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笼岛 みどり
2017年05月27日
目次 #ルピナス の基本情報 ルピナスの育て方 ルピナスの育て方 まとめ ルピナスのその他色々 ルピナスの基本情報 秋に種をまき、翌年または翌々年の春に花を楽しむ1、2年草です。花の色は赤、ピンク、オレンジ、黄、青、白など様々。冷涼で乾燥した気候を好むので、蒸し暑い日本ではほんとんどが一年草になります。冷涼な北海道ではルピナスの群生が観光名所となっている街もあります。1m以上に育つこともあり、空に向かって長い花穂に鈴なりの花をつけます。フジに似た花が上向きにつくことから、「ノボリフジ」「タチフジ」の別名もあります。また、葉の形がうちわに似ているので「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれることも。マメ科の植物なので、花の後は枝豆によく似たさやが育ちます。 ルピナスの花言葉 「貪欲」「想像力」「いつも幸せ」 可憐な小さい花をびっしりとつけるルピナスには、やせた土地でもどんどん養分を吸収して、旺盛に繁殖する力があります。その性質から花言葉は「貪欲」になりました。マメ科の植物ですが、ルピナスの実はとても渋く苦みがあります。苦いからこそ薬効があると信じられていたようで、ヨーロッパでは実を食べると明るい気分になったり、想像力が高まるといわれていました。そのため「想像力」「いつも幸せ」という花言葉もつけられています。3月の誕生花にもなっています。
ルピナスの基本情報科・属マメ科ハウチワマメ属英名Lupinus学名Lupinus原産地アメリカ、アフリカ、地中海沿岸部出回り時期2月~10月育てやすさ★★☆☆☆ ルピナスの種類・品種 北米産の原種を交配させた「ラッセルルピナス」は、花色が豊富で大きく育ちます。種まきを早めにしておくと、数本の花穂を立て見ごたえのある姿をみせてくれるので、コンテナや花壇で楽しめます。「ピクシー・デライト」は暖かい地域でも花をつけやすい品種です。移植の難しいルピナスですが、「テキサスマローン」「ブルーボンネット」などテキセンシス系は比較的、植え替えに強いと言われています。 ルピナスの育て方用土 赤玉土7、腐葉土2、川砂1を混ぜて使います。酸性の土壌を嫌うので鹿沼土やピートモスは避けます。石灰を撒いてアルカリ性寄りに傾けてもよいでしょう。 種まき 暑さの去った9~10月が種まきの時期。種は固い皮に包まれているので、一晩水に漬けてからまきます。太い根をまっすぐ地下に伸ばすので、植え替えはしません。直接、地表から1cmほどの深さで地面や鉢にまいてしまいます。 苗の選び方 種から育てるのが一般的です。既に花を咲かせている苗は、もう植え替えできないので売られていた時の鉢のまま育てます。 植え付け 土壌が酸性の場合は植え付け一週間前に石灰を混ぜ込んでおきます。花が終わり枯れたルピナスはそのまま土に梳き込むと、よい肥料になってくれます。 水やり 土の表面が乾いてから水をやります。根腐れを起こしやすいので、やや乾燥気味に管理するとよいでしょう。冬は土の表面が乾いてからさらに数日、間をおいて与えます。 追肥 窒素分の少ない肥料を好みます。種まきの際、まず土に混ぜ込み、翌春の生育期に遅効性の肥料を追加します。 剪定 花が終わったら実を付ける前に、花穂の元から切ってしまいましょう。栄養が種に回らずにすむので2回目の花をつけてくれます。 収穫 枝豆よりやや大ぶりなさやをつけます。さやが茶色く乾燥したら種を取り出し、秋まで冷暗所で保管しておきます。 病害虫 風通しの悪い場所で育てると立ち枯れ病、茎腐病にかかりやすくなります。種まきの際、よく間隔をあけるようにしておきましょう。 立ち枯れ病 初期症状は葉枯れ病とほとんど同じで、葉に円形や楕円形の赤褐色の小斑点ができ、斑点の中心部はやや淡い褐色となってくぼんでしまいます。カビが原因の病気です。株全体が萎れてしまい、根元近くからだんだんと黄色く変色してやがて腐ってしまいます。葉には紫褐色の病斑が現れて枯れ落ち、花が咲く前に蕾の状態で褐色になり枯れ死してしまいます。
ルピナスの育て方 まとめ ・移植に弱く、根を深くおろすタイプなので植え替えはしません。 ・耐寒性が強く-5度まで耐えられるといわれています。一方、暑さに弱く、25度を超えると生育が止まり、30度を過ぎると枯れてしまうことも。 ・1シーズンに2回、花が楽しめます。満開を過ぎたあたりで早めに花穂を摘み取っておくと、脇芽が出て、少し小ぶりながら2度目の花を咲かせてくれます。
ルピナスのその他色々狼か?哀しみか? ルピナスの語源には諸説あります。ひとつはラテン語で狼を意味する「ルプス」。やせた土壌でも旺盛に生育し、他の植物を駆逐してしまうことから狼のイメージになぞらえたそうです。もうひとつはギリシャ語で悲哀を指す「ループ」。マメ科の植物ですが、できる豆はとても苦く、噛むと思わず悲しげな顔になってしまうからだとか。 送別会にうってつけの花 小さな花を密生させることから、ルピナスは「多くの仲間」をイメージさせる花になりました。卒業式や送別会など、仲間の存在を感じて欲しい時、ブーケにルピナスを使うと喜ばれそうです。見栄えのする花なので、うるさくなりすぎないようキク科などシンプルな形の花と組み合わせるのが効果的です。 フラワーアレンジメントでも 50cmを超える大きな花穂と、様々な色のバリエーションを持つルピナスはフラワーアレンジメントでもよく使われています。うちわの骨のように長く伸びた葉は、密集する小さな花とは対照的な野趣に富んでいます。ぜひ葉と組み合わせて生けてみてください。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
目次 #ケイトウ の基本情報 ケイトウの育て方 ケイトウの育て方 まとめ ケイトウのその他色々 ケイトウの基本情報 ニワトリのトサカに似た赤い花をつけるところからケイトウ(鶏頭)と呼ばれます。 原産地では多年草ですが、日本の気候では花後に枯れてしまうので1年草として扱います。うねうねとした形状の花はケイトウならでは。本来は一か所しかない花の成長点が帯状にひろがったことで生まれた形です。これは「石化(せっか)」と呼ばれる突然変異。ケイトウはこの石化が珍重され、遺伝的に固定されるようになりました。現代も石化を強調した品種改良が盛んに行われており、20cm以上にもなる細かいひだの入った大輪のケイトウなどが生み出されています。 ケイトウの花言葉 「おしゃれ」、「風変り」、「気取っている」、「色あせぬ恋」、「乙女のまごころ」 花言葉は「おしゃれ」「風変り」「気取っている」。貴婦人がとさかのように飾り立てた帽子をかぶっていたら、確かにファッショナブルではありますが、見る人によっては奇異に映るかもしれません。ケイトウの持つイメージの二面性をよくとらえた言葉ですね。強い花色から「色あせぬ恋」「乙女のまごころ」といった意味もあります。燃えるような花の色、姿から古代ギリシアでは「ケレオス」(燃焼した)と呼ばれるようになり、転じて学名の「セロシア」になりました。盛夏に咲くケイトウは8月の誕生花にもなっています。 ケイトウの基本情報科・属ヒユ科ケイトウ属英名Cockscomb学名Celosia cristata原産地アジア、アフリカ、アメリカの熱帯域出回り時期4月~10月育てやすさ★☆☆☆☆ ケイトウの種類・品種 赤を中心に黄、オレンジ、ピンクと豊富な品種があります。本来は1mを超えますが、15cm程度までしか育たない矮小種も販売されています。インパクトのある花をつけるので、他とのバランスを意識する場合、小さく育つ品種を選ぶとよいでしょう。びっしりと細かい毛におおわれた球状の花をつける「久留米系」は独特の存在感を放っています。炎のような花をつけるタイプの代表格は「キャッスル」です。
ケイトウの育て方用土 赤玉土7、腐葉土3に若干の川砂を加えます。水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすいので気をつけましょう。 種まき 熱帯原産のケイトウは25度以上になってから発芽します。暖かくなるのを待ってからまきましょう。生育が早いので夏場にまいても間に合います。種は光を嫌うので、薄く土をかぶせましょう。 苗の選び方 大きく育ち過ぎた苗を植え付けても、あまり根を伸ばしてくれません。本葉が4~5枚程度しかついていない若い苗を選びます。 植え付け 品種によってサイズが大きく異なります。矮小種なら15cm間隔、大型に育つものは25cm間隔で植え付けます。1年草なので植え替えの必要はありません。 水やり 丈夫なケイトウですが、水切れするとぴたりと成長を止めてしまうので、土の表面が乾いたらすぐ与えるようにします。 追肥 少量の置き肥だけで十分に育ってくれます。与えすぎると葉ばかりが茂るようになり、花をあまりつけなくなってしまいます。 剪定 花の後に大きく切り戻すと脇芽が伸び、2回目の花をつけてくれます。生育期も枝が込み過ぎないよう、適宜切り戻しを行います。 病害虫 風通しが悪いと葉腐れを起こしてしまいます。古い葉を摘み取ったり、切り戻しをして風の通り道を作りましょう。 ケイトウの育て方 まとめ ・暑さに強く栽培が容易。他の植物がぐったりしてしまう真夏でもぐんぐん生育してくれるので、初心者にうってつけです。 ・蒸れに弱いので、地植えの場合は間引きが必要です。徒長した枝も剪定して、風通しをよくしましょう。 ・連作障害を起こしやすいので、同じ場所に2年続けて植えないようにしましょう。鉢植えの場合は毎年、用土を入れ換えます。 ・こぼれ種でもよく増えますが、交雑している可能性もあるので、同じ品種を楽しむなら種を採取するようにしましょう。 ケイトウのその他色々世界中、誰が見ても鶏のとさか 我が国におけるケイトウの歴史は古く、8世紀ごろにインドから中国、朝鮮半島を経て伝わってきました。『万葉集』にもケイトウとみられる花が詠まれています。中国では「鶏冠」の字をあて、日本では「鶏頭花」などと呼ばれるように。地方によっては「とさか」と呼ぶところもあります。英語の「Cockscomb」もやはり鶏のとさかの意味。ケイトウのイメージは万国共通のようです。 ケイトウの俳句が議論呼ぶ 明治の俳人・正岡子規は、病床から庭を眺め「鶏頭の十四五本もありぬべし」と詠みました。当時はいかに自分の心情を込めて詠むかが重要視されていたので、子規の目に映った光景をそのまま表現したであろうこの句は評価が分かれました。ケイトウの赤い色は子規の生命に対する欲求のあらわれだという解釈や、庭に十数本もケイトウが咲いているのはリアリティに欠けるという意見も登場し、俳壇全体を巻き込んだ論議へと発展。後に「鶏頭論争」と呼ばれることになります。 フラワーアレンジメントや仏花としても 存在感のあるケイトウは洋風でも和風でもよくマッチするので、切り花としても大活躍します。花持ちのよさも特長。矮小種の赤いケイトウはイチゴのようにも見えます。白い花と組み合わせてショートケーキに見立てたアレンジメントも人気です。お彼岸の時期に咲くことから仏花としてもよく用いられます。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
目次 #サフラン の基本情報 サフランの育て方 サフランの育て方 まとめ サフランのその他色々 サフランの基本情報 草丈が10cm~30cmくらいのクロッカスなどと同類の球根植物です。最大のサフランで4つくらい花をつけます。長く細い葉と紫の花が特徴です。花の中心には赤くて細い糸のようなめしべがあり、これを取って乾燥させたものが、サフランというスパイスになります。花が咲き終わった後も葉は伸び続け、5月頃に枯れた後休眠に入ります。サフランの大きな特徴は、水も土も使わずに育てることができるという点です。球根だけをおいておくと、11月頃に開花します。水耕栽培は1シーズンですが可能です。日当たりのよい冷涼な場所を好みます。 サフランの花言葉 サフランの花言葉は「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」 古代ヨーロッパにおいてサフランの花はお酒の酔い覚ましの効果があると言われていましたが、あまりに使うと脳神経を刺激し、人を逆に酔わしてしまうと言われていたためこのように名づけられました。名前の由来はクロッカスがギリシャ語の「糸」サフランはアラビア語で「黄色」にちなんで名づけられています。 サフランの基本情報科・属アヤメ科クロッカス属英名saffron crocus学名Crocus sativus原産地地中海沿岸 小アジア出回り時期11月育てやすさ★★★★☆ サフランの種類・品種 サフランには品種がありません。イヌサフランには毒がありますがアヤメ科のサフランとは違うイヌサフラン科の植物です。
サフランの育て方用土 赤玉土7:腐葉土3を混ぜておきます。よく肥えた土が適しています。追肥はすると軟腐病になりやすいので用土を作るときに栄養をいれておきます。 種まき 春、葉がほとんど枯れた時点で土から球根を掘り出します。全部の葉が枯れたら葉を取って乾いた場所に置いて干し、ネットに入れて保存します。 苗の選び方 鉢などで花が咲いたあとに芽かきをして球根の数をしぼるとよいでしょう。鉢やコンテナなどで球根を太らせて堀りあげましょう。 植え付け 8月~9月よりも遅れてしまうと花が小さくなりますので気をつけましょう。地植えは球根2個分くらいの深さに植え、鉢の場合は1個分くらいの深さに植えましょう。 水やり 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。冬はなかなか水がはけないので乾燥していても大丈夫です。 追肥 リン酸が多く含まれるものが適しています。逆に窒素が多いと球根が傷むので病気になってしまいますので避けましょう。 収穫 サフランのめしべを花が咲いた時点ですぐに収穫しましょう。手に色がつくとなかなか取れないので注意しましょう 病害虫 窒素が多いと軟腐病、高温になるとネダニが発生します。肥料を与えすぎたときも軟腐病にかかり、球根が腐るので注意しましょう。 サフランの育て方 まとめ ・植え付けはよく肥えた土に球根1~2個分の深さを掘って植えましょう。 ・植え付けの時期が遅れると花が小さくてよいサフランが取れません。 ・冬場はやや乾燥ぎみに水やりをしましょう。 ・窒素成分が多い肥料を与えすぎると軟腐病になって球根が腐るので気を付けましょう。 ・収穫は花が開いたらすぐにめしべを取り、乾燥させて瓶で空気が触れないように保存しましょう。
サフランのその他色々サフランの豆知識 花のめしべからできる高級スパイスのサフランは昔からパエリアの色付けやブイヤベースなどに使われています。染料などにも利用されていますが160の花で1gという収穫量がとても少ないスパイスですので手間がかかる分貴重なもので高価です。催淫効果・婦人病の予防・記憶障害の改善効果があるともいわれています。栄養はαカロテン、βカロテン、γカロテン、クロセチン、ピクロクロシンが含まれ、香り成分はサフラナールが含まれています。 サフランの収穫方法 花が咲いた時点でめしべをすぐに抜き取ってティッシュなどの上に置き乾燥を促します。乾燥すると取った時よりもさらに細くなります。しっかり乾かしてから瓶に入れて保存しましょう。1年くらいもちます。着色成分のクロシンは水やお湯に浸して色素を出しますが油に溶けない性質を持っています。オーブンの予熱で乾燥させてから使います。有名な料理はサフランライス、ブイヤベース、パエリヤ、クスクスなどがあります。 サフランの歴史 歴史は古く、イランやインドのカシミールでの栽培がはじまりとされています。古代ギリシャ時代ではサフランの黄色はよく使われていました。旧約聖書にもサフランは芳香を放つハーブと記されており、ローマ時代には香水としてよく利用されていました。東洋ではゲストを歓迎するためにサフランを劇場や公会堂の床にまいて香り漂う空間を作り出していたようです。スペインバレンシア地方のものは最高級とされています。ヨーロッパの歴史書には採れる量が少ないため偽物が出回り、厳しく処罰されたという記録が残っています日本には江戸時代末期に漢方の生薬として入ってきました。国内では1800年ごろから栽培が始まり、今は大分県で栽培が行なわれています。
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