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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

アスター(エゾギク)の基本情報 中国北部原産の半耐寒性の一年草で草丈は30センチ~100センチに達し、茎は直立し葉は細長い楕円形で白い毛が生えています。属名のCallistephusは美しい花冠を意味し、花の美しさにちなんでいます。花は3センチほどの小輪から10センチほどの大輪まであり、花色も白、ピンク、紫、赤など豊富にあります。また花形も一重や八重咲き、ポンポン咲きなど様々です。切り花として栽培されることが多く暖地よりも中部地方から北海道にかけてよく栽培されています。日当たりと風通しの良い場所を好みます。お盆のころの仏花など切り花としての需要が多い花です。 アスター(エゾギク)の花言葉 「信ずる恋」「信ずる心」「考えてから」「多種多様」「変化」 花びらを1枚ずつちぎって「好き」「嫌い」「好き」「嫌い」…と花に思いを託す花占いに使われた花であったことからつけられています。「多種多様」「変化」という花言葉は花色や花形の種類の多さから花言葉がつけられています。また、白は「私を信じてください」、紫は「私の愛はあなたの愛より深い」、赤は「変化を好む」、ピンクは「甘い夢」、青は「信頼」という花言葉がつけられています。 アスター(エゾギク)の基本情報科・属キク科エゾギク属英名China Aster学名Calistephus chinensis原産地中国北部出回り時期4月~5月育てやすさ★★☆☆☆ アスター(エゾギク)の種類・品種 耐病性のある品種が主流になっていて「松本」「あずみ」「くれない」「ステラ」などのシリーズがあります。 アスター(エゾギク)の育て方用土 酸性土壌を嫌うので植え付け2週間前に苦土石灰を施しておきましょう。また水はけのよい土を好むので、庭植えの場合は腐葉土を多めに混ぜ、高畝にしておきましょう。連作を嫌うので以前アスターを栽培した場所では数年あけてから栽培しましょう。鉢で栽培する場合も以前アスターを育てたことがあるなら同じ土ではうまく育たないことが多いです。 種まき 発芽適温は15度~20度。秋にも種まきは出来ますが冬越しが難しいので初心者は春にまくのがおすすめです。種まき後は薄く土をかぶせて、種まき直後は湿らせる程度から徐々に量が多くなるように水やりをします。種まき後は新聞紙をかぶせて乾かさないように注意しましょう。 苗の選び方 本葉5枚~8枚程度のよく締まった、根のはった苗を選びます。病気や害虫がついていないものを選びましょう。 植え付け 本葉が7~8枚の頃に定植します。根を傷めないようにそっとポットから抜いて植え付けます。株間は15センチ程度にします。深植えにならないように気をつけましょう。 水やり 乾燥には強いですが、花芽を早くつけてしまうので草丈を伸ばしたい場合は土の表面が乾いたらたっぷり水をやるようにします。 追肥 植え付け後から10日に1回程度のペースで花芽をたくさんつけるようになるまで薄めた液肥をやります。もしくは緩行性化成肥料を6月までは月に1~2回施します。 剪定 不要 病害虫 立ち枯れ病 初期症状は葉枯れ病とほとんど同じで、葉に円形や楕円形の赤褐色の小斑点ができ、斑点の中心部はやや淡い褐色となってくぼんでしまいます。カビが原因の病気です。株全体が萎れてしまい、根元近くからだんだんと黄色く変色してやがて腐ってしまいます。葉には紫褐色の病斑が現れて枯れ落ち、花が咲く前に蕾の状態で褐色になり枯れ死してしまいます。連作を避けることで予防できます。 害虫 シンクイムシ 主に、ヤガ科やツドガ科の幼虫を指します。幼虫は葉の芯を食べてしまうため、植物の生長を止めてしまうことがあります。 ヨトウムシ ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。ハスモンヨトウ、シトシタヨトウなどの種類も含めヨトウムシと呼ばれてます。昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。一度に大量に産卵します。葉裏に大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をしましょう。こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。見つけたら捕殺しましょう。 ハモグリバエ(エカキムシ) ハモグリバエ(エカキムシ)は、ハエの幼虫です。成虫の体長は1~2mmのハエで、卵はさらに小さく、葉肉に産卵します。幼虫は葉の中に潜り込み内部を食い進んでいきます。春は4月くらいから秋の11月くらいまで、長期間にわたり発生します。卵は気温の上がる3月くらいから孵化しはじめ、4月ぐらいに葉に白いうねうねとした線が出ることで気が付くことがおおいです。ハモグリバエには、トマトハモグリバエ、ナスハモグリバエ、マメハモグリバエなどの種類がいます。大量に発生すると葉が真っ白になってしまい、そこから枯れてしまうこともあります。 ▼関連記事葉裏に注意!厄介な害虫「ヨトウムシ」の予防・駆除方法は?アスター(エゾギク)の育て方 まとめ ・酸性土壌と連作は嫌いますので避けましょう 。 ・日当たりと水はけが良い場所で育てましょう。環境が合わないと病気にかかりやすくなります。 ・花がらつみはこまめにしましょう。枯れた花をそのままにすると病気の原因になり、花つきも悪くなります。 ・枯れた下葉はとりましょう。風通しが悪いことが原因で下葉が枯れるので、込み合った部分をとって風通しをよくしましょう。
アスター(エゾギク)のその他色々エゾギクか薩摩菊か アスターはエゾギクという別名がついていますが、江戸時代の中ごろに日本に渡来してから蝦夷ではなく実際は九州で多く作られていたため薩摩菊とも呼ばれます。ほかにチャイナアスターや朝鮮菊とも呼ばれますがこれは中国北部から朝鮮半島北部にかけて自生しているためと考えられます。日本で品種改良がすすみ、その中からヨーロッパへ渡った品種がとても美しかったため19世紀ごろにはフランスで大変もてはやされたそうです。かつてアスター属に分類されていたことからアスターと呼ばれていますが、現在はカリステファス属に分類されています。 アスターの切り花を長持ちさせるコツ アスターは盆や秋の彼岸で切り花としてよく使われます。この切り花を長持ちさせるコツを3つご紹介します。まず1つめは毎日水をかえ、花器と茎部分も洗います。さらに水かえのたびに茎を切り戻しましょう。2つめは葉っぱや小さすぎて咲く見込みのないつぼみは切り落とし葉からの蒸散を抑え、栄養を分散させないようにします。3つ目は涼しい場所でエアコンの風が直接当たらない場所を選ぶことです。 アスターと一緒に楽しむ植物 アスターの花が咲くのと同じ時期に花壇やコンテナで寄せ植えにするなら、野生的な趣のある植物がよく似合います。たとえば星型の花が咲くキキョウや丸みのある花びらのシコンノボタンはどちらも深い紫色なので、アスターのどの色ともよく合い一緒に植えて楽しむことが出来ます。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

  春から初夏にかけては、突風が駆け抜ける日が急に訪れますね。 強い風の中で咲く花として、私が先ず思い浮かべるのは
#ポピー です。 1.シロバナタンポポと綿毛 先日トイカメラを携えて、東京都立川市にある「昭和記念公園」に、アイスランドポピーの原っぱを撮影に行きました。 ゲートを入って直ぐに目に付いたのが、黄色いタンポポに混じってポツリポツリと咲く、白いタンポポ。 関東で暮らす私には、タンポポといえば黄色なのですが、関西では白が多い地域もあるそうですね。 ただこれは、野生の交雑種でしょうか。 中央はやや黄色掛かっていました。
  このシロバナタンポポ、写真写りが良い! もう一枚。
  その脇にはもちろん綿毛。 風を受けて、飛び立ちを待っていました。
  近付いてみると、星の塊のようでした。
  2.突風の中のアイスランドポピー そのまま園内を進み、原っぱ西花畑にやってきました。 そこには30万株のアイスランドポピー。 この日も強い風が、何も遮る物の無い原っぱを、力一杯吹き抜けていました。 ポピーの繊細で美しく透ける大きな花弁が、強風の中で差す傘のように、アッチヘコッチへ。 カメラを向けるとシャッターを切る前に、ファインダーの外へ向かって逃げて行きました。 右へ、
  左へ、
  前屈から後ろ反らし!
  何でそこまで!と思う程に、カメラから逃げようとしました。 3.ポピーは風ごと捕まえる 何年かポピーの撮影に挑戦してきましたが、ポピーは咲く季節とその花姿のせいで、いつも揺れている姿でした。 揺れていると、顔にしっかりピントが合いませんでした。 今まではそれで、失敗写真と見なしていましたので、 ポピーの写真はほとんどありませんでした。 最近は撮影に出ると悪天候なことが多いのですが、 あまりに多いので、その中であがいているうちに、むしろチャンスのような気がしてきました。 悪天候は、劇的な効果をくれることがありますよね。 そこで今年のモットーは、「風ごと捕まえる」。 強い風の中地面ギリギリに構えました。 顔には吹き上げられた土が飛んできました。
  そうすると、「ゴオー」という唸りも一緒に写りました。
  周りの景色も一緒に吹き飛ばされていました。
  あっ!風が弱まり始めました。もう直ぐ止まる。 風が止まってからシャッターを切っても、実は遅いのです。 撮り切る前に、次の風に吹き飛ばされます。 ですから弱まってきたら、風が止まった時に花が来る位置を予測して、そこで構えて待ちました。 パシャ。 風に押されていない顔に、しっかりピントが合いました。
  同じようにタイミングを計って。
 
  ―雲が吹き千切られて光が差す―
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり
ヒヤシンスの基本情報 球根には最初から咲く色が少し出ています。大きな球根からまっすぐに長く伸びた茎と広がる葉、一つ一つの花はあまり大きくありませんが茎に集合して咲くのでブーケのように見えます。花が咲いたら茎を切って分球することで翌年も同じように大きな花を咲かせます。水栽培ではビンに深く伸びた白い根も観賞用として楽しむことができます。甘い香りが特徴でハチが好みます。シュウ酸が含まれているので素手で触ると痛痒くなる人もいます。水栽培の場合は小さな花が咲きます。水栽培の場合はすべての養分を使い果たすので翌年に咲くことはありません。 ヒヤシンスの花言葉 「遊戯」「勝負」「ゲーム」「悲しみを超えた愛」 赤いヒヤシンス・・・「嫉妬」、白いヒヤシンス・・・「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」、紫のヒヤシンス・・・「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」、青いヒヤシンス・・・「変わらぬ愛」、黄色いヒヤシンス・・・「勝負」「あなたとなら幸せ」、ピンク色・・・「しとやかなかわいらしさ」 「ゲーム」はギリシャ神話の美青年ヒュアキントスから名づけられました。太陽の神アポロンとヒュアキントスが愛し合っていることに嫉妬した西風の神ゼピュロスが風を吹かせました。ヒュアキントスは遊んでいた円盤投げが直撃して死亡してしまい、その血からヒヤシンスが咲いたとされています。 ヒヤシンスの基本情報科・属ユリ科ヒアシンス属和名風信子(ヒヤシンス)英名common hyacinth, garden hyacinth学名Hyacinthaceae原産地北アフリカ 地中海沿岸出回り時期12月~5月育てやすさ★★★☆☆ ヒヤシンスの品種・種類 茎丈は20~50cmの球根から育ち、甘い香りでたくさんの花をつけます。色もきれいでピンク、黄色、紫等さまざまなカラーがあります。2000種類以上の品種がありますが一つの細い茎にブーケのように咲くダッチヒヤシンスと一つの球根から複数の茎がでるローマンヒヤシンスが有名です。
ヒヤシンスの育て方用土 酸性の土壌を嫌う性質があります。園芸用土、または1週間くらい前に赤玉中6:腐葉土3:パーミュライト1苦土石灰を混ぜた水はけのよい土を用意しておきます。 種まき 鉢底石を入れた鉢に球根が半分顔を出すくらいの穴を掘り植えつけます。5号鉢に1つです。地植えは球根2個分離して植えます。 苗の選び方 ずっしりと重く、傷がついていない大きな球根を選びましょう。根の部分がすこし出ているほうが育ちやすいです。 植え付け 5号鉢に1個の球根を植えます。植えた後は寒いところにいないと花芽がつかない性質があるので風通しがいい寒い場所に置きます。 水やり 地植えの場合は根が張るまでたっぷりと、根が張ってからは水は特に与えなくても大丈夫です。鉢植えの場合は葉が枯れるまでの間は水やりを続け、6月中旬になったら水やりをやめましょう。 追肥 花が咲くまでは10日に1度液肥を与え、花が咲いたら追肥をやめます。花の時期が終わったら球根の回復のため化学肥料を与えます。 剪定 花が咲いたらそのままにせず切っておくと球根が長くもちます。逆に茎は切ってしまうと病気になるので残しておきましょう。 収穫 山芋と同じシュウ酸が含まれているので素手で触らないように収穫します。花をそのままにしておくと球根にダメージがあるのですぐに摘み取ります 病害虫 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 軟腐病 細菌感染による病気で、球根や茎がどろどろに腐って溶けてしまう病気です。細菌性のため腐ったところは嫌なにおいを発します。傷口から感染するため、害虫等にかじられた部分をそのまま放置していたりすると感染する場合があります。また、芽かき、花を剪定等するときも、なるべく乾燥した天気の良い日に行う方が予防につながります。土の中には軟腐病の細菌がどこにでもあるのですが、株が弱っていたりするとかかりやすくなりますので、土の中のチッ素が過多になりすぎないように肥料を適切に使用することも大切です。感染すると治りにくいため、抜き取るなどして焼却処分しましょう。ちなみに、冷蔵庫のなかにいれておいたレタスなどが切り口からやわらかく腐ってしまうことがありますが、これも軟腐病の細菌が原因なんだとか。 害虫ではありませんが甘い匂いに誘われ、ハチが寄ってきますので注意しましょう。 ヒヤシンスの育て方まとめ ・植え付けは5号鉢に1個の割合で植え、寒いところで花芽をつけさせましょう。 ・水やりは根が張るまでたくさん与え、根が張ったらあまり水やりは必要ありません。 ・花の時期が終わったら茎も切り取り、追日をして球根の回復を行いましょう。 ・シュウ酸で手がかぶれないように手袋をして触ることがポイントです。 ・球根は切り目を入れて分球すると翌年もきれいに咲きます。
ヒヤシンスのその他いろいろヒヤシンスの球根 ヒヤシンスは球根に咲く花の色が出ていますので好きな色が選びやすいという特徴があります。永続型球根ですので5月の植え替えの時期に新しい球根が生まれていたら乾燥させます。ダッチヒヤシンスなどの種類は分球をあまりしないのでナイフで十字に根の部分を切るノッチング作業を行って分球を促します。親球根はノッチングにより花を咲かせることはなくなりますが生まれた球根は2年後くらいに大きな球根に育ち花を咲かせますので乾燥させて保存します。 ヒヤシンスの水栽培 ヒヤシンスは10月~12月に水栽培をすることができます。ダッチ系と呼ばれるゴージャスな品種のほうが水栽培に向いています。芽が少し出ている球根を選ぶと失敗なく育てることができますが、水栽培をすると球根のすべての養分を使い果たしてしまうので次年度からは花を咲かせることができません。球根の土をきれいに取り、容器をしっかりと洗って水を週一のペースで換えながら育てます。根が生えたら水に少し触れる程度にして根を容器から出さないようにしながらそっと水を換えましょう。水栽培は小さな花が咲いたら終了です。 ヒヤシンスの歴史 オスマン帝国のスルタンムラト3世がヒヤシンスをイスタンブールに移植して広がりました。日本へは江戸時代末期にニシキユリという名前で伝えられ、明治にヒヤシンス、ハヤシンスという名前になり、大正時代に一般へと広がりを見せました。
▼その他の花・植物の育て方記事をもっとみるLOVEGREENの育て方一覧 こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なヒヤシンスを育ててみて下さいね♪
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

クリスマスローズの基礎知識 クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。日本では他のヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、欧米ではヘレボルスが一般的な名前です。 クリスマスローズの花言葉 「慰め」、「私の不安を和らげて」、「中傷」、「私を忘れないで」 クリスマスローズは古くはヨーロッパで薬として扱われていました。クリスマスローズの原種の香りは強く清らかで、その香りで人を正常に戻していたと言い伝えられています。この事からクリスマスローズの花言葉は「慰め」「私の不安を和らげて」と付けられました。またクリスマスローズの茎には毒があることから「中傷」という穏やかでない花言葉もついています。愛にまつわるお話では、戦場に出向くヨーロッパの騎士が恋人にクリスマスローズをプレゼントしたことが由来で「私を忘れないで」という花言葉も有ります。 クリスマスローズは純真な心の贈り物 聖母マリアがキリストを生んだ時の逸話。人々がキリストの誕生を祝いに馬小屋へと駆けつける中、一人の少女マデロンも後からついていきました。しかし、マデロンは貧しかった為お祝いの品を何も持ってはいなかったのです。お祝いを出来ない悲しさから溢れた涙が地面に落ちれば天使が現れ、涙の落ちた地面から沢山の真っ白で素敵な花を咲かせました。マデロンは急いで花を摘み取り聖母マリアとキリストに差し出したのです。その差し出した花がクリスマスローズ。クリスマスローズは少女の純真な心が生んだ花だと言い伝えられています。 クリスマスローズ(ヘレボルス)の基本情報科・属キンポウゲ科ヘレボルス属英名Hellebore Christmas rose (クリスマスローズ)学名Helleborus Helleborus niger(ヘレボルス・ニゲル) 原産地ヨーロッパ、西アジア出回り時期10月~3月育てやすさ★★★★★ クリスマスローズという名前はヘレボルス・ニゲルの英名でしたが、日本ではヘレボルス属全てをクリスマスローズと言います。下記の通り英名が違ってきます。 クリスマスローズの種類・品種 クリスマスローズには根から茎が真っ直ぐ立ち上がって葉を茂らせ、茎の先端に花を咲かせる「有茎種」と根から葉の茎と花の茎が別々に育ちそれぞれに葉と花を咲かせる「無茎種」が存在します。
有茎種と無茎種 クリスマスローズは葉や花のつき方などによって有茎種と無茎種に分けられます。その種類によって栽培方法も違ってきます。 有茎種とは茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。
無茎種 葉柄と花柄が根茎から別々に直接出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。
クリスマスローズの育て方鉢の用土 ・赤玉土:腐葉土:パーライト=6:3:1 ・元肥(緩効性肥料) ※酸度は弱酸性から中性が望ましい。 庭の用土 腐葉土:バーク=2ℓ:5ℓと元肥(緩効性肥料) ※酸度は弱酸性から中性が望ましい。 種まき 種まきは5月ごろ採取した種をすぐまく「とりまき」と、種を保存して秋にまく「秋まき」があります。どちらも半日ほど種子消毒用の殺菌剤につけてから作業を行います。発芽するまでの間は日陰で管理し、種を乾燥させると発芽率が悪くなります。乾かさないように保存しましょう。 苗の選び方苗の種類 開花株 種類…初花が咲いている状態で出回る5~6号ポットの苗。 出回る時期…早ければ12月、通常は1~3月の開花時期。 開花見込み株 種類…シーズンを迎えると初花を咲かせる予定の3年生株で、開花株と同じ 5~6号ポットの苗。葉の付け根が太く、秋になった時点で新葉が少ない開花見込み株は数か月後に開花する確率が高い。 ポット苗 種類…2~3号ポットの2年生の苗。1年以上育ててからでないと開花しません。 出回る時期…10月頃から。
選び方のポイント 健全に生育していて、花や葉に黒いしみなどの変色や、縮れのなものを選びます。芽と葉の数は多いが、小さな芽しかないものは花が咲きにくく、芽と葉の数は少ないが、芽が太く充実しているものは花が咲きやすいでしょう。 クリスマスローズの植え替え・植え付け鉢の植え替え・植え付け:10~11月、5月生長を始める10~11月と、花期が終わり花茎を切り終わった5月が最も適しています。クリスマスローズの根が良く伸びて育ちやすいように深めの鉢、 今お持ちの鉢の2まわり大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。
1.根鉢を軽くほぐし、古い土を落とします。 2.水をはったバケツに根鉢をつけ、古い土を全て落としましょう。 3.黒く変色した傷んでいる根を取り除きましょう。 4.根植え替え最適時期以外の植え替えは、根も切らず、鉢も崩さずに植えましょう。 生育期である10~5月位までは日当たりの良い場所で管理し、半休眠期である6~9月は半日陰で管理しましょう。風通しを良くし、過湿を避けて管理しましょう。 庭へ植え替え・植え付け:10~12月、3月 お庭への植え替えなら花期の前である10~12月、花期の最後である3月頃が適しています( お礼肥をあげる前)。クリスマスローズは暑さが苦手です。夏に直射日光が当たる場所は避けて植え付けましょう。庭植えにする際は、開花するまでに時間がかかるため、出来るだけ開花株か開花見込み株を植えましょう。 1.鉢植えの時と同様に、根鉢を軽くほぐし、古い土を落とします。 2.水をはったバケツに根鉢をつけ、古い土を全て落としましょう。 3.黒く変色した傷んでいる根を取り除きましょう。 4.根植え替え最適時期以外の植え替えは、根も切らず、鉢も崩さずに植えましょう。 根詰まりの苗 根がぐるぐると巻いていて根詰まりしている場合は、クリスマスローズの根を5分の1ほど切って植え替えましょう。植え替え時期である10~11月は生育期でもあります。切られた根はまた再生するので、切って植えても構いませんが、この時期以外は根鉢を軽くほぐす程度にとどめておきましょう。 切る際に、5分の1以上に根を切ってしまった場合、その分の地上部の葉を切り取ることでバランスをとります。クリスマスローズの根は、3分の1~2分の1くらいあれば枯死することはありませんので安心してください。 水やり鉢植えの水やり 生育期にあたる10~5月までは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は夕方に水を与えると、夜間の冷え込みのため 根が凍結してしまうこともあるため、晴れた日の午前中に行いましょう。 6~9月は高温多湿になるため根腐れを起こしやすい時期です。この時期は、乾燥気味に育てた方がいいでしょう。 庭植えの水やり 夏に何日も雨が降らない時を除いて、基本的に水やりの必要はありません。 クリスマスローズは芽が上の方にありますので、深植えせず、浅植え気味に芽が隠れないように植え付けましょう。  クリスマスローズの施肥肥料不足の見分け方 葉が黄色い ・窒素不足…葉全体が黄色くなって、根の機能が低下して生育不良になる。 ・カリウム・マグネシウム不足…葉縁、葉脈間など葉の一部分が黄変する。 このように、葉の状態を見て肥料不足かどうか判断することもできます。反対に、窒素肥料過多になってしますと、葉ばかりが茂って花付きが悪くなり、かえって株自体が軟弱となり、病気や害虫に弱い体質になってしまいます。肥料の与えすぎには注意しましょう。 1回目の施肥の時期 10月から11月初旬の生育が始まる時に、緩効性の肥料を 与えましょう。この時期施肥することで、クリスマスローズの花付きが良くなります。 鉢植えで育てている方は、お庭で育てている方と違い、水やりや降雨によって肥料分が流されてしまいます。10~5月までの間、不足するようでしたらリン酸分の多い肥料や液肥で補いましょう。 2回目の施肥の時期 花期が終わった4月にお礼肥の追肥をしましょう。ゆっくりじっくり効くように1回目同様緩効性の肥料を与えましょう。 クリスマスローズの古葉取り 11~12月にかけてクリスマスローズの古葉の切り落としをしましょう。古葉を切ると株本がすっきりとして開花時期にクリスマスローズもより美しく見えます。密植させないためにも古葉取りをしましょう。その際あまり根元ぎりぎりで切ろうとせず、クリスマスローズの芽を落とすことのないように気を付けましょう。 クリスマスローズの花期 1月から3月にかけて美しいクリスマスローズの開花期がやってきます。つぼみの段階でも大変美しいクリスマスローズです。特に白いクリスマスローズのつぼみは、純白の卵のようです。これから1月から3月という長い間咲き続けてくれるクリスマスローズを存分にお楽しみください。 クリスマスローズ花茎・花柄切り クリスマスローズの花期を十分に楽しんだら、花茎・花柄を切りましょう。 ▼茎種は花茎
▼無茎種は花柄
クリスマスローズは種を作ると株も疲れます。初めて開花したばかりの未熟な苗は種取を止め、体力を温存させるためにも種を作る前に花茎・花柄を切り、花瓶などに活けるなどして楽しみましょう。 種を取る取らないにかかわらず、遅くとも梅雨前には花茎・花柄を株元から切りましょう。 この時、有茎種は新しい茎の有無を確かめましょう。新しい茎が出ていない場合は花茎を根元から切ると、ショックで株全体が枯れてしまします。 その場合は、種を取って株を更新させましょう。 種を取る場合は、花に袋やネットをかけ、種が飛び散らないように注意しましょう。 病害虫 灰色カビ病 花、茎、葉に灰色のカビがついて褐色になります。枯れたり腐ったりした茎や葉・花などをそのままにしておくとさらに病気の元となります。病葉はできるだけ早くに取り除きましょう。 ベト病 生長期の多湿状態で発生しやすくなるようです。葉の表面の淡黄色の病班が黒色となります。 ハダニ 気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。 ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。ハスモンヨトウ、シトシタヨトウなどの種類も含めヨトウムシと呼ばれてます。昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。一度に大量に産卵します。葉裏に大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をしましょう。こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。見つけたら捕殺しましょう。 交配 栽培になれたら、クリスマスローズの花を交配することもできるようになります。交配した種をとり、一から育てるとなると花をつけるまで数年かかります。せっかく交配するのでしたらむやみに交配することなく、目指したい花同士(色や花の形)を見極めて交配してみましょう。 交配の方法種子親となるクリスマスローズの花がまだ開ききらないうちにピンセットで雄しべと出来れば蜜腺を取り除く。花粉親となる花はしっかりと開いていて花粉が出ているものを選ぶ。花粉は晴れた日の午前中が良く出る。ピンセットで雄しべを取り、種子親となる株の雌しべにしっかりとこすりつける。他の花の花粉が付かないように、使い捨ての茶こしのような素材のものを被せて覆う。たくさん交配する場合は、何と交配したか分かるように直接袋タグなどを付けると忘れない。種が熟してはじけても、その袋の中で種がはじけるようにしっかりと袋掛けする。
クリスマスローズの育て方 まとめ ・クリスマスローズの育成期間は10月~5月です。 ・時期によって水やりの頻度は違います!10月~5月は頻繁に。 ・休眠期の6月から9月は週1、2回。地植えは水やりなしでも育ちます。 ・育てやすいクリスマスローズですが、害虫には要注意。きちんと生育を見守りましょう。
クリスマスローズのお話クリスマスローズには園芸品種名がない!? クリスマスローズは株分けで大量に増やすことはできません。そのため、種で増やしています。しかし、種で増やしても花色、花形、花の模様が安定せず、同じ花が咲きません。それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力です。そのため、園芸品種をつけられないのがこのクリスマスローズなのです。 同じ花が咲かないからこそ、好みの花を見つけて、育て、新しく交配する楽しみができることがクリスマスローズの魅力の一つとなっています。 クリスマスローズを切り花で楽しむ。 クリスマスローズを切り花で楽しむときは、1番花が咲いてすぐに切ってはいけません。第2花が咲き出すまで、切り花は我慢です。切ったお花はバケツや花瓶などに40度位のお湯を入れ、花の下から茎たっぷりに浸しそのまま冷めるまで入れておきます。クリスマスローズならではの湯上げです。湯あげをしたら、花瓶にたっぷり水を入れ深く水に浸かるように生けて下さい。
花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

まだまだ寒い季節が続きますが、気温が上がる日も出てきましたね。暖かくなってきた3月から4月頃は、冬の間に元気でいてくれた植物たちは終わりの季節になります。暖かくなってシクラメンの花が減ってきたけど、どうお世話したらいいかわからない!という方のために、シクラメンのこれからの管理と夏越しのしかたをお教えします!
#シクラメン の花柄の摘み方 花を摘むときは、茎の根元に近い部分をつかみ、ひねるようにして引っ張って取ってください。土に近いところで切るため、はさみを使うと雑菌が入り、病気になりやすくなってしまうので手で摘んでくださいね! シクラメンの根元はこんな風になっています。
  シクラメンの日々の管理 開花した花が枯れてきたら、その花は摘んでしまってください。そのまま放っておくと種をつけようとしてしまい、他の花が小さくなったり蕾が育ちにくくなってしまいます。その状態がずっと続いてしまうと、花が咲く時期のはずなのに花が咲かなくなってしまったり、株が弱りきって枯れてしまうなんてこともあります。枯れた葉も同様に取ってしまってくださいね。 花の時期が終わったら 新しい蕾が出てこなくなったら、今咲いている花が最後になります。シクラメンは多年草なので、しっかり夏越しをさせると次の年もまた花を咲かせてくれます。夏越しには休眠させる方法と休眠させない方法の2種類あります。
  休眠させる方法 花の時期が終わったら徐々に水をあげる回数を減らしていき、6月頃になったら完全にストップさせます。地上部に葉が残っていても、かわいそうですが水は与えないでください。水が切れると葉が枯れてくるので、摘んでしまってください。葉が完全に枯れたら風通しの良い日陰に置きましょう。シクラメンは暑さと過湿にとても弱いので、夏でも涼しい場所で管理してください。 休眠させない方法 花が咲き終わったら、風通しの良い半日陰の場所に置いてください。シクラメンは暑さが苦手なので、できるだけ涼しいところに置きましょう。水のあげすぎによる過湿や病気に注意しながら、枯れた花や葉は摘み取っていってください。途中で葉数が急に減りはじめたら、休眠の準備を始めた証拠なので、休眠させても大丈夫です。 -夏を越えたら-
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

#スターチス の花言葉 スターチスの花言葉は「変わらぬ心」「永遠に変わらない」。 ―ドライになっても色褪せない!鮮やかな色の「永遠の花」 スターチスは、イソマツ科の一年草と多年草で、花期は4月~7月。ピンクや黄色、紫などの色鮮やかな花を咲かせ、お花屋さんでは切り花として1年中売られています。 スターチスについて科・属 イソマツ科・イソマツ属和名 スターチス,花浜匙(ハナハマサジ)英名 Statice/Limonium学名 Limonium sinuatum原産地 ヨーロッパ、地中海沿岸出回り期  通年スターチス全般の花言葉⇒「変わらぬ心」「永遠に変わらない」
  ピンクのスターチスの花言葉⇒「永久不変」
  淡紫のスターチスの花言葉⇒「上品」
  青紫のスターチスの花言葉⇒「知識」
スターチスの花言葉の由来 スターチスの花言葉「変わらぬ心」「永遠に変わらない」は、スターチスが「永遠の花」と呼ばれるところからきています。花に見えるスターチスの鮮やかなピンクや黄色の部分は花ではなく萼で、中心にある白い小花が本当の花です。この中心の花が枯れ落ても綺麗な色の萼が残ることから、スターチスは「永遠の花」と呼ばれています。 スターチスの花名の由来 スターチスの花名は、ギリシャ語の「statizo(止める)」が語源で、スターチスは下痢止めの薬草として使われていたことからついたと言われています。和名の「花浜匙」は、海辺の地域に咲くことが多く、花の形が匙に似ているところから付けられました。よく見てみると四角ばった匙のようです。
  スターチスの種類 スターチスの野生種は砂漠や荒れ地に自生していますが、園芸種をふくめると世界で約150品種が存在しています。そもそもイソマツという植物は日本に自生する種でLimonium wrightii。園芸種はsinuatum種を中心に品種改良されていて、花色は青やピンク、黄色、白、紫、赤などがあり、中の花が白ではなく、黄色や青の品種も存在、花の大きさにもバリエーションがあるのでコーディネートするのに使いやすく、またスターチスの花言葉や色が長持ちすることからも花束などでプレゼントしやすい花です。
紫色 ・サンデーバイオレット・パープルポント ・ブルーファンタジア 青色 ・コロナディープブルー ・アナブルー 黄色 ・ボンジェリー ・スターエーゼ ピンク色 ・フェアリーピンク ・シェリル ローズ色 ・パッション・エターナルピンク・ダイナローズ ・ガーネット 白色 ・ミルキーイエロー スターチスの花束 スターチスは茎が大きく広がり、花数(萼)も多いので花束にボリュームが出しやすく、存在感のある脇役としてコーディネートしたり、気軽に日常家庭で楽しんだり、仏花としても重宝されています。一本の草姿はかなりひろがっているので、花の向きを考えていくつかに分けて束ねるとまとまりやすいです。 スターチスのドライフラワー 花に見える萼の部分を手で触ってみてもわかるように、鮮やかな花色からは想像できないくらい、もともとカサカサしていて含んでいる水分が少ないため、初心者でも簡単にドライフラワーをつくることができます。花瓶にいれてしばらく花を楽しんだら、スターチスを束ねて花を下向きに風通しのよい室内に吊るすなどして飾ってみましょう。少し時間が経過すると色がやや褪せてきますが、ナチュラルなインテリアに馴染みます。スターチスの花言葉のように、本当に長く楽しめるんです。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

目次
#牡丹 の基本情報 牡丹の育て方 牡丹の育て方 まとめ 牡丹のその他色々    牡丹の基本情報 花はシャクヤクに似ますが、多年草のシャクヤクに対して牡丹は低木で枝分かれし株立ちの形になります。茎の先端に花径15~30センチほどの大きな一花をつけ、花形は一重、八重、千重、万重、獅子咲きなどがあります。一般的には春咲きですが初冬にも年に2回咲く寒牡丹があります。花色は白から桃、紅、朱赤、黄など非常に豊富で変化の幅が広いです。中国原産の花木で奈良時代に薬用木として渡来しその後改良が進んだ結果中国の品種とは異なる独自の品種群がつくりだされました。欧米で改良された品種群にフランスボタン、アメリカボタンがあります。 牡丹の花言葉 牡丹の花言葉は「風格」「王者の風格」「富貴」「壮麗」「恥じらい」「はにかみ」「人見知り」「思いやり」。 「風格」「王者の風格」「富貴」「壮麗」はその花姿に由来します。絹のように薄く大きな花弁が幾重にも重なった豪華な花は重厚で凛々しさすら感じられ、皇帝にも愛されたといわれています。中国ではその華麗さが好まれて楊貴妃の美しさを牡丹に例えたり百花王や花神、花王とも称されます。また美人を形容する花にもなっています。これに対して、「恥じらい」「はにかみ」「人見知り」「思いやり」という女性の姿を連想させるような花言葉もあります。 牡丹の基本情報科・属ボタン科ボタン属英名Tree peony学名Peonia suffruticosa原産地中国北西部出回り時期9月~10月育てやすさ★★☆☆☆   牡丹の種類・品種 紅色の「花大臣」「島大臣」「紫雲殿」、朱赤色の「太陽」、濃桃色の「日暮」、 薄桃色の「新天地」、桃色の「長寿楽」、白色の「白神」、黄色の「ハイヌーン」「金帝」などがあります。
  牡丹の育て方用土 水はけと水持ちの良い土を好みます。庭植えの場合は植え付け時に堆肥をたっぷりと施します。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で配合します。 種まき 鞘から種を取り出したら水につけ、沈んだものだけをすぐにまきます。適期は9~10月頃で種が乾燥すると発芽に時間がかかります。実生では親と同じ花は咲かず開花までには3年以上かかります。 苗の選び方 接ぎ木苗で品種が確実なものを選びます。台木が伸びていないもの、太い根と芽があるもの、鉢植えの場合は太い花芽が3個以上あるものを選びましょう 植え付け 夏の暑さが苦手で休眠期に入るので春植えではなく秋植えにします。植え穴は40~50センチほど大きく掘り、堆肥や牛フンをばけつ一杯ほどすきこんで化成肥料を元肥として加え水はけ良く地表から15センチほど盛り上げて高めに植え、接ぎ木部分は10センチほど隠れるようにし、ボタンの自根をださせるようにします。株間は1mくらいとるとよいでしょう。できれば1年目は花芽をとってしまい花を咲かせず木を生長させる方がよいでしょう。 水やり 春以降根元が乾いたら与えます。根が浅く張るので夏の乾燥期には弱ることがあります。できれば水鉢をつくって水やりをするとよいでしょう。 追肥 肥料を好むので3月に芽出し肥えと花後のお礼肥えを忘れないようにします。根が地表近くにはるので緩効性化成肥料を株元に施します。夏の高温期は不要です。 剪定 9月頃に葉が黄ばんできたら葉を全部摘み取り枝だけにします。その後細い枝や内側に伸びる枝を切り落とします。さらに残った枝も2~3芽を残して切り詰めておきます。台芽が伸びていたらかきとります。 病害虫 病気は4~10月頃にうどんこ病、炭そ病や褐斑病にかかることがあります。害虫はコガネムシ類の食害やカイガラムシに注意しましょう。 牡丹の育て方 まとめ ・置き場は春と秋にしっかり日があたり、夏は半日陰、冬は寒風があたらない暖かい場所が理想的です。夏の西日は寒冷紗などで遮るのが重要です。 ・植え付けは秋に行い、できるだけ大きな穴を掘って水はけを良くし、継目が出るように浅く植えます。その後台木が伸びないようにしっかりとつぎめより上の部分に覆土をしましょう。 ・春につぼみが膨らめば支柱をして花が風に揺れて傷んだりい折れたりしないようにしましょう。 ・植え替えは出来る限り避けましょう。牡丹は植え替えを嫌うので生長が悪くなったなどの理由がない限り植え替えは不要です。
  牡丹のその他色々立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花 女性の美しさを形容する言葉として「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」がありますが、シャクヤクとボタンはよく似ています。なぜ立つのがシャクヤクで座るのがボタンなのでしょう。その理由は花のつき方の違いにあります。シャクヤクが長い茎の先端に花をつけるのに対してボタンは葉の上に座っているかのように花茎をあまり伸ばさず咲くからです。 接ぎ木の仕方 ボタンの殖やし方はシャクヤクの実生苗の根にボタンの枝を切り接ぎします。時期は8月下旬から9月中旬が適期です。まず芽が2~3つついたボタンの枝を準備しシャクヤクの台木にさしこみます。その後接ぎ木テープでとめて固定し半日陰で管理します。 牡丹皮(ぼたんぴ) 牡丹皮(ぼたんぴ)はボタンの根の皮の部分を乾燥させたもので漢方では血中の熱を冷まして活かす作用を持つと考え、消炎、止血、鎮痛などに効果があるとされています。具体的には頭痛や腹痛、婦人科系の疾患などに生薬として利用します。観賞用の品種とは分けて薬用の品種のものを使います。
 
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

目次 シャクナゲの基本情報 シャクナゲの育て方 シャクナゲの育て方|まとめ シャクナゲのその他色々 シャクナゲの基本情報 シャクナゲはツツジ科ツツジ属のうち無鱗片シャクナゲ節というグループに属する植物の総称として用いられます。ツツジに非常に近い種類で、欧米ではツツジと同じものとして大雑把に扱われていますが、花が枝先に房状に咲くものを日本ではシャクナゲと呼んで区別しています。美しい大きな花を房状に咲かせる姿は非常に見応えがあり、花木の女王や花の王とも言われています。ツツジは葉が小さく落葉しますが、シャクナゲの葉は常緑で厚みと光沢があり、寒い冬にも耐えることができます。また、ヨーロッパのプラントハンターが中国から持ち帰ったシャクナゲはその花の美しさから品種改良が盛んにおこなわれ、現在では「西洋シャクナゲ」の名前で日本でも多く栽培されています。 シャクナゲの花言葉 シャクナゲの花言葉は「威厳」「壮厳」「危険」「警戒」 シャクナゲの花言葉には「威厳」「壮厳」「危険」「警戒」といったものがあります。シャクナゲはもともと亜高山帯から高山帯の人の手が届かない場所に生息し豪華な花を咲かせることから、手の届かない高貴さを「威厳」や「壮厳」と表したのでしょう。一方の「危険」や「警戒」はシャクナゲの毒に由来します。シャクナゲにはグラヤノトキシンと呼ばれる毒が含まれており、食べると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こします。あまり良い花言葉ではありませんが、切り花をプレゼントするときは一言毒があるので気を付けるように注意してあげましょう。 シャクナゲの基本情報科・属ツツジ科・ツツジ属英名Rhododendron学名Rhododendron sp.原産地アジア出回り時期4月~5月育てやすさ★★☆☆☆   シャクナゲの種類・品種 シャクナゲは大きく分けて日本シャクナゲと西洋シャクナゲに分類できます。日本シャクナゲは西洋シャクナゲほど花は華美ではないですが、様々な花色があり日本の気候に合っているので比較的栽培しやすいのが特徴です。園芸品種はアズマシャクナゲを基礎にしたものが多く、それ以外でも黄色い花を咲かせるキバナシャクナゲや花色の種類が多いホンシャクナゲなども人気です。西洋シャクナゲは花色や花形、葉の形が多岐にわたり、非常に豪華な花を咲かせるのが特徴です。紫のフリルの入った花を咲かせる「パープルスプレンダー」や葉に斑が入り花も赤い覆輪の入る「ルーズベルト」などがあります。
シャクナゲの育て方用土 シャクナゲは酸性の土壌を好む性質があり、中性やアルカリ性の土壌では生育が悪くなり枯れてしまいます。地植えの場合は鹿沼土やシャクナゲ専用の培養土を混ぜ酸性の土壌にしてあげ、アルカリ性になりやすいコンクリートの近くに植えないようにします。難しい場合は鉢植を鉢ごと土に埋めてあげると失敗がありません。鉢植えの場合は底に軽石を敷き、鹿沼土のみか、鹿沼土、ピートモス、腐葉土を5:3:2で混ぜたものを使います。最近ではシャクナゲ専用の培養土も販売されているので、鉢の数によって使い分けると良いでしょう。 種まき シャクナゲの実が完熟して割け始めたらそのまま種を採り播きします。鹿沼土の微塵と細かく刻んだミズゴケを1:1で混ぜたものを良く水で練り、その上にパラパラと播いていきます。覆土は必要ありません。部屋の中の温かく日光の良く当たる場所に腰水で置き、表面のミズゴケが白く乾く前に霧吹きで水を与えます。4月に入ると発芽してきますので、本葉が4~6枚展開したら1株ずつ同じ用土で植え替えます。 苗の選び方 シャクナゲは開花期にたくさんの品種が出回りますので、花の形や色をみて自分の好みのものを選びましょう。良い苗や特殊な品種が欲しい場合はできるだけ専門店で購入する方が良いです。良い苗のポイントは葉が黄色く変色しておらず、濃い緑色で、幹が太く枝数がしっかりあるものを選ぶことです。また、花軸が太くこんもりと咲いている株は良苗ですので、同じ品種でしたらそちらを選ぶようにしましょう。枝先の葉の数が少ないものは枯れて落ちているので避けるようにしましょう。地植えにしたい場合は移植を嫌うので幼苗を購入しましょう。 植え付け シャクナゲは割と気難しい植物で、植え替えなどを嫌います。植え付ける場所は日当たりの良い場所で、植え替える必要のない場所にしましょう。植え付けの適期は10-11月、または開花前の2月頃が良いです。開花株を購入した場合は10月頃まで植え付けを待つ方が良いでしょう。シャクナゲは根を浅く広げる性質があります。地植えの場合は植える場所に穴を掘り、用土を調整した後埋め戻します。苗の土を3割ほど崩して根を広げるようにして高植えにし、乾燥を防ぐため敷き藁などでマルチングをします。肥料は根が伸びるまで必要ありません。鉢植えの場合は駄温鉢に植え付けます。根鉢を半分程度崩し、根を広げて一回り大きめの鉢に植え付けましょう。植え付け後は水をたっぷり与え、根が伸び始めるまで明るい半日陰で養生します。 水やり 水が切れると株が弱ります。根が浅いので表土が乾いているときはたっぷりと水を与えます。特に夏の晴天が続くときや冬の乾燥する時期は表土が乾燥しやすく、根が傷みやすい時期でもあります。マルチングをして蒸発を防ぐとともに水枯れに注意するようにしましょう。鉢植えの場合は表土が乾いたら水が鉢底から流れるくらい水を与えるようにして下さい。 追肥 基本的に根がきちんとつくまでは根やけを起こしやすいので肥料を控えましょう。定植後1年程度は肥料を与えません。活着した株には花後に液体肥料を規定より10倍薄くしたものを1回水やりの代わりに与えてあげると良いでしょう。夏や開花前(12月~開花期)には肥料を与えないようにします。大株の地植えの場合は花後と10月頃に緩効性肥料を与えましょう。 剪定 元々あまり樹形は乱れないので、強い剪定は行わないようにしましょう。込み合っている枝や勢いの弱い枝、枯れた枝を根元から剪定します。また、花後に花を咲かせなかった枝は1つだけ勢いの強い芽が伸びるので、それを切り取り枝数を増やしましょう。花がらつみをした後にもあまり勢いの強い新芽が伸びてきている場合は摘んであげると複数の枝が伸びます。 病害虫 花期に蕾や花に灰色かび病が発生します。発病した蕾や花は速やかに摘み取ります。その後予防のためにカビに効果のある薬剤を1週間おきに数回散布すると良いです。枯れた花などはそのままにせずきちんと処理するようにしましょう。また、風などで葉が傷つくとそこからにじんだ斑点がつく斑点細菌病が発生します。これも発病した葉を速やかに処分するようにして下さい。土が中性に傾くと葉が黄色く変色して落ちることがあります。特に鉢植えの場合は根詰まりだけではなく土の劣化でも落葉するので、注意するようにしましょう。害虫ではアブラムシやハダニ、グンバイムシがつき葉の汁を吸います。葉水を与えて予防したり、定期的に殺虫剤を散布して予防するようにしましょう。 灰色かび病 ボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。気温が度前半で雨が続くと発生しやすくなります。日当たりや風通しをよくすることが大切です。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 ハダニ ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。 グンバイムシ 葉裏から吸汁する害虫で、成虫の体長は4~5mm程度で翅が透明に近いため、X状の虫に見えます。相撲の行事が持っている軍配に近いのでこの名前がつきました。発生時期は4月~10月です。葉の汁を吸ってしまうため、葉が白くカスリ状に見えます。観賞価値が下がり、生育も悪くなります。ハダニ、コナジラミと同じ症状になりますが、葉裏が黒く汚れているので見分けることが出来ます。   シャクナゲの育て方 まとめ ・植え付け用土は酸性に。植え替えは嫌うので幼苗から育てていきましょう。 ・水は大好きですが過湿は苦手。根が浅いので乾燥に気を付けて! ・花数が多すぎると株の疲労の原因に。花芽を摘んでほどよく咲かせましょう。 ・葉や茎は毒性があるので、作業の後はきちんと手を洗いましょう。
  シャクナゲのその他いろいろ「石楠花」はシャクナゲではなかった? シャクナゲの漢字は「石楠花」あるいは「石南花」と書きますが、中国では「石楠」はバラ科のオオカナメモチと呼ばれる植物を指します。このオオカナメモチは常緑でその葉を石楠葉(せきしょうよう)と呼びリウマチや頭痛、下肢のけいれんなどに用いますが、日本にこの生薬が伝えられた際に常緑で似たような葉をつけるシャクナゲと間違えられた事から石楠花という漢字が使われるようになりました。日本ではシャクナゲの葉を浮腫やリウマチの薬として用いる民間療法がまことしやかに伝えられてますが、これはオオカナメモチの葉の間違いで、実際にシャクナゲの葉を煎じて飲んだ人が中毒を起こして病院に運ばれたケースもあります。全草に毒があるので安易に口にしないようにしましょう。 意外に栽培の歴史は浅い――高嶺の花だったシャクナゲ 春に豪華な花を咲かせるシャクナゲはさぞ昔の人たちの園芸心をくすぐったかと思われますが、実はシャクナゲが一般的に普及したのは江戸時代より後と言われています。園芸好きの日本人がなぜシャクナゲに手を出さなかったのか――その理由はシャクナゲが高山植物であったことが理由に挙げられます。もともと高い山の岩場などに張り付くように咲くシャクナゲは採取がしにくく、「高嶺の花」の由来になったほど。また日本には古くから山岳信仰があり、山の高い頂に咲く岩場に不似合いな豪華な花は山の精霊の化身とされてきました。山は神が住む場所であり、神聖な地で精霊の化身を持ち帰る事は罰当たりな事だと考えられており、こっそりと栽培する人はいましたが大々的に品種改良がされることはありませんでした。時が流れ徐々に山岳信仰が薄れていくにつれ美しいシャクナゲは市場に出回り始め、今ではたくさんの品種が出回るようになったのです。 シャクナゲは挿し木より取り木がオススメ シャクナゲは挿し木で増やすことができますが、なかなか発根しにくいのでできれば多めに挿しましょう。6月頃伸びた若い枝を枝の先端から10cm程度になるように切り、水揚げをします。水揚げ後、葉を3~4枚程度残して全部切り取り、残した葉も蒸散を防ぐために1/2程度に切っておきます。水の中で挿す方の切り口を鋭利な刃物でV字型に切り戻し、発根促進剤をまぶして挿します。挿し土は小粒の鹿沼土かみじん切りにしたミズゴケを少し混ぜたものを用います。挿した後はビニール袋で覆い、湿度の高い状態を保って管理しますが、この際にペットボトルを上1/3で切ったものに用土を入れて挿し、切った部分を再びかぶせて管理すると湿度の管理が楽ですし、根の伸び具合が確認しやすいのでおすすめです。また、根を生やしたい部分の枝の皮を0.5~1cm程度剥がした(環状剥皮)後に湿らせたミズゴケを張り付け、ビニール袋で覆う「取り木」を行うと失敗が少ないのでお勧めです。
他の育て方の記事はこちら。LOVEGREEN育て方記事一覧   花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!花・植物を楽しむインドア編では、観葉植物、インテリアグリーン、インテリアや雑貨など主に室内で楽しめる情報をまとめました。 室内の観葉植物をオシャレに飾ったり、100均DIYでインテリアをつくるアイデアから植物を育てている上でのトラブルや病害虫の対策などなど盛りだくさん。 コチラから屋外で楽しもう! 花・植物を楽しむアウトドア編では、庭やガーデニング、玄関・ポーチのアレンジやベランダなど主に屋外で楽しめる情報をまとめました。 こんな素敵なガーデンにしたい!といったアイデア、アレンジから害虫が出てて困っている、庭木の剪定はどうしたらいいの?といった悩みなど盛りだくさん。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

クレマチスの基本情報 クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「がく」であり、花びらがないというちょっと変わったお花です。四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。
科・属 キンポウゲ科センニンソウ属英名 Clematis学名 Clematis原産地 日本・ヨーロッパ・アジア育てやすさ★★★★ クレマチスの育て方 日常の水やりや日当り、管理をおしえて! 用土 弱酸性の土が理想 専用用土が手軽。クレマチスの土は弱酸性がベスト。保水力、保肥力が高い土もよいです。アルカリ性が強い場合は、鹿沼土やピートモスで酸度調整をしても。また、市販のガーデニング用やクレマチス専用の用土もあります。こちらを使用してもよいでしょう。 クレマチスの良い株の選び方 葉は艶やか、茎とツルはしっかりとしたものが◎お花を楽しみたい場合は蕾がたくさんついているものもよいです。また、品種名がついているとなおよいでしょう。 追肥 開花前に液肥を施しましょう。開花までは週に1回程、液体肥料を規定量施すことで花つきがよくなります。また、3月以降は緩効性肥料を2、3カ月に1回施しましょう。夏は施しません。 水やり 水やりは欠かさず、たっぷりと!クレマチスはとにかく乾燥に弱いです水切れは株が弱ります。夏場など暑い時期は土の様子をみて乾燥していたら夕方にもお水をあげましょう。 植え替え 涼しい時期に根鉢は崩さず行いましょう。クレマチスの根を傷めないよに根鉢は崩さないように行います。大きくなって根が詰まってきた場合は、根詰まりしないようにひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。 温度 寒さには強いので屋外での越冬もできる。冬場は休眠するので葉は落ちますが、春にまた生えます。管理は他の季節と同じで乾燥しないようにお水をあげましょう。 日当たり・置き場所 日当たりが良い場所に置きましょう。クレマチスは日光に当てたほうが花つきもよいので、直射日光や西日を避けて日の当たる場所で管理します。 クレマチスの手入れ日常の手入れ 乾燥が苦手。水やりは欠かさずに クレマチスは乾燥に弱いので、お水やりは忘れないようにしましょう。水切れは株が弱り、花付きも悪くなる原因になります。また、咲き終わった花こまめに花がら摘みをしましょう。 ツルの誘引(ゆういん)をしよう クレマチスはツル性の植物です。そのまま野放しにしておくとツルが伸びて、倒れたりする原因にも。トレリスや支柱を使い、ツルを誘引(ゆういん)してあげることでキレイに育ちます。絡まったりしたツルは手で解いて誘引してあげましょう。
クレマチスの増やし方 クレマチスは挿し木で増やせます。 時期は4月~7月、秋冬咲きの場合は9月~10月が理想。 1 伸びたつるを切る 4月下旬~7月下旬ごろ、今年伸びた新しいつるの堅い部分を10から15cmほど切り取ります。 2 葉を落とす 上の葉っぱ4枚か5枚を残して後の葉っぱを落とします。沢山葉っぱを残すと負担ですが、葉っぱがなければ発根しません。 3 切り口に発根剤をつける  下の切り口には発根剤(ネメデール)をつけます。発根剤はホームセンターで販売しています。他の植物でも流用できますからガーデニングをするのであれば買って損はないです。 4 2節が埋まるように挿す 赤玉土(小粒)や鹿沼土などの土を入れた鉢へ下葉を取って、切った2節目が土の中に埋まるように深く挿します。 5 明るい場所で保管する 明るい日陰から徐々に日の当たる場所で管理する。水が切れないようします。受け皿にはずっと水が溜まっている状態ですので、水が腐らないようにしてください。 発根までは約1カ月半~2カ月ほど。発根したら、普通の培養土かクレマチスの培養土に植えて育ててくださいね。 クレマチスの病害虫対策 クレマチスに虫がついた、これって病気?
  病害虫 うどんこ病 植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 ナメクジ ナメクジは植物の葉やつぼみ、花びら、野菜の新芽などを食べます。大量に発生すると茎だけ残して葉を全て食べられてしまったり、葉が一部食べられて穴が開いても生長不良に繋がります。土の中にいることが多いため、植え替え時に点検したり、雨上がりにチェックすると比較的見つけやすいです。 株全体も害虫がついていないか、鉢底などもチェックして防除、駆除に努めましょう。 ▼病害虫の予防や対策は?葉が白い粉に覆われる「うどんこ病」対策ガーデニングの天敵!農薬を使わないアブラムシの駆除方法植物を食い荒らす「ナメクジ」を駆除しようクレマチスの育て方|まとめ ・乾燥させないようにお水を毎日あげましょう。 ・直射日光や西日を避けて日の当たる場所へ。 ・ツルの誘引(ゆいいん)をしよう。 ・クレマチスの土は弱酸性がベスト。 ▼クレマチスの関連記事クレマチス(テッセン)|花言葉・由来・意味珍しい咲き方の「ベル咲きクレマチス」がかわいすぎる花のある暮らし|つる性を上手く利用!クレマチスの咲く庭 こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なクレマチスを育ててみて下さいね♪ ※情報は随時アップデートする可能性があります。
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笼岛 みどり
2017年05月27日
笼岛 みどり

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#ブルースター の基本情報 ブルースターの育て方 ブルースターの育て方|まとめ ブルースターのその他色々   ブルースターの基本情報 南米原産で暑さに強く、初夏から秋まで咲き続けるうえに暖地では戸外でも冬越し出来るほど比較的丈夫なつる性の多年草で株全体に短い白い毛がはえています。葉は長い楕円形で長さ9センチほどあり、基部は木質化し、花は3センチほどで咲き始めは水色、咲き終わりに近づくにつれて青が濃くなります。青い5枚の花弁が星のように見えることからブルースターの名前がついています。庭植えよりも切り花としてよく用いられます。異名のオキシペタラムで流通することもあります。またガガイモ科でなくキョウチクトウ科に分類されることもあります。
ブルースターの花言葉 「信じあう心」「幸福な愛」という花言葉は結婚式で何か一つ青いものを身につけると幸福になれる、サムシングブルーという欧米の言い伝えに由来すると考えられます。そのため、切り花としてブーケに使用することが多いです。また聖母マリアのシンボルカラーがこの花色と同じブルーなのでつつましさや誠実さを表す花言葉になっています。「星の精」は水色の星の形の花から連想した花言葉といえます。海外では男の子のラッキーカラーなので出産祝いにブルースターの花束が贈られることがよくあります。ほかに「早すぎた恋」「身を切る思い」という花言葉もあります。 ブルースターの基本情報科・属ガガイモ科ツィーディア属和名ブルースター,瑠璃唐綿(ルリトウワタ)英名southern star/ tweedia学名Tweedia caerulea’Blue star’原産地ブラジル、ウルグアイ出回り時期5月~11月育てやすさ★★★☆☆ブルースターの種類・品種 花色が水色だけでなく、白色のものはホワイトスター、Tweedia caerulea’white star’ピンク色のものはピンクスターやローズスターTweedia caerulea’pink star’と呼ばれます。
ブルースターの育て方用土 水はけと通気性の良い、適度な保水性のある用土を好みます。市販の草花用の培養土を用いるか、赤玉土6:腐葉土4の割合で配合した用土を用います。 種まき 発芽から開花までは4~5カ月かかります。発芽適温は20度~25度と高いので3~4月頃であれば加温が必要になります。直根性で移植を嫌うので根が回る前に早めに鉢上げ、定植をしましょう。こぼれ種でもよく育ちます。 苗の選び方 全体的に徒長していない茎の根元がぐらぐらしていないものを選びましょう。また病害虫がないかも確認してから苗を選びましょう。 植え付け 遅霜の心配がなくなったら20センチの株間で植え付けます。直根性なのでできるだけ根を触らないように、傷めないように注意しましょう。 水やり 鉢土の表面が白っぽくしっかりと乾いたらたっぷりと水やりをします。過湿にならないように注意しましょう。 追肥 植え付け時に元肥を施したら、開花期間中に化成肥料を月に1回ほど置き肥にするか、液体肥料を規定の倍率で薄めて1~2週間に1回施すようにします。冬は肥料を与えません。 病害虫 特に目立った病害虫はありませんが、春先の新芽にアブラムシがつくことがあります。薬剤散布で防除しましょう。   ブルースターの育て方|まとめ ・茎はこまめに摘芯をしてわき芽をのばすと枝数が増え、花つきが多くなります。 ・花がらつみはこまめに行いましょう。ほうっておくと種をつけやすいので注意します。1輪ずつ切ってもよいですが。側枝ごと切り戻してもよいでしょう。 ・半つる性のため倒伏しやすいので、支柱を立てるか倒伏したら草丈の半分くらいの位置まで切り戻しをします。 ・水やりは過湿に注意しましょう。ただし春から秋の茎が伸びる時期にはたっぷりとやりましょう。
ブルースターの増やし方やその他色々旧属名のオキシペタルムで流通する名前の由来 オキシペタルムはギリシア語のoxys(鋭い)とpetalon(花弁)に由来し、花の形を言い表したものです。種名のcaeruleaは空色という意味のcaeruleumに由来し、花色からつけられています。 ブルースターの挿し木の増やし方 挿し木で増やします。時期は6月~9月頃に充実した茎の部分を切り取り、下の方の葉を切り取って挿し木用の用土に挿します。発根するまでは直射日光に当てないように半日陰で管理します。寒さで冬越しが危うい場合も秋のうちに挿し木をしておけば翌春に庭に植え付けることが出来ます。 ブルースターを切り花にしたときの水揚げ方法 2種類 ブルースターは切り口から白い樹液がでますので肌の弱い人はできるだけ肌につかないように注意して触れるようにしましょう。ブルースターの水揚げ方法はまず茎を切った後白い液が出るのを1分ほどそのままに放置して乾くのを待ちます。次にタワシなどを使って切り口を流水でよく洗います。白い液が出なくなるのを確認したら花瓶にさします。もうひとつの水揚げ方法はお湯を利用する湯あげです。花に蒸気があたらないように注意しながら切り口を沸騰したお湯に5秒前後つけます。白い液が出なくなったら花瓶につけます。 花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!花・植物を楽しむインドア編では、観葉植物、インテリアグリーン、インテリアや雑貨など主に室内で楽しめる情報をまとめました。 室内の観葉植物をオシャレに飾ったり、100均DIYでインテリアをつくるアイデアから植物を育てている上でのトラブルや病害虫の対策などなど盛りだくさん。 花・植物を楽しむアウトドア編では、庭やガーデニング、玄関・ポーチのアレンジやベランダなど主に屋外で楽しめる情報をまとめました。 こんな素敵なガーデンにしたい!といったアイデア、アレンジから害虫が出てて困っている、庭木の剪定はどうしたらいいの?といった悩みなど盛りだくさん。
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