は20~25℃で、まいてから5~7日で発芽します。ポットや平鉢などを利用し、肥料分の少ない用土に、混みすぎないように薄くまきます。好光性なので覆土はしません。
主な作業 刈り込み:ほとんど手がかからず、放任でもよいくらいですが、混みすぎたり、伸びすぎてしまったものは、適宜刈り込みます。 間引き:鉢やプランターなどを使って直まきで育てる場合は、間引きを行います。
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玲儿
2017年07月16日
アゲラタムの基本情報 学名:Ageratum 和名:カッコウアザミ その他の名前:オオカッコウアザミ 科名 / 属名:キク科 / カッコウアザミ属(アゲラタム属) 特徴 アゲラタムは、さわやかな涼感のある淡いブルーの花色と、ふんわりとしたソフトな質感が魅力の花です。サルビアやマリーゴールドなどとの組み合わせは相性がよく、花壇やコンテナなどでの利用が多いポピュラーな花の一つです。丈夫で花期が長く、分枝して次々と花を咲かせながら、こんもりと大きく茂ります。草丈15cmくらいの矮性種から80cm近い高性種、桃花や白花もあり、花壇後方の植え込みからマッス植えや縁取り、さらに切り花にしてフラワーアレンジにと、幅広く利用されます。アゲラタム属は、熱帯アメリカに40種ほどあり、沖縄などで野生化しているものもあります。栽培されるのは主に、カッコウアザミ(Ageratum conyzoides)とオオカッコウアザミ(A.houstonianum)で、現在は花つきがよく、花がより目立つよう改良されたF1品種(一代雑種)の利用がほとんどです。
種類(原種、園芸品種) ‘トップ・ブルー’ 澄んだ青紫色。すらりと伸びた美しい立ち姿で、草丈が高く、花壇後方の植え込みや、切り花に向く。 ‘レッドシー’ 赤紫色。茎は細いが強くてしなやか。花つきのよい早生種。 「タイムレス」ミックス 青、桃、白の混合。花色の濃淡もあり、バラエティに富む。
「ハワイ」シリーズ 草丈15〜20cmくらいの早生種。ブルー、ホワイト、ロイヤル(赤紫)、スカイブルーがある。 「ハイタイド」シリーズ 草丈30〜60cmで、こんもりと茂りボリュームがある。青と白。
‘テトラ・ブルー・ミンク’ 草丈30〜40cm。4倍体で花が大きい。 ‘ホワイト・マリー’ 矮性の大輪種。早生で育てやすい。こんもりと茂り、ボリュームが出る。
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玲儿
2017年07月14日
レンブの基本情報 学名:Syzygium samarangense その他の名前:オオフトモモ、ジャワフトモモ 科名 / 属名:フトモモ科 / フトモモ属 特徴 レンブは、樹高10m以上になる常緑の熱帯果樹です。白い花が美しく樹姿も観賞価値が高いので、暖かい地方では庭園樹としても植えられます。光沢がある果実の色は、品種によってピンクや赤、白、緑色のものなどさまざまですが、濃い赤の果実は甘みが強く、台湾などで人気があります。味は、甘みの薄いナシのようで、白い果肉を皮ごと生食します。果実の保存性がよくないこともあって日本ではあまり流通していませんが、多くの熱帯地域では、喉の渇きを潤す果実として、よく栽培されています。 種類(原種、園芸品種) ‘黒真珠’ Syzygium samarangense ‘Kuroshinju’ 黒く見えるほど、果実が濃い赤に色づく品種。甘みがほどよく食感もよく、台湾などでは高級果実として取り引きされる。
育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日なたを好みます。10号以上の大きな鉢で育てれば、結実します。冬越しさせるには、室内の明るい場所で管理してください。 水やり 鉢土が乾いてから水やりをします。ただし、湿り気のある土壌を好むので、水切れさせないように注意してください。また、特に果実をつけている間は、十分に水を与えるようにします。冬は、乾かし気味に管理してください。 肥料 春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの有機質肥料を、規定量、置き肥で施してください。 なお、春先と収穫後には、規定量よりやや多めに肥料を施すと、果実の肥大や株の充実を促します。 病気と害虫 病気:特にありません。 害虫:カイガラムシ 枝や葉が茂りすぎると、カイガラムシが発生することがあるので、風通しよく管理しましょう。
用土(鉢植え) 肥沃な用土が適するので、赤玉土小粒6、腐葉土3、堆肥1の配合土などを使用します。なお、10号鉢以上では赤玉土を、小粒と中粒等量ずつ混ぜて使うとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 根詰まりを起こすと生育が衰えます。2~3年に1回は、植え替えてください。 ふやし方 さし木:適期は4月から9月です。枝を5~7cmほどの長さで切って、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。 主な作業 剪定:適期は収穫後の8月から9月です。上方向に伸びる枝はつけ根で切ります。重なり合った古い枝や、内側に伸びる枝も切ってください。
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2017年07月14日
レモン類の育て方・栽培方法 育て方のポイント 栽培環境・日当たり・置き場 日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場ともに日当たり良好な場所を選びましょう。 水やり 鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
肥料 庭植えは、3月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、6月と11月に速効性化成肥料を追肥します。鉢植えは、3月、6月、10月に有機質肥料か緩効性化成肥料を施します。 病気と害虫 病気:潰瘍病など 葉や枝、果実に発生します。ミカンハモグリガの食害痕や風でこすれた傷口から感染します。ひどい場合は落葉します。 害虫:アブラムシ、アゲハの幼虫、ミカンハモグリガ(エカキムシ)、カミキリムシなど ミカンハモグリガは夏芽、秋芽を加害するので、幼木を早く大きくするには、この防除が欠かせません。
用土(鉢植え) 一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。 植えつけ、 植え替え 適期は3月下旬から4月中旬です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。 ふやし方 さし木:一般には行いませんが、レモンは比較的よく発根します。 つぎ木:一般にはタネをまいて育てたカラタチを台木にして、芽つぎまたは切りつぎを行い苗木をつくります。すでに植えている柑橘類につぎ木をしたい場合は、4月下旬から5月中旬にかけて、はぎつぎや腹つぎをします。
主な作業 剪定:3月から4月中旬にかけて行います。ただ枝を切り詰めるだけでなく、日当たりを配慮しての整枝が大切です。 摘蕾、摘果:蕾が多すぎる場合は間引きをします。房状に着花するので、中心花を残して側花を間引きます。レモンは隔年結果しにくいので摘果は必要ありません。その代わり、大きな果実から早く収穫して利用するようにします。
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2017年07月14日
レモン類の基本情報 学名:Citrus limon 和名:レモン(檸檬) その他の名前:ライム、シトロン、ブッシュカン 科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属 特徴 柑橘類はほとんど農薬を使用しなくてもつくれるので、家庭におすすめしたい果樹です。 レモン類は、柑橘類のなかでは耐寒性が弱いですが、近年は温暖化もあり、栽培可能地域が広がりました。ウンシュウミカンよりは耐寒性が弱いので、ウンシュウミカンの北限より少し南の地域です。しかし、-3℃以下の低温に見舞われる地域では注意が必要です。 レモンはよくなり、上手に栽培すれば、1本の木に200~300個ぐらいなり、長期間利用でき、1本植えておくと重宝します。レモンには周年開花の習性がありますが、中心は5月中旬~下旬ごろで、すばらしい香りを放つ淡い紫色の花が楽しめます。 種類(原種、園芸品種) メキシカンライム 一般にライムといえば本種を指す。30〜50gの小果だが、品質は最高。インド原産。耐寒性はレモンより弱く、潰瘍病に侵されやすい。果汁の酸は7〜8%で柑橘類中最も多い。 タヒチライム タヒチ島原産。果重100g前後で大きい。樹勢は強いが、とげはなく、葉色が濃い。耐寒性はレモンと同程度。 シトロン インド北東部原産。果形は一般に縦長で、大きさも大小さまざま。果皮はきわめて厚く、芳香はきわめて強いが、果肉、果汁は少なく、生食はできない。 ブッシュカン(仏手柑) 仏陀の手のイメージからこの名がある。多くは果肉もタネもない。観賞用に珍重される。耐寒性はレモンより弱い。 ‘リスボン’ ポルトガル原産。‘ユーレカ’とともにカリフォルニアレモンの中心品種。耐寒性が強く、日本で栽培するなら本種が最適といわれている。 ‘ユーレカ’ アメリカ・カリフォルニアだけでなく、多くの国で栽培されている。四季咲き性が強く、豊産であるが、耐寒性は‘リスボン’より弱い。 ‘ビラフランカ’ シチリア原産。果実の形質は‘ユーレカ’に似るが、開花性は‘リスボン’に似て春咲きが主。樹形は開張性で、とげは少ない。 ‘アレンユーレカ’ ‘ユーレカ’の選抜系でとげが少ない。果実は小ぶりでやや丸形。
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